JPH06100382A - 透水性ブロックの製造方法 - Google Patents
透水性ブロックの製造方法Info
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- JPH06100382A JPH06100382A JP4250946A JP25094692A JPH06100382A JP H06100382 A JPH06100382 A JP H06100382A JP 4250946 A JP4250946 A JP 4250946A JP 25094692 A JP25094692 A JP 25094692A JP H06100382 A JPH06100382 A JP H06100382A
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- Japan
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- water
- block
- compression
- molding
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B32/00—Artificial stone not provided for in other groups of this subclass
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/02—Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates
- C04B18/023—Fired or melted materials
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00241—Physical properties of the materials not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/00284—Materials permeable to liquids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 下水汚泥焼却灰を圧縮成形焼成した焼成体の
規格外品を有効利用して透水性ブロックを製造する。 【構成】 下水汚泥焼却灰の圧縮成形体を焼成して得ら
れたブロックを粉砕し、この粉砕物に粘着性のある成形
用有機バインダを０．２〜１．０ｗｔ％、焼結用にＳｉ
Ｏ2，Ｂ2Ｏ3，Ｎａ2Ｏを主成分とする無機バインダを１
０〜２０ｗｔ％混合し、この混合物に水を１０〜３０ｗ
ｔ％／ＤＳ加えて混合し、この混合物を２００ｋｇｆ／
ｃｍ2以上で圧縮成形したのち乾燥し、その後、焼成す
ることを特徴とする透水性ブロックの製造方法。
規格外品を有効利用して透水性ブロックを製造する。 【構成】 下水汚泥焼却灰の圧縮成形体を焼成して得ら
れたブロックを粉砕し、この粉砕物に粘着性のある成形
用有機バインダを０．２〜１．０ｗｔ％、焼結用にＳｉ
Ｏ2，Ｂ2Ｏ3，Ｎａ2Ｏを主成分とする無機バインダを１
０〜２０ｗｔ％混合し、この混合物に水を１０〜３０ｗ
ｔ％／ＤＳ加えて混合し、この混合物を２００ｋｇｆ／
ｃｍ2以上で圧縮成形したのち乾燥し、その後、焼成す
ることを特徴とする透水性ブロックの製造方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、透水性ブロックの製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】近年、下
水処理場で発生する下水汚泥の処分方法として、下水汚
泥を焼却し、この焼却灰を圧縮成形したのち焼成し、こ
の焼成品をインターロッキングブロックとして道路等の
舗装に広く使用されている。ところが、前記焼成品の製
品歩留り率は約９０％であり、１０ｔ／日の設備であれ
ば、１ｔ／日の規格外品が発生し、この規格外品は、現
在のところそのまま産業廃棄物として廃棄処分してい
る。
水処理場で発生する下水汚泥の処分方法として、下水汚
泥を焼却し、この焼却灰を圧縮成形したのち焼成し、こ
の焼成品をインターロッキングブロックとして道路等の
舗装に広く使用されている。ところが、前記焼成品の製
品歩留り率は約９０％であり、１０ｔ／日の設備であれ
ば、１ｔ／日の規格外品が発生し、この規格外品は、現
在のところそのまま産業廃棄物として廃棄処分してい
る。
【０００３】しかしながら、前記ブロックは焼成品であ
って強度も大であるため、これをそのまま廃棄すること
は、高価な廃棄物となる。したがって、発明者らは、こ
の廃棄物の特性を有効に利用し、付加価値の大なる他の
商品の開発について検討の結果、透水性ブロックの骨材
原料として利用できることを見出し、安価な透水性ブロ
ックの製造方法を提供するものである。
って強度も大であるため、これをそのまま廃棄すること
は、高価な廃棄物となる。したがって、発明者らは、こ
の廃棄物の特性を有効に利用し、付加価値の大なる他の
商品の開発について検討の結果、透水性ブロックの骨材
原料として利用できることを見出し、安価な透水性ブロ
ックの製造方法を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の透水性ブロック
の製造方法は、下水汚泥焼却灰の圧縮成形体を焼成して
得られたブロックを粉砕し、この粉砕物に粘着性のある
成形用有機バインダを０．２〜１．０ｗｔ％、焼結用に
