JPH0596778A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0596778A
JPH0596778A JP3259179A JP25917991A JPH0596778A JP H0596778 A JPH0596778 A JP H0596778A JP 3259179 A JP3259179 A JP 3259179A JP 25917991 A JP25917991 A JP 25917991A JP H0596778 A JPH0596778 A JP H0596778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
laser beam
image area
image
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3259179A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Itsukida
正美 五木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3259179A priority Critical patent/JPH0596778A/ja
Publication of JPH0596778A publication Critical patent/JPH0596778A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザがレーザビームの強度を画質の劣化を
招かない範囲で種々に可変でき、更に解像度が異なって
も形成画像の画質を一定にできるようにする。 【構成】 半導体レーザ1のレーザビーム強度を調整す
る操作信号を送出する操作部19を設ける。更に操作信
号に基き感光体10(画像領域)にレーザビームが走査
されるときはこのレーザビームの強度を変化させ、かつ
画像領域外である同期信号発生手段7(非画像領域)に
レーザビームが走査されるときはレーザビームの強度を
一定に制御し、更に感光体10を走査するときの解像度
に応じてこのレーザビームの強度を変化させるように制
御する制御部11を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ,レー
ザ複写機等に適用される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタ,レーザ複写機等のレー
ザビームを用いる画像形成装置では、レーザビームをオ
ン,オフして感光体表面に静電潜像を形成し、電子写真
方式により画像形成を行っている。
【0003】図14に従来の画像形成装置内部のレーザ
光学系を示す。同図において、半導体レーザ51からの
レーザビームは、コリメータレンズ52よって楕円形の
平行ビームに拡大され、ポリゴンミラー53に入射す
る。
【0004】ポリゴンミラー53はミラーモータ(図示
していない)によって矢印方向に回転し、このポリゴン
ミラー53からの反射光は非球面レンズ54,非球面ト
ーリックレンズ55を通って50乃至80μm程度のレ
ーザビームにしぼられ、ポリゴンミラー53の回転に伴
って非画像領域を通り次に水平同期反射ミラー56で反
射され、水平同期受光部57に入射する。
【0005】次に、ポリゴンミラー53の回転に伴って
レーザビームは画像領域にある感光体60に入射し、更
に非画像領域を通過していく。
【0006】尚、レーザビームは図14において左から
右に走査されるものとする。
【0007】ここで、前記非球面レンズ54は、ポリゴ
ンミラー53からの反射光の角速度の相違を補正するも
のであり、また、前記非球面トーリックレンズ55はポ
リゴンミラー53の各面の精度(垂直性等)の違いによ
る反射ずれを補正するものである。
【0008】前記ポリゴンミラー53の各面ごとに、レ
ーザビームは図15に示すタイミングチャートに従って
制御され、非画像領域から,画像領域,非画像領域の順
に走査される。
【0009】次に図15に示すタイミングチャートにつ
いて説明する。前記ポリゴンミラー53が回転し始めた
ときは、その反射面がどこを向いているかわからない。
非画像領域を向いている場合もあるし、画像領域を向い
ている場合もある。
【0010】そこで、まず半導体レーザ51をオンさせ
(図15のレーザ強制点灯)てから水平同期信号(H−
SYNC)が発生するまでオン状態を続け、水平同期信
号発生後レーザ強制点灯信号をオフする。
【0011】次に、画像データを前記半導体レーザ51
へ送り、この画像データに従って半導体レーザ51をオ
ン,オフさせて感光体60上に静電潜像を形成する。こ
れは前記ポリゴンミラー53の反射面と画像データとの
同期を取るために行い、一度水平同期信号が発生した段
階で非画像領域においてレーザ強制点灯を行い、画像領
域では画像データに従ってレーザをオン,オフさせる動
作を繰り返す。
【0012】ここでレーザビームは、そのレーザ強度を
図15に示すレーザ制御電圧に従って変えることがで
き、従来においてはユーザが好みの画像の濃さに設定で
きるようになっており、上述した非画像領域,画像領域
ともレーザ制御電圧は同じであった。
【0013】このため、レーザ制御電圧を下げていくと
図14に示す水平同期受光部57に入射するレーザビー
ムも画像領域と同じように弱くなり、このため、前記水
平同期信号が発生しない場合があるという問題があっ
た。
【0014】この対策として、非画像領域となる水平周
期受光部57に入射するレーザビーム強度を画像領域と
独立に設定する方法が考えられている。ここで、半導体
レーザ51の温度補正を行うため図の非画像領域及び画
