JPH0597390A - 搬送装置における複数電動機の負荷バランス監視方法 - Google Patents
搬送装置における複数電動機の負荷バランス監視方法Info
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- JPH0597390A JPH0597390A JP25931091A JP25931091A JPH0597390A JP H0597390 A JPH0597390 A JP H0597390A JP 25931091 A JP25931091 A JP 25931091A JP 25931091 A JP25931091 A JP 25931091A JP H0597390 A JPH0597390 A JP H0597390A
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- electric motors
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 物品の搬送に用いる搬送装置において、共通
の駆動源として複数の電動機を使用したときでも、各電
動機の負荷が大きくなるのを未然に防止する。 【構成】 共通の駆動源として複数の電動機11,21
を使用した搬送装置において、複数の電動機11,21
の負荷バランスを監視するに際し、等速運転時における
複数の電動機11,21の電力値もしくは電流値をシー
ケンサ31に読み込み、複数の電動機11,21の電力
値もしくは電流値の差があらかじめ設定した差の制限値
を超えた状態の継続時間があらかじめ設定した時間の制
限値を超えたときに警報を出力する。
の駆動源として複数の電動機を使用したときでも、各電
動機の負荷が大きくなるのを未然に防止する。 【構成】 共通の駆動源として複数の電動機11,21
を使用した搬送装置において、複数の電動機11,21
の負荷バランスを監視するに際し、等速運転時における
複数の電動機11,21の電力値もしくは電流値をシー
ケンサ31に読み込み、複数の電動機11,21の電力
値もしくは電流値の差があらかじめ設定した差の制限値
を超えた状態の継続時間があらかじめ設定した時間の制
限値を超えたときに警報を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の前後左右方向移
動ならびに上下方向移動さらには傾動方向移動等に用い
られる搬送装置において、共通の駆動源として複数の電
動機を使用した連動運転における稼働の安定性を向上さ
せるのに利用される搬送装置における複数電動機の負荷
バランス監視方法に関するものである。
動ならびに上下方向移動さらには傾動方向移動等に用い
られる搬送装置において、共通の駆動源として複数の電
動機を使用した連動運転における稼働の安定性を向上さ
せるのに利用される搬送装置における複数電動機の負荷
バランス監視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品の移動に用いられる搬送装置と称さ
れるものには、チェーンブロック,ホイスト,テーブル
リフタなどの物上げユニットや、ジブクレーン,壁クレ
ーン,天井クレーン,橋形クレーンなどのクレーンや、
トラッククレーン,ホイールクレーンなどの移動式クレ
ーン等、各種のものがある。
れるものには、チェーンブロック,ホイスト,テーブル
リフタなどの物上げユニットや、ジブクレーン,壁クレ
ーン,天井クレーン,橋形クレーンなどのクレーンや、
トラッククレーン,ホイールクレーンなどの移動式クレ
ーン等、各種のものがある。
【0003】例えば、天井クレーンにおいて、取鍋の移
動・操作に用いられるレードルクレーンには、天井に沿
って移動するけたと、前記けたに設置される主クラブお
よび補クラブと、前記主クラブに設けた主巻フック(レ
ードルフック)および前記補クラブに設けた補巻フック
を備えた構造としたものがある。
動・操作に用いられるレードルクレーンには、天井に沿
って移動するけたと、前記けたに設置される主クラブお
よび補クラブと、前記主クラブに設けた主巻フック(レ
ードルフック)および前記補クラブに設けた補巻フック
を備えた構造としたものがある。
【0004】また、同じく天井クレーンにおいて、イン
ゴットの運搬に用いられる鋼塊クレーンには、天井に沿
って移動するけたと、前記けたに設けたクラブと、前記
クラブに設けられて鋼塊を保持するトングと、前記クラ
