JPH06102114A - 分布型触覚センサ - Google Patents

分布型触覚センサ

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JPH06102114A
JPH06102114A JP27505892A JP27505892A JPH06102114A JP H06102114 A JPH06102114 A JP H06102114A JP 27505892 A JP27505892 A JP 27505892A JP 27505892 A JP27505892 A JP 27505892A JP H06102114 A JPH06102114 A JP H06102114A
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waveguide
force
light beam
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JP27505892A
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Akihiro Nomura
章博 野村
Yuji Arinaga
雄司 有永
Hidenori Hasegawa
長谷川秀法
Masao Matono
正生 的野
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一側面に光ビーム源を持ち、反対側面に光セ
ンサを持つ透明導波路と、前記透明導波路より大きな屈
折率を持ち凹凸面を備えた透明弾性シートと、前記光ビ
ームを走査する手段を備えたもの。 【効果】 コンパクトで、正確に接触物の形状情報及び
触覚圧情報を与える分布型触覚センサとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、触覚センサに関わり、
特に産業用のロボットのハンドなどに適用して物体を掴
んだとき、その物体の接触位置及び接触圧を同時に測定
する分布型触覚センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分布型触覚センサとして透明板の
1面に凹凸部を有する白色弾性シートを凸状部が透明板
に接するように、他面にCCD素子をそれぞれ配設し、
透明板の側面から光を入射し、白色弾性シートに力が加
わるとき凹凸部が崩れ白色弾性シートが透明板に密着す
るため透明板中の光が白色弾性シートに漏れ出て散乱さ
れる光を透明板の反対側に配設されたCCD素子で検出
し信号処理することにより対象物の形状情報及び接触圧
情報を得る方式が提案されている(例えば、実開昭64
−42431)。図5に従来の触覚センサの原理図を図
6にシステム構成図を示す。4aは光源、1は透明導波
路、3aは白色弾性シート、7はCCD素子、6は信号
処理部である。光源4aから透明板1の側面に入射した
光は全反射をしながら透明板1中に閉じこめられる。接
触物体が離れた状態にあるとき白色弾性シートは凸部で
透明板に点接触する。接触物体が凹凸部を有する白色弾
性シート3aを押しつけるときその力に応じて凹凸面が
崩れ白色弾性シート3aは透明板1と広い面積で接触す
るようになる。その結果透明板1の表面における光の全
反射の条件が崩れ光は白色弾性シートに漏れ出て白色弾
性シート面で散乱する。この散乱光を透明板の反対側に
設けたCCD素子7により受光し電気信号に変換し信号
処理部6において信号処理することにより接触物体の形
状情報及び接触圧情報を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例で
は透明板1の表面に於いて均一な光強度分布を実現する
ことは難しく、正しい形状情報及び接触圧情報を得るこ
とができない。また、対象物が広い面積で接触する場合
や2個以上の場合、光強度分布の強い部分において光の
散乱がより強く起こり、光を減衰させるため、接触対象
物の2点間あるいは2つの対象物の間で必ずしも正しい
形状情報及び接触圧情報の絶対値を与えるとは限らな
い。本発明では、このような問題点を解決し、正確な形
状情報及び接触圧情報を与える分布型触覚センサを提案
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明では、一側面に光ビーム源を持ち、反対側面
に光センサを持つ透明導波路と、前記透明導波路より大
きな屈折率を持ち凹凸面を備えた透明弾性シートと、前
記光ビームを走査する手段を備え分布型触覚センサの構
成としている。
【0005】
【作用】光ビーム源にビーム方向制御機構を付与するこ
とにより各検出点における正確な接触圧情報を得ること
ができ、プローブ光ビームを走査することにより全検出
点における正確な接触圧情報を得ることができるため、
接触物体が押しつけられたとき、その正確な形状情報及
び接触圧情報を信号処理部において検出できる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例を示す。図に
おいて、1は透明導波路、2は光センサ、3は透明弾性
シート、4は光ビーム源、41は光ビーム、5はピエゾ
