JPH0880318A - 液体吸収シート - Google Patents
液体吸収シートInfo
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- JPH0880318A JPH0880318A JP6218485A JP21848594A JPH0880318A JP H0880318 A JPH0880318 A JP H0880318A JP 6218485 A JP6218485 A JP 6218485A JP 21848594 A JP21848594 A JP 21848594A JP H0880318 A JPH0880318 A JP H0880318A
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- liquid
- liquid absorbent
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 単位面積当たりの吸水量が大きく、初期高速
吸水性、高吸水性に優れ、使用時に形状の変化の無い液
体吸収シートが提供される。 【構成】 液体透過性シートと液体非透過性シートの間
にシート状にした液体吸収層を配置させてなる液体吸収
シート。
吸水性、高吸水性に優れ、使用時に形状の変化の無い液
体吸収シートが提供される。 【構成】 液体透過性シートと液体非透過性シートの間
にシート状にした液体吸収層を配置させてなる液体吸収
シート。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は夜尿用シーツ、介護用シ
ーツ、手術時の体液吸収シーツ等として用いられる屎尿
等排泄物や漏出体液等の吸収シートに関する。
ーツ、手術時の体液吸収シーツ等として用いられる屎尿
等排泄物や漏出体液等の吸収シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屎尿等排泄物処理を目的とした液
体吸収シートは、液体透過性のシートと非透過性のシー
トの間に、綿状パルプ中に高吸水性樹脂を散粒したもの
または綿状パルプと高吸水性樹脂をブレンドしたものを
挟んだものが知られているが、シート状にした液体吸収
層を挟んだシートは知られていない。
体吸収シートは、液体透過性のシートと非透過性のシー
トの間に、綿状パルプ中に高吸水性樹脂を散粒したもの
または綿状パルプと高吸水性樹脂をブレンドしたものを
挟んだものが知られているが、シート状にした液体吸収
層を挟んだシートは知られていない。
【0003】また、熱可塑性の水溶性樹脂を含有させた
高吸水性樹脂混合物を熱溶融状態でプレスまたは射出成
形した薄型液体吸収シート(特開昭60−6712
7)、二枚の水解紙層間に高吸水性樹脂を散在させ圧着
させた液体吸収シート(特開昭62−2918)が知ら
れている。
高吸水性樹脂混合物を熱溶融状態でプレスまたは射出成
形した薄型液体吸収シート(特開昭60−6712
7)、二枚の水解紙層間に高吸水性樹脂を散在させ圧着
させた液体吸収シート(特開昭62−2918)が知ら
れている。
【0004】高吸水性樹脂、濾過助剤、繊維およびアル
キレンオキシド系高分子からなる高吸水性シート用組成
物が知られている(WO94/07599)。
キレンオキシド系高分子からなる高吸水性シート用組成
物が知られている(WO94/07599)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】粉末状の高吸水性樹脂
を綿状パルプ中に分散させたシートは、粉末状の高吸水
性樹脂を均一に分散させること、特に大量の高吸水性樹
脂を均一に分散、保持させることが困難である。プレス
や射出成形で得られたシートは吸水速度が非常に緩慢で
あり、使用時に形状が変化する。水解紙を用いたシート
は高速吸水性ではあるが、製造方法の性質上包含しえる
高吸水性樹脂含量に限界があり、吸水量が少なく、使用
時の形状の維持が難しい。高吸水性樹脂、濾過助剤、繊
維及びアルキレンオキシド系高分子溶液からなる高吸水
性シート用組成物は、高速吸収性、高吸水性であるが使
用時の形状を維持することが難しい。
を綿状パルプ中に分散させたシートは、粉末状の高吸水
性樹脂を均一に分散させること、特に大量の高吸水性樹
脂を均一に分散、保持させることが困難である。プレス
や射出成形で得られたシートは吸水速度が非常に緩慢で
あり、使用時に形状が変化する。水解紙を用いたシート
