JPH06101367B2 - スパークプラグ - Google Patents
スパークプラグInfo
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- JPH06101367B2 JPH06101367B2 JP10882088A JP10882088A JPH06101367B2 JP H06101367 B2 JPH06101367 B2 JP H06101367B2 JP 10882088 A JP10882088 A JP 10882088A JP 10882088 A JP10882088 A JP 10882088A JP H06101367 B2 JPH06101367 B2 JP H06101367B2
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- insulator
- center electrode
- porcelain insulator
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は内燃機関用のスパークプラグに関し、耐熱性高
く、燻り汚損性に強いスパークプラグを提供しようとす
るものであり、さらにまた高熱負荷のかかる高出力エン
ジンで使用されるスパークプラグに生じがちな熱衝撃割
れに対しても放熱して、磁器絶縁体温度を下げるよう改
善をはかったものである。
く、燻り汚損性に強いスパークプラグを提供しようとす
るものであり、さらにまた高熱負荷のかかる高出力エン
ジンで使用されるスパークプラグに生じがちな熱衝撃割
れに対しても放熱して、磁器絶縁体温度を下げるよう改
善をはかったものである。
従来の技術: 従来内燃機関に使用されるスパークプラグにおいてはPt
ワイヤなどを用いた中心電極とそれを包囲する磁器絶縁
体とを同時に焼結成形したものが知られており、特開昭
59−49181号公報の刊行物によってその中心電極にニク
ロム線などの中間電極を接続するものが提案されてい
る。
ワイヤなどを用いた中心電極とそれを包囲する磁器絶縁
体とを同時に焼結成形したものが知られており、特開昭
59−49181号公報の刊行物によってその中心電極にニク
ロム線などの中間電極を接続するものが提案されてい
る。
発明が解決しようとする問題点: しかしながら上記特開昭59−49181号公報に開示された
従来技術の場合コバール、ニクロムなどを中間電極に用
い、その中間電極と先端の中心電極とを電気溶接によっ
て接合するものであるが、両部材とも熱伝導性が著しく
低いため磁器絶縁体の先端の高温度が上記の部材を通し
て適当に放熱することができず、その結果耐熱性が劣化
するため脚長を長くすることができず、耐汚損性を向上
することができなかった。
従来技術の場合コバール、ニクロムなどを中間電極に用
い、その中間電極と先端の中心電極とを電気溶接によっ
て接合するものであるが、両部材とも熱伝導性が著しく
低いため磁器絶縁体の先端の高温度が上記の部材を通し
て適当に放熱することができず、その結果耐熱性が劣化
するため脚長を長くすることができず、耐汚損性を向上
することができなかった。
問題を解決するための手段: 本発明は上記の不具合を解決しようとするもので、耐熱
性高く燻り汚損性に強い点火栓で、さらに高熱負荷の係
る高出力エンジンで使用されるスパークプラグに起る熱
衝撃割れに対しても熱膨張係数の差を少なくするよう配
慮し、磁器絶縁体に対する熱応力を緩和し、放熱性を改
良して磁器絶縁体温度を下げるように改善したものであ
る。
性高く燻り汚損性に強い点火栓で、さらに高熱負荷の係
る高出力エンジンで使用されるスパークプラグに起る熱
衝撃割れに対しても熱膨張係数の差を少なくするよう配
慮し、磁器絶縁体に対する熱応力を緩和し、放熱性を改
良して磁器絶縁体温度を下げるように改善したものであ
る。
すなわち磁器絶縁体内で磁器絶縁体と中心電極との間に
クリアランスがないように中心電極が磁器絶縁体とほゞ
