JPH0597888A - 新規オキセタノシン誘導体、その塩及び抗ウイルス剤 - Google Patents

新規オキセタノシン誘導体、その塩及び抗ウイルス剤

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JPH0597888A
JPH0597888A JP3281871A JP28187191A JPH0597888A JP H0597888 A JPH0597888 A JP H0597888A JP 3281871 A JP3281871 A JP 3281871A JP 28187191 A JP28187191 A JP 28187191A JP H0597888 A JPH0597888 A JP H0597888A
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JP
Japan
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compound
silica gel
developing solvent
chloroform
methanol
Prior art date
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Pending
Application number
JP3281871A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhisa Inoue
照久 井上
Katsuhiko Kurabayashi
克彦 倉林
Akira Masuda
亮 増田
Seiichi Saito
清一 斎藤
Junichi Seki
淳一 関
Kourou Hoshino
洪郎 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0597888A publication Critical patent/JPH0597888A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】低毒性で効果の持続時間の長い抗エイズウィル
ス剤として有用な化合物を提供すること。 【構成】下記の一般式で表されるオキセタノシン関連化
合物およびそれらの薬学的に許容される塩及びこれを有
効成分とする抗ウィルス剤。 【化1】 (式中、R1 はH、CH2 R又はCORを示し、R2
3 はそれぞれ独立してH又はCORを示し、Rはそれ
ぞれ独立してH、置換基を有していてもよい、炭素数1
〜23のアルキル基、アリ−ル基又はピリジル基を示
す。但し、R1 、R2 、R3 がいずれもHを示す場合を
除く。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗ウィルス作用を有する
新規化合物及びその用途に関する。
【0002】
【従来の技術】後天性免疫不全症候群(以下エイズとい
う)は人免疫不全ウィルス(以下エイズウィルスとい
う)による疾患である事が解明され、その治療にはアジ
ドチミジンが使用されているが、その副作用のために投
与量が制限され充分な治療効果が得られていない。ま
た、一日の投与回数が多く、患者への負担が大きい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】低毒性で効果の持続時
間の長い新しい抗エイズウィルス剤の開発が望まれてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで発明者らは種々検
討した結果、特定の構造の化合物およびその薬学的に許
容される塩が抗エイズウィルス作用等の抗ウィルス作用
を有し、特に、有効な抗エイズウィルス剤となる事を見
いだし本発明を完成した。即ち、本発明は、 (1)式A
【0005】
【化6】
【0006】(式中,R1 はH、CH2 R又はCORを
示し、R2 、R3 はそれぞれ独立してH又はCORを示
し、Rはそれぞれ独立してH、置換基を有していてもよ
い。炭素数1〜23のアルキル基、アリ−ル基又はピリ
ジル基を示す。但し、R1 、R2 、R3 がいずれもHを
示す場合を除く。)で表される化合物およびその薬学的
に許容される塩、 (2)式1
【0007】
【化7】
【0008】(式中,RはH、置換基を有していてもよ
い、炭素数1〜23のアルキル基、アリ−ル基又はピリ
ジル基を示す。)で表される化合物およびその薬学的に
許容される塩、 (3)式2
【0009】
【化8】
【0010】(式中,Rは、H、置換基を有していても
よい、炭素数1〜23のアルキル基、アリ−ル基又はピ
リジル基を示す。)で表される化合物およびその薬学的
に許容される塩、 (4)式3
【0011】
【化9】
【0012】(式中,Rはそれぞれ独立してH、置換基
を有していてもよい、炭素数1〜23のアルキル基、ア
リ−ル基又はピリジル基を示す。)で表される化合物お
よびその薬学的に許容される塩、 (5)式4
【0013】
【化10】
【0014】(式中,RはH、置換基を有していてもよ
い、炭素数1〜23のアルキル基、アリ−ル基又はピリ
ジル基を示す。)で表される化合物およびその薬学的に
許容される塩、
【0015】(6)上記式A、1、2、3又は4の化合
物又はその薬学的に許容される塩を有効成分とする抗ウ
ィルス剤、に関する。
【0016】式Aで表わされる化合物Aは、その構造に
応じて、以下の方法により又は以下の方法に準じて製造
することができる。式1で表わされる化合物1は、例え
ば公知の化合物5(特開平3−173896号参照)を
原料として、例えば下記に示す反応経路を経て合成する
事ができる。
【0017】
【化11】
【0018】(式中、Rは前記と同じ意味を有し、Yは
保護基を示す。)
【0019】即ち、化合物5の2つの水酸基に保護基Y
を導入し、化合物6を得る。保護基Yとしては,ホルミ
ルまたは置換基を有してもよい低級アルキルカルボニル
基(置換基としてはハロゲン原子、低級アルコキシ、フ
ェノキシ等が挙げられる。)、例えばアセチル、クロロ
アセチル、トリクロロアセチル、メトキシアセチル、ピ
バロイル、フェノキシアセチル、トリチルオキシアセチ
ルなど、またはベンゾイルなどのアシル基、置換基を有
してもよい低級アルキル基(例えばt−ブチル基などの
非置換低級アルキル、トリチルまたはモノメトキシトリ
チル、ジメトキシトリチル、トリメトキシトリチルなど
の低級アルコキシトリチルなどの置換または非置換トリ
チル基などの置換低級アルキル)、さらには,各種置換
基を有するシリル基(例えばトリメチルシリル、t−ブ
チルジメチルシリルまたはt−ブチルジフェニルシリル
基など)が挙げれる。上記の保護基の導入は、公知の方
法によって行う事ができるが、脱保護の段階で効率よく
除去できるような保護基を選択する事が好ましい。
【0020】次に,化合物6をアシル化して,化合物7