像領域をレーザビームが走査する間に、非画像領域のい
ずれかで後述のようなレーザサンプリング回路を用いて
レーザビーム強度をサンプリングし、このサンプリング
値を基準値と比較することにより補正して画像領域での
レーザビーム強度を一定にする必要がある。
【0015】従来そのようなサンプリングはどの非画像
領域でも行えたが、非画像領域と画像領域のレーザビー
ム強度を別々に設定する場合はそうはいかなくなり、ど
のようなサンプリングを行うかを解決する必要がある。
更に図13の従来のレーザサンプリング回路を用いてサ
ンプリングを行う場合にも問題がある。すなわち、図1
3のレーザサンプリング回路は、IC2 を含む比較部6
1に対してレーザビーム及び基準電圧を各々抵抗R11,
R12を介して入力して両者を比較し、その出力をトラン
ジスタQ4 を含む増幅部62で増幅して、更にこの出力
をFET1を含むサンプルホールド部63でサンプルホ
ールドした後この出力をIC1 を含む増幅部で増幅する
ようになっている。
【0016】ここで、サンプルホールド部63ではFE
T1をオンしてサンプルホールド用コンデンサC2 で信
号を保持するようにしているが、スイッチとして働くこ
のFET1には寄生ダイオード65が存在しているの
で、FET1をオフしてもレーザビームが基準値より大
きい場合は増幅部62のトランジスタQ4 がオンしてし
まうことになる。このためサンプルホールド部63の前
記コンデンサC2 にチャージされていた電荷が放電され
てしまうことになる。
【0017】この結果、従来は前記非画像領域の全てで
レーザビーム強度が同じであり、温度変化によりそのレ
ーザビーム強度が増加したときでもコンデンサC2 は若
干放電するのみでサンプルホールド動作には影響はない
が、前記のように水平周期受光部57に入射するレーザ
ビーム強度を他の領域と独立に設定した場合には、寄生
ダイオード65による放電が大きなサンプルホールド動
作に大きく影響するようになる。このため前記のように
非画像領域,画像領域ともレーザ制御電圧は同じに設定
せざるを得なかった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来は、前述のよう
に、レーザ制御電圧の可変範囲(下限)が、水平同期受
光部57が水平同期信号を発生できる下限電圧で決まっ
ていたため、ユーザが画像濃度を下げるにも限界があ
り、例えば線巾の太いゴシック文字については濃度が下
げられず、文字がつぶれるなどの問題があった。
【0019】前記レーザ制御電圧は、通常6V(感光体
60上の光強度0.7mW)程度であるが、ゴシック文字
がつぶれずに印字するためには2V以下に下げる必要が
あり、逆に水平同期受光部57が水平同期信号を発生す
るためには、2乃至3V以上必要であった。
【0020】また、CAD装置の出力用としてレーザプ
リンタを使用した場合、図形を鮮明に印字するために
は、濃度を上げる必要があり、レーザ制御電圧として8
乃至10Vが必要であった。ただし、レーザ制御電圧を
上げると、本来不要の迷光が生じ、水平同期信号の波形
が乱れるという問題があった。
【0021】更に、複数の解像度を持つレーザプリンタ
では従来のようにレーザ制御電圧が一定に設定されてい
る場合は、各解像度の違いに基いてレーザビームのスピ
ードが異なってくるのに、単位時間あたりに受光するレ
ーザビーム光量が一定でなくなってくるので、解像度の
違いによりプリントの画質が一定にならないという問題
があった。
【0022】そこで、本発明は、ユーザが、レーザビー
ムの強度を画質の劣化を招かない範囲で種々に可変でき
更に解像度が異なっても形成画像の画質を一定にできる
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、強度調整が可
能なレーザ発生源からのレーザビームを像担持体上に走
査して画像形成を行うとともに、画像形成の際の解像度
を切換え可能な画像形成装置において、前記レーザビー
ムの強度調整用の操作信号及び解像度設定信号を送出す
る操作手段と、前記レーザビームの像担持体に対する走
査位置を検出する検出手段と、前記操作手段からの操作
信号,解像度設定信号及び前記検出手段からの検出信号
を基に前記画像領域に対しては前記操作信号に対応し、
かつ解像度設定信号に応じて切換えた強度のレーザビー
ムを照射し、前記画像領域以外の領域に対しては一定の
強度のレーザビームを照射するように前記レーザ発生源
を制御する制御手段とを有することを特徴とするもので
ある。
【0024】
【作用】上述した構成の画像形成装置によれば、操作手
段から前記レーザ発生源からのレーザビームの強度調整
用の操作信号及び解像度設定信号を送出し、かつ検出手
段から検出信号を送出することにより、制御手段は前記
各信号を基に前記像担持体(画像領域)に対する走査時
のレーザ発生源からのレーザビームの強度を変化させ
る。また、制御手段は前記画像領域以外の領域に対する
レーザビーム走査時のレーザビームの強度を一定に制御
する。更に、制御手段は画像領域を走査する際の解像度
に対応してレーザビーム強度を変化させるように制御す
る。
【0025】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
【0026】図1に示す本実施例の画像形成装置におけ
るレーザ光学系は、従来例と同様な構成のレーザ発生源
としての半導体レーザ1と、コリメータレンズ2、ポリ
ゴンミラー3,非球面レンズ4及び非球面トーリックレ
ンズ5からなる偏光手段と、水平同期反射ミラー6、同
期信号発生手段及びレーザビームの走査位置を検出する
検出手段としての水平同期受光部7及び像担持体として
の感光体10を具備している。