ブに設けられた補巻フックを備えた構造としたものがあ
る。
ゴットの運搬に用いられる鋼塊クレーンには、天井に沿
って移動するけたと、前記けたに設けたクラブと、前記
クラブに設けられて鋼塊を保持するトングと、前記クラ
ブに設けられた補巻フックを備えた構造としたものがあ
る。
【0005】このような天井クレーンにおいて、天井に
沿って移動するけたの両端に設けた走行台車の駆動源と
して単一の電動機を使用した場合には、電動機の容量を
大型のものにする必要があること、けたの中間部分に電
動機を設置した場合には両端の走行台車を各々駆動する
動力伝達軸が必要であること、一方の走行台車に電動機
を設置した場合には他方の走行台車を駆動する長い動力
伝達軸が必要であること、などどいった構造上の問題点
が生ずる。
沿って移動するけたの両端に設けた走行台車の駆動源と
して単一の電動機を使用した場合には、電動機の容量を
大型のものにする必要があること、けたの中間部分に電
動機を設置した場合には両端の走行台車を各々駆動する
動力伝達軸が必要であること、一方の走行台車に電動機
を設置した場合には他方の走行台車を駆動する長い動力
伝達軸が必要であること、などどいった構造上の問題点
が生ずる。
【0006】そこで、このような問題点を解消するため
に、両端の走行台車に各々電動機を設ける構造とするこ
ともあった。
に、両端の走行台車に各々電動機を設ける構造とするこ
ともあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような取鍋や鋼塊
や鋼材などの物品を運搬ないしは操作するのに用いる天
井クレーンにおいて、けたの両端にある走行台車に各々
電動機を設けた構造とした場合には、電動機の容量が単
一構造の場合に比べて小さくて済むこと、長い動力伝達
軸がいらなくなること、などと言った利点を得ることが
できるが、このように複数の電動機を用いた場合に各電
動機の負荷バランスがとれていないときには、安定した
稼働を行わせることができないこともあるという課題が
あった。
や鋼材などの物品を運搬ないしは操作するのに用いる天
井クレーンにおいて、けたの両端にある走行台車に各々
電動機を設けた構造とした場合には、電動機の容量が単
一構造の場合に比べて小さくて済むこと、長い動力伝達
軸がいらなくなること、などと言った利点を得ることが
できるが、このように複数の電動機を用いた場合に各電
動機の負荷バランスがとれていないときには、安定した
稼働を行わせることができないこともあるという課題が
あった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上記した課題にかんがみてな
されたもので、物品の搬送に用いる搬送装置において、
共通の駆動源として複数の電動機を使用した連動運転を
行ったときでも、各電動機の負荷が大きく異なっていた
り、あるいは負荷が大きく異なった状態が長く継続した
りするのを未然に防止して、複数電動機による連動運転
の際の稼働の安定性をさらに向上させることが可能であ
る搬送装置における複数電動機の負荷バランス監視方法
を提供することを目的としている。
されたもので、物品の搬送に用いる搬送装置において、
共通の駆動源として複数の電動機を使用した連動運転を
行ったときでも、各電動機の負荷が大きく異なっていた
り、あるいは負荷が大きく異なった状態が長く継続した
りするのを未然に防止して、複数電動機による連動運転
の際の稼働の安定性をさらに向上させることが可能であ
る搬送装置における複数電動機の負荷バランス監視方法
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る搬送装置における複数電動機の負荷バランス監視方法
は、共通の駆動源として複数の電動機を使用した搬送装
置において、前記複数の電動機の負荷バランスを監視す
るに際し、等速運転時における前記複数の電動機の電力
値もしくは電流値をシーケンサに読み込み、シーケンサ
に読み込んだ前記複数の電動機の電力値もしくは電流値
の差がシーケンサにあらかじめ設定した差の制限値を超
えたときにシーケンサより警報を出力する構成としたこ
とを特徴としている。
る搬送装置における複数電動機の負荷バランス監視方法
は、共通の駆動源として複数の電動機を使用した搬送装
置において、前記複数の電動機の負荷バランスを監視す
るに際し、等速運転時における前記複数の電動機の電力
値もしくは電流値をシーケンサに読み込み、シーケンサ
に読み込んだ前記複数の電動機の電力値もしくは電流値