ＳｉＯ2，Ｂ2Ｏ3，Ｎａ2Ｏを主成分とする無機バインダ
を１０〜２０ｗｔ％混合し、この混合物に水を１０〜３
０ｗｔ％／ＤＳ加えて混合し、この混合物を２００ｋｇ
ｆ／ｃｍ2以上で圧縮成形したのち乾燥し、その後、焼
成する工程からなるものである。
の製造方法は、下水汚泥焼却灰の圧縮成形体を焼成して
得られたブロックを粉砕し、この粉砕物に粘着性のある
成形用有機バインダを０．２〜１．０ｗｔ％、焼結用に
ＳｉＯ2，Ｂ2Ｏ3，Ｎａ2Ｏを主成分とする無機バインダ
を１０〜２０ｗｔ％混合し、この混合物に水を１０〜３
０ｗｔ％／ＤＳ加えて混合し、この混合物を２００ｋｇ
ｆ／ｃｍ2以上で圧縮成形したのち乾燥し、その後、焼
成する工程からなるものである。
【０００５】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図にしたがって説
明する。まず、骨材原料としては、前述のように、下水
汚泥焼却灰を圧縮成形後焼成したブロックの規格外品
を、圧縮粉砕機およびロールクラッシャからなる粉砕機
１で粉砕し、ふるい目４ｍｍ、２ｍｍ、１ｍｍの振動ふ
るい機で分級し、平均粒度１．０６ｍｍ、０．８７６ｍ
ｍ、０．２８６ｍｍの３種類の粉砕物を得た。この粉砕
物は混合機２に送られ、ここで有機バインダ、無機バイ
ンダおよび水が加えられ混合される。
明する。まず、骨材原料としては、前述のように、下水
汚泥焼却灰を圧縮成形後焼成したブロックの規格外品
を、圧縮粉砕機およびロールクラッシャからなる粉砕機
１で粉砕し、ふるい目４ｍｍ、２ｍｍ、１ｍｍの振動ふ
るい機で分級し、平均粒度１．０６ｍｍ、０．８７６ｍ
ｍ、０．２８６ｍｍの３種類の粉砕物を得た。この粉砕
物は混合機２に送られ、ここで有機バインダ、無機バイ
ンダおよび水が加えられ混合される。
【０００６】前記成形用有機バインダとしては、ＣＭＣ
（カルボキシメチルセルロース）、ＰＶＡ、デンプン等
粘着性のあるものであればよい。この成形用有機バイン
ダの添加率は、前記粉砕物の平均粒度が小さい程少なく
て良く、たとえば、平均粒度が０．２８６ｍｍ，０．８
７３ｍｍ．１．０６ｍｍにおいては、最適添加率は、
０．２ｗｔ％，０．７ｗｔ％，１．０ｗｔ％である。
したがって、通常、粉砕物は平均粒度１．０６ｍｍ以下
のものを使用するため、最適添加率は、０．２〜１．０
ｗｔ％の範囲が良い。
（カルボキシメチルセルロース）、ＰＶＡ、デンプン等
粘着性のあるものであればよい。この成形用有機バイン
ダの添加率は、前記粉砕物の平均粒度が小さい程少なく
て良く、たとえば、平均粒度が０．２８６ｍｍ，０．８
７３ｍｍ．１．０６ｍｍにおいては、最適添加率は、
０．２ｗｔ％，０．７ｗｔ％，１．０ｗｔ％である。
したがって、通常、粉砕物は平均粒度１．０６ｍｍ以下
のものを使用するため、最適添加率は、０．２〜１．０
ｗｔ％の範囲が良い。
【０００７】一方、前記焼結用無機バインダとしては、
粘度類に比べて添加率が少なくて良く、かつ、比較的低
温（８００〜１０００℃）で強度が得られる焼結フリッ
ト（ＳｉＯ2約４８ｗｔ％，Ｂ2Ｏ3約２５％，Ｎａ2Ｏ約
７ｗｔ％）が望ましい。この焼結用無機バインダの添加
率は、添加率が高いほど焼成温度を低くできるメリット
を有するものの、焼結フリットは高価なためランニング
コストのアップとなるばかりか、焼結フリットの増加分
だけ透水性が悪くなるため、最大添加率は、２０ｗｔ％
が良い。
粘度類に比べて添加率が少なくて良く、かつ、比較的低
温（８００〜１０００℃）で強度が得られる焼結フリッ
ト（ＳｉＯ2約４８ｗｔ％，Ｂ2Ｏ3約２５％，Ｎａ2Ｏ約
７ｗｔ％）が望ましい。この焼結用無機バインダの添加
率は、添加率が高いほど焼成温度を低くできるメリット
を有するものの、焼結フリットは高価なためランニング
コストのアップとなるばかりか、焼結フリットの増加分
だけ透水性が悪くなるため、最大添加率は、２０ｗｔ％
が良い。
【０００８】なお、前記添加率を１０ｗｔ％以下とする
と、焼成温度を上げても十分な強度が得られなかった。
したがって、焼結用フリットの添加率は、ランニングコ
ストが安価で、透水性を悪化させない１０〜２０ｗｔ％
程度が好ましい。
と、焼成温度を上げても十分な強度が得られなかった。
したがって、焼結用フリットの添加率は、ランニングコ
ストが安価で、透水性を悪化させない１０〜２０ｗｔ％
程度が好ましい。
【０００９】前記粉砕物に各バインダを投入して混合し
た混合物を、所定形状に成形するために水を添加する
が、成形のためには水が多い程良いが、乾燥工程でエネ
ルギー消費量が多く、かつ、乾燥時間がかかる。一方、
水が少ないと、成形後のハンドリング時に成形体が破損
することが多くなる。したがって、水の添加率は、前記
混合物１００に対して１０〜３０ｗｔ％／ＤＳ、好まし
くは、約１５ｗｔ％／ＤＳである。
た混合物を、所定形状に成形するために水を添加する
が、成形のためには水が多い程良いが、乾燥工程でエネ
ルギー消費量が多く、かつ、乾燥時間がかかる。一方、
水が少ないと、成形後のハンドリング時に成形体が破損
することが多くなる。したがって、水の添加率は、前記
混合物１００に対して１０〜３０ｗｔ％／ＤＳ、好まし
くは、約１５ｗｔ％／ＤＳである。
【００１０】つぎに、前記混合物に水を添加して混合機
２で混合し、この混合物を金型に充填し、圧縮成形機３
で加圧力２００ｋｇｆ／ｃｍ2により成形し、１２０ｍ
ｍ×５０ｍｍ×１８ｍｍの成形品を得る。前記加圧力は
２００ｋｇｆ／ｃｍ2以上でもよいが、２００ｋｇｆ／
ｃｍ2以上としても成形品の圧縮量はほとんど変化しな
かった。前記のようにして得た成形体は乾燥機４で１０
