JPH06100888A - 汚れ落とし組成物及び汚れ落とし方法 - Google Patents

汚れ落とし組成物及び汚れ落とし方法

Info

Publication number
JPH06100888A
JPH06100888A JP5071986A JP7198693A JPH06100888A JP H06100888 A JPH06100888 A JP H06100888A JP 5071986 A JP5071986 A JP 5071986A JP 7198693 A JP7198693 A JP 7198693A JP H06100888 A JPH06100888 A JP H06100888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
acid
mol
hydrogen
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5071986A
Other languages
English (en)
Inventor
Janet Lynn Coope
ジヤネツト・リン・クーペ
Stephen A Madison
ステイーブン・アラン・マデイソン
John F Hessel
ジヨン・フレデリツク・ヘツセル
Daniel Joseph Kuzmenka
ダニエル・ジヨウジフ・クズメンカ
Robert William Riley Humphreys
ロバート・ウイリアム・ライリー・ハンフリーズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unilever NV
Original Assignee
Unilever NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unilever NV filed Critical Unilever NV
Publication of JPH06100888A publication Critical patent/JPH06100888A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3945Organic per-compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/26Organic compounds containing nitrogen
    • C11D3/32Amides; Substituted amides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0008Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties aqueous liquid non soap compositions
    • C11D17/0026Structured liquid compositions, e.g. liquid crystalline phases or network containing non-Newtonian phase
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3947Liquid compositions

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定に懸濁したペルオキシ漂白剤を含有し、
消費者が許容できる粘度並びに漂白及び汚れ落とし特性
を有する水性液状洗剤組成物の提供。 【構成】 水性の汚れ落とし組成物は、水への溶解度が
1×10-4Mより小さいアミドまたはイミド有機ペルオ
キシ酸と、構造化界面活性剤と、pH値を貯蔵の間は
3.5〜8.5に維持し、洗浄水での稀釈時には0.5
以上高めるpH調整系とを含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アミド及びイミドペル
オキシ酸漂白剤を含有する構造化液体である洗剤組成物
に係わる。
【0002】
【従来の技術】有機ペルオキシ酸を水性液体中に安定に
懸濁させ得ることは、当分野では良く知られている。
【0003】最初期の報告の一つが米国特許第3,99
6,152号(Edwards等)で、この特許には、
ジペルオキシ酸をpH値の低い水性媒質中に、Carb
opol 940などの澱粉でない増粘剤を用いて懸濁
させた懸濁系が開示されている。適当な活性物質はジペ
ルアゼライン酸、ジペルブラシル酸、ジペルセバシン酸
及びジペルイソフタル酸であった。米国特許第4,01
7,412号(Bradley)も、澱粉を主成分とす
る増粘剤が用いられること以外上記と同様の系を報告し
ている。後の研究から、上記両特許で言及されたような
増粘剤がもたらすゲル様マトリックスは高温貯蔵の際に
その不安定性を呈示することが明らかとなった。上記の
ような増粘剤は高濃度で用いられると、粘度を高すぎる
レベルまで制御不能に上昇させることによる困難を引き
起こした。
【0004】米国特許第4,642,198号(Hum
phreys等)は、pH値の低い水性液体中に懸濁さ
せるべく企図された様々な非水溶性有機ペルオキシ酸に
ついて説明している。この特許には、ペルオキシ酸粒子
のための懸濁剤としてアニオン界面活性剤とノニオン界
面活性剤との両方を用いることが開示されている。好ま
しいペルオキシ物質は1,12−ジペルオキシドデカン
ジオン酸(DPDA)であった。
【0005】ヨーロッパ特許第176 124号(de
Jong)には、0.5〜15%のアルキルベンゼン
スルホン酸及び低レベルの硫酸塩を含有する水性ペルオ
キシカルボン酸懸濁液を含む、注ぐことが可能な漂白剤
組成物が開示されている。
【0006】上述の特許はいずれも液状漂白剤の、懸濁
または増粘を実現する化学成分の最適化によって物理的
安定性を改善することを強調している。しかし、上述の
特許の中に、組成物を本洗浄で有効な重質液状洗剤とし
て用いることを可能にする系を示唆したものは無い。
【0007】この問題への可能性の有るアプローチが最
近、米国特許特許第4,992,194号(Liber
ati等)に開示された。この特許では、工業界で“P
AP”と呼称されるN−フタロイルアミノペルオキシカ
プロン酸などの非水溶性有機ペルオキシ酸はpH調整飛
躍系及び解膠ポリマーも存在すれば界面活性剤中に懸濁
可能であることが報告された。pH調整飛躍系のために
ポリオールとホウ酸塩との組み合わせが用いられた。解
膠ポリマーは親水性モノマーと疎水性モノマーとのコポ
リマーの形態であった。Liberati等の系は商業
的に許容可能な完全配合済み重質洗濯用洗剤の達成に向
かって前進する重要な一歩を表わしているが、なおかな
りの改良の余地が存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水性液状の
完全配合済み重質洗濯用洗剤組成物であって、安定に懸
濁したペルオキシ漂白剤を含有し、消費者が許容できる
粘度並びに漂白及び汚れ落とし特性を有する組成物の提
供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】或る種のアミドまたはイ
ミドペルオキシ酸は水性界面活性剤構造化液体中に良好
に懸濁し得る、即ち前記液体中で長期間分解または相分
離を起こさないことが判明した。これらのペルオキシ酸
は、水に対して特定の溶解度を有することを特徴とす
る。
【0010】従って本発明は、 i)漂白に有効な量で存在する、水への溶解度が1×1
-4Mより小さいアミドまたはイミド有機ペルオキシ酸
と、 ii)ペルオキシ酸の懸濁に有効な量で存在する界面活
性剤と、 iii)pH値を貯蔵の間は3.5〜8.5に維持し、
洗浄水での稀釈時には0.5以上高めるのに有効な量で
存在するpH調整系とを含有する汚れ落とし組成物を提
供する。
【0011】pH調整系はペルオキシ酸の安定化を助長
すると考えられる。
【0012】好ましくは、アミドまたはイミド有機ペル
オキシ酸の水への溶解度は5×10-5Mを下回る。
【0013】本発明の組成物は特に、液状重質洗濯用洗
剤として用いられる。
【0014】本発明の組成物が含有するペルオキシ酸は
好ましくは、モノまたはジ過カルボンアミドまたはイミ
ド酸の中から選択される。モノ過カルボン酸は、一般式
【0015】
【化3】
【0016】〔式中RはC1〜C16アルキル基、C1〜C
16シクロアルキル基及びC6〜C12アリール基の中から
選択され、R1は水素、C1〜C16アルキル基、C1〜C
16シクロアルキル基及びC6〜C12アリール基の中から
選択され、R2は水素、C1〜C16アルキル基、C1〜C
16シクロアルキル基、C6〜C12アリール基、及びR3
アリーレン基の場合にRと共に環を形成し得るカルボニ
ル基の中から選択され、R3はC1〜C16アルキレン基、
