JPS63285110A - 製紙スラッジの活性炭化方法及びそれを用いた活性炭セラミックス - Google Patents

製紙スラッジの活性炭化方法及びそれを用いた活性炭セラミックス

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JPS63285110A
JPS63285110A JP62120619A JP12061987A JPS63285110A JP S63285110 A JPS63285110 A JP S63285110A JP 62120619 A JP62120619 A JP 62120619A JP 12061987 A JP12061987 A JP 12061987A JP S63285110 A JPS63285110 A JP S63285110A
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JP
Japan
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sludge
activated carbon
clay
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paper
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JP62120619A
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Inventor
Katsumi Ino
井野 克美
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B32/00Carbon; Compounds thereof
    • C01B32/30Active carbon

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は産業廃棄物である製紙スラッジの処理方法を
提供すると同時に、甚だ有用な活性炭吸着材を量産する
ために利用されるものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来より製紙工場に於いて大量に生成するスラッジは、
そのまま海中に投棄すればヘドロとなって重大な公害を
もたらすものであるため、近時はこれを焼却してその灰
を土中に埋めたりしているが、この方法も、投棄場所の
不足と土壌の強アルカリ化や大気汚染等の問題点が深刻
化している。
従ってかかる問題点を解決するために、本発明者らはこ
れをセラミックスの原料として有効利用することを試み
、既に従来の活性炭以上の長所を有する吸着材が得られ
ることを確認済であるが、これを工業化し量産するため
には、なお次のような問題点が残されていた。
すなわち従来の試みによれば、製紙スラッジを炭素化す
るためには先ずそれを密閉(還元)状態で加熱(焼成)
しなくてはならないが、その際、スラッジは甚だ空隙率
が大きいため、窩張って作業性を損ない、多大な焼却ス
ペースを要するばかりか、大量の煙や粉塵を発生して環
境を害し、たとえ圧縮してもスラッジ塊の表面部と中心
部の温度差が大きいためか焼成ムラが大きく、焼成に甚
だ長時間を要すると同時に、表面が燃えて灰になったり
中心部が未炭化のまま残ったりして炭素化の効率が甚だ
悪く、到底そのままでは工業化により採算ペースに乗せ
ることは不可能であった。
〔問題点を解決するための技術手段〕
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので
あって、先ず産業廃棄物として産出する製紙スラッジに
含水率が50±20%程度の粘土!’l(蛙目、末節等
)もしくはフリット類を適当量混合して、必要に応じ圧
縮成形するか土練機を用いて押し出し、これをシャトル
窯等で約700〜800℃で密閉(還元)焼成すること
により炭素化するものである。上記粘土類もしくはフリ
ット類の混入量は、製紙スラッジ1重量部に対し0゜0
5〜0.5重量部である必要があり、これより混入量が
少ないと前記のように表面のみ燃焼して中心部が未炭化
になりがちであり、逆により多くなると混合そのものが
困難になると同時に均質な活°性炭化が行われなくなっ
て、初期の目的に合致しない、′ なお、以上のようにして得られた生成物に、更に粘土類
もしくはフリット類を成形可能な分量だけ加えて混合し
、これをプレス又は押出成形機等で所定形状に成形し、
更に密閉(還元)焼成したところ、甚だ良好な作業性に
於いて優れた活性炭セラミックス(吸着材)が得られた
ので、これを第2発明とする。この際、第1発明によっ
て得られた生成物は、通常、崩れ易い塊状をなしている
ので、これを砕いて粉末状にしてから粘土又はフリッ)
Iと混合するがよい。
〔実施例1〕 製紙スラッジ1重量部と含水率50%の蛙目粘土0.1
5重量部とをミキサーでよく混合してスラッジ水内とし
、これを土練機で押し出してからシャトル窯で約750
℃で還元焼成して炭化させる。得られた生成物はそのま
ま畜産場等に散布ししても粉塵等が舞うことがなく、耐
水性もあり、良好な脱臭性を有するものであった。
〔実施例2〕 実施例1で得られた生成物を砕いて粉末化した後、これ
をほぼ同量の蛙目粘土と1/10量のフリットと共に混
練して板状にプレス成形し、或いは棒状、管状、その他
の形状に押出成形する。これを用途に応じ、例えば強度
を要さないような家庭用等の吸着材(脱臭剤)の場合は
約700℃で、建材等として使用される場合は約1,2
00℃で還元焼成する。
〔作用及び効果〕
本発明によれば、スラッジに加えた少量の粘土類や水分
等が適度の可塑性を与えて圧縮による嵩減らしを可能な
らしめ、焼却スペースを縮小できると同時に、粘土粒子
をスラッジ表面に付着させることにより酸素を遮断し、
かつ熱伝導率を上げて、スラッジ塊の中心部に至るまで
均一かつスピーディ−に炭素化でき、その際、表層部が
燃えて灰になることなく100%炭素化すると共に、付
着した粘土粒子が煙の発生を抑えることも判明した。又
、生成物の体積は約1/10となり、粉塵も舞うことが
なくなったので著しく作業性が向上する等、多大な効果
がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、製紙スラッジ1重量部に対し含水率50±20
    %の粘土類もしくはフリット類0.05〜0.5重量部
    を加えてよく混合し、これを還元ないし密閉状態で低温
    焼成することを特徴とする製紙スラッジの活性炭化方法
  2. (2)、上記請求の範囲(1)により得られた生成物に
    更に粘土類もしくはフリット類を成形可能な分量だけ加
    えて混合、成形し、これを更に還元ないし密閉状態で焼
    成してなることを特徴とする製紙スラッジを用いた活性
    炭セラミックス。
JP62120619A 1987-05-18 1987-05-18 製紙スラッジの活性炭化方法及びそれを用いた活性炭セラミックス Pending JPS63285110A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0664912A (ja) * 1992-08-17 1994-03-08 Tokyo Yogyo Co Ltd 活性炭の製造方法
WO2011159154A1 (en) * 2010-06-16 2011-12-22 Stichting Energieonderzoek Centrum Nederland Pyrolysis of lignin
CN106395788A (zh) * 2016-08-26 2017-02-15 华南理工大学 一种污泥/阳离子粘土多维碳纳米材料及其制备与应用

Cited By (4)

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