JPH0599103A - エンジン始動装置 - Google Patents

エンジン始動装置

Info

Publication number
JPH0599103A
JPH0599103A JP16008591A JP16008591A JPH0599103A JP H0599103 A JPH0599103 A JP H0599103A JP 16008591 A JP16008591 A JP 16008591A JP 16008591 A JP16008591 A JP 16008591A JP H0599103 A JPH0599103 A JP H0599103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
capacitor
parallel
condenser
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16008591A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Ogasawara
智 則 小笠原
Yoshinobu Tsuchiya
屋 善 信 土
Satoru Tozawa
澤 知 戸
Masaru Sakai
井 勝 坂
Keiichi Iida
田 桂 一 飯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP16008591A priority Critical patent/JPH0599103A/ja
Publication of JPH0599103A publication Critical patent/JPH0599103A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリにより充電される大容量のコンデン
サを、スタ−タモ−タ駆動用の電源手段として具えてい
るエンジン始動装置において、バッテリがコンデンサを
通して常時放電し、バッテリ上がりの状態になるのを防
ぐこと。 【構成】 前記コンデンサを、バッテリに常時並列接続
しておくのではなく、キースイッチのイグニッション端
子をオンにした時に並列接続する構成とする。すると、
コンデンサへの充電、言い換えればバッテリからコンデ
ンサへの放電は、常時行われるのではなくなるから、コ
ンデンサの並列接続によるバッテリ上がりは生じなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源手段として、バッ
テリにより充電される大容量のコンデンサを具えたエン
ジン始動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジン始動時にはスタ−タモ−タへ大
電流を供給しなければならないが、それに備えて通常の
自動車では、前回の走行時に発電機(オルタネ−タ)か
らバッテリ(鉛蓄電池)を充電するようにしている。し
かし、鉛蓄電池は、使用するに従って内部抵抗が増加す
ると共に、自己放電量も増加する。そのようになったバ
ッテリを使用していると、いわゆるバッテリ上がりを生
じ、エンジン始動時にスタ−タモ−タに大電流を供給す
ることができない。
【0003】そこで発明者らは、大容量のコンデンサを
バッテリに並列接続した構成を含む電源回路を採用し
て、バッテリがたとえバッテリ上がりに近い状態にあっ
たとしても、そのバッテリからコンデンサを充電し、こ
のコンデンサからスタ−タモ−タへ瞬間的に大きな放電
電流を流すことによって始動する技術を既に提案してい
る(特願昭63─329846号)。
【0004】この場合の大容量のコンデンサとしては、
電気二重層コンデンサが好ましい。なぜなら、他のコン
デンサに比して、物理的なサイズが小さい割りには容量
が大きく、限られたスペースしかない車両に搭載するの
に適しているからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
(問題点)前記した従来技術では、バッテリにコンデン
サが常時並列接続されているので、コンデンサの絶縁性
が悪い場合には、バッテリがコンデンサを通して常時放
電し、やがてバッテリ上がりの状態になってしまうとい
う問題点があった。
【0006】(問題点の説明)自動車では、バッテリに
並列接続するコンデンサとしては、電気二重層コンデン
サが好都合である旨を述べた。電気二重層コンデンサの
構造は、活性炭を電解液と混合してペースト状にした分
極性電極を、イオンは透過させるが電子は透過させない
膜であるセパレータで境えて対向配置したものである
(構造を詳細に説明した文献としては、特公昭55─4
1015号公報がある)。
【0007】このような構造の電気二重層コンデンサに
おいて、瞬間的に大きな放電電流を得ようとすると、分
極性電極の量を多くすると共に、セパレータを極めて薄
くする必要がある。セパレ−タは、本来、電子は透過さ
せないように作られているべきであるが、薄くされる
と、僅かではあるがセパレータを透過する電子も出てく
る。即ち、薄くされるとセパレータの絶縁性が悪くな
る。
【0008】そのため、電気二重層コンデンサを常時バ
ッテリに並列接続しておく従来技術では、電気二重層コ
ンデンサを通してバッテリから少しづつ放電電流が流
れ、やがてはバッテリ上がりの状態となってしまうこと
になる。本発明は、このような問題点を解決することを
課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のエンジン始動装置では、キースイッチのイ
グニッション端子をオンにした時にバッテリに並列接続
されると共に、スタータリレーの接点を介して放電し得
るようスタ−タモ−タに接続されたコンデンサを具える
こととした。
【0010】
【作 用】エンジン始動装置の電源手段として使うコ
ンデンサを、バッテリに常時並列接続しておくのではな