5〜C12シクロアルキレン基及びC6〜C12アリーレン
基の中から選択され、n及びmは互いの和が1となる整
数であり、Mは水素、アルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウム及びアルカノールアンモニウムカチオ
ン及び基の中から選択される〕を有する。
【0017】本発明の組成物が含有し得るジ過カルボン
酸は、一般式
【0018】
【化4】
【0019】〔式中R4はC1〜C12アルキレン基、C5
〜C12シクロアルキレン基、C6〜C12アリーレン基及
びこれらの基の組み合わせの中から選択され、R5は水
素、C1〜C16アルキル基、C6〜C12アリール基、及び
3と共に環を形成し得るカルボニル基の中から選択さ
れ、R6は水素、C1〜C16アルキル基、C6〜C12アリ
ール基、及びR3と共にC3〜C12環を形成し得る基の中
から選択され、R3はC1〜C12アルキレン基、C5〜C
12シクロアルキレン基及びC6〜C12アリーレン基の中
から選択され、n′及びn″は互いの和が1となるよう
に選択された整数であり、m′及びm″は互いの和が1
となるように選択された整数であり、Mは水素、アルカ
リ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム及びアルカノ
ールアンモニウムカチオン及び基の中から選択される〕
を有する。
【0020】特に好ましい物質は、N,N′−ジ(4−
ペルカルボキシベンゾイル)−1,4−ブタンジアミ
ン、N,N′−ジ(4−ペルカルボキシベンゾイル)−
1,2−フェニレンジアミン、N,N′−スクシノイル
−ジ(4−ペルカルボキシ)アニリン、4−ペルカルボ
キシベンゾイルアニリン、N,N−フタロイル−4−ア
ミノ過安息香酸、N,N′−ジ(4−ペルカルボキシベ
ンゾイル)エチレンジアミン、N,N′−ジ(4−ペル
カルボキシアニリン)テレフタレート、N,N,N′,
N′−1,2,4,5−テトラカルボキシベンゾイル−
ジ(6−アミノペルカルボキシカプロン酸)、N,N′
−ジ(4−ペルカルボキシベンゾイル)ピペラジン、
N,N′−ジ(4−ペルカルボキシベンゾイル)−1,
4−ジアミン−シクロヘキサン、N,N′−ジ(ペルカ
ルボキシアジポイル)フェニレンジアミン、及びN,
N′−ジ(ペルカルボキシアジポイル)エチレンジアミ
ンである。N,N′−テレフタロイル−ジ(6−アミノ
ペルオキシカプロン酸)が特に好ましい。
【0021】本発明の組成物中に用いられ得る別の物質
にペルオキシアジピン酸のモノノニルアミドが有り、こ
の物質の製造方法は米国特許第4,686,063号に
開示されている。
【0022】本発明組成物のアミドまたはイミドペルオ
キシ酸含量は約0.1〜約40重量%、好ましくは約1
〜約10重量%であり得る。
【0023】本発明の組成物はその一成分として、界面
活性剤成分も含有する。界面活性剤物質は、アニオン、
ノニオン、両性、双性及びカチオン界面活性剤並びにこ
れらの混合物の中から選択された、石鹸などの天然由来
物質または合成物質であり得る。多くの適当な界面活性
剤が市販されており、かつ例えばSchwartz,P
erry and Berch, “Surface
Active Agents and Deterge
nts”, Vols.I and IIなどの文献に
詳細に紹介されている。界面活性剤物質の合計のレベル
は組成物の70重量%以下であり得、好ましくは約1〜
約50重量%、最も好ましくは4〜45重量%である。
【0024】合成アニオン界面活性剤は普通、炭素原子
約8〜22個のアルキル基を有する有機硫酸及びホスホ
ン酸の水溶性アルカリ金属塩であり、前記“アルキル”
という語は高級アリール基のアルキル部分をも包含する
ものとして用いる。
【0025】適当な合成アニオン洗剤化合物の例には、
アルキル硫酸ナトリウム及びアンモニウム、特に獣脂や
ヤシ油などから製造した高級(C8〜C18)アルコール
の硫酸化によって得られるもの;アルキル(C9
20)ベンゼンスルホン酸ナトリウム及びアンモニウ
ム、特に直鎖第二級アルキル(C10〜C15)ベンゼンス
ルホン酸ナトリウム;アルキルグリセリルエーテル硫酸
ナトリウム、特にエーテルが獣脂やヤシ油に由来する高
級アルコール、及び石油に由来する合成アルコールのエ
ーテルであるもの;ヤシ油脂肪酸モノグリセリド硫酸及
びスルホン酸ナトリウム;高級(C9〜C18)脂肪アル
コール−酸化アルキレンの硫酸エステルのナトリウム及
びアンモニウム塩、特に酸化エチレン反応生成物;ヤシ
油脂肪酸などの脂肪酸をイセチオン酸でエステル化し、
かつ水酸化ナトリウムで中和して得られる反応生成物;
メチルタウリンの脂肪酸アミドのナトリウム及びアンモ
ニウム塩;α−オレフィン(C8〜C20)を重亜硫酸ナ
トリウムと反応させることによって、またパラフィンを
SO2及びCl2と反応させてから塩基で加水分解してラ
ンダムスルホン酸塩を生成させることによって得られる
ようなアルカンモノスルホン酸塩;C7〜C12ジアルキ
ルスルホ琥珀酸ナトリウム及びアンモニウム;及びオレ
フィンスルホン酸塩が含まれる。“オレフィンスルホン
酸塩”という語は、オレフィン、特にC10〜C20α−オ
レフィンをSO3と反応させ、得られた反応生成物を中
和及び加水分解することによって製造される物質の意味
で用いる。好ましいアニオン性洗剤化合物は、(C11
15)アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、(C16
〜C18)アルキル硫酸ナトリウム及び(C16〜C18)ア
ルキルエーテル硫酸ナトリウムである。
【0026】アニオン界面活性剤化合物と共に好ましく
用いられ得る適当なノニオン界面活性剤化合物の例には
特に、普通エチレンオキシドであるアルキレンオキシド
とアルキル(C6〜C22)フェノールとの反応生成物で
通常2〜25EOであるもの、即ち1分子当たり2〜2
5単位のエチレンオキシドを有するもの;脂肪族(C8
〜C18)第一級または第二級直鎖または分枝鎖アルコー
ルとエチレンオキシドとの縮合物で通常2〜30EOで
あるもの;及びエチレンオキシドをプロピレンオキシド
とエチレンジアミンとの反応生成物と縮合させて得られ
る生成物が含まれる。その他のいわゆるノニオン界面活
性剤として、アルキルポリグルコシド、脂肪酸及びグル
コシドのエステル、長鎖第三級アミン酸化物、長鎖第三
級ホスフィン酸化物並びにジアルキルスルホキシドなど
が挙げられる。
【0027】本発明の組成物中には所与量の両性または
双性界面活性剤化合物も用いられ得るが、該化合物は比
較的高価であるのでその使用は通常望ましくない。何等
かの両性または双性洗剤化合物が用いられる場合は通
常、該化合物よりはるかに普通に用いられる合成アニオ
ン及びノニオン界面活性剤を主に含有する組成物中に少
量用いられる。
【0028】本発明の洗剤組成物は通常、洗浄力ビルダ
ーも含有する。ビルダー物質は、(1)カルシウム金属
イオン封鎖物質、(2)沈澱化物質、(3)カルシウム
イオン交換物質、及び(4)これらの混合物の中から選
択され得る。
【0029】カルシウムイオン交換ビルダー物質の例に
は様々な種類の非水溶性結晶質または非晶質アルミノケ
イ酸塩が含まれ、それらのうちで最も良く知られている
代表例がゼオライトで、例えばゼオライトA、(ゼオラ
イトPとしても知られている)ゼオライトB、ゼオライ
トC、ゼオライトX、ゼオライトY、またヨーロッパ特
許出願公開第0,384,070号に開示されたP型ゼ
オライトなどである。
【0030】本発明の組成物は特に、トリポリリン酸ナ
トリウム及びカリウム、ピロリン酸ナトリウム及びカリ
ウム、オルトリン酸ナトリウム及びカリウム、炭酸ナト
リウム、ニトリロ三酢酸のナトリウム塩、クエン酸ナト
リウム、カルボキシメチルマロン酸ナトリウム、カルボ
キシメチルオキシ琥珀酸ナトリウム、酒石酸ナトリウ
ム、モノ及びジ琥珀酸ナトリウム、オキシジ琥珀酸ナト
リウム、結晶質及び非晶質アルミノケイ酸ナトリウム、
並びにこれらの混合物などの有機及び無機ビルダー物質
のうちのいずれか任意のものを含有し得る。
【0031】ポリカルボン酸ホモ及びコポリマーもビル
ダーとして添加され得、このポリマーは粉末構造化剤も
しくは加工助剤として機能する。特に好ましいのは、ポ
リアクリル酸[Rohm and Haas Comp
anyから入手可能なAcrysol(商標)]、並び
にアクリル酸−マレイン酸コポリマー[BASF Co
rporationから入手可能なSokalan(商
標)]及びそれらのアルカリ金属塩またはその他の塩で
ある。
【0032】これらのビルダー物質は、例えば1〜80
重量%、好ましくは3〜30重量%のレベルで存在し得
る。
【0033】洗浄水中への分散の際、ペルオキシ酸の初
期量は、水1l当たり約0.05〜約250ppmほ
ど、好ましくは約1〜50ppmの活性酸素をもたらす
量であるべきである。界面活性剤は洗浄水中に、約0.