は高速吸水性ではあるが、製造方法の性質上包含しえる
高吸水性樹脂含量に限界があり、吸水量が少なく、使用
時の形状の維持が難しい。高吸水性樹脂、濾過助剤、繊
維及びアルキレンオキシド系高分子溶液からなる高吸水
性シート用組成物は、高速吸収性、高吸水性であるが使
用時の形状を維持することが難しい。
【0006】このため、均一な形状を保ちつつ初期高速
吸収性、高吸水量、保水性に優れた液体吸収シートの開
発が望まれている。
吸収性、高吸水量、保水性に優れた液体吸収シートの開
発が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体透過性の
シートと液体非透過性のシートの間にシート状にした液
体吸収層を配置させてなる液体吸収シートに関する。
シートと液体非透過性のシートの間にシート状にした液
体吸収層を配置させてなる液体吸収シートに関する。
【0008】本発明におけるシート状にした液体吸収層
とは、高吸水性樹脂、濾過助剤、繊維およびアルキレン
オキシド系高分子からなるシートがあげられる。該液体
吸収層においては、高吸水性樹脂、濾過助剤、繊維とが
アルキレンオキシド系高分子で結合されていることを特
徴とし、多孔質なスポンジ状の形態を示す。シート状に
した液体吸収層は厚さが薄いものが好ましい。
とは、高吸水性樹脂、濾過助剤、繊維およびアルキレン
オキシド系高分子からなるシートがあげられる。該液体
吸収層においては、高吸水性樹脂、濾過助剤、繊維とが
アルキレンオキシド系高分子で結合されていることを特
徴とし、多孔質なスポンジ状の形態を示す。シート状に
した液体吸収層は厚さが薄いものが好ましい。
【0009】高吸水性樹脂としては、架橋ポリアクリル
酸ソーダ重合体、アクリル酸−ビニルアルコール共重合
体、ポリビニルアルコール系共重合体、酢酸ビニル−ア
クリル酸メチル共重合体ケン化物、酢酸ビニル−マレイ
ン酸モノメチル共重合体、イソブチレン−無水マレイン
酸共重合体ケン化物、でん粉−アクリロニトリルグラフ
ト重合体の加水分解物、架橋ポリエチレンオキサイド変
成物等があげられる。高吸水性樹脂のうち、具体的に市
販されている製品としては、スミカゲル〔住友化学工業
(株)製〕、アクアリザーブ〔日本合成(株)製〕、サ
ンウエット〔三洋化成工業(株)製〕、パナカヤク〔日
本化薬(株)製〕、アクアキープ〔住友精化(株)
製〕、WAS〔日澱化学(株)製〕等があげられる。こ
れらは単独または組み合わせて用いることができる。
酸ソーダ重合体、アクリル酸−ビニルアルコール共重合
体、ポリビニルアルコール系共重合体、酢酸ビニル−ア
クリル酸メチル共重合体ケン化物、酢酸ビニル−マレイ
ン酸モノメチル共重合体、イソブチレン−無水マレイン
酸共重合体ケン化物、でん粉−アクリロニトリルグラフ
ト重合体の加水分解物、架橋ポリエチレンオキサイド変
成物等があげられる。高吸水性樹脂のうち、具体的に市
販されている製品としては、スミカゲル〔住友化学工業
(株)製〕、アクアリザーブ〔日本合成(株)製〕、サ
ンウエット〔三洋化成工業(株)製〕、パナカヤク〔日
本化薬(株)製〕、アクアキープ〔住友精化(株)
製〕、WAS〔日澱化学(株)製〕等があげられる。こ
れらは単独または組み合わせて用いることができる。
【0010】高吸水性樹脂の添加量はシート状にした液
体吸収層に対し、5〜75%(%は重量%を意味する。
以下の表記においても同様である。)、好ましくは10
〜50%である。高吸水性樹脂の種類、組成等により、
個々の吸水量、吸水挙動が異なる為、使用目的、使用条
件にあった高吸水性樹脂の種類と添加量を選択し、適宜
増減させて使用すればよい。
体吸収層に対し、5〜75%(%は重量%を意味する。
以下の表記においても同様である。)、好ましくは10
〜50%である。高吸水性樹脂の種類、組成等により、
個々の吸水量、吸水挙動が異なる為、使用目的、使用条
件にあった高吸水性樹脂の種類と添加量を選択し、適宜
増減させて使用すればよい。
【0011】アルキレンオキシド系高分子としては、有
機溶媒に可溶な熱可塑性合成高分子を用いることが好ま
しく、例えば、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチ
レングリコールおよびポリオキシエチレングリコール系
化合物等の合成高分子があげられる。具体的に市販され
ているアルキレンオキシド系高分子としては、パオゲン
〔第一工業製薬(株)製〕があげられる。
