JPH0610018U - バン型車両のスライドドア取付構造 - Google Patents

バン型車両のスライドドア取付構造

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JPH0610018U
JPH0610018U JP445492U JP445492U JPH0610018U JP H0610018 U JPH0610018 U JP H0610018U JP 445492 U JP445492 U JP 445492U JP 445492 U JP445492 U JP 445492U JP H0610018 U JPH0610018 U JP H0610018U
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guide rail
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治 福井
尚 志村
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株式会社オーテックジャパン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価に製造でき、リアガイドレールがサイド
パネルの広告面などの邪魔にならないスライドドア取付
構造とする。 【構成】 バンボディ20の下辺を形成するボトムレー
ル24の凹部64にリアガイドレール44が取り付けら
れ、スライドドア50から延びるブラケット56に支持
されたリアローラー55が、リアガイドレールにガイド
されてドアが開閉される。このため、リアガイドレール
44がサイドパネル30の中央部付近を横切ることがな
く、またサイドパネルが切り欠かれて歩留まりを悪くす
ることもない。リアガイドレールのための補強材も不要
となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バン型車両の改良されたスライドドア取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
バン型車両においては、貨物積み降ろしの便宜のためスライドドアを用いてド ア開口を広くとれるようにしている。この種従来のスライドドアの取付構造とし ては、図5に示されるようなものがある。すなわち、荷室を形成するバンボディ ー1にアッパーガイドレール2、ロアガイドレール3およびリアガイドレール4 が取り付けられ、これら各レール上をスライドドア5本体に取り付けられたアッ パーローラー6、ロアローラー7およびリアローラー8が転動するようにして、 ドア本体がスライドし開閉が行なわれる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、バン型車両はその荷室側壁を形成するサイドパネル10が広い面積 を有しているので、この面を広告スペースとして利用したいという要求が大きい 。 しかしながら、上記のような従来のスライドドア取付構造においては、リアガ イドレール4がバンボディー1のサイドパネル10の中央部付近に前後に延びて 配置されているため、企業名や商品広告をペイントしたりステッカーを貼り付け る際の邪魔になり、また広告のデザインイメージを損ねるという問題があった。
【0004】 また、図6に示されるように、リアガイドレール4のためにサイドパネル10 が切り欠かれるとともに、裏側に補強材12を設ける必要があり、パネル材の歩 留まりが悪く、コストもかかっていた。 したがって本考案は、このような問題点に鑑み、リアガイドレールがサイドパ ネルの広告面などの邪魔にならず、また安価に実現されるバン型車両のスライド ドア取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、ボトムレールを有してバンボディが形成されたバン型車両 において、前記バンボディの側面にスライドドア開口が設けられ、スライドドア の上端部および下端部から延びるブラケットにそれぞれ支持されたローラーがス ライドドア開口の上縁部および下縁部に設けられたアッパーガイドレールおよび ロアガイドレールに組み付けられてガイドされるとともに、スライドドアの後部 から延びるブラケットに支持されたリアローラーが前記ボトムレールに取り付け られたリアガイドレールに組み付けられてガイドされるようにした。
【0006】
【作用】
スライドドアは、該ドアから延びるブラケットに支持された各ローラーが、ア ッパー、ロアおよびリアの各ガイドレールにガイドされて、開閉される。リアガ イドレールがバンボディの下辺を形成するボトムレールに取り付けられているか ら、サイドパネルの中央部を横切ることがない。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の実施例を示す。バンボディ20は各コーナー部に配置されたア ルミ押し出し材からなるポストあるいはレールとこれらの間に張り渡されたパネ ルからなっている。すなわち、前後にフロントポスト21とリアポスト22が配 され、上下にアッパーサイドレール23とボトムレール24が配されて、これら の間にサイドパネル30が設けられている。また、アッパーサイドレール23、 およびアッパーフロントレール26とアッパーリアレール27の間にルーフパネ ル28が設けられている。
【0008】 サイドパネル30にはスライドドア開口32が設けられ、開口32の上縁部お よび下縁部にアッパーガイドレール40、ロアガイドレール42が設置されてい る。そして、ボトムレール24にそってリアガイドレール44が設置されている 。スライドドア50にはアッパーローラー51を支持するブラケット52が上端 部に取り付けられ、下端部にはロアローラー53およびリアローラー55を支持 するブラケット54、56が前後に取り付けられ、アッパーローラー51がアッ パーガイドレール40に、ロアローラー53がロアガイドレール42に、そして リアローラー55がリアガイドレール44にガイドされて開閉可能とされている 。スライドドア50は閉状態のときには前端がダブテイル36と係合し、後端側 がストライカ38とラッチされて閉状態が保持される。 なお、図では理解を容易にするためスライドドア50はバンボディ20から分 離して示してある。
【0009】 アッパーローラー51とアッパーガイドレール40部、およびロアローラー5 3とロアガイドレール42部の詳細が図2に示される。下方に開口したコ字型の アッパーガイドレール40が開口上縁部の凹部33に設置され、スライドドア5 0上端部から延びるブラケット52に支持されたアッパーローラー51が、左右 方向の移動を規制されながらアッパーガイドレール40内を転動しガイドされる 。また、開口下縁部の凹部34上壁に下方に開口したコ字型のロアガイドレール 42が設置され、スライドドア50下端部から延びるブラケット54に支持され たロアローラー53aが、左右方向の移動を規制されながらロアガイドレール4 2内を転動するとともに、同じくブラケット54に支持されたロアローラー53 bが、凹部34の底壁34L上を転動してガイドされる。