の差がシーケンサにあらかじめ設定した差の制限値を超
えたときにシーケンサより警報を出力する構成としたこ
とを特徴としている。
【0010】また、本発明の請求項2に係わる搬送装置
における複数電動機の負荷バランス監視方法は、共通の
駆動源として複数の電動機を使用した搬送装置におい
て、前記複数の電動機の負荷バランスを監視するに際
し、等速運転時における前記複数の電動機の電力値もし
くは電流値をシーケンサに読み込み、シーケンサに読み
込んだ前記複数の電動機の電力値もしくは電流値の差が
シーケンサにあらかじめ設定した差の制限値を超えた状
態の継続時間がシーケンサにあらかじめ設定した時間の
制限値を超えたときにシーケンサより警報を出力する構
成としたことを特徴としており、上記したような搬送装
置における複数電動機の負荷バランス監視方法に係わる
発明の構成をもって前述した従来の課題を解決するため
の手段としている。
における複数電動機の負荷バランス監視方法は、共通の
駆動源として複数の電動機を使用した搬送装置におい
て、前記複数の電動機の負荷バランスを監視するに際
し、等速運転時における前記複数の電動機の電力値もし
くは電流値をシーケンサに読み込み、シーケンサに読み
込んだ前記複数の電動機の電力値もしくは電流値の差が
シーケンサにあらかじめ設定した差の制限値を超えた状
態の継続時間がシーケンサにあらかじめ設定した時間の
制限値を超えたときにシーケンサより警報を出力する構
成としたことを特徴としており、上記したような搬送装
置における複数電動機の負荷バランス監視方法に係わる
発明の構成をもって前述した従来の課題を解決するため
の手段としている。
【0011】
【発明の作用】本発明に係わる搬送装置における複数電
動機の負荷バランス監視方法では、共通の駆動源として
複数の電動機を使用した搬送装置において、前記複数の
電動機の負荷バランスを監視するに際し、等速運転時に
おける前記複数の電力値もしくは電流値をシーケンサに
読み込み、シーケンサに読み込んだ前記複数の電動機の
電力値もしくは電流値の差がシーケンサにあらかじめ設
定した差の制限値を超えたときにシーケンサより警報を
出力する構成とし、あるいは、シーケンサに読み込んだ
前記複数の電動機の電力値もしくは電流値の差がシーケ
ンサにあらかじめ設定した差の制限値を超えた状態の継
続時間がシーケンサにあらかじめ設定した時間の制限値
を超えたときにシーケンサより警報を出力する構成とし
たから、共通の駆動源として複数の電動機を使用した連
動運転を行ったときでも、各電動機の負荷が大きく異な
った状態となるのが未然に防止され、あるいは各電動機
の負荷が大きく異なった状態が長い時間にわたって継続
した状態となるのが未然に防止されると共に、各電動機
の負荷が異なった状態が短時間の場合には警報が発せら
れないものとなる。
動機の負荷バランス監視方法では、共通の駆動源として
複数の電動機を使用した搬送装置において、前記複数の
電動機の負荷バランスを監視するに際し、等速運転時に
おける前記複数の電力値もしくは電流値をシーケンサに
読み込み、シーケンサに読み込んだ前記複数の電動機の
電力値もしくは電流値の差がシーケンサにあらかじめ設
定した差の制限値を超えたときにシーケンサより警報を
出力する構成とし、あるいは、シーケンサに読み込んだ
前記複数の電動機の電力値もしくは電流値の差がシーケ
ンサにあらかじめ設定した差の制限値を超えた状態の継
続時間がシーケンサにあらかじめ設定した時間の制限値
を超えたときにシーケンサより警報を出力する構成とし
たから、共通の駆動源として複数の電動機を使用した連
動運転を行ったときでも、各電動機の負荷が大きく異な
った状態となるのが未然に防止され、あるいは各電動機
の負荷が大きく異なった状態が長い時間にわたって継続
した状態となるのが未然に防止されると共に、各電動機
の負荷が異なった状態が短時間の場合には警報が発せら
れないものとなる。
【0012】
【実施例】図1は本発明に係わる搬送装置における複数
電動機の負荷バランス監視方法の一実施例において採用
される複数電動機の負荷バランス監視制御系を示すもの
であって、搬送装置がクレーンである場合においてクレ
ーンのけたの両端に設けた走行台車に各々個別の電動機
を用いた場合を例にとって示している。
電動機の負荷バランス監視方法の一実施例において採用
される複数電動機の負荷バランス監視制御系を示すもの
であって、搬送装置がクレーンである場合においてクレ
ーンのけたの両端に設けた走行台車に各々個別の電動機
