JPH0596512U - エアーシリンダ - Google Patents

エアーシリンダ

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Publication number
JPH0596512U
JPH0596512U JP3748192U JP3748192U JPH0596512U JP H0596512 U JPH0596512 U JP H0596512U JP 3748192 U JP3748192 U JP 3748192U JP 3748192 U JP3748192 U JP 3748192U JP H0596512 U JPH0596512 U JP H0596512U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder tube
air
cylinder
piston
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3748192U
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English (en)
Inventor
信隆 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Showa Denko Materials Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd, Showa Denko Materials Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP3748192U priority Critical patent/JPH0596512U/ja
Publication of JPH0596512U publication Critical patent/JPH0596512U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置を大型化せずに、エアーシリンダのスト
ローク長さをシリンダチューブよりも長く設定可能とす
る。 【構成】 ピストンロッド19を最小径のシリンダチュ
ーブ10に収納および引出し可能に一体化するととも
に、最大径のシリンダチューブ8内に使用する全てのシ
リンダチューブ9,10を収納および引出し可能に構成
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、装置を大型化させずにストロークを長く設定することが可能なエア ーシリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来より一般的に用いられているエアーシリンダの概略構成を示し、 その構成を動作とともに説明する。まず、同図に示すような状態において、図示 しないがエアー給排気手段を介してエアー吸排気口5よりエアーを供給すると、 ロッド送り側空気室7内の気圧が高まる。 そして、ロッド送り側空気室7内の気圧がロッド戻り側空気室6内の気圧より も高くなると、ピストン3がロッド戻り側空気室6内のエアーをエアー吸排気口 4より押出しつつ図中Lで示した距離(ストローク)だけ同図において左方向へ 移動する。ピストン3がこのように移動することにより、ピストン3と一体に取 付けられているピストンロッド1も同様に移動する。 次に、エアー吸排気口4よりエアーを供給し、かつエアー吸排気口5よりエア ーが排気され、ロッド戻り側空気室6内の気圧がロッド送り側空気室7内の気圧 よりも高くなる。これにより図中左方向へと移動されていたピストン3は、右方 向にストロークL分移動され、ピストンロッド1の往復運動が行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のエアーシリンダは上記したように構成されているので、ピス トンロッド1のストロークLは、ロッド送り側空気室7およびロッド戻り側空気 室6の長さ、つまりシリンダチューブ2の長さよりも長くすることができなかっ た。このため、エアーシリンダにおけるピストンロッド1のストロークLを長く しようとする場合、シリンダチューブ2の長さlを長く設定しなければならず、 L>lとの関係上、ストロークLの長いエアーシリンダを作製するには、装置が 大型化となり、設置スペースの狭い場所に取付けることができない問題があった 。本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、装置を大型化するこ となく、エアーシリンダのストロークをシリンダチューブの長さよりも長くする ことが可能なエアーシリンダの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような目的を達成するために、最大径の第1シリンダチューブ を形成し、これと略同一長で、かつ順次小径となる各シリンダチューブをそれぞ れ形成し、各シリンダチューブは順次大径のシリンダチューブ内に収納および引 出し可能に取付けるとともに、最大径の第1シリンダチューブ内に収納および引 出し可能に取付けられ、かつ最小径のシリンダチューブ内にピストンロッドを収 納および引出し可能にすることを特徴とする。
【0005】
【作用】
最大径のシリンダチューブ内より順次小径のシリンダチューブが引出されると ともに、最小径のシリンダチューブよりピストンロッドが引出され、かつピスト ンロッドおよび各シリンダチューブは順次大径のシリンダチューブ内に収納され 、シリンダチューブの長さよりも長いストロークの往復運動を行う。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係るエアーシリンダの最大収縮時の概略構成を示す説明用断面 図であり、図中最大径の第1シリンダチューブは符号8で表してある。この第1 シリンダチューブ8は、その一端面(図中左端面)に開口部が形成され、この開 口部には第1シリンダチューブ8よりも小径の第2シリンダチューブ9が進退自 在に挿嵌されている。そして、この第2シリンダチューブ9の他端には、第1シ リンダチューブ8の中空部内をロッド送り第1空気室15とロッド戻り第1空気 室30とに区分しつつ、中空部の内壁面に当接して摺動する第1ピストン16が 取付けられている。
【0007】 第2シリンダチューブ9よりも小径の第3シリンダチューブ10は、第2シリ ンダチューブ9の一端面に開設された開口部に進退自在に挿嵌されるとともに、 その他端には第2シリンダチューブ9の中空部内をロッド送り第2空気室14と ロッド戻り第2空気室29とに区分しつつ、中空部の内壁面に当接して摺動する 第2ピストン17が取付けられている。
【0008】 ピストンロッド19は、第3シリンダチューブ10の一端面に開設された開口 部に進退自在に挿嵌されるとともに、その他端には第3シリンダチューブ10の 中空部をロッド送り第3空気室13とロッド戻り第3空気室28とに区分しつつ 、中空部の内壁面に当接して摺動する第3ピストン18が取付けられている。 一方、第1シリンダチューブ8の他端面には、エアー排気口11とエアー吸気 口12とが取付けられており、また第1ピストン16の中央には、第1シリンダ チューブ8のロッド送り第1空気室15と第2シリンダチューブ9のロッド送り 第2空気室14を連通する第1ピストン空気口20が開設されている。 さらに、第2ピストン17の中央にも、第2シリンダチューブ9のロッド送り 第2空気室14と第3シリンダチューブ10のロッド送り第3空気室13を連通 する第2ピストン空気口21が開設されている。