機溶媒に可溶な熱可塑性合成高分子を用いることが好ま
しく、例えば、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチ
レングリコールおよびポリオキシエチレングリコール系
化合物等の合成高分子があげられる。具体的に市販され
ているアルキレンオキシド系高分子としては、パオゲン
〔第一工業製薬(株)製〕があげられる。
【0012】アルキレンオキシド系高分子の添加量は、
シート状にした液体吸収層の35%以下、好ましくは1
0〜25%である。
シート状にした液体吸収層の35%以下、好ましくは1
0〜25%である。
【0013】繊維としては、天然繊維、人造繊維のいず
れもが使用できるが、吸水特性の優れたセルロースが好
ましい。該セルロースの繊維長は、組成物中のスポンジ
形成過程での混合・均一分散性を考慮して、セルロース
を長さ5.0mm以下に粉砕または切断したものがよ
い。特に好適な繊維としては、リンター、クラッシユパ
ルプ、綿状パルプ(パルプ繊維を2.0〜3.0mmに
粉砕したもの)等を用いることが好ましい。繊維は高吸
水性樹脂と濾過助剤の補強材として用いられ、また繊維
を添加することにより多孔質なスポンジ構造を形成する
こができる。繊維の添加量は組成物製造時の作業の容易
性を考慮して、シート状にした液体吸収層の20%以
下、好ましくは15〜3%であり使用の目的や条件によ
り、適宜増減させて添加すればよい。
れもが使用できるが、吸水特性の優れたセルロースが好
ましい。該セルロースの繊維長は、組成物中のスポンジ
形成過程での混合・均一分散性を考慮して、セルロース
を長さ5.0mm以下に粉砕または切断したものがよ
い。特に好適な繊維としては、リンター、クラッシユパ
ルプ、綿状パルプ(パルプ繊維を2.0〜3.0mmに
粉砕したもの)等を用いることが好ましい。繊維は高吸
水性樹脂と濾過助剤の補強材として用いられ、また繊維
を添加することにより多孔質なスポンジ構造を形成する
こができる。繊維の添加量は組成物製造時の作業の容易
性を考慮して、シート状にした液体吸収層の20%以
下、好ましくは15〜3%であり使用の目的や条件によ
り、適宜増減させて添加すればよい。
【0014】濾過助剤としては、非活性かつ非圧縮性
で、多孔質なシートを形成するものがあげられる。例え
ばケイソウ土、活性炭、タルク、パーライト等を単独ま
たは混合して含むものを用いることができる。
で、多孔質なシートを形成するものがあげられる。例え
ばケイソウ土、活性炭、タルク、パーライト等を単独ま
たは混合して含むものを用いることができる。
【0015】濾過助剤の添加は、組成物の初期高速吸水
性を向上させ、多孔質なスポンジ構造を形成することが
できる。シート状組成物を製造する際、濾過助剤の添加
により、スラリー状塗膜が多孔質構造を形成しているた
め、溶媒の逃散が起りやすく、該シートの製造が容易に
なる。また、高吸水性樹脂は上水に対しては吸水効率が
よいが、尿や血液といった電解質を多く含む液体の吸水
量は低下するのが一般的である。この点、濾過助剤の有
するキャピラリー状多孔は電解質とは関係なく、たくさ
んの液体を包含しえる。濾過助剤の添加量は、シート状
にした液体吸収層の0.1%以上であるが、ドクターブ
レード間隙1〜1.5mm塗工を基準にした場合、好ま
しくは塗膜1m2 当り0.3〜1.5kg、更に好まし
くは0.5〜0.8kgである。該添加量は該組成物の
製造法に使用する溶媒の種類、スラリー粘度、アルキレ
ンオキシド系高分子含量、シート強度等の条件により、
増減させて使用すればよい。
性を向上させ、多孔質なスポンジ構造を形成することが
できる。シート状組成物を製造する際、濾過助剤の添加
により、スラリー状塗膜が多孔質構造を形成しているた
め、溶媒の逃散が起りやすく、該シートの製造が容易に
なる。また、高吸水性樹脂は上水に対しては吸水効率が
よいが、尿や血液といった電解質を多く含む液体の吸水
量は低下するのが一般的である。この点、濾過助剤の有
するキャピラリー状多孔は電解質とは関係なく、たくさ
んの液体を包含しえる。濾過助剤の添加量は、シート状
にした液体吸収層の0.1%以上であるが、ドクターブ
レード間隙1〜1.5mm塗工を基準にした場合、好ま
しくは塗膜1m2 当り0.3〜1.5kg、更に好まし
くは0.5〜0.8kgである。該添加量は該組成物の
製造法に使用する溶媒の種類、スラリー粘度、アルキレ
ンオキシド系高分子含量、シート強度等の条件により、
増減させて使用すればよい。