を用いた場合を例にとって示している。
【0013】図において、11,21は取鍋や鋼塊や鋼
材などの物品を建屋の前後方向に移動させる際にクレー
ンの走行を行う駆動源として用いられる電動機、12,
22は前記電動機11,21を制御するための電動機制
御盤であり、電動機11,21が作動する際の負荷を電
力値または電流値(この実施例では電流値)として検出
するための電流検出器13,23をそなえている。
材などの物品を建屋の前後方向に移動させる際にクレー
ンの走行を行う駆動源として用いられる電動機、12,
22は前記電動機11,21を制御するための電動機制
御盤であり、電動機11,21が作動する際の負荷を電
力値または電流値(この実施例では電流値)として検出
するための電流検出器13,23をそなえている。
【0014】また、31はシーケンサであり、このシー
ケンサ31は、前記各電流検出器13,23より送り込
まれた各電流値を読み込んで前記各電動機11,21の
電流値の差を出力する第1制御部31aと、前記各電動
機11,21の電流値の差とシーケンサ31にあらかじ
め設定した差の制限値とを比較する第2制御部31b
と、前記各電動機11,21の電流値の差がシーケンサ
31にあらかじめ設定した差の制限値を超えた状態の継
続時間とシーケンサ31にあらかじめ設定した時間の制
限値とを比較する第3制御部31cをそなえている。
ケンサ31は、前記各電流検出器13,23より送り込
まれた各電流値を読み込んで前記各電動機11,21の
電流値の差を出力する第1制御部31aと、前記各電動
機11,21の電流値の差とシーケンサ31にあらかじ
め設定した差の制限値とを比較する第2制御部31b
と、前記各電動機11,21の電流値の差がシーケンサ
31にあらかじめ設定した差の制限値を超えた状態の継
続時間とシーケンサ31にあらかじめ設定した時間の制
限値とを比較する第3制御部31cをそなえている。
【0015】このような構成をもつ図1に示した複数電
動機の負荷バランス監視制御系において、クレーンのけ
たの両端にそなえた走行台車を各々個別に駆動する電動
機11,21は、それぞれ電動機制御盤12,22によ
って制御されて、クレーンの加速走行(運転開始),定
速走行(等速運転),減速走行(運転終了)等の制御が
なされる。
動機の負荷バランス監視制御系において、クレーンのけ
たの両端にそなえた走行台車を各々個別に駆動する電動
機11,21は、それぞれ電動機制御盤12,22によ
って制御されて、クレーンの加速走行(運転開始),定
速走行(等速運転),減速走行(運転終了)等の制御が
なされる。
【0016】そこで、等速運転時において前記各電動機
11,21の負荷(電力値または電流値、この実施例で
は電流値)を電流検出器13,23によって検出してこ
れをシーケンサ31の第1制御部31aに読み込み、第
1制御部31aでは前記電流検出器13,23によって
検出した電流値の差を出力する。
11,21の負荷(電力値または電流値、この実施例で
は電流値)を電流検出器13,23によって検出してこ
れをシーケンサ31の第1制御部31aに読み込み、第
1制御部31aでは前記電流検出器13,23によって
検出した電流値の差を出力する。
【0017】次いで、第2制御部31bにおいては、第
1制御部31aより出力された前記複数の電動機11,
21の電流値の差がシーケンサ31にあらかじめ設定し
た差の制限値を超えたか否かを比較する。
1制御部31aより出力された前記複数の電動機11,
21の電流値の差がシーケンサ31にあらかじめ設定し
た差の制限値を超えたか否かを比較する。
【0018】そして、第3制御部31cを設けない本発
明の請求項1に対応する実施例とした場合には、前記複
数の電動機11,21の電流値の差があらかじめ設定し
た差の制限値を超えたときに第2制御部31bより警報
出力を発生させる。
明の請求項1に対応する実施例とした場合には、前記複
数の電動機11,21の電流値の差があらかじめ設定し
た差の制限値を超えたときに第2制御部31bより警報
出力を発生させる。
【0019】また、図1に示したように、第3制御部3
1cを設けた本発明の請求項2に対応する実施例の場合
には、シーケンサ31に読み込んだ前記電動機11,1
2の電流値の差がシーケンサ31にあらかじめ設定した
差の制限値を超えた状態が第2制御部31bにより判断
されてこの状態の継続時間がシーケンサ31にあらかじ
め設定した時間の制限値を超えたか否かを第3制御部3
1cにおいて判断し、上記継続時間があらかじめ設定し
