JPH06100078A - 漏電探知を容易にするために屋外貯液場所をライニングする方法及び装置 - Google Patents

漏電探知を容易にするために屋外貯液場所をライニングする方法及び装置

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JPH06100078A
JPH06100078A JP5100250A JP10025093A JPH06100078A JP H06100078 A JPH06100078 A JP H06100078A JP 5100250 A JP5100250 A JP 5100250A JP 10025093 A JP10025093 A JP 10025093A JP H06100078 A JPH06100078 A JP H06100078A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水の障壁を設けるためにフレキシブルなプラ
スチック・シートを用いている地盤防水用の改良された
方法と装置によって、プラスチック材料における穴の存
在を容易に探知する手段を提供する。 【構成】 導電性の粒子を埋め込むことによって導電性
を与えることのできるプラスチックの層を前記シートが
含む。同シートの欠陥の有無は、次にそのシートの両面
間に電界を設定し、導電性のプラスチック層とプローブ
との間で火花をモニターすることによって検査すること
ができる。漏電検査の実施が以前は不可能であった状況
の下でさえ、信頼性のある、経済的な検査の実施が可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯水池、危険廃棄物処
理場、その他類似の用途における屋外の貯液場所をライ
ニングするための改良された方法と装置とに関する。特
に、本発明は液体に対する障壁として環境汚染の抑制に
特に適した、湿気を通さない熱可塑性のシートまたはラ
イナーに関する。本発明は現場漏洩検査の実施を容易に
する特定の種類のライナーに関する。
【0002】
【従来の技術】ライニング・システムを使用する目的
は、汚染物質と地下水との間に「不透過性の」障壁を設
けることにある。一般にこれらのライナーは高密度ポリ
エチレンのような絶縁材料で作られている。例えば、テ
キサス州、ヒューストンにある「ガンドル・ライニング
・システム株式会社」(Gundle Lining Systems, Inc.)
は1mmから3.5mmの厚さで入手できる高密度のポ
リエチレン・ライナーを扱っている。
【0003】厳しい品質管理標準の下で製造される合成
物質製ライナーは、出荷時には欠陥の無いように徹底的
に検査される。しかしながら、設置作業中にライナーは
重い機器、切るための用具、溶接機器、動物および手荒
い取扱いといった広範囲な危険に曝される。最も厳しい
品質管理プログラムでさえも、あらゆる危険を防げるわ
けではない。従って、最終的な漏洩検査は、設置工事に
よる損害によって生じた漏洩の場所を探すために、ライ
ナーが設置されてから実施されることもある。これらの
漏洩検査は、漏洩が存在するかどうかを確認する、すな
わち、その漏洩を検出するために設計されているだけで
はなく、漏洩を修理できるように、うまく行けば漏洩箇
所を探し出せるものである。
【0004】従来の漏洩検出と漏洩箇所探しの技術とし
ては、煙、トレーサガス、電気的検査などがある。しか
しながら、煙とトレーサガスの場合には、これら指示媒
体がライナーの下の全表面に到達したという確実な保証
がないので、漏洩を起こすかも知れない穴が検出されな
いままになり得る。
【0005】電気的な調査では、ライナーの上と下の両
方で、導電性媒体とライナーとが接触することが必要で
ある。このことは、ライナー上に液体が接していなけれ
ばならないことだけでなく、ライナーが設置されている
地盤が導電性でなければならないことを意味する。結果
的に生じるライナー上の水圧は、通常はライナーを地盤
に接触させた状態に維持する。しかしながら、地面との
接触は地盤の凹凸とライナーにおける皺のゆえに必ずし
も常に維持されるわけではない。
【0006】二重ライナー・システムにおいては、第一
ライナーの両側に導電性の媒体を保つようにするためラ