を得る。アシル化は、常法にて行うことができ、例え
ば、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチ
ルアミン等の存在下、それぞれ対応する酸無水物等、例
えば、R=CH3 の場合は無水酢酸を用いることにより
アシル化することができる。
【0021】最後に、化合物7の保護基Yを除去して、
化合物1を得る。保護基Yの除去は常法により行うこと
ができ、例えば、保護基Yが、各種置換基を有するシリ
ル基のときは,例えば、テトラヒドロフラン中、n−テ
トラブチルアンモニウムフルオリドを用いて行うことが
できる。
【0022】式2で表わされる化合物2は、例えば公知
の化合物8(特開平3−173896号参照)を原料と
して、例えば下記に示す反応経路を経て合成する事がで
きる。
【0023】
【化12】
【0024】(式中、Rは前記と同じ意味を有し、SM
DBTはt−ブチルジメチルシリル基を示す。)
【0025】即ち、化合物8をアシル化して,化合物9
を得る。アシル化は,常法にて行うことができ,例え
ば、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチ
ルアミン等の存在下、それぞれ対応する酸無水物等、例
えば,R=CH3 の場合は無水酢酸を用いることにより
アシル化することができる。
【0026】最後に、化合物9の保護基をテトラヒドロ
フラン中、n−テトラブチルアンモニウムフルオリドを
用いて除去して、化合物2を得る。
【0027】式3で表わされる化合物3は、例えば公知
の化合物5(特開平3−173896号参照)を原料と
して、例えば下記に示す反応経路を経て合成する事がで
きる。
【0028】
【化13】
【0029】(式中、Rは前記と同じ意味を有する。)
【0030】即ち、化合物5をアシル化して、化合物3
を得る。アシル化は、常法にて行うことができ,例え
ば、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチ
ルアミン等の存在下、それぞれ対応する酸無水物等、例
えば、R=CH3 の場合は無水酢酸を用いることにより
アシル化することができる。
【0031】式4で表わされる化合物4は、例えば上に
述べた化合物7を原料として、例えば下記に示す反応経
路を経て合成する事ができる。
【0032】
【化14】
【0033】(式中、Rは前記と同じ意味を有し、Yは
保護基を示す。)
【0034】即ち、化合物7を還元して、化合物10を
得る。還元は、常法にて行うことができ、例えば、テト
ラヒドロフラン中、リチウムアルミニウムヒドリドを用
いることにより還元することができる。
【0035】最後に、化合物10の保護基Yを除去し
て、化合物4を得る。保護基Yの除去は常法により行う
ことができ、例えば、保護基Yが、各種置換基を有する
シリル基のときは、例えば、テトラヒドロフラン中、n
−テトラブチルアンモニウムフルオリドを用いて行うこ
とができる。
【0036】本発明においてアルキル基としては例えば
代表的なものを挙げれば、メチル、エチル、プロピル、
ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノ
ニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、テトラデシル、
ペンタデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、エイコシ
ルなどのアルキル基があげられる。これらのアルキル基
は直鎖でも枝分かれしていても良く、場合によってはハ
ロゲンなどの置換基を含んでいてもよい。また、アリ−
ル基としては例えば代表的なものを挙げれば、フェニ
ル、メトキシフェニル等が挙げられる。場合によって
は、更にハロゲンなどの置換基を含んでいてもよい。ピ
リジル基についても、場合によってはハロゲンなどの置
換基を含んでもよい。
【0037】また、本発明の化合物はいずれも酸と塩を
形成させ、薬理学上(薬学的に)許容される塩とするこ
とができ、塩を形成するための酸としては、公知の薬理
学上許容される酸であればいずれでもよく、例えば、塩
酸、硫酸、リン酸などが好ましい酸として挙げられる。
塩は常法により、本発明の化合物と酸を混合させること
により得ることができる。
【0038】このようにして得られた本発明の化合物
(以下その塩も含む)は、後記のごとく顕著な抗エイズ
ウィルス作用などの抗ウィルス作用を有し、抗エイズウ
ィルス剤として極めて有用である。抗エイズウィルス剤
として使用する場合の製剤化および投与方法は従来公知
の種々の方法が使用できる。即ち、投与方法としては注
射,経口、直腸投与等が可能である。製剤形態としては
注剤、粉末剤、顆粒剤、錠剤、坐剤などの形態をとり得
る。
【0039】製剤化の際には本発明の化合物に悪影響を
与えない限り、医薬用に用いられる種々の補助剤、即
ち、担体やその他の助剤、例えば安定剤、防腐剤、無痛
化剤、乳化剤等が必要に応じて使用され得る。
【0040】製剤において、本発明の化合物の含量は製
剤形態等により広範囲に変えることが可能であり、一般
には、本発明の化合物を0.01〜100%(重量)、
好ましくは0.1〜70%(重量)含有、残りは通常医
薬用に使用される担体、その他の補助剤より成る。
【0041】本発明の化合物の投与量は症状等により異
なるが、成人一人一日当り0.01〜800mg程度で
ある。連投を必要とする場合には用量を抑えることが好
ましい。
【0042】また,本発明の化合物はその製剤化の際、
通常、医薬用に許容される塩の形で用いられる。
【0043】本発明の化合物は低毒性であり、マウス腹
腔内に800mg/Kgの投与量で一回投与しても何等
毒性の徴候はみられなかった。
【0044】
【作用】次に本発明化合物の抗エイズウィルス活性およ
び細胞毒性について試験例により具体的に説明する。
【0045】試験例1.24穴トレ−にMT−4細胞1
x105 個/mlに調製した細胞液0.5mlを入れ、
さらに後記の実施例で合成された本発明の化合物の各々
の一定量を含む溶液50μlを加え、37゜C,5%
(V/V)炭酸ガスふ卵器中にて2時間培養した後、エ
イズウィルス103 〜104 感染単位を加えて4日間培
養後、培養液の一部をスライドグラスに塗抹し、アセト
ン固定をした後,間接蛍光抗体法にてウィルス抗原の発
現を見た。なお、間接蛍光抗体法の一次抗体にはエイズ
患者の血清、二次抗体にはFITCをラベルした抗ヒト
IgGを用いた。
【0046】薬剤添加時および無添加時の感染細胞と非
感染細胞の比率から感染の割合を算出し,薬剤濃度と感
染割合を片対数グラフにプロットし、50%感染阻害濃
度(EC50)を求めた。結果を表1に示した。
【0047】
【0048】また、化合物(1d) 〜(1m)及び(2c)〜(2j)
のいずれも、100μg/mlでも細胞毒性は認められ
なかった。上記の試験例から明らかなように、本発明の