【0027】次に図2を参照して前記半導体レーザ1を
制御するレーザ制御回路について説明する。
【0028】このレーザ制御回路は全体のシーケンスを
制御するマイクロプロセッサにより構成した制御手段を
構成する制御部11を具備している。
【0029】制御部11はミラーモータ12をオン,オ
フ制御するとともに、第1,第2の基準光量設定部1
3,20に設定用パルスを送り、レーザ制御電圧を設定
するようになっている。
【0030】第1の基準光量設定部13は、後述する積
分回路で前記パルス信号を直流信号に変換して比較増幅
部14に送るとともに、その積分回路からの直流信号を
前記制御部11へ返送するようになっている。
【0031】前記制御部11は、やはり図示しないA/
Dコンバータで所定のレーザ制御電圧になっているか否
かをチェックするようになっている。
【0032】前記比較増幅部14は、半導体レーザ1の
レーザビーム(光出力)とレーザ制御電圧とを比較し、
両者の差を増幅するためのものである。
【0033】半導体レーザ1からのレーザビームは、こ
の半導体レーザ1と一体になっている後述する光量検出
部15のフォトダイオードPDに送られ、電圧に変換さ
れた後比較増幅部14に与えられるようになっている。
【0034】この比較増幅部14と半導体レーザ1との
間には、オペアンプからなるサンプルホールド部16,
第1の電流増幅部17及び第1のレーザスイッチング部
18が接続されている。
【0035】前記サンプルホールド部16は、図1に示
す非画像領域における半導体レーザ1の光出力の温度補
正を行うために、比較増幅部14の出力をサンプルホー
ルドするようになっている。
【0036】前記第1の電流増幅部17は前記サンプル
ホールド部16の電流を増幅するようになっている。
【0037】前記第1のレーザスイッチング部18は、
制御部11からの画像データ又は第1のレーザ強制点灯
信号に従って半導体レーザ1に流れる電流をオン,オフ
するようになっている。
【0038】前記制御部11に接続された操作手段とし
ての操作部19は、ユーザが印字濃度を変える場合に、
あるいは印字する際に解像度に応じたレーザビーム強度
の操作信号を入力するオペレーションパネルである。
【0039】前記制御部11に接続された第2の基準光
量設定部20は、水平同期信号を発生させるとき、半導
体レーザ1に与える電圧を設定する部分で、前記水平同
期受光部7の水平同期信号発生に適当な電圧が設定され
ている。
【0040】第2の基準光量設定部20の出力は第2の
電流増幅部21を介して第2のレーザスイッチング部2
2に送られるようになっている。
【0041】第2のレーザスイッチング部22は、水平
同期信号発生領域で半導体レーザ1をオンさせるための
ものである。
【0042】次にレーザ制御回路の詳細を図3を参照し
て説明する。
【0043】第1の基準光量設定部13は、前記制御部
11からの設定用パルスを取り込んで、抵抗R30,コン
デンサC30で積分処理し、更にオペアンプIC3 で増幅
してレーザ制御電圧を作成するようになっている。
【0044】レーザ制御電圧はコンパレータ構成の比較
増幅部14に送られるとともに、前記制御部11のA/
D入力(アナログーディジタル変換入力)端子にも送ら
れ、これにより、前記制御部11は前記設定用パルスが
所望の値になるようにこの設定用パルスのデューティ比
を調整するようになっている。
【0045】前記第2の基準光量設定部20は、前記第
1の基準光量設定部13と同様な回路構成となってい
る。
【0046】前記光量検出部15は、半導体レーザ1と
一体になっているフォトダイオードPDの出力信号をオ
ペアンプIC4 で増幅して前記比較増幅部14に出力す
るようになっている。
【0047】尚、前記光量検出部15のボリュームVR
2 はフォトダイオードPDの光入力,電流出力のばらつ
き補正を行うためのものである。
【0048】前記サンプルホールド部16は、前記制御
部11から出力されるサンプル信号でトランジスタFE
T1 のゲートをオンしコンデンサC2 に前記比較増幅部
14の出力をホールドするようになっている。前記サン
プルホールド部16は、前記トランジスタFET1 ,ト
ランジスタQ4 ,ダイオードD2 乃至ダイオードD5,
抵抗R7 ,抵抗R9,抵抗R20,コンデンサC2 等によ
り構成されている。
【0049】前記第1の電流増幅部17は、トランジス
タQ1 ,Q2 を含んで構成されている。前記第2の電流
増幅部21は、前記第1の電流増幅部17と同様な構成
となっている。
【0050】前記第1のレーザスイッチング部18は、
バッファIC6 ,トランジスタQ5を含んで構成されて
いる。前記第2のレーザスイッチング部22はトランジ
スタQ6 を含んで構成されている。
【0051】次に、前記水平同期受光部7について図
4,図5を参照して説明する。
【0052】前記レーザービームは、フォトダイオード
31に入射し、オペアンプ32,33により増幅される
ようにようになっている。オペアンプ32,33の増幅
率は、ゲイン抵抗R0 で決定される。
【0053】ゲイン抵抗R0 の抵抗値は、小さいほうが
前記オペアンプ32,33を飽和させずに使用できるこ
とになる。
【0054】従って、図5に示すゲイン抵抗R0 の抵抗
値とレーザビームの光強度との特性において、ゲイン抵
抗R0 の抵抗値は小さい値に設定される。
【0055】尚、前記第1の基準光量設定部13の設定
値は前記半導体レーザ1の光出力が3mW程度になるよ
うに選ばれるが、前記水平同期受光部7においては、半
導体レーザ1からのレーザビームはポリゴンミラー3,
非球面レンズ4,非球面トーリックレンズ5を通過して
弱められるので、0.7mW程度になる。
【0056】本実施例においては、前記水平同期受光部
