JPH0598785A - 弾性仕上材及び弾性仕上材の施工方法 - Google Patents
弾性仕上材及び弾性仕上材の施工方法Info
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- JPH0598785A JPH0598785A JP3292294A JP29229491A JPH0598785A JP H0598785 A JPH0598785 A JP H0598785A JP 3292294 A JP3292294 A JP 3292294A JP 29229491 A JP29229491 A JP 29229491A JP H0598785 A JPH0598785 A JP H0598785A
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- Japan
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- layer
- urethane elastomer
- urethane
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、弾性を損なわずに表面を
平坦にした弾性仕上材を提供するとともに、このような
弾性仕上材の施工方法を提供することである。 【構成】 この発明は、加硫ゴム、ウレタンエラストマ
ー等の弾性チップ(2)をウレタン等のバインダーで結
合一体化した弾性層(3)の表面に少なくともこの表面
の空隙が埋まるように目止層(4)を設け、その表面を
2液高圧スプレーにより速硬化型ウレタンエラストマー
の表層(5)で覆ったものである。
平坦にした弾性仕上材を提供するとともに、このような
弾性仕上材の施工方法を提供することである。 【構成】 この発明は、加硫ゴム、ウレタンエラストマ
ー等の弾性チップ(2)をウレタン等のバインダーで結
合一体化した弾性層(3)の表面に少なくともこの表面
の空隙が埋まるように目止層(4)を設け、その表面を
2液高圧スプレーにより速硬化型ウレタンエラストマー
の表層(5)で覆ったものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、体育館等のスポーツ
用床、会館や病院等のホール用床、集合住宅の廊下や階
段、ベランダ、屋上広場、さらにはアスファルト等で舗
装された運動場や歩道、プールの周辺等のように遮音
性、安全性、歩行感、断熱性等と共に平面性が要求され
る場所等に施工される弾性仕上材及び弾性仕上材の施工
方法に関するものである。
用床、会館や病院等のホール用床、集合住宅の廊下や階
段、ベランダ、屋上広場、さらにはアスファルト等で舗
装された運動場や歩道、プールの周辺等のように遮音
性、安全性、歩行感、断熱性等と共に平面性が要求され
る場所等に施工される弾性仕上材及び弾性仕上材の施工
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、特開昭63−304804号公
報に記載の如くウレタンエラストマー等の弾性チップを
ウレタン等のバインダーで固めた弾性マットの表面に速
硬化型ウレタンエラストマーの表層を形成したものが知
られている。この技術は速硬化型ウレタンエラストマー
を使用して目止めと表層を同時に形成するため、施工時
間が大幅に短縮できるだけでなく、表層材料が弾性チッ
プの空隙に染み込んで硬化することがなく弾性マットの
弾性が失われることがないという特色を有している。
報に記載の如くウレタンエラストマー等の弾性チップを
ウレタン等のバインダーで固めた弾性マットの表面に速
硬化型ウレタンエラストマーの表層を形成したものが知
られている。この技術は速硬化型ウレタンエラストマー
を使用して目止めと表層を同時に形成するため、施工時
間が大幅に短縮できるだけでなく、表層材料が弾性チッ
プの空隙に染み込んで硬化することがなく弾性マットの
弾性が失われることがないという特色を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、速硬化
型ウレタンエラストマーのみで表層(目止層4を兼ね
る)5を形成した場合には弾性マット(弾性層3)の空
隙構造の影響を受けて表層を平坦にすることが困難であ
った(図4参照)。特に室内照明下にあっては、弾性マ
ット表層での光の反射により、表面の大きな波状の凹凸
が目立ち外観上見苦しいものであった。そこで、この発
明は、別途簡単に目止層を形成し、表層の形成も容易で
平坦性に優れる弾性仕上材及び弾性仕上材の施工方法を
提供することを目的とする。
型ウレタンエラストマーのみで表層(目止層4を兼ね
る)5を形成した場合には弾性マット(弾性層3)の空