【0016】本発明の液体透過性のシートとしては、不
織布やティッシュペーパー紙等液体透過性のシート素材
を一層以上重ねたものであればどのようなものでもよい
が、多孔質でドライ感のするソフトでしなやかなシート
を用いることが好ましい。
織布やティッシュペーパー紙等液体透過性のシート素材
を一層以上重ねたものであればどのようなものでもよい
が、多孔質でドライ感のするソフトでしなやかなシート
を用いることが好ましい。
【0017】不織布の素材としてはポリエステル、ポリ
プロピレン、ナイロン、コットン等いずれのものも使用
できる。また、その製造法、形態はバインダーボンド不
織布、スパンボンド不織布(長繊維不織布)、スパンレ
ース不織布(水流交絡不織布)等を使用することができ
るが、使用目的や条件によって選択して使用すればよ
い。ティッシュペーパーとしては湿潤強度の高いセルロ
ース製ティッシュが好ましい。
プロピレン、ナイロン、コットン等いずれのものも使用
できる。また、その製造法、形態はバインダーボンド不
織布、スパンボンド不織布(長繊維不織布)、スパンレ
ース不織布(水流交絡不織布)等を使用することができ
るが、使用目的や条件によって選択して使用すればよ
い。ティッシュペーパーとしては湿潤強度の高いセルロ
ース製ティッシュが好ましい。
【0018】液体非透過性のシートとしては、液体非透
過性のシートであればどのようなものでもよいが、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリアクリロニトリル等で形成されたプラ
スチックフィルムやプラスチックシートが用いられる。
過性のシートであればどのようなものでもよいが、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリアクリロニトリル等で形成されたプラ
スチックフィルムやプラスチックシートが用いられる。
【0019】高吸水性樹脂、濾過助剤、繊維およびアル
キレンオキシド系高分子からなるシート状液体吸収層は
例えば次の方法で得られる。有機溶媒に溶解したアルキ
レンオキシド系高分子中に高吸水性樹脂、濾過助剤と繊
維とを加えた後、撹拌・混合し、得られたスラリー中の
溶媒を逃散させてシート状液体吸収層を製造する。有機
溶媒としては、クロロホルム、メチレンクロライド、ト
リクレン、メチルアルコール、メチルエチルケトンが用
いられる。シートの調製方法としては、得られたスラリ
ー状の混合物を平板上に流延し、そのまま/または平板
裏面に例えばバイブレーターを当て、スラリー状物に微
振動を与えた後、溶媒を逃散させるキャスト法が好まし
い。得られたシート状にした液体吸収層の平板接触面は
高吸水性樹脂の分散割合が多い層からなり、溶媒逃散面
は、表層に繊維が起毛した繊維の分散割合が多い層から
なるので、液体吸収材として優れた特性をもつ。
キレンオキシド系高分子からなるシート状液体吸収層は
例えば次の方法で得られる。有機溶媒に溶解したアルキ
レンオキシド系高分子中に高吸水性樹脂、濾過助剤と繊
維とを加えた後、撹拌・混合し、得られたスラリー中の
溶媒を逃散させてシート状液体吸収層を製造する。有機
溶媒としては、クロロホルム、メチレンクロライド、ト
リクレン、メチルアルコール、メチルエチルケトンが用
いられる。シートの調製方法としては、得られたスラリ
ー状の混合物を平板上に流延し、そのまま/または平板
裏面に例えばバイブレーターを当て、スラリー状物に微
振動を与えた後、溶媒を逃散させるキャスト法が好まし
い。得られたシート状にした液体吸収層の平板接触面は
高吸水性樹脂の分散割合が多い層からなり、溶媒逃散面
は、表層に繊維が起毛した繊維の分散割合が多い層から
なるので、液体吸収材として優れた特性をもつ。
【0020】連続したシート状にした液体吸収層を得る
方法として、ドクターブレード装置を用いる方法があげ
られる。この方法では、上記によって得られたスラリー
をドクターブレード装置等の塗工機により、離型フィル
ム上に連続塗工、乾燥させた後、離型フィルムから剥離
し連続したシート状にした液体吸収層が得られる。
方法として、ドクターブレード装置を用いる方法があげ
られる。この方法では、上記によって得られたスラリー
をドクターブレード装置等の塗工機により、離型フィル
ム上に連続塗工、乾燥させた後、離型フィルムから剥離
し連続したシート状にした液体吸収層が得られる。
【0021】本発明のシート状にした液体吸収層には、
上記出発物質の他、必要に応じ消臭剤、着色剤、炭酸カ
