JP3609122B2 - コンベア装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、高い摩擦係数をもった滑り難い搬送面を持ったコンベア装置に関するもので、さらに詳しくは、搬送面の面摩擦が大きく、連結部材は、摩擦のないコンベア装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
コンベヤベルトは、モジュラータイプのものを含め、よく知られているものである。そして、傾斜路をもった搬送路に設置されるコンベヤ装置においては、コンベヤベルトの搬送面を滑り難いものにして、搬送する物品などの滑落を防ぐ構造も知られているものである。例えば、1990年5 月15日にジェームス・エム・ラペイアに特許された米国特許第4,925,013 号には、搬送面の摩擦係数を大きくしたモジュラータイプのコンベヤベルト構造が記載されており、この構造によれば、コンベヤベルトを構成するモジュールの上面に摩擦によって搬送する物品の滑りを防ぐ摩擦部材を取り付けるようになっている。
【0003】
また、1990年12月4日にジェームス・エム・ラペイアに特許された米国特許第4974724号には、モジュール連結タイプのコンベヤベルトに関するもので、各モジュールに一体に設けられた連結部によって連結されるものであるが、特に搬送する物品の滑落を防ぐ有効な手段をもたず、スプロケット駆動手段により駆動される構造になっている。
【0004】
前記の米国特許を含む従来の技術においては、物品類の滑落を防ぐには、摩擦部材をベルトに設ける手段が採用されたが、高摩擦特性の部材をベルトに設けると、ベルトを支持するウエアストリップとの間の摩擦が高くなって、ベルトの滑り自体が悪くなり、ベルト駆動エネルギーがその分増大してしまうのみならず、ベルトの摩耗が早くなり、また、騒音も発生する。これらが、この発明の解決課題である。
【0005】
【課題を解決するための具体的手段】
この発明は、コンベヤベルトの搬送面に高摩擦特性の部分を配置し、搬送面に載せて搬送する物品類の滑り、滑落を有効的に防ぎ、さらに、前記搬送面の内面には、低摩擦特性の面を部分的に、または、全面的に配置し、該ベルトの支持部材であるウエアストリップとの接触面を、前記低摩擦特性の内面により構成し、ウエアストリップとの摩擦を少なくして、両者の摩耗を防ぎ、接触騒音を減少させ、コンベヤベルトの駆動エネルギーを節減できるベルトコンベヤ装置を提供することを目的とする。
【0006】
この発明のベルトコンベヤは、複数のモジュールを連結して、エンドレスループベルトを構成するものであって、これらのモジュールは、連結されてベルト搬送面を構成するモジュールの外面が高摩擦特性のものと、低摩擦特性のものとの、少なくとも外面の摩擦特性を相違するモジュールの組み合わせであり、外面が低摩擦特性のモジュールは、内面も低摩擦特性のもので、外面が高摩擦特性のモジュールは、内面が同じく高摩擦特性の内面であるか、または、低摩擦特性の内面であり、したがって、外面が高摩擦特性のモジュールは、高摩擦特性と低摩擦特性とが組み合わされたハイブリッドアッセンブリーモジュールを含む。そして、このようなハイブリッドアッセンブリーモジュールは、高摩擦特性の外面を構成する部分が、内面を構成する部分に対し、別体構造になっているものと、一体構造になっているものとが含まれ、後者は、例えば、インサート射出成形技術によって、一体成形されるものである。
【0007】
【実施例】
図1に示された、この発明によるコンベヤ装置100は、ループ状の無端ベルト102、第1スプロケット103、第2スプロケット105を備えている。無端ベルト102は、物品類を載せて搬送する搬送面104と前記両スプロケットに対面する内面106を有し、複数のモジュール200,300を適宜連結して構成され、モジュール200は、摩擦係数が高く、モジュール300は、摩擦係数が低いものになっている。
【0008】
詳しく説明するまでもなく、スプロケット103,105の回転により前記ベルト102は、駆動されるものであり、無端ベルト102を駆動する手段は、図示のスプロケット手段のほか、種々の手段が知られており、図示のスプロケット駆動手段は、一例にすぎない。
【0009】
図2の平面図に示されたように、無端ベルト102の搬送面104には、前記した摩擦係数の高いモジュール200と摩擦係数の低いモジュール300が規則的な配列で配置されており、摩擦係数の低い素材からなるモジュール300は、無端ベルト102を支える1本または複数本のウエアストリップ600の上に必ず乗るように、ウエアストリップに正合するよう、ウエアストリップにそって、即ち、搬送方向に平行な列状に配置されている。したがって、ウエアストリップ600は、低摩擦のモジュール300のみに当接し、これによって、モジュール300は、ウエアストリップ600にそって滑らかに動き、無端ベルト102の進行が極めて滑らかに、流れるようになる。摩擦係数が高いモジュール200は、多数の高摩擦の素材、例えば、熱可塑性ラバーから作られ、低摩擦のモジュール300は、アセタール、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはナイロンのようななめらかで、しかも耐久性に富むプラスチック素材で作られ、ウエアストリップ600は、耐久性に富むプラスチックス、ステンレススチール、冷間ロールの炭素鋼などから作られる。
【0010】
図2に示すように、無端ベルト102は、該ベルト102の横幅W一杯にわたる幅寸法をもち、図1,2に示すように、互いに隣接し合って該ベルトを構成する複数の桁(横木)108,110,112,114を備えている。そして、これらの桁は、一つ置きに摩擦係数が低いモジュール300からなる桁108,112が配置され、これらの桁の間に、そして、これらの桁の隣りに摩擦係数が高いモジュール200と摩擦係数が低いモジュール300とが交互に位置している桁110,114が配置されている。そして前記したように、ウエアストリップ600は、摩擦係数が低いモジュール300にのみ当接し、無端ベルト102とウエアストリップ600とは、極めて低い摩擦接触関係を保つようになっている。
【0011】
図3は、図2の矢印3−3線矢視方向の前記ベルト102の断面を示すものであり、前記桁(例えば、桁110)における摩擦係数が高いモジュール200と摩擦係数が低いモジュール300との交互配置が図解されている。低摩擦のモジュール300のみにウエアストリップ600が当接している。図示されてはいないが、駆動機構は、前記低摩擦のモジュール300に関連して装備されるものであることは、当業者のよく理解しうるところである。図3に示すように、低摩擦のモジュール300は、外面(表面)302と内面(裏面)304とを有し、同様に、高摩擦のモジュール200も外面(表面)202と内面(裏面)204とを有する。ウエアストリップ600は、低摩擦のモジュール300の内面304にスライド自由に当接し、モジュール300の前記内面の低い摩擦係数によって、淀みなく滑らかにスライドできるようになっている。高摩擦のモジュール200の外面202は、低摩擦のモジュール300の外面302よりも一段高く突出し、このような突出によって、突出している面が高摩擦で滑り難い面であることが容易に区別され、識認できるようにあっている。
【0012】
図4は、図2の矢印4−4線矢視方向の無端ベルトの断面を示すもので、摩擦係数を高低異にするモジュールを配置したものではない、摩擦係数の低いモジュール300のみで構成された桁(例えば、桁108)の断面構造が図解されている。ウエアストリップ600は、内面304にスライド自由に当接している。
【0013】
図5は、高摩擦のモジュール200、低摩擦のモジュール300およびウエアストリップ600の取り付け構造の分解斜視図であり、前記モジュール200は、進行方向に直交する前後両側面それぞれに櫛歯状になった第1連結部201、第2連結部203を備えている。同様に、前記モジュール300も進行方向に直交する前後両側面それぞれに櫛歯状になった第1連結部301、第2連結部303を備えている。そして、低摩擦のモジュール300の第2連結部303に、高摩擦のモジュール200の第1連結部201が噛み合い、後記する孔に挿通されるロッド602を介してピボット連結される。
【0014】
図6は、低摩擦のモジュール300の構造の詳細を示す。低摩擦のモジュール300は、搬送すべき物品類を載せて搬送する搬送面となる外面302、ウエアストリップ600と接触する内面304、長さ方向にそった第1の側縁に位置する第1連結部301、長さ方向にそった第2の側縁に位置する第2連結部303を有している。これら第1と第2の連結部301,303は、円弧状にカーブしていて、前記のように、モジュール300とモジュール200とが連結されたとき、両者のピボット回転が円滑に行えるようになっている。図6に示すように、第1連結部301には、孔306、第2連結部303には、孔308があいていて、これらの孔に前記したピボット連結のためのロッド602が挿通される。
【0015】
図6は、また、低摩擦のモジュール300の各部分の寸法関係を示すもので、第1連結部301と第2連結部303それぞれの端縁の間の寸法がcで、前記した孔306,308のセンター間の寸法がb、モジュール300の高さ寸法がaで表されている。
【0016】
図7は、図1に示した高摩擦のモジュール200の詳細を示す。高摩擦のモジュール200は、内面204、外面202B、外面202Bから突出した段部202A、第1連結部201、第2連結部203を備えている。第1連結部201には、孔206、第2連結部203には、孔208がそれぞれ設けられていて、これらの孔に前記ロッド602が挿通されて、前記モジュール300の第1、第2連結部とピボット連結される。高摩擦モジュール200の高さ寸法aは、内面204から外面202Bまでの寸法であり、段部202Aそれ自体の高さ寸法は、dとして示されている。したがって、モジュール200全体の高さ寸法は、a+dとなる。
【0017】
図8は、高摩擦部分と、低摩擦部分とが組み合わされたハイブリッドアッセンブリーモジュール400を示す。このハイブリッドアッセンブリーモジュール400は、低摩擦部分を構成する基体420と、高摩擦部分を構成する段状体440とを備えている。基体420に対し、段状体440は、蟻溝嵌合して着脱自由に合体するもので、基体420は、内面(下面)424、外面(上面)422、蟻溝構造の支持部430を備えている。図示の例においては、この支持部430は、第1連結部401と第2連結部403との中間に位置し、支持部430は、係止溝434に対しオーバーハングしている係止縁432を有している。高摩擦部分を構成する段状体440は、外面(上面)442、内面(下面)444、前記係止溝434に係合する係止縁448、前記係止縁432が係合する係止溝446を有している。段状体440の外面442は、平らか、ややざらざらしている面て、基体420の外面(上面)422をほぼ覆うか、その選択された部分を覆い、摩擦抵抗面として作用する。段状体440と基体420は、前記のように、蟻溝嵌合構造によって、着脱自由に合体し、ハイブリッドアッセンブリーモジュール400を構成するものであるが、両者の合体構造は、図示の蟻溝嵌合のみに限定されるものではなく、ハイブリッドアッセンブリーモジュールは、低摩擦特性を有する基体に高摩擦特性の段状体が上下方向に合体している構造のもの、または、低摩擦特性の基体の外面(上面)に低摩擦特性の面をもつものが上乗せされていて、低摩擦特性の面がベルトコンベヤのベルトの搬送面に位置するものであればよく、前記基体と段状体とが別体でも一体でもよい。そして、このモジュールにあっては、第1、第2連結部ともに低摩擦特性の基体に設けられているから、低摩擦特性のモジュールあるいは他のハイブリッドアッセンブリーモジュールと連結されたとき、ともに低摩擦特性の連結部による連結であるから、ピボット回動が円滑に抵抗なく行われ、摩耗度が減少するものである。前記した基体420の高さ寸法は、a、段状体440の段部の高さ寸法はd、段状体440の幅寸法は、eで示されている。
【0018】
図9は、前記したハイブリッドアッセンブリーモジュール400と低摩擦特性のモジュール300とを組み合わせ、これにウエアストリップ600を配したコンベヤベルト102の断面図である。この図示の例においては、ハイブリッドアッセンブリーモジュール400と、低摩擦特性のモジュール300とがベルトの幅方向に交互に配置され、ハイブリッドアッセンブリーモジュール400の高摩擦特性の段状体440が低摩擦特性のモジュール300の外面(上面)から突出し、このように高摩擦特性の面がベルトの搬送面に位置することによって、搬送される物品類の滑り止めとなる。そして、ウエアストリップ600は、低摩擦特性のモジュール300の内面(下面)に接触し、ベルトの動きを一層滑らかにするから、ベルト102の搬送能力を高め、ベルト102の耐荷重特性を高め、ベルト102に、より重い物品を載置しても、これに耐えて円滑に搬送でき、しかもベルト102の滑りがよいので、ベルト駆動の駆動力エネルギーを軽減でき、省エネの実を挙げることができる。なお、前記したハイブリッドアッセンブリーモジュール400にあっては、基体420が低摩擦特性のものであるから、ウエアストリップ600を該ストリップにそって列状に配置のハイブリッドアッセンブリーモジュールの内面(下面)にそわせ、これに接触させることもできる。
【0019】
図10は、図9に断面を示したコンベヤベルトの要部の分解斜視図であって、ハイブリッドアッセンブリーモジュール400は、低摩擦特性のモジュール300と、前者の第1連結部401および後者の第2連結部302を介して、ロッド602によりピボット連結されている。符号426,428は、ハイブリッドアッセンブリーモジュール400の第1連結部401と第2連結部403それぞれに設けられた孔を示し、これらの孔にロッド602が挿通され、符号610は、ピボット連結部を示し、ハイブリッドアッセンブリーモジュール400と低摩擦特性のモジュール300は、ピボット連結部610を介して相対的に回動自由に枢支されている。なお、図10の例では、ウエアストリップ600は、低摩擦特性のモジュール300とハイブリッドアッセンブリーモジュール400の内面(下面)にそって配置されているが、これは、前記の通り、ハイブリッドアッセンブリーモジュール400の基体420が低摩擦特性を有し、ウエアストリップ600との間に滑り特性を助ける低摩擦接触面が構成されるからである。
【0020】
図示されてはいないが、前記したハイブリッドアッセンブリーモジュール400、低摩擦特性のモジュール300、高摩擦特性のモジュール200をそれぞれ組み合わせて使用することもでき、要は、ベルトコンベヤを構成するエンドレスベルトの搬送面に低摩擦特性面と高摩擦特性面とが規則的または不規則的な配列で混在し、しかも、高摩擦特性面は、ベルト搬送面において、少なくとも搬送すべき物品類の滑り止め作用を行うようになっていればよく、したがって、ベルト搬送面における低摩擦特性の面と高摩擦特性の面の配置分布は、均等である必要はなく、前者の配置分布が後者の配置分布を下回っても、上回ってもよく、また、両者の高低差は、図示の例のように、低摩擦特性の面よりも高摩擦特性の面のほうが一段高くなっていても、あるいは、両者水平になっていてもよいものである。しかしながら、ウエアストリップ600は、低摩擦特性を有しているモジュール(ハイブリッドアッセンブリーモジュールを含む)の低摩擦特性の下面(内面)に接触することは、必須の要件である。
【0021】
図11は、高摩擦特性のモジュール200(場合によっては、ハイブリッドアッセンブリーモジュール400)と低摩擦特性のモジュール300とを、前者が後者に対し、千鳥状に配置されたコンベヤベルト102の配置例の一例を示すもので、高摩擦特性のモジュール200(またはハイブリッドアッセンブリーモジュール400)の高摩擦特性面(図11にハッチングで示した部分)と低摩擦特性モジュール300の低摩擦特性面(図示白抜きの部分)とが図示の様に千鳥状に配置され、ウエアストリップ(コンベヤベルトを支持するベルト)600が低摩擦特性のモジュール300の内面(下面)に配置される。図11の例においては、低摩擦特性のモジュール300による低摩擦特性の外面(上面)がベルト102の両側縁に位置するように配置されている。
【0022】
図12は、高摩擦特性のモジュール200、ハイブリッドアッセンブリーモジュール400と低摩擦特性のモジュール300とを、組み合わせて、平面十字状に配置したコンベヤベルト102の配置例の一例を示すもので、高摩擦特性のモジュール200、ハイブリッドアッセンブリーモジュール400の高摩擦特性面(図12にハッチングで示した部分)と低摩擦特性モジュール300の低摩擦特性面(図示白抜きの部分)とが図示の様に十字状に配置され、ウエアストリップ(コンベヤベルトを支持するベルト)600が低摩擦特性のモジュール300の内面(下面)ならびにハイブリッドアッセンブリーモジュール400の下面(低摩擦特性を有する面)に配置される。図12の例においては、低摩擦特性のモジュール300による低摩擦特性の外面(上面)と高摩擦特性のモジュール200(またはハイブリッドアッンブリーモジュール)の高摩擦特性の面がベルト102の両側縁に位置するように配置されている。
【0023】
図11,図12には示されていないが、コンベヤベルトの搬送面における摩擦による滑り抵抗力を最大にした場合には、コンベヤベルトを前記したハイブリッドアッセンブリーモジュールのみで構成することも可能であり、この場合には、コンベヤベルトの搬送面全面が互いに組み合わされたハイブリッドアッセンブリーモジュールの高摩擦特性面で構成され、搬送面の裏側になる面全面は、ハイブリッドアッセンブリーモジュールの低摩擦特性面で構成されることになり、さらに、コンベヤベルトの搬送面104におけるハイブリッドアッセンブリーモジュールの上面(外面)は、段部を構成する必要がなく、組み合わされたハイブリッドアッセンブリモジュールの上面全体をフラット、即ち、ベルト搬送面104をフラットにしてよい。
【0024】
このように、コンベヤベルトの搬送面104における高摩擦特性面と低摩擦特性面の配列、配置、分布割合、両者面の高低差の有無などは、搬送すべき物品類の内容、荷姿、品質、重量、大きさなど、ベルトコンベヤの設置条件、ベルトコンベヤの操作条件などの外部要因により、選択、決定され、高摩擦特性、低摩擦特性各モジュール、ハイブリッドアッセンブリーモジュールにおける高摩擦特性、低摩擦特性部分における摩擦抵抗特性(高摩擦か、低摩擦か)は、前記の各モジュール、各部分を構成する素材の特性を選択することによって、種々のものにすることができ、ケースバイケースに適した摩擦抵抗特性を選べばよい。
【0025】
図13は、この発明の組み立て方法の一例を示すフローチャートである。この発明により組み立てられるコンベヤは、エンドレスループベルト、該ベルトを支持するウエアストリップと該ウエアストリップによって支持される前記ベルトを駆動する手段を備える。前記ベルトは、第1連結部と第2連結部をもつモジュールの連結によって構成されるものであり、前記モジュールは、前記ウエアストリップに接触する内面が低摩擦特性の面で、少なくとも前記ベルトの搬送面となる外面が高摩擦特性面を備えるモジュールと、内外両面が低摩擦特性の面であるモジュールとから構成され、高摩擦特性モジュールと低摩擦特性モジュールの配置は、搬送すべき物品類の大きさ、重量、重心位置、質量、コンベヤベルトの長さ、設置角度等の条件で適宜選択決定される。
【0026】
図14は、高摩擦特性を有するモジュール500の例を示すもので、これは、上下面502,504いずれも高摩擦特性の面であって、図15に示すように、低摩擦特性のモジュール300にピボット連結される孔506,508(前記した各モジュールにおける孔と相違し、設置位置が上下方向の中心から下方へオフセットされている)を有している。このモジュール500とモジュール300との組み合わせは、図15に示すように、オフセットされた孔506,508の位置関係により、モジュール300に対し、モジュール50が一段高く位置するように(図示点線に示す通り)組み合わされるもので、これによって、ベルト搬送面104にあっては、高摩擦特性の面のモジュール500が低摩擦特性のモジュール300の偵察特性面302よりも上方へ突出し、滑り止め作用面を構成する。なお、ウエアストリップに接触する面は、モジュール300の下面304であることは、前記の通り。
【0027】
図16は、低摩擦特性のモジュール700を図示スケルトン状に組み合わせて構成したコンベヤベルト701を示すものであって、モジュール700は、背骨状の本体707の左右に肋骨702,704(前者が長く、後者が短い)を設けたもので、このようなコンベヤベルトは、米国特許第4974724号に記載され、アメリカ合衆国70123 ルイジアナ州ハラハン、レイトラムレーン201のイントラロックス,インク.USAから市販されている。このようなモジュール700によって構成されたコンベヤベルト701は、開口部705に駆動構造体のスプロケットが嵌合して駆動されるものである。このようなコンベヤベルトに、この発明を応用すると、図16、図17に示す高摩擦特性のモジュール800をモジュール700のいずれかに組み合わす構造となり、コンベヤベルト701の一部に高摩擦特性の部分が位置し、ベルト搬送面の滑り止めとなる。
【0028】
図16、図17の例は、高摩擦特性を機械的に構成した例であって、したがって、高摩擦特性のモジュール800は、それ自体、低摩擦特性または高摩擦特性の素材いずれから構成されていてもよく、搬送面になる上面にダイアモンド状、菱形状あるいは複数の突起、連続または不連続の土手、壁など、搬送すべき物品類の滑り止め機能を果たす凹凸構造であればよく、モジュール800を高摩擦特性の素材にすれば、このような凹凸構造806を上面に一体成形したり、また、モジュール800本体そのものが低摩擦特性のものであれば、前記凹凸構造を高摩擦特性の素材による別体成形品とし、これをモジュール本体の上面に固定してもよく、要するに、機械的高摩擦特性部分が搬送面に位置するモジュールであればよい。このようなモジュール800は、第1連結部802A、第2連結部802Bを有し、ピボット連結部804A,804Bの部分で隣接するモジュール700とピボット連結されて、コンベヤベルトになる。前記凹凸構造のほかに、滑り止め機能を有するラバーシート、シボのある滑り止めシート、プレートなどをモジュール上面に設けたり、モジュール上面に刻設、型成形などの機械的手段で設けてもよい。
【0029】
前記したモジュール800は、その凹凸部分により機械的高摩擦特性のモジュールとなるが、凹凸部分の機械的高摩擦特性に、成形素材の高摩擦特性を組み合わすと、極めて摩擦抵抗力に富んだ高摩擦特性面が形成でき、搬送する物品類の滑りを一層確実に防ぐことができる。
【0030】
また、モジュール800は、前記したコンベヤベルト(図2、図11、図12など)に適宜組み込むことができ、設計仕様により種々のものが構成できる。
【0031】
前記の実施例は、この発明の理解を助けるための実施例であり、この発明は、図示の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的範囲により、この発明は、評価されるべきものである。
【0032】
前記のように、この発明のコンベヤベルトには、低摩擦特性面と高摩擦特性面とが搬送面に混在するか、または、搬送面全面に高摩擦特性面が位置し、コンベヤベルトをスライドしながら支持するウエアストリップまたは支持ベルトと接触する面は、低摩擦特性の面となって、コンベヤベルトの駆動滑りを円滑にしているものであり、低摩擦特性面と高摩擦特性面は、前記モジュールおよび/またはハイブリッドアッセンブリモジュールの成形素材による物理的特性と前記凹凸構成による機械的特性とによってもたらされるものである。
【0033】
【発明の効果】
前記したように、この発明によれば、モジュール型コンベヤベルトにおいて、滑り止め機能を有する搬送面をもち、ウエアストリップに対しては、摩擦抵抗が極めて少ないコンベヤベルトが簡単な構造で得られ、安定した状態で物品類を搬送でき、搬送時のベルト駆動力を軽減でき、耐久性に富み、騒音の少ないコベルトコンベヤ装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の高摩擦特性のモジュールと低摩擦特性のモジュールとを組み合わせたコンベヤベルトの一例を示す斜視図である。
【図2】図1のコンベヤベルトの要部の平面図である。
【図3】図2の3−3線矢視方向断面図である。
【図4】図2の4−4線矢視方向断面図である。
【図5】図1、2、3、4に示された高摩擦特性のモジュールと低摩擦特性のモジュールとを組み合わせたコンベヤベルトの要部の分解斜視図である。
【図6】低摩擦特性を有するモジュールの正面図である。
【図7】高摩擦特性を有するモジュールの正面図である。
【図8】この発明の他の実施例におけるハイブリッドアッセンブリーモジュールの分解側面図である。
【図9】ハイブリッドアッセンブリーモジュールと低摩擦特性のモジュールを組み合わせたコンベヤベルトの断面図である。
【図10】ハイブリッドアッセンブリーモジュールと低摩擦特性のモジュールを組み合わせたコンベヤベルトの要部の分解斜視図である。
【図11】ハイブリッドアッセンブリーモジュール及び/または高摩擦特性のモジュールと低摩擦特性のモジュールを組み合わせたコンベヤベルトにおけるこれらモジュールの配置の一例を示す平面図である。
【図12】ハイブリッドアッセンブリーモジュール及び/または高摩擦特性のモジュールと低摩擦特性のモジュールを組み合わせたコンベヤベルトにおけるこれらモジュールの配置の一例を示す平面図である。
【図13】この発明のコンベヤベルトの組み立て方法の一例を示すフローチャートである。
【図14】この発明の他の実施例における高摩擦特性のモジュールの一例を示す正面図である。
【図15】図14のモジュールが低摩擦特性のモジュールにリンクされた状態を示す正面図である。
【図16】この発明の他の実施例におけるコンベヤベルトの要部を示す平面図である。
【図17】図16の実施例に使用される高摩擦特性のモジュールの斜視図である。
【符号の説明】
100 コンベヤ装置
102 無端ベルト
103 第1スプロケット
104 搬送面
105 第2スプロケット
108,110,112,114 桁(横木)
200 高摩擦特性のモジュール
201 第1連結部
203 第2連結部
202,202B 高摩擦特性のモジュールの外面
202A 段部
204 高摩擦特性のモジュールの内面
206,208 孔
300 低摩擦特性のモジュール
301 第1連結部
303 第2連結部
302 低摩擦特性のモジュールの外面
304 抵摩擦特性のモジュールの内面
306、308 孔
400 ハイブリッドアッセンブリーモジュール
420 基体
401 第1連結部
403 第2連結部
422 基体の内面
422 外面
426,428 孔
430 蟻溝
440 段状体
500 高摩擦特性のモジュール
502 外面
504 内面
600 ウエアストリップ
602 ロッド
610 ピボット連結部
700 低摩擦特性のモジュール
701 コンベアベルト
800 高摩擦特性のモジュール
806 凹凸構造部
Claims (4)
- 複数個のモジュールが互いに連結されて構成されるエンドレスループベルトを備えたコンベヤ装置(100)であって、該ベルト(102)を構成するモジュールは、高摩擦特性を有する第1の組の複数のモジュール(200、800)と、低摩擦特性を有する第2の組の複数のモジュール(300、700、400)とからなり、前記高摩擦特性と低摩擦特性の各モジュールは、第1連結部(201、301、802A)、第2連結部(203、303、802B)、内面(106、304、204)および外面(104、302、202)を備え、前記第1連結部と第2連結部は、ロッド(602)が挿通される孔(306、308、206、208、804A、804B) を有し、前記各モジュールは、前記第1連結部と前記第2連結部とに前記孔を介して前記ロッドを挿通することによりピボット連結されて、前記ベルトを構成し、該ベルトは、前記内面にそって配置されたウエアストリップ(600)で支持されるものであって、該ウエアストリップが接触する前記モジュールの内面は、低摩擦特性の前記モジュールの内面で、前記ベルトの搬送面を構成する前記モジュールの外面は、高摩擦特性のモジュールの外面が低摩擦特性のモジュールの外面よりも突出していることを特徴とするコンベヤ装置。
- 前記ベルトを構成する前記第1の組のモジュール ( 200、800 ) と第2の組のモジュール ( 300、700 ) は、それぞれベルト幅方向の桁部分を構成するよう隣接し、かつこれらによる桁 ( 108、110、112、114 ) の配列の連続する2つの桁の両方ともが、第1の組の高摩擦特性のモジュール ( 200、800 ) から選択されたものではないように配列されてなることを特徴とする請求項1のコンベヤ装置。
- 前記エンドレスループベルトが、2つの第1の高摩擦特性のモジュール ( 200、800 ) が互いに連結されない配置となるように第1の高摩擦特性のモジュール ( 200、800 ) と第2の低摩擦特性のモジュール ( 300、700 ) から選択されたモジュールが並べられた配列からなる請求項1のコンベヤ装置。
- 高摩擦特性の第1の組のモジュール(200、800)の外面(202) が菱形などの突起した機械的高摩擦特性構造を備えている請求項1のコンベヤ装置。
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