JPH0596821U - 電動式双眼鏡のストラップフック - Google Patents

電動式双眼鏡のストラップフック

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JPH0596821U
JPH0596821U JP3817292U JP3817292U JPH0596821U JP H0596821 U JPH0596821 U JP H0596821U JP 3817292 U JP3817292 U JP 3817292U JP 3817292 U JP3817292 U JP 3817292U JP H0596821 U JPH0596821 U JP H0596821U
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JP3817292U
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尚美 渡辺
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鎌倉光機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 片手で確実に保持して、片手操作で容易に各
スイッチ等による制御を行なうことが可能な電動式双眼
鏡を提供する。 【構成】 電動式双眼鏡10の対物側及び接眼側の2箇
所にストラップフック38,44を突設してハンドスト
ラップ46を装着し、本体側鏡筒側面との間に手を挿入
して手甲にハンドストラップを密着させることで、双眼
鏡の全重量を片手で安定に保持することができる。手の
幅方向の大きさに対する調整については、支軸40に枢
支されているストラップフック38が、対物側端面より
対物方向に開いて、自然に手の幅に応じて追随する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電動式双眼鏡にハンドストラップ(手甲バンド)を取付けるための ストラップフックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、オートフォーカス等の機能を備えた電動式双眼鏡は、両手で両眼それ ぞれに対する鏡筒を支持し、鏡筒上面に設けられたスイッチ類を片方の指先で操 作するようになっている。このように両手が塞がるため、できるだけ小型かつ軽 量化して片手でも操作できるように配慮されているものが公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、手の大きさには個人差があるために、必ずしも配列されたスイ ッチ類がすべて操作し易い位置に設けられているとは限らず、かえって片手操作 をし難くしている場合も見られる。
【0004】 本考案の目的は、片手でより確実に保持して容易に各スイッチ等による制御操 作を行なうことが可能な電動式双眼鏡を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案においては、ハンドストラップを備えた オートフォーカス等の機能を有する電動式の双眼鏡の電動制御機能を搭載した本 体側鏡筒側面における対物側及び接眼側の2箇所にハンドストラップを装着する ストラップフックを突設し、このうち対物側のストラップフックをその取付け基 部において枢支し対物側端面より対物方向に開くようにした。
【0006】
【作用】
本考案の構成によれば、ハンドストラップを装着するストラップフックを電動 式双眼鏡の電動制御機能を搭載した本体側鏡筒側面における対物側及び接眼側の 2箇所に突設したので、ストラップフックに装着したハンドストラップと本体側 鏡筒側面との間に手を挿入して手甲にハンドストラップを密着させ、双眼鏡の全 重量を片手で安定に保持することができる。
【0007】 手の大きさに対して、手の厚み方向の調整はハンドストラップに設けた公知の 長さ調節手段で調節可能である。また手の幅方向の調整については、対物側のス トラップフックが取付け基部において枢支され、対物側端面の閉止位置より対物 方向に開くので、自然に手の幅に応じて追随し、電動式双眼鏡の本体は掌中に密 着状態に保持することができる。従って、他方の手を添えることなく電動式双眼 鏡の本体を保持した片手の指先が自由に制御操作に使用できる。
【0008】 また、対物側のストラップフックを閉止位置にすると、対物側端面と同一面と なるので対物側端面を下に向けて置くときは良好な安定性が得られる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係わるスト ラップフックを備えた電動式双眼鏡10を示す斜視図であり、図2はストラップ フックにハンドストラップを装着した電動式双眼鏡10の平面図である。本体ハ ウジング12には、電動用メインスイッチ14、オートフォーカス用押しボタン 16、マニュアルフォーカス用押しボタン18,20が総て保持した片手22の 指先23で操作することが可能なように配置されている。24,26は対物レン ズで、受光側は本体ハウジング12の対物側端面28の開口部30,32となっ ている。この対物側端面28にはオートフォーカス用の受光部34,36が設け られている。37はバッテリケースで本体ハウジング12の鏡筒側面に設置され る。このように本体ハウジング12には電装品の総てが内蔵されている。
【0010】 38は、本体ハウジング12の対物側端面28に支軸40に枢支された可動ス トラップフックで閉止位置に図示されており、その回動範囲が2点鎖線42で示 されている。すなわち、可動ストラップフック38の対物側外面は閉止位置にあ るとき対物側端面28と同一面を形成する。また、44は接眼側に突設させた固 定ストラップフックである。図2に示されるように、可動ストラップフック38 と固定ストラップフック44とのそれぞれに設けられた貫通長孔39,45の間 に、ハンドストラップ46の端部を挿通して公知の手段で掛けわたす。手の大き さによるハンドストラップ46の長さの調節は、図3に示すような公知のバック ル部材48によって行なう。50は手の甲に密着させる当て革である。52はネ ックストラップ(首掛け紐)装着用の貫通長孔である。