ルシウム等の増量剤等を含有させることができる。
上記出発物質の他、必要に応じ消臭剤、着色剤、炭酸カ
ルシウム等の増量剤等を含有させることができる。
【0022】消臭剤としては、例えば、ライム油、ビタ
ーアーモンド油、ラベンダー油、ペパーミント油、スイ
ートオレンジ油、ユーカリ油、クマリン等植物由来の精
油類、樹木を乾留して得られる樹液(木酢酸)、ヤッカ
シデゲラ(サボテンの一種)から抽出される精製物(サ
ーサポニン)、茶、椿等ツバキ科植物の葉や茎、ウラジ
ロガシの葉等からの抽出成分等植物抽出物があげられ
る。この他、アビエチン酸、フラボノイド類、タンニン
酸、没食子酸、ブラジリン、シコニン等のフェノール系
物質やアルデヒド類を有効成分として含有する植物抽出
物も使用できる。消臭剤は単独もしくは混合して用いら
れる。添加量は、例えば屎尿処理の場合50〜60ml
/m2 であるが、使用条件により適宜増減させて使用す
ればよい。添加方法は、シート状にした液体吸収層に例
えば、噴霧器を使って消臭剤を散布する方法、キャスト
またはドクターブレード成形する前のスラリー状混合物
に予め添加する方法等があげられる。
ーアーモンド油、ラベンダー油、ペパーミント油、スイ
ートオレンジ油、ユーカリ油、クマリン等植物由来の精
油類、樹木を乾留して得られる樹液(木酢酸)、ヤッカ
シデゲラ(サボテンの一種)から抽出される精製物(サ
ーサポニン)、茶、椿等ツバキ科植物の葉や茎、ウラジ
ロガシの葉等からの抽出成分等植物抽出物があげられ
る。この他、アビエチン酸、フラボノイド類、タンニン
酸、没食子酸、ブラジリン、シコニン等のフェノール系
物質やアルデヒド類を有効成分として含有する植物抽出
物も使用できる。消臭剤は単独もしくは混合して用いら
れる。添加量は、例えば屎尿処理の場合50〜60ml
/m2 であるが、使用条件により適宜増減させて使用す
ればよい。添加方法は、シート状にした液体吸収層に例
えば、噴霧器を使って消臭剤を散布する方法、キャスト
またはドクターブレード成形する前のスラリー状混合物
に予め添加する方法等があげられる。
【0023】本発明の液体吸収シートは、シート状にし
た液体吸収層の片側に液体透過性のシート、その反対側
に液体非透過性シートを配置し三層とした後、表裏二枚
のシートの辺を熱融着、両面粘着、ミシンがけ等により
接着することにより製造することができる。使用条件、
使用目的によってはスポット融着等の部分的接合を用い
て製造してもよい。シート状にした液体吸収層の大きさ
は、同じ大きさの表裏二枚のシートに対して面積比で4
0〜96%、好ましくは70〜96%である。液体吸収
シートの形状は長方形、正方形、楕円形等のいずれでも
よいが、厚さは薄いほうが好ましく、0.3〜4、好ま
しくは0.3〜2mmである。
た液体吸収層の片側に液体透過性のシート、その反対側
に液体非透過性シートを配置し三層とした後、表裏二枚
のシートの辺を熱融着、両面粘着、ミシンがけ等により
接着することにより製造することができる。使用条件、
使用目的によってはスポット融着等の部分的接合を用い
て製造してもよい。シート状にした液体吸収層の大きさ
は、同じ大きさの表裏二枚のシートに対して面積比で4
0〜96%、好ましくは70〜96%である。液体吸収
シートの形状は長方形、正方形、楕円形等のいずれでも
よいが、厚さは薄いほうが好ましく、0.3〜4、好ま
しくは0.3〜2mmである。
【0024】試験例1 実施例1で得た液体吸収シート1と参考例1で得た液体
吸収シートaおよび参考例2で得た液体吸収シートbの
中央部に、上水を2L/分の速度で流した。液体吸収シ
ート1において、上水は注水部で高速で吸水され、シー
ト状にした液体吸収層がゲル化を行うと共に吸収された
水が周囲に高速で拡散した。液体吸収シート1は約16
Lの上水を吸水したが、この際、包含した水は液体不透
過性シート(ポリエチレンフィルム)から漏出すること
はなかった。一方、液体吸収シートaはかなりの速度で
吸水し樹脂がゲル化するものの、約10Lほど注水した
時点で液体不透過性シートから漏出がはじまった。ま
た、液体吸収シートbは高速で吸水したものの、ゲル化
して形状が不均一になり上水が周囲へ流出した。
吸収シートaおよび参考例2で得た液体吸収シートbの
中央部に、上水を2L/分の速度で流した。液体吸収シ
ート1において、上水は注水部で高速で吸水され、シー
ト状にした液体吸収層がゲル化を行うと共に吸収された
水が周囲に高速で拡散した。液体吸収シート1は約16
