JPH0610217Y2 - プ−リ圧入固定構造 - Google Patents
プ−リ圧入固定構造Info
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- JPH0610217Y2 JPH0610217Y2 JP1987022390U JP2239087U JPH0610217Y2 JP H0610217 Y2 JPH0610217 Y2 JP H0610217Y2 JP 1987022390 U JP1987022390 U JP 1987022390U JP 2239087 U JP2239087 U JP 2239087U JP H0610217 Y2 JPH0610217 Y2 JP H0610217Y2
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- press
- motor shaft
- fitting
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/0018—Shaft assemblies for gearings
- F16H57/0025—Shaft assemblies for gearings with gearing elements rigidly connected to a shaft, e.g. securing gears or pulleys by specially adapted splines, keys or methods
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/26—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
- G11B15/28—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/70—Interfitted members
- Y10T403/7047—Radially interposed shim or bushing
- Y10T403/7051—Wedging or camming
- Y10T403/7052—Engaged by axial movement
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pulleys (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はプーリ圧入固定構造に係り、特に磁気ディスク
装置のヘッドシーク用モータのモータ軸に対するプーリ
圧入固定構造に関する。
装置のヘッドシーク用モータのモータ軸に対するプーリ
圧入固定構造に関する。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 説明の便宜上、まず磁気ディスク装置の概略構成につい
て説明する。第16図は磁気ディスク装置のヘッドシー
ク用モータ周りの概略構成を示す。同図中、1はヘッド
シーク用モータ、2はヘッドキャリッジ、3は磁気ヘッ
ド、4は磁気ディスクである。5はプーリ、6はモータ
軸である。7はベルトであり、プーリ5にα巻きされ、
両端がヘッドキャリッジ2に固定してある。
て説明する。第16図は磁気ディスク装置のヘッドシー
ク用モータ周りの概略構成を示す。同図中、1はヘッド
シーク用モータ、2はヘッドキャリッジ、3は磁気ヘッ
ド、4は磁気ディスクである。5はプーリ、6はモータ
軸である。7はベルトであり、プーリ5にα巻きされ、
両端がヘッドキャリッジ2に固定してある。
モータ1が駆動されてプーリ5が回動すると、ベルト7
がプーリ5に巻き取られ、ヘッドキャリッジ2が矢印A
方向に移動され、磁気ヘッド3がディスク4上の所定の
トラックTの位置に位置決めされる。
がプーリ5に巻き取られ、ヘッドキャリッジ2が矢印A
方向に移動され、磁気ヘッド3がディスク4上の所定の
トラックTの位置に位置決めされる。
上記より分かるように、プーリ5の外形の歪は磁気ヘッ
ド3の位置精度に直接影響を及ぼし、位置精度を悪くす
る。特に、高密度記録を行なう磁気ディスク装置ではこ
のことが問題となる。
ド3の位置精度に直接影響を及ぼし、位置精度を悪くす
る。特に、高密度記録を行なう磁気ディスク装置ではこ
のことが問題となる。
プーリ5は一般にはモータ軸6に圧入されて固定してあ
る。この圧入固定構造はプーリの外形が歪にくい構造で
あることが必要とされる。
る。この圧入固定構造はプーリの外形が歪にくい構造で
あることが必要とされる。
従来のプーリ圧入固定構造を第17図乃至第19図に示
す。
す。
第17図(A)はプーリ10をその全長に亘ってモータ
軸11に圧入した通常の構造である。
軸11に圧入した通常の構造である。
この構造では、プーリ10はその全長に亘って圧入しろ
分が押し拡げられ、プーリ10の外形が圧入の過程で第
17図(B)に示すようにひどく歪んでしまい(同図中
