JPH0594255A - 変調光ビームを利用した光学式タツチパネル - Google Patents

変調光ビームを利用した光学式タツチパネル

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JPH0594255A
JPH0594255A JP8739091A JP8739091A JPH0594255A JP H0594255 A JPH0594255 A JP H0594255A JP 8739091 A JP8739091 A JP 8739091A JP 8739091 A JP8739091 A JP 8739091A JP H0594255 A JPH0594255 A JP H0594255A
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Toji Tsukagoshi
藤司 塚越
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MINATO ELECTRONICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受光素子が外乱光の赤外波長成分による影響
により飽和し検査不能になるようなことがなく、発光素
子が選別や実装のための設備や手間のかからない光学式
タッチパネルの提供 【構成】 表示器の表示画面の周辺に、水平方向と垂直
方向に対応して、複数組の発光素子と受光素子とが連け
い動作する単位光学系よりなる光マトリックスを形成
し、該表示画面に外方よりタッチした物体の位置情報を
出力する光学式タッチパネルにおいて、前記発光素子と
受光素子間に変調光ビーム投射手段と変調光ビーム受光
手段とを有するように構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力装置に用いられる光
学式タッチパネルに関するもので、特に該タッチパネル
の発光素子及び受光素子間の光ビームを変調光による光
ビーム手段により構成した光学式タッチパネルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図8は光学式タッチパネル12の説明図
である。図8において1は発光素子列、1aは発光素
子、2は受光素子列、2aは受光素子、3は表示器、4
は遮光物体である。
【0003】光学式タッチパネル12はCRT等の表示
器3の表示面の周辺に垂直と水平の方向に一定間隔で赤
外線を発光する多数の発光素子1aを配列した発光素子
列1と前記発光素子1aと同数の赤外光を受光する受光
素子2aを配列した受光素子列2とを対向して設け、そ
れぞれ対向する一対の発光素子1aと受光素子2aとが
連けい動作するようにして光ビーム1bを介して単位光
学系を形成し、該単位光学系を垂直方向と水平方向に順
次掃引、駆動して、前記表示器3の表示面に赤外線マト
リックスを形成し、該表示面にタッチした遮光物体4に
よって遮光される前記マトリックスの交点を検出し、該
交点の直交座標を該遮光物体4の位置情報として出力す
るものである。
【0004】図9及び図10により従来の光学式タッチ
パネル12の動作を説明する。図10は図9に示す単位
光学系の動作説明図である。
【0005】図9において1aは発光素子、2aは受光
素子、5a,5bはアナログスイッチ、6は増幅器、7
は負荷抵抗、8は受光出力信号、+Vccは電源である。
【0006】また図10においては信号波形を示し、
(1)は受光素子駆動信号、(2)は発光素子駆動信
号、(7)は受光素子駆動信号8の波形、(8)は低レ
ベル信号読み込みパルス、(9)は高レベル信号読み込
みパルスである。
【0007】この単位光学系は複数個設けてあり、それ
ぞれの受光素子2aの出力は増幅器6の入力に並列に接
続されている。
【0008】これらの単位光学系はCPU10のプログ
ラムに従って順次掃引されるが、一つの単位光学系が掃
引されると、CPU10から出力される受光素子駆動信
号(1)によってアナログスイッチ5aがONとなり、
受光素子2aが動作状態になる。つづいて一定時間後に
発光素子駆動信号(2)によって、アナログスイッチ5
bが一定時間ONとなり発光素子1aが発光する。
【0009】この過程でアナログスイッチ5aがONと
なり電源+Vccが受光素子2aに印加されると、受光素
