JPH0596155A - 光照射装置 - Google Patents

光照射装置

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JPH0596155A
JPH0596155A JP3287116A JP28711691A JPH0596155A JP H0596155 A JPH0596155 A JP H0596155A JP 3287116 A JP3287116 A JP 3287116A JP 28711691 A JP28711691 A JP 28711691A JP H0596155 A JPH0596155 A JP H0596155A
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    • F21V9/08Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters for producing coloured light, e.g. monochromatic; for reducing intensity of light
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源ランプからの光を被照射物に照射する光
照射装置において、排熱性、吸熱性に優れ、光の利用効
率に優れた光照射装置を得ること。 【構成】光源ランプからの光を被照射物に照射する光照
射装置において、光源ランプの光から特定波長域の光を
反射する反射ミラーと、この反射ミラーで反射した光
を、略平行に屈折させて被照射物に照射する、両面の透
明部材とこの両透明部材の間に封入した透明液体とを有
する水冷ユニットとを備えた光照射装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、光照射装置に関し、特に紫外線
硬化型接着剤を用いて被接着物を接着する際に用いる紫
外線照射装置に用いて好適な光照射装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】最近、眼鏡レンズとし
て、累進多焦点レンズが市販されている。このレンズ
は、累進度数を与えるフロントレンズと、度数(および
乱視矯正)を与えるバックレンズとを接合するもので、
接合には、紫外線硬化型接着剤が広く用いられている。
この接着剤は、周知のように紫外線を照射することによ
り硬化する性質を有し、従って、紫外線照射装置を必要
とする。
【0003】紫外線照射装置は、一般に、光源として水
銀ランプを用い、この光源の光からコールドミラーやフ
ィルタを介して紫外線を取り出し、目的とする接合レン
ズに照射する。ところが、水銀ランプは放電管であるた
め、その管壁の温度は700〜800℃にも達し、管壁
からは、同時に多量の赤外線が輻射される。この赤外線
は、熱源となって、紫外線と一緒に被接合レンズに照射
される。この熱は、接合レンズに熱変形を生じさせ、該
レンズに施してある種々のコート膜にクラックを生じさ
せ、あるいは紫外線硬化型接着剤の接着不良を生じさせ
る等の原因となる。
【0004】本出願人は、これらの問題を解決するた
め、既に、実願平2-116947号において排熱性に優れた光
照射装置を提案した。
【0005】
【発明の目的】本発明は、一部でこの実願平2-116947号
をさらに改良し、一部で、これとは異なる発想により、
さらに排熱性、吸熱性に優れた光照射装置を得ることを
目的とする。また本発明は、特定波長域の光の利用効
率、紫外線照射装置で言えば紫外線の利用効率の高い光
照射装置を得ることを目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明は、光源ランプからの光を被照射
物に照射する光照射装置において、光源ランプの光から
特定波長域の光を反射する反射ミラーを設け、さらに、
この反射ミラーで反射した光を透過させて被照射物に照
射する、両面の透明部材とこの両透明部材の間に封入し
た透明液体とを有する水冷ユニットを設けたことを特徴
としている。
【0007】この光照射装置によると、水冷ユニット
が、透明液体による水冷作用を有するため、熱線吸収作
用に優れた光照射装置を得ることができる。
【0008】水冷ユニットは、具体的には、凹レンズか
ら構成することができ、反射ミラーは、この凹レンズの
