JPH06102415A - 集光板 - Google Patents

集光板

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JPH06102415A
JPH06102415A JP4254758A JP25475892A JPH06102415A JP H06102415 A JPH06102415 A JP H06102415A JP 4254758 A JP4254758 A JP 4254758A JP 25475892 A JP25475892 A JP 25475892A JP H06102415 A JPH06102415 A JP H06102415A
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JP
Japan
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light
substrate sheet
plate
grooves
surface grooves
Prior art date
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Pending
Application number
JP4254758A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruaki Konno
輝昭 紺野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keiwa Shoko KK
Original Assignee
Keiwa Shoko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Keiwa Shoko KK filed Critical Keiwa Shoko KK
Priority to JP4254758A priority Critical patent/JPH06102415A/ja
Publication of JPH06102415A publication Critical patent/JPH06102415A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光の反射と透過を同時に行い、フィルム面の
光拡散性を向上させ、面発光のハレーション等を防止
し、輝度を向上させることが可能な集光板を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 基板シート2の表面に、凹凸状の表面溝3、
3を同心円状又は渦巻状に形成したことを特徴とする集
光板1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光の反射と透過を同時
に行い、光を伝えたり、分散させたりする集光板に関
し、例えば、液晶表示ディスプレイにおいて、液晶パネ
ルのバックライト光源の光を均一に液晶表示素子に導光
するために用いられる集光板に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、光の反射と透過を同時に行い、光を伝えたり、分散
させたりするフィルムとしては、 (1)図8に示したように、アクリル樹脂などからなる
透明基板の片面を、光源からの入射光に沿う方向の平行
なヘアライン状に粗面化して、光反射性及び透過性をも
たせたものとして、実公昭57−56238号及び実公
昭58−25405号がある。
【0003】(2)また、ポリカーボネートフィルムの
片面に、断面三角形状の平行なプリズム状の溝を形成し
たものがある(「SOLF(商品名)」、住友スリーエ
ム株式会社)。
【0004】しかしながら、(1)のヘアライン状に粗
面化してなるものでは、面発光の輝度が十分ではなく、
いまだ満足のいくものではなく、(2)のプリズム状の
溝を形成したものにあっては、面発光の輝度は十分であ
るが、三角形プリズム状の溝が平行に設けられているの
で、光の拡散性の点において良好ではなく、光のハレー
ションが発生し、ぼやけ、ちらつきなどが生じ好ましく
なかった。
【0005】本発明は、このような現状に鑑み、光の反
射と透過を同時に行い、フィルム面の光拡散性を向上さ
せ、面発光のハレーション等を防止し、輝度を向上させ
ることが可能な集光板を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題及び目的に鑑み発明なされたものであって、基板シー
トの表面に、凹凸状の表面溝が同心円状に形成されてい
ることを特徴とする集光板である。
【0007】また、本発明は、基板シートの表面に、凹
凸状の表面溝が渦巻状に形成されていることを特徴とす
る集光板である。
【0008】さらに、本発明は、前記表面溝が、基板シ
ートの両面に形成されていることを特徴とする集光板で
ある。
【0009】
【実施例】以下、本発明の集光板材について、添付図面
に基づいてより詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の集光板材の部分拡大断面
図であり、図1において1は全体で本発明の集光板を示
し、基本的に、集光板1は、基板シート2と、該基板シ
ート2の表面に凹凸状の表面溝3,3とから構成される
ものである。
【0011】ここで、基板シート2としては、透明性を
有する物質から構成されるのが好ましく、例えば、ポリ
カーボネート(PC)、アクリル樹脂、ポリスチレンな
どの透明な合成樹脂等が使用可能である。なお、これ以
外であっても要するに透明であって、光の通過を阻害し
ないもので、導光性能を保持し、かつ、目的とする用途
に応じた弾性、耐久性などの諸特性を兼ね備えたもので
あれば、基板シート2としていずれのものでも使用可能
である。
【0012】また、光拡散性をより向上するためには、
不均一構造を有する樹脂を使用するのが好適である。こ
こで、不均一構造を有する樹脂とは、ポリマー固体内に
種々の大きさの相関距離を有する、不均一構造を有し、
白濁するような樹脂、例えば、メチルメタクリレート
(methyl methacrylate)とビニル
ベンゾエート(vinyl benzoate)の共重
合体、ポリ(2,2,2−トリフルオロエチルメタアク
リレート)(poly(2,2,2−trifluor
oethyl methacrylate)をポリメチ
ルメタクリレート(poly methyl meth