子2aには過渡電流が流れ、負荷抵抗7にはパルス性の
ノイズが発生する。このノイズは急速に減衰し、受光素
子2aは暗電流と外乱光による電流によって負荷抵抗7
に低レベル信号を発生する。つづいて発光素子1aが発
光すると受光素子2aはこの光を受けて高レベル信号を
発生し、この両信号は増幅器6により増幅され、受光出
力信号8として受光出力信号8の波形(7)に示すよう
な波形の信号が出力されるので増幅器6から受光出力信
号8が連続的に出力される。この受光出力信号8はA/
D変換器9によってデジタル信号に変換され、前記受光
素子駆動信号(1)及び発光素子駆動信号(2)の駆動
信号と一定のタイミングを有する低レベル信号読み込み
パルス(8)及び高レベル信号読み込みパルス(9)に
よって、順次メモリ11に読み込まれ、CPU10にお
いて単位光学系ごとに前記低レベル信号と高レベル信号
とを比較してレベル差を求め、その差の有無又は大小に
よって、前記表示面上の遮光物体4の有無を判別し、前
記赤外線マトリックスの遮光された交点を検出し、該交
点の直交座標を該遮光物体4の位置情報として出力する
ようにしたものである。
【0010】図11は従来の光学式タッチパネルの単位
光学系が飽和する際の説明図であって、外乱光が〜
に示す如く大となり飽和電圧に近づき、受光出力信号8
の波形の高レベル読み込み位置が飽和電圧に達するのを
示している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光学式
タッチパネル赤外波長の光ビームを利用する一種の光電
変換装置であるために、受光素子が外乱光の赤外波長成
分による影響により飽和し、検出不能に陥ることがあっ
た。
【0012】また発光素子は、受光素子に対して効率良
く赤外光ビームを到達させなければならないため、レン
ズが組み込まれた発光素子の、出力の大きなものを選別
し、それを光軸精度良く実装しなければならない。
【0013】そのためには選別のための設備や手間が必
要となり、また光軸精度良く実装するための治具が必要
であると共に、実装できる発光素子の形状に制限がある
などの困難さも多く、これらが生産性を低めるという欠
点を有していた。
【0014】さらに発光素子を強力に発光させ、充分な
光エネルギーを伝達させる必要があるために大電流で駆
動する必要があり、それが発光素子の信頼性や寿命を下
げていた。
【0015】また発光素子と受光素子間の距離をdとし
たばあい、発光素子の放射強度Iに あり、距離dが大きな場合、つまり大口径の画面に対応
したタッチパネルを作ることは、著しく微少な放射照度
EからA/Dコンバータへ読み込める大きさにまで受光
素子出力信号を直流増幅せねばならず、外乱光に対して
強いものを作ることが非常に困難であるという欠点を有
していた。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は従来技術の前記
欠点を解消するために発明されたものであって、請求項
1において、光学式タッチパネルを、表示器の表示面上
の周辺に、水平方向と垂直方向に対応して、発光素子列
と受光素子列とよりなる複数組の素子列を配設し、それ
ぞれ対向する発光素子と受光素子とが連けい動作するよ
うにした複数の単位光学系を水平方向と垂直方向に順次
掃引駆動して光マトリックスを形成し、該単位光学系ご
とに不発光時と発光時の受光出力信号をA/D変換し
て、該受光出力信号のそれぞれのレベルを比較して求め
たレベル差により前記表示面上に外方よりタッチした遮
光物体を検出し、該遮光物体の位置の直交座標を位置情
報として出力する光学式タッチパネルにおいて、前記発
光素子と受光素子間に変調光ビーム投射手段と変調光ビ
ーム受光手段を有するよう構成し、また請求項2におい
て、発光素子を有する複数の単位光学系と所定のアナロ
グスイッチと発振器と変調器とを接続してなる変調光ビ
ーム投射手段と、前記単位光学系に対応する同数の受光
素子と所定のアナログスイッチと電流電圧変換器とバン
ドパスフィルタと後段増幅器と復調器とを接続してなる
変調光ビーム受光手段とを有する請求項1の光学式タッ
チパネルを構成したのである。
【0017】
【作用】光学式タッチパネルの発光素子と受光素子間の
光ビームには、外乱光が入射し、この外乱光が大きくな
るに従って、低レベル読み込み電圧と高レベル読み込み
電圧との差の受光素子出力の振幅が変化するが、請求項