隙構造の影響を受けて表層を平坦にすることが困難であ
った(図4参照)。特に室内照明下にあっては、弾性マ
ット表層での光の反射により、表面の大きな波状の凹凸
が目立ち外観上見苦しいものであった。そこで、この発
明は、別途簡単に目止層を形成し、表層の形成も容易で
平坦性に優れる弾性仕上材及び弾性仕上材の施工方法を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明の弾性仕上材は、加硫ゴム、ウレタンエラ
ストマー等の弾性チップをウレタン等のバインダーで結
合一体化した弾性層の表面に少なくとも表面の空隙が埋
まる程度に目止層を設け、その表面を2液高圧スプレー
により速硬化型ウレタンエラストマーの表層で覆ったも
のである。また、この発明の弾性仕上材の施工方法は、
コンクリートやアスファルト等の下地上に加硫ゴム、ウ
レタンエラストマー等の弾性チップをウレタン等のバイ
ンダーで結合一体化した弾性層を貼り付け、この弾性層
の表面に少なくとも表面の空隙が埋まる程度に目止層を
塗布形成し、目止層硬化後に速硬化型ウレタンエラスト
マーを2液高圧スプレーにより塗布して表層を形成する
ようにしたものである。
め、この発明の弾性仕上材は、加硫ゴム、ウレタンエラ
ストマー等の弾性チップをウレタン等のバインダーで結
合一体化した弾性層の表面に少なくとも表面の空隙が埋
まる程度に目止層を設け、その表面を2液高圧スプレー
により速硬化型ウレタンエラストマーの表層で覆ったも
のである。また、この発明の弾性仕上材の施工方法は、
コンクリートやアスファルト等の下地上に加硫ゴム、ウ
レタンエラストマー等の弾性チップをウレタン等のバイ
ンダーで結合一体化した弾性層を貼り付け、この弾性層
の表面に少なくとも表面の空隙が埋まる程度に目止層を
塗布形成し、目止層硬化後に速硬化型ウレタンエラスト
マーを2液高圧スプレーにより塗布して表層を形成する
ようにしたものである。
【0005】
【作用】この発明の弾性仕上材においては、別途形成し
た目止層の存在により表層の表面の平坦性が良好とな
り、しかも弾性層の表面の空隙が埋められるだけなので
弾性を損うこともない。また、この施工方法において
は、製造された弾性層を下地に貼り付け、目止層も弾性
層の表面を埋めるだけのものであり、容易かつ迅速に形
成することができ、表層も速硬化型ウレタンエラストマ
ーにより一度に厚塗りができ、無溶剤でスプレーでき、
スプレー後迅速に硬化し、全体として施工時間も短縮さ
れることとなる。
た目止層の存在により表層の表面の平坦性が良好とな
り、しかも弾性層の表面の空隙が埋められるだけなので
弾性を損うこともない。また、この施工方法において
は、製造された弾性層を下地に貼り付け、目止層も弾性
層の表面を埋めるだけのものであり、容易かつ迅速に形
成することができ、表層も速硬化型ウレタンエラストマ
ーにより一度に厚塗りができ、無溶剤でスプレーでき、
スプレー後迅速に硬化し、全体として施工時間も短縮さ
れることとなる。
【0006】
【実施例】以下にこの発明の好適な実施例を図面を参照
にして説明する。
にして説明する。
【0007】図1に示す実施例は、コンクリートやアス
ファルト等の下地1上に弾性仕上材を貼り付けたものを
示し、弾性仕上材は、加硫ゴム、ウレタンエラストマー
等の弾性チップ2をウレタン等のバインダーで結合一体
化した弾性層3と、この弾性層3の表面にこの表面の空
隙が埋まり部分的に表面が露出するように設けた目止層
4と、この目止層4上に2液高圧スプレーにより速硬化
型ウレタンエラストマーを塗布して形成された表層5と
から成る。この表層5の厚みが2.5mm以下では、従来
技術では平坦性を損うことが顕著であったが、この発明
では、2.5mm以下の厚みでも平坦性を損うことがな
い。
ファルト等の下地1上に弾性仕上材を貼り付けたものを
示し、弾性仕上材は、加硫ゴム、ウレタンエラストマー
等の弾性チップ2をウレタン等のバインダーで結合一体
化した弾性層3と、この弾性層3の表面にこの表面の空
隙が埋まり部分的に表面が露出するように設けた目止層
4と、この目止層4上に2液高圧スプレーにより速硬化
型ウレタンエラストマーを塗布して形成された表層5と
から成る。この表層5の厚みが2.5mm以下では、従来
技術では平坦性を損うことが顕著であったが、この発明
では、2.5mm以下の厚みでも平坦性を損うことがな
い。
【0008】弾性チップ2の粒径は0.5〜5mm、好ま
しくは1〜3mm程度である。粒径が大きすぎると目止層
4の材料が多量に必要になり、作業効率も悪くなる。ま
た、弾性チップ2は長さが5〜10mm程度の繊維状に加
工したものや繊維状のものと球状のものとを混合したも
のの使用も好適である。弾性層3はマット状又は長尺シ