Lの上水を吸水したが、この際、包含した水は液体不透
過性シート(ポリエチレンフィルム)から漏出すること
はなかった。一方、液体吸収シートaはかなりの速度で
吸水し樹脂がゲル化するものの、約10Lほど注水した
時点で液体不透過性シートから漏出がはじまった。ま
た、液体吸収シートbは高速で吸水したものの、ゲル化
して形状が不均一になり上水が周囲へ流出した。
【0025】液体吸収シートaの不織布を切り開き中を
観察したところ、高吸水性樹脂が沢山存在する部分と、
疎らな部分があり、疎らな箇所では、パルプの保水能力
が高吸水性樹脂のそれに比較し劣るため、漏出がおこる
ことが明かとなった。液体吸収シートaは、最初に高吸
水性樹脂をパルプ中に均一分散させても、比重差、粒
径、形状(粒状)等により、取扱いに高吸水性樹脂が遍
在してしまうため、使用時には効果的に吸水させること
ができない。また液体吸収シートbは使用後にゲル化の
ためバラバラになってしまった。これに対して、シート
状にした液体吸収層を含有している本願実施例のシート
は、高吸水性樹脂が均一に分散しているため、効果的に
大量の水を吸収し、使用後も形状を維持するため、実用
品として取扱い易いことが判明した。
観察したところ、高吸水性樹脂が沢山存在する部分と、
疎らな部分があり、疎らな箇所では、パルプの保水能力
が高吸水性樹脂のそれに比較し劣るため、漏出がおこる
ことが明かとなった。液体吸収シートaは、最初に高吸
水性樹脂をパルプ中に均一分散させても、比重差、粒
径、形状(粒状)等により、取扱いに高吸水性樹脂が遍
在してしまうため、使用時には効果的に吸水させること
ができない。また液体吸収シートbは使用後にゲル化の
ためバラバラになってしまった。これに対して、シート
状にした液体吸収層を含有している本願実施例のシート
は、高吸水性樹脂が均一に分散しているため、効果的に
大量の水を吸収し、使用後も形状を維持するため、実用
品として取扱い易いことが判明した。
【0026】試験例2 試験例1において、上水にかえて人工尿とした以外は試
験例1と同様に試験を行い吸水性を比較した。液体吸収
シート1は、上水同様人工尿を注水部で高速吸水した
後、シート状にした液体吸収層がゲル化すると共に、人
工尿が周囲に高速拡散した。液体吸収シート1は液体不
透過性シートから漏出することなく約1.4Lの人工尿
を吸水、保持した。一方、液体吸収シートaでは液体不
透過性のシートから漏水し、液体吸収シートbも漏水し
た。以上人工尿を用いても本願実施例のシートが高い吸
水効果を示した。
験例1と同様に試験を行い吸水性を比較した。液体吸収
シート1は、上水同様人工尿を注水部で高速吸水した
後、シート状にした液体吸収層がゲル化すると共に、人
工尿が周囲に高速拡散した。液体吸収シート1は液体不
透過性シートから漏出することなく約1.4Lの人工尿
を吸水、保持した。一方、液体吸収シートaでは液体不
透過性のシートから漏水し、液体吸収シートbも漏水し
た。以上人工尿を用いても本願実施例のシートが高い吸
水効果を示した。
【0027】試験例3 試験例1において、液体吸収シート1にかえて液体吸収
シート2を使用する以外は試験例1と同様の方法で、液
体吸収シート2の液体吸収シートaおよび液体吸収シー
トbに対する水の吸水効果を比較した。その結果、上水
約32Lを注水したのにもかかわらず液体吸収シート2
では液体不透過性のシートから漏出することがなかった
が、液体吸収シートaおよび液体吸収シートbからはか
なりの量の水が漏出した。
シート2を使用する以外は試験例1と同様の方法で、液
体吸収シート2の液体吸収シートaおよび液体吸収シー
トbに対する水の吸水効果を比較した。その結果、上水
約32Lを注水したのにもかかわらず液体吸収シート2
では液体不透過性のシートから漏出することがなかった
が、液体吸収シートaおよび液体吸収シートbからはか
なりの量の水が漏出した。
【0028】試験例4 試験例2において、液体吸収シート1にかえて液体吸収
シート2を使用する以外は試験例2と同様の方法で、液
体吸収シート2の液体吸収シートaおよび液体吸収シー
トbの人工尿に対する吸水効果を比較した。その結果、
人工尿3Lを注水したのにもかかわらず液体吸収シート
2では液体不透過性シートから漏出することがなかった
が、液体吸収シートaおよび液体吸収シートbからはか
なりの量の人工尿が漏出した。
シート2を使用する以外は試験例2と同様の方法で、液
体吸収シート2の液体吸収シートaおよび液体吸収シー