【0010】 リアガイドレール44は、図3に示されるように、ボトムレール24の凹部6 4に配置されている。ボトムレール24は、縦リブ60から、フロアパネル29 が取り付けられる水平リブ62が車室内方側へ延びており、水平リブ62の下側 には外方に開口する凹部64を有する。リアガイドレール44の断面は全体とし て側方へ開口する略コ字型状をなし、凹部64の縦壁66にボルトナット68に より取り付けられ、下壁44Lは水平とされ、上壁はさらに下方に開口したコ字 型のガイド部44Gとされている。
【0011】 そして、ブラケット56に支持されたリアローラー55aが、ガイド部44G 内を左右方向の移動を規制されながら転動するとともに、同じくブラケット56 に支持されたリアローラー55bが、下壁44L上を転動してガイドされる。リ アガイドレール44は、スライドドア開口32付近で車室内方向へ曲がり、スラ イドドア50を閉位置へ導くようになっている。ブラケット56はスライドドア 50に対して略水平面内で回動可能なヒンジ結合58を有し、閉位置近傍でのリ アガイドレール44の軌跡に追従できるようになっている。
【0012】 本実施例は以上のように構成され、リアガイドレール44がバンボディのボト ムレール24部に設けられているから、サイドパネル30の中央部を横切ること がなく、サイドパネルの全面が広告などのスペースとして有効に利用されるとい う効果を有する。 しかも、従来サイドパネルの中央部付近にリアガイドレールが設置されるとき には、サイドパネルを切り欠いたうえ、サイドパネル裏側に補強材を設けなけれ ばならず、パネル材料の歩留まりが悪くコスト高も避けられなかったが、この実 施例ではボトムレールの縦壁に取り付けられるから、歩留まりが向上し補強材も 不要であるという利点がある。
【0013】 なお、上記実施例では、ボトムレールの水平リブ62の下側凹部64にリアガ イドレールが内蔵取り付けされたものを示したが、これに限定されることなく、 図4に示されるように、水平リブ62’の上側に凹部64’を有するボトムレー ル24’であっても、この凹部64’にリアガイドレール44を内蔵設置するこ とができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のとおり、本考案はリアガイドレールをバンボディの下辺を形成するボト ムレールに取り付けるようにしたから、サイドパネルの中央部を横切ることがな く、サイドパネルを広告などのスペースとして利用する際邪魔にならず、広告の デザインイメージを損ねることもない。 またサイドパネルを切り欠くこともなく、パネル材の歩留まりが向上するとと もに、ボトムレールに取り付けられるから、補強材も不要で安価に製造される利 点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】ドアが組み付けられたときの図1におけるA−
A部の断面を示す図である。
【図3】ドアが組み付けられたときの図1におけるB−
B部の断面を示す図である。
【図4】他の実施例を示す断面図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【図6】図5のC−C部断面図である。
【符号の説明】
1 バンボディー 2 アッパーガイドレール 3 ロアガイドレール 4 リアガイドレール 5 スライドドア 6 アッパーローラー 7 ロアローラー 8 リアローラー 10 サイドパネル 20 バンボディ 21 フロントポスト 22 リアポスト 23 アッパーサイドレール 24 ボトムレール 26 アッパーフロントレール 27 アッパーリアレール 28 ルーフパネル 29 フロアパネル 30 サイドパネル 32 開口 33 凹部 34 凹部 34L 底壁 36 ダブテイル 38 ストライカ 40 アッパーガイドレール 42 ロアガイドレール 44 リアガイドレール 44L 下壁 44G ガイド部 50 スライドドア 51 アッパーローラー 52、54、56 ブラケット 53、53a、53b ロアローラー 55、55a、55b リアローラー 58 ヒンジ結合 60 縦リブ 62 水平リブ 64 凹部 66 縦壁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトムレールを有してバンボディが形成
    されたバン型車両において、前記バンボディの側面にス
    ライドドア開口が設けられ、スライドドアの上端部およ
    び下端部から延びるブラケットにそれぞれ支持されたロ
    ーラーがスライドドア開口の上縁部および下縁部に設け
    られたアッパーガイドレールおよびロアガイドレールに
    組み付けられてガイドされるとともに、スライドドアの
    後部から延びるブラケットに支持されたリアローラーが
    前記ボトムレールに取り付けられたロアガイドレールに
    組み付けられてガイドされるように構成されたことを特
    徴とするバン型車両のスライドドア取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ボトムレールは外方に開口する凹部
    を有し、前記ロアガイドレールが前記凹部内に位置して
    取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のバ
    ン型車両のスライドドア取付構造。
JP1992004454U 1992-01-11 1992-01-11 バン型車両のスライドドア取付構造 Expired - Lifetime JPH084333Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992004454U JPH084333Y2 (ja) 1992-01-11 1992-01-11 バン型車両のスライドドア取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0610018U true JPH0610018U (ja) 1994-02-08
JPH084333Y2 JPH084333Y2 (ja) 1996-02-07

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721771U (ja) * 1980-07-14 1982-02-04
JPS634721U (ja) * 1986-06-27 1988-01-13
JPH01169425U (ja) * 1988-05-20 1989-11-29

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721771U (ja) * 1980-07-14 1982-02-04
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JPH084333Y2 (ja) 1996-02-07

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