く、キースイッチをオンにした時に並列接続する。従っ
て、コンデンサへの充電、言い換えればバッテリのコン
デンサへの放電は、常時行われるのではなくなるから、
コンデンサの並列接続によるバッテリ上がりという、従
来生じていたような問題点は解消される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の実施例にかかわるエンジ
ン始動装置である。図1において、1はオルタネータ、
2はバッテリ、3はキースイッチ、4はスタータリレ
ー、4−1,4−2はリレーコイル、4−3,4−4は
リレー接点、5は充電用リレー、5−1はリレーコイ
ル、5−2はリレー接点、6はスタ−タモ−タ、7はコ
ンデンサ、IGはイグニッション端子、STはスタータ
端子である。リレー接点4−3,4−4は、リレーコイ
ル4−1,4−2により連動して同時にオン,オフされ
る接点である。
【0012】電源手段としての役割を果たさせるための
コンデンサ7は、充電用リレー5のリレー接点5−2を
介してバッテリ2に接続される。充電用リレー5のリレ
ーコイル5−1は、コンデンサ7と直列接続されて、キ
ースイッチ3のイグニッション端子IGに接続される。
バッテリ2の正極側とスタ−タモ−タ6とはリレー接点
4−3を介して接続され、コンデンサ7の正極側とスタ
−タモ−タ6とはリレー接点4−4を介して接続され
る。
【0013】次に動作を説明する。エンジン始動時に
は、先ずキースイッチ3のイグニッション端子IGがオ
ンされるが、これにより、バッテリ2→リレーコイル5
−1→コンデンサ7の経路で電流が流れる。すると、リ
レー接点5−2がオンされて、コンデンサ7はバッテリ
2に並列接続され、充電が行われる。コンデンサ7の充
電電圧が高くなりバッテリ電圧との差が小になると、リ
レーコイル5−1に流れる電流が小となり、リレー接点
5−2はオフとなる。そのため、充電は停止される。
【0014】キースイッチ3を更に回してスタータ端子
STをオンにすると、スタータリレー4のリレーコイル
4−1,4−2に電流が流れ、リレー接点4−3,4−
4がオンとなる。スタ−タモ−タ6には、バッテリ2か
らリレー接点4−3を経て電流が流入すると共に、コン
デンサ7からリレー接点4−4を経て放電電流が流入す
る。これにより、スタ−タモ−タ6には、始動するに充
分な電流が供給されることになり、始動が確実に行われ
る。
【0015】そして、コンデンサ7の内部抵抗はバッテ
リ2のそれに比して極めて小であるので、コンデンサ7
からは大きな放電電流が瞬時に供給される。そのため、
たとえバッテリ2が劣化したり、バッテリ上がりに近い
状態にあったりして、バッテリ2からは大電流の流入が
望めない場合であっても、コンデンサ7からの放電電流
でスタ−タモ−タ6を回転させ、エンジンを始動させる
ことが出来る。
【0016】エンジンの始動動作は以上の通りである
が、本発明では、コンデンサ7がバッテリ2に並列接続
されるのは、始動時の充電用リレー5がオンされている
間だけであり、常時並列接続されているわけではない。
従って、バッテリ2がコンデンサ7を通して常時少しづ
つ放電するといった従来例が有していた問題点は、解消
される。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のエンジン始動
装置によれば、電源手段として使うコンデンサをバッテ
リに常時並列接続しておくのではなく、キースイッチを
オンにした時に並列接続する。従って、バッテリのコン
デンサへの放電は、常時行われるのではなくなるから、
コンデンサの並列接続によるバッテリ上がりという、従
来生じていたような問題点は解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかわるエンジン始動装置
【符号の説明】
1 オルタネータ 2 バッテリ 3 キースイッチ 4 スタータリレー 4−1,4−2 リレーコイル 4−3,4−4 リレー接点 5 充電用リレー 5−1 リレーコイル 5−2 リレー接点 6 スタ−タモ−タ 7 コンデンサ 8 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂 井 勝 藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車株式会社 藤沢工場内 (72)発明者 飯 田 桂 一 藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車株式会社 藤沢工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キースイッチのイグニッション端子をオ
    ンにした時にバッテリに並列接続されると共に、スター
    タリレーの接点を介して放電し得るようスタ−タモ−タ
    に接続されたコンデンサを具えたことを特徴とするエン
    ジン始動装置。
JP16008591A 1991-06-03 1991-06-03 エンジン始動装置 Pending JPH0599103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16008591A JPH0599103A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 エンジン始動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16008591A JPH0599103A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 エンジン始動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0599103A true JPH0599103A (ja) 1993-04-20

