JPH06101648A - エアコンプレッサ - Google Patents

エアコンプレッサ

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JPH06101648A
JPH06101648A JP5162053A JP16205393A JPH06101648A JP H06101648 A JPH06101648 A JP H06101648A JP 5162053 A JP5162053 A JP 5162053A JP 16205393 A JP16205393 A JP 16205393A JP H06101648 A JPH06101648 A JP H06101648A
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JP
Japan
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air
air compressor
crankshaft
piston
cylindrical bore
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Application number
JP5162053A
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English (en)
Inventor
John E Macier
ジョン、イー、マーシャー
John M Mahoney
ジョン、エム、マハニー
Harold K Wade
ハロルド、ケー、ウェイド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Outboard Marine Corp
Original Assignee
Outboard Marine Corp
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Filing date
Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M69/00Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
    • F02M69/08Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel characterised by the fuel being carried by compressed air into main stream of combustion-air
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/02Gas passages between engine outlet and pump drive, e.g. reservoirs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M67/00Apparatus in which fuel-injection is effected by means of high-pressure gas, the gas carrying the fuel into working cylinders of the engine, e.g. air-injection type
    • F02M67/02Apparatus in which fuel-injection is effected by means of high-pressure gas, the gas carrying the fuel into working cylinders of the engine, e.g. air-injection type the gas being compressed air, e.g. compressed in pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B7/00Piston machines or pumps characterised by having positively-driven valving
    • F04B7/04Piston machines or pumps characterised by having positively-driven valving in which the valving is performed by pistons and cylinders coacting to open and close intake or outlet ports
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる作動速度において適切な出力容量で高
い出力圧を与えられるとともに、異なる作動速度に亘っ
て動作の信頼性が高い改良エアコンプレッサを提供する
こと。 【構成】 駆動プーリがクランク軸構造に接続され、ク
ランク軸構造が連結ロッドを介して往復ピストンに接続
される。ピストンが空気を導入する側方入口を有する円
筒状ボア内を往復移動して空気を圧縮し、圧縮空気が空
気圧レギュレータと連通する出口室の内部へリード弁機
構を介して送り込まれ、一定の所望出力圧を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にエアコンプレッ
サに関し、特に内燃機関用の燃料噴射系で用いるのに適
した比較的高い出力圧、低容量のエアコンプレッサに関
する。なお、本発明は、本件出願人が本願と同日に提出
した各特許出願「エアコンプレッサ用シリンダヘッド」
および「エアコンプレッサ用ブラケット」と関連して特
に好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
長年にわたり、特定の使用目的および用途に応じて異な
る種類のエアコンプレッサが設計上の考慮を各特定の用
途に合わせて数多く開発されてきた。各種エアコンプレ
ッサの発展の歴史をここでは逐一説明しないが、内燃機
関用の燃料噴射系における最近の発展は、コンパクト、
高圧および低容量で、広い範囲の作動速度にわたり高信
頼で動作するエアコンプレッサの必要性を生み出してき
た。このようなエアコンプレッサは、船外発動機など、
エンジンが比較的小さいサイズであってもかなり大きい
馬力を発生する2サイクルエンジンで用いられるような
燃料噴射系において特に有用である。エンジン自体が比
較的小さいサイズであるため、そのエンジンによって駆
動されるエアコンプレッサも比較的小さい容量を占めな
がら、始動時におけるクランク動作中およびアイドリン
グ速度から最大速力に至る範囲の各作動速度で高圧を発
生しなければならない。
【0003】したがって本発明の主な目的は、異なる作
動速度において適切な出力容量で高い出力圧を与えられ
るとともに、異なる作動速度に亘って動作の信頼性が高
い改良エアコンプレッサを提供することにある。
【0004】本発明の別の目的は、動作の信頼性が高い
うえ、循環および水冷が行われる改良エアコンプレッサ
を提供することにある。
【0005】本発明のさらに別の目的は、連結ロッドに
よってクランク軸組立体に接続された往復ピストンを用
い、また圧縮すべき空気用の側方入口を備えるととも
に、シリンダヘッドによって覆われ、且つ比較的小さい
出口室を形成する出口にリード弁を有し、出口室が往復
ピストンによって発生される圧力スパイクの振幅を減少
させるように作用する改良エアコンプレッサを提供する
ことにある。
【0006】本発明の関連の目的は、拡張容積を与える
べく出口室に接続され、圧縮空気用のアキュムレータと
して作用する管を備えたエアコンプレッサを提供するこ
とにある。
【0007】本発明の別の目的は、低圧燃料ポンプなど
のエンジンに付属した他の装置を駆動するために加圧さ
れ、低圧レベルであるが補助圧力源を与えるべく動作す
るクランクケースを備えたエアコンプレッサを提供する
ことにある。
【0008】本発明のさらに別の目的は、クランク軸に
接続され、パワーステアリングなどのエンジンの他の付
属装置を駆動するための動力取り出し部を備えたエアコ
ンプレッサを提供することにある。
【0009】本発明の別の目的は、高度なオイル潤滑
系、特にオイル連通ピストンリングを含む複数のピスト
ンリングを有し、シリンダ壁との間の潤滑油を回収する
ように動作するピストンのオイル潤滑系を備えたエアコ
ンプレッサを提供することにある。
【0010】本発明の関連の目的は、特にクランクケー
ス内で発生され、本発明の制御によらなければクランク
ケースに対するオイルの正常な流入出を妨害する圧力を
考慮に入れて、動作中にクランクケース内に導入され、
またそこから取り出されるオイルを制御することにあ
る。
【0011】本発明のさらに別の目的は、コンパクト、
且つ優れた設計で、挿入および取り外しを容易に可能と
しながら、クランク軸組立体をクランクケース内に固定
する簡単で有効な手段を具備した改良エアコンプレッサ
を提供することにある。
【0012】上記以外の目的および利点は、添付の図面
を参照した以下の詳細な説明から明かとなろう。
【0013】
【課題を解決するための手段および作用】広義の概念で
言えば、本発明は、比較的高い出力圧を比較的低い容量
で与える能力を有し、また船外発動機などの内燃機関で
エアコンプレッサが駆動される場合に生じるような広い
範囲の速度に亘って動作可能なコンパクトな設計のエア
コンプレッサに係わる。エアコンプレッサは、船外エン
ジンなどの外部動力源により、駆動プーリを駆動する駆
動ベルトを介して駆動される。
【0014】駆動プーリは、クランク軸構造に結合さ
れ、またクランク軸構造は、連結ロッドを介して往復ピ
ストンに結合されている。ピストンは、空気を導入する
側部入口を有したシリンダボアの内部を往復移動し、ピ
ストンが空気を圧縮することで、空気が空気圧レギュレ
ータに連通した出口室の内部へとリード弁機構を介して
強制的に送られ、一定の所望出力圧を与える。
【0015】本発明のエアコンプレッサは、好ましくは
平方インチ当り約80ポンドの出力圧を与えるが、作動
速度に応じてその値を遥かに越える出力圧を発生するこ
ともできる。考えられる1つの特定用途において、エア
コンプレッサは、船外エンジンなどの内燃機関用の燃料
噴射系へ空気を供給するのに使われ、この用途の場合、
エアコンプレッサは、燃料噴射系で使われるほぼ一定の
圧力供給を維持するための空気圧レギュレータと協働す
る。所望の出力圧が平方インチ当り約80ポンドである
ため、本発明では、その値よりやや高い圧力、すなわち
90 p.s.i. を、エアコンプレッサのクランク軸が毎分
約610回転(rpm)で動作しているとき毎分約1.
