JPH06101632A - 偏心輪駆動式ダイヤフラムポンプ - Google Patents

偏心輪駆動式ダイヤフラムポンプ

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Publication number
JPH06101632A
JPH06101632A JP25098292A JP25098292A JPH06101632A JP H06101632 A JPH06101632 A JP H06101632A JP 25098292 A JP25098292 A JP 25098292A JP 25098292 A JP25098292 A JP 25098292A JP H06101632 A JPH06101632 A JP H06101632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eccentric wheel
diaphragm pump
wheel drive
drive type
slide frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25098292A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Oya
郁夫 大家
Noboru Bando
昇 板東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKATSUKI DENKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TAKATSUKI DENKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by TAKATSUKI DENKI SEISAKUSHO KK filed Critical TAKATSUKI DENKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏心輪とスライド枠との接触による騒音を低
減させるとともに偏心輪の摩耗を防止することができる
ダイヤフラムを提供する。 【構成】 その一端が回転駆動源に接続された回転軸
と、該回転軸に固定され、その外周にボールベアリング
が取り付けられた偏心輪と、内周面が前記ボールベアリ
ング外周と接触する矩形状中央枠を有し、両端がダイヤ
フラムに接続されたスライド枠とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は偏心輪駆動式ダイヤフラ
ムポンプ(以下、単にダイヤフラムポンプという)に関
する。さらに詳しくは、偏心輪とスライド枠との接触に
より、前記偏心輪が固定された駆動軸の回転運動を往復
直線運動に変換して、前記スライド枠の両端に接続され
たダイヤフラムを振動させる方式のダイヤフラムポンプ
であって、スライド枠と偏心輪の接触音および偏心輪の
摩耗を低減させることができるダイヤフラムポンプに関
する。
【0002】
【従来の技術】電磁力を利用する電磁式ダイヤフラムポ
ンプに比べて、モータやエンジンなどの外部動力を利用
するポンプのばあいは、当該外部動力源とポンプとを直
結したり、またはプーリーやベルトを採用したりして回
転速度を自由に選べるという利点がある。また、電磁式
ダイヤフラムポンプのばあいは、鉄損や銅損を考慮しな
ければならないが、外部動力を利用するばあいは、回転
軸の入力を主電動機または主機関からうるようにすると
正味入力のみで余分の損失がないという利点もある。
【0003】このような利点に着目して、外部動力利用
型のダイヤフラムポンプが種々提案されている。図4は
従来の外部動力利用型のダイヤフラムポンプの説明図で
ある。図4において、21はモータであり、該モータ21の
回転軸にはクランク22が連結されており、モータ21の回
転運動をクランク22が往復運動に変換し、ダイヤフラム
23を振動させるようになっている。
【0004】しかし、図4に示されるタイプのダイヤフ
ラムポンプではダイヤフラム23が斜めに押し引きされる
ため、ダイヤフラムが早期に損傷してしまうという問題
がある。
【0005】このため、クランクに代えて偏心輪を利用
し、この偏心輪にスライド枠を接触させて回転運動を往
復運動に変換するタイプのポンプが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このポ
ンプでは偏心輪とスライド枠との接触を利用しているた
め、接触音が大きく、これを防ぐためにポンプ全体を防
音ケーシングで囲む必要があり、ポンプが大型化すると
ともにコストをアップさせる要因となっていた。また、
偏心輪の摩耗が激しく、短い周期で部品交換をする必要
があった。
【0007】本発明は、叙上の事情に鑑み、偏心輪とス
ライド枠との接触による騒音を低減させるとともに偏心
輪の摩耗を防止することができるダイヤフラムポンプを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のダイヤフラムポ
ンプは、その一端が回転駆動源に接続された回転軸と、
該回転軸に固定され、その外周にボールベアリングが取
り付けられた偏心輪と、内周面が前記ボールベアリング
外周と接触する矩形状中央枠を有し、両端がダイヤフラ
ムに接続されたスライド枠とからなることを特徴として
いる。
【0009】
【作用】本発明のダイヤフラムポンプにおいては、偏心
輪の外周にボールベアリングが取り付けられているの
で、前記偏心輪とスライド枠との接触を滑らかに行なわ
せることができ、かかる接触に起因する騒音を大幅に低
減させることができる。また、偏心輪は直接にスライド
枠と接触しないため摩耗することがない。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ本発明のダイヤ
フラムポンプを詳細に説明する。
【0011】図1は本発明のダイヤフラムポンプの一実
施例の部分断面説明図、図2は図1に示されるダイヤフ
ラムポンプの分解斜視図である。
【0012】図1〜2において、Aは本発明の一実施例
にかかわるダイヤフラムポンプであり、該ダイヤフラム
ポンプAは、回転軸1と、偏心輪2と、スライド枠3と
からなっている。
【0013】前記回転軸1の一端(図1において上側)
はモータやエンジンなどの回転駆動源(図示せず)に接
続されている。この接続は直接接続(直結)であっても
よいし、プーリーやベルトなどを介した間接的な接続で
あってもよい。
【0014】前記回転軸1には銅や焼結金属などからな
る偏心輪2が固定されている。また、この偏心輪2の外
周にはボールベアリング4が取り付けられている。な
お、本実施例では、前記ボールベアリング4の外側にさ
らにゴムタイヤ20が装着されている。これにより、ボー
ルベアリング4とスライド枠3とが接触するばあいに比
べさらに騒音を小さくすることができる。