イナーとライナーとの間の空間が液体で満たされる必要
があり、このことが第一ライナーを浮かせることになる
ので、第一ライナーは、前述のようには検査することが
できない。ライナーの底部のみならず両側面をカバーす
るに充分な水の体積を維持することは大変難しく、ま
た、結果的に生じる水深が検査の実施を難しくするの
で、同様に、側面の傾斜部は、通常は検査されない。
【0007】既知のシステムでは、ライナー表面全体を
調査して、全ての欠陥を検出し、その場所を確認しなけ
ればならない。欠陥が発見された後では、その漏洩は水
面下では修理できないので、液体をカバーから排出し、
修理を行い、再び液体を満たして、全ての欠陥が探し出
されて修理されたことを確認するために再び検査する必
要がある。この行程には、ライニングされた大きなとこ
ろでは特に時間が掛かり、費用が掛かる。
【0008】電気的にライナーの漏洩を検出するために
市場で入手可能な装置では、電圧がライナーの厚さに跨
って印加される。一方の極の電圧がそのシートの片側に
印加され、他方の極の電圧がそのシートの反対側に印加
された場合に、そのシートに跨って一側面から他側面へ
の導電があれば、結果として生じる電界が影響を受ける
ことになる。電気の導通を感知して、漏洩の存在を検出
することができる。
【0009】既存のシステムは直径1.0mmもの小さ
なピンホールを通じての漏洩を検出することができる。
そのような小さな穴でさえ1フィートの水圧下で一日当
たり数ガロン程度の漏洩を生じることがある。従って、
そのようなライナーでの小さな穴の存在であってもかな
り重大なことである。ある著者は、ライナー1万平方メ
ートル当たりに平均約26個の穴があることを最近示し
ている。すなわち、1990年冬季発行の『ゲオシンセ
ティックス ワールド』(Geosynthetics World) の中に
ペグス(Peggs) の書いた「地中隔膜ライナーにおける漏
洩の検出と調査」("Detection and Investigation of L
eaks in Geomembrane Liners")である。特に、危険物質
が係わるところでは、貯水池を使用する前にこれらの穴
の場所を探し出して、修理することが極めて重要であ
る。
【0010】既存の方法の精度は、ライナーの両側が導
電性の媒体と接触していなければならないという事実に
よって限られている。二重ライナーの場合には、上側或
は第一ライナーは、その両側では導電性の媒体に接触し
ない。下側或は第二のライナーに関しては、あるいは、
一つのライナーだけが存在する状況では、ライナーが地
面と良好な電気的接触状態にないことがあるので、問題
が一つ生じる。更に、地面が乾いている、あるいは、導
電性でない場合には、そのシステムを信頼することはで
きない。
【0011】ライナーを導電性の箔のシート(foil shee
t)と接触させて設置してはどうかと提案されている。サ
ーティーズ(Surtees) とその他の者達に対するアメリカ
合衆国特許第3,252,155号では、ライナーは金
属箔のシート上に置かれ、或は、それに接着さえされて
いる。このシステムは従来技術での幾つかの問題を克服
しているように見えるけれども、その技術は業界での受
け入れを得ていない。どのような種類の露出された金属
フォイルでも建設現場では厳しい劣化を受けるようであ
る。更に、金属フォイルをライナーに接着剤を使って、
または、機械的に固定することは、特に現場では、実施
するのが極めて困難である。フォイルを効果的に取り付
けることができたとしても、それは高い費用を要し、異
種金属接触腐食の可能性を高めることであろう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】斯くして、貯水池内で
の液体媒体の必要がなく、かつ、ライナー外の導電性自
然周辺との良好な電気的接触を維持する必要もなく、電
気的な検査装置を使ってもっと容易、かつ、経済的に検
査することのできるライナーの必要性が存在し続けてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、ライナ
ーにおける穴の検出を容易にする方法と装置とが提供さ
れる。本発明の一構成によって、プラスチック・シート