6立方フィート(CFM)の容量で与える。エアコンプ
レッサを取付可能な船外エンジンの一般的なアイドリン
グ速度は、550〜650rpmである。したがって、
エンジンのアイドリング速度が低い方の値の550rp
mでもエアコンプレッサが約610rpmで動作するよ
うにエアコンプレッサおよびモータのプーリが寸法決め
されねばならない。エンジンが一般に約6000rpm
の最大速力で動作しているときも、出力圧は、出口室へ
接続された空気圧レギュレータによって80p.s.i.に維
持されるが、かかる速度のときに発生される空気容量
は、毎分約7立方フィートである。
【0016】速度対出力の特性が図19に示してあり、
作動速度がその範囲の上方部分に増加するまで特性はほ
ぼ線形であることを表している。しかし上方の範囲で
は、エアコンプレッサの効率が全般的に減少し、速度の
上昇につれて出力は線形に増大しない。これは、ピスト
ンの往復移動中に入口が開く期間が次第に短くなるため
に空気が入口を通ってシリンダボアを満たせなくなるた
めである。船外エンジン用の燃料噴射系に圧縮空気を供
給する用途においては、燃料噴射系に必要な空気容量が
僅か約6CFMであり、この値を越えて発生される空気
容量は、単に逃がされて利用されないため、上記の効率
減少はかえって有利である。必要な値を遥かに越える大
きな容量を発生しないことによって、逃がしが最小限化
され、空気を圧縮するのに少ない仕事で済み、その結果
エンジンの有効出力が増大する。
【0017】後で説明するように、エアコンプレッサ
は、エンジンのクランク軸に取り付けられたプーリから
エアコンプレッサの駆動プーリへと架け渡された駆動ベ
ルトによって駆動される。駆動ベルトが周囲を走行する
両プーリの一方、または他方のサイズを変えることで、
エアコンプレッサの作動速度をエンジンの速度に対して
調整可能なことは容易に理解されるところである。
【0018】また後で説明するように、エアコンプレッ
サは、きわめて広い範囲の作動速度に亘って動作可能で
あることから、動作中にかなりの熱が発生する。このた
め、エアコンプレッサは、エアコンプレッサ自体を潤滑
するオイル系を有するとともに、シリンダ領域が水冷さ
れ、発生する熱を有効に消散させる。
【0019】
【実施例】次に添付の図面、特にまず図1を参照すれ
ば、全体を20で表したエアコンプレッサがエンジンブ
ロック22を有した船外エンジンと関連して示してあ
る。エンジンブロック22は、概略的に示した左右ヘッ
ド面24,26を有するV6型エンジンの一部で、後部
28を有している。エンジンクランク軸の中心線が30
で示してある。またエンジンブロック22は、その内部
に冷却水を含めるための上方開口32を有しており、エ
アコンプレッサ20は、エンジンブロック22の頂部へ
取り付けられるように構成され、平坦な下面を有する概
略的に示した取付ブラケット部34を有しており、取付
ブラケット部34がエンジンブロック22の開口32を
覆うとともに、6つの開口36を介して挿入される各ボ
ルト(図示せず)によってエンジンブロック22にボル
ト止めされる。
【0020】取付ブラケット部34の中心部に孔38が
形成され、全体を40で示した圧力逃し弁がネジ切り孔
に挿入される2本のボルト42によってそれぞれのボス
にボルト止めされ、圧力逃し弁40の一対のニップル4
4にそれぞれホースが取付可能で、エンジンブロック2
2の内部からエンジンシリンダへと水を通過させる。圧
力逃し弁40は、エンジンの一部でそれ自体は本発明の
一部をなすものでなく、その通常の機能を果たす位置に
配置して示してあり、多くの船外エンジンに設けられて
いる。
【0021】なお、本発明のエアコンプレッサが図示と
異なる用途で使われる場合、ボスや取付ブラケット部3
4の孔38と42を設けなくともよいことは容易に理解
されよう。また図示以外の用途において、取付ブラケッ
ト部34全体は、異なる形状にしてもよく、また実質上
取り除いてもよい。さらに取付ブラケット部34は、外
側延出部46を有し、その上面48が取付ブラケット部
34の全体的平面より高い平面にあり、この平面の変化
は、傾斜部50での接続によって補われている。外側延
出部46は、アイドラプーリ52(図13参照)の固定
のため設けられている。
【0022】エアコンプレッサ20は、エンジンのクラ
ンク軸に取り付けられたプーリ54により、駆動ベルト
58(図2)を介して駆動され、駆動ベルト58は、プ
ーリ54と、図1に部分的に示し、且つ図2に最も明瞭
に示した駆動プーリ56とに亘って巻かれ、駆動ベルト
58の裏側がアイドラプーリ52と接触している。後述
するように、アイドラプーリ52は、駆動ベルト58の
張力を変えられるように調整可能である。
【0023】本発明によれば、取付ブラケット部34
は、クランクケース60およびシリンダ鋳造体62と一
体に鋳造されるのが好ましく、鋳造体全体を強化するた
めに補強リブ64、66および68が設けられている。
【0024】図1および図2に最も明瞭に示してあるよ
うに、エアコンプレッサ20は、シリンダ鋳造体62の
円筒状ボア(シリンダボア)内に嵌合するピストン70
を有し、ボアは、シリンダ鋳造体62、クランクケース
60および取付ブラケット部34の鋳造時に所定位置に
鋳造されるのが好適な別体の円筒状スリーブ72によっ
て形成されるのが好ましい。ピストン70は、そのヘッ
ド部分近くに3つのリング74、76および78をそれ
ぞれ受け入れるスロットを有し、このうちリング78
は、後述するように動作中にピストン70とスリーブ7
2の面との間に存在するオイルを通過させるように働く
オイルリングである。
【0025】ピストン70は、リストピン82によって
連結ロッド80に結合される一方、連結ロッド80の他
端は、ニードル軸受組立体88内に嵌合したクランクピ
ン86によって一対のクランク軸部材84に結合され、
ニードル軸受組立体88の外面が連結ロッド80の開口
内に嵌合している。クランクピン86は、クランク軸部
材84の各孔内にプレス嵌めされ、両部材を相対的に所
定の位置に固定維持している。クランク軸部材84は、
それぞれ一体の円筒状延在部90,92を有し、これら
円筒状延在部90,92の外面が各軸受94内に回転自
在に支持され、また一方の円筒状延在部90が駆動プー
リ56を受け入れるとともに、ナット98によって相対
回転しないように固定される小径のネジ切り延長部96
を有してる。つまり図示のごとく、駆動プーリ56は、
円筒状延在部90の端部に当接する半径方向に延びた肩
100を有し、ナット98が駆動プーリ56を円筒状延
在部90に対して締め付け固定するのを可能としてい
る。クランクケース60からオイルが逃げるのを防ぐた
めに環状シール部材102が設けられ、これら環状シー
ル部材102としては、例えば、米国イリノイ州シカゴ
所在の ChicagoRawhide製のリップシールが使える。
連結ロッド80は、リストピン82が通過する孔を有し
ており、またリストピン82と連結ロッド80の開口と
の間に上述したものとは別のニードル軸受組立体104
が設けられ、動作中にシリンダに対する連結ロッド80
の回転を可能としている。
【0026】円筒状延在部92は、開口を越えて延出し
ているので、所望なら動力操舵ポンプなどの別の構成部
品に動力を与えるため動力を取り出すのに利用できる。
この点は、ネジ切り開口93を介してジャッキ軸95な
どをクランク軸部材84の円筒状延在部92へ取り付け
ることで達成可能である。
【0027】なお、クランク軸部材84は、クランクケ
ース60の内部に挿通されなければならず、また取付ブ
ラケット部34、シリンダ鋳造体62およびクランクケ
ース60の一部からなる一体鋳造体は、単一構造物であ
ることが理解されるべきである。そこでクランクケース
60は、分割構造となっており、端部鋳造体104が分
割線106に沿ってクランクケース60の部分から取り
外し可能である。端部鋳造体104は、図7乃至図11
に詳しく示してある。例えば図1中の分割線106に沿
って見た場合の端部鋳造体104の内部図を示した図9
を参照すれば、端部鋳造体104は、C字状の保持リン
グ110(図2)をそれぞれ受け入れる一対の環状溝1
08を有し、各保持リング110は、ボール軸受組立体
94の外側と接触している。そして、シール部材102
が保持リング110の他側にそれぞれ当接している。な
お、溝108をクランクケース鋳造体60にも設け、C
字状の保持リング110が嵌合可能な実質上連続的な環
