JPH061018Y2 - 洗髪化粧台の展示装置 - Google Patents

洗髪化粧台の展示装置

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JPH061018Y2
JPH061018Y2 JP1987188343U JP18834387U JPH061018Y2 JP H061018 Y2 JPH061018 Y2 JP H061018Y2 JP 1987188343 U JP1987188343 U JP 1987188343U JP 18834387 U JP18834387 U JP 18834387U JP H061018 Y2 JPH061018 Y2 JP H061018Y2
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JP
Japan
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hair
hair wash
vanity
wash vanity
hand shower
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JP1987188343U
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English (en)
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JPH0192865U (ja
Inventor
信幸 野中
Original Assignee
東陶機器株式会社
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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は洗髪化粧台(所謂、シャンプードレッサー)
を、その使用状態、即ち、ハンドシャワーからの吐水状
態を実演しながら展示できる展示装置に関する。
(従来の背景とその問題点) 従来から、上面に洗髪器を備える下部キャビネットの後
縁に鏡ユニットを立設し、その鏡ユニットにハンドシャ
ワーを抜差し自在に挿着してなる洗髪化粧台が知られて
いる。
この洗髪化粧台を店頭やショールーム等に展示する場
合、展示品として容易に移動可能なものとするために、
ハンドシャワーへの給水、洗髪器からの排水等の面倒な
配管を接続することができず、また、強いて接続しよう
とすると配管を含めた装置全体が大掛かりなものとなっ
てしまい、従来においてはこれら配管を接続せずに洗髪
化粧台を設置、展示しているのが現状であり、よって、
ハンドシャワーからの吐水を実演することによって洗髪
の際の使用勝手の良さを十分にアピールすることができ
なかった。
また、特に洗髪化粧台を店頭等の屋外に展示する場合
は、設置面が必ずしも平坦面であるとは限らないため、
洗髪化粧台を載置台上に載置して展示することが行なわ
れる。しかし、このように洗髪化粧台を載置台上に載置
して展示すると、見学者はその洗髪化粧台をその載置台
が設置されている床面(地面)上、即ち洗髪化粧台より
もやや低い位置から見上げる状態となるため、見学者は
実際の使用位置に立って、即ち洗髪化粧台と同じ高さ位
置でその使用状態及び使用勝手を確認することができな
い不具合があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上述したような従来事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ハンドシャワーから
吐水される水を循環使用することで実演展示が可能な洗
髪化粧台の展示装置を提供するにあたり、見学者が常に
その展示されている洗髪化粧台の実際の使用位置に立っ
て、その使用状態及び使用勝手の確認が行なえるように
することにある。
(課題を達成する為の手段) 以上の目的を達成する為に本考案装置は、下面にキャス
ターを設け且つ上面を洗髪化粧台の載置部とする平板状
の基台部と該基台部の後縁に立設した背板とからなる載
置台に、洗髪器の排水口が臨む容器及び該容器内の水を
ハンドシャワーに送水するポンプを下部キャビネット内
に収容配置して洗髪器の排水口からハンドシャワーに至
る循環水路を構成した洗髪化粧台を載置固定すると共
に、前記基台部の前縁を前方側に延設して上記洗髪化粧
台の前方に使用者が載るに十分な人載せスペースを形成
したことを特徴とする。
(作用) 上記の構成によれば、洗髪器の排水口からハンドシャワ
ーに至る循環水路を形成する主要部、即ち、容器、ポン
プを洗髪化粧台の下部キャビネットに収容配置すること
により、面倒な配管を接続することになく洗髪化粧台そ
れ自体で実演展示することができるコンパクトなものと
なり、その洗髪化粧台を載置する載置台も低い平板状の
ものに形成でき、その前縁を延設して人載せスペースを
形成することによって、見学者が洗髪化粧台と同じ高さ
でその前方に立つことができる。
(考案の効果) 本考案に係る洗髪化粧台の展示装置は以上説明した様に
