JPH059767Y2 - - Google Patents

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JPH059767Y2
JPH059767Y2 JP9098187U JP9098187U JPH059767Y2 JP H059767 Y2 JPH059767 Y2 JP H059767Y2 JP 9098187 U JP9098187 U JP 9098187U JP 9098187 U JP9098187 U JP 9098187U JP H059767 Y2 JPH059767 Y2 JP H059767Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、棒状閃光放電管を光源として採用し
た発光装置に関し、特に面光源として使用できる
発光装置に関するものである。
従来の技術 従来より、たとえば装飾灯や広告灯などにおい
て、人々の注意を喚起するために光源として閃光
放電管を使用した発光装置には、種々のものが知
られている。出願人も、すでに特公昭54−9038号
公報や特公昭54−11631号公報などにおいて、こ
のような発光装置を提案している。
第2図はそのうちの特公昭54−11631号公報に
開示されている従来例を示す図である。これは、
図からも明らかなように、一般白熱電球用のベー
ス1、このベース1に固着されている透明あるい
は半透明のカバー2、このカバー2内に収納され
ている閃光放電管3およびこれを発光させるため
の発光回路4とを備えている。
ベース1を電源と接続されているソケツト(図
示せず)に装着すると、発光回路4の動作により
閃光放電管3が間欠発光する。この間欠的に発せ
られる光は、カバー2を通して外部へ射出され、
装飾用あるいは広告用などに利用されることにな
る。
前記カバー2のほぼ半分を、内部に閃光放電管
3とを発光回路4を保持できる、不透明なたとえ
ば樹脂モールドで形成した装置本体となし、その
残りのほぼ半分を脱着可能として、種々の色彩の
カバー2を用意することにより発光色を適宜選択
できるような発光装置も知られている。
考案が解決しようとする問題点 上述した発光装置は、閃光放電管の発光がたと
えば電球などの他の光源に比して高輝度である点
を有効に利用できることから、屋外においては大
きな装飾効果もしくは広告効果を期待できるもの
である。
しかしながら、上述したような従来装置は、単
に発光することによる効果を期待するものであ
り、換言すればその発光形態に特別な意味を期待
してはおらず、また、大閃光放電管の使用が発光
開始電圧の上昇などの点で困難となることから、
その使用形態はいわゆる点光源としての使用であ
つた。
複数個の発光装置を集め、それぞれの発光動作
を適宜同期させれば、面光源としての使用形態も
考えられるが、コスト面や形状面などで不都合を
生じることが考えられる。
本考案は上記のような点を考慮してなしたもの
で、面光源としての使用が可能な棒状閃光放電管
を光源とする発光装置を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本考案による発光装置は、長手方向の断面形状
がほぼ台形形状をなし、下部に電源と接続される
ソケツトに装着されるところのベースが固着さ
れ、上部に細長い開口端を有し、内部に棒状閃光
放電管およびその発光回路が設けられている本体
と、棒状閃光放電管を覆うように前記開口端に装
着されている、入射光を拡散、射出する細長い光
学パネルと、本体の底面を除く内面に形成されて
いる、棒状閃光放電管から発せられた光を反射す
る反射手段とを備え、本体の長手方向軸に対して
棒状閃光放電管の長手方向軸が傾いているもので
ある。
作 用 本考案による発光装置は、上記構造であること
から、棒状閃光放電管から発せられる光が、直接
にあるいは本体内面にて反射されながら間接的に
光学パネルに到達することになる。特に、棒状閃
光放電管の管壁から垂直に出る光を細長い本体の
両面端部まで導けることになり、この結果、光学
パネルより射出される光の強さを平均化でき、光
学パネル全面を光源としてみなせることになる。
実施例 第1図a,b,cはそれぞれ本考案による発光
装置の一実施例の一部切欠平面図、縦断面図およ
び側断面図で、図中第2図と同符号のものは同一
機能部材を示している。
図からも明らかなように、長手方向の断面形状
が略台形形状になされ、下部にベース1が固着さ
れ、上部に細長い開口端5aを有する本体5内
に、棒状閃光放電管3aおよびその発光回路4
が、本体5に固着されている基板6に保持される
ことにより、設けられている。
なお、棒状閃光放電管3aは、その長手方向軸
1が本体5の長手方向軸2に対して、45度傾い
た状態で基板6に保持されている。
本体5の底面を除く内面には、棒状閃光放電管
3aから発せられる光を反射する反射手段として
反射部材7が設けられており、また本体5の開口
端5aには、入射した光を拡散、射出するための
光学パネル8がたとえば接着剤などの適宜の固着