状溝を与えるようにしてもよい。C字状の保持リング1
10を用いるのが好ましいが、その代わりに平坦なワッ
シャーを用いることもできる。保持リング110の使用
は、クランク軸部材84をクランクケース60の内部に
正確に位置決めするとともに、容易な組立および分解を
可能とするから、単純、且つ安価だが効果的な手段をも
たらす。図7および図9に示すように、端部鋳造体10
4は、開口112にそれぞれ挿入される4本のボルト
(図示せず)によってクランクケース60に取り付けら
れる。
【0028】クランクケース組立体とピストン70、連
結ロッド80および関連部品の構造に関する以上の説明
から、モータ、あるいはその他の動力源に接続された駆
動プーリ56が駆動ベルト58によって駆動され、それ
に伴いクランク軸が回転され、円筒状スリーブ72によ
って形成されたシリンダボアの内部でピストン70を往
復移動せしめることが理解されるべきである。
【0029】円筒状スリーブ72およびシリンダ鋳造体
62は、エアコンプレッサ20の動作中、2つの異なる
時点で空気をシリンダボアの内部へ導入する多数の開口
114を有する。一方の時点は、主出力のための空気圧
縮時で、これはピストン70がその下死点にあるとき、
すなわち図1および図2両方に示した位置より右側にあ
るときに生じる。また他方の時点は、シリンダ内へと空
気を導入する図1および図2両方に示した位置にあると
きに生じ、その後ピストン70が上死点から下死点へと
右側へ移動することによって、空気がクランクケース6
0の内部で圧縮され、低圧レベルであるが補助出力を与
える。
【0030】ピストン70の2つの位置において空気を
導入する上記の能力は、各入口開口114がピストン7
0のストロークに沿ったほぼ中間に位置され、ピストン
70の側壁の長さがピストン70のストローク長の半分
より小さいという構成から得られる。
【0031】入口開口114は、図1にも想像線で示し
てあり、それぞれ約3/8インチの直径であるのが好ま
しい5つの開口からなる。図1において、これら入口開
口114は、連結ロッド80の上方で、図では取り除い
てあるシリンダ壁62の部分に実際には位置する。下死
点にあるピストン70の端部に対する入口開口114の
位置は、図1で最も左側よりの開口縁から約0.075
インチであるのが好ましい。これにより、円形開口の一
部からなり、約0.075インチ×約0.400インチ
の大きさの有効開口が得られる。
【0032】シリンダボアのヘッド端、つまり図1にお
ける左端に対する入口開口114の位置は、図19に示
した出力特性に影響を及ぼす。入口開口114がヘッド
端からより離れて位置すれば、ピストン70の有効スト
ロークが増大し、エアコンプレッサ20は、低い作動速
度でより効率的になる。逆に入口開口114がヘッド端
により近く位置すれば、ピストン70の往復移動中に入
口開口114が覆われない時間が長くなり、より多くの
空気がシリンダボアに導入されるため、エアコンプレッ
サ20は、高い作動速度でより効率的になる。
【0033】吸気マニホルド116が入口開口114の
領域に設けられ、複数のボルト(図示せず)でシリンダ
鋳造体62に取り付けられ、また吸気マニホルド116
とシリンダ鋳造体62との境界にガスケット118が配
置されるのが好ましい。吸気マニホルド116は、該マ
ニホルド116内へ空気を導入するための吸気開口12
0を有する。吸気マニホルド116の内部には、塵埃や
屑などがシリンダ内へ侵入するのを防ぐフィルタ手段
(図示せず)を設けるのが好ましい。図2に最も明瞭に
示すように、ピストン70は、平坦な端面122を有
し、この端面122がシリンダ62の端面とシリンダヘ
ッド126との間に配置されたリード板124に密着当
接するように、ピストン70のストロークは決められる
のが好ましい。リード板124は、シリンダボアをシリ
ンダヘッド126の出口室130へ連通せしめる出口開
口128を有し、これら出口開口128は、8個存在す
るのが好ましい。リード板124は、露出される温度お
よび圧力レベル下で変形しないように充分厚くなければ
ならないが、一方ピストン70の移動時に、より大きく
空気を圧縮可能なようにできるだけ薄くすべきである。
つまり薄い構造にすればリード弁132の底と上死点に
あるピストン70の頂部との間の容積が減り、その分大
きい圧縮比を与える。
【0034】図18に示すように8枚のペタル(花弁状
弁板)構成を持つ形状をしたリード弁132が設けられ
ており、リード弁132は、中心孔を有し、この中心孔
を介してボルト134がリード板124のネジ切り開口
136内に締め止め可能である。またリード弁132の
各ペタルの移動を制限するリードストッパ部材138が
設けられており、その形状は、リード弁132の形状と
実質上同じであるが、サイズはそれより幾分小さい。
【0035】図2に示すように、リードストッパ部材1
38の各ペタルは、リード板124から離反する方向に
傾いているため、リード弁132の各ペタルは、図面上
左側へ向かうストロークのピストン70の作用によって
生じる圧力に応じて撓み、圧縮空気を出口室130内へ
連通可能である一方、ピストン70が右側へ移動すると
きは、リード弁132の各ペタルが図示の位置へ戻って
弁を閉じるので、出口室130内の圧力は、ピストン7
0が右側へ移動しても減少しない。
【0036】本発明の重要な特徴によれば、リード弁1
32は、0.011インチの厚さを有するのが好ましい
ステンレス鋼製フラップ弁材料で製造するのが好適であ
り、各出口開口128の形状は、個々のペタルの形状と
同じであるが、弁の閉鎖時にペタルが出口開口128内
へ吸い込まれないようにペタルの方が出口開口128よ
り僅かに大きい。すなわち、リード板124がリード弁
132のペタルを停止するための当接面を与えるように
各ペタルと出口開口128の両外縁間で重なりが生じ、
この重なりは、本発明で発生される圧力レベルにおいて
約0.060インチであるのが好ましい。リード弁13
2のペタルは、シリンダボアの内部圧力が出口室130
内の圧力を越えると動作する。上記したリードペタルの
構造により、平方インチ当り約5ポンドの差圧で弁を開
くのに充分な撓みが得られる。また上記したリードペタ
ルの構造により、ピストン70が右側へ向かって移動す
る際、平方インチ当り約90ポンドにも達する、シリン
ダボアに対する出口室130の差圧に対して耐えるのに
充分な剛性が得られる。
【0037】前記のごとくリードストッパ部材138が
設けられ、動作中にリード弁132の移動を制限してい
る。リードストッパ部材138の形状は、リード弁13
2自体(図18参照)と実質上同じであるが、サイズ
は、図1および図2に示すようにそれより幾分小さい。
リードストッパ部材138は、リード弁132の撓みを
停止するのに充分な剛性の金属で作製される。またリー
ドストッパ部材138は、図1および図2に示すように
リード板124から離反する方向に傾いており、リード
弁132の制限された撓みを可能とする。リード板12
4とシリンダ壁62との間を密封するためガスケット1
40が設けられ、また別のガスケット142がリード板
124とシリンダヘッド126との間に設けられてい
る。各ガスケット140,142は、リード板124の
外周に沿って延びているが、後述するように、動作中に
連通するための多数の開口144を有している。
【0038】図1、図3、図4、図5および図16を参
照すれば、シリンダヘッド126は、出口室130に関
連して導管148に接続され、全体を146で示した延
出部を有し、導管148が出口室130に対し容積を増
大させ、アキュムレータとして機能する。延出部146
は、出口室130を横向き開口152に連通するポート
150を有し、開口152内に導管148が接続されて
いる。図3に最も明瞭に示してあるように、導管148
は、開口152への取付用である外側環状取付具154
を有し、導管148および出口室130の内部から空気
が漏れるのを防ぐためO−リングシール156が設けら
れている。シール156は、600゜Fまでの作動温度
に耐えられるヴィトン (Viton)やその他の材料で作製さ
れるのが好ましい。シリンダヘッド126は、その4隅
の開口166に挿入されるボルト(図示せず)によっ
て、シリンダ鋳造体62に取り付けられる。
【0039】図16に示すように、導管148は、通常
の構造である空気圧レギュレータ158に接続されてお
り、好ましい実施例では、この空気圧レギュレータ15