構成したので、洗髪器の排水口からハンドシャワーに至
る循環水路を構成した洗髪化粧台を、見学者が洗髪化粧
台前方の平板状に形成された人載せスペースに容易に上
がって、その洗髪化粧台と同じ実際の使用高さに立って
ハンドシャワーから吐水するその使用状態の確認並びに
そのハンドシャワーやその他の備品の使用勝手の確認を
行なうことができる。
したがって、ショールーム内に展示される場合は勿論の
こと、例えば洗髪化粧台を店頭等の屋外に設置する場合
のように必ずしも洗髪化粧台を見学者と同じ床面(地
面)上に設置し得ない、或いは見学者が洗髪化粧台と同
じ高さ位置に立てないような状況下にあっても、本考案
展示装置によれば、常に見学者は洗髪化粧台前方の人載
せスペースに上がって洗髪化粧台と同じ高さに立ってそ
の使用状態並びに使用勝手の確認を行なうことができ、
見学者に対して洗髪化粧台の利点を十分にアピールする
ことができる。
また、展示装置は循環水路を備えながらも、全体として
洗髪化粧台と基台部が平板状の載置台とからなる小型軽
量なもので済むため、基台部下面に設けられたキャスタ
ーによって容易に移動可能となる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面は洗髪化粧台(A′)を載置台(7)に固定してなる
本実施例の展示装置(A)を示している。
先ず洗髪化粧台(A′)について説明すれば、洗髪化粧
台(A′)は下部キャビネット(1)、洗髪器(2)、
鏡ユニット(3)、ハンドシャワー(4)からなり、そ
の下部キャビネット(1)内には容器(5)、ポンプ
(6)、送水管(61)、通水ホース(42)等を収容する。
下部キャビネット(1)は、内部中空なキャビネット体
の前面下部に開閉自在な扉部(11)を形成したもので、そ
の前面上部から上面前部に亘って洗髪器(2)の嵌合口
(13)を開穿し、且つ上面後端に鏡ユニット(3)の立設
スペース(12)を形成する。
洗髪器(2)は、その後半部分を前記嵌合口(13)に嵌入
して下部キャビネット(1)上面に据え付けられ、ボー
ル部(23)底壁に開穿した排水口(22)にはトラップ(21)を
接続する。またボール部(23)の後縁には連設面(24)を一
体に形成し、その下面には切換バルブ(8)を取付け、
上面には切換ハンドル(9)及び吐水栓(10)を取付け
る。連設面(24)後端にはバックガード(25)を一体に起設
する。
鏡ユニット(3)は、前壁(31a)の四周縁に周壁(31b)を
延設すると共にその背面を背壁(31c)で覆って形成した
ユニット基体(31)の前面に、鏡(32)を貼着すると共に、
鏡(32)の下位に棚部(33)を形成し、さらに棚部(33)の下
位に係合段部(34)を連設してなる。そして、その係合段
部(34)に上記バックガード(25)が嵌合するよう、下部キ
ャビネット(1)の立設スペース(12)に立ち上げて、同
バックガード(25)に螺子止め等の手段によって固定す
る。
尚、上記鏡(32)は第2図の如く三面鏡とし、その左右の
部分(32a)を開閉自在に支持すると共に、該部分(32a)裏
側に不図示の収納凹部を形成することも可能である。(3
5)は鏡ユニット(3)上端に取り付けた照明である。
上記棚部(33)の中央にはハンドシャワー(4)の支持面
(33a)を設けると共に挿通孔(33b)を開穿し、その左右に
は石けん・化粧品等の物置き部(33c)と歯ブラシ立て(33
d)を形成する。
ハンドシャワー(4)は、前記支持面(33a)に接離自在
に支持されるハンドシャワー栓(41)と、そのシャワー栓
(41)の基部に一端を連結し挿通孔(33b)に挿通されて他
端を切換バルブ(8)の水出口に連結する通水ホース(4
2)とからなる。
通水ホース(42)は、ハンドシャワー栓(41)を引抜いてボ
ール部(23)内にて洗髪を行うに十分な長さを有し、ハン
ドシャワー栓(41)を支持面(33a)に装着した際には棚部
(33)内から下部キャビネット(1)内に亘って収容され
る。
而して、以上のように構成した洗髪化粧台(A′)の下
部キャビネット(1)内に容器(5)ポンプ(6)、送
水管(61)、通水ホース(42)等を収容して、洗髪器(2)
の排水口(22)からハンドシャワー(4)に至る循環水路
を形成する。
容器(5)は所望の容量を備える貯水体で、洗髪器
(2)の排水口(22)が臨むよう、トラップ(21)下端の排
水孔(21a)直下に位置して下部キャビネット(1)内に
収納する。
ポンプ(6)は容器(5)内に設置された水中ポンプ
で、その送出口と切換バルブ(8)の水入口とを送水管
(61)で接続して、容器(5)内の水を切換バルブ(8)
を介して吐水栓(10)またはハンドシャワー(4)に送
る。尚、ポンプ(6)は水中ポンプに限らず、容器
(5)に並設して取付けるタイプのものでも構わない。
切換バルブ(8)は前述の如く、水入口に送水管(61)
を、水出口に吐水栓(10)、シャワーハンドル(4)を夫
々接続し、ポンプ(6)から送られた水を切換ハンドル
(9)の操作によって吐水栓(10)またはシャワーハンド
ル(4)のいずれかに送るようになっている。
次に載置台(7)について説明する。
