JPH059873A - 繊維用処理剤組成物 - Google Patents

繊維用処理剤組成物

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JPH059873A
JPH059873A JP19176191A JP19176191A JPH059873A JP H059873 A JPH059873 A JP H059873A JP 19176191 A JP19176191 A JP 19176191A JP 19176191 A JP19176191 A JP 19176191A JP H059873 A JPH059873 A JP H059873A
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JP
Japan
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fiber
compound
fibers
weight
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JP19176191A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kimura
勉 木村
Takanori Urasaki
隆徳 浦崎
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Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】分子中に炭素数6〜24の1,2エポキシアル
カンまたはそれと炭素数2〜4のアルキレンオキシドと
の重合残基を有するポリエーテル化合物を含有してなる
繊維用処理剤組成物。 【効果】この組成物は繊維の集束性と潤滑性に優れてお
り、従来両立の困難であった2つの特性を合わせもつ繊
維処理剤が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高度の集束性と平滑性を
兼具した合成繊維製造用油剤、就中合成繊維フィラメン
トからなる高集束糸製造用処理剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に合成繊維フィラメント糸を用
いて製編織する場合、準備工程においては巻返し、加撚
等、またさらに織物用素材として用いられる場合には準
備工程後、整経、糊付けアフターワキシングなど煩雑な
工程を経て始めて織機に仕掛けられる。
【0003】これら多数の工程を経ることにより、糸道
ガイド、テンションバー等の多数の付属部品に糸条が接
触する為、毛羽の発生等、糸条の品質の低下は勿論のこ
と、準備工程から製織に至るまでにきわめて長時間を要
し、製編織の能率が著るしく低いという欠点を有してい
る。
【0004】これらの問題を解決する為に前記の各工
程、特に加撚さらに糊付等の煩雑な工程を経ることな
く、糸条に高度の集束性、抱合性および適度の平滑性を
付与する試みが近年数多くなされている。
【0005】例えば、油剤面からは未延伸繊維束の延伸
前に給油される紡糸油剤の付着量を極端に多くしたり、
あるいは、高分子量のポリブテンやPO/EOコポリマ
ー等、従来公知の集束剤を多量に含む高粘度の油剤を用
いる方法が試みられたが、対金属摩擦が増加して紡糸、
延伸時の巻き付き、オイル飛散、製織準備工程での張力
不均一等の問題が生じ、また集束性も不充分で、その製
織効率は好ましい結果が得られない状態である。
【0006】さらに積極的に集束性を付与させるべく、
一般のサイジング糊剤即ちポリビニールアルコール、ポ
リアクリル酸、ポリアクリルエステル、ポリウレタン等
の皮膜形成能を有する熱可塑性樹脂を、またはPEG−
フタル酸ポリエステル、PEG−ロジンエステル等の高
分子化合物を紡糸油剤中に添加して未延伸繊維束の延伸
前に給油した後、延伸する方法も試みられたが延伸ロー
ラ、ガイド等の接糸部分にスカムが蓄積し、製糸性が不
良となる問題が生じ、また、これら糊剤のもつ強力な接
着能と強靭な皮膜形成能のため繊維糸条相互間に接着が
生じ、巻取り後のパーンから糸を引き出すときの解舒張
力が著るしく増大または変動を生じるなどの欠点があ
り、満足な結果が得られていない。従って、今日では集
束剤を付与する方法に代って、空気噴射による糸条内の
単糸をからみ合せる方法、いわゆるインタレースによる
集束性付与方法の採用が増えつつある。
【0007】しかしインタレースによる集束性付与マル
チフィラメントは織物品位、風合が悪いのが欠点とされ
ており、高品位織物を得ることができない。また最近に
おいては紡糸、延伸工程は言うに及ばず、それ以降の工
程においても生産性向上の命題からますます高速になり