Family

ID=15707544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16008591A Pending JPH0599103A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 エンジン始動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0599103A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108733A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Mazda Motor Corp エンジンの自動停止装置
WO2013136953A1 (ja) * 2012-03-15 2013-09-19 日産自動車株式会社 車両の制御装置
EP2816222A3 (en) * 2013-06-19 2015-01-07 Tai-Her Yang Combustion and emergency start controlling device with separated-type auxiliary power source and system thereof
EP2816220A3 (en) * 2013-06-19 2015-01-07 Tai-Her Yang Combustion and emergency start controlling device having auxiliary power source and system thereof
WO2015092886A1 (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 新電元工業株式会社 内燃機関制御回路及び内燃機関制御方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0318665A (ja) * 1989-06-14 1991-01-28 Isuzu Motors Ltd エンジン始動装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0318665A (ja) * 1989-06-14 1991-01-28 Isuzu Motors Ltd エンジン始動装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108733A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Mazda Motor Corp エンジンの自動停止装置
WO2013136953A1 (ja) * 2012-03-15 2013-09-19 日産自動車株式会社 車両の制御装置
JP2013189944A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Nissan Motor Co Ltd 車両の制御装置
US9376998B2 (en) 2012-03-15 2016-06-28 Nissan Motor Co., Ltd. Control device for vehicle
EP2816222A3 (en) * 2013-06-19 2015-01-07 Tai-Her Yang Combustion and emergency start controlling device with separated-type auxiliary power source and system thereof
EP2816220A3 (en) * 2013-06-19 2015-01-07 Tai-Her Yang Combustion and emergency start controlling device having auxiliary power source and system thereof
WO2015092886A1 (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 新電元工業株式会社 内燃機関制御回路及び内燃機関制御方法
JP5933729B2 (ja) * 2013-12-18 2016-06-15 新電元工業株式会社 内燃機関制御回路及び内燃機関制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5223351A (en) Dual battery system
JP4633960B2 (ja) 自動車用蓄電システム
US6861767B2 (en) Power supply equipment for motor vehicle with battery and capacitor
US20060186738A1 (en) Method of supplying electric current, method of starting internal combustion engine, power supply apparatus, and vehicle
JP4702368B2 (ja) 車両用補助電源とそれを用いた車両用充放電装置
JP2003032908A (ja) キャパシタ組電池、その制御方法、その制御装置及び自動車用蓄電システム
US6988475B2 (en) Methods for starting an internal combustion engine
JPH0318665A (ja) エンジン始動装置
JP3755043B2 (ja) 充放電可能な電源装置
US9666379B2 (en) Nickel supercapacitor engine starting module
US5977748A (en) Storage capacitor power supply and method of operating same
JP3181606B2 (ja) 内燃機関の始動の信頼性を増大させる方法及び装置
JPH10184506A (ja) 電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置
JPH0599103A (ja) エンジン始動装置
JPH10191576A (ja) 電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置
JPH09247856A (ja) 電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置
JPH05300660A (ja) 自動車用電源装置
JPH05106539A (ja) 自動車用始動装置
JP2001041135A (ja) スタータモータ駆動回路装置
SU1638354A1 (ru) Система электростартерного пуска двигател внутреннего сгорани
KR20000072422A (ko) 자동차의 배터리 방전 대책 시스템
RU1821560C (ru) Система зажигани дл двигателей внутреннего сгорани с электростартерным пуском
JP4325021B2 (ja) 鉛蓄電池の充電制御方法
JP2581280B2 (ja) 鉛蓄電池
JPH06153388A (ja) 電気2重層コンデンサ電圧バランス制御回路