8が導管148内の空気圧を約80 p.s.i. である所望
のレベルに制限する。空気圧レギュレータ158からの
出口ライン160が所望の空気圧を左右の燃料/空気レ
ール163と165へ導くために設けられており、これ
らの燃料/空気レール163,165は、エンジンの燃
料噴射系の一部で、それら自体は本発明の一部を構成す
るものでない。
【0040】導管148と出口室130の容積は、合計
約200立方センチメートル(CC)程度であるのが好
ましい。つまり出口室130は、約50立方センチメー
トルの容積を有するのが好ましく、また導管148は、
約150立方センチメートルの容積を有するのが好まし
い。導管148は、図16に示すように接続され、約1
フィート程度の長さで、エンジンブロック22のほぼ全
長に亘って延びている。図1に示すごとく、導管148
は、エンジンブロック22の全長に沿って延びる際、そ
のすぐ近くに位置可能なように2つの角部を有する。な
お、導管148の長さとその内径は、必然的に管容積に
影響を及ぼし、内燃機関に関連して図示したエアコンプ
レッサ20の特定用途において、出口室130と導管1
48との合計容積が約200立方センチメートルである
のが好ましいことが理解されるべきである。
【0041】出口室130および導管148のサイズ
は、エアコンプレッサ20の動作によって生じる高圧ス
パイクを減衰するように作用するのに充分な大きさであ
るべき一方、充填に長くかかりすぎ、エンジンを始動さ
せるのに充分な圧力が生じる前にエンジンが過剰にクラ
ンク動作しなければならないほど大きすぎてもいけな
い。3リットル、V6型内燃機関での使用を意図した好
ましい実施例において、エアコンプレッサ20の動作中
に発生する熱に耐えられるように剛性であるのが好まし
いが、熱によって損傷しない材料で作製されるなら可撓
性でもよい。可撓性であれば、減衰効果がさらに向上さ
れる。
【0042】なお、出口室130は、図示の例よりもサ
イズを大きくできるが、図示した好ましい実施例におけ
るエアコンプレッサ20の物理的サイズは、シリンダヘ
ッド126が図1および図2で画成されている境界を越
えて延びるべきでない限界を示している。
【0043】前述したようにエアコンプレッサ20は、
ピストン70の逆方向、つまり右側へのストローク時に
クランクケース60内で空気が圧縮されることによって
発生する補助圧出力も与える。これは、ピストン70が
上死点までのストロークを移動して戻りストロークへ移
るとき、入口開口114を介して空気がシリンダボアの
内部へ導入され、次いでピストン70が右側へ移動し、
ピストン70自体の側壁によって入口開口114を密封
し、さらに下死点へ向かうピストン70の移動でクラン
クケース60内の空気を圧縮することによって生じる。
【0044】加圧のレベルは、出口室130内で行われ
る加圧と比べて遥かに低く、約10p.s.i. 程度であ
り、クランクケース60からの補助圧の出力は、かかる
低い圧力レベルで、図1、図7および図10に示したエ
ア逆止弁168によって制御される。エア逆止弁168
は、一体に形成されたニップル170を有するのが好ま
しく、このニップル170に172などの管を取り付
け、補助圧を低圧燃料吐出ポンプやオイル計量ポンプな
どの付属部品に与えることができる。エア逆止弁168
は、クランクケース60の内部とポート174とを介し
て連通し、該逆止弁168を横切る何れの方向において
も非常に小さい差圧で開閉するものが好ましい。
【0045】ピストン70およびクランクケース60内
の軸受を潤滑するため、エアコンプレッサ20は、オイ
ル分配ポンプへ共に接続された給油ライン176(図1
6参照)と排油ライン178とを含むオイル潤滑系を利
用する。図7を参照すれば、給油ライン176は、給油
逆止弁180に取り付けられており、給油逆止弁180
が端部鋳造体104に接続され、ポート182を介して
クランクケース60と連通している。排油ライン178
は、図7に示すようにオリフィス付のドレン取付具18
4に接続され、ドレン取付具184が図7、図8および
図9に示したポート186を介してクランクケース60
と連通している。
【0046】なお、給油逆止弁180の位置がクランク
ケース60の頂部にある一方、オイル戻し用のオリフィ
ス付ドレン取付具184は、その底部に位置し、クラン
クケース60内でオイルを循環させるのに重力の効果を
利用していること、またクランクケース60は、オイル
で満たされているのでなく、充分なオイルがクランクケ
ース60を通って流れ、適正な潤滑を維持していること
が理解されるべきである。さらに、補助圧の発生源とな
る前記エア逆止弁168は、クランクケース60の頂部
に近い位置に配置されている。
【0047】本発明の重要な特徴によれば、給油逆止弁
180とドレン取付具184とを用いたのは、クランク
ケース60自体を使って補助空気圧を発生させているた
めである。すなわちクランクケース60を通じてポンプ
吸引するのでなく、クランクケース60内の圧力レベル
が入口を介してクランクケース60内へとオイルを吸引
する負圧を与える。クランクケース60内の圧力レベル
は、給油ライン176内のオイルに対して約4 p.s.i.
の負の値を発生する。給油逆止弁180は、給油ライン
176の圧力がクランクケース60内の圧力を約10
p.s.i. だけ越えたときにのみ開く。したがって動作
時、差圧が上記の値を越えたときに給油逆止弁180が
開いてオイルをクランクケース60内へ吸引可能とし、
それ以外の動作中、オイルはクランクケース60内に吸
引されない。
【0048】給油ライン176に通常与えられるオイル
圧は、最小約10 p.s.i. である。オイルドレン取付具
184は、クランクケース60内に流入した全てのオイ
ルがドレン可能なほど充分に大きい一方、クランクケー
ス60内に圧力が蓄積されて前述したその他の付属部品
を作動する補助圧源を与えるのを妨げないほど充分に小
さいオリフィスを有する。この点から、直径約0.03
0インチのオリフィスが適切な圧力レベルを達成すると
同時に、所望の流速でクランクケース60からオイルを
ドレンさせるのに充分であることが見い出された。
【0049】オイルが入口ポート182から出口ポート
186へ流れるのを助けるため、およびクランク軸部材
84の外径が端部鋳造体104の開口サイズと近いこと
を考慮して、図9および図10に示すようにクランクケ
ース60の内側にオイル溝188が設けられている。
【0050】なおオイルは、ピストン70へも移動し、
スリーブ72内のピストン70を潤滑する。前述した理
由から出力圧の空気内に含まれるオイルの量を最小とす
るのが重要であるため、3つのリング74、76および
78が設けられており、そのうち78がオイルリングで
ある。そしてオイルリング78は、図17に示すよう
に、上下の薄いリング部分190の間に波状部分192
を挟んでなる複合構造を有する。この波状構造によっ
て、動作中オイルは、リング78を通過可能となり、通
過したオイルは、図1および図15に示すようにピスト
ン70に存在する6つの開口194を通じ、ピストン7
0の内部へ移動可能である。すなわち図15に示すよう
に、ピストン70の軸方向に見て6箇所に凹部が鋳造形
成され、リング78用の溝が切削加工されるとき、ピス
トン70側の対応位置に開口が切削され、これらの開口
を介しオイルは、各箇所の開口194でピストン70の
内部へ通過可能となる。
【0051】エアコンプレッサ20によって熱が発生さ
れるため、シリンダヘッド126の領域に対して冷却系
が設けられており、この目的上シリンダ鋳造体62は、
ほぼその全周に亘って延びた空間196を有し、シリン
ダヘッド126についても同様に198(図6参照)で
示した空間が形成されている。前述したように、エアコ
ンプレッサ20は、冷却水を内部に含んだエンジンブロ
ック22の開口に嵌合する取付ブラケット部34を有し
ており、その領域からの水が内部ポート200(図1お
よび図12参照)を介して各空間196,198に導か
れ、ポート200は、エンジンブロック22の開口から
空間196へと延びている。水は、空間196、リード
板124の開口144、および両ガスケット140,1
42の同寸法の開口を通って循環する。そして水は、出
口取付具204を受け入れる開口202を介して取り出
され、出口取付具204は、都合のよい位置で水を放出
させる管を取付可能なニップルを有する。出口取付具2
04は、冷却水の流量を制御するため、約40 p.s.i.