05〜3.0g/l、好ましくは0.15〜2.4g/
lの量で存在するべきである。ビルダーが存在する場
合、その量は約0.1〜3.0g/lとなる。
【0034】有機ペルオキシ酸漂白剤はpHが低い(3
〜6)時最も安定であるが、該漂白剤が漂白剤として最
も有効であるのはpHが適度にアルカリ寄り(7〜9)
の溶液中においてであることは良く知られている。pH
値を必要な範囲内に留めるべくpH飛躍系が用いられ、
この系は製品のpH値を、貯蔵の間はペルオキシ酸が安
定であるように3〜8.5に維持するが、洗浄水中では
漂白及び洗浄が有効に行なわれるように適度に(7〜9
へと)高め得る。最も重要であるのは、pHが少なくと
も0.5、好ましくは1.0、最も好ましくは約1.5
飛躍することである。pH飛躍系の一つにホウ砂(10
2O)/ポリオールが有る。ホウ酸塩イオンと或る種
のシス−1,2−ポリオールとの錯体は濃縮時、pH値
の低下を惹起する。この錯体は稀釈時には解離して遊離
ホウ酸塩を放出し、pH値を上昇させる。ホウ酸塩との
このような錯形成機構を示すポリオールの例として、カ
テコール、ガラクチトール、フルクトース、ソルビトー
ル及びピナコールなどが挙げられる。経済的理由から、
好ましいポリオールはソルビトールである。7未満の望
ましい濃縮物pHが達成されるためには普通、ポリオー
ル対ホウ砂の比が約1:1より大きくなければならな
い。従って、ポリオール対ホウ砂の比は広くは1:10
から10:1であり得るが、好ましくは約1:1から約
10:1ほどであるべきである。ホウ酸、酸化ホウ素、
オルトまたはピロホウ酸ナトリウムを含むホウ砂などの
ホウ酸塩化合物も、ホウ酸塩成分として適当であり得
る。
【0035】好ましくは、pH飛躍系は約1〜約40重
量%の量で存在する。
【0036】本発明の組成物の有利な任意成分に、解膠
ポリマーが有る。解膠剤は普通、親水性モノマーと疎水
性モノマーとのコポリマーを用いて製造される。適当な
ポリマーは、無水マレイン酸、アクリル酸、メタクリル
酸、またはエチレンもしくはスチレンスルホン酸塩等の
ようなその他の親水性モノマーと、疎水基で官能化され
た類似モノマーとの共重合によって得られる。上記疎水
基には、脂肪アルコールのアミド、エステル及びエーテ
ルまたは脂肪アルコールエトキシル化物が含まれる。脂
肪アルコール及びエトキシル化物にくわえて、オレフィ
ンやアルキルアリール基といった他の疎水基を用いるこ
とも可能である。重要であるのは、得られるコポリマー
が許容可能な酸化安定性を有すること、及び該コポリマ
ーの疎水基が構造化液体のラメラ液滴及び親水基と相互
に作用して前記液滴の凝集を防止し、それによって物理
的不安定化及び製品分離を防止することである。実用
上、アクリル酸とメタクリル酸ラウリルとのコポリマー
(分子量3800)が0.5〜1.5%のレベルで有効
であることが判明した。これらの物質については、本明
細書に参考として含まれる米国特許第4,992,19
4号(Liberati等)に、より詳細な記述が有
る。
【0037】既に言及した諸成分以外に、本発明の洗剤
組成物は任意の通常の添加物を、当該物質が洗剤組成物
中に通常用いられる量で含有し得る。そのような添加物
の例には、アルカノールアミド、特にパーム核脂肪酸及
びヤシ油脂肪酸由来のモノエタノールアミドなどの起泡
増進剤、アルキルホスフェート及びシリコーンなどの消
泡剤、ナトリウムカルボキシメチルセルロース及びアル
キルまたは置換アルキルセルロースエーテルなどの再付
着防止剤、エチレンジアミン四酢酸などのその他の安定
剤、繊維製品柔軟剤、硫酸ナトリウムなどの無機塩、並
びに普通非常に僅かな量で存在する蛍光増白剤、香料、
プロテアーゼ、セルラーゼ、リパーゼ、アミラーゼとい
った酵素、殺菌剤及び着色剤が含まれる。
【0038】本発明の組成物は、硬質面を有する様々な
基質、特に繊維製品の汚れ落としに用いられ得る。
【0039】
【実施例】以下の非限定的実施例によって、本発明を更
に詳述する。本明細書の本文及び特許請求の範囲各項に
おいて言及した部、パーセンテージ及び比率は総て、特
に断らないかぎり重量に基づく。
【0040】実施例1 モノメチルモノカリウムテレフタレート 870mlのメタノールに87.5% KOH(143
g, 2.24mol)を溶解させた溶液をトルエン2
420ml中の粉砕ジメチルテレフタレート(434
g, 2.24mol)に室温で45分掛けて添加し
た。反応混合物を、攪拌しつつ3時間65℃に加熱し、
その後室温まで冷却した。固体を濾別し、3500ml
の温トルエンで洗浄し、かつ乾燥して464.08g
(収率95%)の白色固体を得た。IR(ヌジョール
法) 1735, 1600, 1550, 141
0, 1290, 730cm-1
【0041】N,N′−ジ(4−カルボメトキシベンゾ
イル)ピペラジン モノメチルモノカリウムテレフタレート(175.8
g, 0.8056mol)を、オーバーヘッド攪拌
機、凝縮器及び添加用漏斗を具備した容量5lの三つ口
フラスコ内のトルエン(2000ml)中に懸濁させ
た。懸濁液を高速攪拌して塩化チオニル(58.76m
l, 0.8056mol)を滴下し加え、混合物を3
時間67℃に加熱した。室温で一晩攪拌後、反応物をブ
フナー漏斗上のセライト層に通して濾過し、4−カルボ
メトキシベンゾイルクロリドを含有する濾液を残した。
この時点で、等容量のジエチルエーテルを添加し、塩化
カリウム副産物を濾別し、かつ真空下に溶剤を除去する
ことにより、酸塩化物を単離し得る。ほとんどの操作
で、トルエン溶液は直接用いる。容量5lのMorto
nフラスコ内で、炭酸カリウム(266.2g, 1.
61mol)及びピペラジン(34.69g, 0.4
027mol)を1000mlの水に溶解させた。4−
カルボメトキシベンゾイルクロリドのトルエン溶液を滴
下し加え、その際内部反応温度を25℃に維持した。混
合物を一晩攪拌し、濾過し、かつトルエン、水、1N
HCl及び水で洗浄して127g(77%)のN,N′
−ジ(4−カルボメトキシベンゾイル)ピペラジンを白
色固体として得た。m.p. 234〜237℃; I
R(ヌジョール法) 1730, 1630, 161
0, 1510, 1290, 1260, 101
0, 730cm-1
【0042】1H NMR(200MHz, CDCl3
/CD3COCD3) δ 7.48〜8.11(8H,
m), 3.93(6H, s), 3.81(4
H, br s), 3.56(4H, br s);
13C NMR(CDCl3/CD3COCD3) δ
169.51, 166.05, 139.19, 1
31.50, 129.89, 126.98, 5
2.31, 43.80,41.10; IR(ヌジョ
ール法) 2920, 2840, 1720,162
0, 1605, 1455, 1430, 137
0, 1360,1275, 1260, 1100,
1000cm-1; low res.MS(CI,イ
ソブタン) 411(MH+)。
【0043】N,N′−ジ(4−ペルカルボキシベンゾ
イル)ピペラジン(PCBPIP) N,N′−ジ(4−カルボメトキシベンゾイル)ピペラ
ジン(4.07g,0.0099mol)をメタンスル
ホン酸(14ml)に溶解させ、かつ温度0℃で過酸化
水素(70%溶液3.37ml, 0.0891mo
l)で処理した。混合物を室温で5時間攪拌し、その後
氷水上に注いだ。固体をブフナー漏斗で集め、pHが5
となるまで水で洗浄してから一晩自然乾燥させた。3.
91g(95%)の白色粉末を得た。m.p. 268
℃[融解前に分解(dec)]。ヨウ素還元滴定は65
%過酸を示した。IR(ヌジョール法) 3100(ヒ
ドロキシル), 1760(過酸カルボニル)cm-1
【0044】実施例2 N,N′−ジ(4−カルボメトキシベンゾイル)エチレ
ンジアミン 標記物質を、N,N′−ジ(4−カルボメトキシベンゾ
イル)ピペラジンの製造で説明した操作を用いて、ただ
しピペラジンの替わりにエチレンジアミン(26.9m
l, 0.4028mol)を用い、また水の用量を1
000mlでなく400mlとして製造した。収量8
8.6g(57%); m.p. 297〜299℃;
1H NMR(200MHz, DMSO−d6) δ
8.82(2H, br s), 8.06〜7.9
4(8H, m), 3.88(6H, s), 3.
47(4H, s); IR(ヌジョール法) 330
0,1730, 1640, 1550cm-1
【0045】N,N′−ジ(4−ペルカルボキシベンゾ
イル)エチレンジアミン(PCBED) N,N′−ジ(4−カルボメトキシベンゾイル)エチレ
ンジアミン(5.0g, 0.0129mol)を30
mlのメタンスルホン酸に溶解させ、かつ温度0℃で過
酸化水素(70%溶液4.4ml)で処理した。混合物
を室温に戻して5時間攪拌した。この混合物を氷及び飽
和硫酸アンモニウム溶液上に注ぎ、固体を濾別し、かつ
水で洗浄してpH5とした。ヨウ素還元滴定による活性
は78%であった。
【0046】実施例3 N,N′−ジ(4−カルボメトキシベンゾイル)−1,
4−フェニレンジアミン クロロホルム(95ml)中の4−カルボメトキシベン
ゾイルクロリド(9.32g, 0.046mol)を
トリエチルアミン(4.81ml, 0.035mo
l)及びクロロホルム(250ml)中の1,4−フェ
ニレンジアミン(2.59g, 0.023mol)に
温度4℃で添加した。反応物を一晩掛けて室温に戻し
た。クロロホルムを真空下に除去した。固体を冷たい5
% HCl上に注ぎ、濾別し、稀塩酸で洗浄した。DM
Fから再晶出させて、6.16g(62%)の淡黄色粉
末を得た。m.p. >345℃; 1H NMR(D
MSO−d6) δ 8.06(8H, s), 7.
