JPH059445A - 水系接着剤組成物 - Google Patents
水系接着剤組成物Info
- Publication number
- JPH059445A JPH059445A JP15842591A JP15842591A JPH059445A JP H059445 A JPH059445 A JP H059445A JP 15842591 A JP15842591 A JP 15842591A JP 15842591 A JP15842591 A JP 15842591A JP H059445 A JPH059445 A JP H059445A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- based adhesive
- adhesive composition
- pot life
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 十分な可使時間を有する水系接着剤組成物を
提供することを目的としている。 【構成】 可使時間延長剤としてセピオライトが含有さ
れた水系接着剤組成物である。
提供することを目的としている。 【構成】 可使時間延長剤としてセピオライトが含有さ
れた水系接着剤組成物である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、十分な可使時間を有す
る水系接着剤組成物に関するものである。
る水系接着剤組成物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、接着剤の可使時間を延長する
ための可使時間延長剤としては、各種のものが知られて
いる。例えば、溶剤系接着剤組成物用の可使時間延長剤
としては、特開昭６１−９４７６号公報に示すようなも
のがある。
ための可使時間延長剤としては、各種のものが知られて
いる。例えば、溶剤系接着剤組成物用の可使時間延長剤
としては、特開昭６１−９４７６号公報に示すようなも
のがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、主に、木
材、紙、布、繊維などの接着に多く使用される接着剤と
して、水系接着剤組成物が知られている。通常、この水
系接着剤は、工場内で使用されることが多く、接着剤を
基材に塗布後、直ちに貼り合わせることが多いので、十
分な可使時間を確保する必要がなかった。
材、紙、布、繊維などの接着に多く使用される接着剤と
して、水系接着剤組成物が知られている。通常、この水
系接着剤は、工場内で使用されることが多く、接着剤を
基材に塗布後、直ちに貼り合わせることが多いので、十
分な可使時間を確保する必要がなかった。
【０００４】しかし、建築内装用など、現場施工で使用
される場合（例えば、木質フローリングなどの化粧合板
の貼り合わせ）には、十分な可使時間がないと作業条件
が制約されるといった不都合が生じることとなる。
される場合（例えば、木質フローリングなどの化粧合板
の貼り合わせ）には、十分な可使時間がないと作業条件
が制約されるといった不都合が生じることとなる。
【０００５】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、十分な可使時間を有する水系接着剤組成物を提供す
ることを目的としている。
で、十分な可使時間を有する水系接着剤組成物を提供す
ることを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の水系接着剤組成
物は、可使時間延長剤としてセピオライトが含有された
ものである。
物は、可使時間延長剤としてセピオライトが含有された
ものである。
【０００７】セピオライトが配合される水系接着剤組成
物としては、特に限定されるものではなく、天然水溶性
接着剤（澱粉、天然ゴム系など）、合成水溶性接着剤
（ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ユリ
ア、メラミンなど）、合成樹脂エマルジョン系接着剤
（酢酸ビニル、酢酸ビニル−アクリル共重合体、アクリ
ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ウレタンなど）が
使用できる。
物としては、特に限定されるものではなく、天然水溶性
接着剤（澱粉、天然ゴム系など）、合成水溶性接着剤
（ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ユリ
ア、メラミンなど）、合成樹脂エマルジョン系接着剤
（酢酸ビニル、酢酸ビニル−アクリル共重合体、アクリ
ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ウレタンなど）が
使用できる。
【０００８】セピオライトの添加量は、特に限定される
ものではない。
ものではない。
【０００９】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【００１０】
【実施例１〜６、比較例１〜４】下記Ａ〜Ｄの水系接着
剤、ａおよびｂのセピオライト、およびその他顔料など
を配合し、表１に示すように、実施例１〜６および比較
例１〜４の水系接着剤組成物を作製した。また、これら
水系接着剤組成物の可使時間評価結果も表１に併せて示
す。 ・水系接着剤 Ａ：ポリ酢酸ビニルエマルジョン Ｂ：アクリルエマルジョン（組成：スチレン／２−エチ
ルヘキシルアクリレート／アクリル酸＝４５／５０／５
重量部） Ｃ：ＥＶＡエマルジョン（住友化学工業株式会社製：ス
ミカフレックス４４０） Ｄ：ウレタンエマルジョン（大日本インキ化学工業株式
会社製：ハイドランＡＰ−７０） ・セピオライト ａ：エードプラスＳＰ（水澤化学工業株式会社製） ｂ：エードプラスＭＬ−５０Ｄ（水澤化学工業株式会社