の水圧を有する船外発動機で使われる場合、約1/4イ
ンチのオリフィスを有する。
【0052】圧縮空気の温度は、特定の範囲内に制御さ
れることが重要である。温度がエアコンプレッサ20内
で使われる潤滑油の炭化温度を越えると、ピストン70
の頂部に炭素が付着し、やがて薄片状に剥がれて圧縮空
気内に混入し、燃料噴射系の動作に悪影響を及ぼす虞れ
がある。また、水の凝縮が生じるほど温度が低くなりす
ぎると、出力される圧縮空気内に存在する可能性のある
オイルに水が混入し、スラッジのような混合物となり、
同じく燃料噴射系の動作に悪影響を及ぼす虞れがある。
【0053】図13に示したアイドラプーリ52につい
て見れば、駆動ベルト58の張力調整のため、調整でき
るように取り付けられている。図1、図12、図13お
よび図14を参照すると、取付ブラケット部34の外側
延出部46は、三日月状の開口206を有し、六角状ヘ
ッドの取付ブラケット208が小ボルト210を介して
延出部に取り付けられている。六角状ヘッドの取付ブラ
ケット208にレンチを当てれば、ボルト210を中心
にブラケット208を回して駆動ベルト58に所望の張
力を得ることができ、調整後ナット214付のボルト2
12を締め付け、所望の位置に維持可能である。取付ブ
ラケット208は、図1に実線で一つの位置が示してあ
り、また想像線で別の位置も示してある。アイドラプー
リ52は、内部軸受216を含む。
【0054】以上本発明の実施例を図示し説明したが、
その他さまざまな代替物、代用物および等価物を用いる
こともでき、本発明は、特許請求の範囲の記載およびそ
れと等価の内容によってのみ制限されることが理解され
るべきである。
【0055】本発明の各種特徴は、特許請求の範囲の各
項に記載されている。
【0056】
【発明の効果】以上の記述から、多くの望ましい利点と
特性を有する改良されたエアコンプレッサが図示され、
説明されたことが理解されるべきである。本発明に係る
エアコンプレッサは、構造がコンパクトであるばかり
か、高圧出力の他、補助の低圧出力および別個の動力取
り出し能力も与えられる。さらにコンパクトな設計の中
には、潤滑および冷却能力も含まれ、比較的高い作動速
度での信頼のある動作を保証している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したエアコンプレッサの一部を除
去した平面図で、船外エンジンの環境内で示してある。
【図2】図1に示したエアコンプレッサの部分断面正面
図で、一部が除去してある。
【図3】図2に示したエアコンプレッサの左端面図で、
特にシリンダヘッドを示す。
【図4】図3の4−4線にほぼ沿った断面図。
【図5】図3のシリンダヘッダの正面図。
【図6】図3のシリンダヘッダの底面図。
【図7】図2に示したエアコンプレッサの一部の右側面
図。
【図8】図7に示した構造の側面図。
【図9】図8に示した構造の右側面図。
【図10】図9の10−10線にほぼ沿った断面図。
【図11】図9の11−11線にほぼ沿った別の断面
図。
【図12】図1の12−12線にほぼ沿った断面図。
【図13】図1の13−13線にほぼ沿った側面図。
【図14】図13の14−14線の方向にほぼ沿った側
面図。
【図15】本発明のエアコンプレッサで使われるピスト
ンの端面図。
【図16】本発明を実施したエアコンプレッサを単純化
したもので、出力管を示すとともに、船外エンジン用の
燃料噴射系の一部および空気圧レギュレータも併せて示
した概略図。
【図17】本発明のピストンで使われるオイルリング構
造の一部の側面図。
【図18】本発明で使われるリード弁の平面図。
【図19】本発明を実施したエアコンプレッサの作動速
度対出力容量の関係を示したグラフ。
【符号の説明】
20 エアコンプレッサ 22 エンジンブロック 32 上方開口 34 取付ブラケット部 36 開口 52 アイドラプーリ 56 駆動プーリ 58 駆動ベルト 60 クランクケース 62 シリンダ鋳造体 70 ピストン 74,76 リング 78 オイルリング 80 連結ロッド 84 クランク軸部材 86 クランクピン 88,94 軸受 90,92 円筒状延在部 95 ジャッキ軸 102 環状シール部材 104 端部鋳造体 106 分割線 108 環状溝 110 保持リング 114 入口開口 116 吸気マニホルド 120 吸気開口 122 端面 124 リード板 126 シリンダヘッド 128 出口開口 130 出口室 132 リード弁 138 リードストッパ部材 146 延出部 148 導管 168 エア逆止弁 176 給油ライン 178 排油ライン 180 給油逆止弁 184 ドレン取付具 194 オイル通過用ピストン開口 196,198 空間 200 内部ポート 204 出口取付具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハロルド、ケー、ウェイド アメリカ合衆国、イリノイ州 60087、ウ ォーキーガン、チャップリン 13577

Claims (67)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い円筒状ボアおよびほぼ閉じている
    クランクケース室を有したハウジングと、 ヘッド端部および連結ロッド端部を有するとともに、そ
    の側壁が所定長さに形成され、前記円筒状ボアの内部で
    往復移動自在であるピストンと、 前記クランクケース室の内部に位置され、回転可能なク
    ランク軸手段と、 前記クランク軸手段および前記ピストンを相互に接続
    し、前記クランク軸手段の回転によって前記ピストンを
    往復移動させる連結ロッドと、 前記円筒状ボアの外端において前記ハウジングに取り付
    けられ、内部に出口室を有するヘッド手段と、 前記円筒状ボアの外端に隣接して配置されており、通常
    状態において閉塞し、かつ前記円筒状ボアの内部におけ
    る前記ピストンの前記ヘッド手段へ向かう移動によって
    発生する圧縮空気に応じて開くことにより、空気を前記
    出口室へ通過させる弁手段と、 前記ハウジングを介して前記円筒状ボア側へ空気を導く
    エア入口手段と、 前記クランク軸手段に接続されて該クランク軸手段を回
    転させ、このクランク軸手段の逐次回転により、まず前
    記ピストンを前記ヘッド手段から離反する方向に移動さ
    せて前記円筒状ボアの内部へ空気を導入可能とし、かつ
    前記クランク軸手段の更なる回転により、空気を圧縮し
    ながら前記ピストンを前記ヘッド手段に向かって移動さ
    せ、前記弁手段を開いて前記出口室の内部へ空気を通過
    させた後、前記弁手段を閉じるようになす回転手段とを
    備えたことを特徴とするエアコンプレッサ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングは、前記円筒状ボアおよ
    び前記クランクケース室の領域から延出した部位に取付
    ブラケット部を有しており、該取付ブラケット部が、そ
    の一面に取り付けのための手段を含むことを特徴とする
    請求項1記載のエアコンプレッサ。
  3. 【請求項3】 前記クランク軸手段を回転させる前記回
    転手段は、前記クランク軸手段に取り付けられた駆動プ
    ーリを含んでおり、この駆動プーリが可撓性の駆動ベル
    トによって回転されることを特徴とする請求項2記載の
    エアコンプレッサ。
  4. 【請求項4】 前記取付ブラケット部は、前記ハウジン
    グと一体に形成されており、さらに前記駆動ベルトに接
    触する回転可能なアイドラホイールを具備し、該アイド
    ラホイールが前記駆動ベルトの張力を変えられるように
    調整可能であることを特徴とする請求項3記載のエアコ
    ンプレッサ。
  5. 【請求項5】 V字状のブロック形状を形成する垂直2
    列のシリンダと、これら2列のシリンダ間に設けられ、
    その上面に開口が形成された水冷室とを具備した内燃機
    関に装着されるエアコンプレッサであって、 前記取付ブラケット部は、前記水冷室の開口に位置して
    これを覆う比較的平らな下面と、該取付ブラケット部を
    エンジンブロックに取り付けるためのボルトを受け入れ
    る複数の開口とを有したことを特徴とする請求項4記載
    のエアコンプレッサ。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングは、前記円筒状ボアを形
    成する内壁と、この内壁から分離され、かつ動作中に該
    内壁を冷却する冷却水が通過可能な空間を形成する外壁
    とを有したことを特徴とする請求項1記載のエアコンプ
    レッサ。
  7. 【請求項7】 前記ハウジングが、前記円筒状ボアを形
    成する内壁と、この内壁から分離され、かつ動作中に該
    内壁を冷却する冷却水が通過可能な空間を形成する外壁
    とを有し、 前記取付ブラケット部が、その下方面から前記空間へと
    延び、かつ前記水冷室から前記ハウジングの内外両壁間
    の前記空間に水を導入するための内部ポートを有するこ
    とを特徴とする請求項5記載のエアコンプレッサ。
  8. 【請求項8】 前記ヘッド手段が、前記出口室を形成す
    る内壁と、この内壁から分離され、かつ冷却水が通過可
    能な空間を形成する外壁とを有し、 前記ヘッド手段の内外両壁間に画成される前記空間が、
    前記ハウジングの内外両壁間の前記空間に流体連通して
    おり、 前記ヘッド手段の外壁と前記ハウジングの外壁のいずれ
    か一方が前記両空間を通過した水を放出するための出口
    手段を有することを特徴とする請求項7記載のエアコン