74(4H, s), 3.88(6H, s); 13
C NMR(H2SO4/CD3COCD3) (酸に分
解) δ 205, 196, 169.77, 16
7.10, 132.56, 130.95, 12
8.16, 127.79, 127.03, 12
2.85, 119.82, 52.02; IR(ヌ
ジョール法) 3330, 2900, 2840,
1720, 1640, 1550, 1455, 1
410, 1375, 1280, 1190, 11
10cm-1; low res. MS(CI,イソブ
タン) 433(MH+), 271,257, 22
3。
【0047】N,N′−ジ(4−ペルカルボキシベンゾ
イル)フェニレンジアミン(1,4−PC BPD) N,N′−ジ(4−カルボメトキシベンゾイル)フェニ
レンジアミン(3.07g, 0.0071mol)を
メタンスルホン酸(40ml)に溶解させ、かつ室温で
過酸化水素(70%溶液2.42ml, 0.0639
mol)で処理した。室温で6時間攪拌後12時間、反
応混合物の温度を3℃に維持した。混合物を飽和硫酸ア
ンモニウム溶液及び氷上に注ぎ、その後先に述べたのと
同様にして単離を行なって1.85g(59%)の橙色
粉末を得た。m.p. >315℃。ヨウ素還元滴定は
60%過酸を示した。IR(ヌジョール法) 3230
(ヒドロキシル), 1755(過酸カルボニル)cm
-1
【0048】実施例4 N,N′−ジ(4−カルボメトキシベンゾイル)−1,
4−ジアミノシクロヘキサン 4−カルボメトキシベンゾイルクロリド(9.075
g, 0.0456mol)を、機械的攪拌機及び添加
用漏斗を具備した容量500mlの三つ口フラスコ内の
クロロホルム(180ml)に溶解させた。得られた溶
液にトランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン(2.
60g, 0.0228mol)、トリエチルアミン
(7.5ml, 0.0535mol)及びクロロホル
ム(80ml)を、温度0℃で30分掛けて添加した。
反応物を2.5時間攪拌し、生成固体をクロロホルムか
ら濾別した。未乾燥の上記固体を10% HCl及び飽
和NaCl水溶液で洗浄した。この生成物を温度0℃で
濃硫酸に溶解させ、その後氷水から析出させて、白色粉
末を収率約80%で得た。m.p. >350℃; 1
H NMR(200MHz, D2SO4) δ 8.3
0〜7.94(8H,m), 4.27〜4.37(8
H, m), 2.34〜1.80(8H,br
m); 13C NMR(200MHz, H2SO4/C
3COCD3)δ 170.92, 132.32,
129.92, 129.25, 127.61, 5
5.04, 51.83, 24.07; IR(ヌジ
ョール法) 3295, 2920, 2850, 1
720, 1630, 1530, 1460, 13
75, 1285cm-1
【0049】N,N′−ジ(4−ペルカルボキシベンゾ
イル)−1,4−ジアミノシクロヘキサン (PCBHE
X) N,N′−ジ(4−カルボメトキシベンゾイル)−1,
4−ジアミノシクロヘキサン(1.63g, 0.00
37mol)をメタンスルホン酸(10ml)に溶解さ
せ、かつ室温で過酸化水素(70%溶液1.26ml,
0.0333mol)で処理した。7時間後、反応物
を氷水上に注いで析出固体を生じさせ、これを真空オー
ブン内で25℃で乾燥して1.57g(95%)の白色
粉末を得た。m.p. >310℃。ヨウ素還元滴定は
79%過酸を示した。1H NMR(200MHz,
DMSO−d6) δ 8.47〜8.44(m,エス
テル), 8.03〜7.91(m,過酸及びエステ
ル), 3.88(s,エステル), 3.79(br
s,エステル及び過酸), 1.94〜1.91
(m,エステル及び過酸), 1.52〜1.43
(m,エステル及び過酸);IR(ヌジョール法) 3
295(広域、ヒドロキシル), 1730(過酸カル
ボニル)cm-1
【0050】実施例5 カルボエトキシアジポイルクロリド 凝縮器を具備した丸底フラスコにアジピン酸モノエチル
エステル(25.63g, 0.147mol)を塩化
チオニル(34.98g, 0.293mol)と共に
入れ、37℃で3時間加熱した。凝縮器を調節蒸留ヘッ
ドに取り替え、過剰な塩化チオニルを5mmHgで除去
した。生成物(26.84g, 95%)を蒸留して透
明な液体を得た(59℃;約0.1mmHg)。IR
3550, 3420, 2950, 2910, 2
840, 1785, 1715, 1455, 13
60, 1230, 1170, 1140, 108
0, 1010, 940cm-1
【0051】N,N′−ジ(カルボエトキシアジポイ
ル)−1,4−フェニレンジアミン クロロホルム(40ml)中のカルボエトキシアジポイ
ルクロリド(13.74g, 0.071mol)をク
ロロホルム(330ml)及びトリエチルアミン(7.
53ml, 0.054mol)中の1,4−フェニレ
ンジアミン(3.89g, 0.036mol)に温度
4℃で添加した。反応物を5時間掛けて室温に戻した。
酢酸エチルから再晶出させて、6.30g(42%)の
綿毛状(fluffy)白色固体を得た。m.p. 1
56〜160℃; 1H NMR(DMSO−d6) δ
9.81(2H, s, NH), 7.49(4
H, s), 4.04(4H, q), 1.57
(8H, m), 2.34(8H, m), 1.1
8(6H, t); 13C NMR δ 173.6
5, 171.25, 134.38, 120.7
4, 60.39, 36.90, 33.98, 2
5.01, 24.42, 14.23; IR(ヌジ
ョール法) 3290, 2920, 2840, 1
720, 1645, 1540, 1455, 13
70, 1370, 1290, 1255, 117
0cm-1; low res. MS(CI,イソブタ
ン) 421(MH+)。
【0052】N,N′−ジ(ペルカルボキシアジポイ
ル)フェニレンジアミン(DPAPD) N,N′−ジ(カルボエトキシアジポイル)−1,4−
フェニレンジアミン(6.00g, 0.0143mo
l)をメタンスルホン酸(21ml)に溶解させ、かつ
室温で過酸化水素(70%溶液4.87ml, 0.1
287mol)で処理した。2時間後、生成物を氷水か
ら単離して4.97g(88%)の淡い橙色の粉末を得
た。m.p. 210〜212℃(dec)。ヨウ素還
元滴定は87%過酸を示した。1H NMR(200M
Hz, DMSO−d6) δ 11.97(2H,
br, s), 9.83(2H, s), 7.49
(4H, m), 4.10(痕跡量,q,エステ
ル), 2.49〜2.00(8H, m), 1.5
7(8H, br, s), 1.17(痕跡量,t,
エステル); IR(ヌジョール法) 3100(ヒド
ロキシル), 1750(過酸カルボニル)cm-1
【0053】実施例6 N,N′−ジ(4−カルボメトキシベンゾイル)−1,
4−ブタンジアミン 4−カルボメトキシベンゾイルクロリド(19.07
g, 0.096mol)を、機械的攪拌機、温度計及
び添加用漏斗を具備した容量1000mlの三つ口丸底
フラスコ内のトルエン(380ml)に溶解させた。得
られた溶液に1,4−ブタンジアミン水溶液(80m
l)を40分掛けて滴下し加え、その際反応混合物の温
度を水浴によって25℃に維持した。白色固体が直ちに
生成し、反応混合物を更に2時間攪拌した。固体をフリ
ット上に集め、トルエン、水、5%HCl及び水で洗浄
した。DMFからの再晶出によって白色結晶を得、これ
を真空オーブン内で温度60℃で乾燥した。収量17.
91g(90%); m.p. 260〜261℃;
1H NMR(200MHz, DMSO−d6) δ
8.70(2H, m), 8.05〜7.93(8
H, m), 3.88(6H, s), 3.34
(4H, s), 1.58(4H, s); IR
(ヌジョール法) 3300, 1720, 162
5, 1530, 1275, 1105, 860,
730cm-1; low res. MS(CI,イ
ソブタン) 413(MH+); 13C NMR(75
MHz, DMSO−d6) δ 166.9, 16
5.7, 165.4, 165.2,138.7,
131.6, 129.0, 127.5, 127.
2, 52.3, 26.5。
【0054】N,N′−ジ(4−ペルカルボキシベンゾ
イル)−1,4−ブタンジアミン(PCB BD) メタンスルホン酸(25ml)に溶解させたN,N′−
ジ(4−カルボメトキシベンゾイル)−1,4−ブタン
ジアミン(3.00g, 0.007mol)を、先に
述べた方法に従い過酸化水素(70%溶液2.50m
l, 0.066mol)で処理した。室温で5時間、
及び3℃で16時間経過後、反応物を氷水上に注いで過
酸を析出させ、これを水で洗浄し、かつ乾燥して1.8
g(60%)の白色粉末を得た。m.p. 180℃
(分解)。ヨウ素還元滴定は74%過酸、5.7%
a.o.を示した(理論上は7.7% a.o.)。I
R(ヌジョール法) 3320〜3100(ヒドロキシ
ル), 1745(過酸カルボニル)cm-11
NMR(200MHz, DMSO−d6) δ 8.