つつあるが、インタレースは部分的に単糸をからみ合せ
るだけなので、加工スピードが増大すると集束性不足と
なり、これを補うため無理にインタレースを入れると毛
羽発生や糸品質不良を誘発させるだけでなく、コストア
ップともなるなど種々の問題がある。
【0008】故にインタレースだけでは高速製織に適用
し得るに十分な集束性を得ることができない現状であり
油剤面よりの集束性向上が改めて是非とも必要とされて
いる。
【0009】この問題を解決するために特公昭62−5
2074号公報、特公昭60−40552号公報等にみ
られる集束剤を含む油剤の使用等が提案されているが従
来の油剤では本質的に集束性と潤滑性とが相反する特性
であって両立が困難であり、油剤のみで両特性を満足さ
せることは至難であって、いまだ満足すべき成果は達成
されていない。特にインターレースの併用なしに、工程
の合理化や高速化には対応し得ないと言うのが現状であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の如き現状より、巻返し、加撚セット、さらには糊付、
アフターワキシング工程を経ることなく、高度の集束性
と適度の平滑性を有する合成繊維糸条を提供することに
ある。また高速紡糸技術の開発にともない従来の処理剤
では満足し得ない高度の集束性を付与し、操業上のおよ
び糸質の向上をはかることにある。即ち、本発明は従来
の製織準備工程における撚糸や糊付工程の省略による工
程の合理化と高速製織における作業効率、織物品位を向
上することを目的とする。
【0011】更に本発明は、ポリアミド、ポリエステル
等に代表される合成繊維のマルチフィラメントに高度の
集束性と適度の平滑性を付与することによって高次加工
工程、とりわけ製織準備工程或は製織工程における作業
効率を著しく向上させ、しかも品位の良好な織物を得る
のに好適な処理剤組成物を提供することを目的とする。
【0012】本発明はまた合成繊維の仮撚加工工程での
高速操業を円滑にすると共に毛羽の少ない良質の糸条を
提供することにある。さらにまた本発明はエマルジョン
給油のみならず、集束性に問題を生じ易いストレート型
油剤に優れた集束性を付与する技術を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は分子中に、炭素
数6〜24の1,2エポキシアルカンの単独重合、また
は炭素数2〜4のアルキレンオキシドとのランダムまた
はブロック共重合残基を有する全体の分子量が1000
〜20000のポリエーテル化合物を含有してなる繊維
用処理剤組成物に関する。
【0014】本発明のポリエーテル化合物の構成成分で
ある1,2エポキシアルカンは炭素数6〜24、より好
ましくは10〜18のエポキシアルカンが好ましい。具
体的には1,2エポキシデカン、1,2エポキシドデカ
ン、1,2エポキシオクタデカン等およびこれらの混合
物である。これらのアルカンは側鎖を有していてもよ
い。ポリエーテル中にしめる1,2エポキシアルカン部
分の量は、ポリエーテル全量の90〜10重量%、より
好ましくは80〜20重量%、特に60〜40重量%で
ある。1,2エポキシアルカン部分の量が10重量%よ
り少ないと、集束性が不十分となり、かつ繊維に対する
均一付着性が低下する。
【0015】また本発明のポリエーテル化合物に用いら
れる炭素数2〜4のアルキレンオキシドとしては、エチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド
等が挙げられる。これらのうちで特に好ましいのはエチ
レンオキシドで、得られるポリエーテル化合物に適度の
親水性を付与し、油剤を水性エマルションとして使用す
る場合に有利となる。本発明のポリエーテル化合物は活
性水素を1個以上有する化合物に、炭素数6〜24の
1,2エポキシアルカンを単独で、または炭素数2〜4
のアルキレンオキシドと共に、常法により、例えばアル
カリ触媒を使用して、加圧下に180℃前後にて、付加
反応すればよい。
【0016】活性水素を1個以上有する化合物として
は、水、1価アルコール、多価ヒドロキシ化合物、アミ
ン類、アルカノールアミン類、アマイド、カルボン酸等
種々のものが例示される。好ましくは活性水素を1〜4
個有する化合物、特に2個有するものが好ましい。活性
水素を2個有する化合物は特に集束性に優れたポリエー
テルを得ることができる。活性水素を1個有する化合
物、特に長鎖アルキル基を有する化合物に1,2エポキ
シアルカンと低級アルキレンオキシドを反応させて得ら
れるポリエーテルからは潤滑性に優れた油剤を得ること
ができる。
【0017】好ましい活性水素含有化合物は多価ヒドロ
キシ化合物、アミン類等、特に多価ヒドロキシ化合物、
