JPH0595173U - 電磁ブレーキ内蔵形モータ - Google Patents

電磁ブレーキ内蔵形モータ

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JPH0595173U
JPH0595173U JP4178792U JP4178792U JPH0595173U JP H0595173 U JPH0595173 U JP H0595173U JP 4178792 U JP4178792 U JP 4178792U JP 4178792 U JP4178792 U JP 4178792U JP H0595173 U JPH0595173 U JP H0595173U
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JP
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brake
inner driver
plate
labyrinth
yoke
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貴仁 土井
謙治 新穂
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 インナードライバ5とヨーク14との間に軸
方向にラビリンス18をそなえるとともに、前記インナ
ードライバ5とブレーキカバ16との間に軸方向と径方
向にそれぞれラビリンス19、20をそなえ、かつ前記
インナードライバ5とブレーキカバ16との間にそなえ
た軸方向のラビリンス20の隙間寸法Aを、前記ブレー
キ板9とスプライン溝5aのはめ合い長さBより短くし
たもの。 【効果】 電磁ブレーキまわりを良好にシールすること
ができ、ブレーキ部への軸受からのグリースの侵入や、
軸受やエンコーダへのブレーキ部からのブレーキライニ
ングの摩耗粉の侵入を防ぐことができる。したがって、
ブレーキトルクの低下や軸受、エンコーダの故障を防止
することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電磁ブレーキを内蔵した小形モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁ブレーキを内蔵したモータは、図3に示すように、モータフレーム 1の端面に固定されたブラケット2に軸受3を設け、軸受3によって支持された モータ軸4に、外周にスプライン溝5aを有するインナードライバ5をキー6や トメワ7で固定し、両面にライニング8を固着したブレーキ板9を前記インナー ドライバ5と結合するように設け、ブレーキ板9を挟んでアーマチュア板10と 固定板11を設けている。ブラケット2には励磁コイル12によって励磁される リング状の電磁石13を設け、アーマチュア板10を吸引してブレーキ板9から 引き離し、固定板11に押し付けていたブレーキ板9を引き離してブレーキを解 放するようにしている。また、電磁石13のヨーク部14には、アーマチュア板 10をブレーキ板9に押し付けるバネ15を設けて、ブレーキをかけるときはブ レーキ板9を固定板11に押し付けるようにしている。なお、図において16は ブレーキカバで、17は検出器である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが従来技術では、ブレーキ部まわりのシールが良好でなく、ブレーキ部 へ外部から異物が侵入したり、またはブレーキ部からブレーキ外部つまり検出器 部、軸受部、あるいはモータ内部へ磨耗粉が侵入したりする可能性があり、ブレ ーキトルクの低下や検出器部や軸受部の故障などの問題が生じる恐れがあった。 本考案はこのような問題点を解決するためになされたもので、電磁ブレーキま わりのシールが良好で、電磁ブレーキ部への外部からの異物の侵入あるいは電磁 ブレーキ部から外部への磨耗粉の侵入のない電磁ブレーキ付モータを提供するこ とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の電磁ブレーキ内蔵形モータは、インナード ライバとヨークとの間に軸方向にラビリンスをそなえるとともに、前記インナー ドライバとブレーキカバとの間に軸方向と径方向にそれぞれラビリンスをそなえ 、かつ前記インナードライバとブレーキカバとの間にそなえた軸方向のラビリン ス隙間を、前記ブレーキ板とスプライン溝のはめ合い長さより短くするようにし ている。また、前記モータ軸に、このモータ軸とブレーキカバ間をシールするV リングをそなえるようにしている。
【0005】
【作用】
