JPH0596948U - ビデオテープレコーダ - Google Patents
ビデオテープレコーダInfo
- Publication number
- JPH0596948U JPH0596948U JP3690192U JP3690192U JPH0596948U JP H0596948 U JPH0596948 U JP H0596948U JP 3690192 U JP3690192 U JP 3690192U JP 3690192 U JP3690192 U JP 3690192U JP H0596948 U JPH0596948 U JP H0596948U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- audio signal
- voltage
- frequency
- demodulating
- direct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 倍速再生時において、生じるFM音声信号の
ノイズを好適に除去すること。 【構成】 磁気テープの斜めトラックに記録された周波
数変調音声信号を回転ヘッドによって再生するようにし
たビデオテープレコーダにおいて、前記周波数変調音声
信号を平滑し直流電圧に変換する直流電圧変換手段と、
前記周波数変調音声信号を復調する復調手段と、前記復
調手段により復調された音声信号が供給されると共にそ
の通過周波数特性が前記直流電圧変換手段からの直流電
圧により制御されるフィルタ手段と、前記直流電圧変換
手段からの直流電圧が所定レベル以上になると前記前記
復調手段により復調された音声信号をミュートするミュ
ート手段とを備えてなる構成である。
ノイズを好適に除去すること。 【構成】 磁気テープの斜めトラックに記録された周波
数変調音声信号を回転ヘッドによって再生するようにし
たビデオテープレコーダにおいて、前記周波数変調音声
信号を平滑し直流電圧に変換する直流電圧変換手段と、
前記周波数変調音声信号を復調する復調手段と、前記復
調手段により復調された音声信号が供給されると共にそ
の通過周波数特性が前記直流電圧変換手段からの直流電
圧により制御されるフィルタ手段と、前記直流電圧変換
手段からの直流電圧が所定レベル以上になると前記前記
復調手段により復調された音声信号をミュートするミュ
ート手段とを備えてなる構成である。
Description
【0001】
本考案はビデオテープレコーダに関するものである。
【0002】
従来、周波数変調されて回転ヘッドにて記録された音声信号は、その復調後1 0KHz前後のカットオフ周波数に固定されたローパスフィルタ(LPF)を通 過せしめて倍速再生時に生じるノイズの低減を行っていた。
【0003】
しかしながら、上記従来の技術では、倍速再生時において音声信号のエンベロ ープに復調できないレベルが発生し、このレベル部分にドロップアウトノイズに 似たノイズが発生すると云う欠点があった。
【0004】 従って、本考案はかかる従来の問題点を解決しようとするものである。
【0005】
本考案は、磁気テープの斜めトラックに記録された周波数変調音声信号を回転 ヘッドによって再生するようにしたビデオテープレコーダにおいて、前記周波数 変調音声信号を平滑し直流電圧に変換する直流電圧変換手段と、前記周波数変調 音声信号を復調する復調手段と、前記復調手段により復調された音声信号が供給 されると共にその通過周波数特性が前記直流電圧変換手段からの直流電圧により 制御されるフィルタ手段と、前記直流電圧変換手段からの直流電圧が所定レベル 以上になると前記前記復調手段により復調された音声信号をミュートするミュー ト手段とを備えてなるビデオテープレコーダ。
【0006】
上記の手段によれば、周波数変調音声信号のレベルに応じてフィルタの通過特 性が変化せしめられるか、または復調後の音声信号がミュートされる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図1および図2を参照しつつ説明する。
【0008】 図1は本考案を実施したビデオテープレコーダ(VTR)の要部回路図、図2 はその動作説明のための信号波形図を示しており、図示しない磁気テープの斜め トラックに記録された周波数音声信号は回転磁気ヘッドにて再生され、音声プリ アンプを介して端子1に入力される。いま、前記再生音声信号が倍速再生されて いるものとすると、その波形図は図2のaのような波形となる。この信号は一方 では、アンプ2を介して抵抗3、ダイオード4、コンデンサ5からなる平滑回路 6に入力されここで直流電圧に変換され直流アンプ7に供給される。
【0009】 他方、前記再生音声信号はFM復調回路8にて復調後、アンプ9を介して可変 フィルタ回路10に供給される。この可変フィルタ回路10は前記直流アンプ7 から得られる直流電圧により制御される可変抵抗器11と、抵抗器12と、前記 直流アンプ7から得られる直流電圧が供給される第1コンパレータ13と、前記 第1コンパレータ13の出力によりオンオフ制御されるスイッチングトランジス タ14と、前記スイッチングトランジスタ14がオンすることにより前記可変抵 抗器11の出力端とアース間に介在されるコンデンサ15とからなる。また、1 6はミュート回路であって、該ミュート回路16はコレクタが前記可変抵抗器1 0の出力端に接続されたスイッチングトランジスタ17と、前記直流アンプ7か ら得られる直流電圧が供給されるとともに前記第1コンパレータ13のスレッシ ョールドレベルよりも低いスレッショールドレベルに設定されその出力を前記ス イッチングトランジスタ17ベースに抵抗18を介して供給する第2コンパレー タ19とからなる。
【0010】 倍速再生時のFM再生信号は図2のaの如き波形となっているが、これが平滑 回路にて平滑されることにより直流アンプ7の出力は図2のbの如くなり、この 直流電圧が各コンパレータ13,19に供給される。第1コンパレータのスレッ ショールドレベルはSH1に、第2コンパレータのスレッショールドレベルはS H2に設定されている。