就中、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
エチレングリコール、ジプロピレングリコール等であ
る。
【0018】本発明のポリエーテル化合物に用いられる
分子中に水酸基を1〜4個有するヒドロキシ化合物の分
子量は300以下が好ましく、300より多いと平滑性
および解舒性が悪くなる傾向があらわれる。具体例とし
ては、オクチルアルコール、ラウリルアルコール等のモ
ノオール類、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル等のジオール類、トリメチロールプロパン、グリセリ
ン等のトリオール類、ペンタエリスリトール等のテトラ
オール類およびフェノール、アルキルフェノール、ビス
フェノールA、レゾルシン等の芳香族ヒドロキシ化合物
類が挙げられる。水酸基を5個以上有するヒドロキシ化
合物は平滑性が悪くなる傾向があらわれる。これらのう
ちで特に好ましいのは水酸基を2個有するジオール類で
ある。
【0019】アミン類としてはアルキルアミン、例えば
ラウリルアミン、オレイルアミン、ステアリルアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソ
プロピルジエタノールアミン、芳香族アミン、例えばア
ニリン、脂環式アミン、例えばピリジン、ピペリジン、
モルホリン等が例示される。
【0020】反応量は全体の分子量が1000〜200
00となる範囲が好ましく、1000以下では集束性が
不足し、20000以上では、粘度が高くなりすぎて平
滑性が低下する。
【0021】特に本発明に用いるポリエーテル化合物を
ストレート給油型の油剤に配合する場合はポリエーテル
の分子量は10000以下が好ましい。分子量10,0
00が大きすぎると油剤粘度が著しく高くなりストレー
ト油剤の付着が均一に行なわれ難くなる。
【0022】本発明の繊維用処理剤は本発明のポリエー
テル化合物単独、もしくは公知の処理剤成分を配合する
ことにより得られる。上記化合物の処理剤中における含
有量はとくに限定はなく、通常5〜90重量%、好まし
くは10〜70重量%である。
【0023】公知の処理剤成分としては、流動パラフィ
ン等の鉱物油類ラウリルオレエート、イソトリデシルス
テアレート、イソプロピルパルミテート等の脂肪族モノ
エステル、ジオレイルアジペート等の2塩基酸ジエステ
ル、トリメチロールプロパントリラウレート、ヤシ油等
の多価アルコールエステルおよびPO/EOポリエーテ
ル等の潤滑成分、乳化剤としてはポリオキシエチレンオ
レイルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル等、帯電防止剤としてはポリオキシエチレンオレ
イルホスフェートおよびその部分または完全中和塩(N
a、K、アミン等)、ポリオキシエチレンノニルフェニル
ホスフェートおよびその部分または完全中和塩(Na、
K、アミン等)、ジオクチルスルホサクシネートNa塩、
アルカンスルホネートNa塩等が挙げられる。
【0024】本発明、繊維用処理剤組成物は種々の用途
に用いられる。例えば本発明繊維処理剤を合成繊維マル
チフィラメントの高速紡糸工程で用いて、なおかつ製品
糸の品質を高度に向上させるためには、上記ポリエーテ
ル化合物の使用量を50重量%以下、好ましくは3〜3
0重量%特に5〜20重量%で用いるのが好ましい。そ
の際、併用する潤滑成分としては分子量が300〜80
0の高級脂肪酸と高級アルコールのエステルを15〜8
0重量%、好ましくは30〜70重量%、特に30〜5
0重量%配合する。
【0025】これらの高級エステル類の具体例としては
例えば、イソプロピルラウレート、イソプロピルミリス
テート、イソプロピルパルミテート、ブチルラウレー
ト、ブチルパルミテート、ブチルステアレート、イソブ
チルイソステアレート、ヘキシルラウレート、イソオク
チルオクタネート、イソオクチルラウレート、イソオク
チルパルミテート、イソオクチルステアレート、イソト
リデシルパルミテート、イソトリデシルステアレート、
イソステアリルオレエート、イソステアリルステアレー
ト、イソステアリルイソステアレート、オレイルオレエ
ート、各種合成アルコールまたはアルキレンオキシド付
加アルコール(例えば三菱油化製のドバノール23、新
日本理化製のエヌジェコール160B、日本触媒製のソ
タノール30等がある)と脂肪酸のエステルなどが挙げ
られる。
【0026】特に好ましくは、総炭素数22〜36の常
温で液状のエステルである。また上記の目的には炭素数
8〜18のアルキルホスフエート類のアルカリ金属また
はアミン塩を全油剤固形分の15重量%以下、特に0.
5〜10重量%、および炭素数8〜18のアルカンスル
ホン酸類のアルカリ金属塩を15重量%以下、特に0.