一点鎖線は圧入前のプーリ10の外形を示す)、ヘッド
位置精度は悪くなる。
分が押し拡げられ、プーリ10の外形が圧入の過程で第
17図(B)に示すようにひどく歪んでしまい(同図中
一点鎖線は圧入前のプーリ10の外形を示す)、ヘッド
位置精度は悪くなる。
また一般にモータ軸11はステンレス鋼製、プーリ10
はアルミニウム合金製であり、後者の熱膨張係数は前者
のそれよりも大きく、両者の熱膨張係数は相違する。使
用温度が常温よりも低い場合には、プーリ10がモータ
軸11よりより多く収縮する。ここで、プーリ10の内
周面全体がモータ軸11の外周面と密着しているため、
低温への温度変化に伴うプーリ10の歪は内周部では吸
収されずに外周部に表われ、外形が例えば第17図
(B)中破線で示すように歪んでしまい、ヘッド位置精
度が更に悪化してしまう。
はアルミニウム合金製であり、後者の熱膨張係数は前者
のそれよりも大きく、両者の熱膨張係数は相違する。使
用温度が常温よりも低い場合には、プーリ10がモータ
軸11よりより多く収縮する。ここで、プーリ10の内
周面全体がモータ軸11の外周面と密着しているため、
低温への温度変化に伴うプーリ10の歪は内周部では吸
収されずに外周部に表われ、外形が例えば第17図
(B)中破線で示すように歪んでしまい、ヘッド位置精
度が更に悪化してしまう。
第18図はプーリ12をその途中までモータ軸13に圧
入した構成である。14は圧入部分、15は未圧入部で
ある。プーリ12のうち未圧入部15の外形は歪みを受
けにくく、この部分にベルトがかけられる。
入した構成である。14は圧入部分、15は未圧入部で
ある。プーリ12のうち未圧入部15の外形は歪みを受
けにくく、この部分にベルトがかけられる。
この構成では、プーリ12の長さaをスペースの関係で
長くとれない場合、ベルトは未圧入部分15を越えて圧
入部分14にまでかかってしまい、第17図の場合と同
様の不都合が生じてしまう。低温時では圧入部分14は
前記と同時に歪んでしまう。
長くとれない場合、ベルトは未圧入部分15を越えて圧
入部分14にまでかかってしまい、第17図の場合と同
様の不都合が生じてしまう。低温時では圧入部分14は
前記と同時に歪んでしまう。
また圧入部分14が短いため、プーリ12の振れ精度が
悪くなる。
悪くなる。
第19図はモータ軸16の途中に細径部分17を設け、
プーリ18が中央部が逃げてその両端側で圧入固定され
た構造である。この構造では、プーリ18の振れ精度は
良いが、両側の圧入部分19a,19bの外形が圧入時
及び低温で使用するときに歪んで変形し、プーリ18の
外形はその軸方向上不均一となり、上記と同様な問題が
生じていた。
プーリ18が中央部が逃げてその両端側で圧入固定され
た構造である。この構造では、プーリ18の振れ精度は
良いが、両側の圧入部分19a,19bの外形が圧入時
及び低温で使用するときに歪んで変形し、プーリ18の
外形はその軸方向上不均一となり、上記と同様な問題が
生じていた。
問題点を解決するための手段 本考案は、貫通した中心孔を有するプーリがモータ軸に
圧入固定されてなる構造において、 該プーリを、その中心孔の内周面に、頂部が平面とされ
ており、螺旋状又は環状に延在する突条を有する構成と
し、 該突条の頂部平面と上記モータ軸との周面とが螺旋状又
は環状の帯状に圧着してなる構成としたものである。
圧入固定されてなる構造において、 該プーリを、その中心孔の内周面に、頂部が平面とされ
ており、螺旋状又は環状に延在する突条を有する構成と
し、 該突条の頂部平面と上記モータ軸との周面とが螺旋状又
は環状の帯状に圧着してなる構成としたものである。
作用 螺旋状又は環状に延在する突条は、それ自体が変形する
ことにより、圧入時及び熱膨張、収縮時の歪を、プーリ
の中心孔の全周に亘って一様に吸収し、プーリ外形が歪
むことを制限するように作用する。
ことにより、圧入時及び熱膨張、収縮時の歪を、プーリ
の中心孔の全周に亘って一様に吸収し、プーリ外形が歪
むことを制限するように作用する。
また、上記の突条は、モータ軸とプーリと圧着する帯状
部が螺旋状又は環状に延在するようにする。この構成
は、プーリの中心孔が、その全周に亘ってモータ軸に一
様に圧着されるように作用する。
部が螺旋状又は環状に延在するようにする。この構成
は、プーリの中心孔が、その全周に亘ってモータ軸に一
様に圧着されるように作用する。
また、突条の頂部を平面とした構成は、プーリに芯振れ
の発生を防止し、固定強度を大とするように作用する。
の発生を防止し、固定強度を大とするように作用する。
実施例 第1図(A),(B)は夫々本考案のプーリ圧入固定構
造の一実施例を示す。図中、20はアルミニウム合金製
のプーリであり、ヘッドシーク用モータ21のモータ軸
22に圧入固定してある。
造の一実施例を示す。図中、20はアルミニウム合金製
のプーリであり、ヘッドシーク用モータ21のモータ軸
22に圧入固定してある。
第2図は第1図中円で囲んだ部分を拡大して示し、第3