化合物は極めて低濃度でエイズウィルス抗原の発現を著
しく抑制し、且つ細胞毒性も極めて弱いことより新しい
エイズ治療薬として有用なものである。
【0049】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0050】合成例1 化合物(6)の合成 ジメチルホルムアミド40mlに化合物(5)1g(4
mmol)、イミダゾ−ル1g(14.7mmol)、
t−ブチルジメチルシリルクロライド1.35g(9m
mol)を溶解させ,室温で一晩撹拌した。濃縮後,シ
リカゲルTLC(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル
=50:1)で精製して化合物(6)1.08gを得
た。化合物(6)の物理化学的性質は次の通りであっ
た。 1 H−NMR(CDCl3 ,ppm)δ=9.09
(s,1H),6.77(d,1H,J=5.6H
z),4.85(d,1H,J=6.4Hz),4.1
〜3.7(m,4H),3.6(m,1H),0.95
〜0.80(m,18H),0.35〜0.20(m,
12H) MS(FAB)m/z=481(M+ +1)
【0051】合成例2 化合物(7a)の合成(R=H) 無水酢酸1.8ml(19.3mmol)と99%蟻酸
0.4ml(9.5mmol)を50゜C,2時間撹拌
した後、室温まで降温させた。次に、0゜Cにてこの溶
液を四塩化炭素20mlに化合物(6)463mg
(0.96mmol)を懸濁させたものに加えて、室温
で一晩撹拌した。反応終了後,酢酸エチル100mlで
希釈した後、飽和炭酸水素ナトリウム溶液及び水で洗浄
した。乾燥,濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィ−(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=100:
1→50:1)で精製して化合物(7a)403mgを
得た。化合物(7a)の物理化学的性質は次の通りであ
った。 UV λmax(MeOH)260nm 1 H−NMR(CDCl3 ,ppm)δ=10.13
(d,1H,J=10.4Hz),9.15(s,1
H),9.08(br.d,1H),6.84(d,1
H,J=5.4Hz),4.85(m,1H),4.1
8〜3.78(m,4H),3.65(m,1H),
0.95〜0.80(m,18H),0.35〜0.2
0(m,12H) MS(FAB)m/z=509(M+ +1)
【0052】実施例1 化合物(1a)の合成(R=H) 化合物(7a)96mgをテトラヒドロフラン2mlに
溶解し,1.05Mテトラブチルアンモニウムフルオリ
ドのテトラヒドロフラン溶液0.5ml,酢酸0.03
mlを加えて室温で3時間撹拌した。溶媒留去後,シリ
カゲルカラムクロマトグラフィ−(展開溶媒;クロロホ
ルム:メタノ−ル=19:1)で精製して化合物(1
a)44mgを得た。化合物(1a)の物理化学的性質
は次の通りであった。 UV λmax(MeOH)259nm 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=11.9
0(s,1H),9.96(s,1H),9.34
(s,1H),6.74(d,1H,J=5.0H
z),5.32(dd,1H,),5.12(dd,1
H),4.68(m,1H),3.81〜3.67
(m,5H) MS(FAB)m/z=281(M+ +1),165
【0053】実施例2 化合物(1b)の合成(R=CH3 ) ピリジン2mlに化合物(6)100mg,4−ジメチ
ルアミノピリジン5mg及び無水酢酸0.1mlを加え
て室温で一晩撹拌した。溶媒留去後、シリカゲルTLC
(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=50:1,R
f=0.60)で精製して化合物(7b)87mgを得
た。次いで化合物(7b)87mgをテトラヒドロフラ
ン2mlに溶解し、1.05Mテトラブチルアンモニウ
ムフルオリドのテトラヒドロフラン溶液0.2mlを加
えて室温で2時間撹拌した。溶媒留去後、シリカゲルT
LC(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=19:
1,Rf=0.60)で精製して化合物(1b)41m
gを得た。化合物(1b)の物理化学的性質は次の通り
であった。 IR(KBr,cm-1)3450,3350,325
0,3120,2950,1730,1690,154
0,1295 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=11.2
9(br.s,1H),9.27(s,1H),6.7
2(d,1H,J=5.4Hz),5.31(t,1
H,J=5.2Hz),5.08(t,1H,J=5.
2Hz),4.6(m,1H),3.7〜3.8(m,
5H),2.27(s,3H) MS(FAB)m/z=295(M+ +1),179
【0054】実施例3 化合物(1c)の合成(R=C3 7 ) 実施例2の無水酢酸の代わりに無水酪酸0.1mlを加
え、同様に反応後、シリカゲルTLC(展開溶媒;クロ
ロホルム:メタノ−ル=50:1,Rf=0.61)で
精製して化合物(7c)90mgを得た。次いで化合物
(7c)90mgをテトラヒドロフラン2mlに溶解
し、1.05Mテトラブチルアンモニウムフルオリドの
テトラヒドロフラン溶液0.2mlを加えて室温で2時
間撹拌した。溶媒留去後、シリカゲルTLC(展開溶
媒;クロロホルム:メタノ−ル=19:1,Rf=0.
62)で精製して化合物(1c)54mgを得た。化合
物(1c)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=323(M+ +1),207
【0055】実施例4 化合物(1d)の合成(R=C4 9 ) 実施例2の無水酢酸の代わりに無水吉草酸0.1mlを
加え、同様に反応後,シリカゲルTLC(展開溶媒;ク
ロロホルム:メタノ−ル=50:1,Rf=0.61)
で精製して化合物(7d)95mgを得た。次いで化合
物(7d)95mgをテトラヒドロフラン2mlに溶解
し,1.05Mテトラブチルアンモニウムフルオリドの
テトラヒドロフラン溶液0.2mlを加えて室温で2時
間撹拌した。溶媒留去後,シリカゲルTLC(展開溶
媒;クロロホルム:メタノ−ル=19:1,Rf=0.
62)で精製して化合物(1d)40mgを得た。化合
物(1d)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=337(M+ +1),221
【0056】実施例5 化合物(1e)の合成(R=C5 11) 実施例2の無水酢酸の代わりに無水カプロン酸0.1m
lを加え,同様に反応後,シリカゲルTLC(展開溶
媒;クロロホルム:メタノ−ル=50:1,Rf=0.