た時間の制限値を超えたときに第3制御部31cより警
報出力Sを発生させる。これを逆に言えば、上記継続時
間があらかじめ設定した時間の制限値を超えない短時間
の場合には、電動機11,12の電流値の差があらかじ
め設定した差の制限値を超えたときでもこれが短時間で
あるがゆえに警報を発しないものとしている。
1cを設けた本発明の請求項2に対応する実施例の場合
には、シーケンサ31に読み込んだ前記電動機11,1
2の電流値の差がシーケンサ31にあらかじめ設定した
差の制限値を超えた状態が第2制御部31bにより判断
されてこの状態の継続時間がシーケンサ31にあらかじ
め設定した時間の制限値を超えたか否かを第3制御部3
1cにおいて判断し、上記継続時間があらかじめ設定し
た時間の制限値を超えたときに第3制御部31cより警
報出力Sを発生させる。これを逆に言えば、上記継続時
間があらかじめ設定した時間の制限値を超えない短時間
の場合には、電動機11,12の電流値の差があらかじ
め設定した差の制限値を超えたときでもこれが短時間で
あるがゆえに警報を発しないものとしている。
【0020】このような構成とすることによって、クレ
ーンのけたの両端にそなえた走行台車を個々の電動機1
1,21で駆動させる連動運転を行ったときでも、各電
動機11,21の負荷が大きく異なった状態となるのが
未然に防止されるようになり、あるいは各電動機11,
21の負荷が大きく異なった状態が長い時間にわたって
継続した状態となるのが未然に防止されるようになる。
ーンのけたの両端にそなえた走行台車を個々の電動機1
1,21で駆動させる連動運転を行ったときでも、各電
動機11,21の負荷が大きく異なった状態となるのが
未然に防止されるようになり、あるいは各電動機11,
21の負荷が大きく異なった状態が長い時間にわたって
継続した状態となるのが未然に防止されるようになる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係わる搬送装置における複数電
動機の負荷バランス監視方法では、共通の駆動源として
複数の電動機を使用した搬送装置において、前記複数の
電動機の負荷バランスを監視するに際し、等速運転時に
おける前記複数の電力値もしくは電流値をシーケンサに
読み込み、シーケンサに読み込んだ前記複数の電動機の
電力値もしくは電流値の差がシーケンサにあらかじめ設
定した差の制限値を超えたときにシーケンサより警報を
出力する構成とし、あるいは、シーケンサに読み込んだ
前記複数の電動機の電力値もしくは電流値の差がシーケ
ンサにあらかじめ設定した差の制限値を超えた状態の継
続時間がシーケンサにあらかじめ設定した時間の制限値
を超えたときにシーケンサより警報を出力する構成とし
たから、共通の駆動源として複数の電動機を使用した連
動運動を行ったときでも、各電動機の負荷が大きく異な
った状態となるのが未然に防止され、あるいは各電動機
の負荷が大きく異なった状態が長い時間にわたって継続
した状態となるのが未然に防止されるようになって、共
通の駆動源として複数の電動機を使用した連動運転にお
ける稼働の安定性をより一層向上させることができるよ
うになり、電動機を複数化することによって電動機1個
あたりの容量を小さなものにすることが可能であるとい
う著しく優れた効果がもたらされる。
動機の負荷バランス監視方法では、共通の駆動源として
複数の電動機を使用した搬送装置において、前記複数の
電動機の負荷バランスを監視するに際し、等速運転時に
おける前記複数の電力値もしくは電流値をシーケンサに
読み込み、シーケンサに読み込んだ前記複数の電動機の
電力値もしくは電流値の差がシーケンサにあらかじめ設
定した差の制限値を超えたときにシーケンサより警報を
出力する構成とし、あるいは、シーケンサに読み込んだ
前記複数の電動機の電力値もしくは電流値の差がシーケ
ンサにあらかじめ設定した差の制限値を超えた状態の継
続時間がシーケンサにあらかじめ設定した時間の制限値
を超えたときにシーケンサより警報を出力する構成とし
たから、共通の駆動源として複数の電動機を使用した連
動運動を行ったときでも、各電動機の負荷が大きく異な
った状態となるのが未然に防止され、あるいは各電動機
の負荷が大きく異なった状態が長い時間にわたって継続
した状態となるのが未然に防止されるようになって、共
通の駆動源として複数の電動機を使用した連動運転にお
ける稼働の安定性をより一層向上させることができるよ
うになり、電動機を複数化することによって電動機1個
