JPH0610248U - 紙葉類収納箱 - Google Patents

紙葉類収納箱

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JPH0610248U
JPH0610248U JP5026792U JP5026792U JPH0610248U JP H0610248 U JPH0610248 U JP H0610248U JP 5026792 U JP5026792 U JP 5026792U JP 5026792 U JP5026792 U JP 5026792U JP H0610248 U JPH0610248 U JP H0610248U
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JP5026792U
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保夫 岡崎
幸広 根本
一志 ▲吉▲村
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙幣の先端部をフィードローラ側へ傾けるこ
とにより、紙幣の繰り出し動作を確実に行なう紙葉類収
納箱を提供する。 【構成】 紙幣10の後端部10bが紙幣押え15と向
き合う位置にガイド18を固定し、このガイド18に紙
幣10と接触する傾斜部18aを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、現金自動支払装置あるいは光学式文字読取装置等に使用される紙葉 類収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば現金自動支払装置においては、装置内に紙葉類(紙幣)を収納す る紙葉類収納箱が使用されている。以下に従来の紙葉類収納箱の構成を図面に基 づいて説明する。図4は、現金自動支払装置の内部構成図であり、図5は、従来 の紙葉類収納箱を現金自動支払装置に装着した場合の側面図である。
【0003】 図4において、現金自動支払装置1の内部には紙葉類収納箱2が装着されてい る。また紙葉類収納箱2の中には、図示していない紙幣が収納されている。現金 自動支払装置1には、繰り出し機構3が設けられていて、この繰り出し機構3は 、紙葉類収納箱2から紙幣を繰り出す繰り出しローラ(以下、ピックアップロー ラと称す)4、このピックアップローラ4により繰り出された紙幣を搬送路5に 送り出すフィードローラ6、及び紙幣が二枚以上繰り出された場合に第二枚目以 降を送り戻すリバースローラ7等により構成されている。繰り出し装置3により 繰り出された紙幣は、搬送路5を通り図示していない鑑別部で鑑別され、一時貯 留部8に集積される。そして一時貯留部8に所定枚数の紙幣が送り込まれると、 払出口9から送り出される。
【0004】 次に図5において、紙葉類収納箱2の内部構成を詳しく説明していく。この紙 葉類収納箱2の内部には紙幣10を積載する中間板11が設けられ、収納箱上面 には紙幣10を装填する際に開閉される装填用扉12が設けられている。中間板 11上には、紙幣10が縦置きの状態で収納される。装填用扉12の内側には、 現金自動支払装置1に装着されたことを条件として紙葉類収納箱2の開口部13 を開閉する上面扉14が設けられている。また、紙葉類収納箱2には、集積状態 で収納した紙幣10を紙幣押え15へ向けて押圧する可動板16が設けられてお り、この可動板16は、矢印A−A′方向に移動自在に支持されるとともに、一 端を中間板11に固定し、他端を可動挟持板16に固定した引っ張りバネ17に よって矢印A′方向、つまり紙幣押え15へ向けて付勢されている。
【0005】 このような構成の紙葉類収納箱2に紙幣10を収納し、現金自動支払装置1へ 装着すると、紙幣押え15の図示していない切り欠き部からピックアップローラ 4が突出し、紙葉類収納箱2中の紙幣10の先端部に圧接する。この後ピックア ップローラ4を回転させ、紙幣10を上方へと送る。そして、紙幣10をフィー ドローラ6とリバースローラ7の間に入り込ませると、フィードローラ6の矢印 B方向の回転によりさらに上方へと送られる。二枚重ねがあればリバースローラ 7の矢印B方向の回転によりその二枚目以降を送り戻す。