ート状で工場生産されることが望ましいが、現場で下地
1上に直接弾性層3を形成することもできる。弾性層3
の表面は凹凸が少なくなるようにロール等で転圧して平
坦になるようにする。弾性チップ2の接着は、ウレタン
系のバインダーをゴム100部に対し10〜30部程度
用い、バインダーとしては末端にイソシアネート基を有
する1液型ウレタンバインダーが好適である。液状反応
性ゴムのバインダーも使用可能である。繊維状の弾性チ
ップ2を用いた弾性層3は、厚みを薄くしても強度面で
心配はない。弾性層3の厚みは用途によっても異なる
が、2〜30mm程度、好ましくは5〜15mm程度であ
り、空隙率は10〜40%程度のものが好適に使用でき
る。
しくは1〜3mm程度である。粒径が大きすぎると目止層
4の材料が多量に必要になり、作業効率も悪くなる。ま
た、弾性チップ2は長さが5〜10mm程度の繊維状に加
工したものや繊維状のものと球状のものとを混合したも
のの使用も好適である。弾性層3はマット状又は長尺シ
ート状で工場生産されることが望ましいが、現場で下地
1上に直接弾性層3を形成することもできる。弾性層3
の表面は凹凸が少なくなるようにロール等で転圧して平
坦になるようにする。弾性チップ2の接着は、ウレタン
系のバインダーをゴム100部に対し10〜30部程度
用い、バインダーとしては末端にイソシアネート基を有
する1液型ウレタンバインダーが好適である。液状反応
性ゴムのバインダーも使用可能である。繊維状の弾性チ
ップ2を用いた弾性層3は、厚みを薄くしても強度面で
心配はない。弾性層3の厚みは用途によっても異なる
が、2〜30mm程度、好ましくは5〜15mm程度であ
り、空隙率は10〜40%程度のものが好適に使用でき
る。
【0009】現場で弾性層3を形成するよりも、マット
状又は長尺シート状に工場生産したものの方が厚みの均
一性、表面の平坦性、物性の均一性、硬化の迅速性に優
れる。
状又は長尺シート状に工場生産したものの方が厚みの均
一性、表面の平坦性、物性の均一性、硬化の迅速性に優
れる。
【0010】目止層4は、シリカ粉末、クレー粉末、硅
酸アルミ粉末、樹脂粉末等で揺変性化した液状ポリウレ
タン、液状ゴム、弾性エポキシ、アクリル樹脂等を弾性
チップ2の表面が出る程度にコテ又はドクターナイフ等
により塗布し、弾性層3の表面の空隙のみを埋めるよう
にして形成される。工場生産の場合、加熱して硬化を早
めるようにする。材料としては、武田薬品工業(株)の
タケレートL1010を主剤としてタケラックPC49
00を硬化剤として弾性層3の表面に塗布する。目止層
4を形成するための材料の塗布量は200〜800g/
m2、好ましくは400〜600g/m2位である。この目
止層4の形成は、工場でも現場でも良い。
酸アルミ粉末、樹脂粉末等で揺変性化した液状ポリウレ
タン、液状ゴム、弾性エポキシ、アクリル樹脂等を弾性
チップ2の表面が出る程度にコテ又はドクターナイフ等
により塗布し、弾性層3の表面の空隙のみを埋めるよう
にして形成される。工場生産の場合、加熱して硬化を早
めるようにする。材料としては、武田薬品工業(株)の
タケレートL1010を主剤としてタケラックPC49
00を硬化剤として弾性層3の表面に塗布する。目止層
4を形成するための材料の塗布量は200〜800g/
m2、好ましくは400〜600g/m2位である。この目
止層4の形成は、工場でも現場でも良い。
【0011】表層5の形成には、60〜150kg/cm2
の圧力で吐出できる2液高圧スプレーマシンを使用す
る。また、速硬化型ウレタンエラストマーは、低粘度で
かつ硬化速度を速くするために次のような主剤、硬化
剤、助剤等を使用するのが好ましい。すなわち、主剤と
しては、有機ポリイソシアネート又はイソシアネート基
の一部を分子量60〜8000のポリオールと反応させ
てなる部分プレポリマー、あるいはこれらに必要に応じ
て可塑剤又は難燃剤を添加したものである。有機ポリイ
ソシアネートとしては、ジフェニルメタン−4,4′−
ジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルポリイソ
シアネート等が好適である。硬化剤としては、少なくと
も2個のヒドロキシル基を含有する分子量1000〜8
000のポリオールと、低分子ポリオール及び/又は芳
香族電子吸引基を含有しない活性芳香族ポリアミン及び
有機金属触媒より成るものが好ましい。必要により添加
される助剤としては、顔料又は染料等の着色剤、可塑
剤、難燃剤、充填剤、安定剤等である。表層5を形成す
るウレタン材料は溶剤を含まず、そのため厚塗りや連続
して積層することが可能なものである。このようなウレ
タン原液は反応性が高く、原液を混合した後に1〜10
数秒で流動性を消失する。
の圧力で吐出できる2液高圧スプレーマシンを使用す