65(2H, m), 8.03〜7.90(8H,
m), 3.87(開始物質,7%), 3.29(4
H, s), 1.58(4H, s)。
【0055】実施例7 N,N′−ジ(4−カルボメトキシベンゾイル)−1,
2−フェニレンジアミン 4−カルボメトキシベンゾイルクロリド(18.5g,
0.093mol)を窒素雰囲気下にクロロホルム
(100ml)に溶解させ、得られた溶液を0℃に冷却
した。この溶液に、1,2−フェニレンジアミン(5.
00g, 0.046mol)及びトリエチルアミン
(12.8ml, 0.092mol)をクロロホルム
(350ml)に加えた溶液を滴下し加えた。室温で1
6時間経過後、トリエチルアンモニウムクロリドを濾紙
付きフリットでの濾過によって除去した。有機層を冷た
い5% HCl(200ml×3)及び飽和NaCl溶
液(150ml×2)で洗浄し、かつ硫酸マグネシウム
で乾燥した。生成物を減圧下でのクロロホルム除去によ
って単離した。エタノールから再晶出させて、12.1
9g(61%)の白色粉末を得た。m.p. 211〜
216℃; 1H NMR(200MHz, DMSO
−d6) δ 10.24(2H, s), 8.09
〜8.07(8H, 2s), 7.69(2H,
s), 7.33(2H, s), 3.90〜3.8
8(6H, 2s); 13C NMR(50MHz,
DMSO−d6) δ 165.29, 164.3
7, 138.13, 131.82, 130.9
4, 128.94, 127.69,125.79,
125.42, 52.08; IR(ヌジョール
法) 3380, 3280, 1720, 164
5, 1540, 1290, 1275, 1100
cm-1; low res. MS(CI,イソブタ
ン) 433(MH+), 271, 165。
【0056】N,N′−ジ(4−ペルカルボキシベンゾ
イル)−1,2−フェニレンジアミン(1 ,2−PCB
PD) N,N′−ジ(4−カルボメトキシベンゾイル)−1,
2−フェニレンジアミン(2.75g, 0.0064
mol)をメタンスルホン酸(25ml)に溶解させ、
得られた溶液を0℃に冷却した。この溶液に過酸化水素
(90%溶液1.57ml, 0.058mol)を滴
下し加えた。室温で16時間経過後、反応物を先に述べ
たように処理した。
【0057】ヨウ素還元滴定は70%過酸、5.2%
a.o.を示した(理論上は7.3% a.o.)。I
R(ヌジョール法) 3160(ヒドロキシル), 1
740(過酸カルボニル)cm-11H NMR(2
00MHz, DMSO−d6) δ 10.20(2
H, s), 8.09〜8.07(8H, 2s),
7.73〜7.52(2H, m), 7.39〜7.
22(2H, m),3.89(エステル,約7%);
13C NMR(50MHz, DMSO−d6) δ
166.58, 164.76, 137.95,
133.37, 131.19, 129.30, 1
27.76, 126.01。
【0058】実施例8 N,N′−スクシノイル−ジ(4−カルボメトキシ)ア
ニリン 塩化スクシニルを、使用前に減圧下に蒸留した。窒素雰
囲気下で容量1000mlの丸底フラスコに、メチル−
4−アミノベンゾエート(20g, 0.132mo
l)、ピリジン(10.7ml, 0.133mol)
及びクロロホルム(250ml)を一緒に入れ、0℃に
冷却した。これに、塩化スクシニルのクロロホルム溶液
(7.5ml, 0.068mol)を滴下し加えた。
この添加に際して藤色の沈澱物が観察された。室温で2
時間経過後、生成物をフリットで濾別し、5% HCl
(400ml×2)、次いで水(600ml)で洗浄し
てからフリット上で自然乾燥させた。この生成物をDM
Fから再晶出させ、かつ真空オーブン内で温度60℃で
乾燥して16.09g(62%)の白色結晶を得た。
m.p. 284〜285℃; 1H NMR(200
MHz, DMSO−d6) δ 10.42(2H,
s), 7.96〜7.74(8H, s),3.8
5(6H, s), 2.75(4H, s); IR
(ヌジョール法)3340, 3320, 1710,
1690, 1675, 1610,1595, 1
530, 1295, 1270, 1175, 11
60, 1105, 770cm-1; low re
s. MS(CI,イソブタン) 385(MH+),
234, 152; 13C NMR(75MHz,D
MSO−d6) δ 170.9, 165.7, 1
43.6, 130.2, 123.6, 118.
2, 51.7, 31.0。
【0059】N,N′−スクシノイル−ジ(4−ペルカ
ルボキシ)アニリン(SDPCA) N,N′−スクシノイル−ジ(4−カルボメトキシ)ア
ニリン(5.02g,0.013mol)をメタンスル
ホン酸(30ml)に溶解させ、得られた溶液を0℃に
冷却した。この溶液に過酸化水素(70%溶液4.43
ml, 0.117mol)を滴下し加えた。室温で6
時間経過後、生成物を先に述べたのと同様に処理して淡
黄褐色粉末を得た。m.p. 201℃。ヨウ素還元滴
定は72%過酸、6.0% a.o.を示した(理論上
は8.2% a.o.)。IR(ヌジョール法) 32
00(ヒドロキシル), 1750(過酸カルボニル)
cm-11H NMR(200MHz, DMSO−
6) δ 10.37,10.34[2H(それぞ
れ), s: 一方は過酸OHに関し、他方はアミド−
NHに関する], 7.92〜7.68(8H,
m), 3.81(s,エステル), 2.72(4
H, s,エステル及び過酸)。
【0060】実施例9 N,N′−ジ(カルボエトキシアジポイル)エチレンジ
アミン 水(5ml)に加えたエチレンジアミン(1.17g,
0.0195mol)を、カルボエトキシアジポイル
クロリド(2.5g, 0.013mol)をトルエン
(36ml)に溶解させた溶液に室温で滴下し加えた。
その後2.5時間攪拌してから、生成した白色固体を濾
別し、トルエン、水、0.1N HCl及び水で洗浄
し、かつ真空オーブン内で温度63℃で乾燥した。所定
のIRスペクトル(3080cm-1)においてその存在
が明らかとなる不純物を排除するべく、得られた物質を
トルエンに加えて不溶物を濾過により除去し、その後ト
ルエンを真空下に除去して白色粉末(0.31g, 1
3%)を得た。m.p. 117〜120℃(大部分融
解後に白色の残留物が存在); 1H NMR(200
MHz, DMSO−d6) δ 7.83(2H,
br s), 4.05(4H, q), 3.37
(H2O), 3.07(5H, br s),2.2
8〜2.02(10H, br s), 1.49(9
H, br s), 1.18(6H, t)。エトキ
シプロトンに関して、3.07及び1.49における統
合ピークはそれぞれ1プロトンだけ高く、また2.28
〜2.02では2プロトンだけ高い。
【0061】IR(ヌジョール法) 3300, 29
20, 2850, 1725, 1640, 155
0, 1460, 1375, 1270, 124
5, 1180, 730cm-1
【0062】トルエン精製では未確認の不純物が排除さ
れないので、N,N′−ジ(4−カルボメトキシベンゾ
イル)ピペラジンの製造に関して述べた方法を用いた。
クロロホルム(12ml)に加えたカルボエトキシアジ
ポイルクロリド(1.0g,0.0052mol)をエ
チレンジアミン(0.16g, 0.0026mol)
と、トリエチルアミン(0.54ml, 0.0039
mol)と、クロロホルム(5ml)とから成る溶液
に、窒素雰囲気下に温度4℃で滴下し加えた。得られた
混合物を5.5時間攪拌し、かつ先に述べたのと同様に
処理して0.60g(62%)の固体を得た。この生成
物をトルエンから再晶出させて0.20g(21%)の
白色粉末を得たが、この粉末はIR及びNMRによって
判明する不純物をなお含有した。m.p. 120〜1
22℃。前記不純物は酢酸エチルからの再晶出によって
も排除されなかった。13C NMR(200MHz,
CDCl3/CD3COCD3) δ 207.44,
173.87, 60.38, 40.07, 36.
08, 33.90, 25.12, 24.39,
14.33, 14.25; low res. MS
(CI,イソブタン) 373(MH+)。
【0063】N,N′−ジ(ペルカルボキシアジポイ
ル)エチレンジアミン N,N′−ジ(カルボエトキシアジポイル)エチレンジ
アミン(0.023g, 0.00055mol)をメ
タンスルホン酸(1.4ml)に溶解させ、室温で過酸
化水素(70%溶液0.19ml, 0.00495m
ol)で処理し、かつ18時間攪拌した。氷水から単離
しにくかった生成物は薄片状物質(0.0088g,
46%)であった。この物質は220℃より低温で黒変
したが、温度が350℃に達しないうちは融解しなかっ
た。ヨウ素還元滴定は55%過酸を示した。1H NM
R(200MHz, DMSO−d6) δ 7.81
(br s,エステル及び過酸), 4.10(q,エ
ステル), 3.06(H2O), 2.22及び2.