【0011】 すなわち、直流アンプの出力電圧がスレッショールドレベルがSH1以上のレ ベルである場合、十分な音声信号が得られているものとして、復調後の音声信号 をそのまま出力する(図2のcのT1期間)。
【0012】 また、直流アンプの出力電圧がスレッショールドレベルSH1とSH2の間で あるとすると、再生音声信号のエンベロープが少々小さくノイズが発生するので 、スイッチングトランジスタ17をオンせしめるとともに可変インピーダンス素 子のインピーダンスを可変せしめることにより、ローパスフィルタとしての周波 数特性を落とす(通過帯域を狭める)(図2のcのT2期間)。
【0013】 さらに、直流アンプの出力電圧がスレッショールドレベルSH2よりも小さい 場合、再生音声信号のエンベロープが不十分でノイズが殆どであると見做し、第 2コンパレータ19はスイッチングトランジスタ17をオンせしめて再生音声信 号をミュートするようになっている。
【0014】 尚、上記実施例では、可変インピーダンス素子として、可変抵抗器11を用い ているが、これに代えてコンデンサ15を可変コンデンサとしてもよい。
【0015】
以上の通り本考案によれば、FM音声信号の倍速再生時、音声情報全体として の情報はできるだけ残し、耳障りなノイズだけを除去することができる。
【図1】本考案を実施したビデオテープレコーダのブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1の動作波形図である。
6 平滑回路 8 FM復調回路 10 可変フィルタ回路 11 第1コンパレータ 12 スイッチングトランジスタ 17 スイッチングトランジスタ 19 第2コンパレータ
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気テープの斜めトラックに記録された
周波数変調音声信号を回転ヘッドによって再生するよう
にしたビデオテープレコーダにおいて、 前記周波数変調音声信号を平滑し直流電圧に変換する直
流電圧変換手段と、 前記周波数変調音声信号を復調する復調手段と、 前記復調手段により復調された音声信号が供給されると
共にその通過周波数特性が前記直流電圧変換手段からの
直流電圧により制御されるフィルタ手段と、 前記直流電圧変換手段からの直流電圧が所定レベル以上
になると前記前記復調手段により復調された音声信号を
ミュートするミュート手段とを備えてなるビデオテープ
レコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3690192U JPH0596948U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | ビデオテープレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3690192U JPH0596948U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | ビデオテープレコーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0596948U true JPH0596948U (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=12482687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3690192U Pending JPH0596948U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | ビデオテープレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0596948U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001337120A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Advantest Corp | ジッター測定装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57140088A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-30 | Hitachi Ltd | Dropout compensating circuit in magnetic recording and reproducing device |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP3690192U patent/JPH0596948U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57140088A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-30 | Hitachi Ltd | Dropout compensating circuit in magnetic recording and reproducing device |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001337120A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Advantest Corp | ジッター測定装置 |
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