5〜10重量%用いるのが好ましい。
【0027】炭素数8〜18のアルキルホスフェート類
のアルカリ金属またはアミン塩としては、オクチルアル
コール、イソオクチルアルコール、ノニルアルコール、
デシルアルコール、ラウリルアルコール、トリデシルア
ルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコー
ル、イソステアリルアルコール、ドバノール23(三菱
油化製:炭素数12、13の合成アルコール)またはソ
フタノール(日本触媒製:炭素数12〜14までのアル
コール)の合成アルコール等のアルコールまたは上記ア
ルコールのエチレンオキシドまたはプロピレンオキシド
を1〜10モル付加したポリオキシアルキルエーテル類
のりん酸エステル完全または部分中和物が例示される。
【0028】アルカリ金属としてはカリウム、ナトリウ
ム、アミン類としては、モノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパ
ノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプ
ロパノールアミン、メチルエタノールアミン、ジメチル
エタノールアミン、ジエチルエタノールアミン、ブチル
エタノールアミン、ジブチルエタノールアミン等のアル
カノールアミン、トリエチレンアミン、トリブチルアミ
ン、オクチルアミン、ラウリルアミン、オレイルアミン
等のアルキルアミン、アルキレンオキサイドを付加した
ラウリルアミン、オレイルアミン等が例示され、特にア
ルカノールアミン、アルキレンオキシド付加アルキルア
ミンが好ましい。
【0029】アルキルスルフェート類としては、上記ア
ルキルフォスフェート類に用いたのと同様のアルコール
類、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類を同様に
使用できる。またアルカリ金属塩やアミン類もフォスフ
ェート類について説明したのと同様である。
【0030】この様な処方で得られる繊維処理剤は特に
高速紡糸方式、スピンドロー方式のごとき高速で製造さ
れる繊維用油剤として好適であり、この様な繊維に対し
ても毛羽、糸切れ等を著しく低減でき、繊維斑を減少さ
せることができる。
【0031】この様な処理剤はエマルジョンでローラー
オイリング、ガイドノズルオイリング等で給油するのが
適しており、給油量は繊維重量の0.5〜1.2重量%
程度とするのが特に好適である。
【0032】本発明繊維処理用油剤の別の好ましい使用
例としては本発明ポリエーテル化合物を30重量%以
上、好ましくは40〜60重量%用いて、サイジング工
程を省略する繊維処理法である。この方法に使用する繊
維処理剤は、好ましくは本発明ポリエーテル化合物に加
えて、高級アルコールと高級脂肪酸のエステルを10〜
15重量%、より好ましくは20〜40重量%用いる。
この様な高級アルコールと高級脂肪酸のエステルは、す
でに別の態様の油剤について述べたと同様のものが使用
できる。
【0033】この態様の処理剤には必要ならば鉱物油等
常套の平滑成分、帯電防止剤、乳化剤、浸透剤、摩耗防
止剤等を併用してもよい。この繊維処理用油剤は特に集
束性に優れ製織工程における毛羽、糸切れ等の発生を抑
制することができる。給油はエマルジョンにてローラー
オイリング、ガイドノズルオイリング方式で行なうのが
適している。処理剤は付着量は0.5〜1.5重量%、
エマルジョン中の油剤濃度は5〜20重量%、特に8〜
15重量%が適している。
【0034】本発明繊維用処理剤組成物は仮撚用油剤と
しても使用できる。この場合、本発明ポリエーテル化合
物は水酸基を2個以上有するヒドロキシ化合物に炭素数
10〜18の1,2エポキシアルカンをアルキレンオキ
シドとランダム/またはブロック重合させたものが好適
であり、分子量は、1000〜20000、1,2エポ
キシアルカンとアルキレンオキシドの重量比が10:9
0〜70:30、特に30:70〜60:40のものが
好ましい。ヒドロキシ化合物としてはエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、1,6ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコール等が特に好ましい。これらの2価の
