JPH0595213U - 農用トラクターの転倒防止装置 - Google Patents
農用トラクターの転倒防止装置Info
- Publication number
- JPH0595213U JPH0595213U JP4337192U JP4337192U JPH0595213U JP H0595213 U JPH0595213 U JP H0595213U JP 4337192 U JP4337192 U JP 4337192U JP 4337192 U JP4337192 U JP 4337192U JP H0595213 U JPH0595213 U JP H0595213U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tractor
- prevention device
- fall prevention
- working machine
- agricultural tractors
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 積極適な転倒防止を図ることのできる農用ト
ラクターの転倒防止装置をうることを目的とするもので
ある。 【構成】 トラクター本体の傾斜角度を検知するセンサ
ーを設け、トラクター本体が設定角度以上になったと
き、作業機を降下させる構成としたものである。
ラクターの転倒防止装置をうることを目的とするもので
ある。 【構成】 トラクター本体の傾斜角度を検知するセンサ
ーを設け、トラクター本体が設定角度以上になったと
き、作業機を降下させる構成としたものである。
Description
【0001】
本案は農用トラクターの転倒防止装置に関するものである。
【0002】
従来農用トラクターは本体に対し、リフト機構を介して作業機を昇降せしめる ようになっている。
【0003】
従来の以上の様な作業機を牽引する農用トラクターにあっては、道路を走行す る場合、ロータリー耕うん機のうような作業機を最上昇位置にリフト機構によっ て持ち上げて走行している。 このように、最上昇位置に作業機を上昇させて走 行すると、車両としての重心位置が高く大きな段差や路肩を踏み外した時は転倒 事故になり、オペレーターへの危険が発生する。 この場合、トラクターがもし、設定以上傾いた場合は警報ブザーによって危険 を知らせるシステムは一部商品の中に適用されている。 しかしながら、警報ブザーによる認知では必ずしも危険を回避できるシステム ではなく、現実には非常に条件の限定されたケースでしか効果を発揮できない。 したがって、本案は、より積極的な転倒防止を図ることのできる農用トラクタ ーの転倒防止装置をうることを目的とするものである。
【0004】
本案は以上のような目的を達成するため次のような、農用トラクターの転倒防 止装置をうることを目的とするものである。 すなわち、トラクター本体に対しリフト機構を介して作業機を昇降せしめるも のにおいて、トラクター本体の傾斜角度を検知するセンサーを設け、トラクター 本体が設定角度以上になったとき、作業機を降下させる構成とした農用トラクタ ーの転倒防止装置である。
【0005】
センサーによりトラクター本体が設定角度以上になったことが検知された場合 には、本体のリフト機構が作動し、作業機を瞬時に地表面まで下降させる。
【0006】
以下、図面に示す実施例について説明する。 先ず農用トラクターについて説明すると、図4、5において、1はトラクター 本体、2はトラクター本体の後部に取付けた作業機でトラクター本体1に対して 上昇できるように次のように連結されている。油圧シリンダーで昇降するリフト (3)先端に枢着されたリンク(4)の下端が作業機(2)の耕うんケース(5 )とトラクター本体1との間を連結している索引桿(6)の中間に枢着されてい る。 この牽引桿(6)はトラクター本体(1)に対して回動自在である。 以上のようなトラクターにおいて、道路を走行する場合は、図5のように作業 機を最上昇位置にするため車両としての重心位置が高く大きな段差や路肩を踏み 外した時は、転倒事故を引き起こす。
【0007】 そこで本案ではトラクター本体がある設定角度以上になった場合には作業機を 瞬時に地面表面まで下降させるようにしたものである。 図1において、ポンプ(8)からの圧油は作動バルブ(9)を経て油路(12 )で油圧シリンダー(7)に供給し、リフト(3)を昇降させる。 図1中、(13)は逆止バルブ、(14)はリザーブバルブである。 作動バルブ(9)はソレイド(11)がONとなると、油圧が油路(12)を 経て油圧シリンダー(7)に供給され、リフト機構(3)で作業機を上昇せしめ る。 ソレノイド(10)がONになると、油路(12)はポンプ側に向かって開放 されて油圧シリンダー(7)の圧油がアンロードになり作業機(15)が下降す る。
【0008】 本案は以上のものにおいて、トラクター本体の傾斜角度を検知するセンサーを 設置し、センサーによりトラクター本体が設定角度以上となったことが検知され た場合にソレノイド(10)を作動させて、上昇位置にあった作業機の油圧シリ ンダーの圧油をアンロードして作業機を瞬時に地表面まで下降せしめるようにし たものである。これによって、トラクターの重心が低くなって、転倒にいたる限 界角度が大きくなり、更にトラクター本体よりも、通常作業機の方が幅が広いた め転倒防止ができる。
【0009】
本案のものによれば、警報式のものに比べて積極的な転倒防止が図られる。 又、従来の下降バルブがそのまま使用でき、プログラムの一部変更で機構が形 成できるため新規な部品等が必要でなく、低コストで実現出来る。
【図1】本案装置の作動回路を示す。
【図2】トラクターの傾斜地における状態図である。
【図3】トラクターの傾斜地において作業機が地表面に
落下した状態を示す状態図である。
落下した状態を示す状態図である。
【図4】従来のトラクターの作業状態である。
【図5】従来の作業機を上昇せしめて走行する状態を示
す図である。
す図である。
1 トラクター本体 3 リフト 7 油圧シリンダー 9 作動バルブ
Claims (1)
- 【請求項1】 トラクター本体に対しリフト機構を介し
て作業機を昇降せしめるものにおいて、トラクター本体
の傾斜角度を検知するセンサーを設け、トラクター本体
が設定角度以上になったとき、作業機を降下させる構成
とした農用トラクターの転倒防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4337192U JPH0595213U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 農用トラクターの転倒防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4337192U JPH0595213U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 農用トラクターの転倒防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595213U true JPH0595213U (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=12661988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4337192U Withdrawn JPH0595213U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 農用トラクターの転倒防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0595213U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021093925A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | 株式会社Ihiアグリテック | 草刈機 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4337192U patent/JPH0595213U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021093925A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | 株式会社Ihiアグリテック | 草刈機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960801 |