7の光強度は制御部11の制御の基に0.7mW程度の
適正値に保たれるので従来例と異なり水平同期信号を適
確に発生させることができる。
【0057】ここで、半導体レーザ1の温度補正につい
て説明する。
【0058】図6に半導体レーザ1の光出力と順電流と
の関係を示す。
【0059】半導体レーザ1の光出力が3mWになるよ
うに、第1の基準光量設定部13の制御電圧VI =6V
がユーザによって設定されていたとする。温度25℃の
とき40mAの半導体レーザ電流(順電流IF )で3m
Wの出力が得られるが、温度50℃になると約50mA
の電流を流さないと3mWが得られない。
【0060】0℃になると上述した場合と逆に減らす必
要がある。図2に示すレーザ制御回路では、制御部11
が第1のレーザ強制点灯信号をオンし、第1のレーザス
イッチング部18をオンする。この場合に第1のレーザ
スイッチング部18は半導体レーザ1に40mAの電流
を流すように動作する。
【0061】半導体レーザ1が点灯し、これと一体にな
っているフォトダイオードPDを含む光量検出部15か
ら光出力に比例した電圧が比較増幅部14に印加され
る。
【0062】サンプルホールド部16には、制御部11
から第1のレーザ強制点灯信号と同タイミングのサンプ
ル信号が出力され、この間サンプルホールド部16は出
力信号をサンプリングする。サンプル信号は図7で紙サ
イズA3,A4による印字領域の違いに関係なく、一定
時間サンプリングするように最大紙サイズによって、そ
のサンプリング時間の長さが決められている。比較増幅
部14の出力信号は、温度が50℃の場合半導体レーザ
1の電流を増やす方向に変化し、第1の電流増幅部17
で増幅され、第1のレーザスイッチング部18は半導体
レーザ1の電流を増加させる。
【0063】温度が逆に低くなった場合には、光量検出
部15,比較増幅部14,第1の基準光量設定部13,
サンプルホールド部16,第1の電流増幅部17及び第
1のレーザスイッチング部18からなるフィードバック
系が前記電流を減らす方向に動作し、半導体レーザ1は
第1の基準光量設定部13に設定された電圧に対応する
光量に保たれる。ここで温度補正のための光量サンプリ
ングは、図7に示す主走査方向1ラインごとに行われ
る。
【0064】尚、図6においてユーザが強度調整を操作
部19から行ったとき、制御部11から基準光量を設定
するための設定用パルスが第1の基準光量設定部13へ
出力され、更に積分されて基準電圧となる。その可変範
囲は図6に示すVI のように0乃至10Vまで、光量で
0乃至5mWまでである。
【0065】一方、水平同期信号検出のための第2の基
準光量設定部20の基準電圧の範囲は水平同期受光部6
に適正な6V±0.5 Vの範囲で微調整可能になってい
る。
【0066】図7は印字方向と用紙Pとの関係を示すも
ので、非画像領域,画像領域,非画像領域は各々図1に
示すものと対応している。ここで画像領域は操作部19
から選択された最大紙サイズの印字ができるように決め
られ、それに応じて非画像領域も決められる。用紙Pは
矢印方向に(紙搬送方向)搬送されており、印字は水平
同期信号に同期して画像データが送られ主走査方向に1
ライン印字し次の水平同期信号で同様に印字する。用紙
Pが矢印方向に移動しているため、印字動作は副走査方
向に移動する形で実行される。
【0067】図7には水平同期信号(IHSYNO)の
様子をも示している。
【0068】ユーザによるレーザ制御電圧の可変は、図
7に示す副走査方向に印字濃度が変わる形で表われるこ
とになる。これはユーザ可変が前述のように数秒かかる
ため水平同期信号1回分では済まないためである。水平
同期信号は解像度400DPI,8枚/分(A4)のレーザプ
リンタで周期約1msで、ユーザ可変に対して非常に速
い。
【0069】次に、上述した構成の画像形成装置の作用
を説明する。
【0070】まず、前記レーザ制御回路全体の動作を説
明する。
【0071】画像形成するための手順はミラーモータ1
2と半導体レーザ1をオンし、水平同期信号を発生させ
ることから始まる。
【0072】前記ミラーモータ12が一定回転数に達し
たら、画像データに同期して半導体レーザ1をオン,オ
フさせることにより、感光体10の表面上に静電潜像が
形成される。そこで、まず制御部11はミラーモータ1
2を駆動するとともに第2のレーザ強制点灯信号を送出
する。これにより、第2のレーザスイッチング部22が
オンし、半導体レーザ1が点灯する。
【0073】ミラーモータ12の回転によってポリゴン
ミラー3の反射面が回転し、水平同期受光部7にレーザ
ビームの反射光が入射し、水平同期信号が発生する。水
平同期信号は制御部11へ入力され、これにより第2の
レーザ強制点灯信号がオフする。
【0074】制御部11はこの時点から内部にある画像
領域カウンタ(図示していない)を動作させ、一定時間
カウントすると、第1のレーザ強制点灯信号をオンす
る。水平同期信号が発生してから前述の画像領域カウン
タがカウントしている間が画像領域に対応する。
【0075】しかし、ミラーモータ12が一定回転数に
達していない場合は、画像データは出力されず、このと
き第1のレーザスイッチング部18はオフで、半導体レ
ーザ1は点灯しない。
【0076】また、前述の第2のレーザ強制点灯信号が
オンする領域は、図1の非画像領域に対応するが、ここ
ではミラーモータ12が一定回転に達していないため、
その領域はずれている。
【0077】第1のレーザ強制点灯信号がオンすると、
第1の基準光量設定部20から記述した経路で半導体レ
ーザ1に対し、ユーザによって設定されたレーザ制御電
圧VI が加わる。
【0078】ここまでは図8のタイミングチャートの最
初の非画像領域イ、次の非画像領域ロ、画像領域ハ及び
