JPH059482A - 金属加工油 - Google Patents

金属加工油

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JPH059482A
JPH059482A JP19094491A JP19094491A JPH059482A JP H059482 A JPH059482 A JP H059482A JP 19094491 A JP19094491 A JP 19094491A JP 19094491 A JP19094491 A JP 19094491A JP H059482 A JPH059482 A JP H059482A
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昭男 中島
Masao Fukuda
雅夫 福田
Tsugio Okita
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Miyoshi Oil and Fat Co Ltd
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Miyoshi Yushi KK
Miyoshi Oil and Fat Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 炭素数20以上でトランス型二重結合を有す
る脂肪酸を0.5〜30%含有する脂肪酸の脂肪族一価
アルコールエステルを用いる金属加工油 【効果】 本発明に用いる金属加工油は、従来の炭素数
20以上のトランス型二重結合を含まない脂肪酸と脂肪
族一価アルコールとから得られるエステルに比較して、
潤滑性能に優れ、かつ酸化安定性が高い金属加工油が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属加工油に関するもの
であり、さらに詳しくは炭素数20以上でトランス型二
重結合を有する脂肪酸を0.5〜30%含有する脂肪酸
の脂肪族一価アルコールエステルを基油あるいは油性向
上剤として、プレス加工、切削加工、研削加工、引抜加
工、圧延加工等に用いて、潤滑性に優れ、低温での使用
に適しかつ酸化安定性に優れた金属加工油に関する。
【0002】
【従来の技術】金属加工油には、例えば、切削、研削、
圧延、プレス、引き抜き等の加工方式による呼び方と、
また使い方によって水系で使用される水溶性金属加工
油、非水系で使用される油溶性金属加工油がある。この
ような金属加工油は基油として、石油系の鉱物油、パー
ム油、牛脂、豚脂等の動植物油脂あるいは脂肪酸エステ
ル等の合成油が用いられている。しかし、これらの基油
だけでは、金属加工技術の発展に伴う潤滑性能を十分満
足するものではなく、その性能を補うために、油性向上
剤、界面活性剤、錆止め剤、極圧添加剤、消泡剤などさ
らに多くの添加剤を配合して用いている。金属加工油と
して潤滑性能のほかに、加工速度の高速化に伴う冷却性
の向上が必要とされている。低温で使用出来て冷却性が
良く、酸化安定性の高い油脂が求められていることか
ら、基油または油性向上剤として動植物油脂に、(1)
液状を保つために不飽和結合を残して水素添加した油脂
(特公昭63−52080)や(2)長鎖長の脂肪酸基
の一部を飽和短鎖長の脂肪酸基に置換した形のトリグリ
セリド(油脂第37巻60頁、86頁、1984)等の
利用が報告されている。
【0003】しかしながら(1)は水素添加を行うため
に融点が高くなり、35〜55℃の温度では使えるが、
それ以下の低温で用いるには一定した作業性が得られ
ず、また乳化して用いる場合の乳化安定性が悪いと言う
欠点がある。また(2)は短鎖長の飽和脂肪酸に炭素数
6〜12の飽和脂肪酸を用いるため酸化安定性は高く、
かつ10℃以下の低温でも用いることができるが、高温
高圧の過酷な条件での潤滑において潤滑性能が低く、発
煙、発臭が起こり易く、また水系で用いた時に加水分解
が起こり易いと言う問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さらに近年金属加工産
業も種々の素材の加工を行うようになり、また、金属加
工機械も自動化が進み、多種多様になってきた。さら
