JPH06101154A - 水崩壊性不織布およびその積層物 - Google Patents

水崩壊性不織布およびその積層物

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JPH06101154A
JPH06101154A JP4275119A JP27511992A JPH06101154A JP H06101154 A JPH06101154 A JP H06101154A JP 4275119 A JP4275119 A JP 4275119A JP 27511992 A JP27511992 A JP 27511992A JP H06101154 A JPH06101154 A JP H06101154A
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信 有吉
Shiro Kojima
四郎 小島
Mitsuru Endo
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、水崩壊性不織布およびその積層物に
関し、更に詳しくは、生理用品,紙おむつ等の衛生用品
の、使用時における限定された量の水または水溶液との
接触においては、溶解による前記素材の破壊および裏面
への浸透現象がなく、吸収能力以上の量の水中において
は、崩壊して放流可能な状態となる水崩壊性不織布およ
びその積層物に関する。 【構成】有機溶剤に可溶性で、水に可溶性乃至分散性の
セルロース系誘導体を0.1〜10重量%含有するポリ
エステルまたはポリオレフィン繊維シートからなる水崩
壊性不織布、およびそれを用いた積層物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水崩壊性不織布および
その積層物に関し、更に詳しくは、生理用品,紙おむつ
等の衛生用品の、使用時における限定された量の水また
は水溶液との接触においては、溶解による前記素材の破
壊および裏面への浸透現象がなく、吸収能力以上の量の
水中においては、崩壊して放流可能な状態となる水崩壊
性不織布およびその積層物に関する。更に使用済み後の
廃棄物処理方法としては、前記した下水中への放流処理
の外に、地中での埋没による微生物分解法、または天然
の繊維と殆ど同じ4000〜5000kcalの低い燃
焼カロリーから、既存の焼却炉による焼却法が可能であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、使用時の限定された量の水との接
触では、素材の溶解による製品の構造破壊を生ずること
なく、商品としての機能を有し、吸収能力以上の量の水
中においては崩壊して放流可能となり、更に量的に多い
成分の微生物による生分解も可能となるポリマー・シス
テムは存在しなかった。従って、生理用品,紙おむつ等
の衛生用品の基本となる共通の構造は、(1)表面の保
護と皮膚接触面の乾燥状態維持のためのポリエチレン製
ネット、(2)水分または血液等の吸収のための吸収
層、(3)衣服への浸透を防止するためのポリエチレン
製フィルム、の3層からなり、特にポリエチレン製ネッ
ト,フィルムは崩壊しないので、前記衛生用品全体が排
泄物を吸収した非常に不潔な状態で、一般の家庭から出
されるゴミと共に運搬、処理されている状態で、特に運
搬時、包装袋の破裂による排泄物の飛散は、作業員に対
する衛生上の問題ともなり、社会的関心をひき始めた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従
来、市販されている生理用品,紙おむつ等の衛生用品
は、それらの使用状況から要求される機能を満足させる
ために、既存の構造をとっているものであるが、この要
因は、前記したような条件を満足させるポリマー・シス
テムが見出されていなかったからである。従って、本発
明は、前記した生理用品、紙おむつ等の衛生用品として
の機能を満足し、同時に廃棄処理の問題を解決し、最終
的には、大部分の成分が微生物で生分解され、下水処理
場で処理可能な水崩壊性不織布およびその積層物を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、ヒドロ
キシプロピルセルロースまたはセルロースアセテートプ
ロピオネートで処理されたポリエステルまたはポリオレ
フィン繊維不織布およびこの不織布と高吸水性ポリマー
を内蔵するパルプ繊維シート、ポリビニルアルコール・
フィルムおよび前記不織布または水崩壊性紙との積層物
が提供される。
【0005】本発明の第一の態様によれば、ヒドロキシ
プロピルセルロースまたはセルロースアセテートピロピ
オネートの希薄溶液をポリエステルまたはポリオレフィ
ン繊維ウエッブに含浸,乾燥させることにより、水崩壊
性のポリエステルまたはポリオレフィン繊維不織布を得
ることができる。
【0006】即ち、本発明の第一の態様に従えば、ヒド
ロキシプロポキシル基含有量50〜80%のヒドロキシ
プロピルセルロースの2〜5重量%水溶液またはメタノ
ール溶液、或いはプロピオニル基含有量40%、アセチ
ル基含有量2.5%のセルロースアセテートプロピオネ
ートの2〜5重量%n−プロピルアセテート溶液を、ス