次の非画像領域ニで示した領域の動作に対応する。
【0079】前記ミラーモータ12が一定回転に達する
と、ミラーモータ12から制御部11へレディ(READY
)信号が出力される。一定回転数に達する時間は、約
3乃至6秒位である。
【0080】制御部11は、この後画像領域チで画像デ
ータを出力するようになり、この領域では第1の基準光
量設定部13からレーザ制御電圧VI が半導体レーザ1
に加えられる。
【0081】次に、図8に示すタイミングチャートを用
いて本実施例のレーザ制御法を説明する。
【0082】前記ポリゴンミラー3が回転し始めるとと
もに半導体レーザ1を一定のレーザ制御電圧6Vでオン
させる。このときポリゴンミラー3の反射面はどこを向
いているかわからない。当初仮に非画像領域イを向いて
いたとして、以下の説明を行う。
【0083】図8に示す2番目の非画像領域ロで水平同
期信号が発生する。この非画像領域ロでは、レーザ制御
電圧は水平同期信号を発生するのに適した6V(ここで
は仮にVH とする)と一定である。
【0084】次の画像領域ハでのレーザ制御電圧は、ユ
ーザによって可変でき、ここでは仮にゴシック文字を鮮
明に出すためにVH より低いVI(約2V)に設定され
ているものとする。
【0085】この画像形成装置の動作開始直後は、ミラ
ーモータ12の回転数が一定でないため、画像領域ハで
も画像データは出力されない。水平同期信号を発生する
ための第2のレーザ強制点灯信号はここではオフであ
る。
【0086】第2のレーザ強制点灯信号は、非画像領域
ロで水平同期信号を発生させる信号であり、ミラーモー
タ12の回転数が一定の同期回転数に達するとレーザビ
ーム照射位置と第2のレーザ強制点灯信号の同期が取
れ、図1に示す非画像領域にポリゴンミラー3の反射光
がくるとき、第2のレーザ強制点灯信号がオンするよう
になるが、図8に示す場合は、ミラーモータ12が回転
し始めの状態のため、回転数が一定でなく第2のレーザ
強制点灯信号と同期が取れていない。
【0087】従って画像領域ハで第1,第2のレーザ強
制点灯信号がオンするのは、水平同期信号が入力される
とカウントを開始するタイマーによって第1のレーザ強
制点灯信号を管理することによって行っている。
【0088】非画像領域ヘ以降ミラーモータ12の回転
数が一定回転数に達し、第2のレーザ強制点灯信号とポ
リゴンミラー3の反射光位置の同期が取れるようにな
る。
【0089】図8に示すミラーモータ12の回転数が一
定回転数に達した以降の第1のレーザ強制点灯信号は、
図1の非画像領域に対応し、ここではレーザ制御電圧は
図1に対応した画像領域と同じVI が与えられ温度補正
のためのレーザ光量サンプリングを行う。非画像領域
ヌ,ワでは、従来はVI を与えていたが、本実施例では
常に水平同期信号発生に適正なVH がレーザ制御電圧と
して与えられる。
【0090】図8に示す非画像領域リ,ヌ,ヲ等は図1
の非画像領域に対応する。画像領域ルではユーザがレー
ザ制御電圧を印字が濃く出るように上げた場合でその電
圧はVI ′まで上昇するが、水平同期信号発生のための
非画像領域ワでは一定のVH が与えられる。
【0091】ユーザが実際にレーザ制御電圧を可変する
のは数秒かかるため、画像領域ルのレーザ制御電圧の変
化は次の画像領域カ以降も続く。
【0092】本発明の応用例として、水平同期受光部7
でも光強度の温度補正を入れた構成も考えられる。
【0093】図9がこの構成で、図2の構成に対して、
第2の基準光量設定部20の後に比較増幅部41とサン
プルホールド部42を設けている。水平同期受光部7で
のサンプルホールドは毎ラインごとに行っても良いし、
1ページの最初だけ行っても、ページ内での温度変化は
少ないので良好である。
【0094】また、図10に示すように、前記第2の電
流増幅部21,第2のレーザスイッチング部22を省略
し、第2の基準光量設定部20の出力を前記第1の電流
増幅部17に送るようにして、水平同期信号発生時の
み、画像領域でのレーザ制御電圧を増やす方法もある。
この方法だとレーザスイッチング部18と電流増幅部1
7が各々1つにできるので回路を簡略化できる利点があ
る。
【0095】また、ミラーモータ12がオンしたときか
ら非画像領域で半導体レーザ1をオンしているが、ミラ
ーモータ12が一定回転数に達してから半導体レーザ1
をオンしても良い。このようにした場合の利点は、半導
体レーザ1の寿命がオン時間で決まるため、その寿命を
延ばすことができることにある。
【0096】更に、レーザ光学系の調整のために、ユー
ザが操作部19のキーを選択することにより、前記ミラ
ーモータ12がオン、第2のレーザ強制点灯信号がオン
し、水平同期受光部7から水平同期信号が発生したと
き、制御部11が操作部19上の発光素子(ここでは図
示してない)を点灯させるような調整モードを持つこと
もできる。
【0097】また、レーザプリンタでは、複数の解像度
を持つ場合がある。例えば300DPI,400DPI,600DPIを操
作部19からの制御によって変えるような場合である。
プリントスピードがA4,8枚/分だとすると図1の感
光体10上を走査するレーザビームのスピードは、300D
PIで約243 mm/sec ,400DPIで約324 mm/sec ,600DPI
で約486 mm/sec と解像度が大きくなるに従い速くな
る。
【0098】前記水平同期受光部7で解像度によらず良
好な水平同期信号を得るためには、単位時間あたりに受
光するレーザビーム光量を増やす、即ち、レーザ制御電
圧を解像度が大きくなるに従って上げるようにすれば良
い。そこで、前記第2の基準光量設定部20の制御電圧
を、300DPIで6Vとした場合、400DPIではその約1.3倍