製）
剤、ａおよびｂのセピオライト、およびその他顔料など
を配合し、表１に示すように、実施例１〜６および比較
例１〜４の水系接着剤組成物を作製した。また、これら
水系接着剤組成物の可使時間評価結果も表１に併せて示
す。 ・水系接着剤 Ａ：ポリ酢酸ビニルエマルジョン Ｂ：アクリルエマルジョン（組成：スチレン／２−エチ
ルヘキシルアクリレート／アクリル酸＝４５／５０／５
重量部） Ｃ：ＥＶＡエマルジョン（住友化学工業株式会社製：ス
ミカフレックス４４０） Ｄ：ウレタンエマルジョン（大日本インキ化学工業株式
会社製：ハイドランＡＰ−７０） ・セピオライト ａ：エードプラスＳＰ（水澤化学工業株式会社製） ｂ：エードプラスＭＬ−５０Ｄ（水澤化学工業株式会社
製）
【００１１】
【表１】
【００１２】ただし、表１において、水系接着剤の使用
量は、蒸発残分を示している。また、水の使用量には、
水系接着剤中の水を含んでいる。
量は、蒸発残分を示している。また、水の使用量には、
水系接着剤中の水を含んでいる。
【００１３】可使時間：ベニヤ合板（１００×２５mm）
上に、接着剤をアプリケーターで約３００ｇ／ｍ2 塗布
し、一定時間後に別のベニア合板を接着面が２５×２５
mmとなるように貼り合わせ、クリップで圧締し、２０℃
６５％ＲＨの条件下に２４時間放置後、インストロン引
張り試験機にて、剪断引張り強度（引張り速度５０mm／
分）を測定し、接着強度１５Kg／cm2 以上または材破と
なる可使時間を判定。
上に、接着剤をアプリケーターで約３００ｇ／ｍ2 塗布
し、一定時間後に別のベニア合板を接着面が２５×２５
mmとなるように貼り合わせ、クリップで圧締し、２０℃
６５％ＲＨの条件下に２４時間放置後、インストロン引
張り試験機にて、剪断引張り強度（引張り速度５０mm／
分）を測定し、接着強度１５Kg／cm2 以上または材破と
なる可使時間を判定。
【００１４】○：可使時間４０分以上 △：可使時間２０〜４０分未満 ×：可使時間２０分未満
【００１５】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の水系接着剤
組成物によると、十分な可使時間が得られるので、該接
着剤を使用する時には、塗布直後に貼り合わせなくて
も、一定時間内に貼り合わせれば十分な接着強度が得ら
れる。従って、作業条件が制約されることもない。
組成物によると、十分な可使時間が得られるので、該接
着剤を使用する時には、塗布直後に貼り合わせなくて
も、一定時間内に貼り合わせれば十分な接着強度が得ら
れる。従って、作業条件が制約されることもない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 可使時間延長剤としてセピオライトが含
有されたことを特徴とする水系接着剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15842591A JPH059445A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 水系接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15842591A JPH059445A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 水系接着剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059445A true JPH059445A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15671482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15842591A Pending JPH059445A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 水系接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059445A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009057516A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Oji Cornstarch Co Ltd | 環境にやさしい段ボール用接着剤 |
| JP2009073895A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Oji Cornstarch Co Ltd | ホルムアルデヒドを含有しない段ボール用澱粉系耐水接着剤 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP15842591A patent/JPH059445A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009057516A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Oji Cornstarch Co Ltd | 環境にやさしい段ボール用接着剤 |
| JP2009073895A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Oji Cornstarch Co Ltd | ホルムアルデヒドを含有しない段ボール用澱粉系耐水接着剤 |
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