に、めざましい勢いで新しい素材、新しい加工機械が開
発されている。これに伴い、従来潤滑油剤として用いら
れていた動植物油脂及びそれらより得られる脂肪酸のエ
ステルより、優れた潤滑性を有する油脂やエステルが要
望されるようになって来ていると共に、低温で安定した
作業性の下で用い得て、かつ冷却性が良く、さらに長期
間分解や酸化等の変質が起こり難い安定な潤滑剤用基材
が求められている。本発明はこの点に着目しなされたも
ので、油性金属加工油にも水溶性金属加工油にも適した
潤滑性を持ち、かつ低温で使用出来て、酸化安定性の高
い金属加工油を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決するため鋭意研究した結果、炭素数が20以上で
トランス型二重結合を有する脂肪酸を0.5〜30%含
有する脂肪酸の脂肪族一価アルコールを基油あるいは油
性向上剤として用いることにより、金属加工油としてす
ぐれた潤滑性を有することを見い出し、本発明を完成す
るに至った。
【0006】本発明で用いる「炭素数20以上でトラン
ス型二重結合を有する脂肪酸」(以下これを「トランス
酸」と言う)を含有する脂肪酸と脂肪族一価アルコール
とのエステル(以下これを「トランス型エステル」と言
う)は、以下に示す方法により得られる。その一つは天
然油脂でその構成脂肪酸中に炭素数20以上のシス型二
重結合を有する脂肪酸を含有する油脂に異性化反応を行
って、炭素数20以上の脂肪酸部に有するシス型二重結
合をトランス型二重結合に変換することにより得られる
油脂を、脂肪族一価アルコールとのアルコリシスによる
エステル交換反応によりトランス型エステルが得られ
る。ここに用いる天然油脂としては、ナタネ油、カラシ
油、ダイコン種油等の十字架植物の種子油、イワシ油、
イカ油、タラ油等の魚油が挙げられるが、これら天然油
脂にエステル交換や結晶分別の処理を行って得られる油
脂も同様に用い得る。エステル交換や結晶分別を行って
得られる油脂としては、上記油脂と炭素数が18以下の
脂肪酸を構成脂肪酸とする油脂との間でエステル交換し
て得られるエステル交換油脂または上記油脂を分別処理
して得られる分別油脂が挙げられ、これら油脂にはその
構成脂肪酸中に、炭素数20以上でシス型二重結合を有
する脂肪酸を1%以上含有するのが好ましい。上記油脂
を異性化する方法は、金属セレン、ヨウ素、亜硝酸、塩
化メチオニン、塩化スルフリル、硝酸と水銀又は銅、硝
酸ナトリウムと硫酸又は硝酸等により発生する窒素酸化
物等の異性化触媒を用い、160〜250℃の条件下で
上記油脂を処理することにより異性化が起こる。異性化
反応によりシス型二重結合がトランス型二重結合に変換
する割合は、100%は極めて困難であり、50%位か
ら75%までである。つまり多量のエルシン酸を含有す
る所謂ハイエルシン酸ナタネ油はエルシン酸を45〜6
5%含有するが、これを例えばセレン0.1%を用い、
180℃で45分、又は240分間加熱撹拌した場合、
トランス酸含量は各々29.8%、34.8%となり、
シス酸からトランス酸への変換率は各々54%、63%
である。またシス酸を3.3%含有するナタネ油を、時
間を5分又は20分とした以外は上記と同じ条件下で異
性化すると、トランス酸含量はそれぞれ0.4%、1.
6%となり、シス酸からトランス酸への変換率はそれぞ
れ12%、48%であった。このように異性化反応を行
うことにより、トランス酸を含む脂肪酸から構成される
異性化油が得られる。この異性化油と脂肪族一価アルコ
ールとを常法によってエステル交換することによりトラ
ンス型エステルを得ることができる。また異性化油を高
圧加水分解または酵素を利用して加水分解することによ
り得られるトランス酸を含む脂肪酸とし、それと脂肪族
一価アルコールとを常法によりエステル化反応を行うこ
とにによってもトランス型エステルが得られる。
【0007】第2の方法としてはシス型二重結合を含む
脂肪酸を構成脂肪酸の一部とする上記油脂をニッケル、
銅−クロム、パラジウムなどの水素添加触媒を用い15
0〜220℃で水素添加し、トランス酸を含む油脂が得
られる。例えば炭素数20以上のシス酸を55%含有す
るハイエルシン酸ナタネ油を水素添加し、IV=80.