プレイ方式またはグラビア印刷方式でポリエステルまた
はポリオレフィン繊維シートに含浸させ、乾燥させるこ
とによって、少量の水または水溶液との接触においては
実用に耐える湿潤強度を有し、吸収能力以上の量の水中
においては繊維の分散したスラリー状に崩壊する水崩壊
性不織布を得ることができる。本発明で得られる不織布
は、水および水溶液を容易に透過し、しかもポリエステ
ルまたはポリオレフィン繊維の有する撥水性のために、
水および水溶液との接触においても乾燥した状態が得ら
れるので、非常に興味ある用途が提供される。即ち、既
存の紙おむつ使用の時は、大便を紙おむつ自体で包み、
それを一般の家庭ゴミと一緒に運搬,処理するという、
極めて非衛生的な廃棄処理方法がとられているが、本発
明の第一の態様によって得られる水崩壊性不織布を、既
存の紙おむつの内側に大便用ライナーとして挿入使用す
る時は、小便は容易に透過して紙おむつに吸収される
が、大便はライナーとして使用した本発明の薄い水崩壊
性不織布上に残るので、包んでトイレットの水中に投入
すれば、全体がスラリー状となり、放流可能な状態とな
る。更に使用した紙おむつは、汚れる迄、本発明の第一
の態様の水崩壊性不織布を挿入して反復使用することが
できる。紙おむつは使用不能となれば一般の家庭ゴミと
一緒に廃棄処理することが可能であり、衛生上の問題を
解決することができる。
【0007】本発明に使用するヒドロキシプロピルセル
ロースまたはセルロースアセテートプロピオネートは非
常に安全なセルロース誘導体である。ヒドロキシプロピ
ルセルロースについては、次のような試験が行われた。
マウス,ラットについて、急性経口毒性を試験した結
果、5g/kg(技術的に投与し得る最大量)を投与し
ても全く毒性を現わさず、死亡もみられない。また、溶
血試験の結果、全く溶血作用はない。
【0008】米国F.D.A.において、Federa
l Register(1964年9月4日発行)のS
ection121,1160で食品添加物として使用
が許可されており生理的にも安全である。また、セルロ
ースアセテートプロピオネートについては、次のような
試験が行われた。マウス,ラットについて急性経口毒性
を試験した結果、5g/kgを投与しても全く毒性を現
わさず、死亡もみられない。発ガン性も全くなく、生理
的にも安全である。
【0009】本発明の第二の態様によれば、本発明の第
一の態様で得られるヒドロキシプロピルセルロースまた
はセルロースアセテートプロピオネートを含有するポリ
エステルまたはポリオレフィン繊維水崩壊性不織布に、
高吸水性ポリマーを含有するパルプ繊維シートを重ね、
更に熱可塑性水溶性ポリビニルアルコール・フィルムと
前記のポリエステルまたはポリオレフィン繊維水崩壊性
不織布または水崩壊性紙を重ねて、周辺を加熱接着させ
ることにより、既存の生理帯,紙おむつの機能を有し、
しかも、使用後トイレットの水中に投入してスラリー状
に崩壊し、放流可能となる水崩壊性不織布積層物を得る
ことができる。
【0010】即ち、本発明の第二の態様によれば、次の
ような積層構造の素材を調製することにより、使用時は
既存の素材の機能を有し、使用後は水中にて崩壊して繊
維のスラリー状混合物に変化し、水中に放流可能となる
水崩壊性積層物が得られる。次にその積層構造を示す。 (1)本発明の第一の態様によるヒドロキシプロピルセ
ルロースまたはセルロースアセテートプロピオネートを
0.1〜10重量%、好ましくは0.2〜5重量%含有
するポリエステルまたはポリエチレン,ポリプロピレン
等のポリオレフィン繊維からなる水崩壊性不織布を第一
層として、身体に直接接触する層とする。
【0011】(2)高吸水性ポリマーを1〜10重量
%、好ましくは1〜5重量%含有するパルプ繊維シート
を中間の吸収層とする。針葉樹または広葉樹から得られ
た、通常、使用されているパルプ繊維シートに、要求さ
れる機能に応じて、高吸水性ポリマーを添加したものが
使用される。本発明に使用できる高吸水性ポリマーとし
ては、例えば、デンプン,セルロース,ポリアクリル
酸,ポリビニルアルコール、ポリオキシエチレン等を、
架橋剤,自己架橋,放射線照射等によって網状化反応を
行うことにより得られるポリマーをあげることができ
る。実際に本発明に使用する高吸水性ポリマーは、前記
した高吸水性ポリマーのうち、ポリアクリル酸を主原料
とする安全性の高いポリマーで、マウスおよびラットを
用いた急性経口毒性試験、ラットを用いた1ケ月亜急性
毒性試験、モルモットを用いた接触アレルギー性試験、
変異原性試験、皮膚一次刺激性試験、30日間皮膚累積
刺激性試験等において、全く安全なデータを示してい
る。また、この種の化合物の特性として光照射によって
極めて容易に分解される。
【0012】(3)厚さ20〜100ミクロンの熱可塑
性水溶性ポリビニルアルコール・フィルムを、吸収した
液体の防漏用フィルムおよび積層構造の接着剤として使
用する。本発明において使用するポリビニルアルコール
はPseudomonas系細菌によって分解,資化さ
れる(例えば、T.Suzuki et al.,Ag
r.Biol.Chem.,37,747(197
3)、C.Sakazawaet.al.,Appl.