それ自体における穴の検出を容易にする方法と装置とが
提供される。
【0014】本発明のこれら、並びに、その他の重要な
利点は、土で出来た屋外貯液場所に用いられる、柔軟な
熱可塑性ライナーであって、同熱可塑性ライナーが柔軟
な上側プラスチック層と該貯液場所上に敷かれるべき柔
軟な下側プラスチック層とをそなえ、前記ライナーにお
けるピン・ホール漏電の探知を、前記貯液場所の内にあ
るプローブと前記下側プラスチック層との間に電位差を
生ぜしめることにより可能にするために前記下側プラス
チック層が電気を充分に伝導するように構成されたこと
を特徴とする熱可塑性ライナーによって達成できる。熱
可塑性ライナーはプラスチック素材の二つの層を一体に
共に押し出し成形すること(co-extruding)によって形成
することができる。一つの層はこのような用途の従来の
プラスチックによることができ、他方の層はその中に導
電性の粒子を分散させることができる。結果として生じ
る複合体は、ピンホール漏洩を探知するための電気的な
検査を可能にするプレートとして作用できる導電性の部
位を同複合体に接続して保持する充分に効果的なライナ
ーとして機能する。
【0015】本発明のもう一つの構成によれば、下記の
ステップからなることを特徴とする、土地の一領域を防
水する方法が提供される。貯液場所内のプローブと柔軟
性のあるプラスチック・シートとの間に電位差を生ぜし
めることによりピン・ホール漏電を信頼可能に探知でき
るようにするに充分な電気を伝導できる領域をそなえ
た、柔軟性のある前記プラスチック・シートを形成する
ステップ。防水すべき土地を複数の、前記の、柔軟性の
あるシートで覆うステップ。接合するシート同志の間の
継ぎ目部位を作り出すように、突き合わせ継ぎ又は重ね
継ぎ方式で前記シートを位置合わせする(aligning)ステ
ップ。液体が締め出されるべき領域に面する、プラスチ
ック製の連続した、中断されない障壁を提供するように
前記隣接シート同志を次に永久的に接合するステップ。
穴の存在を検出する電位差がシートの両面間に生ぜしめ
られる。導電性の粒子を分散して含む第二のプラスチッ
クの流れと共に第一のプラスチックの流れを押し出し成
形することによってシート自身が形成できる。
【0016】本発明の更にもう一つの構成によれば、土
で出来た屋外貯液場所に用いられる、柔軟な熱可塑性ラ
イナーが、下側表面が貯液場所の上に敷かれるように構
成されるよう、上側表面と下側表面とを持つことができ
る。導電性の粒子を含有して下側表面に近く配置され、
前記貯液場所の内にあるプローブとの間に電位差を生ぜ
しめることにより同層がライナー穴の検出を行うための
導電性の部位として作用するように構成された一つの柔
軟な層を、同ライナーはそなえている。
【0017】本発明の更にもう一つの構成によれば、土
で出来た屋外貯液場所に用いられる、柔軟な熱可塑性の
ライナーが、下側表面が貯液場所上に敷かれるように上
側表面と下側表面とを持つ。同ライナーは同ライナー中
に納められた導電性の部位を持つ。前記導電性の部位は
280 ohm- cmより小さい体積抵抗率を持つ。
【0018】屋外貯液場所用の熱可塑性ライナーに上側
表面と下側表面とをそなえさせ、同ライナーには、前記
下側表面の近くに、電気を伝導することのできる材料を
含む導電性の部位をそなえさせ、前記上側表面の近くの
部位を、前記下側表面近くの前記部位よりも実質的に導
電性が低いものとしてもよい。
【0019】また、屋外貯液場所用の熱可塑性ライナー
に上側表面と下側表面とをそなえさせ、導電性であるよ
うに構成された導電性の部位を同ライナーに更にそなえ
させ、該導電性の部位を同ライナーの外側から隔離し、
該導電性の部位を、熱可塑性材料内に分散された導電性
の粒子から形成するようにしてもよい。
【0020】本発明の他の構成によれば、土で出来た屋
外貯蔵場所に用いられる、フレキシブルな熱可塑性ライ
ナーが少なくとも二つ以上の層を持つ。層の一つは他の
層よりも高い導電性を持つ。導電性の高い方の層は、導
電性の低い層を形成しているプラスチックよりも密度の
低いプラスチックで形成されている。
【0021】
【実施例】図1において、危険廃棄物処理場または屋外
の貯液場所10には、液体、スラッジ、固体、または、
