JPH0597219A - 搬送用チエイン - Google Patents

搬送用チエイン

Info

Publication number
JPH0597219A
JPH0597219A JP25954291A JP25954291A JPH0597219A JP H0597219 A JPH0597219 A JP H0597219A JP 25954291 A JP25954291 A JP 25954291A JP 25954291 A JP25954291 A JP 25954291A JP H0597219 A JPH0597219 A JP H0597219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
top plate
transport
sprocket
chain unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25954291A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Furuyama
勝 古山
Isao Endo
勇夫 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubaki Yamakyu Chain Co Ltd
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Original Assignee
Yamakyu Chain Co Ltd
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamakyu Chain Co Ltd, Tokyo Automatic Machinery Works Ltd filed Critical Yamakyu Chain Co Ltd
Priority to JP25954291A priority Critical patent/JPH0597219A/ja
Publication of JPH0597219A publication Critical patent/JPH0597219A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chain Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】搬送用チェインをスプロケットに巻き付けて搬
送物を落下させる際に、落下する搬送物の量を一定に保
つことのできるようにする。 【構成】チェインユニット10のトップ板14の搬送物
載置面14aを、搬送用チェインの進行方向において、
進行方向前方部位及び進行方向後方部位に比較して中央
部が突出した円弧状に形成し、この搬送用チェインをス
プロケット300に巻き付けた際に、各トップ板14の
搬送物載置面14aを進行方向に結ぶ外形線が、略円形
状になるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送用チェインに関
し、特に、平面上の曲線部位及び傾斜部位において使用
可能な搬送用チェインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の搬送用チェインとして、例えば、
図7乃至図9に示す搬送用チェインがある。この搬送用
チェインは、チェインユニット100を無端状に連結す
ることによって構成されており、この搬送用チェインと
平行配置された一対のレール200上を移動するように
なされている。チェインユニット100はプラスチック
を一体成形することにより構成され、搬送物を積載する
ための平板状の搬送物載置面102aを有するトップ板
102と、トップ板102の略中央部から下方に垂設さ
れた一対の脚部104と、脚部104の下端部を外方へ
折曲してそれぞれレール200と係合する爪部106と
を有している。トップ板102の後方側の中央部位及び
脚部104の後方部位は、後方に延長された後方連結部
108とされていて、後方連結部108には、それぞれ
連結用のピン110を挿通するための貫通孔112が穿
設されている。また、トップ板102の前方部位及び脚
部104の前方部位は、後方連結部108を挟み込むよ
うに一対のリブ114が延設されていて、リブ114に
は、それぞれ連結用のピン110を挿通するとともに、
貫通孔112と連通するピン挿通孔116が穿設されて
いる。
【0003】以上の構成において、図9に示すように、
一対の脚部104の爪部106を、それぞれ一対のレー
ル200に係合し、トップ板102と爪部106とによ
ってレール200を挟み込むようにして、レール200
上に設置する。このため、搬送物を搬送物載置面102
aに積載した送り側における搬送状態においては、トッ
プ板102がレール200と係合して、チェインユニッ
ト100のレール200からの落下防止をするととも
に、爪部106がチェインユニット100の浮き上がり
防止する。その一方で、チェインユニット100が反転
する搬送後の戻り側においては、爪部106がレール2
00と係合して、チェインユニット100のレール20
0からの落下防止をするとともに、トップ板102がチ
ェインユニット100の浮き上がり防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の搬送用チェインにあっては、図10に示すよう
に、スプロケット300にチェインユニット100を巻
き付けて回転させて、トップ板102の搬送物載置面1
02a上の搬送物を、下方に位置する他の搬送用チェイ
ン400へ落下させる際に、トップ板102の搬送物載
置面102aが平板状であるため、搬送用チェインを構
成する各チェインユニット100の各トップ板102の
搬送物載置面102aを進行方向に結ぶ外形線が多角形
状になってしまっていた。このため、トップ板102の
搬送物載置面102aから落下する搬送物の落下量がス
プロケット300の回転にともなって均一化せずに、落
下量にムラが発生するという問題点があった。即ち、例
えば、紙巻きタバコ等のような搬送物を搬送する場合に
は、各トップ板102の端部102bが構成する多角形