1及び請求項2の発明では外乱光が大きくなるに従っ
て、素子出力信号は飽和電圧へ近づいてゆくが、変調さ
れた光ビームに対してアナログスイッチを介して直流電
圧変換器で取出せるPINフォトダイオードの出力電圧
は微少であり、それが受光素子出力信号のダイナミック
レンジを拡大し、即ち外乱光に対する強度を上げている
ので、受光素子出力信号は飽和電圧近くまで外乱光が入
射してもA/Dコンバータに読み込まれる低レベルと高
レベルの値が変化しないのであって、即ち変調光ビーム
を使用することにより外乱光に対する強度が増すのであ
り、更に受光素子から取出せる微少な電圧の中から、あ
る変調された特定の周波数を取り出し、増幅、復調する
ことにより、容易にA/Dコンバータへ読み込ませるこ
とが可能な受光素子出力信号が得られるということによ
りローパワー化が計れる利点がある。
【0018】また発光素子の選別にかかる手間と時間
は、従来に比べてずっと少くなり、選別のための設備
も、より簡易なもので済むことになる。また光学素子の
実装においても光軸精度についての要求もおだやかなも
のとなり、実装時の時間、手間が低減され、生産性が向
上する。
【0019】さらに、発光素子駆動電流は変調周波数に
よってスイッチングされるので、デューティが減少さ
れ、パワーの実効値が下がることにより発光素子の信頼
性と寿命が向上することになる。
【0020】その上、微少な変調光出力を扱えるという
ことは、即ち発光素子と受光素子間の距離を大きく取れ
るということであって、大口径の画面に対応したタッチ
パネルを作ることが容易になるという利点がある。
【0021】
【実施例】本発明の一実施例を図面とともに説明する。
【0022】図1は本発明の実施例の光学式タッチパネ
ルの単位光学系の構成図、図2は同じくその動作説明
図、図3は同じくその飽和する際の説明図、図4は本発
明の具体化された第1実施例の単位光学系の構成図、図
5は同じくその動作説明図、図6は本発明の具体化され
た第2実施例の説明図、図7は同じくその動作説明図で
ある。
【0023】図1において、1aは発光素子、1cは変
調光ビーム、2aは受光素子、5a,5bはアナログス
イッチ、16は発振器、17は変調器、18は電流電圧
変換器、19はバンドパスフィルタ、20は後段増幅
器、21は復調器、9はA/Dコンバータ、10はCP
U、11はメモリ、である。
【0024】図1の構成図に示された発光素子1aはア
ナログスイッチ5bにより選択される。選択に使われる
信号は図2に示される発光素子駆動信号(2)である。
発光素子1aに流れる電流は、発振器16から与えられ
た周波数により変調器17によって変調される。変調さ
れた波形は図2の発光素子駆動電流(3)に示すもので
ある。
【0025】変調は、ここに示された、独立した変調器
17を用いることなく、CPU10側から発光素子駆動
信号(2)を変調周波数でスイッチングすることにより
同様の効果が得られる。
【0026】発光素子1aから出た光ビーム1cは変調
されており、受光素子2aにより受けられる。変調光ビ
ーム1cを受ける受光素子2aは、変調周波数にもよる
が、この構成図では、周波数応答性の良好なPINフォ
トダイオードを使用した例を示してある。
【0027】図2の(4)は受光素子において得られた
受光素子出力信号4である。変調光ビーム1cを受けた
PINフォトダイオードに生じた電流を、電流電圧変換
器18により電圧出力させた信号である。その信号は変
調周波数を中心周波数とし、高い周波数選択性を持つ高
次のバンドパスフィルタ19で変調信号のみが選択的に
取り出される。この信号を後段増幅器20により増幅し
たものが図2の(5)の受光素子出力信号(復調器前)
5である。図2の受光素子出力信号(復調器後)(6)
は(5)を復調したものである。
【0028】図2の受光素子出力信号(6)は図10の
受光出力信号8の波形(7)に対応し、最終的にA/D
コンバータに読み込まれる波形である。図2の低レベル
信号読み込みパルス(8)により低レベルが、高レベル
信号読み込みパルス(9)により高レベルが読み込まれ
るタイミングを作っている。
【0029】読み込まれてからの処理は従来と同様で、
CPU10において単位光学系ごとに前記低レベル信号
と高レベル信号とを比較してレベル差を求め、その差の
有無又は大小によって遮光物体の有無を判別し、赤外線
変調光ビームマトリックスの遮光された交点を検出し、