    プレッサ。
  9. 【請求項9】 前記弁手段は、前記ハウジングと前記ヘ
    ッド手段との間に位置されており、さらに前記ヘッド手
    段の内外両壁間の前記空間と前記ハウジングの内外両壁
    間の前記空間とを連通する開口を具備していることを特
    徴とする請求項8記載のエアコンプレッサ。
  10. 【請求項10】 前記ピストンは、その側壁の長さの2
    倍より大きな長さの予設定されたストロークを有してお
    り、該ピストンがそのストロークのいずれかの端部に位
    置するとき、前記エア入口手段が前記円筒状ボアの内部
    へ空気を導くことを特徴とする請求項1記載のエアコン
    プレッサ。
  11. 【請求項11】 前記クランクケース室から空気を放出
    するエア出口手段を具備し、該エア出口手段が導管手段
    の取り付けられる中空の円筒状延出部を有することを特
    徴とする請求項1記載のエアコンプレッサ。
  12. 【請求項12】 前記エア出口手段が、通常状態におい
    て閉塞位置に付勢され、かつ予設定された圧力レベルを
    越える差圧に応じて開くエア逆止弁を含むことを特徴と
    する請求項11記載のエアコンプレッサ。
  13. 【請求項13】 前記予設定された圧力レベルが平方イ
    ンチ当り約8ポンドから約10ポンドの範囲内にあるこ
    とを特徴とする請求項12記載のエアコンプレッサ。
  14. 【請求項14】 前記ピストンのヘッド端近くに配置さ
    れた第1の環状溝と、 前記第1の環状溝を前記ピストンの内部に連通する複数
    の開口と、 前記第1の環状溝の内部に配置され、前記円筒状ボアお
    よび前記ピストンの側壁の間から該ピストンの内部へオ
    イルを通過させる密封オイルリング手段とを具備してい
    ることを特徴とする請求項13記載のエアコンプレッ
    サ。
  15. 【請求項15】 前記ピストンは、前記第1の環状溝お
    よび前記ピストンのヘッド端間に配置された第2の環状
    溝と、該第2の環状溝内に配置された第2のリング手段
    とを有することを特徴とする請求項14記載のエアコン
    プレッサ。
  16. 【請求項16】 前記ピストンは、前記第2の環状溝お
    よび前記ピストンのヘッド端間に配置された第3の環状
    溝と、該第3の環状溝内に配置された第3のリング手段
    とを有することを特徴とする請求項15記載のエアコン
    プレッサ。
  17. 【請求項17】 前記クランクケース室の内部へオイル
    を導入可能とするオイル流入手段と、 前記クランクケース室からオイルを放出させるオイル流
    出手段とを具備していることを特徴とする請求項1記載
    のエアコンプレッサ。
  18. 【請求項18】 重力の作用によって前記クランクケー
    ス室にオイルを通過させるべく、前記オイル流入手段を
    前記クランクケース室の上部へオイルを導くように配置
    させるとともに、前記オイル流出手段を前記クランクケ
    ース室の下部からオイルを放出するように配置したこと
    を特徴とする請求項17記載のエアコンプレッサ。
  19. 【請求項19】 前記オイル流入手段は、通常状態にお
    いて閉塞位置に付勢され、かつ予設定された差圧に応じ
    て前記クランクケース室の内部へオイルを導く給油逆止
    弁を含むことを特徴とする請求項18記載のエアコンプ
    レッサ。
  20. 【請求項20】 前記予設定された差圧が平方インチ当
    り約10ポンドより大きいことを特徴とする請求項19
    記載のエアコンプレッサ。
  21. 【請求項21】 前記オイル流入手段は、オイル流入ラ
    インが接続されるように外側へ延びた円筒状のニップル
    を有する給油逆止弁を含むことを特徴とする請求項19
    記載のエアコンプレッサ。
  22. 【請求項22】 前記オイル流出手段は、オイル流出ラ
    インが接続される取付具を含み、この取付具が前記クラ
    ンクケース室の内部に圧力を維持しながら、該クランク
    ケース室からオイルをドレンさせるのに適した所定サイ
    ズの内部オリフィスを有することを特徴とする請求項1
    7記載のエアコンプレッサ。
  23. 【請求項23】 前記弁手段は、前記ハウジングの前記
    円筒状ボアの外端および前記ヘッド手段間に配置され、
    該円筒状ボアからの空気を前記出口室に連通する複数の
    開口を有したリード板と、前記複数の開口を覆うように
    前記リード板に取り付けられ、通常状態において閉塞位
    置にあり、かつ前記出口室の内部圧力に対する前記円筒
    状ボアの内部の予設定された差圧に応じて開くリード弁
    手段とを含んでおり、前記リード弁手段が、該リード弁
    手段を前記リード板に取り付ける取付手段を具備してい
    ることを特徴とする請求項9記載のエアコンプレッサ。
  24. 【請求項24】 前記リード弁手段は、外形がほぼ円形
    で中心部に開口を有するとともに、該中心部から外周へ
    と延びた複数のペタルを有しており、該ペタルが前記予
    設定された差圧に応じて前記リード板から離反する方向
    に撓むことを特徴とする請求項23記載のエアコンプレ
    ッサ。
  25. 【請求項25】 前記予設定された差圧が平方インチ当
    り約80ポンドより大きいことを特徴とする請求項23
    記載のエアコンプレッサ。
  26. 【請求項26】 前記弁手段は、前記出口室の内部に位
    置して前記リード弁手段に当接するリード弁ストッパ部
    材を具備し、このストッパ部材が中心部に開口を有する
    とともに、前記取付手段によって前記リード板に取り付
    けられており、動作中に前記ストッパ部材が前記リード
    弁手段のペタルを前記リード板から離反する方向に撓み
    可能としていることを特徴とする請求項24記載のエア
    コンプレッサ。
  27. 【請求項27】 前記ストッパ部材は、前記リード弁手
    段とほぼ同じ形状で、前記リード弁手段のペタルよりや
    やサイズが小さいペタルを有しており、該ストッパ部材
    における各ペタルの外側部分が前記リード弁手段の各ペ
    タルから離れて位置し、前記リード弁手段のペタルを撓
    み可能としていることを特徴とする請求項26記載のエ
    アコンプレッサ。
  28. 【請求項28】 前記リード弁手段は、厚さ約0.01
    1インチのステンレス鋼製フラップ弁材料で製造されて
    いることを特徴とする請求項24記載のエアコンプレッ
    サ。
  29. 【請求項29】 前記リード弁手段は、8つのペタルを
    有していることを特徴とする請求項24記載のエアコン
    プレッサ。
  30. 【請求項30】 前記リード板は、前記円筒状ボアから
    前記出口室へ空気を連通させる8つの開口を有している
    ことを特徴とする請求項24記載のエアコンプレッサ。
  31. 【請求項31】 前記リード弁手段のペタルは、前記リ
    ード板の開口とほぼ同じ形状で、該開口を覆って位置
    し、それぞれ両側部および端部に沿って前記開口と約
    0.060インチ重複していることを特徴とする請求項
    30記載のエアコンプレッサ。
  32. 【請求項32】 前記ハウジングは、前記円筒状ボアお
    よび前記クランクケース室の一部を含む主鋳造体と、前
    記クランクケース室の近くでこの主鋳造体に接続される
    端部鋳造体とを具備し、該端部鋳造体が取り外されてい
    る場合に前記ピストン、前記連結ロッドおよび前記クラ
    ンク軸手段が前記ハウジングに対して選択的に挿入およ
    び取り外し可能なように、これら端部鋳造体と主鋳造体
    とが前記クランク軸手段の中心と同一面の分割線に沿っ
    て接続されており、 さらに前記ハウジングが、前記端部鋳造体を前記主鋳造
    体に取り付ける手段を備えていることを特徴とする請求
    項1記載のエアコンプレッサ。
  33. 【請求項33】 前記クランクケース室が、その各側に
    開口を有するとともに、前記クランク軸手段が、第1お
    よび第2のクランク軸部材を備え、該クランク軸部材の
    それぞれが前記ハウジングの対応した開口を貫いて延び
    る円筒状延在部によって回転可能であり、さらに前記ク
    ランク軸手段が、その両側に配置され、該クランク軸手
    段の回転を許容する軸受を備えたことを特徴とする請求
    項32記載のエアコンプレッサ。
  34. 【請求項34】 前記円筒状延在部は、前記ハウジング
    の開口より小さい直径を有しており、前記クランク軸手
    段が、前記延在部と前記開口との間で、前記軸受の外側
    に配置される環状のシール部材を具備したことを特徴と
    する請求項33記載のエアコンプレッサ。
  35. 【請求項35】 前記ハウジングは、前記シール部材お
    よび該シール部材に隣接した前記軸受間に位置する部位
    に、それぞれ前記主鋳造体と前記端部鋳造体とに亘って
    形成された環状溝を有しており、これら環状溝の内部に
    それぞれ前記クランク軸手段を保持し、該クランク軸手
    段が前記円筒状延在部の軸方向に沿って移動するのを防
    ぐ保持リングが配置されていることを特徴とする請求項
    34記載のエアコンプレッサ。
  36. 【請求項36】 前記回転手段が前記第1のクランク軸
    部材に接続され、かつ前記第2のクランク軸部材の円筒
    状延在部が他の装置に動力を与える補助駆動手段に接続