Environ.Microbiol.,41,261
(1981)、M.Shimao et.al.,Ap
pl.Environ.Microbiol.,49
8(1985)参照)。また、人体の皮膚、粘膜に接触
しても、消化管内に経口摂取しても、人体組織に吸収さ
れることなく、実際上、全く無害である。なお、熱可塑
性水溶性ポリビニルアルコール・フィルムとしては、例
えば、平均重合度500〜1000、鹸化度85〜88
%のポリビニルアルコール、グリセリンもしくはポリエ
チレングリコール(平均分子量400程度)、硅酸マグ
ネシウムを使用した組成物を、180〜220℃で加熱
混練し、成形したフィルムである。 (4)第一層に使用した水崩壊性不織布または水崩壊性
紙(ポリビニルアルコールやカルボキシルメチルセルロ
ース等の水溶性樹脂を5〜15重量%含有する紙等)を
前記したポリビニルアルコール・フィルムに重ね、全体
を加熱接着させて本発明の第二の態様による水崩壊性不
織布積層物が得られる。
【0013】本発明の第二の態様によって得られる水崩
壊性積層物は、前記したように、ポリエステルまたはポ
リオレフィン繊維の、ヒドロキシプロピルセルロースま
たはセルロースアセテートプロピオネートをバインダー
とした水崩壊性不織布の面を使用者の身体に接触させる
ようにして使用する。この時、水または水溶液は、本質
的には疎水性繊維であるポリエステルまたはポリオレフ
ィン繊維の間隙を浸透して、高吸水性ポリマーを含有す
るパルプ繊維シートに移行し、次に高吸水性ポリマーに
吸収される。この吸収層に吸収された水または水溶液
は、第3層のポリビニルアルコール・フィルムで外部へ
の浸透を妨げられ、吸収層の内部にとどまっている。こ
のようにして使用された積層物は、このものの吸水能力
以上の水中に投入されると、水中にて崩壊し、繊維のス
ラリー状分散体となって、放流可能となる。ポリエステ
ルまたはポリオレフィン繊維の不織布は、量的に極めて
少量であり、大部分の成分が微生物分解性であるので、
環境に対して大きな影響はない。身体に接する水崩壊性
不織布を、おむつ本体に粘着テープで一部分固定し、簡
単に取り外せるようにしてもよい。
【0014】
【実施例】次に実施例で本発明を具体的に説明するが、
本発明をこれらの実施例に限定するものでないことはい
うまでもない。
【0015】実施例1 ヒドロキシプロポキシル基含有量50%のヒドロキシプ
ロピルセルロース2.5重量%水溶液を、グラビア印刷
方式で印刷した目付約50g/m2 のポリエステル繊維
ウエッブの不織布を、既存の紙おむつ内面の身体に接触
する部分に挿入して実用試験を行った。小便のみの場合
は、小便は紙おむつの吸収層に吸収されて従来と同じよ
うに使用可能であった。大便の場合は、前記不織布で包
み、トイレットに投入するとスラリー状に崩壊して放流
することができ、使用した紙おむつは再度使用可能な程
度に汚れを防ぐことが可能であった。勿論一度使用済み
の紙おむつは、加圧下においても水分を放出することが
ないので、一般の家庭ゴミと同時に運搬処理することが
できる。ヒドロキシプロピルセルロース水溶液の代り
に、同濃度のメタノール溶液も同じように使用できる。
前記濃度の溶液で含浸させるとポリエステル繊維シート
に対し、約4重量%のヒドロキシプロピルセルロースを
吸着させることができた。
【0016】実施例2 実施例1において、ポリエステル繊維の代りにポリエチ
レン繊維からのシートを使用した。ヒドロキシプロピル
セルロースの吸着量が、ポリエチレン繊維シートに対し
て2.5重量%となり、ポリエステル繊維にくらべて小
さいが実施例1と同等の効果が得られた。
【0017】実施例3 プロピオニル基含有量40%、アセチル基含有量2.5
%のセルロースアセテートプロピオネートの2.5重量
%n−プロピルアセテート溶液を、グラビア印刷方式で