前側焦点と後側焦点にそれぞれ、第1焦点と第2焦点が
一致する楕円筒コールドミラーから構成することができ
る。
【0009】水冷ユニットには、外端部が外気に露出し
内端部が透明液体内に臨むヒートパイプを設け、冷却効
率を高めることが好ましい。
【0010】本発明は、別の態様によると、光源ランプ
からの紫外線を紫外線硬化型接着剤で接合されるべき接
合プラスチックレンズに照射する光照射装置において、
光源ランプと接合プラスチックレンズの間に、両面の透
明部材とこの両透明部材の間に封入した透明液体とを有
する水冷ユニットを配設し、この水冷ユニットの光源ラ
ンプの反対側に、遮光カバーを設け、この遮光カバーの
内面に、接合プラスチックレンズを透過した入射紫外線
を略平行に反射させるV溝群からなる反射面を形成した
ことを特徴としている。
【0011】この光照射装置によると、水冷ユニットに
よる熱線吸収作用が得られるのみならず、遮光カバーの
V溝群からなる反射面によって、紫外線を接合プラスチ
ックレンズに再度与えることができ、より確実に接着剤
を硬化させることができる。
【0012】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する。
図5は、本発明による光照射装置を備えた眼鏡レンズ接
着機の外観斜視図である。本体ラック1の上面には、空
気清浄ユニット2が固定されており、このユニットによ
り清浄にされた空気が装置下方に送風される。また本体
ラック1の上部には、作業照明用の紫外線防止型蛍光灯
3、レンズに付着したゴミなどを検査するための黒色板
4、およびレンズに付着したゴミなどを除去するエアブ
ラシ10が設けられている。さらに本体ラック1の中段
の作業テーブル11には、レンズプレス装置8、シリン
ジユニット9、制御装置7および紫外線照射装置(光照
射装置)5が設けられている。レンズセット台6は、持
ち運び可能である。
【0013】このレンズ接着機においては、接合すべき
プラスチックレンズのうち、まずフロントレンズFL
(図1参照)をレンズセット台6上にセットし、このフ
ロントレンズFL上に、シリンジユニット9により、紫
外線硬化型接着剤S(同)を必要量吐出する。その後、
このフロントレンズFL上にバックレンズBL(同)を
載せ、レンズプレス8でプレスして、フロントレンズF
LとバックレンズBL間に接着剤Sを均一に分布させ、
その後、この仮接合された一対のレンズを有するセット
台6を紫外線照射装置5に移して、紫外線を照射する。
【0014】図1ないし図3は、本発明による紫外線照
射装置5の第一の実施例を示すものである。作業テーブ
ル11の開口11a上には、該テーブル11と面一にし
て、光通過開口12を有する上部プレート13が固定さ
れ、下面には、ランプハウス支持筐体14が固定されて
いる。ランプハウス15は、該ランプハウス15の外周
に冷却空気通路16が形成されるようにして、このラン
プハウス支持筐体14内に、支持されている。すなわ
ち、ランプハウス15は、スぺーサの機能を持つ弾性体
小片17を介して、支持筐体14上に固定されており、
かつ、ランプハウス15の外周とランプハウス支持筐体
14の間には、隙間(冷却空気通路16)が形成されて
いる。
【0015】箱状をしたランプハウス15は、その一端
に空気取入孔18を有し、他端に、排気管19を有して
いる。排気管19は、開口20を通って、ランプハウス
支持筐体14の外部に導かれている。排気管19と開口
20の間は、リング状シール材21によってシールされ
ている。空気取入孔18の外側には、軸流ファン22が
固定されている。この軸流ファン22は、ランプハウス
15の外部から内部に冷却空気を取り入れ、排気管19
から排出する。ランプハウス支持筐体14には、排気管
19の下部に位置させて、空気取入孔24が開口し、こ
の空気取入孔24には、取入空気を清浄化するフィルタ
25が設けられている。
【0016】ランプハウス15内には、棒状の水銀ラン
プ30と、楕円筒コールドミラー31が配設されてい
る。楕円筒コールドミラー31は、ミラー保持板32を
介してランプハウス15上に固定されており、ミラー保
持板32には、楕円筒コールドミラー31の冷却効果を
高めるための開口33が形成されている。水銀ランプ3
0の中心は、楕円筒コールドミラー31の第1焦点F1
またはその近傍に位置している。従って、楕円ミラーの
性質により、楕円筒コールドミラー31で反射した光