65)で精製して化合物(7e)105mgを得た。次
いで化合物(7e)105mgをテトラヒドロフラン2
mlに溶解し、1.05Mテトラブチルアンモニウムフ
ルオリドのテトラヒドロフラン溶液0.2mlを加えて
室温で2時間撹拌した。溶媒留去後、シリカゲルTLC
(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=19:1,R
f=0.61)で精製して化合物(1e)52mgを得
た。化合物(1e)の物理化学的性質は次の通りであっ
た。 MS(FAB)m/z=351(M+ +1),235
【0057】実施例6 化合物(1f)の合成(R=C6 13) 実施例2の無水酢酸の代わりに無水ヘプタン酸0.1m
lを加え,同様に反応後,シリカゲルTLC(展開溶
媒;クロロホルム:メタノ−ル=50:1,Rf=0.
70)で精製して化合物(7f)100mgを得た。次
いで化合物(7f)100mgをテトラヒドロフラン2
mlに溶解し、1.05Mテトラブチルアンモニウムフ
ルオリドのテトラヒドロフラン溶液0.2mlを加えて
室温で2時間撹拌した。溶媒留去後、シリカゲルTLC
(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=19:1,R
f=0.65)で精製して化合物(1f)41mgを得
た。化合物(1f)の物理化学的性質は次の通りであっ
た。 MS(FAB)m/z=365(M+ +1),249
【0058】実施例7 化合物(1g)の合成(R=C7 15) 実施例2の無水酢酸の代わりに無水オクタン酸0.1m
lを加え,同様に反応後、シリカゲルTLC(展開溶
媒;クロロホルム:メタノ−ル=50:1,Rf=0.
72)で精製して化合物(7g)112mgを得た。次
いで化合物(7g)112mgをテトラヒドロフラン2
mlに溶解し,1.05Mテトラブチルアンモニウムフ
ルオリドのテトラヒドロフラン溶液0.2mlを加えて
室温で2時間撹拌した。溶媒留去後、シリカゲルTLC
(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=19:1,R
f=0.63)で精製して化合物(1g)52mgを得
た。化合物(1g)の物理化学的性質は次の通りであっ
た。 IR(KBr,cm-1)3450,3350,325
0,2930,2850,1730,1690,138
0 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=11.2
4(br.s,1H),9.27(s,1H),6.7
2(d,1H,J=4.9Hz),5.31(t,1
H,J=4..9Hz),5.09(t,1H,J=
4.9Hz),4.6(m,1H),3.7〜3.8
(m,5H),3.2(m,1H),2.57(t,2
H,J=7.3Hz),1.6(m,2H),1.3
(m,8H),0.86(t,3H,J=6.5Hz) MS(FAB)m/z=379(M+ +1),263
【0059】実施例8 化合物(1h)の合成(R=C8 17) 実施例2の無水酢酸の代わりに無水ノナン酸0.1ml
を加え、同様に反応後,シリカゲルTLC(展開溶媒;
クロロホルム:メタノ−ル=50:1,Rf=0.7
3)で精製して化合物(7h)113mgを得た。次い
で化合物(7h)113mgをテトラヒドロフラン2m
lに溶解し、1.05Mテトラブチルアンモニウムフル
オリドのテトラヒドロフラン溶液0.2mlを加えて室
温で2時間撹拌した。溶媒留去後、シリカゲルTLC
(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=19:1,R
f=0.71)で精製して化合物(1h)50mgを得
た。化合物(1h)の物理化学的性質は次の通りであっ
た。 IR(KBr,cm-1)3450,3350,325
0,3120,2950,1730,1690,154
0,1295 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=11.2
9(br.s,1H),9 .27(s,1H),6.
72(d,1H,J=5.4Hz),5.31(t,1
H,J=5.2Hz),5.08(t,1H,J=5.
2Hz),4.6(m,1H),3.7〜3.8(m,
5H),2.27(s,3H) MS(FAB)m/z=393(M+ +1),277
【0060】実施例9 化合物(1i)の合成(R=C9 19) 実施例2の無水酢酸の代わりに無水カプリン酸0.1m
lを加え,同様に反応後,シリカゲルTLC(展開溶
媒;クロロホルム:メタノ−ル=50:1,Rf=0.
72)で精製して化合物(7i)95mgを得た。次い
で化合物(7i)95mgをテトラヒドロフラン2ml
に溶解し、1.05Mテトラブチルアンモニウムフルオ
リドのテトラヒドロフラン溶液0.2mlを加えて室温
で2時間撹拌した。溶媒留去後、シリカゲルTLC(展
開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=19:1,Rf=
0.59)で精製して化合物(1i)60mgを得た。
化合物(1i)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=407(M+ +1),291
【0061】実施例10 化合物(1j)の合成(R=C1123) 実施例2の無水酢酸の代わりに無水ラウリン酸0.1m
lを加え,同様に反応後,シリカゲルTLC(展開溶
媒;クロロホルム:メタノ−ル=50:1,Rf=0.
71)で精製して化合物(7j)97mgを得た。次い
で化合物(7j)97mgをテトラヒドロフラン2ml
に溶解し、1.05Mテトラブチルアンモニウムフルオ
リドのテトラヒドロフラン溶液0.2mlを加えて室温
で2時間撹拌した。溶媒留去後、シリカゲルTLC(展
開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=19:1,Rf=
0.67)で精製して化合物(1j)51mgを得た。
化合物(1j)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=435(M+ +1),319
【0062】実施例11 化合物(1k)の合成(R=C1327) 実施例2の無水酢酸の代わりに無水ミリスチン酸0.1
gを加え,同様に反応後,シリカゲルTLC(展開溶
媒;クロロホルム:メタノ−ル=50:1,Rf=0.
73)で精製して化合物(7k)102mgを得た。次
いで化合物(7k)102mgをテトラヒドロフラン2
mlに溶解し、1.05Mテトラブチルアンモニウムフ
ルオリドのテトラヒドロフラン溶液0.2mlを加えて
室温で2時間撹拌した。溶媒留去後、シリカゲルTLC
(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=19:1,R
f=0.64)で精製して化合物(1k)58mgを得
た。化合物(1k)の物理化学的性質は次の通りであっ
た。 MS(FAB)m/z=463(M+ +1),347
【0063】実施例12 化合物(1l)の合成(R=C1531) 実施例2の無水酢酸の代わりに無水パルミチン酸0.1
gを加え,同様に反応後,シリカゲルTLC(展開溶
媒;クロロホルム:メタノ−ル=50:1,Rf=0.