【0015】スライド枠3は鉄板をプレス加工により製
作したり、アルミダイカストなどで作製されており、そ
の両端はダイヤフラム台5に取り付けられたダイヤフラ
ム6に接続されている。スライド枠3は、また、その内
周面が前記ゴムタイヤ5と接触する矩形状の中央枠7を
有している。
【0016】ダイヤフラム6はワッシャ8を介してセン
タービス9により前記スライド枠3の端部に固定されて
いる。そして、前記ダイヤフラム6の外側にはポンプ圧
縮室10が設けられており、このポンプ圧縮室10内に弁1
1、12を備えた吸引室13および吐出室14を経由して流体
が出入りするようになっている。
【0017】本実施例においては、前述したポンプ全体
が普通鋼板などからなる防音ケース15内に収納されてお
り、回転駆動源に接続される側の回転軸1だけが、前記
防音ケース15の蓋16を貫通して外部に突き出ている。こ
れにより、偏心輪1とスライド枠3との接触に起因する
騒音や、ダイヤフラム、弁などから発生する騒音をさら
に一層低減させることができる。
【0018】また、本実施例では、回転軸1を支持する
軸受部17が前記防音ケース15と一体に形成されており、
構造が簡略化されるとともに部品点数の少数化が図られ
ている。
【0019】つぎに前記実施例の動作について簡単に説
明する。
【0020】図3は偏心輪とスライド枠との関係を表わ
す説明図である。
【0021】図3の(a)は偏心輪2が中立点にあると
きの状態をあらわしており、このばあいは左右のダイヤ
フラムも同じく中立状態にあり、流体の吸引および吐出
は行なわれない。ついで、偏心輪2が矢印の方向に90°
回転すると、図3の(b)に示されるようにスライド枠
3は右側(図2において、以下同様)に押される。そし
て、右側のポンプ圧縮室15が圧縮状態となり、右側のポ
ンプ圧縮室15は吸引状態になる。ついで、偏心輪2がさ
らに矢印の方向へ180 °回転すると、図3の(c)に示
されるようにスライド枠3は左側に押される。そして、
今度は左側のポンプ圧縮室15が圧縮状態となり、右側の
ポンプ圧縮室15は吸引状態になる。以上の動作をくり返
すことによって左右のダイヤフラムが押し引きされて、
流体の吸引および吐出が行なわれる。
【0022】なお、前述した実施例では、偏心輪の数は
1であるが、回転軸を延長して複数個の偏心輪を取りつ
け、並列運転させることもできる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のダイヤフ
ラムポンプにおいては、偏心輪の外周にボールベアリン
グが取り付けられているため、スライド枠との接触運動
を滑らかに行なうことができる。このため、かかる接触
運動に起因する騒音を大幅に低減させることができる。
また、偏心輪は直接スライド枠と接触しないため、従来
のような摩耗の発生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダイヤフラムポンプの一実施例の部分
断面説明図である。
【図2】図1に示されるダイヤフラムポンプの分解斜視
図である。
【図3】偏心輪とスライド枠との関係を表わす説明図で
ある。
【図4】従来のダイヤフラムポンプの説明図である。
【符号の説明】
A ダイヤフラムポンプ 1 回転軸 2 偏心輪 3 スライド枠 4 ボールベアリング 6 ダイヤフラム 15 防音ケース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その一端が回転駆動源に接続された回転
    軸と、該回転軸に固定され、その外周にボールベアリン
    グが取り付けられた偏心輪と、内周面が前記ボールベア
    リング外周と接触する矩形状中央枠を有し、両端がダイ
    ヤフラムに接続されたスライド枠とからなることを特徴
    とする偏心輪駆動式ダイヤフラムポンプ。
  2. 【請求項2】 前記ボールベアリングの外周にゴムタイ
    ヤが装着されてなる請求項1記載の偏心輪駆動式ダイヤ
    フラムポンプ。
  3. 【請求項3】 ポンプ全体が全閉防音ケースに収納され
    てなる請求項1または2記載の偏心輪駆動式ダイヤフラ
    ムポンプ。
  4. 【請求項4】 前記回転軸を支持する軸受部が前記ケー
    スと一体化されてなる請求項3記載の偏心輪駆動式ダイ
    ヤフラムポンプ。
JP25098292A 1992-09-21 1992-09-21 偏心輪駆動式ダイヤフラムポンプ Pending JPH06101632A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25098292A JPH06101632A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 偏心輪駆動式ダイヤフラムポンプ

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JP25098292A JPH06101632A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 偏心輪駆動式ダイヤフラムポンプ

Publications (1)

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JPH06101632A true JPH06101632A (ja) 1994-04-12

Family

ID=17215919

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JP25098292A Pending JPH06101632A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 偏心輪駆動式ダイヤフラムポンプ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109944781A (zh) * 2019-04-30 2019-06-28 深圳市博威克斯科技有限公司 一种双头隔膜泵
WO2022134593A1 (zh) * 2020-12-21 2022-06-30 深圳安吉尔饮水产业集团有限公司 隔膜增压泵泵头的传动组件、隔膜增压泵的泵头、隔膜增压泵
CN116440804A (zh) * 2023-05-04 2023-07-18 江苏永创医药科技股份有限公司 一种3-三氟甲基-4-硝基苯酚水解系统

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WO2022134593A1 (zh) * 2020-12-21 2022-06-30 深圳安吉尔饮水产业集团有限公司 隔膜增压泵泵头的传动组件、隔膜增压泵的泵头、隔膜增压泵
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