の角部500には、搬送物が積載され難くなるため、搬
送物の落下量が極端に少なくなり、一定した落下量を確
保できないという問題点があった。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、搬送用チェインをスプロケットに巻き付けて搬
送物を落下させる際に、落下する搬送物の量を一定に保
つことのできる搬送用チェインを提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における搬送用チェインは、チェインユニッ
トのトップ板の搬送物載置面を、搬送用チェインの進行
方向において、進行方向前方部位及び進行方向後方部位
に比較して中央部が突出した円弧状に形成し、この搬送
用チェインをスプロケットに巻き付けた際に、各トップ
板の搬送物載置面を進行方向に結ぶ外形線が、略円形状
になるようにしたものである。
【0007】
【作用】搬送用チェインがスプロケットに巻き付いた際
に、各チェインユニットの搬送物載置面を進行方向に結
ぶ外形線が、平滑面によって構成される略円形状になる
ため、スプロケットの下方に位置する他のコンベア等に
搬送物載置面上の搬送物が落下するときに、搬送物載置
面上で搬送物が均等量で配分されるようになるので、落
下する搬送物の量を一定に保つことのできる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明による搬送用
チェインを詳細に説明するものとする。なお、図7乃至
図10と同一の構成は、同一の符号により示すことによ
って、詳細な構成及び作用の説明は省略するものとす
る。
【0009】図1乃至図5は、本発明による搬送用チェ
インの一実施例を示しており、この搬送用チェインは、
チェインユニット10を複数連結することにより構成さ
れている。なお、チェインユニット10を複数連結する
際には、無端状に連結してもよいし、また有端状に連結
してもよく、この搬送用チェインを使用する用途に応じ
て適宜選択できるものである。
【0010】チェインユニット10は、プラスチックの
一体成形により構成されていて、基台部12と、基台部
12の表面上に配置されたトップ板14と、基台部12
の底面部から両側に突出形成された爪部16とを有して
いる。
【0011】基台部12の後方部位には、3個の後方連
結部18が突設されていて、この後方連結部18には、
連結用ピン25を挿通するための貫通孔22が穿設され
ている。
【0012】また、基台部12の前方部位には、3個の
後方連結部18をそれぞれ挟み込むように4本のリブ2
4が突設されている。このリブ24には、連結用ピン2
5を挿通するとともに、貫通孔22と連通するピン挿通
孔26が穿設されている。また、両端部のリブ24に位
置するピン挿通孔26の外側端部27は、座ぐり加工さ
れていて、連結用ピン25の頭部25aをカシメること
により、連結用ピン25がピン挿通孔26から抜け止落
ちることを防止しても、連結用ピン25の頭部25a
が、チェインユニット10の外側に突出しないようにさ
れている。このため、搬送用チェインの近傍に配置され
ている装置あるいは施設等と、チェインユニット10が
接触することが、未然に防止される。
【0013】トップ板14は、上面の搬送物載置面14
aが、進行方向において、進行方向前方部位及び進行方
向後方部位に比較して中央部が突出した円弧状に形成さ
れている。
【0014】レール30は単体の平板状の構造物とされ
ており、設置場所及び搬送目的に応じて、所定の曲率を
もって形成されてよい。このレール30の両側部には、
チェインユニット10の爪部16を挿通するための溝部
40が形成されている。レール30の底部38とチェイ
ンユニット10との関係は、溝部40内にチェインユニ
ット10の爪部16が嵌入されて、底部38上にチェイ
ンユニット10の基台部12が支持されるようになされ
ている。
【0015】以上の構成において、図1に示すように、
リブ24と後方連結部18とを組み合わせて、連結用ピ
ン25をピン挿通孔26及び貫通孔22内に嵌合させ
て、チェインユニット10を無端状に連結してチェイン
を構成する。こうして構成されたチェインは、爪部16
を溝部40内に嵌入させるようにして、レール30上に
配置される。
【0016】搬送物は、トップ板14の搬送物載置面1
4a上に積載されて、レール30上を搬送されて行く
が、この際にトップ板14は、レール30と全く接触す
ることがない。このため、搬送物の荷重は、トップ板1
4から基台部12の底面部全体で受けられて、レール3
0の底部38で最終的に受けられる。搬送が終了し、搬
送用チェインがスプロケット300に巻き付けられて、
搬送用チェインが反転した場合においても、爪部16が
溝部40内に嵌入しているため、チェインユニット10
がレール30から抜け落ちることはなく、継続的な運転
が確保される。
【0017】また、このように搬送用チェインがスプロ
ケット300に巻き付けられて、搬送物載置面14a状
の搬送物を他の搬送用チェイン400上に落下させる際
には、搬送用チェインがスプロケット300に巻き付い
た際に、各チェインユニット10の搬送物載置面14a
を進行方向に結ぶ外形線が、図5に示すように、平滑面
によって構成される略円形状になる。従って、スプロケ
ット300の下方に位置する他の搬送用チェイン400
に搬送物載置面14a上の搬送物が落下するときに、搬
送物載置面14a上で搬送物が均等量で配分されるよう
になるので、落下する搬送物の量を一定に保つことので
きる。
【0018】さらにまた、4本のリブ24が突設されて
いるので、チェインユニット10及びトップ板14の強
度が著しく向上している。
【0019】なお、図6(a)(b)(c)に示すよう
に、チェインユニット10を幅W1方向に複数個組み合
わせてモジュール化して、任意の幅W2を有するように
組み合わせることが可能である。なお、この際には、チ
ェインユニット10を適宜幅方向に二分割してチェイン
ユニット10の分割部10’を構成して組み合わせるこ
とにより、全体を市松模様状に構成することができるた