19(m,エステル及び過酸), 1.48(m,エス
テル及び過酸), 1.19(t,エステル); IR
(ヌジョール法) 3200(ヒドロキシル), 17
55(過酸カルボニル)cm-1
【0064】実施例10 N−ベンゾイル−4−アミノ安息香酸 炭酸ナトリウム(26.5g, 0.25mol)を、
機械的攪拌機及び添加用漏斗を具備した容量500ml
のMortonフラスコ内の200mlの水に溶解させ
た。4−アミノ安息香酸(13.71g, 0.10m
ol)を少量ずつ添加し、完全に溶解するまで混合物を
攪拌した。混合物を0℃に冷却し、塩化ベンゾイル(1
3.92g, 11.50ml, 0.099mol)
を滴下し加えた。粘稠な白色沈澱がまもなく生じ、この
混合物を、室温で2時間攪拌してから冷たい稀塩酸上に
注いだ。生成固体を濾別し、稀塩酸及び水で洗浄した。
エタノール及び水から再晶出させて、11.69g(4
9%)の所望生成物を得た。m.p. 284〜288
℃; IR(ヌジョール法) 3340, 1680,
1665, 1650, 1515cm-11
NMR(200MHz, DMSO−d6) δ 1
2.40(1H, s), 10.55(1H,
s), 8.20〜7.45(9H, m)。
【0065】N−ベンゾイル−4−アミノペルオキシ安
息香酸(BP−PABA) N−ベンゾイル−4−アミノ安息香酸(5.0g,
0.0207mol)を20mlのメタンスルホン酸に
溶解させた。得られた溶液を0℃に冷却し、これに濃縮
過酸化水素(70%溶液2.40ml, 0.0634
mol)を滴下し加えた。混合物を、室温で3時間攪拌
してから大量の氷水上に注いだ。沈澱物をブフナー漏斗
上に濾別し、濾液のpH値が4.5となるまで水で洗浄
した。ヨウ素還元滴定によって示された活性は79%
[4.9% a.o.(理論上は5.22% a.
o.)]であった。m.p. 140℃(分解); I
R(ヌジョール法) 3450(ヒドロキシル), 3
340, 1740, 1655,1530cm-1
1H NMR(300MHz, DMSO) δ 8.
05〜7.50(9H, m)。
【0066】実施例11 4−カルボメトキシベンゾイルアニリン クロロホルム(200ml)に溶解させた4−カルボメ
トキシベンゾイルクロリド(11g, 0.055mo
l)を機械的攪拌機によって窒素雰囲気下に攪拌した。
フラスコを0℃に冷却し、アニリン(20.64g,
0.222mol)をクロロホルム(35ml)に溶解
させた溶液を滴下し加えた。この添加の間に白色の沈澱
物が生成した。室温で2時間経過後、クロロホルムを回
転蒸発法で除去した。生成物を10% HClで洗浄
し、フリットで濾別し、水で数回洗浄し、かつクロロホ
ルムで洗浄した。トルエンから再晶出させて5.02g
(34%)の白色粉末を得た。m.p. 194〜19
5℃; 1H NMR(200MHz, DMSO−
6) δ 10.45(1H, s), 8.09〜
7.34(9H, M), 3.91〜3.90(3
H, m); IR(ヌジョール法) 3380, 1
720, 1665, 1605, 1540,133
0, 1285, 1170, 1120, 760,
730cm-113C NMR(50MHz, CDC
3/CD3COCD3) δ 166.3, 165.
2, 139.2, 138.5, 132.7, 1
29.6, 128.9, 127.6, 124.
4, 120.5。
【0067】4−ペルカルボキシベンゾイルアニリン
(PCBA) 4−カルボメトキシベンゾイルアニリン(4.78g,
0.0187mol)をメタンスルホン酸(25m
l)に溶解させた。過酸化水素(70%溶液2.13m
l, 0.056mol)を滴下し加えた。室温で5時
間経過後、反応物を先に述べたのと同様に処理して3.
86g(80%)の淡黄色粉末を得た。ヨウ素還元滴定
は66%過酸、4.1% a.o.を示した。IR(ヌ
ジョール法) 3320(ヒドロキシル), 1750
(過酸カルボニル)cm-11HNMR(200MH
z, DMSO−d6) δ 11.90(1H, b
rs), 10.42(1H, s), 8.11〜
7.09(9H, m),3.90(エステル,20
%)。
【0068】実施例12 N,N,N′,N′−1,2,4,5−テトラカルボキ
シベンゾイル−ジ(6−アミノカ プロン酸) 1,2,4,5−テトラカルボキシベンゼン二無水物
(20g, 0.0917mol)及び6−アミノカプ
ロン酸(24.6g, 0.188mol)を200m
lのDMF中に懸濁させ、120℃に加熱した。加熱さ
れると固体は溶解した。3時間後、溶液を冷却し、氷水
上に注ぎ、かつ濾過した。固体を、500mlの熱いメ
タノールに添加して攪拌し、かつ冷却することによって
精製した。30g(74%)の白色固体が得られた。I
R(ヌジョール法) 1770,1705(br),
1055cm-11H NMR(200MHz, D
MSO−d6) δ 12.0(2H, s), 8.
15(s, 2H), 3.61(2H, t),
2.2(2H, t), 1.8〜1.2(6H,
m); 13C NMR(50MHz, DMSO−
6) δ 175.0,166.6, 137.2,
118.0, 38.1, 33.7, 27.8,
26.0, 24.3。
【0069】N,N,N′,N′−1,2,4,5−テ
トラカルボキシベンゾイル−ジ(6−アミ ノペルカルボ
キシカプロン酸)(DIPAP) 上記ジイミドジカルボン酸(7.0g, 0.0224
mol)を55mlのメタンスルホン酸に溶解させ、7
0%過酸化水素(5.0ml, 0.134mol)で
処理した。少し時間が経つと反応混合物は非常に粘稠と
なり、機械的攪拌機を用いなければならなかった。室温
で5時間経過後、混合物を氷水上に注ぎ、先に述べたの
と同様にして単離を行なった。活性は98%であった。
IR(ヌジョール法) 3270, 1760, 17
40, 1710, 1155,1055cm-1
【0070】実施例13 N,N′−テレフタロイル−ジ(6−アミノペルカルボ
キシカプロン酸)(TPCAP) N,N′−テレフタロイル−ジ(6−アミノカプロン
酸)*(5.01g,0.0127mol)を30ml
のメタンスルホン酸に溶解させ、かつ温度0℃で過酸化
水素(70%溶液4.33ml, 0.114mol)
で処理した。混合物を室温で5.5時間攪拌し、その後
先に述べたのと同様に処理した。収量4.91g(92
%); 活性88%[6.7% a.o.(理論上は
7.6%a.o.)]; IR(ヌジョール法) 33
0, 3200, 1760,1740, 1630,
1545cm-1
【0071】*; Zinner, H.; Sych, G.; Ludwig, W.,
J. Prakt. Chem. 17, 147-153 (1962)参照。
【0072】実施例14 N,N′−ジ(4−カルボキシアニリン)テレフタレー
4−アミノ安息香酸(2.1当量, 14.11g,
0.103mol)及び炭酸ナトリウム(5当量, 2
5.92g, 0.245mol)を4000mlの水
に加え、高速で攪拌した。粉砕した塩化テレフタロイル
を室温で少量ずつ添加した。72時間攪拌後、溶液を1
0% HCl上に注いだ。固体を濾別して集め、かつ水
で洗浄して16.6g(収率83%)の白色粉末を得
た。この生成物中の不純物は、単付加物であるN−(4
−カルボキシベンゾイル)4−アミノ安息香酸である
(3%未満)。1H NMR(200MHz, DMS
O−d6) δ 10.74(2H, s), 8.1
5〜7.90(12H, m),3.4(2H, br
s); IR(ヌジョール法) 3360, 169
0, 1660, 1610cm-1
【0073】N,N′−ジ(4−ペルカルボキシアニリ
ン)テレフタレート(DPCAT) N,N′−ジ(4−カルボキシアニリン)テレフタレー
ト(4.98g, 0.012mol)を60mlのメ
タンスルホン酸中に懸濁させ、過酸化水素(70%溶液
4.09ml, 0.108mol)で処理した。混合
物を4.5時間30℃に加熱し、その後先に述べたのと
同様にして単離を行なった。活性91%, 6.7%
a.o.(理論上は7.3% a.o.); IR(ヌ
ジョール法) 3380, 3200, 1740,
1660, 1600cm-1
【0074】実施例15 N,N−フタロイル−4−アミノ安息香酸 無水フタル酸(10.0g, 0.0675mol)及
び4−アミノ安息香酸(9.35g, 0.0682m
ol)を100mlの無水DMFに溶解させ、得られた
溶液を4.5時間加熱してその温度を120℃とした。
この混合物を冷却し、氷水上に注ぎ、かつ濾過した。エ
タノール−水からの再晶出によって、6.6g(37
%)の綿毛状白色固体が得られた。m.p. 189〜
190℃;IR(ヌジョール法) 1780〜174
5, 1725, 1695, 1605cm-11
H NMR(200MHz, DMSO−d6) δ
13.1(1H, s), 8.2〜7.58(4H,
aa′bb′), 8.06〜7.9(4H,
m); 13C NMR(50MHz, DMSO−
6)δ 166.69, 166.65, 135.