あたりの容量を小さなものにすることが可能であるとい
う著しく優れた効果がもたらされる。
【図1】本発明に係わる搬送装置における複数電動機の
負荷バランス監視方法の一実施例において採用される複
数電動機の負荷バランス監視制御系の基本構成を示す説
明図である。
負荷バランス監視方法の一実施例において採用される複
数電動機の負荷バランス監視制御系の基本構成を示す説
明図である。
11,21 電動機 12,22 電動機制御盤 13,23 電流検出器 31 シーケンサ 31a シーケンサの第1制御部 31b シーケンサの第2制御部 31c シーケンサの第3制御部 S 警報出力
Claims (2)
- 【請求項1】 共通の駆動源として複数の電動機を使用
した搬送装置において、前記複数の電動機の負荷バラン
スを監視するに際し、等速運転時における前記複数の電
動機の電力値もしくは電流値をシーケンサに読み込み、
シーケンサに読み込んだ前記複数の電動機の電力値もし
くは電流値の差がシーケンサにあらかじめ設定した差の
制限値を超えたときにシーケンサより警報を出力するこ
とを特徴とする搬送装置における複数電動機の負荷バラ
ンス監視方法。 - 【請求項2】 共通の駆動源として複数の電動機を使用
した搬送装置において、前記複数の電動機の負荷バラン
スを監視するに際し、等速運転時における前記複数の電
動機の電力値もしくは電流値をシーケンサに読み込み、
シーケンサに読み込んだ前記複数の電動機の電力値もし
くは電流値の差がシーケンサにあらかじめ設定した差の
制限値を超えた状態の継続時間がシーケンサにあらかじ
め設定した時間の制限値を超えたときにシーケンサより
警報を出力することを特徴とする搬送装置における複数
電動機の負荷バランス監視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25931091A JPH0597390A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 搬送装置における複数電動機の負荷バランス監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25931091A JPH0597390A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 搬送装置における複数電動機の負荷バランス監視方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0597390A true JPH0597390A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17332302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25931091A Pending JPH0597390A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 搬送装置における複数電動機の負荷バランス監視方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0597390A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100679997B1 (ko) * | 2005-07-05 | 2007-02-07 | 신정훈 | 바텐 승하강시 수평 밸런스 유지방법 |
JP2017038441A (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 負荷バランス制御装置 |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP25931091A patent/JPH0597390A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100679997B1 (ko) * | 2005-07-05 | 2007-02-07 | 신정훈 | 바텐 승하강시 수평 밸런스 유지방법 |
JP2017038441A (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 負荷バランス制御装置 |
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