JPH0596725A - 液滴噴射装置 - Google Patents
液滴噴射装置Info
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- JPH0596725A JPH0596725A JP25924991A JP25924991A JPH0596725A JP H0596725 A JPH0596725 A JP H0596725A JP 25924991 A JP25924991 A JP 25924991A JP 25924991 A JP25924991 A JP 25924991A JP H0596725 A JPH0596725 A JP H0596725A
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- Japan
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- ink
- piezoelectric ceramic
- lid
- liquid droplet
- array
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/10—Finger type piezoelectric elements
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
置を駆動し、低製造コストで歩留まりの高い高速印字タ
イプの液滴噴射装置を提供する。 【構成】 多数の平行な第1の側壁5に挟まれたインク
流路4と、インク流路4に直交する2本の溝からなるイ
ンク供給路3とを有する圧電セラミックスプレート2
と、インク流路4に直交し、インク供給路3である溝に
係合する第2の側壁9と噴射口12を有するフタ8を接
合して形成されている。
Description
のである。
を用いたバブルジェット式や、電気機械変換素子を用い
た圧電式などのインクジェットプリンタが、インパクト
式プリンタに比べて低騒音であるなどの理由により近年
注目されている。例えば圧電式のものは、圧電アクチュ
エータの寸法変位によってインク流路の容積を変化させ
ることにより、その容積減少時にインク流路内のインク
をオリフィスから噴射し、容積増大時に他方の弁からイ
ンク流路内にインクを導入するようにしたもので、ドロ
ップオンデマンド方式と呼ばれている。そして、このよ
うな噴射装置を多数互いに近接して配設し、所定の位置
の噴射装置からインクを噴射させることにより、所望す
る文字や画像を形成するのである。
10を参照して説明する。
し、かつ矢印128の方向に分極処理を施した圧電セラ
ミックスプレート52と、フタ58とを図示しない接着
層を介して接合することで、横方向に互いに間隔を有す
る多数の平行なインク流路54a乃至54eが構成され
る。インク流路54a乃至54eは長方形断面の長くて
狭いものであり、側壁55a乃至55fは流路の全長に
わたって伸び、流路軸に垂直に変形可能で流路内のイン
ク圧を変化させる。該側壁55a乃至55fの表面には
駆動電界印加用の駆動電極57a乃至57gが形成して
ある。
タに従って例えば図9に示すように噴射装置84cが選
択されると、駆動電極57c、57eと駆動電極57d
の間に駆動電界が印加される。このとき駆動電界方向
(図中矢印方向)と分極方向とが直交しているため、側
壁55c、55dは圧電厚みすべり効果によってインク
流路54cの内部方向にハの字形に変形する。この変形
によりインク流路54c内のインク圧が大となり、図示
されていない噴射口からインク液滴が噴射される。
た従来の液滴噴射装置にて印字速度向上のために、複数
列のアレイを有するプリンタヘッドを構成しようとする
と、図10にその組立工程例を示したように、側壁55
に挟まれた多数の溝からなるインク流路54を形成した
圧電セラミックスプレート52を複数枚と前記インク流
路54のフタ58とを接合した後、前記インク流路54
に1対1で対応する噴射口112を形成したノズルプレ
ート110を、複数の前記圧電セラミックスプレート5
2とフタ58の接合体の端面に接合しなければならず、
部品点数が多くなること、噴射口112の数と同じだけ
の溝加工行程が必要であり、歩留まりが悪く、製造コス
トが増大する等の問題が生じていた。
になされたものであり、少ない溝加工工数、部品点数で
多くの噴射装置を構成し、低製造コストで歩留まりの高
い高速印字タイプの液滴噴射装置を提供することを目的
とする。
に本発明の液滴噴射装置は、圧電セラミックスからな
り、第1の側壁により挟まれてなる複数のインク流路を
有するプレートと、前記インク流路に交差し、各々の該
インク流路を複数のインク室に分離する第2の側壁と、
該インク室に1対1で連通する噴射口とを有し、且つ前
記圧電セラミックスのプレート上に接合される蓋体と、
前記プレートを変形させ、前記インク室の容積を変化さ
せ、前記蓋体の噴出口よりインクを噴出させる駆動手段
とを備える。
れば、所定の噴射装置に対応するインク室の容積減少時
に、インク室内のインクが噴射口より噴射される。
参照して説明する。尚、従来例と同一の部分については
同一の符号を付し、その説明は省略する。
レイ1の一部を破断して示すように、多数の平行な第1
の側壁5に挟まれたインク流路4と、インク流路4に直
交する2本の溝からなるインク供給路3とを有する圧電
セラミックスプレート2と、インク流路4に直交し、イ
ンク供給路3である溝に係合する第2の側壁9と噴射口
12を有するフタ8を接合して形成されている。
流路4の各々は第2の側壁9により3つのインク室6に
分けられており、噴射口12はインク室6に1対1で対
応している。インク供給路3と第2の側壁との係合部に
於て、インク供給路3の底部に隙間を有しており、この
隙間は図示しないインク供給部に連通している。
1は、矢印28の方向に分極処理を施され、4本の平行
な溝からなるインク室6a、6b、6c、6dと、イン
ク室6を挟む5枚の第1の側壁5a、5b、5c、5
d、5eを有する圧電セラミックスプレート2と、イン
ク室6a、6b、6c、6dに1対1で対応する噴射口
12a乃至12dを有するフタ8とからなる。またイン
ク室6a、噴射口12aよりなる噴射装置を噴射装置3
4aとし、他の噴射装置も同様に噴射装置34b,34
c,34dとする。
を有するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系のセラミッ
クス材料に、矢印28の方向に分極処理を施した板を用
意し、図5に示すように上記した形状の平行なインク流
路4を形成する溝をダイヤモンドカッティング円盤の回
転またはレーザ等により、必要な本数だけ切り、この溝
側部の表面に電極7を形成し、さらに図6に示すように
インク流路4に直交する方向にインク供給路3を形成す
る溝をダイヤモンドカッティング円盤の回転またはレー
ザ等により切ることで得られる。
ない圧電セラミックスプレート2と同種の材料、または