グリコール類は集束性の向上に特に好ましいものであ
る。
【0035】1,2エポキシアルカンとしては、1,2
エポキシデカン、1,2エポキシドデカン、1,2エポ
キシオクタデカン等およびこれらの混合物が特に好適で
ある。1,2エポキシアルカンの使用量は10重量%以
上、好ましくは30〜99重量%、特に好ましくは30
〜70重量%である。
【0036】従来、仮撚用油剤に配合されていたポリエ
チレンオキシド/ポリプロピレンオキシド共重合体を併
用してもよいが、その配合量は30重量%以下、好まし
くは2〜25重量%である。使用量が30重量%より多
くなると油剤の繊維への付着性が低下し、不均一とな
り、高速加工での毛羽、糸切の原因となる。
【0037】他の常套の配合成分、即ち、鉱物油、エス
テル油、帯電防止剤等を配合してもよい。好ましくは3
0重量%を越えない範囲である。上記処方での仮撚油剤
は、一般にエマルジョンで給油するのが適している。給
油性としてはローラーオイリング、ガイドノズルオイリ
ング等を用いるとよい。仮撚用に使用するときは、繊維
重量に対し、0.3〜0.7重量%になるように付着さ
せるのが好ましい。この仮撚用油剤はPOY/DTY
(Partially-oriented yarn/Draw txuring yarn)ま
たは高速紡糸方式、スピンドロー方法で製造される繊維
の高速仮撚用に好適である。
【0038】本発明繊維用処理剤組成物はストレート給
油方式で用いてもよい。この場合、本発明で用いられる
ポリエーテル化合物は分子量10000以下が好ましく
分子量がそれより高いと他の配合成分との相溶性が悪く
なり、分離現象が起る。好適には1000〜10,00
0、より好ましくは1500〜7000である。活性水
素含有化合物は2価のヒドロキシ化合物が特に好まし
く、1,2エポキシ化合物は炭素数10〜18のエポキ
シアルカンであって、ポリエーテル中に10〜90重量
%、より好ましくは40〜70重量%含まれているのが
よい。
【0039】油剤中にしめるポリエーテルの量は好まし
くは3〜50重量%、より好ましくは5〜40重量%で
ある。5重量%より少ないと集束性が不十分となり、4
0重量%より多いとストレート給油にするには粘度が高
くなりすぎる。ストレート給油用処理剤には更に鉱物
油、中性油、合成油等の潤滑成分を併用するのが好まし
い。これらの成分は従来のストレート油剤に配合されて
いた一般的成分のうちから選択すればよい。使用量は油
剤全量の40〜90重量%、より好ましくは50〜80
重量%である。また、帯電防止剤、油膜強化剤、乳化分
散剤、浸透剤、防錆剤、摩耗防止剤、飛散防止剤等を配
合してもよい。上記成分も、従来のストレート油剤に用
いられている常用成分から適宜選定すればよい。例え
ば、帯電防止剤、油膜強化剤としてはアルキレンオキシ
ド付加アルキルホスフェートアルカリ金属またはアミン
塩、アルキルホスフェートアルカリ金属塩またはアミン
塩、アルカンスルホネートアルカリ金属塩またはアミン
塩など、乳化分散剤としてアルキレンオキシド付加アル
キルエーテル、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステ
ル、多価アルコール脂肪酸エステルなど、浸透剤として
ジアルキルスルホサクシネート、シリコーン系活性剤、
フッ素系活性剤等が例示される。
【0040】ストレート給油剤は、織物用、編物用、仮
撚加工糸用等の繊維製造用処理剤として、編立時、製織
時のアフターオイルとして使用できる。付着量は用途や
繊維の形態によって異なるが、繊維製造用としては0.
5〜1.0%が一般的である。0.5%より少ないと不
均一付着、集束性不良、潤滑性不良の原因となり、1.
0%より多いと粘着、油剤の脱落に伴う搏業性低下を生
じ易い。後加工用アフターオイルでは、用法、糸の形態
等で異なるが0.5〜2.5%粘度が一般的である。こ
れより多くても少なくても前記のごとき問題の原因とな
る。本発明ストレート油剤は、集束性が著しく優れサイ
ジング工程を省略できるのみならず、給油時の油剤飛散