手段によつて装着されている。
本実施例は、上記のように構成されていること
から、ベース1をソケツト(図示せず)に装着
し、発光回路4が電源(図示せず)と接続される
と、棒状閃光放電管3aが発光回路4の動作に基
づいて発光動作を開始する。
なお、発光回路4は、第2図に示したような構
成の回路に限れれるものではなく、周知の種々の
構成の回路を採用することができるのは言うまで
もないことである。
棒状閃光放電管3aから発せられた光は、光学
パネル8へ直接にあるいは本体5の内面の反射部
材7に反射されて間接的に到達することになり、
一方光学パネル8は到達した光を拡散し、本体5
の外部へ射出する。
このとき、棒状閃光放電管3aの管壁から垂直
に発せられる光についてみると、その一部は第1
図a中に破線で示したように本体5の内側面に設
けられた反射部材7により適宜反射され、本体5
の両側端に導かれ、さらに本体5の斜面部の反射
部材7によつて光学パネル8に導かれることにな
る。
したがつて、光学パネル8から射出される光
は、中央部のみがきわめて明るくなるというよう
なことがなく、平均化されることになり、この結
果、光学パネル8の全面を光源とみなさせる、換
言すれば面光源としてみなせるようになる。すな
わち、棒状閃光放電管3aの長手方向軸1をた
とえば本体5の長手方向軸2に重ねた場合には、
放電管3の管壁から垂直に出る光は、本体5の内
側面間で反射を繰り返して本体5の両側端に有効
に導けないことが考えられ、両側端の明るさが暗
くなるという不都合を生じる。また、軸1を軸
2と直交するようになしたときには、放電管3
aの管壁から垂直に出る光は本体5の両側端に直
接到達するが、この場合には放電管3aの大きさ
が本体5の幅によつて規制されるため、かかる関
係は小さな放電管にしか採用できず、光量不足と
いう不都合を生じる。これに対して、本考案によ
る発光装置は、上記軸1を軸2に対して傾けて
いるため、適宜の大きさの棒状閃光放電管3aを
採用でき、さらに管壁から垂直に出る光の一部を
有効に本体5の両側端に導けることから、光学パ
ネル8から射出される光は、中央部のみがきわめ
て明るくなるというようなことがなく、平均化さ
れることになるわけである。
なお、上記軸12間の傾きについては、
種々の角度での光射出状態を検討した結果、第1
図に示したように45度としたときに、もつとも好
ましい光射出状態が得られることを確認できた。
また、本実施例では反射手段として本体5の内
面に反射部材7を設けているが、たとえば、本体
内面の所望部分を白く着色したり、本体5を形成
する材料自体を白くするなどすることにより、反
射部材7を省略してもよい。
考案の効果 以上述べたように、本考案による発光装置は、
本体の長手方向軸に対して棒状閃光放電管の長手
方向軸を傾けてあるため、棒状閃光放電管の発す
る光を有効に本体の両側端に導くことができ、よ
つて光学パネルから射出される光を平均化し、全
面を光源としてすなわち面光源として利用できる
という効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cはそれぞれ本考案による発光
装置の一実施例の一部切欠平面図、縦断面図およ
び側断面図、第2図は従来例を示す図である。 1……ベース、3a……棒状閃光放電管、4…
…発光回路、5……本体、6……基板、7……反
射部材、8……光学パネル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 長手方向の断面形状がほぼ台形形状をなし、
    下部に電源と接続されるソケツトに装着される
    ところのベースが固着され、上部に細長い開口
    端を有し、内部に棒状閃光放電管およびこの棒
    状閃光放電管の発光回路が設けられている本体
    と、前記棒状閃光放電管を覆うように前記開口
    端に装着されている、入射光を拡散、射出する
    細長い光学パネルと、前記本体の底面を除く内
    面に形成されている、前記棒状閃光放電管から
    発せられた光を反射する反射手段とを備え、前
    記本体の長手方向軸に対して前記棒状閃光放電
    管の長手方向軸が傾けられている発光装置。 (2) 反射手段が、本体の底面を除く内面に設けら
    れている反射部材である実用新案登録請求の範
    囲第(1)項に記載の発光装置。 (3) 棒状閃光放電管の長手方向軸が、光学パネル
    の長手方向軸に対して45度傾けられている実用
    新案登録請求の範囲第(1)項に記載の発光装置。
JP9098187U 1987-06-12 1987-06-12 Expired - Lifetime JPH059767Y2 (ja)

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JPS63199406U JPS63199406U (ja) 1988-12-22
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