81, 134.82, 131.48, 129.8
8, 129.82, 126.99, 123.5
4。
【0075】N,N−フタロイル−4−アミノ過安息香
酸(フェニルPAP) N,N−フタロイル−4−アミノ安息香酸(4.03
g, 0.0151mol)を60mlのメタンスルホ
ン酸に懸濁させた懸濁液に、室温で70%過酸化水素
(2.29ml, 0.0605mol)を添加した。
6時間後、反応物を先に述べたのと同様に処理し、得ら
れた生成物を未乾燥ケークのまま貯蔵した(6.23
g)。乾燥した試料は84%の過酸を含有した。m.
p. 173℃(変色); IR 3305, 178
5, 1760, 1730, 1700, 160
0, 1510, 1075cm-11H NMR
(200MHz, DCDl3) δ 11.7(1
H, s), 8.4〜7.55(8H,m)。
【0076】実施例16 重質液体中の過酸の安定性 この試験に用いた組成物には35%の界面活性剤を含有
させ、また該組成物のpH値はホウ砂/ソルビトールp
H飛躍系によって4.5とした。過酸の用量は2500
ppmとした。表Iに基本組成を示す。試験組成物(基
本組成物に過酸を添加したもの)を温度40℃で貯蔵
し、周期的にアリコートを取り出して残留過酸のパーセ
ンテージに関して滴定した。試験組成物の過酸半減期を
表IIに示す。
【0077】
【表1】 表I pH飛躍液体*の基本組成 水 38.1 ソルビトール(100%) 19.6 ホウ砂(10 aq) 5.0 NaOH (100%) 2.9 解膠ポリマー(100%) 1.0 Neodol 25-9 10.5 LAS-酸(96%) 22.9 *; 初期pH=4.5
【0078】
【表2】 *; ヨーロッパ特許第267 175号に開示された4,4'−ス
ルホニルビスペルオキシ安息香酸。
【0079】重質液体中で、アミド過酸はいずれもDP
DAより安定であった。それらのアミド過酸のうちの5
種は30日を越える半減期を有した。PCBPIPは、
40℃において79日という優れた半減期を有した。
【0080】本発明の組成物のためには、過酸化物の安
定性即ち温度40℃での半減期が10日以上、好ましく
は15日以上で、更に好ましくは30日以上であり、最
も好ましくは50日を越えることが有利である。
【0081】実施例17 水への溶解度 本発明の基本的前提は、過酸の溶解度が組成物中での該
過酸の安定性に影響するということである。従って、様
々な過酸の水への溶解度を測定し、その値と過酸化物の
安定性との相関関係を調べた。
【0082】溶解度実験は、0.01g/lのホスホン
酸Dequest 2041を含有するMilli−Q
水50mlに0.2gの微粉砕過酸を加えて高速で攪拌
することによって行なった。溶液を15分間加熱して温
度40℃とし、その後水循環浴を用いて温度25.0℃
(±1℃)に平衡化した。2時間後、攪拌を停止して固
体を沈澱させた。アリコートを、Millex−HA
0.45μm濾過ユニットを具備したポリプロピレン製
使い捨て注射器を用いて濾過した。濾液のpHは4.5
〜5.0であった。透明な濾液をフタル酸水素カリウム
緩衝液及びヨウ化カリウムで処理し、三ヨウ化物の濃度
をDaviesの方法[Davies,D. M.;
Deary, M. E., An alyst 11
, 1477−1479(1988)]に従い分光光
度法で測定した。この操作を1時間後に繰り返し、それ
によって確実に平衡値を求めた。方法の再現性は±10
%であると判明した。
【0083】結果を表IIIに示す。表中、一過酸と二
過酸とを分けたのは、これら2種の過酸の測定誤差が互
いに別のものと考えられるからである。二過酸の溶解度
の分析は測定に用いる試料の純度に依存し得るが、一過
酸の溶解度の分析は純度から独立のはずである。なぜな
ら、上記測定は活性酸素測定であるからである。一過酸
の測定が未反応のカルボン酸エステルやカルボン酸など
の不純物によって妨げられることはないが、低純度の二
過酸は1個のカルボン酸エステル(またはカルボン酸)
基と1個の過酸基とを有する分子種を含む。これらの分
子は所望の分子とは異なる溶解度特性を有し得、1分子
当たりの活性酸素量は純粋な二過酸分子の半分にしかな
らない。
【0084】従って、表IIIには2種の濃度、即ち滴
定可能なペルカルボキシル基の濃度と分子の濃度とが示
してある。
【0085】
【表3】 表III 選択された過酸の水への溶解度(pH4.5〜5.0) 溶解a.o.濃度(10 -5M) 溶解分子濃度(10 -5M) 過酸比率(%) 一過酸 フェニルPAP 1.2 1.2 84 PCBA 6.8 6.8 65 BP-PABA 8.8 8.8 79 PAP 62.0 62.0 89二過酸 PCBBD 1.9 0.9 68 PCBED 1.9 0.9 69 1,2-PCBPD 2.0 1.0 70 DIPAP 2.2 1.1 98 PCBPIP 2.3 1.2 79 SBPB 4.8 2.4 61 DPAPD 7.4 3.7 92 TPCAP 9.0 4.5 88 DPDA 21.7 10.8 95
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨン・フレデリツク・ヘツセル アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 08840、メツトウチエン、クラレンドン・ コート・20 (72)発明者 ダニエル・ジヨウジフ・クズメンカ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07057、ウオーリントン、メープル・アベ ニユー・264 (72)発明者 ロバート・ウイリアム・ライリー・ハンフ リーズ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07649、オーラデル、エルム・ストリー ト・351

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 i)漂白に有効な量で存在する、水への
    溶解度が1×10-4Mより小さいアミドまたはイミド有
    機ペルオキシ酸と、 ii)ペルオキシ酸の懸濁に有効な量で存在する界面活
    性剤と、 iii)pH値を貯蔵の間は3.5〜8.5に維持し、
    洗浄水での稀釈時には0.5以上高めるのに有効な量で
    存在するpH調整系とを含有する汚れ落とし組成物。
  2. 【請求項2】 pH調整系がホウ酸塩及びポリオールを
    含み、ホウ酸塩対ポリオールの比は1:10から約1
    0:1であることを特徴とする請求項1に記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】 ペルオキシ酸が 【化1】 〔式中RはC1〜C16アルキル基、C1〜C16シクロアル
    キル基及びC6〜C12アリール基の中から選択され、R1
    は水素、C1〜C16アルキル基、C1〜C16シクロアルキ
    ル基及びC6〜C12アリール基の中から選択され、R2
    水素、C1〜C16アルキル基、C1〜C16シクロアルキル
    基、C6〜C12アリール基、及びR3がアリーレン基の場
    合にRと共に環を形成し得るカルボニル基の中から選択
    され、R3はC1〜C16アルキレン基、C5〜C12シクロ
    アルキレン基及びC6〜C12アリーレン基の中から選択
    され、n及びmは互いの和が1となる整数であり、Mは
    水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム
    及びアルカノールアンモニウムカチオン及び基の中から
    選択される〕及び 【化2】 〔式中R4はC1〜C12アルキレン基、C5〜C12シクロ
    アルキレン基、C6〜C12アリーレン基及びこれらの基
    の組み合わせの中から選択され、R5は水素、C1〜C16
    アルキル基、C6〜C12アリール基、及びR3と共に環を
    形成し得るカルボニル基の中から選択され、R6は水
    素、C1〜C16アルキル基、C6〜C12アリール基、及び
    3と共にC3〜C12環を形成し得る基の中から選択さ
    れ、R3はC1〜C12アルキレン基、C5〜C12シクロア
    ルキレン基及びC6〜C12アリーレン基の中から選択さ
    れ、n′及びn″は互いの和が1となるように選択され
    た整数であり、m′及びm″は互いの和が1となるよう
    に選択された整数であり、Mは水素、アルカリ金属、ア
    ルカリ土類金属、アンモニウム及びアルカノールアンモ
    ニウムカチオン及び基の中から選択される〕の中から選
    択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 アミドまたはイミド有機ペルオキシ酸が
    0.1〜40重量%の量で存在することを特徴とする請
    求項1に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 pH調整系が約1〜約40重量%の量で
    存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 界面活性剤が約1〜約50重量%の量で
    存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 ペルオキシ酸が N,N′−ジ(4−ペルカルボキシベンゾイル)−1,
    4−ブタンジアミン、N,N′−ジ(4−ペルカルボキ
    シベンゾイル)−1,2−フェニレンジアミン、N,
    N′−スクシノイル−ジ(4−ペルカルボキシ)アニリ
    ン、4−ペルカルボキシベンゾイルアニリン、N,N−
    フタロイル−4−アミノ過安息香酸、N,N,N′,
    N′−1,2,4,5−テトラカルボキシベンゾイル−
    ジ(6−アミノペルカルボキシカプロン酸)、N,N′
    −ジ(4−ペルカルボキシベンジル)エチレンジアミ
    ン、N,N′−ジ(4−ペルカルボキシアニリン)テレ
    フタレート、N,N′−ジ(4−ペルカルボキシベンゾ
    イル)ピペラジン、N,N′−ジ(4−ペルカルボキシ
    ベンゾイル)−1,4−ジアミン−シクロヘキサン、
    N,N′−ジ(ペルカルボキシアジポイル)フェニレン
    ジアミン、N,N′−ジ(ペルカルボキシアジポイル)
    エチレンジアミン、及びN,N′−テレフタロイル−ジ
    (6−アミノペルオキシカプロン酸)の中から選択され
    ることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 解膠ポリマーも含有することを特徴とす
    る請求項1に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 汚れた基質から汚れを落とす方法であっ
    て、前記基質を請求項1に記載の組成物で処理すること
    を含む方法。
JP5071986A 1992-03-31 1993-03-30 汚れ落とし組成物及び汚れ落とし方法 Pending JPH06100888A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US86082892A 1992-03-31 1992-03-31
US860828 1992-03-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06100888A true JPH06100888A (ja) 1994-04-12

Family

ID=25334120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5071986A Pending JPH06100888A (ja) 1992-03-31 1993-03-30 汚れ落とし組成物及び汚れ落とし方法

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP0564250A3 (ja)
JP (1) JPH06100888A (ja)
KR (1) KR930019809A (ja)