その直交座標を遮光物体の位置情報を出力する。
【0030】図3は本発明の実施例の単位光学系が飽和
する際の説明図である。受光素子出力信号(バンドパス
フィルタ)(4)と同(復調器後)(6)を比較する
に、外乱光が入射し、この外乱光がと大きくな
るに従って、低レベル読み込み電圧と高レベル読み込み
電圧との差の受光素子出力の振幅が変化するが、外乱光
が大きくなるに従って、素子出力信号は飽和電圧へ近づ
いてゆくが、変調された光ビームに対してアナログスイ
ッチを介して直流電圧変換器で取出せるPINフォトダ
イオードの出力電圧は微少であり、それが受光素子出力
信号のダイナミックレンジを拡大し、即ち外乱光に対す
る強度を上げているので、受光素子出力信号は飽和電圧
近くまで外乱光が入射してもA/Dコンバータに読み込
まれる低レベルと高レベルの値が変化しないのである。
【0031】図4及び図5に示す具体化された第1実施
例において、赤外発光ダイオード24は電流スイッチ2
6により駆動され、赤外発光ダイオード24を駆動する
電流は発振器16からのトリガーにより、変調器17を
介して、所定の周波数に変調される。変調光ビーム1c
は、PINフォトダイオード駆動信号(4−1)によ
り、選択駆動されたPINフォトダイオード25に到達
し、逆バイアスされたPINフォトダイオード25に逆
電流を流す。この逆電流は電流電圧変換器18によりP
INフォトダイオード出力信号(4−1)を作り出す。
【0032】PINフォトダイオード出力信号(4−
1)の中の微少な変調周波数成分を検出するために−6
dB/OCT以上の能力を持つローパスフィルタ22と
ハイパスフィルタ23を組合わせたバンドパスフィルタ
を使う。
【0033】バンドパスフィルタの中心周波数は変調周
波数に一致させる。
【0034】フィルタ通過後のPINフォトダイオード
出力信号(4−1)は後段増幅器20により増幅され、
A/Dコンバータ9に読み込むために必要な振幅を得
る。その復調器前PINフォトダイオード信号(5−
1)は、復調器21により復調され、A/Dコンバータ
9へ読み込まれる。読み込まれる値は、ソフトウェア的
なタイミングにより低レベル時と高レベル時が決めら
れ、このレベル差が波高値とされる。この波高値はCP
U10によって、メモリ11上に記憶され、タッチパネ
ル内の発光素子24と受光素子25の全ての組合わせに
ついてのデータテーブルを作る。そして順次走査した波
高値データを、データテーブル上の波高値と比較してタ
ッチ入力の有無をCPU10にて判定する。
【0035】図6及び図7に示す具体化された第2実施
例において、赤外発光ダイオード24は電流スイッチ2
6により駆動され、赤外発光ダイオード24を駆動す
る。電流は発振器16からのトリガーにより、変調器1
7を介して、所定の周波数に変調される。変調光ビーム
1cは、フォトトランジスタ駆動信号(1−2)によ
り、選択駆動されたフォトトランジスタ28に到達し、
フォト電流を流す。
【0036】フォト信号は負荷抵抗7によりフォトトラ
ンジスタ出力電圧(4−2)を発生させる。発生した電
圧は初段増幅器27によりフォトトランジスタ出力信号
(4−2)を作り出す。フォトトランジスタ出力信号
(4−2)の中の微少な変調周波数成分を検出するため
に−6dB/OCT以上の能力を持つローパスフィルタ
22とハイパスフィルタ23が組合わされたバンドパス
フィルタが使われる。
【0037】バンドパスフィルタの中心周波数は変調周
波数に一致させる。
【0038】バンドパスフィルタ通過後のフォトトラン
ジスタ出力(4−2)は後段増幅器20によりA/Dコ
ンバータ9に読み込まれるのに適した大きさにまで増幅
され、復調前フォトトランジスタ出力信号5−2とな
り、復調される。復調信号(6−2)はA/Dコンバー
タ9へ、ソフトウェア的な低レベルタイミング(7)と
高レベルタイミング(8)発生時に読み込まれ、そのレ
ベル差が波高値となる。この波高値はCPU10によっ
て、メモリ11上に記憶され、タッチパネル内の発光素
子24と受光素子25の全ての組合わせについてのデー
タテーブルを作る。そして順次走査した波高値データ
を、データテーブル上の波高値と比較してタッチ入力の
有無をCPU10にて判定する。
【0039】従って受光素子はPINフォトダイオード
25でもフォトトランジスタ28でも、またそれに準ず
る受光素子に適用できる。