【0009】 他方、第1シリンダチューブ8の一端面側付近には、ロッド戻り第1空気室3 0に臨むように、第1シリンダチューブ吸気口22および第1シリンダチューブ 排気口23が設けられており、また第2シリンダチューブ9の一端面付近には、 ロッド戻り第2空気室29に臨むように、第2シリンダチューブ吸排気口24, 25が取付けられている。さらに、第3シリンダチューブ10の一端面付近には 、第3シリンダチューブ吸排気口26,27が取付けられている。
【0010】 次に、このような構成よりなる本実施例の動作を説明する。 本実施例に係るエアーシリンダは、シリンダチューブ収納型の構造よりなるも ので、エアーシリンダが最大に収縮した状態においては、図1に示したように、 第3シリンダチューブ10は第2のシリンダチューブ10内に収納され、この状 態で第2シリンダチューブ9が第1シリンダチューブ8内に収納されている。
【0011】 そして、第1シリンダチューブ8に設けられているエアー排気口11を閉じ、 エアー吸気口12からエアーを供給することによって、ロッド送り第1空気室1 5内の気圧が上がり、第1ピストン16を図中左方向に押出す。この時、ロッド 戻り第1空気室30内にあるエアーを第1シリンダチューブ排気口23より排気 する。
【0012】 また、第1ピストン16の中央に設けた第1ピストン空気口20より、ロッド 送り第1空気室15内のエアーがロッド送り第2空気室14内に供給され、これ により第2ピストン17が図中左方向に押出される。
【0013】 次に、第2ピストン空気口21よりロッド送り第3空気室13にエアーが供給 され、第3ピストン18を図中左方向に押出す。シリンダチューブ9,10の収 納時において、各ロッド戻り空気室28,29内に封入されているエアーは、各 シリンダチューブ吸排気口24〜27より排気される。これにより、図1に示し た状態のエアーシリンダは図2に示したような引出し状態になる。
【0014】 次に、この状態にあるエアーシリンダを収縮させる場合、第1シリンダチュー ブ吸気口22よりロッド戻り第1空気室30にエアーを供給することで、同室3 0内の気圧が上がり、第1ピストン16を図中右方向へ押出す。そして、第1ピ ストン16および第2シリンダチューブ9が第1シリンダチューブ8内に収納さ れた時、第2シリンダチューブ吸排気口24,25よりロッド戻り第2空気室2 9へエアーが流入する。
【0015】 これにより、ロッド戻り第2空気室29内の気圧が上昇して第2ピストン17 を図中右方向に押し、第3シリンダチューブ10を第2シリンダチューブ9内に 収納した時、第3シリンダチューブ吸排気口26,27より、ロッド戻り第2空 気室29からエアーが流入する。
【0016】 これにより、ロッド戻り第3空気室28内の気圧が上昇し、第3ピストン18 を図中右方向へ押してピストンロッド19を第3シリンダチューブ10に収納す る。
【0017】 以上の動作により、全てのシリンダチューブ9,10およびピストンロッド1 9を最大径の第1シリンダチューブ8内に収納することができる。なお、使用す るシリンダチューブの数は、所望するエアーシリンダのストロークの長さに応じ てその数を変えることができる。また、エアーシリンダの取付スペースが狭い場 合には、使用するシリンダチューブの数を多くすることで、シリンダチューブの 長さを短くすることができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、最大径のシリンダチューブ内に使用する全て のシリンダチューブを収納および引き出し自在に取付けるようにし、エアーシリ ンダにおけるピストンロッドのストローク長さをシリンダチューブの長さよりも 長く設定することができ、装置の大型化を必要としないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るエアーシリンダの最大収縮時の概
略構成を示す説明用断面図である。
【図2】本考案に係るエアーシリンダの最大引出し時の
概略構成を示す説明用断面図である。
【図3】従来のエアーシリンダの概略構成を示す説明用
断面図である。
【符号の説明】
8 第1シリンダチューブ 9 第2シリンダチューブ 10 第3シリンダチューブ 16 第1ピストン 17 第2ピストン 18 第3ピストン 19 ピストンロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最大径の第1シリンダチューブを形成
    し、これと略同一長で、かつ順次小径となる各シリンダ
    チューブをそれぞれ形成し、各シリンダチューブは順次
    大径のシリンダチューブ内に収納および引出し可能に取
    付けるとともに、最大径の第1シリンダチューブ内に収
    納および引出し可能に取付けられ、かつ最小径のシリン
    ダチューブ内にピストンロッドを収納および引出し可能
    に構成することを特徴とするエアーシリンダ。
JP3748192U 1992-06-04 1992-06-04 エアーシリンダ Pending JPH0596512U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3748192U JPH0596512U (ja) 1992-06-04 1992-06-04 エアーシリンダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3748192U JPH0596512U (ja) 1992-06-04 1992-06-04 エアーシリンダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596512U true JPH0596512U (ja) 1993-12-27

Family

ID=12498717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3748192U Pending JPH0596512U (ja) 1992-06-04 1992-06-04 エアーシリンダ

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JP (1) JPH0596512U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012092973A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Hamilton Sundstrand Corp アキュムレータシステムおよびその駆動方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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