の約8V,600DPIではその約2倍、ただし、半導体レー
ザ1の最大定格5mWを超えないために約1.6倍の約1
0Vにすれば単位時間あたりのレーザビーム光量を解像
度によらず一定にできる。
【0099】更に、上述したように半導体レーザ1には
最大定格があるので、図6に示した光出力とレーザ制御
電圧の関係から、図2の第1,第2の基準光量設定部1
3,20の最大電圧は10Vを超えないよう制御部11
で制御すれば好適である。
【0100】また、水平同期信号発生時だけでなく、画
像領域のレーザ制御電圧を既述した300DPI,400DPI,60
0DPIの各解像度ごとに制御部11からの信号によって自
動的に変えることもできる。このようにすると、解像度
によらず一定の画質のプリントをすることができる。
【0101】更にまた、各解像度ごとに、図8のタイミ
ングチャートに示す温度補正用サンプリング時間と水平
同期信号検出のための時間の比率を変えて、解像度によ
らず余分なサンプリング時間を確保するようにもでき
る。即ち、解像度が上がると走査速度が増すので、逆に
サンプリング時間を増やしてやれば、図3の前記サンプ
ルホールド部16の抵抗R20,R7 ,コンデンサC2の
定数を各解像度ごとに変えずにサンプルホールドするこ
とができる。
【0102】また応用例として、前記レーザ制御回路で
光量検出部15の出力が制御部11のA/D入力に入力
されているので、これを利用して、第1,第2の基準光
量設定部13,20に対する設定を前記設定用パルスの
積分出力をフィードバックするのではなく、光量検出部
15の出力をもとに制御することができる。このように
すると、直接光量をフィードバックするため、半導体レ
ーザの発光ばらつき等を補正して制御することができる
ようになる。
【0103】この場合レーザビームの発光時間が、A
4,8枚/分のプリントスピードで約1ms以内である
ため、水平同期信号に応じて、この短い時間内に制御す
る必要があるが、1命令実行時間が1μs程度の現行の
マイクロプロセッサは充分に速いので、制御することが
可能となる。
【0104】図11は本発明の他の実施例を示すもの
で、従来において非画像領域と画像領域とのレーザビー
ム強度を異なるように設定する場合の問題を解決する構
成を示すものである。すなわち、図13のレーザサンプ
リング回路でスイッチとしてFET1を用いた場合、こ
れに生ずる寄生ダイオード65による放電の問題を解決
する方法を示すものである。
【0105】図11は図9における比較増幅部14を、
第1の比較部14Aと第1の増幅部14Bとに分けて、
制御部11から送られてくるサンプル信号によって第1
の増幅部14Bとサンプルホールド部16をオフ,オフ
制御するようになっている。これによってサンプル信号
がアクティブ(例えばHレベル)になった場合だけ、第
1の比較部14Aの出力が第1の増幅部14Bを介して
サンプルホールド部16へ送られるようになる。
【0106】図12は図11の具体的回路構成を示すも
ので、第1の比較部14Aは抵抗R10,抵抗R11,抵抗
R12,IC2 から成るコンパレータ等から構成され、第
1の増幅部14Bは抵抗R9 ,トランジスタQ4 等から
成り、サンプルホールド部16はスイッチとして動作す
るFET1,抵抗R21,抵抗R7 ,コンデンサC2 等か
ら成ってる。サンプルホールドさせるためのサンプル信
号が制御部11から第1の増幅部14Bのトランジスタ
Q4 のベースに加えられ、またIC5 により極性を反転
したサンプル信号がサンプルホールド部16のFET1
のゲートに加えられる。これによってサンプル信号がノ
ンアクティブすなわちLレベルのときは、Q4 がオフ,
FET1もオフとなり、FET1の寄生ダイオード65
はQ4 がオフ、すなわちQ4 のコレクタ電位がHレベル
のため同じくオフとなるので、図1で水平周期受光部7
に入射するレーザビーム強度を他の領域と独立に設定し
た場合でも、寄生ダイオード65による放電を防止する
ことができる。
【0107】ここで寄生ダイオード65が避けられない
FET1をスイッチとして用いる理由は、一般に用いら
れるメカニカルリレーやアナログスイッチ等に比べて大
きさ,コスト,動作速度等で優れた点を備えているから
である。
【0108】次に画像領域と非画像領域(同期信号受光
部)での半導体レーザのドライブ回路の違いを説明す
る。図11に示すように、画像領域は、光量検出部1
5,第1の比較部14A,第1の増幅部14B,サンプ
ルホールド部16,第1の電流増幅部17,第1のレー
ザスイッチング部18から成る制御回路で構成され、図
1の各非画像領域で半導体レーザ1からのレーザビーム
を光量検出部15,第1の比較部14A,第1の増幅部
14Bを介してサンプルホールド部16でサンプルホー
ルドする。
【0109】図1の画像領域ではレーザビーム強度は、
サンプルホールド部16でサンプルホールドされた基準
値との比較結果に従って一定に制御される。画像領域で
は画像濃度を一定にするために、レーザビーム強度を一
定に制御する必要がある。
【0110】図1の周期信号受光部7の非画像領域で
は、図11のように光量検出部15,第2の比較部14
A,第2の増幅部41B,第2の電流増幅部21,第2
のレーザスイッチング部22から成るドライブ回路で構
成され、前記画像領域の場合と違い、レーザビーム強度
はサンプルホールドされずに光量検出部15の出力を常
にフィードバックするようになっている。
【0111】これは画像領域と同期信号受光部7とで
は、基準光量が違うので後者用のサンプルホールド領域
を別に設けたいがサンプルホールドのための非画像領域
がないためであり、光量検出部15の出力と基準値のフ
ィードバック結果をホールドせず、第2のレーザスイッ