は、楕円筒コールドミラー31の第2焦点F2に向か
う。
【0017】ランプハウス15の上壁には、この水銀ラ
ンプ30および楕円筒コールドミラー31の位置に対応
させて、開口34が形成され、この開口34に押え板3
6を介してコールドフィルタ35が固定されている。上
記楕円筒コールドミラー31は、水銀ランプ30からの
光のうち紫外線を反射して赤外線を透過する性質を有
し、一方このコールドフィルタ35は、水銀ランプ30
からの光のうち紫外線を透過して赤外線を吸収または反
射する性質を有する。
【0018】ランプハウス15の一側上面には、取付座
37を介して、ロータリソレノイド38が固定されてい
る。このロータリソレノイド38の回動軸39には、板
状シャッタ40が固定されている。板状シャッタ40
は、回動軸39の回動位置に応じ、コールドフィルタ3
5上に位置する閉止位置(破線位置)と、コールドフィ
ルタ35上から退避する開放位置(実線位置)とに移動
する。この板状シャッタ40のコールドフィルタ35側
の面は、高反射率の反射面からなっている。
【0019】作業テーブル11の上面に固定された上部
プレート13上には、光通過開口12上に位置する水冷
レンズユニット45が固定されている。この水冷レンズ
ユニット45は、ボディ46の表裏にそれぞれ、ガラス
またはプラスチックからなるわん曲透明材料48を固定
して内部空間47を構成し、この内部空間47内に純水
(透明液体)49を満たしている。従って、この水冷レ
ンズユニット45は、わん曲透明材料48および純水4
9による凹レンズ作用を有する。そして、この凹レンズ
の前側焦点と後側焦点は、それぞれ楕円筒コールドミラ
ー31の第1焦点F1と第2焦点F2と一致するように
構成されていて、楕円筒コールドミラー31で反射して
その第2焦点に向かう光は、この水冷レンズユニット4
5により、光軸と平行な平行光になる。ボディ46に
は、純水49を出し入れするための栓体50が設けられ
ている。
【0020】また、この水冷レンズユニット45には、
内部空間47の内外に臨むヒートパイプ52が設けられ
ている。このヒートパイプ52の外端部には、放熱フィ
ン53が一体に設けられており、この放熱フィン53の
外側に、開口54およびフィルタ55が位置している。
冷却空気は、フィルタ55および開口54を介して、放
熱フィン53の外側に導かれ、さらに、連通孔56を介
して、上部プレート13の光通過開口12から、ランプ
ハウス支持筐体14内に導かれる。
【0021】水冷レンズユニット45は、その上面に、
レンズセット台6をセットするための段部(凹部)57
を有する。またこの水冷レンズユニット45の下面に
は、放熱フィンとしての機能を持つ溝58が形成されて
いる。
【0022】上部プレート13の上部には、軸60を中
心に開閉可能な遮光カバー61が設けられている。この
遮光カバー61は、開いたとき、その段部57へのレン
ズセット台6のセットを可能とし、閉じたとき、水冷レ
ンズユニット45の上面を覆い、紫外線が外部へ漏れる
のを防止する。そして、この遮光カバー61には、その
内面に、V溝群63からなる反射面64が形成されてい
る。この反射面64は、V溝群63の作用により、これ
に入射する光線を、入射方向と平行な方向に反射させ
る。
【0023】上記構成の本装置は、次のように使用され
る。水銀ランプ30は、光量を安定化させるため、使用
状態では常時点灯されており、レンズセット台6上のフ
ロントレンズFLとバックレンズBL上に紫外線を照射
するときには、板状シャッタ40が開けられ、それ以外
のときには、板状シャッタ40は閉じられる。
【0024】水銀ランプ30が連続点灯されると、その
管壁が高温となって熱源となる。同時に、水銀ランプ3
0の光のうち、紫外線を反射し、赤外線を透過する楕円
筒コールドミラー31およびコールドフィルタ35も発
熱して二次熱源となる。板状シャッタ40を閉じた状態
では、紫外線、およびコールドフィルタ35を二次熱源
とする赤外線は、該シャッタで反射し、水冷レンズユニ
ット45側には与えられない。この状態では、軸流ファ
ン22の作用により、ランプハウス15の内部におい
て、開口18から水銀ランプ30、楕円筒コールドミラ
ー31の周囲を流れて排気管19に至る空気流が形成さ
れ、同時に、ランプハウス15と上部プレート13の間
の冷却空気通路16にも、空気取入孔24または開口5
4から取り入れられる空気流が形成される。その結果、