    するための手段を具備していることを特徴とする請求項
    33記載のエアコンプレッサ。
  37. 【請求項37】 前記クランク軸手段は、前記各クラン
    ク軸部材に接続され、両クランク軸部材相互間に所定の
    間隙を維持するクランクピンと、前記連結ロッドを前記
    クランクピンに取り付け、かつこれら連結ロッドおよび
    前記クランクピンの間の回転運動を許容する軸受とを具
    備していることを特徴とする請求項33記載のエアコン
    プレッサ。
  38. 【請求項38】 細長い円筒状ボアおよびほぼ閉じてい
    るクランクケース室を有したハウジングと、 ヘッド端部および連結ロッド端部を有するとともに、そ
    の側壁が所定長さに形成され、前記円筒状ボアの内部で
    往復移動自在であるピストンと、 前記クランクケース室の内部に位置され、回転可能なク
    ランク軸手段と、 前記クランク軸手段および前記ピストンを相互に接続
    し、前記クランク軸手段の回転によって前記ピストンを
    往復移動させる連結ロッドと、 前記円筒状ボアの外端において前記ハウジングに取り付
    けられ、内部に出口室を有するヘッド手段と、 前記円筒状ボアの外端に隣接して配置されており、通常
    状態において閉塞し、かつ前記円筒状ボアの内部におけ
    る前記ピストンの前記ヘッド手段へ向かう移動によって
    発生する圧縮空気に応じて開くことにより、空気を前記
    出口室へ通過させる弁手段と、 前記ハウジングを介して前記円筒状ボア側へ空気を導く
    エア入口手段と、 前記クランクケース室から空気を放出するエア出口手段
    と、 前記クランク軸手段に接続されて該クランク軸手段を回
    転させ、このクランク軸手段の逐次回転により、まず前
    記ピストンを前記ヘッド手段から離反する方向に移動さ
    せて前記円筒状ボアの内部へ空気を導入可能にするとと
    もに、前記クランクケース室の内部の空気を圧縮するこ
    とによって前記エア出口手段から放出される利用可能な
    副次的圧縮空気を与えるようになし、 かつ前記クランク軸手段の更なる回転により、前記円筒
    状ボアの内部の空気を圧縮しながら前記ピストンを前記
    ヘッド手段に向かって移動させ、前記弁手段を開いて前
    記出口室の内部へ空気を通過させた後、前記弁手段を閉
    じるとともに、前記クランクケース室の内部に空気を導
    く手段とを備えており、 前記ピストンがその側壁の長さの2倍より大きな長さの
    予設定されたストロークを有し、該ピストンがそのスト
    ロークのいずれかの端部に位置するとき、前記エア入口
    手段が前記円筒状ボアの内部へ空気を導くことを特徴と
    するエアコンプレッサ。
  39. 【請求項39】 前記エア出口手段が、通常状態におい
    て閉塞位置に付勢され、かつ予設定された圧力レベルを
    越える差圧に応じて開くエア逆止弁を含むことを特徴と
    する請求項38記載のエアコンプレッサ。
  40. 【請求項40】 前記クランクケース室の内部へオイル
    を導入可能とするオイル流入手段と、 前記クランクケース室からオイルを放出させるオイル流
    出手段とを具備していることを特徴とする請求項38記
    載のエアコンプレッサ。
  41. 【請求項41】 重力の作用によって前記クランクケー
    ス室にオイルを通過させるべく、前記オイル流入手段を
    前記クランクケース室の上部へオイルを導くように配置
    させるとともに、前記オイル流出手段を前記クランクケ
    ース室の下部からオイルを放出するように配置したこと
    を特徴とする請求項40記載のエアコンプレッサ。
  42. 【請求項42】 前記オイル流入手段は、通常状態にお
    いて閉塞位置に付勢され、かつ予設定された差圧に応じ
    て前記クランクケース室の内部へオイルを導く給油逆止
    弁を含むことを特徴とする請求項41記載のエアコンプ
    レッサ。
  43. 【請求項43】 前記予設定された差圧が平方インチ当
    り約10ポンドより大きいことを特徴とする請求項42
    記載のエアコンプレッサ。
  44. 【請求項44】 前記オイル流出手段は、オイル流出ラ
    インが接続される取付具を含み、この取付具が前記クラ
    ンクケース室の内部に圧力を維持しながら、該クランク
    ケース室からオイルをドレンさせるのに適した所定サイ
    ズの内部オリフィスを有することを特徴とする請求項4
    0記載のエアコンプレッサ。
  45. 【請求項45】 細長い円筒状ボアおよびほぼ閉じてい
    るクランクケース室を有したハウジングと、 ヘッド端部および連結ロッド端部を有するとともに、前
    記円筒状ボアの内部で往復移動自在であるピストンと、 前記クランクケース室の内部に位置され、回転可能なク
    ランク軸手段と、 前記クランク軸手段および前記ピストンを相互に接続
    し、前記クランク軸手段の回転によって前記ピストンを
    往復移動させる連結ロッドと、 前記円筒状ボアの外端において前記ハウジングに取り付
    けられ、内部に出口室を有するヘッド手段と、 前記円筒状ボアの外端に隣接して配置されており、通常
    状態において閉塞し、かつ前記円筒状ボアの内部におけ
    る前記ピストンの前記ヘッド手段へ向かう移動によって
    発生する圧縮空気に応じて開くことにより、空気を前記
    出口室へ通過させる弁手段と、 前記ハウジングを介して前記円筒状ボア側へ空気を導く
    エア入口手段と、 前記クランク軸手段に接続されて該クランク軸手段を回
    転させ、このクランク軸手段の逐次回転により、まず前
    記ピストンを前記ヘッド手段から離反する方向に移動さ
    せて前記円筒状ボアの内部へ空気を導入可能とし、かつ
    前記クランク軸手段の更なる回転により、空気を圧縮し
    ながら前記ピストンを前記ヘッド手段に向かって移動さ
    せ、前記弁手段を開いて前記出口室の内部へ空気を通過
    させた後、前記弁手段を閉じるようになす手段と、 前記クランクケース室の内部へオイルを導入可能とする
    オイル流入手段と、 前記クランクケース室からオイルを放出させるオイル流
    出手段とを備えており、 前記オイル流入手段が、通常状態において閉塞位置に付
    勢され、かつ予設定された差圧に応じて前記クランクケ
    ース室の内部へオイルを導く給油逆止弁を含むことを特
    徴とするエアコンプレッサ。
  46. 【請求項46】 前記予設定された差圧が平方インチ当
    り約10ポンドより大きいことを特徴とする請求項45
    記載のエアコンプレッサ。
  47. 【請求項47】 重力の作用によって前記クランクケー
    ス室にオイルを通過させるべく、前記オイル流入手段を
    前記クランクケース室の上部へオイルを導くように配置
    させるとともに、前記オイル流出手段を前記クランクケ
    ース室の下部からオイルを放出するように配置したこと
    を特徴とする請求項45記載のエアコンプレッサ。
  48. 【請求項48】 前記ピストンは、その側壁の長さの2
    倍より大きな長さの予設定されたストロークを有してお
    り、該ピストンがそのストロークのいずれかの端部に位
    置するとき、前記エア入口手段が前記円筒状ボアの内部
    へ空気を導くことを特徴とする請求項45記載のエアコ
    ンプレッサ。
  49. 【請求項49】 前記クランクケース室から空気を放出
    するエア出口手段を具備し、該エア出口手段が導管手段
    の取り付けられる中空の円筒状延出部を有することを特
    徴とする請求項45記載のエアコンプレッサ。
  50. 【請求項50】 細長い円筒状ボアおよびクランクケー
    ス室を有したハウジングと、 ヘッド端部およびと連結ロッド端部を有するとともに、
    前記円筒状ボアの内部で往復移動自在であるピストン
    と、 前記クランクケース室の内部に位置され、回転可能なク
    ランク軸手段と、 前記クランク軸手段および前記ピストンを相互に接続
    し、前記クランク軸手段の回転によって前記ピストンを
    往復移動させる連結ロッドと、 前記円筒状ボアの外端において前記ハウジングに取り付
    けられ、内部に出口室を有するヘッド手段と、 前記円筒状ボアの外端に隣接して配置されており、通常
    状態において閉塞し、かつ前記円筒状ボアの内部におけ
    る前記ピストンの前記ヘッド手段へ向かう移動によって
    発生する圧縮空気に応じて開くことにより、空気を前記
    出口室へ通過させる弁手段と、 前記ハウジングを介して前記円筒状ボア側へ空気を導く
    エア入口手段と、 前記クランク軸手段に接続されて該クランク軸手段を回
    転させ、このクランク軸手段の逐次回転により、まず前
    記ピストンを前記ヘッド手段から離反する方向に移動さ
    せて前記円筒状ボアの内部へ空気を導入可能とし、かつ
    前記クランク軸手段の更なる回転により、空気を圧縮し
    ながら前記ピストンを前記ヘッド手段に向かって移動さ
    せ、前記弁手段を開いて前記出口室の内部へ空気を通過
    させた後、前記弁手段を閉じるようになす手段とを備え
    ており、 さらに前記ハウジングが、前記円筒状ボアおよび前記ク
    ランクケース室の一部を含む主鋳造体と、前記クランク
    ケース室の近くでこの主鋳造体に接続される端部鋳造体
    と、前記端部鋳造体を前記主鋳造体に取り付ける手段と
    を具備し、 前記端部鋳造体が取り外されている場合に前記ピスト