同じ線膨張係数を有する貴金属或は導電性焼結体からな
るスパークプラグにおいて、中間電極がCu,Agからなる
良熱伝導性金属を内側芯材とし、NI−Cr−Fe合金、Ni−
Co−Fe合金及びNi−Fe合金からなる低膨張高強度で耐酸
化性金属を外筒材として円柱状に形成した複合クラッド
部材で構成したものである。或は、また逆にCu,Agから
なる良熱伝導性金属を外筒材とし、内側芯材をNi−Cr−
Fe合金、Ni−Co−Fe合金及びNi−Fe合金からなる低膨張
高強度で耐酸化性金属として円柱状に形成した複合クラ
ッド部材で構成したものである。
クリアランスがないように中心電極が磁器絶縁体とほゞ
同じ線膨張係数を有する貴金属或は導電性焼結体からな
るスパークプラグにおいて、中間電極がCu,Agからなる
良熱伝導性金属を内側芯材とし、NI−Cr−Fe合金、Ni−
Co−Fe合金及びNi−Fe合金からなる低膨張高強度で耐酸
化性金属を外筒材として円柱状に形成した複合クラッド
部材で構成したものである。或は、また逆にCu,Agから
なる良熱伝導性金属を外筒材とし、内側芯材をNi−Cr−
Fe合金、Ni−Co−Fe合金及びNi−Fe合金からなる低膨張
高強度で耐酸化性金属として円柱状に形成した複合クラ
ッド部材で構成したものである。
なお、さらに前記逆構成の中間電極の場合にその表面に
耐酸化性金属Ni,Crのメッキ層か、ホウ砂などの焼きつ
け層を付加形成したものである。
耐酸化性金属Ni,Crのメッキ層か、ホウ砂などの焼きつ
け層を付加形成したものである。
先端部の中心電極はIrワイヤー、焼結Irワイヤー、Pt−
Ir合金等の貴金属線か或はAl2O3AlNなどのセラミック粉
末にPt,Ir又はこれらの合金を被覆した機能粉の焼結体
から成るサーメット材で構成され、これら中心電極は生
の絶縁体素地中の軸孔の先端孔に挿設された後焼成され
て絶縁体と一体に固着される。磁器絶縁体内の中心電極
と中間電極の接合部は中心の銅芯材に孔を明けてサーメ
ットに押し込み導電性ガラスでシールするか、Ni−Mo焼
結高温鑞材のPdやNiなどの高温鑞材でシール接合しても
よい。
Ir合金等の貴金属線か或はAl2O3AlNなどのセラミック粉
末にPt,Ir又はこれらの合金を被覆した機能粉の焼結体
から成るサーメット材で構成され、これら中心電極は生
の絶縁体素地中の軸孔の先端孔に挿設された後焼成され
て絶縁体と一体に固着される。磁器絶縁体内の中心電極
と中間電極の接合部は中心の銅芯材に孔を明けてサーメ
ットに押し込み導電性ガラスでシールするか、Ni−Mo焼
結高温鑞材のPdやNiなどの高温鑞材でシール接合しても
よい。
実施例: 第1図は本発明実施例のスパークプラグの縦断面図であ
り、1は取付ねじを具えた主体金具、2はアルミナ等か
らなる絶縁体、3は中心電極であり、この中心電極3は
Pt,Ir合金、Pt−Ir−Ni合金等の貴金属線、或はAl2O3,A
lN,SiCなどのセラミック粉末にPt,Ir又はこれら合金等
を被覆した機能粉を焼結した円柱状のサーメット材であ
り、これらは絶縁体とほゞ同じ線膨張係数を有するよう
に構成され、絶縁体線の要部拡大断面図第2図(a)で
示すようにこの中心電極材が生の絶縁体素地の軸孔2aの
先端孔2bに配設された後、焼成されて絶縁体と一体に固
着されている。4は絶縁体軸孔2a内に配された中間電極
であり、その一端は前記中心電極3と接続され、他端は
導電性ガラス6、抵抗体7及び導電性ガラス6を充填し
て端子電極8と共に加熱封着されている。5は主体金具
1に接合された外側電極で、前記中心電極3の先端面と
対設して火花ギャップ10を形成したスパークプラグであ
る。
り、1は取付ねじを具えた主体金具、2はアルミナ等か
らなる絶縁体、3は中心電極であり、この中心電極3は
Pt,Ir合金、Pt−Ir−Ni合金等の貴金属線、或はAl2O3,A
lN,SiCなどのセラミック粉末にPt,Ir又はこれら合金等
を被覆した機能粉を焼結した円柱状のサーメット材であ
り、これらは絶縁体とほゞ同じ線膨張係数を有するよう