トbの人工尿に対する吸水効果を比較した。その結果、
人工尿3Lを注水したのにもかかわらず液体吸収シート
2では液体不透過性シートから漏出することがなかった
が、液体吸収シートaおよび液体吸収シートbからはか
なりの量の人工尿が漏出した。
【0029】一般に高吸水性樹脂のみでは、蒸留水はよ
く吸収するが、尿や経血等のように電解質を多く含む液
体に対しては吸水量が低下する。これに対し、本発明の
吸水性シートは、多量の濾過助剤等多孔質物質を含有す
るシート状にした液体吸収層を保持し、更にそれを液体
透過性シートと液体非透過性シートの間に挟んだ形状で
あるため、人工尿等を吸水する場合でも、水のイオン性
に関係なく高い吸水量と高い保水効率を得ることができ
た。
く吸収するが、尿や経血等のように電解質を多く含む液
体に対しては吸水量が低下する。これに対し、本発明の
吸水性シートは、多量の濾過助剤等多孔質物質を含有す
るシート状にした液体吸収層を保持し、更にそれを液体
透過性シートと液体非透過性シートの間に挟んだ形状で
あるため、人工尿等を吸水する場合でも、水のイオン性
に関係なく高い吸水量と高い保水効率を得ることができ
た。
【0030】試験例5 実施例1で得た液体吸収シート1、参考例1で得た液体
吸収シートaおよび参考例2で得た液体吸収シートbの
中央部に、上水12Lを30分間隔、4回に分けて3L
づつ吸収させた。その結果、液体吸収シート1は、内部
のシート状液体吸収層が吸水しゲル化したが、該ゲル状
物からの水の戻りも無く、液体非透過性シートの表面は
乾いた手触りであった。一方、液体吸収シートaは水を
吸収し、内部がゲル化したが、液体非透過性シートの表
面が濡れており紙オムツ等の実用品に用いるときに使用
者に不快感を与える可能性を示した。液体吸収シートb
も吸水によりゲル化し形状が変化したため反復して尿等
を吸収させなければならない実用品に用いるときの難点
を示した。
吸収シートaおよび参考例2で得た液体吸収シートbの
中央部に、上水12Lを30分間隔、4回に分けて3L
づつ吸収させた。その結果、液体吸収シート1は、内部
のシート状液体吸収層が吸水しゲル化したが、該ゲル状
物からの水の戻りも無く、液体非透過性シートの表面は
乾いた手触りであった。一方、液体吸収シートaは水を
吸収し、内部がゲル化したが、液体非透過性シートの表
面が濡れており紙オムツ等の実用品に用いるときに使用
者に不快感を与える可能性を示した。液体吸収シートb
も吸水によりゲル化し形状が変化したため反復して尿等
を吸収させなければならない実用品に用いるときの難点
を示した。
【0031】以上本試験により本願実施例の液体吸収シ
ートのみが、例えば紙オムツ等の実用品で使用した場合
に、繰り返し吸水させても使用の持続に何ら支障のない
ことが確認された。
ートのみが、例えば紙オムツ等の実用品で使用した場合
に、繰り返し吸水させても使用の持続に何ら支障のない
ことが確認された。
【0032】
【実施例】以下に本発明を実施例をもって、より具体的
に説明するが、本発明はこれに限定されるものでではな
い。
に説明するが、本発明はこれに限定されるものでではな
い。
【0033】実施例1.セパラブルフラスコ(1L)に
高吸水性樹脂〔スミカゲルNー100:住友化学(株)
製ポリアクリル酸ソーダ重合体〕40g、粉砕パルプ
(繊維長2.0〜2.8mm)10g、パオゲンのメタ
ノール10%溶液〔パオゲンEP−15:第一製薬
(株)製、アルキレンオキシド系熱可塑性高分子〕40
0gおよびケイソウ土〔ラヂオライト#600:昭和化
学工業(株)製〕を一括仕込んだ後、撹拌し、得られた
スラリー状の混合物をドクターブレード装置(津川精機
製作所製装置DP−150)を用い、ギャップ間隙1.
5m/mで、シリコーン処理した二軸延伸ポリエチレン
テレフタレート(PET)フィルム上に塗膜した。室温
下に放置、溶媒を逃散させ、約1.1mm厚の乾いた手
触りのスポンジ構造のシート状液体吸収層を得た。
高吸水性樹脂〔スミカゲルNー100:住友化学(株)
製ポリアクリル酸ソーダ重合体〕40g、粉砕パルプ
(繊維長2.0〜2.8mm)10g、パオゲンのメタ
ノール10%溶液〔パオゲンEP−15:第一製薬
(株)製、アルキレンオキシド系熱可塑性高分子〕40
0gおよびケイソウ土〔ラヂオライト#600:昭和化
学工業(株)製〕を一括仕込んだ後、撹拌し、得られた
スラリー状の混合物をドクターブレード装置(津川精機
製作所製装置DP−150)を用い、ギャップ間隙1.
