JPH06102366A - 可動飾り付き時計 - Google Patents

可動飾り付き時計

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JPH06102366A
JPH06102366A JP25131992A JP25131992A JPH06102366A JP H06102366 A JPH06102366 A JP H06102366A JP 25131992 A JP25131992 A JP 25131992A JP 25131992 A JP25131992 A JP 25131992A JP H06102366 A JPH06102366 A JP H06102366A
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JP
Japan
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cam
drive lever
swing
cam follower
driving lever
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Application number
JP25131992A
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English (en)
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JPH07117587B2 (ja
Inventor
Shigeru Kobata
繁 木幡
Koji Kitaura
広治 北浦
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Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成によって趣向性に富んだ可動飾り
付き時計を安価に提供する。 【構成】 揺動自在に支持されている駆動レバー12
に、スライド部材15がこの駆動レバー12の長手方向
に沿ってスライド自在に設けてあり、この駆動レバー1
2の揺動に伴ってスライド部材15に設けてあるカムフ
ォロワ18が追従可能であるカム19が実質的に駆動レ
バー12の揺動方向に沿って延伸するように設けてあ
り、カムフォロワ18に連動して飾り7が回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、面白さを表現した可動
飾り付き時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より動きを取り入れた時計として、
からくり時計がよく知られている。例えば正時になると
扉が開き、人形などが出てきて踊ったり、音楽を演奏し
たりするものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような時計は見る
人を楽しくし、ビルや地域の名物になり、大きな集客力
のあるものであるが、機構が複雑であり、大型化して高
価なものであるため、一般の需要者にとっては入手し難
いという問題があった。本発明の目的は、簡単な構成に
よって楽しく夢のある時計を安価に提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ための本発明の可動飾り付き時計は、揺動自在に支持さ
れている駆動レバーに、スライド部材がこの駆動レバー
の長手方向に沿ってスライド自在に設けてあり、この駆
動レバーの揺動に伴ってスライド部材に設けてあるカム
フォロワが追従可能であるカムが実質的に駆動レバーの
揺動方向に沿って延伸するように設けてあり、カムフォ
ロワに連動して飾りが回転するようになっている。
【0005】
【実施例】本発明の詳細を、図面に示す好適な実施例に
そって説明する。図1,2に示すように、枠体1の前面
には、透明カバー2が固定してあり、この透明カバー2
の奥に、飾り板3が固定してある。
【0006】飾り板3の下方には、正面円形の文字板部
3aが形成してある。文字板部3aの背面に取り付けて
ある時計機械体4から、指針軸4aが文字板部3aを貫
通して前方に突出しており、その突出端に指針5が取り
付けてある。
【0007】文字板部3aの上方には、可動飾りである
4体の人形6,6および7,7が、それぞれ飾り板3の
前方に位置している。
【0008】飾り板3の後方に取り付けてある固定板8
の上部左右には、2本の支軸9,9が突出形成してあ
り、この各支軸に、L字形の揺動レバー10,10がそ
れぞれ揺動自在に取り付けてある。この揺動レバー1
0,10の下端部には、上記した人形6,6が取り付け
てある。このため、人形6,6は支軸9,9を中心とし
て左右に揺動自在となっている。
【0009】固定板8の上部中心には、支軸11が突出
形成してあり、この支軸11に、駆動レバー12が揺動
自在に取り付けてある。
【0010】図3に示すように、駆動レバー12の背面
には、円弧状をなすラック12aが一体に形成してあ
る。このラック12aは、固定板8に取り付けてある正
逆回転可能な駆動モータ13のピニオン13aに、中間
歯車14を介して噛合している。 駆動レバー12の背
面にはさらに位置検出用ガイド部12bが一体に形成し
てあり、駆動レバー12が左端または右端に到達したと
きに、固定板8に取り付けてあるマイクロスイッチ2
0,20のスイッチ片に当接可能である。
【0011】図1に示すように、駆動レバー12の上部
側辺は、上記した揺動レバー10,10の各側辺に当接
可能であり、駆動レバー12の支軸11を中心とする揺
動に伴って、揺動レバー10,10がそれぞれ左右に揺
動駆動されるようになっている。
【0012】図2,3に示すように、駆動レバー12に
は、この駆動レバー12の長手方向に沿ってスライド自
在である2つのスライド部材15,15が嵌合してい
る。この2つのスライド部材の間にはコイルバネ16が
取り付けてあり、スライド部材同士で互いに引っ張り合
っている。
【0013】スライド部材15,15には、軸17,1
7が回転自在に貫通しており、その後端部には、後述す
るカム面に係合するカムフォロワ18,18が固着して
ある。軸17,17の先端部は、飾り板3に正面から見
て波状に形成してある2本の溝3b,3bを貫通して前
方に貫通突出しており、その突出端に、前記した人形
7,7がそれぞれ固着してある。