に構成され、絶縁体線の要部拡大断面図第2図(a)で
示すようにこの中心電極材が生の絶縁体素地の軸孔2aの
先端孔2bに配設された後、焼成されて絶縁体と一体に固
着されている。4は絶縁体軸孔2a内に配された中間電極
であり、その一端は前記中心電極3と接続され、他端は
導電性ガラス6、抵抗体7及び導電性ガラス6を充填し
て端子電極8と共に加熱封着されている。5は主体金具
1に接合された外側電極で、前記中心電極3の先端面と
対設して火花ギャップ10を形成したスパークプラグであ
る。
本発明の中間電極は第2図(a)及び(b)に示すよう
に内側芯材4aがCu,Ag等の良熱伝導性金属と外側被覆材4
bがインコネル、コバール、Fe−Ni合金等の低膨張金属
からなる円柱状複合クラッド部材で構成されており、こ
のクラッド部材の中間電極4はその芯材4aに凹部を穿設
して中心電極3の頭部に圧入嵌合し、他端を導電性ガラ
ス6でシールしてなるか、或は第3図に示すように中間
電極4を中心電極3の頭部で導電性ガラス11を充填して
封着されてもよい。更には第4図(a)及び(b)に示
すように、内側芯材14aが42%Ni−Fe合金の低膨張金属
とその外周にCuなどの良熱伝導性金属外筒14bを真空溶
解被覆し、さらにその外周を耐酸化金属のメッキ層又は
ホウ砂等の焼付層などの第2被覆層14cを形成した中間
電極14であり、この中間電極14を上記方法で接続する
か、或は第4図のようにNi−Mo焼結高温ろう材、Pd,Ni
高温ろう材12を用いて中心電極3と接合してもよくま
た、電気抵抗溶接によって接合してもよい。なお、第2
被覆層14cは中間電極4,14の両端面側のみ形成したので
あってもよく、かかる構造の場合、中心電極3及び導電
性ガラス6又はろう材12との接続強度を増加させること
ができる。
に内側芯材4aがCu,Ag等の良熱伝導性金属と外側被覆材4
bがインコネル、コバール、Fe−Ni合金等の低膨張金属
からなる円柱状複合クラッド部材で構成されており、こ
のクラッド部材の中間電極4はその芯材4aに凹部を穿設
して中心電極3の頭部に圧入嵌合し、他端を導電性ガラ
ス6でシールしてなるか、或は第3図に示すように中間
電極4を中心電極3の頭部で導電性ガラス11を充填して
封着されてもよい。更には第4図(a)及び(b)に示
すように、内側芯材14aが42%Ni−Fe合金の低膨張金属
とその外周にCuなどの良熱伝導性金属外筒14bを真空溶
解被覆し、さらにその外周を耐酸化金属のメッキ層又は
ホウ砂等の焼付層などの第2被覆層14cを形成した中間
電極14であり、この中間電極14を上記方法で接続する
か、或は第4図のようにNi−Mo焼結高温ろう材、Pd,Ni
高温ろう材12を用いて中心電極3と接合してもよくま
た、電気抵抗溶接によって接合してもよい。なお、第2
被覆層14cは中間電極4,14の両端面側のみ形成したので
あってもよく、かかる構造の場合、中心電極3及び導電
性ガラス6又はろう材12との接続強度を増加させること
ができる。
実施例1: この発明の実施例として中心電極にPt−Ir線を用いた第
2図に示すスパークプラグと従来例のBCPR5EY(脚長17.
0mm)BCPR6EY(脚長14.0mm)及びBCPR7EY(脚長11.0m
m)を用いて、1600cc×4気筒のDOHC内燃機関、6500rpm
×4/4に保持して耐熱試験を行った。別表1に示すその
結果から従来のものと比較してプレイグニッションの発
生するBTDC(上死点前の角度)はいずれも従来のものと
比較して高くなる、すなわち絶縁体先端の高温を効率よ
く放散することができる耐熱性の向上効果が十分にみと
められた。なおこのため第5図に示すように従来プラグ
5,6,7品番の同一耐熱性に比べて、絶縁体の先端面から
主体金具の係止部パッキンまでの距離すなわち絶縁体脚
長を1〜2mm長めることができ、耐汚損性が向上できて
全体として広い面のスパークプラグとすることができ
る。
2図に示すスパークプラグと従来例のBCPR5EY(脚長17.