【0040】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明は、実施回
路により、受光素子出力のダイナミックレンジが増大し
外乱光に対する強度が増し、また発光ダイオードが消費
する電流が低下し、発光素子の信頼性と寿命が向上する
という効果がある。
【0041】また低発光強度の発光ダイオードも使用す
ることができ、発光素子や受光素子の選別の手間や設備
やコストが低減され、生産性が向上するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の光学式タッチパネルの単位光
学系の構成図
【図2】本発明の実施例の光学式タッチパネルの単位光
学系の動作説明図
【図3】本発明の実施例の光学式タッチパネルの単位光
学系が飽和する際の説明図
【図4】本発明の具体化された第1実施例の単位光学系
の構成図
【図5】本発明の具体化された第1実施例の単位光学系
の動作説明図
【図6】本発明の具体化された第2実施例の単位光学系
の構成図
【図7】本発明の具体化された第2実施例の単位光学系
の動作説明図
【図8】光学式タッチパネルの説明平面図
【図9】従来の光学式タッチパネルの単位光学系の構成
【図10】従来の光学式タッチパネルの単位光学系の動
作説明図
【図11】従来の光学式タッチパネルの単位光学系が飽
和する際の説明図
【符号の説明】 1 発光素子列 1a 発光素子 1b 光ビーム 1c 変調光ビーム 2 受光素子列 2a 受光素子 3 表示器 4 遮光物体 5a アナログスイッチ 5b アナログスイッチ 6 増幅器 7 負荷抵抗 8 受光出力信号 9 A/Dコンバータ 10 CPU 11 メモリ 12 光学式タッチパネル 16 発振器 17 変調器 18 電流電圧変換器 19 バンドパスフィルタ 20 後段増幅器 21 復調器 22 ローパスフィルタ 23 ハイパスフィルタ 24 赤外発光ダイオード 25 PINフォトダイオード 26 電流スイッチ 27 初段増幅器 28 フォトトランジスタ (1) 受光素子駆動信号 (1−1) PINフォトダイオード駆動信号 (1−2) フォトトランジスタ駆動信号 (2) 発光素子駆動信号 (2−1) 発光ダイオード駆動信号 (3) 発光素子駆動電流信号 (3−1) 発光ダイオード駆動電流信号 (4) 受光出力信号(バンドパスフィルタ前) (4−1) PINフォトダイオード出力信号 (4−2) フォトトランジスタ出力信号 (5) 受光素子出力信号(復調器前) (5−1) 復調前PINフォトダイオード出力信号 (5−2) 復調前フォトトランジスタ出力信号 (6) 受光素子出力信号(復調器後) (6−1) 復調信号 (6−2) 復調信号 (7) 受光出力信号8の波形 (8) 低レベル信号読み込みパルス (9) 高レベル信号読み込みパルス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示器の表示面上の周辺に、水平方向と
    垂直方向に対応して、発光素子列と受光素子列とよりな
    る複数組の素子列を配設し、それぞれ対向する発光素子
    と受光素子とが連けい動作するようにした複数の単位光
    学系を水平方向と垂直方向に順次掃引駆動して光マトリ
    ックスを形成し、該単位光学系ごとに不発光時と発光時
    の受光出力信号をA/D変換して、該受光出力信号のそ
    れぞれのレベルを比較して求めたレベル差により前記表
    示面上に外方よりタッチした遮光物体を検出し、該遮光
    物体の位置の直交座標を位置情報として出力する光学式
    タッチパネルにおいて、前記発光素子と受光素子間に変
    調光ビーム投射手段と変調光ビーム受光手段とを有する
    ように構成したことを特徴とする光学式タッチパネル。
  2. 【請求項2】 発光素子を有する複数の単位光学系と所
    定のアナログスイッチと発振器と変調器とを接続してな
    る変調光ビーム投射手段と、 前記単位光学系に対応する同数の受光素子と所定のアナ
    ログスイッチと電流電圧変換器とバンドパスフィルタと
    後段増幅器と復調器とを接続してなる変調光ビーム受光
    手段とを有する請求項1の光学式タッチパネル。
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