JPH05300660A - 自動車用電源装置 - Google Patents
自動車用電源装置Info
- Publication number
- JPH05300660A JPH05300660A JP9571892A JP9571892A JPH05300660A JP H05300660 A JPH05300660 A JP H05300660A JP 9571892 A JP9571892 A JP 9571892A JP 9571892 A JP9571892 A JP 9571892A JP H05300660 A JPH05300660 A JP H05300660A
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- JP
- Japan
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- capacitor
- battery
- switch
- load
- alternator
- Prior art date
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- Pending
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の大電流を必要とする負荷に対して大
容量や複数のバッテリを用いず通常のバッテリとコンデ
ンサとにより電源装置を得るものである。 【構成】 コンデンサ３の充電時はバッテリ２とコンデ
ンサ３とを並列接続し、放電時はバッテリ２とコンデン
サ３とを直列接続する第１スイッチ４ａと第２スイッチ
４ｂとを備えたものである。
容量や複数のバッテリを用いず通常のバッテリとコンデ
ンサとにより電源装置を得るものである。 【構成】 コンデンサ３の充電時はバッテリ２とコンデ
ンサ３とを並列接続し、放電時はバッテリ２とコンデン
サ３とを直列接続する第１スイッチ４ａと第２スイッチ
４ｂとを備えたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一時的に大電流を要す
る負荷のための自動車用電源装置に関する。
る負荷のための自動車用電源装置に関する。
【０００２】
【従来の技術とその課題】自動車には、スタータ等の
他、最近自動車エンジンの排ガス処理装置が備えられる
傾向にあり、このため短時間であるが大電流通電が必要
になってきている。かかる場合、今までと同様単一のバ
ッテリにて電力を供給しようとするときには、大容量の
バッテリが必要となりその容積と重量が大きくなってし
まい、車両へ搭載しにくくなりまた電力効率も低いとい
う問題がある。
他、最近自動車エンジンの排ガス処理装置が備えられる
傾向にあり、このため短時間であるが大電流通電が必要
になってきている。かかる場合、今までと同様単一のバ
ッテリにて電力を供給しようとするときには、大容量の
バッテリが必要となりその容積と重量が大きくなってし
まい、車両へ搭載しにくくなりまた電力効率も低いとい
う問題がある。
【０００３】他方、別の対策として１２Ｖのバッテリを
２個搭載し、大電力必要時のみ直列接続として２４Ｖ電
源として用いることも考えられるが、これら２個のバッ
テリはその大きさから小型車のエンジンルーム内の設置
が困難であり、また２個のバッテリ間の充放電のバラン
ス差から保守性にも問題がある。
２個搭載し、大電力必要時のみ直列接続として２４Ｖ電
源として用いることも考えられるが、これら２個のバッ
テリはその大きさから小型車のエンジンルーム内の設置
が困難であり、また２個のバッテリ間の充放電のバラン
ス差から保守性にも問題がある。
【０００４】更に、コンデンサを備えて充電しておき、
必要時にこのコンデンサより負荷に電力を供給すること
も考えられるが、放電によって電圧が低下した場合には
必要とする電力が取り出せず、コンデンサ単体では必要
電力が得られないという問題がある。
必要時にこのコンデンサより負荷に電力を供給すること
も考えられるが、放電によって電圧が低下した場合には
必要とする電力が取り出せず、コンデンサ単体では必要
電力が得られないという問題がある。
【０００５】本発明は、上述の問題に鑑み、大容量のバ
ッテリを要さず複数のバッテリも必要でなくてコンデン
サ単体の場合のように電力が得られないという問題も除
去した自動車用電源装置の提供を目的とする。
ッテリを要さず複数のバッテリも必要でなくてコンデン
サ単体の場合のように電力が得られないという問題も除
去した自動車用電源装置の提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、オルタネータに接続されたバッテリより負荷に
電力を供給する自動車用電源装置において、コンデンサ
の一方の電極を接地又は上記バッテリに切替える第１ス
イッチと、上記コンデンサの他方の電極をオルタネータ
又は負荷に切替える第２スイッチと、を備えたことを特
徴とする。
発明は、オルタネータに接続されたバッテリより負荷に
電力を供給する自動車用電源装置において、コンデンサ
の一方の電極を接地又は上記バッテリに切替える第１ス
イッチと、上記コンデンサの他方の電極をオルタネータ
又は負荷に切替える第２スイッチと、を備えたことを特