それらの組合わさったものといった数々の水溶性の汚染
物質が存在することがある。屋外の貯液場所10は、底
部14と側壁16をそなえる水不浸透性のプラスチック
・シート或は熱可塑性ライナーでライニングされてい
る。側壁16は貯液場所10の路肩部分18を覆い、底
部部分14は貯液場所10の平面部分20を覆ってい
る。本発明に従って構成された、水を通さない、柔軟性
のあるプラスチック・ライナー12によって液体(図示
されてない)を収容することができる。
【0022】熱可塑性のライナー12は、貯液場所18
並びに20に接触した下側の層24と上側の層22とを
そなえる均一な密度の素材とすることができる。下側の
層24は電気を伝導するように設計された導電性のプラ
スチックで作られる。下側層24はライナー12の上側
層22に一体的に接着されていてもよい。導電性の下側
層24を使用することによって、よく知られた機器を用
いて穴の電気的検査を容易に行うことができる。
【0023】熱可塑性ライナー12は、共押し出し成形
(co-extrusion)のような、通常の熱可塑性技術を用いて
製造することができる。例えば、一体のシートを形成す
るように、導電性のプラスチックの流れを、従来のプラ
スチックの流れと共に押し出して成形することができ
る。共押し出し成形の技術を使えば、導電性プラスチッ
クは、層を成して従来のプラスチックと継ぎ目なしで接
合して、下側の導電性の層と上側の絶縁層とをそなえ
た、希望の厚さの、空洞の無い連続的なプラスチック・
シートを形成する。説明のため図1に継ぎ目「A」が示
されているが、共押し出し成形技術によれば、層と層と
の間にはこのような明確な境界は一切生じない。
【0024】貯水池と貯液場所のためのライニングとし
て機能するために通常要求される強度と一体性とを、こ
のように、上側の層は、提供する。同時に、下側の層
は、現場でのシートの電気的解析を容易にする導電性の
プレート(plate) を提供する。構造的な一体性を提供す
る責任がないので、下側の層は、例えば、5/1000
インチ(5mils)程度と比較的薄くすることができ
る。本発明の、好ましい一実施例によれば、導電性の層
はライナー全体の厚みの20%より薄く、好ましくはラ
イナー全体の厚みの約5%から10%を占める。
【0025】導電性の層24は様々な方法で形成するこ
とができる。例えば、ライナーを形成するのに通常使わ
れている種類のプラスチックに添加物(doping materia
l) を加えることによって、化学的に不活性な導電性の
層を形成することができる。このように、添加物は、貯
液場所に含まれた材料から隔離した状態で維持できる。
粉末、フレーク並びに繊維を含めての様々な粒子を使用
することができる。例えば、下側の層24は、カーボン
ブラック、金属粒子、あるいは、その他の素材といった
導電性の粒子を添加して、周辺の物質または地盤の電気
的な特性に関係なく漏れの検出を可能にするに充分な導
電性のある層とすることができる。都合の良いことに、
導電性の粒子は非金属である。そして、それ自体化学的
に不活性である粒子を使うことによって特別な利益が得
られる。
【0026】導電性の部位を環境から化学的に隔離して
維持することが一般的に有利であるが、導電性の部位が
ライナーの下側表面に近接していることも有利である。
これは、電気的に穴の検査を受ける熱可塑性ライナーの
厚さの下側の境界を導電性の層が定めるからである。
【0027】好適な一実施例では、導電性の充填材がラ
イナーの層24の重量で5%より上を占める。もう一つ
の好ましい実施例では、導電性の材料はライナーの層2
4の重量で約10%から約25%の間を占める。例え
ば、添加材料がカーボンブラックである一実施例では、
そのカーボンブラックは、好ましくはライナーの層24
の重量で約10%から15%の間を占める。一つの有益
なカーボンブラックは、マサチューセッツ州にあるカボ
ット株式会社(Cabot Corp.) から入手できる「ブラック
・パール2000」(Black Pearls 2000) のような、フ
ァーネスタイプ(furnace type)のカーボンブラックであ
る。このカーボンブラックは、約1475m2 /gmの
窒素表面積(nitrogen surface area) を持つ。