る。また、速硬化型ウレタンエラストマーは、低粘度で
かつ硬化速度を速くするために次のような主剤、硬化
剤、助剤等を使用するのが好ましい。すなわち、主剤と
しては、有機ポリイソシアネート又はイソシアネート基
の一部を分子量60〜8000のポリオールと反応させ
てなる部分プレポリマー、あるいはこれらに必要に応じ
て可塑剤又は難燃剤を添加したものである。有機ポリイ
ソシアネートとしては、ジフェニルメタン−4,4′−
ジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルポリイソ
シアネート等が好適である。硬化剤としては、少なくと
も2個のヒドロキシル基を含有する分子量1000〜8
000のポリオールと、低分子ポリオール及び/又は芳
香族電子吸引基を含有しない活性芳香族ポリアミン及び
有機金属触媒より成るものが好ましい。必要により添加
される助剤としては、顔料又は染料等の着色剤、可塑
剤、難燃剤、充填剤、安定剤等である。表層5を形成す
るウレタン材料は溶剤を含まず、そのため厚塗りや連続
して積層することが可能なものである。このようなウレ
タン原液は反応性が高く、原液を混合した後に1〜10
数秒で流動性を消失する。
【0012】速硬化型ウレタンエラストマーのスプレー
に際しては、1液として有機ポリイソシアネート又は部
分プレポリマー(適当量の可塑剤を混合しても良い)、
2液としてポリオール、低分子ポリオール及び/又は活
性芳香族ポリアミン、有機金属触媒(必要により着色剤
等を加える)を混合したものを用い、2つの液を所定の
流量比で2液高圧スプレーマシンにより目止層4上に吹
き付ける。
に際しては、1液として有機ポリイソシアネート又は部
分プレポリマー(適当量の可塑剤を混合しても良い)、
2液としてポリオール、低分子ポリオール及び/又は活
性芳香族ポリアミン、有機金属触媒(必要により着色剤
等を加える)を混合したものを用い、2つの液を所定の
流量比で2液高圧スプレーマシンにより目止層4上に吹
き付ける。
【0013】表層5の形成も工場又は現場で行なわれ
る。この表層5は、目止層4により平坦にされた表面に
形成されるので、表層5の表面も平坦となる。この平坦
な表面上にノンスリップ加工をするには、図2に示すよ
うに、スプレーマシンの吐出口と被吹き付け面との距離
をあけて表層5上に吹き付けることにより塗料層6を形
成することで簡単に行うことができる。この塗料層6
は、必ずしもノンスリップ加工やエンボス加工がされた
ものでなくても良い。
る。この表層5は、目止層4により平坦にされた表面に
形成されるので、表層5の表面も平坦となる。この平坦
な表面上にノンスリップ加工をするには、図2に示すよ
うに、スプレーマシンの吐出口と被吹き付け面との距離
をあけて表層5上に吹き付けることにより塗料層6を形
成することで簡単に行うことができる。この塗料層6
は、必ずしもノンスリップ加工やエンボス加工がされた
ものでなくても良い。
【0014】弾性仕上材の下地1上への施工方法は、弾
性層3、目止層4、表層5を全て現場で形成しても良い
が、施工作業の効率を図るには少なくとも弾性層3は工
場生産し、工場生産した弾性層3を下地1上に貼り付
け、その後に目止層4、表層5を塗布形成する(図3参
照)。また、全層を工場生産したものを所定の大きさに
したものを下地1上に貼り付けても良い。防水性を考慮
すると表層5は現場で形成し、全表面が切れ目なく表層
5で覆われることが好ましい。
性層3、目止層4、表層5を全て現場で形成しても良い
が、施工作業の効率を図るには少なくとも弾性層3は工
場生産し、工場生産した弾性層3を下地1上に貼り付
け、その後に目止層4、表層5を塗布形成する(図3参
照)。また、全層を工場生産したものを所定の大きさに
したものを下地1上に貼り付けても良い。防水性を考慮
すると表層5は現場で形成し、全表面が切れ目なく表層
5で覆われることが好ましい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の弾性仕
上材によれば、弾性を損うことなく表面に平坦性を付与
することができ、体育館等の広い床面に施工したときで
も凹凸が目立たない。
上材によれば、弾性を損うことなく表面に平坦性を付与
することができ、体育館等の広い床面に施工したときで
も凹凸が目立たない。
【0016】また、この発明の施工方法によれば、目止
層も少なくとも表面の空隙を埋めるように塗布されるの
で、多量の材料を必要とせず、形成する時間も手間も少
なくてすみ平坦性に優れる。また、表層の形成は、速硬
化型ウレタンエラストマーを使用するために施工時間が
大幅に短縮される。
層も少なくとも表面の空隙を埋めるように塗布されるの
で、多量の材料を必要とせず、形成する時間も手間も少