チング部22にフィードバックするようにしている。
【0112】図1の同期信号受光部7は図5に示したよ
うに、ある一定以上の光強度が与えられれば同期信号が
得られるため、画像領域のように常に一定な光強度であ
る必要はない。
【0113】画像領域と同期信号受光部で各々レーザド
ライブ回路が必要なのは、各々で基準光量が違うため
と、画像領域で一定光量を与えるためにサンプルホール
ド部16とを設けるためである。
【0114】次に図12の具体的回路の動作を説明す
る。
【0115】制御部11から送られた設定用パルスは、
第1の基準光量設定部13の抵抗R30とコンデンサC30
によって積分処理されてレーザ制御電圧となる直流電圧
に変換された後、IC3 で増幅される。第1の比較部1
4Aに送られたこの直流電圧は、コンパレータIC2 に
よって光量検出部15の出力と比較された後、第1の増
幅部14Bに加えられてトランジスタQ4 で増幅され
る。
【0116】トランジスタQ4 のベースにはサンプル信
号が入力されており、サンプル信号がオフのときはトラ
ンジスタQ4 は強制的にオフされる。これはサンプルホ
ールド部16内のFET1の寄生ダイオード65による
放電を防止するためである。サンプルホールド部16の
出力はIC1 を介して第1の電流増幅部17に加えられ
て、このトランジスタQ2 によって増幅される。更に第
1の電流増幅部17の出力は第1のレーザスイッチング
部18へ送られ、この第1のレーザスイッチング部18
はIC6 ,トランジスタQ1 ,Q5 ,抵抗R1 ,抵抗R
20等を含んで構成されている。
【0117】第1のレーザスイッチング部18の出力は
半導体レーザ1に加えられ、更にこの出力は半導体レー
ザ1と一体になっているフォトダイオードPDを含んで
いる光量検出部15に加えられる。この光量検出部15
の出力は、前記したような2種類のドライバ回路を介し
てフィードバックされる。
【0118】第2の比較部41AはトランジスタQ8 ,
抵抗R24,抵抗R25,抵抗R26,抵抗27等を含んで構成
され、第2の増幅部41BはトランジスタQ9 ,抵抗R
22,抵抗R23等を含んで構成され、第2の基準光量設定
部20はIC8 から成るコンパレータ,抵抗R28,抵抗
31,抵抗R32等を含んで構成され、第2の電流増幅部2
1はボリュームVR3 ,抵抗R33,抵抗R34等を含んで
構成されている。
【0119】図12では図11に対応して画像領域のみ
がサンプルホールド部16によってサンプルホールドさ
れる構成となっており、非画像領域は狭いのでサンプル
ホールドは行われない。非画像領域を広くするために
は、図1においてポリゴンミラー3から感光体10まで
の光路長を長くすれば良いが、このようにするにはレー
ザプリンタ自体の寸法を大きくしなければならず、小型
化の傾向に反することになる。しかし、画像領域のみサ
ンプルホールドすることにより、実用上差支えないので
小型化プリンタの実現が可能となる。
【0120】このように本実施例によっても前記実施例
と同様に非画像領域と画像領域とでレーザ制御電圧を別
々に設定することができるので、同様な効果を得ること
ができる。
【0121】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ユー
ザが操作手段を操作するだけでゴシック文字やCAD出
力等の種々の画像形成を行う場合に適正な画質の画像を
得ることができ、更に解像度が異なっても一定の画質の
画像を得ることができる画像形成装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置におけるレーザ光学系を示
す説明図である。
【図2】本実施例装置のレーザ制御回路を示すブロック
図である。
【図3】本実施例装置のレーザ制御回路の詳細な構成を
示す回路図である。
【図4】本実施例装置の水平同期受光部の回路図であ
る。
【図5】本実施例装置におけるゲイン抵抗の抵抗値と光
強度との関係グラフである。
【図6】レーザの光出力と順電流とレーザ制御電圧との
関係を示すグラフである。
【図7】用紙の印字方向,画像領域,非画像領域を示す
説明図である。
【図8】本実施例装置の動作を示すタイミングチャート
である。
【図9】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図10】本発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図11】本発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図12】図11の実施例装置のレーザ制御回路の詳細
な構成を示す回路図である。
【図13】従来のレーザサンプリング回路である。
【図14】従来のレーザ光学系を示す説明図である。
【図15】従来の装置の動作を示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 3 ポリゴンミラー 7 水平同期受光部 10 感光体 11 制御部 16 サンプルホールド部 19 操作部 65 寄生ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強度調整が可能なレーザ発生源からのレ
    ーザビームを像担持体上に走査して画像形成を行うとと
    もに、画像形成の際の解像度を切換え可能な画像形成装
    置において、 前記レーザビームの強度調整用の操作信号及び解像度設
    定信号を送出する操作手段と、 前記レーザビームの像担持体に対する走査位置を検出す
    る検出手段と、 前記操作手段からの操作信号,解像度設定信号及び前記
    検出手段からの検出信号を基に前記画像領域に対しては