以上の熱源は、内外二重の空気流によって冷却されるこ
ととなり、高い冷却効果を得ることができる。
【0025】一方、水冷レンズユニット45の段部57
上には、板状シャッタ40を閉じた状態において、遮光
カバー61を開けてレンズセット台6がセットされる。
レンズセット台6には、上述の作業により、中間に紫外
線硬化型接着剤Sを有するフロントレンズFLとバック
レンズBLが載置されている。このセットが終了する
と、遮光カバー61を閉じ、ロータリソレノイド38に
より板状シャッタ40を開ける。すると、水銀ランプ3
0からコールドフィルタ35に直接到達する光は、該フ
ィルタで赤外線が吸収または反射され、透過した紫外線
が水冷レンズユニット45に達する。一方、楕円筒コー
ルドミラー31で反射した紫外線は、そのままコールド
フィルタ35を透過して、水冷レンズユニット45に達
する。
【0026】水冷レンズユニット45は、上述のよう
に、楕円筒コールドミラー31で反射し第2焦点F2に
向かう紫外線を平行光束にするレンズ作用を有するた
め、フロントレンズFLとバックレンズBLには、平行
光束が与えられる。平行光束によれば、フロントレンズ
FLとバックレンズBLに均一に紫外線を与えることが
でき、両者の間の紫外線硬化型接着剤Sをムラなく硬化
させることができる。また水銀ランプ30からの直接光
は、コールドフィルタ35を経て、水冷レンズユニット
45のレンズ作用により屈折されて後、フロントレンズ
FLとバックレンズBLに与えられる。
【0027】この両紫外線は、遮光カバー61の内面の
反射面64を構成するV溝群63により、入射方向と平
行な方向に反射する。従って、フロントレンズFLとバ
ックレンズBLには、この平行反射作用により同一の光
線が二回与えられることとなり、効率的な紫外線照射が
できる。
【0028】一方、コールドフィルタ35は赤外線を吸
収するため、発熱し赤外線を発している。この赤外線
は、紫外線と一緒に水冷レンズユニット45に与えられ
るが、水冷レンズユニット45は、純水49を有するた
め、冷却効果に優れている。さらに純水49は、ヒート
パイプ52と接触していて、ヒートパイプ52の外端部
は、放熱フィン53を介して空気流と接触しているた
め、効率的な冷却ができ、コールドフィルタ35の発熱
がフロントレンズFLとバックレンズBLに及ぶことが
ない。よって、フロントレンズFLとバックレンズBL
の熱変形、両レンズに施してある種々のコート膜のクラ
ックの発生、あるいは紫外線硬化型接着剤の接着不良等
を防止することができる。
【0029】図4は本発明の別の実施例を示す。この実
施例の紫外線照射装置5Aは、第1の実施例の楕円筒コ
ールドミラー31に代えて、放物面筒コールドミラー3
1Aを用いている点、および水冷レンズユニット45に
代えて、レンズ作用を有しない冷却ユニット45Aを用
いている点が第1の実施例と異なり、その他の構成は、
第1の実施例と同一である。放物面筒コールドミラー3
1Aは、周知のように、水銀ランプ30からの光を光軸
と平行な方向に反射する性質を有し、このため、水冷レ
ンズユニット45Aの表裏には、平板透明部材48Aを
設けている。この実施例によっても、水冷ユニット45
Aによる冷却作用、および遮光カバー61の反射面64
を構成するV溝群63の作用による、光線の平行反射作
用を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の光照射装置は、光
源から反射ミラーで反射した光線を、水冷ユニットを透
過させて後被照射物に与えるものであるから、光源によ
る熱を水冷ユニットで吸収することができるので、被照
射物に熱による悪影響を与えることがない。よって、特
に、紫外線硬化型接着剤で接合されるべき接合プラスチ
ックレンズに紫外線を与える装置として好適である。
【0031】また被照射物を覆う遮光カバーの内面に、
入射紫外線を略平行に反射させるV溝群からなる反射面
を形成すれば、光の利用効率をより高めることができ
る。水冷レンズユニットに、外端部が外気に露出し内端
部が透明液体内に臨むヒートパイプを設ければ、より高
い冷却効果を得ることができる。
【0032】さらに本発明は、別の態様によれば、水冷
ユニットによる冷却作用と、遮光カバー内面のV溝群か
らなる反射面による光線の有効利用とを同時に得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光照射装置を適用した紫外線照射