5m/mで、シリコーン処理した二軸延伸ポリエチレン
テレフタレート(PET)フィルム上に塗膜した。室温
下に放置、溶媒を逃散させ、約1.1mm厚の乾いた手
触りのスポンジ構造のシート状液体吸収層を得た。
【0034】得られたシート状液体吸収層から、縦15
cm、横50cmのシート3枚、縦5cm、横50cm
のシート1枚を切り出し、これを、縦×横53cmの正
方形に裁断した不織布〔ユニチカ(株)製不織布エルベ
スTO403WDO、200μm〕とポリエチレンフィ
ルムの間に挟み、周囲四辺とシート間の間隙をヒートシ
ールし、液体吸収シート1を得た。
cm、横50cmのシート3枚、縦5cm、横50cm
のシート1枚を切り出し、これを、縦×横53cmの正
方形に裁断した不織布〔ユニチカ(株)製不織布エルベ
スTO403WDO、200μm〕とポリエチレンフィ
ルムの間に挟み、周囲四辺とシート間の間隙をヒートシ
ールし、液体吸収シート1を得た。
【0035】実施例2 実施例1において、高吸水性樹
脂を100gとした以外は実施例1と同様に調製し、シ
ート状にした液体吸収層を得た。得られたシート状にし
た液体吸収層を実施例1と同様に加工し、液体吸収シー
ト2を得た。
脂を100gとした以外は実施例1と同様に調製し、シ
ート状にした液体吸収層を得た。得られたシート状にし
た液体吸収層を実施例1と同様に加工し、液体吸収シー
ト2を得た。
【0036】参考例1 縦、横53cmに裁断した厚さ
約2mmの綿状パルプ〔本州製紙(株)製〕中に、高吸
水性樹脂〔スミカゲルNー100:住友化学(株)製ポ
リアクリル酸ソーダ重合体〕40gを全面にほぼ均一散
布し、実施例1と同様に、不織布とポリエチレンフィル
ムの間に挟み、ヒートシールし、液体吸収シートaを得
た。
約2mmの綿状パルプ〔本州製紙(株)製〕中に、高吸
水性樹脂〔スミカゲルNー100:住友化学(株)製ポ
リアクリル酸ソーダ重合体〕40gを全面にほぼ均一散
布し、実施例1と同様に、不織布とポリエチレンフィル
ムの間に挟み、ヒートシールし、液体吸収シートaを得
た。
【0037】参考例2 実施例1で得たシート状にした
液体吸収層から、縦15cm、横50cmのシート3
枚、縦5cm、横50cmのシート1枚を切り出し、こ
れを、縦×横50cmの正方形に並べ、互いに接触する
辺をテープで貼り正方形の液体吸収シートbを作成し
た。
液体吸収層から、縦15cm、横50cmのシート3
枚、縦5cm、横50cmのシート1枚を切り出し、こ
れを、縦×横50cmの正方形に並べ、互いに接触する
辺をテープで貼り正方形の液体吸収シートbを作成し
た。
【0038】
【発明の効果】本発明により、単位面積当たりの吸水量
が大きく、初期高速吸水性・高吸水性に優れた液体吸収
シートが提供される。
が大きく、初期高速吸水性・高吸水性に優れた液体吸収
シートが提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61F 5/48 7108−4C A61G 7/05 B32B 5/18 27/00 K 9349−4F // A47K 11/06
Claims (3)
- 【請求項1】 液体透過性のシートと液体非透過性のシ
ートの間にシート状にした液体吸収層を配置させてなる
液体吸収シート。 - 【請求項2】 シート状にした液体吸収層が、高吸水性
樹脂、濾過助剤、繊維およびアルキレンオキシド系高分
子からなる請求項1記載の液体吸収シート。 - 【請求項3】 シート状にした液体吸収層が、多孔質な
スポンジ状構造である請求項1または2記載の液体吸収
シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6218485A JPH0880318A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 液体吸収シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6218485A JPH0880318A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 液体吸収シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0880318A true JPH0880318A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16720670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6218485A Withdrawn JPH0880318A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 液体吸収シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0880318A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR980000384A (ko) * | 1996-06-17 | 1998-03-30 | 성재갑 | 일회용 흡수제품 |
US5901706A (en) * | 1997-06-09 | 1999-05-11 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Absorbent surgical drape |
ES2162720A1 (es) * | 1998-10-02 | 2002-01-01 | Patrick Caceres | Articulo textil refrescante y utilizacion del mismo. |
KR20030087410A (ko) * | 2002-05-09 | 2003-11-14 | 코리아에어레이드 | 형태안정성과 뭉침방지기능이 강화된 종이기저귀용 코어및 그제조방법 |
WO2012023444A1 (ja) * | 2010-08-18 | 2012-02-23 | 住友精化株式会社 | 吸水性樹脂組成物、吸収体及び吸収性物品 |
JP2018140525A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | 旭化成株式会社 | 液体吸収性フィルム |
KR20220091625A (ko) * | 2020-12-23 | 2022-07-01 | 대한민국(국립재활원장) | 자동배뇨처리 시스템 |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP6218485A patent/JPH0880318A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR980000384A (ko) * | 1996-06-17 | 1998-03-30 | 성재갑 | 일회용 흡수제품 |
US5901706A (en) * | 1997-06-09 | 1999-05-11 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Absorbent surgical drape |
ES2162720A1 (es) * | 1998-10-02 | 2002-01-01 | Patrick Caceres | Articulo textil refrescante y utilizacion del mismo. |
KR20030087410A (ko) * | 2002-05-09 | 2003-11-14 | 코리아에어레이드 | 형태안정성과 뭉침방지기능이 강화된 종이기저귀용 코어및 그제조방법 |
WO2012023444A1 (ja) * | 2010-08-18 | 2012-02-23 | 住友精化株式会社 | 吸水性樹脂組成物、吸収体及び吸収性物品 |
JP2018140525A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | 旭化成株式会社 | 液体吸収性フィルム |
KR20220091625A (ko) * | 2020-12-23 | 2022-07-01 | 대한민국(국립재활원장) | 자동배뇨처리 시스템 |
US11857716B2 (en) | 2020-12-23 | 2024-01-02 | Craders Co., Ltd | Automatic urine treatment system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011120 |