3で反応を止めると10.6%の、またIV=73では
30.5%のトランス酸を各々含有する水添油を得るこ
とができる。これらの水添油と脂肪族一価アルコールと
の常法によるエステル交換、または水添油を高圧または
酵素により加水分解を行って得られるトランス酸を含有
する脂肪酸と一価アルコールとを常法のエステル化反応
を行うことによりトランス型エステルが得られる。
【0008】また炭素数20以上でトランス型二重結合
を有する脂肪酸を構成脂肪酸中に含まない油脂(上記油
脂)と脂肪族一価アルコールとのアルコリシスにより得
られる脂肪酸の脂肪族一価アルコールエステル(以下こ
れを「シス型エステル」と言う)に異性化反応または水
素添加反応を行うことによりトランス型エステルが得ら
れ、これを用いることもできる。上記の様にして得られ
たトランス型エステルはそれに結晶分別を行ったり、シ
ス型エステルを配合したりすることによりトランス酸含
有量を調整して用いることもできる。これらエステル中
のシス酸、トランス酸の定量はガスクロマトグラフ分析
法により行った。
【0009】トランス酸を0.5〜30%含有する脂肪
酸を構成脂肪酸としたエステルは、上記の様に処理して
得たエステルをそのまま用いることも出来るが、それを
他の油脂やエステル、鉱物油や合成潤滑油等の潤滑油基
材で希釈して用いることもできる。トランス酸の含有量
は0.5〜30%の範囲のものが用いられるが、その含
有量は1.0〜20%の範囲のものが好ましく、さらに
1.6〜15%の範囲のものがより好ましい。トランス
酸の含有量が0.5%以下であると、潤滑性能が低く、
また酸化安定性が劣り、20%を越えると潤滑性能がほ
ぼ一定となるためトランス酸を30%以上含有していて
もその性能上のメリットはなく、かつ異性化による融点
の上昇が大きく、低温での使用及び乳化安定性の上で好
ましくない。
【0010】本発明の金属加工油は単独でも金属加工油
の基油としてまたは油性向上剤として使用することがで
き、油溶性または水溶性の金属加工油いずれにも用いる
ことができる。水溶性金属加工油として使用する場合に
は、併用する界面活性剤の種類やその量を変えることに
より、エマルジョンタイプまたソリュブルタイプの金属
加工油として用いることができる。本発明の金属加工油
には公知の潤滑油添加剤、油脂、鉱物油、合成潤滑油の
基材、また極圧添加剤、酸化防止剤、消泡剤、防錆剤、
界面活性剤等自由にその目的の為に使用することができ
る。以下実施例により本発明を詳細に説明するが、本発
明の範囲はこれらに限定されるものではない。
【0011】
【実施例】実施例中に示す物性値は以下の方法によって
測定した。 1)摩擦係数:振子型油性摩擦試験機にて100℃での
摩擦係数を測定 2)焼付荷重:シェル型高速四球摩擦試験機 ボール:鋼1/2インチ 昇圧:自動昇圧0.1Kg/平方cm/sec 測定温度:常温 回転数:600rpm 3)切削試験方法:試料油を60スピンドル油に溶解し
て20wt%の溶液として、この溶液を用いて立型内面
引き抜きブローチ試験機により切削抵抗値を測定し、ま
た切削した表面のアラサを触針式アラサ測定機で切削方
向に測定し切削加工時の潤滑性能を評価した。 切削条件 試験機:3ton立型内面引き抜きブローチ
盤 工具 :1刃辺り切り込み最大0.05mm 巾7mm、ピッチ8mm、材質SKH55のキーブロー
チ工具 被削材質:S−45C 切削速度:2m/min 4)深絞り加工試験 ○試験機:東京試験機製深絞り試験機 ポンチ径32mmφ、ダイス径35mmφ 加工速度1m/min ○加工材:アルミ板(JIS A1100.0 厚さ1
mm)の円盤として1試料油につき62.4mmφ(絞
り比1.95)から68.0mmφ(絞り比2.12
5)までの8点(径の増加率0.8mm)を試験に用い
た。 ○試料塗布量:試料油の塗布量が1g/平方米となるよ
うに加工材の両面に塗布した 上記条件で試験を行い、成形可能な最高絞り比(限界絞
り比)を求め、深絞り加工の性能を判定した。 5)外観性状 試料油50gを60℃で加熱後、5℃の恒温室に72時
間静置した後の外観性状を次の評価基準により判定し
た。 ○:結晶発生せず △:僅かに結晶が発生 ×:結晶がかなり発生 6)AOM試験 測定装置:蔵持科学器械製作所製の油脂類安定性試験装
置 測定方法:試料油20mlを25mmφ×200mmの
試験管に入れ、97.8℃のグリセリン浴中で毎秒2.