の防止にも効果がある。
【0041】以下実施例により本発明を説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。実施例1 本発明に用いるポリエーテル化合物(A〜F)と比較例と
して用いる化合物(G〜K)の構成を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】表1に示す化合物を表−2に示すごとき処
方で配合して得られた油剤を水性エマルションとしてポ
リエステルフィラメント(SD−150d/48f)に付着
量1.2%になるように付着させて各種の試験を行っ
た。その結果を表2に示す。
【0044】
【表2】
【0045】表2に示すように、本発明の処理剤(1〜
6)は集束性抱合力に優れると共に平滑性、解除性にも
優れスカムの脱落も少い、これに対して比較処理剤(7
〜9)は集束性、抱合力は比較的良好であるが、平滑
性、解除性が極めて悪くスカム脱落も多い、又、比較処
理剤(10〜12)は集束性、抱合力が劣り、本発明の処
理剤が優れることは明らかである。評価試験は下記のよ
うな方法で行なった。
【0046】(1)集束性:抱合力と共にマルチフィラメ
ントの製織性を表わす最も重要な代用特性であるが、試
料長60cmの糸の上端を固定し、下端に1g/dの荷
重を与えながら上方より30cmのところを鋭利なハサ
ミで切断し、糸の集束性の乱れ部分の長さ(毛羽長)を測
定した。乱れた部分の長さ(毛羽長)はmmで表わし、数値
は小さい程集束性が良好であることを表わす。 評価基準 ◎: 毛羽長≦25 ○:26≦毛羽長≦35 △:36≦毛羽長≦65 ×:66≦毛羽長
【0047】(2)平滑性: a)繊維−金属間摩擦(F/Mμd) 繊維−金属間走行摩擦測定機を用いて次の条件で測定し
摩擦係数を求めた。 摩擦体:φ40mm梨地クロムピン 摩擦体温度:20℃ 接触角:180° 入張力(T1):100g 糸速:200m/min 評価基準 ○: μ≦0.29 △:0.30≦μ≦0.33 ×:0.34≦μ b)繊維−繊維間摩擦 測定方法および条件を第1図を用いて説明する。繊維
(1)の一端をUゲージ(2)に固定し、プーリー(3)にか
け、さらに撚を3回かけて、荷重30gにより引っ張
る。Uゲージ(2)を3cm/minの速度で引張り、その
際、Uゲージに感知される張力(T2g)を測定し繊維−
繊維間摩擦力:T2/T1を求める。(於20℃) 評価基
準 ◎: T2/T1≦1.8 ○:1.9≦T2/T1≦2.2 △:2.3≦T2/T1≦2.9 ×:3.0≦T2/T1
【0048】(3)解舒性:試料糸を巻取り張力30gで
紙管に巻取り、30℃×80%の雰囲気中で48時間調
湿後、糸速20m/分で解舒張力(g)を測定した。 評価基準 ◎: 解舒張力≦0.05 ○:0.06≦解舒張力≦0.10 △:0.11≦解舒張力≦0.35 ×:0.36≦解舒張力
【0049】(4)スカム脱落:20枚の筬羽を定間隔に
貼付けた直径10cm、巾2cmの回転ドラムを使用
し、これに試験糸を180°接触させてドラムを200
0rpmの速度で走糸方向に対して逆の方向に回転させな
がら、入張力1g/d、糸速3cm/分で16時間走行
させて筬羽の部分に発生するスカムの量を肉眼で判定し
た。 評価基準 ○:スカムの脱落ほとんどなし △:スカムの脱落わずか有り ×:スカムの脱落大
【0050】(5)抱合力:図2で示すような装置(高速T
M型抱合力試験器)で、試験糸(1)に荷重(25g)(W)
をかけ、筬羽台の上面に貼付けた筬羽と角度120°
(θ)で接触させ、水(6)の噴霧下、糸速0.2m/min、
筬羽台のストローク数600回/分(ストローク幅60m
m)で筬羽と擦過を行った後のフィラメントの状態を観察
する。 ○:フィラメント割れなし、毛羽発生なし △:フィラメント割れやや有り、毛羽やや有り ×:フィラメント割れ大、毛羽多発
【0051】実施例2 表1記載の本発明におけるポリエーテル化合物(A,B)
と従来の公知の集束剤成分(L,M)を表−3のごとき処
方で配合して得られた油剤を水性エマルションとしてナ
イロンフィラメント(SD−70d/17f)に付着量1.