図はプーリ20とモータ軸22との密着面を示す。これ
らについては後述する。
図はプーリ20とモータ軸22との密着面を示す。これ
らについては後述する。
ここでプーリ20の形状について、その製造工程に沿っ
て説明する。
て説明する。
第4図はプーリ本体23を示す。中心孔24は、貫通孔
であり、この径d1はモータ軸22の径dより相当小さ
い。
であり、この径d1はモータ軸22の径dより相当小さ
い。
次に、第5図に示すようにプーリ本体23の中心孔24
に所定のピッチpでねじ加工をし、ねじ25をプーリ本
体23の全長に亘って形成する。第6図はねじ25の形
状を拡大して示す。26は山部、27は谷部である。
に所定のピッチpでねじ加工をし、ねじ25をプーリ本
体23の全長に亘って形成する。第6図はねじ25の形
状を拡大して示す。26は山部、27は谷部である。
次に、第7図及び第8図に示すように、ねじ25の山部
26の頂部28を切削除去し仕上げ加工して、内径をモ
ータ軸径dに圧入しろを加えた寸法d2とする。
26の頂部28を切削除去し仕上げ加工して、内径をモ
ータ軸径dに圧入しろを加えた寸法d2とする。
次いで中心孔29を基準に各種加工を行なってプーリ2
0が完成する。
0が完成する。
このプーリ20の中心孔29は、その周面に、頂部が幅
Wの平面部30とされ、ピッチpで螺旋状に延在する断
面台形状の螺旋突条31を有し、且つ同じく螺旋状に延
在する谷部32を有する形状である。谷部32は後述す
るように歪を吸収する空間を形成する。
Wの平面部30とされ、ピッチpで螺旋状に延在する断
面台形状の螺旋突条31を有し、且つ同じく螺旋状に延
在する谷部32を有する形状である。谷部32は後述す
るように歪を吸収する空間を形成する。
このプーリ20は、第9図に示すように、突条31を押
し潰すように圧縮させつつ、モータ軸22に圧入され、
第1図に示すように固定される。谷部32はモータ軸2
2の周面との間で空間33を形成する。また、プーリ2
0とモータ軸22との密着部分は、第3図に示すように
螺旋状の帯状面34となり、固定が強固となると共に、
この帯状面34の両側に上記空間33が形成される。
し潰すように圧縮させつつ、モータ軸22に圧入され、
第1図に示すように固定される。谷部32はモータ軸2
2の周面との間で空間33を形成する。また、プーリ2
0とモータ軸22との密着部分は、第3図に示すように
螺旋状の帯状面34となり、固定が強固となると共に、
この帯状面34の両側に上記空間33が形成される。
突条32の圧縮変形分は、第2図に示すように上記の空
間33内に押し出されて空間33により吸収される。こ
のため突条32の圧縮変形の影響はプーリ20の外周に
は及ばず、第1図(B)に示すように、プーリ20の外
径は歪まずに真円を維持する。
間33内に押し出されて空間33により吸収される。こ
のため突条32の圧縮変形の影響はプーリ20の外周に
は及ばず、第1図(B)に示すように、プーリ20の外
径は歪まずに真円を維持する。
また、プーリ20とモータ軸22との密着部分は、第3
図に示すように螺旋状の帯状面34となり固定が強固と
なると共に、この帯状面34の両側に上記空間33が形
成される。
図に示すように螺旋状の帯状面34となり固定が強固と
なると共に、この帯状面34の両側に上記空間33が形
成される。
従って、磁気ディスク装置において、ヘッド位置精度は
良好となる。
良好となる。
またプーリ20,モータ軸22は周囲温度の変化に応じ
て熱膨張,収縮する。特に周囲温度が常温よりも低い場
合には、プーリ20,モータ軸22は収縮を起こし、プ
ーリ20はモータ軸22より多く収縮する。このときの
プーリ20のモータ軸22より余分な収縮分は第2図中
二点鎖線で示すように、突条31が空間33内に膨らむ
ように変形して、プーリ20の中心孔部分で吸収され、
プーリ20の外形に歪は生ぜず、プーリ20の外形は真
円を維持する。
て熱膨張,収縮する。特に周囲温度が常温よりも低い場
合には、プーリ20,モータ軸22は収縮を起こし、プ
ーリ20はモータ軸22より多く収縮する。このときの
プーリ20のモータ軸22より余分な収縮分は第2図中
二点鎖線で示すように、突条31が空間33内に膨らむ
ように変形して、プーリ20の中心孔部分で吸収され、
プーリ20の外形に歪は生ぜず、プーリ20の外形は真
円を維持する。
これにより、サーマルオフトラックの発生を効果的に防
止出来る。
止出来る。
なお、第5図に示すねじを切った状態で圧入固定するこ
とも考えられるが、このようにすると、モータ軸との密
着面が狭くなり、固定強度が不足すると共に、センタず
れが起き易く好ましくない。
とも考えられるが、このようにすると、モータ軸との密
着面が狭くなり、固定強度が不足すると共に、センタず
れが起き易く好ましくない。
なお、第8図中突条31及び谷部32の寸法a,b,w
の比率を変えることにより、圧入力及び歪の吸収量を調
整することが出来る。例えばwを小さくし、a,bを大
とすれば、歪の吸収量が大となり、圧入強度は小とな