75)で精製して化合物(7l)99mgを得た。次い
で化合物(7l)99mgをテトラヒドロフラン2ml
に溶解し、1.05Mテトラブチルアンモニウムフルオ
リドのテトラヒドロフラン溶液0.2mlを加えて室温
で2時間撹拌した。溶媒留去後、シリカゲルTLC(展
開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=19:1,Rf=
0.69)で精製して化合物(1l)72mgを得た。
化合物(1l)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=491(M+ +1),403
【0064】実施例13 化合物(1m)の合成(R=C1735) 実施例2の無水酢酸の代わりに無水ステアリン酸0.1
gを加え,同様に反応後,シリカゲルTLC(展開溶
媒;クロロホルム:メタノ−ル=50:1,Rf=0.
76)で精製して化合物(7m)109mgを得た。次
いで化合物(7m)109mgをテトラヒドロフラン2
mlに溶解し、1.05Mテトラブチルアンモニウムフ
ルオリドのテトラヒドロフラン溶液0.2mlを加えて
室温で2時間撹拌した。溶媒留去後、シリカゲルTLC
(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=19:1,R
f=0.71)で精製して化合物(1m)75mgを得
た。化合物(1m)の物理化学的性質は次の通りであっ
た。 MS(FAB)m/z=519(M+ +1),403
【0065】実施例14 化合物(1n)の合成(R=C6 5 :フェニル) ピリジン2mlに化合物(6)96mg、4−ジメチル
アミノピリジン5mg及びベンゾイルクロライド0.1
2mlを加えて室温で2時間撹拌した。溶媒留去後,シ
リカゲルTLC(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル
=50:1,Rf=0.52)で精製して化合物(7
n)60mgを得た。次いで化合物(7n)60mgを
テトラヒドロフラン2mlに溶解し、1.05Mテトラ
ブチルアンモニウムフルオリドのテトラヒドロフラン溶
液0.2mlを加えて室温で2時間撹拌した。溶媒留去
後、シリカゲルTLC(展開溶媒;クロロホルム:メタ
ノ−ル=19:1,Rf=0.45)で精製して化合物
(1n)35mgを得た。化合物(1n)の物理化学的
性質は次の通りであった。 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=11.7
2(br.s,1H),9 .31(s,1H),8.
1(m,2H),7.5〜7.8(m,3H),6.7
6(d,1H,J=4.9Hz),5.34(t,1
H,J=5.2Hz),5.12(t,1H,J=5.
2Hz),4.7(m,1H),3.7〜3.8(m,
5H) MS(FAB)m/z=357(M+ +1),241
【0066】実施例15 化合物(1o)の合成(R=C5 4 N:ピリジル) 実施例14のベンゾイルクロライドの代わりにニコチン
酸クロライド40mgを加え、同様に反応後,シリカゲ
ルTLC(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=5
0:1,Rf=0.50)で精製して化合物(7o)6
5mgを得た。次いで化合物(7o)65mgをテトラ
ヒドロフラン2mlに溶解し,1.05Mテトラブチル
アンモニウムフルオリドのテトラヒドロフラン溶液0.
2mlを加えて室温で2時間撹拌した。溶媒留去後,シ
リカゲルTLC(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル
=19:1,Rf=0.40)で精製して化合物(1
o)32mgを得た。化合物(1o)の物理化学的性質
は次の通りであった。 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=11.7
1(br.s,1H),9.28(s,1H),9.2
2(s,1H),8.81(d,1H,J=3.4H
z),8.42(d,1H,7.7Hz),7.61
(dd,1H,J=3.4,7.7Hz),6.75
(d,1H,4.7Hz),5.33(t,1H,J=
5.2Hz),5.11(t,1H,J=5.2H
z),4.7(m,1H),3.7〜3.8(m,5
H) MS(FAB)m/z=359(M+ +1),243
【0067】実施例16 化合物(2a)の合成(R=CH3 ) アセトニトリル5mlに化合物(8)37mg,4−ジ
メチルアミノピリジン2mg,トリエチルアミン20μ
l及び無水酢酸15μlを加えて室温で2時間撹拌し
た。溶媒留去後,シリカゲルTLC(展開溶媒;クロロ
ホルム:メタノ−ル=9:1,Rf=0.54)で精製
して化合物(9a)38mgを得た。次いで化合物(9
a)38mgをテトラヒドロフラン5mlに溶解し,
1.05Mテトラブチルアンモニウムフルオリドのテト
ラヒドロフラン溶液70μlを加えて室温で2時間撹拌
した。溶媒留去後、シリカゲルTLC(展開溶媒;クロ
ロホルム:メタノ−ル=9:1,Rf=0.20)で精
製して化合物(2a)16mgを得た。化合物(2a)
の物理化学的性質は次の通りであった。 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=8.81
(s,1H),7.87(br.s,2H),6.59
(d,1H),5.11(t,1H),4.77(m,
1H),4.56(m,1H),4.40(m,1
H),3.94(m,1H),3.68(m,2H),
2.06(s,3H) MS(FAB)m/z=295(M+ +1),137
【0068】実施例17 化合物(2b)の合成(R=C2 5 ) 実施例16において無水酢酸の代わりに無水プロピオン
酸13μlを用いて同様に反応後,シリカゲルTLC
(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=9:1,Rf
=0.48)で精製して化合物(9b)34mgを得
た。次いで化合物(9b)34mgを実施例16と同様
に脱保護した後,シリカゲルTLC(展開溶媒;クロロ
ホルム:メタノ−ル=9:1,Rf=0.17)で精製
して化合物(2b)22mgを得た。化合物(2b)の
物理化学的性質は次の通りであった。 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=8.81