載置台(7)は、上述の洗髪化粧台(A′)が載るに十
分な強度を備えた平板状の基台部(71)と、この基台部(7
1)の後縁に立設する背板(72)とからなり、基台部(71)下
面にはキャスター(71a)を取付けると共に、その前縁を
前方側に延設して洗髪化粧台(A′)の前方に使用者
(見学者)が載るに十分な人載せスペース(71b)を形成
している。
背板(72)は洗髪化粧台(A′)の背面を被覆し、さらに
その側方及び上方に広告スペース(72a)を確保可能な大
きさに形成する。
背板(72)裏面には高さ方向に適宜間隔をおいて複数の補
強棧(72b)を並設し、その補強棧(72b)に下部キャビネッ
ト(1)及び鏡ユニット(3)の背面を螺子止めするこ
とで、載置台(7)に対する洗髪化粧台(A′)の固定
を行う。
以上の構成からなる本実施例の展示装置(A)によれ
ば、ハンドシャワー(4)から吐水される水を、洗髪器
(2)の排水口(22)、トラップ(21)を介して容器(5)
内に落下させ、該容器(5)内の水をポンプ(6)の駆
動により送水管(61)、通水ホース(42)を介して再びハン
ドシャワー(4)に送る。よって、給排水管を接続する
ことなく洗髪化粧台それ自体で吐水状態を実演しながら
の展示が可能になる。
また、洗髪化粧台(A′)前方の人載せスペース(71b)
に上がることによって、見学者は洗髪化粧台(A′)と
同じ高さ位置に立ってその使用状態並びに使用勝手の確
認を行なうことができる。
更に、容器(5)、ポンプ(6)、送水管(61)及び通水
ホース(42)を下部キャビネット(1)内に収容して、そ
れらの露呈を防ぐ。
尚、本実施例においては、洗髪化粧台(A′)の背面側
を載置台(7)の背板(72)に螺子止めしたことにより、
鏡ユニット(3)の起設がより確実になるとともに、キ
ャスター(71a)によって展示装置(A)の移動が容易に
行え、且つ、広告スペース(72a)に商品名、会社名等を
明記することでその展示効果をより向上し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る洗髪化粧台の展示装置の一実施例を
示し、第1図は縦断側面図、第2図は第1図の(2)−
(2)線に沿う断面図で一部省略して表す、第3図は第
2図の(3)−(3)線に沿う断面図。 尚、図中、 (A′):洗髪化粧台 (1):下部キャビネット (2):洗髪器 (22):排水口 (4):ハンドシャワー (5):容器 (6):ポンプ (7):載置台 (71):基台 (71a):キャスター (71b):人載せスペース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面にキャスターを設け且つ上面を洗髪化
    粧台の載置部とする平板状の基台部と該基台部の後縁に
    立設した背板とからなる載置台に、洗髪器の排水口が臨
    む容器及び該容器内の水をハンドシャワーに送水するポ
    ンプを下部キャビネット内に収容配置して洗髪器の排水
    口からハンドシャワーに至る循環水路を構成した洗髪化
    粧台を載置固定すると共に、前記基台部の前縁を前方側
    に延設して上記洗髪化粧台の前方に使用者が載るに十分
    な人載せスペースを形成したことを特徴とする洗髪化粧
    台の展示装置。
JP1987188343U 1987-12-11 1987-12-11 洗髪化粧台の展示装置 Expired - Lifetime JPH061018Y2 (ja)

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JP1987188343U JPH061018Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11 洗髪化粧台の展示装置

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JP1987188343U JPH061018Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11 洗髪化粧台の展示装置

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JPH0192865U JPH0192865U (ja) 1989-06-19
JPH061018Y2 true JPH061018Y2 (ja) 1994-01-12

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ID=31479441

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JPS6035136U (ja) * 1983-08-17 1985-03-11 リンナイ株式会社 湯沸器の展示・試験等の為の取付台
JPH0234181Y2 (ja) * 1985-08-09 1990-09-13

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