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の装置では現金自動支払装置1に紙葉類収納箱2を図 5に示す矢印A′方向へ移動しながら装着すると、図5に示す紙幣押え15から 突出したピックアップローラ4により紙葉類収納箱2に収納されている紙幣10 が押し戻される。このとき紙幣10と紙葉類収納箱2の中間板11の間の摩擦力 や可動板16の移動をガイドする図示していないガイド部の摩擦力によって、紙 幣10の一部は可動板16と一体となって移動することはなく、ピックアップロ ーラ4近傍の紙幣10のみが圧縮される。それ故、図6に示すように紙幣10が リバースローラ7側に、すなわち紙幣10の後端部10bがその先端部10aよ り紙幣押え15に近づくように傾く場合があった。この状態でピックアップロー ラ4により紙幣10を繰り出すと、図7に示すように紙幣10の先端部10aが リバースローラ7に衝突し、繰り出し不良が発生するという問題があった。尚、 図6、図7は、従来の不具合例を示す説明図である。
【0007】 この考案は、以上述べた、繰り出し不良が発生するという問題点を除去するた め、紙葉類収納箱を装着した後の紙幣の集積状態を適正にして紙幣を一枚ずつ確 実に分離して繰り出し動作を円滑に行なわせることができる紙葉類収納箱を提供 することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案では、紙葉類を積載する紙葉類積載板と、 繰り出しローラの一部を突出させる切り欠き部を有する押え板と、前記紙葉類積 載板に沿って移動可能で、かつ前記押え板の方向に付勢され、前記押え板との間 で前記紙葉類積載板上の紙葉類を挟持する可動板とを有し、集積された紙葉類を 前記繰り出しローラによって一枚ずつ繰り出す紙葉類収納箱において、前記押え 板の紙葉類繰り出し方向とは反対側に設けられ、収納された紙葉類の後端部が接 触する傾斜部を有するガイドを設けたものである。
【0009】
【作用】
紙葉類を収納した紙葉類収納箱を装置に装着させると、押え板に設けられた切 り欠き部から繰り出しローラの一部が突出し、収納された紙葉類の先端部を押圧 する。また紙葉類後端部は、前記押え板に固定されたガイドの傾斜部に接触する 。このような状態になっている紙葉類を繰り出しローラにより上方へ繰り出すと 、紙葉類は確実に上方へと搬送される。
【0010】
【実施例】
以下本考案の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。尚、各図面 に共通する要素には同一の符号を付す。 図1は、本考案の一実施例の紙葉類収納箱を示す側面図であり、現金自動支払 装置に装着された状態にある。図2は、本考案の一実施例の、現金自動支払装置 に装着前の紙葉類収納箱を示す側面図であり、図3は本考案の一実施例の紙葉類 収納箱を示す正面図である。
【0011】 図2において、紙幣10の後端部10bが紙幣押え15と向き合う位置にガイ ド18が取り付けられ、ガイド18の下方には、紙幣10の後端部10bに向っ て傾斜部18aが形成されている。またガイド18は、例えばプラスティック等 の低摩擦部材から成っている。他の構造については、従来技術と同様のものであ り、この様に構成された紙葉類収納箱21に紙幣10を装填すると、紙幣10の 先端部10aは紙幣押え15に、後端部10bは、ガイド18の傾斜部18aに 、それぞれ接触し、紙幣10の先端部10aが、その後端部10bより紙幣押え 15に近づくように斜めに傾いた状態になっている。また、図3において、ガイ ド18は、ピックアップローラ4の直下に固定されている。
【0012】 図1において、紙幣10を装填した紙葉類収納箱21を現金自動支払装置1へ 装着すると、図3に見られる紙幣押え15の切り欠き部15aからピックアップ ローラ4が突出し、紙葉類収納箱21に集積された紙幣10の先端部10aと接 触する。この状態において、紙幣押え15からガイド18の傾斜部18aの先端 までの距離は、ピックアップローラ4の突出距離よりも長くしている。それ故、 紙幣10の先端部10aは、フィードローラ6とリバースローラ7の圧接点にお ける接線よりも、フィードローラ6側へ傾く。
【0013】 次に上記構成による本実施例の動作について図1、図2、図3に基づいて説明 する。 紙葉類収納箱21に紙幣10を装填する場合、装填用扉12を開いて可動板1 6を紙幣押え15とは反対方向に移動させ、紙幣10を紙葉類収納箱21に装填 して可動板16を放すと、引っ張りバネ17の張力により可動板16が紙幣押え 15の方向にスライドして紙幣10を押圧し、紙幣10は縦置きの状態で収納さ れる。