【0011】 本体ハウジング12の鏡筒側面とハンドストラップ46の当て革50との間に 片手22を挿入すると、可動ストラップフック38は手の大きさに従って2点鎖 線42で示したように回動し、手の大きさに柔軟に対応することができる。従っ て、電動双眼鏡10の本体は観測者の掌中に安定して保持され、指先は自由に動 かすことできる。図4は本考案に係わるハンドストラップ(手甲バンド)46を 装着した電動式双眼鏡を片手で保持している態様を示す説明図で、接眼側から見 た正面図である。図示したように、観測者は手甲54にハンドストラップ46を 掛けて、電動式双眼鏡10を片手22で保持することができ、他方の手56で支 持しなくても、接眼部58,60を覗きながら、メインスイッチ14、オートフ ォーカス用押しボタン16、マニュアルフォーカス用押しボタン18,20を総 て保持した片手22の指先23のみで操作することが可能である。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係わる電動式双眼鏡のストラップフックは、対 物側端面に設けたストラップフックが可動であって対物側端面より外方に開くの で、手の大きさに関係なくよく適合して電動式双眼鏡を安定に保持できる。従っ て、保持している側の片手のみで電動制御操作ができ、接眼部を覗きながら、空 いた方の手は自由に使うことができる。
【0013】 このことは、例えば、図示のものと鏡像関係に構成した電動式双眼鏡を右利き の観測者が操作する場合、左手で電動式双眼鏡を保持して観察中に、フォーカス 操作をしながら右手で記録をとったり、例えばトランシーバ等他の機器を操作し たりすることができるので、バードウォッチングその他の観測や観察に優れた効 果を発揮することができる。
【0014】 また、ハンドストラップは、観察場所を移動するときに、これに手を通した状 態で電動式双眼鏡を安全に持運ぶのに都合がよい。さらに、使用しないときは対 物側端面に設けた可動ストラップフックを閉じた状態にすると、対物側端面は平 坦になるので、対物側端面を下に向けて安定した状態で静置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるストラップフックを備えた電動
式双眼鏡の全体斜視図である。
【図2】本考案に係わるストラップフックを備えた電動
式双眼鏡の平面図である。
【図3】本考案に係わる電動式双眼鏡のストラップフッ
クに装着したストラップの長さの調節操作を説明する部
分斜視図である。
【図4】本考案に係わるストラップフックを備えた電動
式双眼鏡を手で保持した態様を示す正面図である。
【符号の説明】
10 電動式双眼鏡 12 本体ハウジング 14 電動用メインスイッチ 16 オートフォーカス用押しボタン 18 マニュアルフォーカス用押しボタン 20 マニュアルフォーカス用押しボタン 22 片手 28 対物側端面 38 可動ストラップフック 40 支軸 44 固定ストラップフック 46 ハンドストラップ 58 接眼部 60 接眼部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドストラップを備えたオートフォー
    カス等の機能を有する電動式の双眼鏡であって、この双
    眼鏡の電動制御機能を搭載した本体側鏡筒側面における
    対物側及び接眼側の2箇所にハンドストラップを装着す
    るストラップフックを突設し、このうち対物側のストラ
    ップフックをその取付け基部において枢支し対物側端面
    より対物方向に開くようにした電動式双眼鏡のストラッ
    プフック。
JP1992038172U 1992-06-05 1992-06-05 電動式双眼鏡のストラップフック Expired - Lifetime JP2587169Y2 (ja)

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JP1992038172U JP2587169Y2 (ja) 1992-06-05 1992-06-05 電動式双眼鏡のストラップフック

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JPH0596821U true JPH0596821U (ja) 1993-12-27
JP2587169Y2 JP2587169Y2 (ja) 1998-12-14

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ID=12517976

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0192620U (ja) * 1987-12-10 1989-06-16
JPH03242610A (ja) * 1990-02-20 1991-10-29 Minolta Camera Co Ltd 双眼鏡

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0192620U (ja) * 1987-12-10 1989-06-16
JPH03242610A (ja) * 1990-02-20 1991-10-29 Minolta Camera Co Ltd 双眼鏡

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JP2587169Y2 (ja) 1998-12-14

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