印刷した目付約50g/m2 のポリエステル繊維シート
およびポリエチレン繊維シートからなる不織布は、それ
ぞれ、3g/m2 、2.6g/m2 のセルロースアセテ
ートプロピオネートを含有していた。これらの不織布を
実施例1と同様、既存の紙おむつの内面の身体に接触す
る部分に挿入して実用試験を行った。小便のみの場合
は、小便は紙おむつの吸収層に吸収されて、従来と同じ
ように使用可能であった。大便の場合は、前記不織布で
包み、トイレットに投入すると、スラリー状に崩壊して
放流することができ、使用した紙おむつは再度使用可能
な程度に汚れを防ぐことが可能であった。勿論一度使用
済みの紙おむつは、加圧下においても水分を放出するこ
とがないので、一般の家庭ゴミと同時に運搬処理するこ
とができる。
【0018】実施例4 ヒドロキシプロピルアセテートを約5重量%含有するポ
リエステル繊維不織布、パルプ繊維シート吸収層、熱可
塑性水溶性ポリビニルアルコール・フィルム(厚さ35
ミクロン)、前記と同じポリエステル繊維不織布を、図
1のように重ねて加熱、接着させて切断する。このよう
な操作により、生理帯,紙おむつを調製した。このよう
な積層構造を有する生理帯,紙おむつは、既存の商品と
同じような機能を有し、トイレットに投入するときは繊
維のスラリー状に崩壊して放流可能となった。図1にお
いて、(1)の面を身体に接触させるように使用する
が、血液,小便等の液体は(2)の吸収層に吸収され、
しかも(2)のポリビニルアルコール・フィルムが防漏
性を示して、外部への浸透は見られない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水崩壊性不織布積層物の概略断面図を
示す。
【符号の説明】
1─ヒドロキシプロピルアセテートまたはセルロースア
セテートプロピオネートを含有するポリエステルまたは
ポリオレフィン繊維不織布、 2─高吸水性ポリマーを含有するパルプ繊維シート吸収
層、 3─熱可塑性水溶性ポリビニルアルコール・フィルム、 4─前記1と同じ不織布または水崩壊性紙、 をそれぞれ示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/12 7258−4F D01F 6/04 B 7199−3B 6/46 C 7199−3B 6/62 302 Z 7199−3B 6/92 307 Z 7199−3B 7603−4C A61F 13/18 303 (72)発明者 小島 四郎 東京都中央区京橋二丁目3番13号 東洋イ ンキ製造株式会社内 (72)発明者 遠藤 満 神奈川県川崎市中原区下小田中六丁目5番 19号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機溶剤に可溶性で、水に可溶性乃至分
    散性のセルロース系誘導体を0.1〜10重量%含有す
    るポリエステルまたはポリオレフィン繊維シートからな
    ることを特徴とする水崩壊性不織布。
  2. 【請求項2】 セルロース系誘導体がヒドロキシプロピ
    ルセルロースまたはセルロースアセテートプロピオネー
    トである請求項1記載の水崩壊性不織布。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の水崩壊性不織布、パルプ
    繊維シート、熱可塑性水溶性ポリビニルアルコール・フ
    ィルムおよび請求項1記載の水崩壊性不織布または水崩
    壊性紙を積層した構造からなることを特徴とする水崩壊
    性不織布積層物。
  4. 【請求項4】 高吸水性ポリマーを1〜10重量%含有
    するパルプ繊維シートを用いる請求項3記載の水崩壊性
    不織布積層物。
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