なくてすみ平坦性に優れる。また、表層の形成は、速硬
化型ウレタンエラストマーを使用するために施工時間が
大幅に短縮される。
【図1】拡大断面図。
【図2】表層上に塗料層を形成した部分的拡大断面図。
【図3】本発明の弾性仕上材の簡略断面図。
【図4】従来の弾性仕上材の簡略断面図。
1 下地 2 弾性チップ 3 弾性層 4 目止層 5 表層
Claims (6)
- 【請求項1】 加硫ゴム、ウレタンエラストマー等の弾
性チップをウレタン等のバインダーで結合一体化した弾
性層の表面に少なくとも表面の空隙が埋まる程度に目止
層を設け、 その表面を2液高圧スプレーにより速硬化型ウレタンエ
ラストマーの表層で覆った弾性仕上材。 - 【請求項2】 弾性層がマット状又は長尺シート状に形
成されていることを特徴とする請求項1に記載の弾性仕
上材。 - 【請求項3】 表層上を塗料層で覆ったことを特徴とす
る請求項1又は2に記載の弾性仕上材。 - 【請求項4】 コンクリートやアスファルト等の下地上
に加硫ゴム、ウレタンエラストマー等の弾性チップをウ
レタン等のバインダーで結合一体化した弾性層を貼り付
け、 この弾性層の表面に少なくとも表面の空隙が埋まる程度
に目止層を塗布形成し、 目止層硬化後に速硬化型ウレタンエラストマーを2液高
圧スプレーにより塗布して表層を形成することを特徴と
する弾性仕上材の施工方法。 - 【請求項5】 弾性層の表面に目止層を形成したものを
下地に貼り付けることを特徴とする請求項4に記載の弾
性仕上材の施工方法。 - 【請求項6】 弾性層の表面に目止層を形成し、さらに
表層を形成したものを下地に貼り付けることを特徴とす
る請求項4に記載の弾性仕上材の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292294A JPH0598785A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 弾性仕上材及び弾性仕上材の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292294A JPH0598785A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 弾性仕上材及び弾性仕上材の施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0598785A true JPH0598785A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17779897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3292294A Pending JPH0598785A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 弾性仕上材及び弾性仕上材の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0598785A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011127288A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Sumika Bayer Urethane Kk | 屋外施設用舗装体の製法およびそれに用いられる表面仕上げ材、並びにそれによって得られる屋外施設用舗装体 |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP3292294A patent/JPH0598785A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011127288A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Sumika Bayer Urethane Kk | 屋外施設用舗装体の製法およびそれに用いられる表面仕上げ材、並びにそれによって得られる屋外施設用舗装体 |
CN102741480A (zh) * | 2009-12-15 | 2012-10-17 | 拜尔材料科学股份公司 | 制造户外设施路面的方法、其中所用的饰面材料和由其获得的户外设施路面 |
CN102741480B (zh) * | 2009-12-15 | 2015-04-22 | 拜尔材料科学股份公司 | 制造户外设施路面的方法、其中所用的饰面材料和由其获得的户外设施路面 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |