JPH0597000A - 車載用撮影装置 - Google Patents

車載用撮影装置

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Publication number
JPH0597000A
JPH0597000A JP2416234A JP41623490A JPH0597000A JP H0597000 A JPH0597000 A JP H0597000A JP 2416234 A JP2416234 A JP 2416234A JP 41623490 A JP41623490 A JP 41623490A JP H0597000 A JPH0597000 A JP H0597000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
vehicle
mirror
photographing
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP2416234A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Mukoda
稔 向田
Morio Yamanobe
守夫 山野辺
Kouji Sumikake
康治 角掛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2416234A priority Critical patent/JPH0597000A/ja
Publication of JPH0597000A publication Critical patent/JPH0597000A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 [目的]車外の複数方向の景色をテレビカメラなどで撮
影できるようにし、また反転影像も写すことができるよ
うにする。 [構成]台座1上に回転台6をモータ10により回転で
きるように設け、回転台6上に設置されたテレビカメラ
15により、車外の複数方向の景色を写せるようにす
る。またモータ20の動力により、支持板16に支持さ
れているミラー17を鎖線の位置から実線の位置へ移動
させ、テレビカメラ15の撮影方向に対してミラー17
が約45度の角度で対向する姿勢にする。これにより左
右反転した影像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車外景色を複数の方向
から撮影することのできる車載用撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に設置されて車外の景色を撮影す
る装置はほとんど実用化されていないが、従来のテレビ
カメラを設置するとしたら、フロントガラスやリヤガラ
スの内側に固定して設置することしか想定できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テレビ
カメラなどを車体に固定して設置しても、1方向の景色
しか撮影することができず、テレビカメラなどを設置す
る利点を生じない。またリヤガラスの内側にテレビカメ
ラなどを設置し、その映像を車内モニタにより見ること
ができるようにした場合を想定すると、通常車体後方の
景色はバックミラーにより左右反転したものとして見る
のが習慣になっているため、後方の景色を車内モニター
で見た場合、左右反転している映像と錯覚する恐れがあ
る。本発明は上記従来の課題を解決するものであり、テ
レビカメラなどにより車外の景色を複数の方向から撮影
することができ、また影像を左右反転させる機能を付加
して、バックミラーにより観察した像と同じ感覚で見る
ことができるようにした車載用撮影装置を提供すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による車載用撮影
装置は、車体上の車外景色を撮影できる位置に設置され
る台座と、この台座上にて撮影方向を変えるべく回転す
る回転台と、この回転台上に配置されたカメラとから成
るものである。さらに、上記手段において、カメラの撮
影方向前方に位置して、カメラの撮影視野から外れる位
置とカメラの撮影方向前方に対し約45度の角度にて対
向する位置との間を移動する反射面が設けられているも
のである。また、車体の屋根上面に設置されるものであ
り、カメラを覆う透明なカバーが設けられている構造と
することが好ましい。
【0005】
【作用】上記手段では、台座上にて回転台を回転させる
ことにより、車外の複数の方向の景色を撮影でき、これ
を例えば車内モニターで確認でき、あるいはビデオ撮影
などすることができる。また撮影方向前方に約45度の
角度にて対向するように移動する反射面を設けることに
より、左右反転した影像として見ることができるように
なり、バックミラーと同じ感覚にて像を確認できるよう
になる。さらに透明カバーを設けることにより、車体の
屋根に設置しても雨水がカメラ設置部に浸入するのを防
止できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明による車載用撮影装置の実施例を示す
平面図、図2はその側面断面図、図3は車体に設置した
状態ならびに車内モニター装置などの説明図である。
【0007】図1と図2において、符号1は台座であ
り、符号2はこの台座上を覆うアクリルなどによる透明
カバーである。この実施例では、図2に示すように、台
座1の下面にマグネット3が固定されており、図3に示
すように、自動車Cの車体の屋根の上面に磁気吸着力に
より固定できるようになっている。図2に示すように、
台座1の中央部には軸4が回転自在に支持されており、
この軸4の上部にはスリーブ5が固定され、このスリー
ブ5に回転台6が固定されている。また図2に示すよう
に、前記スリーブ5の下面にはスラストワッシャ7が設
置されている。
【0008】図1に示すように、回転台6の上面にはブ
ラケット9を介して回転用モータ10が固定されてい
る。この回転用モータ10の回転軸にはピニオン11が
設けられている。またブラケット9には前記ピニオン1
1と噛み合う駆動ギヤ12が回転自在に支持されてい
る。図2に示すように、台座1の上方への突出部の外周
には歯1aが形成されており、前記駆動ギヤ12はこの
歯1aと噛み合っている。よってモータ10の動力によ
り、回転台6は軸4を中心として回転駆動されるように
なっている。
【0009】前記回転台6上にはテレビカメラ15が固
定されている。図1においてθで示すのは、テレビカメ
ラ15による撮影視野範囲角度である。テレビカメラ1
5の撮影方向前方には、ミラー17が設けられている。
このミラー17は支持板16の片側の面に設置されてい
る。支持板16は回転台6に垂直に設けられた軸18に
対して回動自在に支持されている。支持板16はこの軸
18に対し図1において鎖線で示すように、前記θで示
す撮影視野範囲角度の外側へ外れる姿勢と、実線で示す
ように、撮影方向前方にて約45度の角度で対向する姿
勢との間を往復回動する。
【0010】符号20は前記支持板16を回動動作させ
るためのモータである。このモータ20の回転軸にはウ
オームギヤ21が設けられている。またブラケット24
にはギヤ22が回転自在に支持され、このギヤ22が前
記ウオームギヤ21と噛み合っている。ギヤ22にはピ
ニオンギヤ23が一体に形成されており、このピニオン
ギヤ23が中間大径ギヤ25と噛み合っている。中間大
径ギヤ25は中間小径ギヤ26と一体になっており、こ
の中間小径ギヤ26が駆動ギヤ27と噛み合っている。
【0011】符号31はスライダである。このスライダ
31は支持ピン30に支持され、図1と図2において左
右方向へ摺動自在に支持されている。このスライダ31
は板金により制作されているものであり、図2に示すよ
うにラック32が固定されている。このラック32が前
記駆動ギヤ27と噛み合っている。図1に示すように、
前記支持板16には側方に延びるアーム16aが設けら
れ、これがピン33を介してスライダ31に連結されて
いる。モータ20の動力は、ウオームギヤ21、ギヤ2
2、ピニオンギヤ23、中間大径ギヤ25、中間小径ギ
ヤ26を介して駆動ギヤ27に伝達される。そしてこの
駆動ギヤ27によりラック32と共にスライダ31が図
の左右方向へ駆動され、これにより、支持板16ならび
にミラー17が図1において実線で示す姿勢と鎖線で示
す姿勢との間を移動する。なお前記駆動ギヤ27の回転
角度は図示しない検知装置により検知され、これにより
支持板16ならびにミラー17が図1に示すように、カ
メラ15の撮影方向前方に45度の角度に確実に対向し
た姿勢になっているか、または図1において鎖線で示す
ように、θの視野範囲角度から外れた姿勢になっている
かを確認できるようになっている。
【0012】図2に示すように、台座1の中央部上面に
は固定基板35が設けられ、回転台6の下面には、固定
基板35に対面して回転台6と共に回転する回転基板3
6が設けられている。この両基板35と36の一方には
導体パターンが、他方にはこの導体パターン上を摺動す
る摺動接点が設けられている。この接点間の導通によ
り、まず台座1に対する回転台6の回転角度の検出が行
えるようになっている。さらにこの接点間の導通によ
り、回転台6上に設けられたテレビカメラ15のビデオ
信号、モータ10と20の回転駆動電流ならびに、前記
駆動ギヤ27の回転角度の検出信号などが固定基板35
に伝達される。図2において符号37は信号伝達ケーブ
ルを示している。このケーブル37は台座1の外側へ導
き出され、車体の内部まで引きこまれて図3に示す車内
モニター装置に接続されている。
【0013】図3に示す車内モニター装置は、テレビモ
ニター装置40と操作装置43とから構成されている。
テレビモニター装置40には液晶ディスプレイ42が設
けられている。また操作装置43には表示部44、45
と操作部46が配列されている。表示部44には44
a、44bなどで示すように、車体表示47の回りに8
分割されLEDなどの点灯表示が設けられ、表示部45
には、同じく8分割された点灯表示45a、45bなど
が設けられている。この8分割の点灯表示を有する表示
部44と45は車体表示47を中心とする同心円の2重
丸の配置となっている。例えば内側の表示部44の点灯
表示44a、44bなどのいずれかが点灯していること
により、現在撮影している方向を知ることができる。ま
た例えば外側の表示部45の点灯表示45a、45bな
どのいずれかが点灯していることにより、前記ミラー1
7が図1において実線の状態にあり、左右反転した影像
が得られているときのその撮影方向を知ることができる
ようになっている。また操作部46には複数の操作ボタ
ンが設けられており、この操作ボタンにより、撮影操作
のON−OFFの切換え、回転台6の回転制御、ミラー
17の回動制御などが行えるようになっている。
【0014】次に動作について説明する。テレビカメラ
15による撮影影像は、車内モニター装置の液晶ディス
プレイ42に写し出される。操作部46の操作により図
1に示すモータ10を始動することにより、回転台6が
回転し、撮影方向の切換ができる。この実施例では、回
転台6の回転方向が車体の前方、後方、左右両側方を含
めて8方向であり、例えば、操作部46の操作ボタンを
押すたびに、回転台6が45度ずつ回転する。そしてそ
の撮影方向は表示部44の点灯表示44a、44bなど
の表示により確認される。また影像を反転させたいとき
には、操作部46のいずれかの操作ボタンを押すことに
より、モータ20が始動し、支持板16ならびにミラー
17が図1において鎖線で示す姿勢から回動して実線で
示す姿勢になる。よってこのときには図1において図示
上方の景色が左右反転した状態にて液晶ディスプレイ4
2に現われる。このときの撮影方向は、表示部45の点
灯表示45a、45bなどの点灯により確認される。
【0015】上記左右反転動作はミラー17により行わ
れるため、カメラ15の撮影方向に対して90度相違す
る角度の景色が写される。よって例えば支持板16とミ
ラー17が鎖線の状態で撮影視野範囲角度θから外れて
おり、テレビカメラ15が車体の右側方向に向けられそ
の方向の景色を写し、その状態が表示部44の点灯表示
44cに表示されている状態とする。このとき、反転操
作ボタンを押し、ミラー17を図1の実線の姿勢にすれ
ば、車体の前方の景色が左右反転して写し出される状態
となり、表示部45の点灯表示部45aが表示されるこ
とになる。なお、本発明は上記実施例に限られるもので
はなく、車内にカメラモニター装置40を設けずに、撮
影した影像をビデオ録画してもよいし、あるいはカメラ
により静止画像を写してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、車外の複
数の方向の景色を撮影することができ、また請求項2記
載の発明では左右反転した影像を得ることができ、例え
ば後方の景色を写した場合に、バックミラーと同じ感覚
で影像を見ることができる。さらに請求項3記載の発明
ではカバーを設けることにより、雨水などが内部に浸入
するのを防止でき、よって車外に設置することが可能に
なる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載用撮影装置の実施例を示す平面
図。
【図2】車載用撮影装置の側面断面図。
【図3】車載用撮影装置の設置位置ならびにモニターと
操作装置の説明図。
【符号の説明】 1 台座 2 透明カバー 4 軸 6 回転台 10 回転用モータ 15 テレビカメラ 17 ミラー 20 ミラー駆動用モータ 40 テレビモニター装置 43 操作装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上の車外景色を撮影できる位置に設
    置される台座と、この台座上にて撮影方向を変えるべく
    回転する回転台と、この回転台上に配置されたカメラと
    から成る車載用撮影装置。
  2. 【請求項2】カメラの撮影方向前方に位置して、カメラ
    の撮影視野から外れる位置とカメラの撮影方向前方に対
    し約45度の角度にて対向する位置との間を移動する反
    射面が設けられている請求項1記載の車載用撮影装置。
  3. 【請求項3】車体の屋根上面に設置されるものであり、
    カメラを覆う透明なカバーが設けられている請求項1記
    載の車載用撮影装置。
JP2416234A 1990-12-28 1990-12-28 車載用撮影装置 Pending JPH0597000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2416234A JPH0597000A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 車載用撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2416234A JPH0597000A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 車載用撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0597000A true JPH0597000A (ja) 1993-04-20

Family

ID=18524473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2416234A Pending JPH0597000A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 車載用撮影装置

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JP (1) JPH0597000A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3318447A1 (en) 2016-11-08 2018-05-09 Alpine Electronics, Inc. Camera mounting apparatus
EP3552882A1 (en) 2018-04-12 2019-10-16 Alpine Electronics, Inc. Mounting apparatus for mounting a cover member to a surface of a vehicle
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971104