(s,1H),7.87(br.s,2H),6.59
(d,1H),5.12(t,1H),4.77(m,
1H),4.58(m,1H),4.40(m,1
H),3.94(m,1H),3.70(m,2H),
2.39(q,2H),1.03(t,3H)MS(F
AB)m/z=309(M+ +1),137
【0069】実施例18 化合物(2c)の合成(R=C3 7 ) 実施例16において無水酢酸の代わりに無水酪酸20μ
lを用いて同様に反応後,シリカゲルTLC(展開溶
媒;クロロホルム:メタノ−ル=9:1,Rf=0.5
3)で精製して化合物(9c)41mgを得た。次いで
化合物(9c)41mgを実施例16と同様に脱保護し
た後,シリカゲルTLC(展開溶媒;クロロホルム:メ
タノ−ル=9:1,Rf=0.23)で精製して化合物
(2c)25mgを得た。化合物(2c)の物理化学的
性質は次の通りであった。 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=8.81
(s,1H),7.88(br.s,2H),6.60
(d,1H),5.13(t,1H),4.78(m,
1H),4.58(m,1H),4.41(m,1
H),3.94(m,1H),3.71(m,2H),
2.33(t,2H),1.54(m,2H),0.8
8(t,3H) MS(FAB)m/z=323(M+ +1),137
【0070】実施例19 化合物(2d)の合成(R=C4 9 ) 実施例16において無水酢酸の代わりに無水吉草酸25
μlを用いて同様に反応後,シリカゲルTLC(展開溶
媒;クロロホルム:メタノ−ル=9:1,Rf=0.5
3)で精製して化合物(9d)43mgを得た。次いで
化合物(9d)43mgを実施例16と同様に脱保護し
た後,シリカゲルTLC(展開溶媒;クロロホルム:メ
タノ−ル=9:1,Rf=0.27)で精製して化合物
(2d)23mgを得た。化合物(2d)の物理化学的
性質は次の通りであった。 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=8.80
(s,1H),7.87(br.s,2H),6.59
(d,1H),5.11(t,1H),4.77(m,
1H),4.58(m,1H),4.41(m,1
H),3.93(m,1H),3.70(m,2H),
2.34(t,2H),1.50(m,2H),1.2
6(m,2H),0.85(t,3H) MS(FAB)m/z=337(M+ +1),137
【0071】実施例20 化合物(2e)の合成(R=C5 11) 実施例16において無水酢酸の代わりに無水カプロン酸
30μlを用いて同様に反応後,シリカゲルTLC(展
開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=9:1,Rf=
0.57)で精製して化合物(9e)45mgを得た。
次いで化合物(9e)45mgを実施例16と同様に脱
保護した後,シリカゲルTLC(展開溶媒;クロロホル
ム:メタノ−ル=9:1,Rf=0.22)で精製して
化合物(2e)25mgを得た。化合物(2e)の物理
化学的性質は次の通りであった。 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=8.80
(s,1H),7.87(br.s,2H),6.58
(d,1H),5.11(t,1H),4.76(m,
1H),4.57(m,1H),4.40(m,1
H),3.93(m,1H),3.69(m,2H),
2.33(t,2H),1.51(m,2H),1.2
3(m,4H),0.83(t,3H) MS(FAB)m/z=351(M+ +1),137
【0072】実施例21 化合物(2f)の合成(R=C6 13) 実施例16において無水酢酸の代わりに無水ヘプタン酸
30μlを用いて同様に反応後,シリカゲルTLC(展
開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=9:1,Rf=
0.55)で精製して化合物(9f)44mgを得た。
次いで化合物(9f)44mgを実施例16と同様に脱
保護した後、シリカゲルTLC(展開溶媒;クロロホル
ム:メタノ−ル=9:1,Rf=0.25)で精製して
化合物(2f)27mgを得た。化合物(2f)の物理
化学的性質は次の通りであった。 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=8.80
(s,1H),7.87(br.s,2H),6.58
(d,1H),5.11(t,1H),4.77(m,
1H),4.57(m,1H),4.40(m,1
H),3.93(m,1H),3.70(m,2H),
2.33(t,2H),1.50(m,2H),1.2
3(m,6H),0.83(t,3H) MS(FAB)m/z=365(M+ +1),137
【0073】実施例22 化合物(2g)の合成(R=C7 15) 実施例16において無水酢酸の代わりに無水オクタン酸
35μlを用いて同様に反応後,シリカゲルTLC(展
開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=9:1,Rf=
0.51)で精製して化合物(9g)48mgを得た。
次いで化合物(9g)48mgを実施例16と同様に脱
保護した後、シリカゲルTLC(展開溶媒;クロロホル
ム:メタノ−ル=9:1,Rf=0.31)で精製して
化合物(2g)29mgを得た。化合物(2g)の物理
化学的性質は次の通りであった。 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=8.80
(s,1H),7.87(br.s,2H),6.58
(d,1H),5.11(t,1H),4.77(m,
1H),4.57 m,1H),4.40(m,1
H),3.93(m,1H),3.70(m,2H),
2.33(t,2H),1.50(m,2H),1.2
3(m,8H),0.83(t,3H) MS(FAB)m/z=379(M+ +1),137
【0074】実施例23 化合物(2h)の合成(R=C8 17) 実施例16において無水酢酸の代わりに無水ノナン酸3
5μlを用いて同様に反応後,シリカゲルTLC(展開
溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=9:1,Rf=0.