インナードライバとヨーク部の間に軸方向にラビリンスをそなえることにより 、軸受からのグリースをシールし、また、ブレーキライニングの磨耗粉が軸受へ 侵入するのを防ぐ。 インナードライバとブレーキカバとの間に軸方向と径方向にそれぞれラビリン スをそなえることにより、ブレーキライニングの磨耗粉がエンコーダ側に侵入す るのを防ぎ、また検出器側からの異物侵入を防ぐ。さらにVリングを取り付ける ことによりライニングの磨耗粉がエンコーダ側に侵入するのをVリングの所で確 実に防ぎ、また検出器側からの異物侵入を防ぐ。 さらに、インナードライバとブレーキカバとの隙間をラビリンス構造で小さく しているので、モータが衝撃を受けたり、トメワなどの組み立てもれなどによっ てインナードライバが軸方向へ移動しても、インナードライバがブレーキ板との 結合部からはずれることがなく、確実にモータ軸にブレーキがかかる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の具体的実施例を図1および図2に示して説明する。 両図において、モータフレーム1の端面に設けられたブラケット2に軸受3を 介してモータ軸4を支持し、モータ軸4には外周にスプライン溝5aを備えたイ ンナードライバ5を固定し、スプライン溝5aには円板状のブレーキ板6を軸方 向に摺動し得るように結合し、ブレーキ板9を挟んでアーマチュア板10と固定 板11を設けている。ブラケット2には、励磁コイル12を備えた電磁石13を 設け、電磁石13のヨーク部14にはアーマチュア板10をブレーキ板9に押し 付けるバネ15を設けている。また、ブラケット2にブレーキカバ16を取り付 け、モータ軸4に検出器17を取り付けている。 インナードライバ5とヨーク部14の間には軸方向にラビリンス18をそなえ 、また、インナードライバ5とブレーキカバ16との間にも軸方向と周方向にラ ビリンス19、20をそなえている。ここで、前記ラビリンス20の隙間寸法A は、ブレーキ板と9スプライン溝5aのはめ合い長さBより短く設定している。 さらに、モータ軸4にはブレーキを覆うブレーキカバ16との間にVリング2 1を取り付けている。Vリング21とブレーキカバ16の接触面にはグリースを 塗布してあり、摩耗粉を付着させるようにして、軸受側と検出器側のシール性を 維持している。 またモータが衝撃を受けたときや、トメワ7などの組立てもれなどにより、イ ンナードライバ5が軸方向へ移動してもインナードライバ5とブレーキカバ16 との間にそなえたラビリンス20の隙間寸法Aがブレーキ板9とスプライン溝5 aのはめ合い長さBより短いため、インナードライバ5がブレーキ板9との結合 部からはずれることがなく、確実にモータ軸4にブレーキをかけることができる 。
【0007】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、電磁ブレーキのまわりをラビリンス構造 にしているので、つぎのような効果がある。 (1)電磁ブレーキまわりを良好にシールすることができ、ブレーキ部への軸受 からのグリースの侵入や、軸受やエンコーダへのブレーキ部からのブレーキライ ニングの摩耗粉の侵入を防ぐことができる。したがって、ブレーキトルクの低下 や軸受、エンコーダの故障を防止することができる。 (2)インナードライバが止め輪の破損等により軸方向へ動いても確実にモータ 軸にブレーキをかけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す側断面図である。
【図2】図1におけるブレーキ板部の拡大断面図であ
る。
【図3】従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 モータフレーム 2 ブラケット 3 軸受 4 モータ軸 5a スプライン溝 5 インナードライバ 6 キー 7 トメワ 8 ライニング 9 ブレーキ板 10 アーマチュア板 11 固定板 12 励磁コイル 13 電磁石 14 ヨーク部 15 バネ 16 ブレーキカバ 17 検出器 18 ラビリンス 19 ラビリンス 20 ラビリンス 21 Vリング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ軸4を支持する軸受3と、この軸
    受3を収納するブラケット2と、前記ブラケット2に固
    定された電磁ブレーキのヨーク14と、前記ヨーク14
    の端面に軸方向に摺動可能に配置されたアーマチュア板
    10と、前記ヨーク14に固定された固定板11と、前
    記アーマチュア板10と固定板11の間に挟まれてモー
    タ軸4に固定されたインナードライバ5のスプライン溝
    5a上に軸方向に移動可能に嵌合されたブレーキ板9
    と、前記ヨーク14に取付けられブレーキ部を覆うブレ
    ーキカバ16とをそなえた電磁ブレーキ内蔵形モータに
    おいて、前記インナードライバ5とヨーク14との間に
    軸方向にラビリンス18をそなえるとともに、前記イン
    ナードライバ5とブレーキカバ16との間に軸方向と径
    方向にそれぞれラビリンス19、20をそなえ、かつ前
    記インナードライバ5とブレーキカバ16との間にそな
    えた軸方向のラビリンス20の隙間寸法Aを、前記ブレ
    ーキ板9とスプライン溝5aのはめ合い長さBより短く
    したことを特徴とする電磁ブレーキ内蔵形モータ。
  2. 【請求項2】 前記モータ軸4に、このモータ軸4とブ
    レーキカバ16間をシールするVリング21をそなえた
    ことを特徴とする請求項1記載の電磁ブレーキ内蔵形モ
    ータ。
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