素子、51はピエゾ素子駆動回路、6は信号処理部を示
す。また、図4に光ビーム源の詳細図を示す。図におい
て、42はレ−ザダイオード(またはLED)である。
43はコリメータレンズ系である。42から出射された
光は43で絞られ、平行ビーム光41となる。信号処理
部6からの指令によりピエゾ素子が駆動される。その駆
動量により光ビーム源4からの光ビーム41は、透明導
波路1に全反射をするようにある角度をもって入射す
る。透明弾性シート3に力が加わらないときその凹凸部
は透明導波路1に検出点8で点接触する。そのため光ビ
ーム源4からのビーム光は減衰を受けることなく光セン
サ2に到達する。透明弾性シート3に力が加わると凹凸
が崩れ透明弾性シートと透明導波路1との間に密着する
部分が生じる。今透明弾性シートの屈折率N2は透明導
波路1の屈折率N1より大きいため上のように1と3が
密着する部分が生じるとこの部分を通過する光ビーム4
1は透明弾性シート3を透過する。すなわち、透明弾性
シートに接触物体が押しつけられるとき、その力に応じ
て透明弾性シートの凹凸が崩れ透明弾性シートと透明導
波路との接触面積が増加するため導波路内の光は、全反
射の条件が崩れ透明弾性シートを透過する。その結果、
光ビーム41は密着した面積に比例した減衰を受ける。
この光の減衰を光センサ2で光量を検出し信号処理部6
で信号処理することで求めることにより光ビーム41の
入射角に対応する透明導波路1上の力検出点に加わる力
の大きさを求めることができる。
【0007】図2は、本発明の第2の実施例を示す。図
において、5aは垂直方向駆動用ピエゾ素子、5bは水
平方向駆動用ピエゾ素子、51aは5aの駆動回路、5
1bは5bの駆動回路である。力検出点が2次元に拡張
された場合も同様な機構及び信号処理により各力検出点
に加わる力の大きさを求めることができる。
【0008】図3は、本発明の第3の実施例を示す。透
明導波路として光ファイバを用いた場合である。図にお
いて、1は透明導波路(この場合は光ファイバのコ
ア)、11は低屈折率層(この場合は光ファイバのクラ
ッド)、2は光センサ、70は減衰をうけない検出点、
71は減衰をうける検出点、410は減衰をうけない光
ビーム41の光路、411は減衰をうけるビーム光の光
路を示す。光ビーム41の入射角を可変にし光路411
にすることにより触覚圧fの加わる検出点71を通過す
るビームは光ファイバ導波路の外に漏れでるために光セ
ンサ2に入る光ビームは減少する。この検出点71を走
査することにより触覚圧fの加わる検出点の位置及び大
きさを知ることができる。
【0009】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、プローブ
光ビームを走査できる構成としているため各検出点の接
触圧情報が正確に得られその接触圧情報を全検出点にお
いて測定・信号処理することにより接触物の正確な形状
情報及び触覚圧情報を与える分布型触覚センサとなる。
また、透明導波路として光ファイバを用いることによ
り、コンパクトな構造となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す構成図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す構成図。
【図4】光ビーム源の構成図。
【図5】従来の分布型触覚センサの原理図。
【図6】従来の分布型触覚センサのシステム構成図。
【符号の説明】
1 透明導波路 11 低屈折率層 2 光センサ 3 透明弾性シート 3a 白色弾性シート 4 光ビーム源 4a 光源 5 ピエゾ素子 5a 垂直方向駆動用ピエゾ素子 5b 水平方向駆動用ピエゾ素子 41、410、411 光ビーム 42 レ−ザダイオ−ド 43 コリメ−タレンズ系 51 ピエゾ素子駆動回路 51a 垂直方向駆動用ピエゾ素子駆動回路 51b 水平方向駆動用ピエゾ素子駆動回路 6 信号処理部 7 CCD素子 8、70、71 検出点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01V 9/04 F 7256−2G (72)発明者 的野 正生 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側面に光ビーム源を持ち、反対側面に
    光センサを持つ透明導波路と、前記透明導波路より大き
    な屈折率を持ち凹凸面を備えた透明弾性シートと、前記
    光ビームを走査する手段を備えた分布型触覚センサ。
  2. 【請求項2】 光ビームを走査する手段が、ピエゾ素子
    により、集光されたレーザダイオード光またはLED光
    のビーム方向を制御する手段である請求項1記載の分布
    型触覚センサ。
  3. 【請求項3】 光ビームを走査する手段が、レーザダイ
    オードの出力部の屈折率を制御して光ビーム方向を制御
    する手段である請求項1記載の分布型触覚センサ。
  4. 【請求項4】 光導波路として光ファイバを用いる請求
    項1ないし3記載の分布型触覚センサ。
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