徴とする。
【０００７】
【作用】大電流通電時には、バッテリと充電されたコン
デンサとを直列にして電力供給を行なうため必要電力が
容易に得られしかもコンデンサからの取出し電気量を多
くでき、電力効率が高くなる。
デンサとを直列にして電力供給を行なうため必要電力が
容易に得られしかもコンデンサからの取出し電気量を多
くでき、電力効率が高くなる。
【０００８】
【実施例】ここで、図１を参照して本発明の実施例を説
明する。図１は一実施例の自動車用電源装置を示すもの
である。図１において、オルタネータ１にて充電可能に
バッテリ２が結線されると共に、コンデンサ３が備えら
れている。このコンデンサ３は、充電時にバッテリ２と
並列に接続され、放電時にはバッテリ２と直列に接続さ
れるもので、二個のスイッチ４ａ，４ｂによって負荷や
オルタネータ１やバッテリ２に結線され得る。すなわ
ち、コンデンサ３の一方の電極をバッテリ２の正極又は
接地に接続する第１スイッチ４ａと、コンデンサ３の他
方の電極を負荷又は抵抗器５を介してオルタネータ１に
接続する第２スイッチ４ｂとを有する。そして、第１ス
イッチ４ａと第２スイッチ４ｂとは、第１スイッチ４ａ
の接地と第２スイッチ４ｂのオルタネータ１への接続と
が連動し、また第１スイッチ４ａのバッテリ２への接続
と第２スイッチ４ｂの負荷への接続が連動している。
明する。図１は一実施例の自動車用電源装置を示すもの
である。図１において、オルタネータ１にて充電可能に
バッテリ２が結線されると共に、コンデンサ３が備えら
れている。このコンデンサ３は、充電時にバッテリ２と
並列に接続され、放電時にはバッテリ２と直列に接続さ
れるもので、二個のスイッチ４ａ，４ｂによって負荷や
オルタネータ１やバッテリ２に結線され得る。すなわ
ち、コンデンサ３の一方の電極をバッテリ２の正極又は
接地に接続する第１スイッチ４ａと、コンデンサ３の他
方の電極を負荷又は抵抗器５を介してオルタネータ１に
接続する第２スイッチ４ｂとを有する。そして、第１ス
イッチ４ａと第２スイッチ４ｂとは、第１スイッチ４ａ
の接地と第２スイッチ４ｂのオルタネータ１への接続と
が連動し、また第１スイッチ４ａのバッテリ２への接続
と第２スイッチ４ｂの負荷への接続が連動している。
【０００９】この場合、前者はオルタネータ１に対して
バッテリ２とコンデンサ３とが並列となって両者が充電
状態となる。充電に当っては、コンデンサ３への接続時
コンデンサ３の端子電圧がバッテリ電圧に比べかなり低
くなっているので、抵抗器５を入れることによってオル
タネータ１やバッテリ２からコンデンサ２への充電電流
を抑え、大電流の流出を防止している。また、充電時、
オルタネータ１に対してバッテリ２とコンデンサ３とが
並列接続されることは、オルタネータ１の通常の発電電
圧によってコンデンサ３を充分充電することにつなが
る。
バッテリ２とコンデンサ３とが並列となって両者が充電
状態となる。充電に当っては、コンデンサ３への接続時
コンデンサ３の端子電圧がバッテリ電圧に比べかなり低
くなっているので、抵抗器５を入れることによってオル
タネータ１やバッテリ２からコンデンサ２への充電電流
を抑え、大電流の流出を防止している。また、充電時、
オルタネータ１に対してバッテリ２とコンデンサ３とが
並列接続されることは、オルタネータ１の通常の発電電
圧によってコンデンサ３を充分充電することにつなが
る。
【００１０】後者の第１スイッチ４ａをバッテリ２の正
極へ接続し第２スイッチ４ｂを負荷へ接続するコンデン
サ３の放電状態では、バッテリ２の端子電圧にコンデン
サ３の電圧を加えた高電圧が負荷に印加され、負荷の電
気的性質にもよるが大きな放電電流が流れる。この場
合、負荷は例えば排ガス処理装置である電気加熱触媒
（ＥＨＣ）であり、この負荷の加熱を放電電流により行
なう。コンデンサ３からの放電電流は、放電と共に電圧
降下のため減少するので、負荷の定格は最大電圧より低
い値でバッテリ単独の端子電圧より高い値に設定してお
き、放電電流による加熱が有効に行なわれかつ急激な過
大電流に対する安全性を得るべく、必要に応じトランジ
スタ等のスイッチ６を挿入してオンオフ制御し通電制御
を行なうようにしてもよい。
極へ接続し第２スイッチ４ｂを負荷へ接続するコンデン
サ３の放電状態では、バッテリ２の端子電圧にコンデン
サ３の電圧を加えた高電圧が負荷に印加され、負荷の電
気的性質にもよるが大きな放電電流が流れる。この場
合、負荷は例えば排ガス処理装置である電気加熱触媒
（ＥＨＣ）であり、この負荷の加熱を放電電流により行
なう。コンデンサ３からの放電電流は、放電と共に電圧
降下のため減少するので、負荷の定格は最大電圧より低
い値でバッテリ単独の端子電圧より高い値に設定してお
き、放電電流による加熱が有効に行なわれかつ急激な過
大電流に対する安全性を得るべく、必要に応じトランジ
スタ等のスイッチ６を挿入してオンオフ制御し通電制御
を行なうようにしてもよい。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
常のオルタネータを用いて１個のバッテリとコンデンサ
とのスイッチ制御により高電圧を取り出すことができ、
電力効率を高めることができ、コンデンサ容量も減少で