装置を備えた眼鏡レンズ接着機の縦断面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1のB矢視図である。
【図4】本発明による光照射装置を適用した紫外線照射
装置を備えた眼鏡レンズ接着機の縦断面図である。
【図5】眼鏡レンズ接着機の全体構成を示す外観斜視図
である。
【符号の説明】
5 光照射装置 6 レンズセット台 11 作業テーブル 12 光通過開口 13 上部プレート 14 ランプハウス支持筐体 15 ランプハウス 16 冷却空気通路 17 弾性体小片 18 空気取入孔 19 排気管 20 開口 21 リング状シール材 22 軸流ファン 24 空気取入孔 25 フィルタ 30 水銀ランプ 31 楕円筒コールドミラー 32 ミラー保持板 33 開口 34 開口 35 コールドフィルタ 36 押え板 37 取付座 38 ロータリソレノイド 39 回動軸 40 板状シャッタ 45 水冷レンズユニット 46 ボディ 47 内部空間 48 わん曲透明材料 49 純水(透明液体) 50 栓体 52 ヒートパイプ 53 放熱フィン 54 開口 55 フィルタ 56 連通孔 57 段部 58 溝 60 軸 61 遮光カバー 63 V溝群 64 反射面 FL フロントレンズ BL バックレンズ S 紫外線硬化型接着剤

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源ランプからの光を被照射物に照射す
    る光照射装置において、 光源ランプの光から特定波長域の光を反射する反射ミラ
    ー;および、 この反射ミラーで反射した光を透過させて上記被照射物
    に照射する、両面の透明部材とこの両透明部材の間に封
    入した透明液体とを有する水冷ユニット;を備えたこと
    を特徴とする光照射装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、水冷ユニットは、凹
    レンズ形状をなす水冷レンズユニットからなっている光
    照射装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、反射ミラーは、楕円
    筒ミラーからなっていて、その第1焦点と第2焦点は、
    それぞれ上記水冷レンズユニットの前側焦点と後側焦点
    にそれぞれ一致している光照射装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、被照射物は、紫外線
    硬化型接着剤で接合されるべき接合プラスチックレンズ
    であり、特定波長域の光は、紫外線である光照射装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、接合プラスチックレ
    ンズの水冷ユニットの反対側には、遮光カバーが設けら
    れ、この遮光カバーの内面に、接合プラスチックレンズ
    を透過した入射紫外線を略平行に反射させるV溝群から
    なる反射面が形成されている光照射装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項におい
    て、水冷ユニットは、外端部が外気に露出し内端部が透
    明液体内に臨むヒートパイプを有している光照射装置。
  7. 【請求項7】 光源ランプからの紫外線を紫外線硬化型
    接着剤で接合されるべき接合プラスチックレンズに照射
    する光照射装置において、 光源ランプと接合プラスチックレンズの間に、両面の透
    明部材とこの両透明部材の間に封入した透明液体とを有
    する水冷ユニットを配設し、 この水冷ユニットの光源ランプの反対側に、遮光カバー
    を設け、 この遮光カバーの内面に、接合プラスチックレンズを透
    過した入射紫外線を略平行に反射させるV溝群からなる
    反射面を形成したことを特徴とする光照射装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、水冷ユニットは、外
    端部が外気に露出し内端部が透明液体内に臨むヒートパ
    イプを有している光照射装置。
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