他の材料からなる板を用意し、複数の平行な溝を上記し
た様な方法にて形成し、インク流路4の各々を3つのイ
ンク室6に分けるための第2の側壁9を設け、第2の側
壁9の表面に駆動電界印加用のリード電極11を形成
し、そして各インク室6に1対1で対応する噴射口12
である穴をレーザまたはエッチング等により加工するこ
とで得られる。そして圧電セラミックスプレート2とフ
タ8とを、インク供給路3を形成する溝と、第2の側壁
9とが係合するように接合することでアレイ1が得られ
る。
電気回路が設けられている。この電気回路において、電
極7a乃至7fがそれぞれ別々にリード電極11を介し
てLSIチップ16に接続され、クロックライン18、
データライン20、電圧ライン22及びアースライン2
4もLSIチップ16に接続されている。
第2のグループに分けられており、クロックライン18
から供給された連続するクロックパルスがこの第1、第
2グループを続けて駆動する。データライン20上に現
れる多ビット・ワード形式のデータが各グループのうち
のどちらのインク室6a乃至6dを作動すべきかを決定
し、LSIチップ16の回路により選ばれたグループの
インク室6の電極7a乃至7fに電圧ライン22の電圧
Vを印加する。この電圧により選ばれたインク室6a乃
至6dの両側の第1の側壁5a乃至5eが圧電効果によ
る変形をし、従って各グループに於て全てのインク室6
a乃至6dが作動可能になる。このとき作動されていな
い同一グループのインク室6a乃至6dの電極7a乃至
7fと、他のグループに属する全てのインク室6a乃至
6dの電極7a乃至7fは接地される。
置34bが選択された場合を示しており、インク室6b
内の電極7cに電圧ライン22の電圧Vが印加され、他
の電極7a、7b、7d、7e、7fは接地されてい
る。第1の側壁5b、5cには分極方向と直交する電界
(図中矢印方向)が印加されるので、圧電厚みすべり効
果の変形により該第1の側壁5b、5cがハの字形にイ
ンク室6b内に向かって変形する。このためインク室6
bの容積が減少し、インク室6b内のインクが噴射口1
2bを通って噴射される。また、電圧の印加が遮断され
第1の側壁5b、5cが元の位置まで戻されると、その
時のインク室6bの容積増加に伴って図示しないインク
供給部からインク供給路3(図2参照)を介してインク
が補充される。尚、例えば他の噴射装置34cが選択さ
れた場合には、第1の側壁5c、5dが変形させられて
インク室6c内のインクが噴射される。
本実施例の液滴噴射装置は、噴射装置の数だけインク流
路を設け、複数枚の圧電セラミックスプレートを接合す
る必要があった従来の液滴噴射装置に比べて、部品点
数、溝加工工程が少ないために、製造時の歩止まりがよ
く、製造コストが低減できる。
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲の変更は
可能である。
発明によれば、少ない溝加工本数、部品点数で複数列の
アレイを有し、製造コストの安い、歩留まりのよい高速
印字タイプの液滴噴射装置が提供できる。
態を示す説明図である。
をした斜視図である。
に溝加工をした斜視図である。
ている状態を示す説明図である。
噴射装置の組立状態の斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 圧力発生体を用いてインク流路の容積を
変化させることにより該インク流路のインクを噴射する
噴射装置を多数備えた液滴噴射装置において、 圧電セラミックスからなり、第1の側壁により挟まれて
なる複数のインク流路を有するプレートと、 前記インク流路に交差し、各々の該インク流路を複数の
インク室に分離する第2の側壁と、該インク室に1対1
で連通する噴射口とを有し、且つ前記圧電セラミックス
のプレート上に接合される蓋体と、 前記プレートを変形させ、前記インク室の容積を変化さ
せ、前記蓋体の噴出口よりインクを噴出させる駆動手段
とを備えることを特徴とする液滴噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25924991A JP2976626B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 液滴噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25924991A JP2976626B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 液滴噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0596725A true JPH0596725A (ja) | 1993-04-20 |
JP2976626B2 JP2976626B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=17331482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25924991A Expired - Lifetime JP2976626B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 液滴噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2976626B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002178509A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-26 | Olympus Optical Co Ltd | 液滴噴射装置 |
JP2011167846A (ja) * | 2010-02-16 | 2011-09-01 | Sharp Corp | インクジェットヘッドおよびその製造方法 |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP25924991A patent/JP2976626B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002178509A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-26 | Olympus Optical Co Ltd | 液滴噴射装置 |
JP2011167846A (ja) * | 2010-02-16 | 2011-09-01 | Sharp Corp | インクジェットヘッドおよびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2976626B2 (ja) | 1999-11-10 |
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