き大容量・複数のバッテリ６必要なく、コンデンサによ
る急速充電が可能で安全である。
常のオルタネータを用いて１個のバッテリとコンデンサ
とのスイッチ制御により高電圧を取り出すことができ、
電力効率を高めることができ、コンデンサ容量も減少で
き大容量・複数のバッテリ６必要なく、コンデンサによ
る急速充電が可能で安全である。
【図１】本発明の一実施例の簡略回路図。
１ オルタネータ ２ バッテリ ３ コンデンサ ４ａ 第１スイッチ ４ｂ 第２スイッチ ５ 抵抗器 ６ スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 オルタネータに接続されたバッテリより
負荷に電力を供給する自動車用電源装置において、 コンデンサの一方の電極を接地又は上記バッテリに切替
える第１スイッチと、 上記コンデンサの他方の電極をオルタネータ又は負荷に
切替える第２スイッチと、 を備えたことを特徴とする自動車用電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9571892A JPH05300660A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 自動車用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9571892A JPH05300660A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 自動車用電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05300660A true JPH05300660A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14145264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9571892A Pending JPH05300660A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 自動車用電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05300660A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100361774B1 (ko) * | 2000-04-06 | 2002-11-22 | 제이텔 주식회사 | 캐패시터를 이용한 직류 전원 장치 |
| JP2010119176A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Mitsubishi Electric Corp | 車載用電源装置 |
| JP2012165518A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Horiba Ltd | 車両搭載型電圧補償装置 |
| WO2013014866A1 (ja) * | 2011-07-22 | 2013-01-31 | パナソニック株式会社 | 車両用電源装置 |
| CN111516518A (zh) * | 2019-02-05 | 2020-08-11 | 马自达汽车株式会社 | 车辆电源系统 |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP9571892A patent/JPH05300660A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100361774B1 (ko) * | 2000-04-06 | 2002-11-22 | 제이텔 주식회사 | 캐패시터를 이용한 직류 전원 장치 |
| JP2010119176A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Mitsubishi Electric Corp | 車載用電源装置 |
| JP2012165518A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Horiba Ltd | 車両搭載型電圧補償装置 |
| WO2013014866A1 (ja) * | 2011-07-22 | 2013-01-31 | パナソニック株式会社 | 車両用電源装置 |
| US9415732B2 (en) | 2011-07-22 | 2016-08-16 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Vehicle power unit |
| CN111516518A (zh) * | 2019-02-05 | 2020-08-11 | 马自达汽车株式会社 | 车辆电源系统 |
| CN111516518B (zh) * | 2019-02-05 | 2023-08-25 | 马自达汽车株式会社 | 车辆电源系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990525 |