    ン、前記連結ロッドおよび前記クランク軸手段が前記ハ
    ウジングに対して選択的に挿入および取り外し可能なよ
    うに、これら端部鋳造体と主鋳造体とが前記クランク軸
    手段の中心と同一面の分割線に沿って接続されているこ
    とを特徴とするエアコンプレッサ。
  51. 【請求項51】 前記クランクケース室が、その各側に
    開口を有するとともに、前記クランク軸手段が、第1お
    よび第2のクランク軸部材を備え、該クランク軸部材の
    それぞれが前記ハウジングの対応した開口を貫いて延び
    る円筒状延在部によって回転可能であり、さらに前記ク
    ランク軸手段が、その両側に配置され、該クランク軸手
    段の回転を許容する軸受を備えたことを特徴とする請求
    項50記載のエアコンプレッサ。
  52. 【請求項52】 前記円筒状延在部は、前記ハウジング
    の開口より小さい直径を有しており、前記クランク軸手
    段が、前記延在部と前記開口との間で、前記軸受の外側
    に配置される環状のシール部材を具備したことを特徴と
    する請求項51記載のエアコンプレッサ。
  53. 【請求項53】 前記ハウジングは、前記シール部材お
    よび該シール部材に隣接した前記軸受間に位置する部位
    に、それぞれ前記主鋳造体と前記端部鋳造体とに亘って
    形成された環状溝を有しており、これら環状溝の内部に
    それぞれ前記クランク軸手段を保持し、該クランク軸手
    段が前記円筒状延在部の軸方向に沿って移動するのを防
    ぐ保持リングが配置されていることを特徴とする請求項
    52記載のエアコンプレッサ。
  54. 【請求項54】 細長い円筒状ボアおよびほぼ閉じてい
    るクランクケース室を有したハウジングと、 ヘッド端部および連結ロッド端部を有するとともに、前
    記円筒状ボアの内部で往復移動自在であるピストンと、 前記クランクケース室の内部に位置され、回転可能なク
    ランク軸手段と、 前記クランク軸手段および前記ピストンを相互に接続
    し、前記クランク軸手段の回転によって前記ピストンを
    往復移動させる連結ロッドと、 前記円筒状ボアの外端において前記ハウジングに取り付
    けられ、内部に出口室を有するヘッド手段と、 前記円筒状ボアの外端に隣接して配置されており、通常
    状態において閉塞し、かつ前記円筒状ボアの内部におけ
    る前記ピストンの前記ヘッド手段へ向かう移動によって
    発生する圧縮空気に応じて開くことにより、空気を前記
    出口室へ通過させ、該出口室を予設定された公称出力圧
    にする弁手段と、 前記ハウジングを介して前記円筒状ボア側へ空気を導く
    エア入口手段と、 前記クランク軸手段に接続されて該クランク軸手段を回
    転させ、このクランク軸手段の逐次回転により、まず前
    記ピストンを前記ヘッド手段から離反する方向に移動さ
    せて前記円筒状ボアの内部へ空気を導入可能とし、かつ
    前記クランク軸手段の更なる回転により、空気を圧縮し
    ながら前記ピストンを前記ヘッド手段に向かって移動さ
    せ、前記弁手段を開いて前記出口室の内部へ空気を通過
    させた後、前記弁手段を閉じるようになす手段とを備え
    ており、 前記弁手段が、前記ハウジングの前記円筒状ボアの外端
    および前記ヘッド手段間に配置され、該円筒状ボアから
    の空気を前記出口室に連通する複数の開口を有するリー
    ド板と、前記複数の開口を覆うように前記リード板に取
    り付けられ、通常状態において閉塞位置にあり、かつ前
    記出口室の内部圧力に対する前記円筒状ボアの内部の予
    設定された差圧に応じて開くリード弁手段とを含み、 さらに前記リード弁手段が、該リード弁手段を前記リー
    ド板に取り付ける手段を具備するとともに、前記出口室
    の内部の圧力に応じて変形しない充分なサイズおよび厚
    さを有しており、 前記公称出力圧が、前記差圧より約15倍から約20倍
    大きいことを特徴とするエアコンプレッサ。
  55. 【請求項55】 前記公称出力圧が平方インチ当り約8
    0ポンドであることを特徴とする請求項54記載のエア
    コンプレッサ。
  56. 【請求項56】 前記弁手段は、前記ハウジングと前記
    ヘッド手段との間に位置されており、さらに前記ヘッド
    手段の内外両壁間の前記空間と前記ハウジングの内外両
    壁間の前記空間とを連通する開口を具備していることを
    特徴とする請求項54記載のエアコンプレッサ。
  57. 【請求項57】 前記リード弁手段は、外形がほぼ円形
    で中心部に開口を有するとともに、該中心部から外周へ
    と延びた複数のペタルを有しており、該ペタルが前記予
    設定された差圧に応じて前記リード板から離反する方向
    に撓むことを特徴とする請求項56記載のエアコンプレ
    ッサ。
  58. 【請求項58】 前記差圧が平方インチ当り約80ポン
    ドより大きいことを特徴とする請求項57記載のエアコ
    ンプレッサ。
  59. 【請求項59】 前記弁手段は、前記出口室の内部に位
    置して前記リード弁手段に当接するリード弁ストッパ部
    材を具備し、このストッパ部材が中心部に開口を有する
    とともに、前記取付手段によって前記リード板に取り付
    けられており、動作中に前記ストッパ部材が前記リード
    弁手段のペタルを前記リード板から離反する方向に撓み
    可能としていることを特徴とする請求項58記載のエア
    コンプレッサ。
  60. 【請求項60】 前記ストッパ部材は、前記リード弁手
    段とほぼ同じ形状で、前記リード弁手段のペタルよりや
    やサイズが小さいペタルを有しており、該ストッパ部材
    における各ペタルの外側部分が前記リード弁手段の各ペ
    タルから離れて位置し、前記リード弁手段のペタルを撓
    み可能としていることを特徴とする請求項59記載のエ
    アコンプレッサ。
  61. 【請求項61】 前記リード弁手段は、厚さ約0.01
    1インチのステンレス鋼製フラップ弁材料で製造されて
    いることを特徴とする請求項57記載のエアコンプレッ
    サ。
  62. 【請求項62】 前記リード弁手段は、8つのペタルを
    有していることを特徴とする請求項57記載のエアコン
    プレッサ。
  63. 【請求項63】 前記リード板は、前記円筒状ボアから
    前記出口室へ空気を連通させる8つの開口を有している
    ことを特徴とする請求項57記載のエアコンプレッサ。
  64. 【請求項64】 前記リード弁手段のペタルは、前記リ
    ード板の開口とほぼ同じ形状で、該開口を覆って位置
    し、それぞれ両側部および端部に沿って前記開口と約
    0.060インチ重複していることを特徴とする請求項
    63記載のエアコンプレッサ。
  65. 【請求項65】 細長い円筒状ボアおよびほぼ閉じてい
    るクランクケース室を有したハウジングと、 ヘッド端部および連結ロッド端部を有するとともに、そ
    の側壁が所定長さに形成され、前記円筒状ボアの内部で
    往復移動自在であるピストンと、 前記ピストンのヘッド端近くに配置された第1の環状溝
    と、 前記第1の環状溝を前記ピストンの内部に連通する複数
    の開口と、 前記第1の環状溝の内部に配置され、前記円筒状ボアお
    よび前記ピストンの側壁の間から該ピストンの内部へオ
    イルを通過させる密封オイルリング手段と、 前記クランクケース室の内部に位置され、回転可能なク
    ランク軸手段と、 前記クランク軸手段および前記ピストンを相互に接続
    し、前記クランク軸手段の回転によって前記ピストンを
    往復移動させる連結ロッドと、 前記円筒状ボアの外端において前記ハウジングに取り付
    けられ、内部に出口室を有するヘッド手段と、 前記円筒状ボアの外端に隣接して位置されており、通常
    状態において閉塞し、かつ前記円筒状ボアの内部におけ
    る前記ピストンの前記ヘッド手段へ向かう移動によって
    発生する圧縮空気に応じて開くことにより、空気を前記
    出口室へ通過させる弁手段と、 前記ハウジングを介して前記円筒状ボア側へ空気を導く
    エア入口手段と、 前記クランク軸手段に接続されて該クランク軸手段を回
    転させ、このクランク軸手段の逐次回転により、まず前
    記ピストンを前記ヘッド手段から離反する方向に移動さ
    せて前記円筒状ボアの内部へ空気を導入可能とし、かつ
    前記クランク軸手段の更なる回転により、空気を圧縮し
    ながら前記ピストンを前記ヘッド手段に向かって移動さ
    せ、前記弁手段を開いて前記出口室の内部へ空気を通過
    させた後、前記弁手段を閉じるようになす手段とを備え
    たことを特徴とするエアコンプレッサ。
  66. 【請求項66】 前記ピストンは、前記第1の環状溝お
    よび前記ピストンのヘッド端間に配置された第2の環状
    溝と、該第2の環状溝内に配置された第2のリング手段
    とを有することを特徴とする請求項65記載のエアコン
    プレッサ。
  67. 【請求項67】 前記ピストンは、前記第2の環状溝お
    よび前記ピストンのヘッド端間に配置された第3の環状
    溝と、該第3の環状溝内に配置された第3のリング手段
    とを有することを特徴とする請求項66記載のエアコン
    プレッサ。
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