55)で精製して化合物(9h)50mgを得た。次い
で化合物(9h)50mgを実施例16と同様に脱保護
した後,シリカゲルTLC(展開溶媒;クロロホルム:
メタノ−ル=9:1,Rf=0.24)で精製して化合
物(2h)29mgを得た。化合物(2h)の物理化学
的性質は次の通りであった。 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=8.80
(s,1H),7.87(br.s,2H),6.58
(d,1H),5.11(t,1H),4.77(m,
1H),4.57(m,1H),4.40(m,1
H),3.93(m,1H),3.70(m,2H),
2.33(t,2H),1.50(m,2H),1.2
1(m,10H),0.83(t,3H) MS(FAB)m/z=393(M+ +1),137
【0075】実施例24 化合物(2i)の合成(R=C9 19) 実施例16において無水酢酸の代わりに無水カプリン酸
35μlを用いて同様に反応後,シリカゲルTLC(展
開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=9:1,Rf=
0.53)で精製して化合物(9i)53mgを得た。
次いで化合物(9i)53mgを実施例16と同様に脱
保護した後、シリカゲルTLC(展開溶媒;クロロホル
ム:メタノ−ル=9:1,Rf=0.28)で精製して
化合物(2i)34mgを得た。化合物(2i)の物理
化学的性質は次の通りであった。 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=8.80
(s,1H),7.87(br.s,2H),6.58
(d,1H),5.11(t,1H),4.76(m,
1H),4.57(m,1H),4.40(m,1
H),3.93(m,1H),3.69(m,2H),
2.33(t,2H),1.50(m,2H),1.2
1(m,12H),0.84(t,3H) MS(FAB)m/z=407(M+ +1),137
【0076】実施例25 化合物(2j)の合成(R=C1327) 実施例16において無水酢酸の代わりに無水ミリスチン
酸46mgを用いて同様に反応後,シリカゲルTLC
(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=9:1,Rf
=0.58)で精製して化合物(9j)57mgを得
た。次いで化合物(9j)57mgを実施例16と同様
に脱保護した後、シリカゲルTLC(展開溶媒;クロロ
ホルム:メタノ−ル=9:1,Rf=0.26)で精製
して化合物(2j)32mgを得た。化合物(2j)の
物理化学的性質は次の通りであった。 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=8.80
(s,1H),7.87(br.s,2H),6.58
(d,1H),5.11(t,1H),4.76(m,
1H),4.58(m,1H),4.40(m,1
H),3.92(m,1H),3.71(m,2H),
2.33(t,2H),1.50(m,2H),1.2
1(m,20H),0.85(t,3H) MS(FAB)m/z=463(M+ +1),137
【0077】実施例26 化合物(2k)の合成(R=C6 5 :フェニル) 実施例16において無水酢酸の代わりに無水安息香酸2
5mgを用いて同様に反応後、シリカゲルTLC(展開
溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=9:1,Rf=0.
53)で精製して化合物(9k)46mgを得た。次い
で化合物(9k)46mgを実施例16と同様に脱保護
した後,シリカゲルTLC(展開溶媒;クロロホルム:
メタノ−ル=9:1,Rf=0.23)で精製して化合
物(2k)33mgを得た。化合物(2k)の物理化学
的性質は次の通りであった。 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=8.80
(s,1H),7.97(d,2H),7.89(b
r.s,2H),7.68(t,1H),7.53
(m,2H),6.64(d,1H),5.15(t,
1H),4.92(m,2H),4.73(m,1
H),4.07(m,1H),3.76(m,2H) MS(FAB)m/z=357(M+ +1),137
【0078】実施例27 化合物(3a)の合成(R=CH3 ) アセトニトリル5mlに化合物(5)25mg,4−ジ
メチルアミノピリジン3mg,トリエチルアミン40μ
l及び無水酢酸30μlを加えて室温で3時間撹拌し
た。溶媒留去後、シリカゲルTLC(展開溶媒;トルエ
ン:アセトン=1:1,Rf=0.23)で精製して化
合物(3a)32mgを得た。化合物(3a)の物理化
学的性質は次の通りであった。 1 H−NMR(CDCl3 ,ppm)δ=8.45
(s,1H),6.66(d,1H),6.52(b
r.s,2H),4.86(m,1H),4.53
(m,3H),4.39(m,1H),4.02(m,
1H),2.15(s,3H),2.13(s,3H) MS(FAB)m/z=337(M+ +1),137
【0079】実施例28 化合物(3b)の合成(R=C2 5 ) 実施例27において無水酢酸の代わりに無水プロピオン
酸30μlを用いて同様に反応後、シリカゲルTLC
(展開溶媒;トルエン:アセトン=1:1,Rf=0.
24)で精製して化合物(3b)29mgを得た。化合
物(3b)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=365(M+ +1),137
【0080】実施例29 化合物(3c)の合成(R=C3 7 ) 実施例27において無水酢酸の代わりに無水酪酸40μ
lを用いて同様に反応後、シリカゲルTLC(展開溶
媒;トルエン:アセトン=1:1,Rf=0.32)で
精製して化合物(3c)29mgを得た。化合物(3
c)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=393(M+ +1),137
【0081】実施例30 化合物(3d)の合成(R=C4 9 ) 実施例27において無水酢酸の代わりに無水吉草酸45
μlを用いて同様に反応後、シリカゲルTLC(展開溶
媒;トルエン:アセトン=1:1,Rf=0.36)で
精製して化合物(3d)31mgを得た。化合物(3
d)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=421(M+ +1),137
【0082】実施例31 化合物(3e)の合成(R=C5 11) 実施例27において無水酢酸の代わりに無水カプロン酸
50μlを用いて同様に反応後、シリカゲルTLC(展
開溶媒;トルエン:アセトン=1:1,Rf=0.4
0)で精製して化合物(3e)26mgを得た。化合物
(3e)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=449(M+ +1),137
【0083】実施例32 化合物(3f)の合成(R=C6 13) 実施例27において無水酢酸の代わりに無水ヘプタン酸
55μlを用いて同様に反応後、シリカゲルTLC(展
開溶媒;トルエン:アセトン=1:1,Rf=0.4
4)で精製して化合物(3f)22mgを得た。化合物
(3f)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=477(M+ +1),137
【0084】実施例33 化合物(3g)の合成(R=C7 15) 実施例27において無水酢酸の代わりに無水オクタン酸
65μlを用いて同様に反応後、シリカゲルTLC(展
開溶媒;トルエン:アセトン=1:1,Rf=0.4
6)で精製して化合物(3g)39mgを得た。化合物
(3g)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=505(M+ +1),137
【0085】実施例34 化合物(3h)の合成(R=C8 17) 実施例27において無水酢酸の代わりに無水ノナン酸7
5μlを用いて同様に反応後、シリカゲルTLC(展開
溶媒;トルエン:アセトン=1:1,Rf=0.47)
で精製して化合物(3h)37mgを得た。化合物(3
h)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=533(M+ +1),137
【0086】実施例35 化合物(3i)の合成(R=C9 19) 実施例27において無水酢酸の代わりに無水カプリン酸
78μlを用いて同様に反応後、シリカゲルTLC(展
開溶媒;トルエン:アセトン=1:1,Rf=0.4
8)で精製して化合物(3i)40mgを得た。化合物
(3i)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=561(M+ +1),137
【0087】実施例36 化合物(3j)の合成(R=C1123) 実施例27において無水酢酸の代わりに無水ラウリン酸
85μlを用いて同様に反応後、シリカゲルTLC(展
開溶媒;トルエン:アセトン=1:1,Rf=0.5
0)で精製して化合物(3j)54mgを得た。化合物
(3j)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=617(M+ +1),137
【0088】実施例37 化合物(3k)の合成(R=C1327) 実施例27において無水酢酸の代わりに無水ミリスチン
酸97mgを用いて同様に反応後、シリカゲルTLC
(展開溶媒;トルエン:アセトン=1:1,Rf=0.