acrylate)中に分散させた重合体等であり、こ
れらのポリマーは、ポリメチルメタクリレート(PMM
A)重合体内部に、ポリビニルベンゾエート(PVB)
又はポリ(2,2,2−トリフルオロエチルメタアクリ
レート)の微粒子が形成され、ミクロ相分離構造となり
白濁するものから構成すればよい。これにより、重合体
内に分散、形成された微粒子により、本集光板を通過す
る光が均一に拡散されるとともに、従来の集光板と比較
して格段とその輝度が向上する。
【0013】なお、これらの場合、基板シート2の厚さ
は、約20〜5000μm程度であるのが好ましい。
【0014】また、表面溝3、3は、本集光板1の光拡
散性と輝度を向上させるためには、図2に示したように
同心円状とするか、又は図3に示したように渦巻状とす
るのが好適である。さらに、図4に示したように、基板
シート2の両面にこのような表面溝3,3を形成しても
良い。
【0015】このように、表面溝3、3を同心円状又は
渦巻状とすることにより、面発光が同心円状に行われる
ため、本集光板1を通過する光の拡散が極めて良好であ
り、光のハレーションが発生し、ぼやけ、ちらつきなど
が発生することが防止できるようになっている。
【0016】さらに、この表面溝3,3の溝の断面形状
ならびに溝のピッチは、目的とする光拡散性及び輝度に
応じて適宜選択すればよく、特に限定されるものではな
いが、溝のピッチは、約10μm〜2000μmが適当
である。
【0017】また、基板シート2の表面にこのような溝
を形成する方法としては、(1)同心円状又は渦巻状の
凹凸の溝を形成した型板を、プラスチック板に押し付
け、同時に型板とプラスチック板との間を真空にし、プ
ラスチック板を型板に密着成形する、いわゆる「真空成
形法」、(2)プラスチック板を加熱・軟化させ、該板
面に、同心円状又は渦巻状の凹凸の溝を形成した型板を
押し当てて成形する、いわゆる「熱プレス法」、などが
採用可能である。
【0018】さらに、図5に示したように、基板シート
2の下面に、銀、アルミニウムなどの金属を蒸着した金
属蒸着層、又は二酸化チタンなどの白色顔料から構成さ
れる光反射層4を設ければ、図6に示したように、集光
板1の基板シート2の側部より進入した光線Cは、基板
シート2の下面に形成された光反射層4と、基板シート
2の界面との間で反射され、基板シート2の上面に導光
され、均一に導光・拡散されるようになっている。
【0019】なお、本発明の集光板1を、図7に示した
ように、液晶表示ディスプレイ装置10に適用し、拡散
板13と液晶パネルの裏側に配設されたバックライトと
しての蛍光管11との間に配設して、蛍光管11より照
射された光線が、集光板12を通過し、該集光板12に
よって上方に導光された光線が、集光板12の上方に配
設された拡散板13により均一に拡散通過され、拡散板
13の上方に配置された液晶表示素子14に導光される
ようにすることが可能である。
【0020】実施例1 厚さ2.5mmの透明アクリル板を加熱・軟化させ、こ
のアクリル板の表面に、溝のピッチ500μmの渦巻状
の凹凸溝を形成した型板を、プレス圧縮して押し当て、
アクリル板の表面に渦巻状の溝を形成した。
【0021】このアクリル板の下面(渦巻状溝の面と反
対側の面)に、酸化チタンよりなる白色顔料を塗布し
た。
【0022】これを、液晶バックライト用の光拡散板と
して使用した結果、従来の透明プラスチック板からなる
光拡散板を使用した場合に比較して、その輝度が30%
向上した。
【0023】
【作用・効果】このように、構成される本発明の集光板
は、基板シートの表面に、凹凸状の表面溝を同心円状又
は渦巻状に形成したので、面発光が同心円状に行われる
ため、本集光板1を通過する光の拡散が極めて良好であ
り、光のハレーションが発生し、ぼやけ、ちらつきなど
が発生することが防止でき、例えば、液晶表示ディスプ
レイにおいて、液晶パネルのバックライト光源の光を均
一に液晶表示素子に導光するために集光板として用いれ
ば、従来より格段と光拡散性を向上させ、面発光のハレ
ーション等を防止し、輝度を向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の集光板を示す部分拡大断面
図である。
【図2】 図2は、本発明の集光板の一実施例の上面図
である。
【図3】 図3は、本発明の集光板の別の実施例を示す
上面図である。
【図4】 図4は、本発明の集光板のさらに別の実施例
を示す部分拡大断面図である。
【図5】 図5は、本発明の集光板のさらに別の実施例
を示す部分拡大断面図である。
【図6】 図6は、本発明の集光板を通過する光線の通
過状態を示す部分拡大断面図である。
【図7】 図7は、本発明の集光板を液晶表示装置に適
用した状態を示す断面図である。
【図8】 図8は、従来の集光板を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…集光板 2…基板シート 3…表面溝 4…光反射層 10…液晶表示ディスプレイ装置 11…蛍光管 12…集光板 13…拡散板 14…液晶表示素子 C…光線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板シートの表面に、凹凸状の表面溝が
    同心円状に形成されていることを特徴とする集光板。
  2. 【請求項2】 基板シートの表面に、凹凸状の表面溝が
    渦巻状に形成されていることを特徴とする集光板。
  3. 【請求項3】 前記表面溝が、基板シートの両面に形成
    されていることを特徴とする集光板。
JP4254758A 1992-09-24 1992-09-24 集光板 Pending JPH06102415A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4254758A JPH06102415A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 集光板

Applications Claiming Priority (1)

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JP4254758A Pending JPH06102415A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 集光板

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