る。逆にwを大とし、a,bを小とすれば、歪の吸収量
が小となり、圧入強度が大となる。本考案では、プーリ
20の材質,サイズ等の条件を考慮して、上記比率を適
宜定めて、突条自体で歪を吸収しうる状態で所望の圧入
強度を得ている。
の比率を変えることにより、圧入力及び歪の吸収量を調
整することが出来る。例えばwを小さくし、a,bを大
とすれば、歪の吸収量が大となり、圧入強度は小とな
る。逆にwを大とし、a,bを小とすれば、歪の吸収量
が小となり、圧入強度が大となる。本考案では、プーリ
20の材質,サイズ等の条件を考慮して、上記比率を適
宜定めて、突条自体で歪を吸収しうる状態で所望の圧入
強度を得ている。
第10図,第11図,第12図は夫々上記プーリ20の
変形例を示す。いずれも螺旋突条を一部に設けたもので
あり、第10図は螺旋突条40を中央部分にのみ設けた
プーリ41、第11図は両側に螺旋突条42,43を設
けたプーリ44、第12図は片側半分に螺旋突条45を
設けたプーリ46を示す。各プーリ41,44,46は
前記プーリ20と同様にモータ軸に圧入固定され、上記
と同様の効果を有する。
変形例を示す。いずれも螺旋突条を一部に設けたもので
あり、第10図は螺旋突条40を中央部分にのみ設けた
プーリ41、第11図は両側に螺旋突条42,43を設
けたプーリ44、第12図は片側半分に螺旋突条45を
設けたプーリ46を示す。各プーリ41,44,46は
前記プーリ20と同様にモータ軸に圧入固定され、上記
と同様の効果を有する。
第13図は本考案のプーリ圧入固定構造の別の実施例を
示す。
示す。
プーリ50はモータ軸22に圧入されて固定してある。
プーリ50は、第14図に示すように、中心孔51の内
周面に、断面が台形の環状の突条51が複数並んで形成
された構成である。
周面に、断面が台形の環状の突条51が複数並んで形成
された構成である。
プーリ50とモータ軸22とは、第15図に示すよう
に、複数の環状の帯状面52で密着している。
に、複数の環状の帯状面52で密着している。
この実施例によっても、前記実施例と同様な効果を有す
る。
る。
また本考案は、磁気ディスク装置のプーリに限らず、テ
ープレコーダのキャプスタン軸にキャプスタン本体を圧
入してなる構造部分にも適用出来る。
ープレコーダのキャプスタン軸にキャプスタン本体を圧
入してなる構造部分にも適用出来る。
考案の効果 本考案によれば、突条が螺旋状又は環状に延在している
ため、プーリ圧入時の歪及び圧入後における熱歪を、プ
ーリの中心孔の全周に亘って一様に吸収することが出
来、プーリの外形が歪むことを効果的に防止出来る。こ
れにより、磁気ディスク装置においては磁気ヘッドの位
置精度の向上を図ることが出来、且つ、サーマルオフト
ラックの発生を防止することが出来る。
ため、プーリ圧入時の歪及び圧入後における熱歪を、プ
ーリの中心孔の全周に亘って一様に吸収することが出
来、プーリの外形が歪むことを効果的に防止出来る。こ
れにより、磁気ディスク装置においては磁気ヘッドの位
置精度の向上を図ることが出来、且つ、サーマルオフト
ラックの発生を防止することが出来る。
また、圧着する帯状部が螺旋状又は環状に延在する構成
であるため、プーリの中心孔が全周に亘って一様に圧着
され、プーリを芯振れのない状態で安定に固定すること
が出来る。
であるため、プーリの中心孔が全周に亘って一様に圧着
され、プーリを芯振れのない状態で安定に固定すること
が出来る。
また、突条は、頂部が平面とされた形状であるため、プ
ーリを芯振れの無い状態でしかも所望強度で圧入固定す
ることが出来るという特長を有する。
ーリを芯振れの無い状態でしかも所望強度で圧入固定す
ることが出来るという特長を有する。
第1図(A)は本考案になるプーリ圧入固定構造の一実
施例の断面図、 第1図(B)はその側面図、 第2図は第1図(A)中円で囲んだ部分を拡大して圧入
時及び熱膨張収縮時の歪吸収状態を示す図、 第3図はプーリとモータ軸との圧着面を説明する図、 第4図,第5図,第7図はプーリを製造する過程を説明
する図、 第6図及び第8図は夫々第5図及び第7図中ねじ及び突
条の拡大図、 第9図はプーリ圧入過程を示す図、 第10図,第11図,第12図は夫々プーリの変形例を
示す図、 第13図は本考案の別の実施例を示す図、 第14図は第13図中のプーリの断面図、 第15図はプーリとモータ軸との圧着面を説明する図、 第16図は磁気ディスク装置のヘッドシーク用モータ周
りの概略構成を示す図、 第17図(A)は従来のプーリ圧入構造の1例を示す
図、 第17図(B)はこの圧入構造の場合のプーリ外形の歪
を説明する図、 第18図及び第19図は夫々従来のプーリ圧入構造の他
の例を示す図である。 20,41,44,46,50……プーリ、21……ヘ
ッドシーク用モータ、22……モータ軸、23……プー
リ本体、24……中心孔、25……ねじ、26……山
部、27……谷部、28……頂部、29……中心孔、3
0……平面部、31,40,42,43,45……螺旋
突条、32……谷部、33……空間、34……螺旋状の