0%になるように付着させて、実施例1と同様の評価を
行った。結果を表3に示す。
【0052】
【表3】
【0053】この結果から明らかなごとく、本発明の処
理剤組成物は比較例にくらべて平滑性に優れると共に解
舒張力スカム脱落が小さく、集束性抱合力も優れている
ことが判る。
【0054】実施例3 表4に示す本発明の処理剤をポリエステルフィラメント
に給油して、付着性(ガイド給油脱落度)および給油糸
の毛羽防止性(F/M耐摩耗性)を評価した。
【0055】
【表4】
【0056】なお、付着性および毛羽防止性については
次のような方法にて評価した。 (1)付着性(ガイド給油脱落度) 処理剤の10%エマルションを、ガイドオイリング装置
により5ml/minの吐出量で垂直方向(上から下方
へ)に1000m/minの速度で走行するポリエステ
ルフィラメント(50d/24f)に給油する際、ガイ
ドから脱落するエマルションを時計皿に捕集し、5分間
の脱落蓄積量を測定した。脱落蓄積量の少ないものは付
着性に優れていることを表す。
【0057】(2)毛羽防止性(F/M耐摩耗性) ポリエステルフィラメント(50d/24f)に処理剤
を0.8重量%付着させた試料を、高速TM式抱合力試
験機(ストローク数:600回/分)により糸速3m/
minで金属(ステンレス)と擦過させながら30分間
巻取った後、表面毛羽の多少を肉眼にて観察した。
【0058】実施例4 表5に示す配合処方によって本発明の処理剤および比較
処理剤を調製した。これをポリエステルフィラメント5
0d/24fに1重量%付着させ、製織性に関係する重
要な特性の集束性、スカム脱落性、筬摩耗、解舒張力を
比較した結果を表6に示す。
【0059】
【表5】
【0060】
【表6】
【0061】なお、集束性、スカム脱落性、筬摩耗、解
舒張力は次の方法で評価した。 (1)集束性 試長30cmの一端を固定し、他端に20gの荷重をか
け、固定端より15cmの点を鋭利なハサミで切断し、
その時の分割長さの測定により次のように判定した。 ○ : 2cm以下 △ : 3〜4cm × : 5cm以上
【0062】(2)スカム脱落、筬摩耗 20枚の筬羽を定間隔に貼付けた直径10cm、幅2c
mの回転ドラムを使用し、これに試験糸を130°接触
させてドラムを2000rpmの速度で走糸方向に対し
て逆に回転させながら、入張力0.2g/d、糸速10
0m/minで2時間走行させて筬羽の部分に発生する
スカムの量を肉眼で判定した。また試験終了後、筬羽を
取外して摩耗痕を顕微鏡で観察した。
【0063】(3)解舒張力 試験糸を巻取張力0.6g/dで紙管に巻取り、30℃
×80%RHの雰囲気中で3日調湿後、糸速30m/m
inにおける解舒張力をパッケージアナライザ(東レエ
ンジニアリング製:モデルPA−701)にて測定し
た。
【0064】実施例5 表7に示す本発明の処理剤をポリエチレンテレフタレー
トを溶融紡糸するに際し(紡糸速度:3800m/mi
n)、紡糸糸条に該油剤の水性エマルションをノズル給
油方式によって給油した(有効成分の付着量:0.4
%)。得られた未延伸フィラメント(109d/33
f)を円板を具備したセラミック製外接式摩擦仮撚機を
使用して、延伸しながら摩擦仮撚加工処理に付した(延
伸倍率:1.45、ヒータ温度:210℃、摩擦円板回
転数:1220rpm、加工速度:850m/mi
n)。摩擦仮撚加工処理工程における毛羽の発生数を表
7に併記する。
【0065】
【表7】
【0066】実施例6 表8に示す本発明の処理剤は、コーニングオイル、ニッ
ティングオイル、アフターオイリング、ダブルツィスタ
ー用に適用される。これを6・6ナイロンフィラメント
(70d/36f)に付着量が1.0重量%になるよう
に定量オイリング装置によりストレート給油して集束性
を評価した。また、6・6ナイロンフィラメント(70
/36f)仮撚加工糸に、付着量が1.5重量%になる
ように、定量オイリング装置によりストレート給油して
定張力で紙管に巻き取る際のガイドからの飛散性および
巻取った試料の解舒張力を測定した。結果を表8に併記
した。
【0067】
【表8】
【0068】なお、集束性、解舒張力、飛散性は次の方
法で評価した。 (1)集束性 試長30cmの一端を固定し、他端に20gの荷重をか
け、固定端より15cmの点を鋭利なハサミで切断し、
その時の分割長さの測定により次のように判定した。 ○ : 3cm以下(良好) △ : 4cm以上〜5cm未満 × : 6cm以上
【0069】(2)解舒張力 巻取張力0.6g/dで紙管に巻取った試験糸を、20
℃×65%RHの雰囲気中で2日調湿後、糸速1500
m/minにおける解舒張力をパッケージアナライザ
(東レエンジニアリング製:モデルPA−701)にて
測定した。
【0070】(3)飛散性 6・6ナイロンフィラメント(70d/36f)仮撚加
工糸に、付着量が1.5%になるように、定量給油しな
がら600m/minで走行させる際に、給油ガイド部