【0028】カーボンブラックのような添加材料は、後
で層22上へと共押し出しされる、プラスチックの一つ
の流れの中に完全に混合することができる。或は、導電
性の材料を含有しているプラスチックの層を、接着剤ま
たは熱といった従来技術を用いて、他のシートに接着し
て、複合体を形成することができる。何れの場合にも、
導電性の層は、体積抵抗率が280 ohm- cmより
小さいのがよい。特に望ましい熱可塑性ライナーは10
ohm- cmから60 ohm- cmの間の体積抵抗
率をそなえる。1,000m2 /gmより大きい表面積
のある粒子の使用もまた好適である。
【0029】導電性の層24を形成するには中程度の密
度、または、高密度のポリエチレンその他のプラスチッ
ク材料を使用することができるが、低い密度のポリエチ
レンから導電性の層を形成して、弾性を付加することが
望ましい。例えば、一つの好適な樹脂は、約0.85g
m/cm3 の密度を持つ、ユニオン・カーバイド社(Uni
on Carbide) から得られるDGDA−7028のよう
な、線状低密度ポリエチレンである。
【0030】本発明によれば、より導電性のある層がそ
の穴を通して電気を迅速、かつ、確実に流させるので、
ピンホール漏れは、電気的なモニター技術を使って迅速
にその場所を探し出すことができる。火花放電プローブ
をライナー12を横切って移動させて同プローブと導電
性の層24との間で火花放電を検出することができる。
電圧源28が同層24とプローブ26とに接続される。
穴が検出された時には、従来の検出・警報器が示す。プ
ローブには多くの形態のものがあるが、図1では黄銅製
の剛毛32をそなえたブラシとして示されている。剛毛
32には比較的高い電圧がかかっているので、同剛毛が
穴の上を通過する時に、火花が同層24と剛毛との間を
とぶ。この火花はオペレーターが見つけるか、あるい
は、従来の機器によって検出することができる。
【0031】図6に示したように、二重のライナー・シ
ステムに本発明は有利に適用される。先に説明した通
り、上側のライナー或は第一のライナーを地面に緊密に
接触させることが不可能なので従来の技術を使っての検
査では、二重ライナーは問題を生じる。図6では、第一
のライナー52は第二のライナー54の上方に乗ってい
る。ライナー52と54は、ライナー12と同じ方法で
作ることができる。しかしながら、第一ライナー12に
おける漏洩の場合には、液体は第二のライナー54によ
って漏れが防がれる。図解した実施例では、第一のライ
ナー52と第二のライナー54とは、それぞれ上側の層
22と下側の導電性の層24とをそなえている。次にプ
ローブ26が電圧源28に接続され、電圧源は第一のラ
イナー52と第二のライナー54との導電性の層に順次
繋ぐことができる。望まれれば、第二の層は導電性の層
24無しでも済む。しかしながら、ある部分を切りとる
ことによって第一のライナーを修理する必要がある場合
には、第二のシート上に導電性の層24を設けることに
よって、第一のライナーに設けられた穴を通じて第二の
層の電気的検査を実施することができる。第一のライナ
ーを切る時に、間違って切り込みが第二のライナーに為
されたか否かをこれによってチェックすることができ
る。
【0032】下記の例は本発明の一つの実施例を図解説
明するのに役立つ。60/1000インチ(60mi
l)の高密度ポリエチレン・ベースのライナーが、カボ
ット株式会社の、ファーネスタイプのカーボンブラック
「ブラック・パール2000」を重量で15%含んでい
る6/1000 インチ(6mil)の高密度ポリエチ
レン製の導電性の層と共に押し出し成形された。同カー
ボンブラックは、A−1級の分散(A-1 dispersion)を得
るためにスクリュータイプの混合機を使ってそのプラス
チックに混入された。同カーボンブラックは1475m
2 /gmの窒素表面積を持つ。「パイプライン・インス
ペクション株式会社」(Pipeline Inspection Co.) 製の
12,000ボルトの725型火花検査器が、下側の導
電性の層に取り付けられた陰極と、2フィート幅の黄銅
ブラシに繋がれた陽極とに接続された。前記ライナー
は、押し出し盛り溶接と高温楔通過後圧着溶接(hot wed
ge welding) の両方のシステムを使って二シート幅の一