    前記操作信号に対応し、かつ解像度設定信号に応じて切
    換えた強度のレーザビームを照射し、前記画像領域以外
    の領域に対しては一定の強度のレーザビームを照射する
    ように前記レーザ発生源を制御する制御手段とを有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP3259179A 1991-10-07 1991-10-07 画像形成装置 Pending JPH0596778A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3259179A JPH0596778A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3259179A JPH0596778A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596778A true JPH0596778A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17330466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3259179A Pending JPH0596778A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0596778A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1746466A1 (en) 2005-07-21 2007-01-24 Ricoh Company, Ltd. Optical writing device, optical writing method, and image forming apparatus
US7294824B2 (en) 2004-01-19 2007-11-13 Ricoh Company, Ltd. Light beam scanning device, image forming apparatus, and light beam scanning method
JP2009178860A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Kyocera Mita Corp 光走査装置,画像形成装置及び画像形成方法
JP2014059396A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7294824B2 (en) 2004-01-19 2007-11-13 Ricoh Company, Ltd. Light beam scanning device, image forming apparatus, and light beam scanning method
EP1746466A1 (en) 2005-07-21 2007-01-24 Ricoh Company, Ltd. Optical writing device, optical writing method, and image forming apparatus
JP2009178860A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Kyocera Mita Corp 光走査装置,画像形成装置及び画像形成方法
JP2014059396A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7187397B2 (en) Light beam scanning apparatus
JPH05503399A (ja) 複数の帰還ループを有するレーザドライバ
JP2883747B2 (ja) 画像形成装置
US4807239A (en) Drive and control circuit for laser diode
JPH0596778A (ja) 画像形成装置
US6693658B2 (en) Light beam scanning apparatus
JPH0373190B2 (ja)
US6144680A (en) Laser driving apparatus and image forming apparatus using the same
JPH04204672A (ja) 画像形成装置
JP4165314B2 (ja) 画像形成装置
US7804514B2 (en) Light beam scanning apparatus and image forming apparatus
JPH10213771A (ja) 光走査装置
JPH04204671A (ja) 画像形成装置
EP1244289A2 (en) Laser scanner and a copying machine using the same
JP3710389B2 (ja) 画像形成装置
JP4049939B2 (ja) 画像形成装置
JP3608283B2 (ja) 発光素子制御装置及び画像露光装置
JPH01209871A (ja) レーザプリンタの印字タイミング検知方式
JP3446637B2 (ja) レーザダイオード駆動回路及び画像形成装置
JPH02106715A (ja) 多点同期方式の光走査装置
JPH04307570A (ja) レーザ記録装置のレーザスキヤナ制御回路
US7022977B2 (en) Light beam scanning apparatus
JPH05181076A (ja) 光走査装置
JPH06270460A (ja) 画像形成装置
JP2002019186A (ja) 画像形成装置