3mlの空気を吹き込み、過酸化物価が100meq/
Kgに達するまでの時間を測定し、酸化安定性を評価す
る。
【0012】試料調製例1 常法に従い脱酸、脱色した精製ハイエルシン酸ナタネ油
(以後「Hナタネ油」と言う)(AV=0.02、IV
=102.8、SV=176.5、炭素数20以上の不
飽和脂肪酸比率55.2%)をニッケル触媒(日揮化学
製ニッケル分20%含有)を1.0wt%用い、水素圧
0.2Kg/平方cm、反応温度180℃で水素添加反
応を行い、ヨウ素価85.0で反応を止め、その後活性
白土を対Hナタネ油量の2重量%加え、30分間撹拌を
行い、触媒を除去し、トランス酸の含有比率が15.8
%の水素添加Hナタネ油を得た。この水添油113gに
メタノール416g、水酸化ナトリウム2.3gを加
え、メタノール沸点下に撹拌しながら2時間還流し、そ
の後加熱を止め、30分間静置し下層部のグリセリンを
除去した。次に洗液が中性になるまで水洗を行い、この
後減圧蒸留を行い、未反応のメタノールおよび水を除去
した。続いて蒸留を行い、構成脂肪酸中のトランス酸の
含有率が15.0%の脂肪酸メチルエステルを得た。 試料調製例2 試料調製例1で用いたHナタネ油を2ケ用意し、それに
金属セレンをHナタネ油の各々に対し0.1重量%を加
え、窒素気流下200℃でそれぞれに30分、240分
間加熱撹拌を行い、次いで110℃まで冷却後活性白土
2wt%を加え、30分間撹拌後減圧濾過を行い、金属
セレンを除去し、構成脂肪酸中のトランス酸の含有比率
が、それぞれ21.0%、34.8%の異性化油を得
た。この2ケの異性化油を試料調製例1と同じ方法によ
りメチルエステル化を行い、構成脂肪酸中にトランス酸
の含有比率が、それぞれ20.5%、34.5%の脂肪
酸メチルエステルを得た。 試料調製例3 常法により脱酸、脱色した精製カラシ油(AV=0.0
2、IV=116.9、SV=182.4、炭素数20
以上の不飽和脂肪酸含量26.9%)を水素添加を行わ
ず試料調製例1と同じ方法によりメチルエステル化を行
い、脂肪酸メチルエステルを得た。この脂肪酸メチルエ
ステルに、金属セレンを0.1重量%加え、窒素気流下
180℃で30分間加熱撹拌を行い、その後試料調製例
2と同様に活性白土処理を行い、構成脂肪酸中のトラン
ス酸の含有比率が7.5%の脂肪酸メチルエステルを得
た。 試料調製例4 常法に従い脱酸、脱色した精製ローエルシン酸ナタネ油
(以後「Lナタネ油」と言う)(AV=0.02、IV
=116.1 、SV=190.0、炭素数20以上の不
飽和脂肪酸含量3.3%)を2ケ用意し、それぞれにつ
き窒素気流下180℃で5分、20分間の加熱撹拌を行
い、その後試料調製例2と同様に活性白土処理を行い、
構成脂肪酸中のトランス酸の含有比率が、それぞれ0.
4%と1.6%の異性化油を得た。この2ケの異性化油
を試料調製例1と同じ方法によりメチルエステル化を行
い、構成脂肪酸中のトランス酸の含有比率がそれぞれ
0.3%、1.6%の脂肪酸メチルエステルを得た。 試料調製例5 試料調製例1で用いたHナタネ油を水素添加をせずに、
試料調製例1と同じ方法により、メチルエステル化を行
い、構成脂肪酸中にトランス酸を含有しない脂肪酸メチ
ルエステルを得た。
【0013】実施例1〜5、比較例1〜4 試料調製例1〜4で得られたトランス酸を構成脂肪酸と
して含有する脂肪酸メチルエステル(トランス酸含有量
0.3%、1.6%、7.5%、15.0%、20.5
%、34.5%の6種)とトランス酸を含有しない脂肪
酸メチルエステルを、そのまま用いて摩擦係数、焼付荷
重、外観性状、AOMの測定を行い、切削抵抗、表面ア
ラサ、限界絞り比を測定した。それらの結果を表1に示
す。
【0014】
【表1】
【0015】またトランス酸を構成脂肪酸として含有す
る脂肪酸メチルエステル(トランス酸含有量20.2
%)とトランス酸を含有しない脂肪酸エステルを、それ
ぞれ20部と鉱物油80部とを混合したものについて摩
擦係数、焼付荷重、表面アラサ、限界絞り比を測定し
た。その結果を表2に示す。
【0016】
【表2】
【0017】
【発明の効果】以上の様に本発明の金属加工油は、炭素
数20以上のトランス酸を構成脂肪酸中に含む脂肪酸の
脂肪族一価アルコールエステルを含有することにより、
潤滑性に優れ、かつ低温での作業性並びに冷却性に優
れ、さらに酸化安定性の優れていると言う特徴を有す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 40:24 Z 8217−4H

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 炭素数20以上でトランス型二重結合を
    有する脂肪酸を0.5〜30%含有する脂肪酸の脂肪族
    一価アルコールエステルを用いることを特徴とする金属
    加工油。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0858986A1 (de) * 1997-02-14 1998-08-19 F. Hoffmann-La Roche Ag Isomerisierungsverfahren
JP2008169371A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Korea Houghton Corp バイオディーゼル生産時に生成される蒸留残余物を利用した水溶性金属加工油の組成物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0858986A1 (de) * 1997-02-14 1998-08-19 F. Hoffmann-La Roche Ag Isomerisierungsverfahren
JP2008169371A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Korea Houghton Corp バイオディーゼル生産時に生成される蒸留残余物を利用した水溶性金属加工油の組成物

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