56)で精製して化合物(3k)56mgを得た。化合
物(3k)の物理化学的性質は次の通りであった。 MS(FAB)m/z=673(M+ +1),137
【0089】実施例38 化合物(10a)の合成(R=H) テトラヒドロフラン6ml中に、化合物(7a)144
mg(0.30mmol),リチウムアルミニウムヒド
リド34mg(0.90mmol)を懸濁させ,0゜
C,20分間反応させた。反応終了後,0゜Cで水を加
え,酢酸エチルで抽出し,飽和食塩水で洗浄した。有機
相を乾燥,濃縮後,シリカゲルカラムクロマトグラフィ
−(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=100:
1)で精製して化合物(10a)24mgを得た。化合
物(10a)の物理化学的性質は次の通りであった。 UV λmax(MeOH)255,306nm 1 H−NMR(CDCl3 ,ppm)δ=8.76
(s,1H),6.71(d,1H,J=5.7H
z),5.89(m,1H),4.78(m,1H),
4.09(dd,1H,J=2.4,12.5Hz),
3.98(dd,1H,J=5.6,10.9Hz),
3.86(dd,1H,J=4.3,10.9Hz),
3.83(dd,1HJ=2.8,12.5Hz),
3.38(br.d,3H,J=4.4Hz),0.9
8〜0.80(m,18H),0.30〜0.20
(m,12H) MS(FAB)m/z=495(M+ +1)
【0090】実施例39 化合物(4a)の合成(R=H) 化合物(10a)24mg(0.05mmol)をテト
ラヒドロフラン1mlに溶解し,1.05Mテトラブチ
ルアンモニウムフルオリドのテトラヒドロフラン溶液
0.2mlを加えて室温で10分間撹拌した。溶媒留去
後,Sephadex LH−20カラム(展開溶媒;
水:メタノ−ル=20:80)で精製して化合物(4
a)10mgを得た。化合物(4a)の物理化学的性質
は次の通りであった。 UV λmax(MeOH)254,304nm 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=8.95
(s,1H),8.26(m,1H),6.61(d,
1H,J=5.1Hz),5.31(dd,1H,),
5.08(dd,1H),4.61(m,1H),3.
80〜3.67(m,5H),3.11(m,3H) MS(FAB)m/z=267(M+ +1)
【0091】上記実施例1〜39で得られた本発明の化
合物は、いずれも白色の固体であった。
【0092】
【発明の効果】本発明の化合物は、エイズウィルスによ
る疾患の治療に有効で、しかも低毒性で、効果の持続時
間が長く、新しい抗エイズウィルス剤として有用であ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】実施例8 化合物(1h)の合成(R=C8 17) 実施例2の無水酢酸の代わりに無水ノナン酸0.1ml
を加え、同様に反応後,シリカゲルTLC(展開溶媒;
クロロホルム:メタノ−ル=50:1,Rf=0.7
3)で精製して化合物(7h)113mgを得た。次い
で化合物(7h)113mgをテトラヒドロフラン2m
lに溶解し、1.05Mテトラブチルアンモニウムフル
オリドのテトラヒドロフラン溶液0.2mlを加えて室
温で2時間撹拌した。溶媒留去後、シリカゲルTLC
(展開溶媒;クロロホルム:メタノ−ル=19:1,R
f=0.71)で精製して化合物(1h)50mgを得
た。化合物(1h)の物理化学的性質は次の通りであっ
た。 IR(KBr,cm-1)3450,3350,325
0,3120,2950,1730,1690,154
0,1295 1 H−NMR(DMSO−d6 ,ppm)δ=11.2
9(br.s,1H),9 .27(s,1H),6.
72(d,1H,J=5.4Hz),5.31(t,1
H,J=5.2Hz),5.08(t,1H,J=5.
2Hz),4.6(m,1H),3.7〜3.8(m,
5H),2.56(t,2H,J=7.3Hz),1.
6(m,2H),1.3(m,10H),0.86
(t,3H,J=6.5Hz) MS(FAB)m/z=393(M+ +1),277
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 洪郎 群馬県前橋市平和町1−14−5

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式A 【化1】 (式中,R1 はH,CH2 R又はCORを示し、R2
    3 はそれぞれ独立してH又はCORを示し、Rはそれ
    ぞれ独立してH、置換基を有していてもよい、炭素数1
    〜23のアルキル基、アリ−ル基又はピリジル基を示
    す。但し、R1 、R2 、R3 がいずれもHを示す場合を
    除く。)で表される化合物およびその薬学的に許容され
    る塩。
  2. 【請求項2】式1 【化2】 (式中,RはH、置換基を有していてもよい、炭素数1
    〜23のアルキル基、アリ−ル基又はピリジル基を示
    す。)で表される化合物およびその薬学的に許容される
    塩。
  3. 【請求項3】式2 【化3】 (式中,RはH、置換基を有していてもよい、炭素数1
    〜23のアルキル基、アリ−ル基又はピリジル基を示
    す。)で表される化合物およびその薬学的に許容される
    塩。
  4. 【請求項4】式3 【化4】 (式中,Rはそれぞれ独立してH、置換基を有していて
    もよい、炭素数1〜23のアルキル基、アリ−ル基又は
    ピリジル基を示す。)で表される化合物およびその薬学
    的に許容される塩。
  5. 【請求項5】式4 【化5】 (式中、RはH、置換基を有していてもよい、炭素数1
    〜23のアルキル基、アリ−ル基又はピリジル基を示
    す。)で表される化合物およびその薬学的に許容される
    塩。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5に記載の化合
    物又はその薬学的に許容される塩を有効成分とする抗ウ
    ィルス剤。
JP3281871A 1991-10-03 1991-10-03 新規オキセタノシン誘導体、その塩及び抗ウイルス剤 Pending JPH0597888A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7662852B2 (en) 2003-05-22 2010-02-16 Lead Chemical Co., Ltd. Compounds and preparations having antiviral effect

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