から飛散するオイルを口紙に吸着させて飛散の良否を肉
眼判定した。
【0071】実施例7 表9に示す本発明の処理剤は、ポリエステルフィラメン
ト、およびナイロンフィラメントの織物、編物用紡糸油
剤に適用される。これをポリエステルフィラメント(7
5d/36f)に付着量が1.0重量%になるように定
量オイリング装置によりストレート給油して集束性、平
滑性、飛散性を評価した。比較処理剤との比較評価結果
を表9に併記した。
【0072】
【表9】
【0073】なお、平滑性は次のような方法で評価し
た。走糸法摩擦測定機(東レエンジニアリング製)を使
用し、巻取速度400m/min、ホットピン温度20
℃、摩擦体:梨地クロム6S(φ40mm)、初荷重2
0gにて測定した。判定、○(良好)、×(劣る)とし
て示した。
【0074】実施例8 表10に示す本発明の処理剤は、ポリエステルフィラメ
ント、およびナイロンフィラメントの仮撚加工糸用紡糸
油剤に適用される。これをポリエステルフィラメント
(150d/48f)に付着が0.5重量%になるよう
に定量オイリング装置によりストレート給油して集束
性、平滑性、飛散性を評価した。比較処理剤との比較評
価結果を表10に併記した。
【0075】
【表10】
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、液状で集束性および平
滑性に優れた繊維処理剤が得られる。本発明処理剤を用
いれば、製糸工程および後加工工程での糸条の集束性が
著しく向上し、毛羽糸切れが減少し品質の向上、工程の
合理化が可能となる。即ち、本発明の処理剤を適度に糸
条内の単糸をからみ合わせた合成繊維フィラメント糸に
給油するだけで、目的とする集束性が得られ、しかも解
除張力やスカム脱落が少ないなど従来にない優れた性能
を示し、高速製織が可能となる。本発明の処理剤をマル
チフィラメント糸に適用することにより、製糸工程およ
び後加工工程での糸条の集束性が著るしく向上し、毛羽
糸切れが減少する。且つ織物用途の糸条に適用すること
により、加撚、糊付、アフターワキシング等の工程の省
略、合理化が期待できる。また本発明の処理剤はウォー
タージェットルームによって製織する繊維糸条に適用す
ることにより、インタレースの低減もしくは省略が可能
となり製糸工程の高速化への寄与、糸質の向上と共に製
織性向上の利点を生じる。また、本発明の処理剤は平滑
性に優れているので、撚糸工程を経る繊維製品(たとえ
ばタイヤコード糸、ミシン糸等)の処理剤としておよび
フトン綿等のカットファイバーの柔軟平滑風合付与処理
剤など種々の用途に使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 繊維−繊維間摩擦を測定するために用いた装
置の概要図である。
【図2】 高速TM型抱合力試験器の概要図である。
【符号の説明】
1 試験糸 2 Uゲージ 3 プーリー 5 筬羽台 6 水

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子中に、炭素数6〜24の1,2エポ
    キシアルカンの単独重合、または炭素数2〜4のアルキ
    レンオキシドとのランダムまたはブロック共重合残基を
    有する全体の分子量が1000〜20000のポリエー
    テル化合物を含有してなる繊維用処理剤組成物。
  2. 【請求項2】 炭素数2〜4のアルキレンオキシドがエ
    チレンオキシドである請求項1記載の繊維用処理剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 1,2エポキシアルカンの炭素数が10
    〜18である請求項1記載の繊維用処理剤組成物。
  4. 【請求項4】 ポリエーテル化合物が1,2エポキシア
    ルカン部分を10〜90重量%含む請求項1記載の繊維
    用処理剤組成物。
  5. 【請求項5】 ポリエーテル化合物が活性水素を1個以
    上有する化合物に炭素数2〜4のアルキレンオキシドお
    よび1,2エポキシアルカンを付加重合させて得られる
    化合物である請求項1記載の繊維用処理剤組成物。
  6. 【請求項6】 活性水素を1個以上有する化合物が水酸
    基を2〜4個有する多価ヒドロキシ化合物である請求項
    5記載の繊維用処理剤組成物。
  7. 【請求項7】 繊維用処理剤が仮撚用油剤である請求項
    1記載の繊維用処理剤組成物。
  8. 【請求項8】 繊維用処理剤が合成繊維マルチフィラメ
    ント製造および加工用油剤である請求項1記載の繊維用
    処理剤組成物。
  9. 【請求項9】 繊維用処理剤がエマルジョン型処理剤で
    ある請求項1記載の繊維用処理剤組成物。
  10. 【請求項10】 繊維用処理剤がストレート型処理剤で
    ある請求項1記載の繊維用処理剤組成物。
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