帯状面、51……環状突条、52……環状の帯状面。
施例の断面図、 第1図(B)はその側面図、 第2図は第1図(A)中円で囲んだ部分を拡大して圧入
時及び熱膨張収縮時の歪吸収状態を示す図、 第3図はプーリとモータ軸との圧着面を説明する図、 第4図,第5図,第7図はプーリを製造する過程を説明
する図、 第6図及び第8図は夫々第5図及び第7図中ねじ及び突
条の拡大図、 第9図はプーリ圧入過程を示す図、 第10図,第11図,第12図は夫々プーリの変形例を
示す図、 第13図は本考案の別の実施例を示す図、 第14図は第13図中のプーリの断面図、 第15図はプーリとモータ軸との圧着面を説明する図、 第16図は磁気ディスク装置のヘッドシーク用モータ周
りの概略構成を示す図、 第17図(A)は従来のプーリ圧入構造の1例を示す
図、 第17図(B)はこの圧入構造の場合のプーリ外形の歪
を説明する図、 第18図及び第19図は夫々従来のプーリ圧入構造の他
の例を示す図である。 20,41,44,46,50……プーリ、21……ヘ
ッドシーク用モータ、22……モータ軸、23……プー
リ本体、24……中心孔、25……ねじ、26……山
部、27……谷部、28……頂部、29……中心孔、3
0……平面部、31,40,42,43,45……螺旋
突条、32……谷部、33……空間、34……螺旋状の
帯状面、51……環状突条、52……環状の帯状面。
Claims (4)
- 【請求項1】貫通した中心孔を有するプーリがモータ軸
に圧入固定されてなる構造において、 該プーリを、その中心孔の内周面に、頂部が平面とされ
ており、螺旋状又は環状に延在する突条を有する構成と
し、 該突条の頂部平面と上記モータ軸の周面とが螺旋状又は
環状の帯状に圧着してなる構成のプーリ圧入固定構造。 - 【請求項2】上記突条は、断面が台形状である実用新案
登録請求の範囲第1項記載のプーリ圧入固定構造。 - 【請求項3】上記突条は、上記中心孔の内周面に所定の
ピッチでねじを刻設し、該ねじの山部の頂部を切除して
形成したものである実用新案登録請求の範囲第2項記載
のプーリ圧入固定構造。 - 【請求項4】上記突条が、上記プーリの長手方向上部分
的に設けられてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
のプーリ圧入固定構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987022390U JPH0610217Y2 (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 | プ−リ圧入固定構造 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987022390U JPH0610217Y2 (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 | プ−リ圧入固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63129715U JPS63129715U (ja) | 1988-08-24 |
JPH0610217Y2 true JPH0610217Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=12081326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987022390U Expired - Lifetime JPH0610217Y2 (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 | プ−リ圧入固定構造 |
Country Status (2)
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JP (1) | JPH0610217Y2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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1987
- 1987-02-18 JP JP1987022390U patent/JPH0610217Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-02-04 US US07/152,330 patent/US4832674A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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JPS63129715U (ja) | 1988-08-24 |
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