０〜２００℃にて８時間乾燥し、その後、焼成炉５で前
記成形体を焼成する。
２で混合し、この混合物を金型に充填し、圧縮成形機３
で加圧力２００ｋｇｆ／ｃｍ2により成形し、１２０ｍ
ｍ×５０ｍｍ×１８ｍｍの成形品を得る。前記加圧力は
２００ｋｇｆ／ｃｍ2以上でもよいが、２００ｋｇｆ／
ｃｍ2以上としても成形品の圧縮量はほとんど変化しな
かった。前記のようにして得た成形体は乾燥機４で１０
０〜２００℃にて８時間乾燥し、その後、焼成炉５で前
記成形体を焼成する。
【００１１】前記粉砕物粒度別の透水性ブロックの特性
は次表の通りであり、透水性、曲げ強度、耐摩耗性の点
で、透水性ブロックとしての特性を十分備えていること
が明らかである。
は次表の通りであり、透水性、曲げ強度、耐摩耗性の点
で、透水性ブロックとしての特性を十分備えていること
が明らかである。
【表１】 なお、表中の規格値とは、インターロッキングブロック
協会が定める透水性インターロッキングブロックの規格
値である。
協会が定める透水性インターロッキングブロックの規格
値である。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、従来、強度も高く、建材として使用できるブロ
ックを、ただ規格外であるとして廃棄していたものを、
透水性ブロックの骨材として利用でき、付加価値の高い
安価な透水性ブロックとすることができる。
よれば、従来、強度も高く、建材として使用できるブロ
ックを、ただ規格外であるとして廃棄していたものを、
透水性ブロックの骨材として利用でき、付加価値の高い
安価な透水性ブロックとすることができる。
【図１】 本発明にかかる透水性ブロックの製造方法を
示す工程図。
示す工程図。
１…粉砕機、２…混合機、３…圧縮成形機、４…乾燥
機、５…焼成炉。
機、５…焼成炉。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 和 大阪府大阪市西区京町堀２丁目４番７号 中外炉工業株式会社内 (72)発明者 南 俊美 大阪府大阪市西区京町堀２丁目４番７号 中外炉工業株式会社内 (72)発明者 山浦 武 千葉県船橋市芝山１−25−７ (72)発明者 粕谷 誠 埼玉県入間郡毛呂山町長瀬1024−16 (72)発明者 緒方 孝次 埼玉県狭山市大字水野639
Claims (1)
- 【請求項１】 下水汚泥焼却灰の圧縮成形体を焼成して
得られたブロックを粉砕し、この粉砕物に粘着性のある
成形用有機バインダを０．２〜１．０ｗｔ％、焼結用に
ＳｉＯ2，Ｂ2Ｏ3，Ｎａ2Ｏを主成分とする無機バインダ
を１０〜２０ｗｔ％混合し、この混合物に水を１０〜３
０ｗｔ％／ＤＳ加えて混合し、この混合物を２００ｋｇ
ｆ／ｃｍ2以上で圧縮成形したのち乾燥し、その後、焼
成することを特徴とする透水性ブロックの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4250946A JPH06100382A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 透水性ブロックの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4250946A JPH06100382A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 透水性ブロックの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06100382A true JPH06100382A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17215363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4250946A Pending JPH06100382A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 透水性ブロックの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100382A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07315953A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-05 | Ngk Insulators Ltd | 多孔体の製造方法 |
| CN113563006A (zh) * | 2021-07-15 | 2021-10-29 | 禹智环保科技（深圳）有限公司 | 纳米无机聚合物透水路面性能增强剂 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP4250946A patent/JPH06100382A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07315953A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-05 | Ngk Insulators Ltd | 多孔体の製造方法 |
| CN113563006A (zh) * | 2021-07-15 | 2021-10-29 | 禹智环保科技（深圳）有限公司 | 纳米无机聚合物透水路面性能增强剂 |
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