【0014】 紙幣10を紙葉類収納箱21に装填した後、現金自動支払装置1に装着させる と、上面扉14が矢印A方向へスライドし、その開口部13からフィードローラ 6とリバースローラ7の一部が入り込む。また、紙幣押え15の切り欠き部15 aからピックアップローラ4の一部が突出し、紙葉類収納箱21に集積された紙 幣10を押圧する。この後ピックアップローラ4が回転し、紙幣10を上方へ送 り出す。これにより紙幣10をフィードローラ6とリバースローラ7の間に入り 込ませる。フィードローラ6とリバースローラ7を矢印B方向に回転させると、 一枚目の紙幣10が分離されてさらに上方に送られる。二枚重ねがあれば、二枚 目以降の紙幣10は、リバースローラ7により繰り出し動作を阻止される。その 後の動作については、従来技術と同様である。
【0015】 図1において紙幣10は、先端部10aがフィードローラ6側へ傾いた状態で ピックアップローラ4へ圧接しているので、そのままの状態で、ピックアップロ ーラ4により紙幣10を繰り出した場合、紙幣10の先端部10aは、リバース ローラ7に突き当たることはなく、フィードローラ6方向へ繰り出される。
【0016】 またガイド18は低摩擦部材で形成され、しかも紙幣10の後端部10bがガ イド18の傾斜部18aに接触しているので、紙幣10をピックアップローラ4 により一枚ずつ繰り出す時、紙幣10は、ガイド18の摩擦力の影響をほとんど 受けずに安定した繰り出しが行なわれる。またガイド18は、ピックアップロー ラ4の直下に設置され、ガイド18の傾斜部18aで規制された紙幣10の一部 がピックアップローラ4に圧接することになるので、圧接していない部分が多少 湾曲していたとしても確実にフィードローラ6へ繰り出すことができる。さらに 分離動作においても、分離された残りの紙幣10が、ピックアップローラ4の逆 回転によって戻される時、紙幣10の後端部10bは図6に示すような不具合状 態になることはなく、ガイド18の傾斜部18aの傾斜に沿って移動し、中間板 11まで戻される。
【0017】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、紙葉類収納箱内にある押え板の紙 葉類接触面に、低摩擦で、かつ傾斜部を有するガイドを設けたので、紙葉類を収 納した収納箱を装置に装着すると、紙葉類の先端部がフィードローラ側へ傾くの で、紙葉類の集積状態が適正になり、紙葉類の繰り出し動作を確実に行なえる。 また、ガイドの摩擦力をほとんど受けないので、円滑な繰り出し動作を行なうこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の装置装着後の紙葉類収納箱を示す側
面図である。
【図2】一実施例の紙葉類収納箱の装着前の側面図であ
る。
【図3】一実施例の紙葉類収納箱を示す正面図である。
【図4】現金自動支払装置を示す内部構成図である。
【図5】従来の紙葉類収納箱の装着を示す図である。
【図6】従来の不具合例を示す説明図である。
【図7】従来の不具合例を示す説明図である。
【符号の説明】
4 ピックアップローラ 10 紙幣 11 中間板 13 開口部 15 紙幣押え 16 可動板 17 引っ張りバネ 18 ガイド 18a 傾斜部 21 紙葉類収納箱

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を積載する紙葉類積載板と、繰り
    出しローラの一部を突出させる切り欠き部を有する押え
    板と、前記紙葉類積載板に沿って移動可能で、かつ前記
    押え板の方向に付勢され、前記押え板との間で前記紙葉
    類積載板上の紙葉類を挟持する可動板とを有し、集積さ
    れた紙葉類を前記繰り出しローラによって一枚ずつ繰り
    出す紙葉類収納箱において、 前記押え板の紙葉類繰り出し方向とは反対側に、収納さ
    れた紙葉類の後端部が接触する傾斜部を有するガイドを
    設けたことを特徴とする紙葉類収納箱。
JP1992050267U 1992-07-17 1992-07-17 紙葉類分離装置 Expired - Lifetime JP2601032Y2 (ja)

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