0mm)BCPR6EY(脚長14.0mm)及びBCPR7EY(脚長11.0m
m)を用いて、1600cc×4気筒のDOHC内燃機関、6500rpm
×4/4に保持して耐熱試験を行った。別表1に示すその
結果から従来のものと比較してプレイグニッションの発
生するBTDC(上死点前の角度)はいずれも従来のものと
比較して高くなる、すなわち絶縁体先端の高温を効率よ
く放散することができる耐熱性の向上効果が十分にみと
められた。なおこのため第5図に示すように従来プラグ
5,6,7品番の同一耐熱性に比べて、絶縁体の先端面から
主体金具の係止部パッキンまでの距離すなわち絶縁体脚
長を1〜2mm長めることができ、耐汚損性が向上できて
全体として広い面のスパークプラグとすることができ
る。
実施例2: 中心電極として導電性セラミック(アルミナ粉にPtを被
覆したサーメット材)を絶縁体に焼結させたもので絶縁
体肉厚及び内蔵するクラッド材の形状につき机上試験で
絶縁体の割れ発生の比較を行った。なおテストに用いた
各中心電極は外被に42φNi−Fe合金を用いてその外径D
としたときCu芯材径を0.7bとしたもので測定した。また
机上試験条件としては、試験品の主体金具先端部を削除
して絶縁体先端を露出させ、60秒バーナー加熱で先端12
00℃と60秒エア冷却の急速冷却を1サイクルとして割れ
発生するサイクル数で評価を行った。その結果は第6図
及び第7図に示す通り従来のニッケル合金の中間電極を
用いたときは第6図の関係になるが、本発明のクラッド
中間電極を用いたものは第7図のように同一絶縁体肉厚
において耐割れ発生を向上することができる。また、実
材の冷熱走行パターン運転の結果を第8図に示す。使用
車はロータリーエンジンで急加速、急減速の繰返しパタ
ーン運転であり、その結果は従来のニッケル合金の中間
電極よりも本発明のクラッド材の中間電極が大巾に耐割
れ性が向上できる。
覆したサーメット材)を絶縁体に焼結させたもので絶縁
体肉厚及び内蔵するクラッド材の形状につき机上試験で
絶縁体の割れ発生の比較を行った。なおテストに用いた
各中心電極は外被に42φNi−Fe合金を用いてその外径D
としたときCu芯材径を0.7bとしたもので測定した。また
机上試験条件としては、試験品の主体金具先端部を削除
して絶縁体先端を露出させ、60秒バーナー加熱で先端12
00℃と60秒エア冷却の急速冷却を1サイクルとして割れ
発生するサイクル数で評価を行った。その結果は第6図
及び第7図に示す通り従来のニッケル合金の中間電極を
用いたときは第6図の関係になるが、本発明のクラッド
中間電極を用いたものは第7図のように同一絶縁体肉厚
において耐割れ発生を向上することができる。また、実
材の冷熱走行パターン運転の結果を第8図に示す。使用
車はロータリーエンジンで急加速、急減速の繰返しパタ
ーン運転であり、その結果は従来のニッケル合金の中間
電極よりも本発明のクラッド材の中間電極が大巾に耐割
れ性が向上できる。
発明の効果: 以上のとおり良熱伝導性の中間電極を具えることにより
絶縁体先端の温度を伝熱により速やかに放散することが
でき、より長い脚長を有する内燃機関用スパークプラグ
の設計が可能となった。また耐汚損性を向上させること
が可能となり、また耐汚損性を向上させることのできる
優れた効果を有するものである。特に中間電極に複合ク
ラッド材を用いることにより絶縁体温度を低下させ、絶
縁体にかかる熱応力を解消して耐久力を向上させるとと
もに絶縁体肉厚をうすくして熱衝撃割れを防ぎ、特に高
熱負荷、高出力エンジン用スパークプラグとして有用で
ある。
絶縁体先端の温度を伝熱により速やかに放散することが
でき、より長い脚長を有する内燃機関用スパークプラグ
の設計が可能となった。また耐汚損性を向上させること
が可能となり、また耐汚損性を向上させることのできる
優れた効果を有するものである。特に中間電極に複合ク
ラッド材を用いることにより絶縁体温度を低下させ、絶
縁体にかかる熱応力を解消して耐久力を向上させるとと
もに絶縁体肉厚をうすくして熱衝撃割れを防ぎ、特に高
熱負荷、高出力エンジン用スパークプラグとして有用で
ある。
第1図はこの発明のスパークプラグの一実施例の縦断面
図、第2図(a)はその絶縁体先端要部の拡大断面図、
第2図(b)はA−A切断した断面図、第3図および第
4図(a)は別の実施例の絶縁体先端要部の拡大断面
図、第4図(b)は第4図(a)のA−A切断の断面
図、第5図は絶縁体脚長と品番の関係を示すグラフ、第
6図及び第7図はバーナー試験における割れ発生と絶縁
体肉厚(mm)、及びクラッド材径(φDmm)の関係を示