め、全体の強度が向上する。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0021】搬送用チェインがスプロケットに巻き付い
た際に、各チェインユニットの搬送物載置面を進行方向
に結ぶ外形線が、平滑面によって構成される略円形状に
なるようにしたため、スプロケットの下方に位置する他
のコンベア等に搬送物載置面上の搬送物が落下するとき
に、搬送物載置面上で搬送物が均等量で配分されるよう
になるので、落下する搬送物の量を一定に保つことので
きる。
【0022】搬送物の荷重をチェインユニット全体で受
けるようにしたため、搬送物の荷重によりチェインユニ
ット及びトップ板に破損を生じることがない。
【0023】チェインの進行方向中心線上前方側におい
てリブを配設したため、チェインユニット及びトップ板
の強度が向上したので、チェインユニット及びトップ板
の破損を生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による搬送用チェインの一実施例を示す
平面説明図である。
【図2】チェインユニットの背面図である。
【図3】図2に示すチェインユニットのIII−III
線矢視図である。
【図4】レール上に配置されたチェインユニットの端面
説明図である。
【図5】本発明による搬送用チェインが、スプロケット
に巻き付いた状態を示す説明図である。
【図6】(a)(b)(c)は、それぞれチェインユニ
ットの組み合わせ状態を示す平面説明図である。
【図7】従来の搬送用チェインの正面図である。
【図8】図7に示す搬送用チェインの平面説明図であ
る。
【図9】レール上に配置された図7に示す搬送用チェイ
ンの端面説明図である。
【図10】図7に示す搬送用チェインが、スプロケット
に巻き付いた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 チェインユニット 12 基台部 14 トップ板 14a 搬送物載置面 16 爪部 18 後方連結部 22 貫通孔 24 リブ 25 連結用ピン 25a 頭部 26 ピン挿通孔 27 外側端部 30 レール 38 底部 40 溝部 300 スプロケット 400 他の搬送用チェイン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送物を載置するトップ板を有するチェ
    インユニットを連結した搬送用チェインにおいて、 前記トップ板の搬送物載置面を、前記搬送用チェインの
    進行方向において、前記進行方向前方部位及び前記進行
    方向後方部位に比較して中央部が突出した円弧状に形成
    し、前記搬送用チェインがスプロケットに巻き付けられ
    た際に、前記チェインユニットの前記トップ板の前記搬
    送物載置面を前記進行方向に結ぶ外形線が、略円形状に
    なるようにしたことを特徴とする搬送用チェイン。
JP25954291A 1991-10-08 1991-10-08 搬送用チエイン Pending JPH0597219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25954291A JPH0597219A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 搬送用チエイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25954291A JPH0597219A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 搬送用チエイン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0597219A true JPH0597219A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17335558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25954291A Pending JPH0597219A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 搬送用チエイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0597219A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3609122B2 (ja) コンベア装置
US5238099A (en) Conveying system
JPH02243408A (ja) コンベヤ装置
TW473448B (en) Conveyor chain
JPH0312003B2 (ja)
JPH0597219A (ja) 搬送用チエイン
JP6122582B2 (ja) フック式搬送コンベヤ
US6158575A (en) Links for forming a connector transport chain
JP3030260U (ja) 可曲性無端帯コンベア
CN210456449U (zh) 一种自动装货用的传送机构
ATE291528T1 (de) Einrichtung zum transport von backwaren
JPH0730580Y2 (ja) 搬送装置
JPH0453482U (ja)
KR200496644Y1 (ko) 컨베이어 이송 깔판
US3690439A (en) Accumulating conveyor
JP2512367Y2 (ja) 壜受渡用搬送装置
JPH11116018A (ja) パイプコンベヤ及びパイプコンベヤにおける支持板の配列方法,パイプコンベヤ用の支持装置
JPS6324534Y2 (ja)
US4763774A (en) Transport device
JPS60236912A (ja) バケツトコンベア
JP3032682U (ja) コンベア装置
JP2566981Y2 (ja) 自動販売機の商品搬送装置
JPH0671011A (ja) 円板状体供給装置
JP3337341B2 (ja) 物品蓄積装置
JPH11157640A (ja) コンベヤの分岐装置