つのパネルを形成するように継ぎ合わされた。同パネル
を外側の一切の電源から絶縁するためにライナーは次に
コンクリート表面上の非導電性の高密度ポリエチレン製
ライナー上に置かれた。パネルの全表面は、黄銅のブラ
シをその表面上でひきずることによって検査された。そ
の後に、直径で約0.1mmの三つの穴が試験パネルの
上側の層と導電性の層を貫通して開けられ、そのパネル
は全表面に亙って再検査された。全ての穴は、目に見え
る火花と耳に聞こえるアラームとによってブラシが上を
通過する度に検出された。
【0033】ライナーは重ね継ぎ方式で(in abutting,
overlapping fashion)位置合わせされた多数の大型のフ
レキシブルなシートで形成することができる。隣接する
シート同志は、押し出し盛りまたは高温楔通過後圧着溶
接(extrusion or wedge welding)のような、従来の溶接
技術を用いて、継ぎ目の処で接続される。
【0034】さて図2において、隣接する層同志を重ね
継ぎ方式で一体に継ぎ合わせるための一つの技術が、重
ねられた接合部(lapped abutment) でそれらの層を溶接
する押し出し盛りを伴っている。重ね合わされたライナ
ー12を接合するのに一対の押し出し盛り溶接(extrusi
on welds) 42と44を用いることができる。導電性の
層24同志は鉛直方向には離れているので、隣接する導
電性の層同志を電気的に接合したい場合がある。これ
は、層24に関して先に説明した方法で導電性にされて
いる溶接プラスチックを溶接部44に使うことによって
好都合に達成することができる。
【0035】図3において、この技術分野で知られてい
る高温楔通過後圧着溶接技術によって、重ねた接合部で
隣接したシート同志を接合するための一技術が図解され
ている。この場合には、空洞46を一対の高温楔通過後
圧着溶接部48の間に形成することができる。層と層と
を電気的に接続することによって通電性を確保すること
ができる。これは、隣接するシート間でライナー12の
端部近くで電気的な橋渡しを行うことによって行うこと
ができる。例えば、導電性のプラスチックを50の処に
盛って、希望する接続を生じさせることができる。溶接
部48の完全性はその空洞46を圧力検査することによ
って確認することができる。
【0036】従って、上述した狙い、目的並びに利点を
充分に満足する方法と装置とが本発明によって提供され
ていることは明らかである。本発明はその特定の実施例
との関連で説明されてきたが、多くの代替、改造並びに
変更が上述の記載に照らし合わせて、当業者には明らか
であることは論を俟たない。例えば、ポリエチレン・ラ
イナーが開示されているが、ポリ塩化ビニル系樹脂を含
む、他のプラスチックを使用することができる。従っ
て、添付の特許請求の範囲の精神と広い範囲との中に入
るものとしてそのような全ての代替、改造、並びに、変
更を包含することが意図されている。
【0037】
【発明の効果】以上に述べたようにして、漏洩の存在と
位置とを、更に信頼できるように確定することができ
る。検査を実施するのに貯水池を満たす必要がもはや無
くなったので、漏洩を修理するのに貯水池を空にする必
要性が避けられる。これらの貯水池は50,000m2
の程度のものもあるので、これは重要な利点である。更
に、この技術を使えば、二重ライナー・システムの第一
のライナーを解析することができる。より高感度の用途
では、二重のライナーを使うことが、しばしば望まれる
ので、第一のライナーを効果的に電気的に検査できるこ
とは極めて重要な利点である。
【0038】本発明では、ライナー12における皺の存
在は、それが従来の技術では一般的にそうであったよう
な不利な影響を及ぼさない。図4において、ライナー1
2における皺34が穴36を持つとする。本発明によれ
ば、必要な電位差を層24が与えるので、ライナー12
と地盤との間のギャップ38による影響は全くない。従
来の技術では、事実上、他の電極である地盤がライナー
12から離されているので、電位差が減少させられる。
【0039】同様に、図5に示される通り、地盤20に
おける窪み40の存在も、本発明では全く影響しない。
しかしながら、従来の技術システムでは、その窪み40