CN (1) CN1078997A (ja)
AU (1) AU666922B2 (ja)
BR (1) BR9301368A (ja)
CA (1) CA2092864A1 (ja)
MX (1) MX9301749A (ja)
ZA (1) ZA932317B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006054526A1 (ja) * 2004-11-19 2006-05-26 Kao Corporation 液体洗浄剤組成物
JP2006143907A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Kao Corp 液体洗浄剤組成物

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2167187A1 (en) * 1993-08-27 1995-03-02 Frederik Jan Schepers Liquid compositions
AU1074395A (en) * 1993-11-25 1995-06-13 Warwick International Group Limited Bleach activators
GB9325558D0 (en) * 1993-12-14 1994-02-16 Solvay Interox Ltd Percaboxylic acids
EP0775112A1 (en) * 1994-08-05 1997-05-28 Warwick International Group Limited Bleach activators
US5633223A (en) 1995-08-30 1997-05-27 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Heavy duty liquid compositions comprising structuring solids of defined dimension and morphology
US5712239A (en) * 1996-04-08 1998-01-27 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Aqueous liquid compositions comprising peracid compounds and substituted phenolic compounds
US5674828A (en) * 1996-04-08 1997-10-07 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Aqueous liquid compositions comprising peracid compounds and defined N-oxide compounds
US6548470B1 (en) 1998-12-14 2003-04-15 The Procter & Gamble Company Bleaching compositions
EP1010750A1 (en) * 1998-12-14 2000-06-21 The Procter & Gamble Company Bleaching compositions
EP1010751B1 (en) * 1998-12-14 2005-04-20 The Procter & Gamble Company Bleaching compositions
US20110166370A1 (en) 2010-01-12 2011-07-07 Charles Winston Saunders Scattered Branched-Chain Fatty Acids And Biological Production Thereof
EP2678410B1 (en) 2011-02-17 2017-09-13 The Procter and Gamble Company Composiitons comprising mixtures of c10-c13 alkylphenyl sulfonates
CA2827658A1 (en) 2011-02-17 2012-08-23 The Procter & Gamble Company Bio-based linear alkylphenyl sulfonates
US10974211B1 (en) 2016-02-17 2021-04-13 Zee Company, Inc. Peracetic acid concentration and monitoring and concentration-based dosing system
US11350640B1 (en) 2016-08-12 2022-06-07 Zee Company I, Llc Methods and related apparatus for increasing antimicrobial efficacy in a poultry chiller tank

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH021473A (ja) * 1988-01-20 1990-01-05 Ausimont Spa 漂白剤としてのイミド芳香族ペルオキシ酸
JPH0276850A (ja) * 1988-07-08 1990-03-16 Hoechst Ag イミドペルオキシカルボン酸、それらの製造方法およびそれらの用途
JPH02131464A (ja) * 1988-06-30 1990-05-21 Procter & Gamble Co:The 改良されたアミドペルオキシ酸貯蔵安定性のためのホスフェート緩衝液洗浄
JPH0320400A (ja) * 1988-03-25 1991-01-29 Unilever Nv 水性液体漂白組成物

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4686063A (en) * 1986-09-12 1987-08-11 The Procter & Gamble Company Fatty peroxyacids or salts thereof having amide moieties in the fatty chain and low levels of exotherm control agents
US4917811A (en) * 1988-09-20 1990-04-17 Lever Brothers Company Bleach compositions and process for making same
GB8830235D0 (en) * 1988-12-24 1989-02-22 Interox Chemicals Ltd Percarboxylic acids
EP0435379A3 (en) * 1989-12-22 1991-07-31 Akzo N.V. Suspension, coating, agglomeration and uses of imidoperoxycarboxylic acids
GB9003200D0 (en) * 1990-02-13 1990-04-11 Unilever Plc Aqueous liquid bleach composition
DE4012769A1 (de) * 1990-04-21 1991-10-24 Hoechst Ag Stabile peroxicarbonsaeuregranulate
EP0484095B1 (en) * 1990-11-02 1996-03-20 The Clorox Company Liquid nonaqueous detergent with stable, solublized peracid
GB9105959D0 (en) * 1991-03-21 1991-05-08 Unilever Plc Cationic peroxyacids and bleach compositions comprising said peroxyacids

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH021473A (ja) * 1988-01-20 1990-01-05 Ausimont Spa 漂白剤としてのイミド芳香族ペルオキシ酸
JPH0320400A (ja) * 1988-03-25 1991-01-29 Unilever Nv 水性液体漂白組成物
JPH02131464A (ja) * 1988-06-30 1990-05-21 Procter & Gamble Co:The 改良されたアミドペルオキシ酸貯蔵安定性のためのホスフェート緩衝液洗浄
JPH0276850A (ja) * 1988-07-08 1990-03-16 Hoechst Ag イミドペルオキシカルボン酸、それらの製造方法およびそれらの用途

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006054526A1 (ja) * 2004-11-19 2006-05-26 Kao Corporation 液体洗浄剤組成物
JP2006143907A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Kao Corp 液体洗浄剤組成物
US7678753B2 (en) 2004-11-19 2010-03-16 Kao Corporation Liquid detergent composition
JP4577884B2 (ja) * 2004-11-19 2010-11-10 花王株式会社 液体洗浄剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
KR930019809A (ko) 1993-10-19
CA2092864A1 (en) 1993-10-01
BR9301368A (pt) 1993-10-13
AU3549793A (en) 1993-10-07
CN1078997A (zh) 1993-12-01
ZA932317B (en) 1994-09-30
EP0564250A3 (en) 1995-11-08
EP0564250A2 (en) 1993-10-06
AU666922B2 (en) 1996-02-29
MX9301749A (es) 1993-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06100531A (ja) アミドペルオキシ酸化合物、基質漂白方法、及び汚れ落とし組成物
EP0690839B1 (en) Peroxyacids
US5520844A (en) Imide-aromatic peroxyacids as bleaching agents
EP0484324B1 (en) Cleaning compositions containing bleach activator compounds
JPH06100888A (ja) 汚れ落とし組成物及び汚れ落とし方法
JPH06920B2 (ja) 洗剤組成物
US5397501A (en) Amido peroxycarboxylic acids for bleaching
JPH0696719B2 (ja) 漂白剤及び漂白洗浄剤組成物
US5078907A (en) Unsymmetrical dicarboxylic esters as bleach precursors
EP0523085A4 (ja)
US5241077A (en) Peroxyacids
JPH07508742A (ja) ペルオキシ酸
AU723753B2 (en) Peroxyacids
EP0711277B1 (en) Amido peroxycarboxylic acids for bleaching
WO1998056760A1 (en) Peroxyacids
KR930007850B1 (ko) 표백세제 조성물
JP2617268B2 (ja) スルホンアミドペルオキシカルボン酸
CA2165972C (en) Amido peroxycarboxylic acids for bleaching