【0014】固定板8前面の、2本の溝3b,3bに挾
まれた部分の後方側に相当する部分には、カム19が固
定してある。このカム19は板状をなし、その上辺と下
辺とにそれぞれ凸状のカム面19a,19aが形成して
ある。このカム面19a,19aはそれぞれ波状に形成
してあるものであり、前記したカムフォロワ18,18
がそれぞれ係合可能である。
【0015】このため、駆動レバー12が支軸11を中
心として揺動すると、コイルバネ16によってカム面方
向に付勢されているカムフォロワ18,18がカム面1
9a,19aに追従して回転するため、人形7,7は、
支軸11を中心として揺動すると共に人形7,7自身も
回転する。
【0016】図5に示すように、飾り板3の後方には、
その先端が揺動レバー10,10の上辺と当接可能であ
るロック手段であるロックレバー21,21が支点2
2,22を中心に揺動自在に設けてある。ロックレバー
21,21の後端部は、枠体1の背面に取り付けてある
後板23に設けてある孔23a,23aをそれぞれ貫通
突出しており、手動によりこのロックレバー21,21
を揺動させ、揺動レバー10,10のロック(図5に示
した状態)が可能となっている。
【0017】図5,6に示すように、飾り板3前面の人
形6,6の後方に位置する部分には、テントを模したイ
ラスト24が描かれている。このイラスト24には、凸
状の保持部材25,25が前方に突出している。この凸
状の保持部材25,25は円柱形をなし、テントのイラ
スト24の一部を構成しているため、正面から見て違和
感のないものとなっている。ロックレバー21,21を
用いて揺動レバー10,10をロックしたとき、揺動レ
バー10背面の人形6の位置する部分に突出形成してあ
る係止部10a,10aが、凸状の保持部材25,25
と係合するようになっている。
【0018】このような構成であるため、この時計を搬
送するときには、手動によってロックレバー21,21
を揺動し、揺動レバー10,10をロック状態(図5,
6に示した状態)に保持すれば、飾り板3の前面に突出
形成してある凸状の保持部材25,25が、人形6,6
の背面にある係止部10a,10aに係合する。このた
め、人形6と一体の揺動レバー10,10は、支軸9,
9回りの揺動がロックされると共に、揺動支点9から最
も離れた位置すなわち人形6自身の前後方向(図6の左
右方向)の揺動もロックされることになり、人形6およ
び揺動レバー10が、その後方にある飾り板3や、前方
にある透明カバー2への衝突が防止される。
【0019】つぎに本発明の動作について説明する。正
時になると、時計機械体4からの正時信号を受けて駆動
モータ13が作動する。図3,4に示すように、駆動モ
ータ13のピニオン13aの回転は中間歯車14を介し
てラック12aへと伝達され、駆動レバー12が支軸1
1を中心に右方向へ揺動する。駆動レバー12の揺動に
伴い、カムフォロワ18,18がカム面19a,19a
に追従して回転し、人形7,7が回転しながら飾り板3
前面を右方向へと移動する。駆動レバー12が右端へと
到達すると、駆動レバー12背面の位置検出用ガイド部
12aが固定板8に取り付けてあるマイクロスイッチ2
0のスイッチ片に当接し、駆動モータ13の回転が逆転
し、駆動レバー12が左方向へと揺動する。駆動レバー
12が左端へと到達すると、位置検出用ガイド部12a
がもう一方のマイクロスイッチ20のスイッチ片に当接
し、駆動モータ13の回転が停止する。なお駆動レバー
12の上部側辺は、揺動レバー10,10の各側辺に当
接可能であるため、駆動レバー12の支軸11を中心と
する揺動に伴い、揺動レバー10,10がそれぞれ左右
に揺動駆動される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えば正時になると通常の報時音やメロディに加えて、飾
り板前面にある飾り(人形)が回転しながら左右に移動
するため、趣向性に富んだ可動飾り付き時計を提供でき
る。
【0021】また、カムの形状を波状に形成すると共
に、このカムと係合する方向にカムフォロワが付勢され
ているため、飾り(人形)に単純な円弧や直線ではなく
複雑な移動軌跡を辿らせることができる。
【0022】さらにまた、構成が簡単であるため安価に
提供でき、需要者の要望に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る時計の正面図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】図1の要部を示す正面図である。
【図4】図3の動作状態を示す正面図である。
【図5】可動飾りをロックした状態を示す要部拡大正面
図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【符号の説明】
7 飾り(人形) 12 駆動レバー 13 駆動手段 15 スライド部材 16 コイルバネ 18 カムフォロワ 19 カム 19a カム面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動自在に支持されている駆動レバー
    と、 上記駆動レバーを揺動駆動する駆動手段と、 上記駆動レバーに設けてありかつ上記駆動レバーの長手
    方向にスライド自在であるスライド部材と、 上記スライド部材に回転自在に設けてあるカムフォロワ
    と、 実質的に上記駆動レバーの揺動方向に沿って延伸するよ
    うに設けてありかつ上記駆動レバーの揺動に伴って上記
    カムフォロワが追従可能であるカムと上記カムフォロワ
    に連動して回転する飾りと、 からなる可動飾り付き時計。
  2. 【請求項2】 上記スライド部材は、上記カムフォロワ
    が上記カムと係合する方向に付勢されていることを特徴
    とする請求項1記載の可動飾り付き時計。
  3. 【請求項3】 上記カムのカム面は波状に形成してある
    ことを特徴とする請求項1記載の可動飾り付き時計。
  4. 【請求項4】 上記カムは板状をなし、上辺と下辺とに
    それぞれカム面が形成してあることを特徴とする請求項
    1または3記載の可動飾り付き時計。
JP25131992A 1992-09-21 1992-09-21 可動飾り付き時計 Expired - Fee Related JPH07117587B2 (ja)

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