が第二の電極(地盤20)を同システムから取り除くこ
とになるので、穴36は検出されないままとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるごみ埋立て地、危険廃
棄物処理池、貯水池またはラグーンの断面図であり、下
側の層は、図示説明のために、その厚さが誇張されてい
る。
【図2】図1に示されたライナーを形成しているシート
と同シートとの間の継ぎ目のある一実施例の拡大端面図
である。
【図3】図1に示されたライナーの場合の継ぎ目のもう
一つの実施例の拡大端面図である。
【図4】皺を示している、ライナーの一部拡大横断面図
である。
【図5】地盤における窪みを示している、ライナーの一
部拡大横断面図である。
【図6】本発明のもう一つの実施例の断面図である。
【符号の説明】
10 屋外貯液場所 12 熱可塑性ライナー 22 上側の層 24 下側の層 26 火花放電プローブ 28 電圧源 44 溶接部 52 第一のライナー 54 第二のライナー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土で出来た屋外貯液場所に用いられる、
    柔軟な熱可塑性ライナーであって、同熱可塑性ライナー
    が柔軟な上側プラスチック層と該貯液場所上に敷かれる
    べき柔軟な下側プラスチック層とをそなえ、前記ライナ
    ーにおけるピン・ホール漏電の探知を、前記の貯液場所
    の内にあるプローブと前記下側プラスチック層との間に
    電位差を生ぜしめることにより可能にするために前記下
    側プラスチック層が電気を充分に伝導するように構成さ
    れたことを特徴とする熱可塑性ライナー。
  2. 【請求項2】 下記のステップからなることを特徴とす
    る、土地の一領域を防水する方法: (a) 貯液場所内のプローブと柔軟性のあるプラスチ
    ック・シートとの間に電位差を生ぜしめることによりピ
    ン・ホール漏電を信頼可能に探知できるようにするに充
    分な電気を伝導できる領域をそなえた、柔軟性のある前
    記プラスチック・シートを形成するステップ。 (b) 防水すべき土地を複数の、前記の、柔軟性のあ
    るシートで覆うステップ。 (c) 接合するシート同志の間の継ぎ目部位を作り出
    すように、突き合わせ継ぎ又は重ね継ぎ方式で前記シー
    トを位置合わせするステップ。 (d) 液体が締め出されるべき領域に面する、プラス
    チック製の連続した、中断されない障壁を提供するよう
    に前記隣接シート同志を永久的に接合するステップ。
  3. 【請求項3】 土で出来た屋外貯液場所に用いられる、
    柔軟な熱可塑性ライナーであって、同熱可塑性ライナー
    が上側表面と、前記の貯液場所上に敷かれるための下側
    表面とをそなえ、同ライナーが、導電性の粒子を含有す
    る一つの柔軟な層をそなえ、同層が前記下側表面に近接
    して配置されていて、導電性の粒子を含有する同層と前
    記貯液場所の内にあるプローブとの間に電位差を生ぜし
    めることにより同層が同ライナーの穴の探知のための導
    電性の部位として機能するよう構成されていることを特
    徴とする熱可塑性ライナー。
  4. 【請求項4】 土で出来た屋外貯液場所に用いられる、
    柔軟な熱可塑性ライナーであって、同熱可塑性ライナー
    が上側表面と、前記の貯液場所上に敷かれるための下側
    表面とをそなえ、同ライナーが同ライナー内に納められ
    た導電性の部位をそなえ、該導電性の部位が280 o
    hm- cmより小さい体積抵抗率を有することを特徴と
    する熱可塑性ライナー。
  5. 【請求項5】 少なくとも二つのプラスチック層をそな
    え、これらの層の一つが他方の層よりも導電性が高く、
    導電性の高い方の層が、導電性の低い方の層を形成して
    いるプラスチックよりも密度の小さいプラスチックで形
    成されていることを特徴とする、土で出来た屋外貯液場
    所に用いられる、柔軟性のある熱可塑性ライナー。
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