すグラフ、第8図は実材における割れ発生の関係を示す
グラフである。 1…主体金具、2…絶縁体、3…中心電極、4,14…中間
電極、4a…内側芯材、4b…外側被覆材
図、第2図(a)はその絶縁体先端要部の拡大断面図、
第2図(b)はA−A切断した断面図、第3図および第
4図(a)は別の実施例の絶縁体先端要部の拡大断面
図、第4図(b)は第4図(a)のA−A切断の断面
図、第5図は絶縁体脚長と品番の関係を示すグラフ、第
6図及び第7図はバーナー試験における割れ発生と絶縁
体肉厚(mm)、及びクラッド材径(φDmm)の関係を示
すグラフ、第8図は実材における割れ発生の関係を示す
グラフである。 1…主体金具、2…絶縁体、3…中心電極、4,14…中間
電極、4a…内側芯材、4b…外側被覆材
Claims (3)
- 【請求項1】中心電極が磁器絶縁体とほゞ同じ線膨張係
数を有する貴金属或は導電性焼結体からなり、前記磁器
絶縁体内で中心電極と磁器絶縁体との間にクリアランス
のないスパークプラグにおいて、中間電極が内側にCu,A
gからなる良熱伝導性金属、外筒がNi−Cr−Fe合金,Ni−
Co−Fe合金及びNi−Fe合金からなる低膨張高強度で耐酸
化性金属からなる円柱状複合クラッド部材であることを
特徴とするスパークプラグ。 - 【請求項2】中心電極が磁器絶縁体とほぼ同じ線膨張係
数を有する貴金属或は導電性焼結体からなり前記磁器絶
縁体内で中心電極と磁器絶縁体との間にクリアランスの
ないスパークプラグにおいて、中間電極が内側をNi−Cr
−Fe合金,Ni−Co−Fe合金及びNi−Fe合金からなる低膨
張高強度で耐酸化性金属、外筒をCu−Agからなる良熱伝
導性金属で構成した円柱状複合クラッド部材であること
を特徴とするスパークプラグ。 - 【請求項3】第2項の中間電極の表面に耐酸化金属のメ
ッキ層あるいはホウ砂の焼きつけ層を形成したことを特
徴とするスパークプラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10882088A JPH06101367B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | スパークプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10882088A JPH06101367B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | スパークプラグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01279588A JPH01279588A (ja) | 1989-11-09 |
JPH06101367B2 true JPH06101367B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=14494350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10882088A Expired - Fee Related JPH06101367B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | スパークプラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06101367B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100913343B1 (ko) * | 2008-12-23 | 2009-08-20 | (주)수도프리미엄엔지니어링 | 회로부 삽입형 방전소자 |
JP5456083B2 (ja) * | 2011-02-10 | 2014-03-26 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
JP5942961B2 (ja) | 2013-11-06 | 2016-06-29 | 株式会社デンソー | 内燃機関用のスパークプラグ |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP10882088A patent/JPH06101367B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01279588A (ja) | 1989-11-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |