JPH059386Y2 - - Google Patents

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JPH059386Y2
JPH059386Y2 JP7358787U JP7358787U JPH059386Y2 JP H059386 Y2 JPH059386 Y2 JP H059386Y2 JP 7358787 U JP7358787 U JP 7358787U JP 7358787 U JP7358787 U JP 7358787U JP H059386 Y2 JPH059386 Y2 JP H059386Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、畳表の把持チヤツクに関し、畳の
表張り機に取付け、畳表の端部を把持して引張る
ために使用される。
(従来の技術) 畳の表張り機として、特公昭60−55661号公報
に記載されたものが知られている。そして、この
公報には、畳表の把持チヤツクとして、畳床受台
の前端および後端にそれぞれ畳表挟持用の固定バ
ーを設け、この固定バーの上方に、左右1対の流
体シリンダのピストンロツドに固定されて昇降す
る可動バーを設け、固定バーと可動バーの対向面
に互いかみ合うように形成された長さ方向の凹凸
条間に畳表の端部を波形に屈曲して挟持するよう
にしたものが開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来は、固定バー上に畳表の端部を乗せたのち
スイツチを閉じて左右の流体シリンダを同時に作
動させ、上方の可動バーを左右同じ速度で下降さ
せていたので、固定バーと可動バーの間に畳表の
全幅が同時に挟持されていた。したがつて、畳表
のよこ糸を構成するイ草の方向を固定バーの長さ
方向と完全に一致させ、イ筋を通すことが困難で
あつた。特に、畳床受台の一部を前後方向に伸縮
自在に構成し、後端の固定バーおよび可動バーを
前端側に引寄せ、作業員が前端側固定バーの手前
に立つて前端側の固定バーの後方に手を伸ばして
後端側の固定バーおよび可動バー間に畳表を挟持
させるときは、上記の作業が一層困難であつた。
この考案は、上記のイ筋を通す作業を容易に行
なうことができる畳表の挟持チヤツクを提供する
ものである。
(問題点を解決するための手段) 畳表の幅よりも長い真直ぐな固定バーの上方に
左右の第1流体シリンダによつて固定バーと平行
に昇降される可動バーを設け、上記の固定バーと
可動バーとの間に畳表を挟持するようにした畳表
の把持チヤツクにおいて、可動バーの片側にこの
可動バーを上下に貫通する縦孔を設け、この縦孔
に摺動ブロツクを上下摺動自在に挿入し、この摺
動ブロツクの上面に、可動バーの上方に立設され
た第2流体シリンダの下向きに突出するピストン
ロツド下端を接続する。なお、固定バーは、畳表
の一端を固定し、他端を畳表の長さ方向に移動し
て引張る場合に、そのいずれの側に設けてもよ
い。
(作用) 可動バーを上昇させた状態で固定バーの上面に
畳表を乗せ、第2流体シリンダを作動させてその
ピストンロツドを下向きに突出させ、下端の摺動
ブロツクと固定バーとの間で畳表の片側の一部を
挟み、これにより畳表の片側を固定して反対側を
手動で前後にずらせ、イ筋を通す。しかるのち、
左右の第1流体シリンダを作動させ、可動バーを
下降させることにより畳表を正式に挟持する。
(実施例) 第1図および第3図において、固定バー1の背
面左右にかぎ形に屈曲した連結板2の下端が固定
され、この連結板2の上端の水平部2a上に第1
流体シリンダ3が立設され、その下向きに突出す
るシステムロツド3aが上記水平部2aを貫通し
て下方に延び、その下端に可動バー4が接続され
ている。そして、可動バー4の上記ピストンロツ
ド3aの接続部外側にガイドロツド5が下向きの
突出状に固定され、このガイドロツド5の下端が
固定バー1を上下摺動自在に貫通し、上記ピスト
ンロツド3aの進退によつて可動バー4が固定バ
ー1と平行を保ちながら昇降するようになつてい
る。
上記固定バー1の上面には、下側把持バー6が
一体に固着されており、その上面には、第2図に
示すように、2本の山部6aと1本の谷部6bと
からなる凹凸条が設けられている。一方、可動バ
ー4の下面には、上側把持バー7が固着されてお
り、その下面に、上記下側把持バー6の凹凸条と
かみ合いが可能な3本の山部7aと2本の谷部7
bとからなる凹凸条が設けられている。
そして、上記可動バー4には、左側の第1流体
シリンダ3側に近接して3列の縦孔4aおよび4
b,4bが穿設され、上側把持バー7には、上記
の縦孔4b,4a,4bにまたがるスリツト条の
縦孔7aが穿設され、可動バー4の中央の縦孔4
aには棒状の摺動ブロツク8aが、左右の縦孔4
b,4bにはガイドロツド8b,8bがそれぞれ
上下摺動自在に挿入され、それぞれの下端が上側
把持バー7の縦孔7cに上下摺動自在に嵌め込ま
れた横長の摺動ブロツク9の上面に連結されてい
る。なお、上側把持バー7の縦孔7cに嵌め込ま
れた摺動ブロツク9は、第2図に示すように、上
側把持バー7の中央山部7aの部分と同じ断面形
状を備え、下側把持バー6の中央谷部6bと嵌合
可能に形成される。
しかして、上記可動バー4の上記縦孔4a,4
b,4bの背面に相当する位置に逆L字形に屈曲
する取付け台10が固定され、その水平部上面に
前記第1流体シリンダ3よりも小型の第2流体シ
リンダ11が固定され、その下向きに突出するピ
ストンロツド11aが中央の縦孔4a内に挿入さ
れ、その先端が上記の棒状の摺動ブロツク8aの
上面に連結される。すなわち、第2流体シリンダ
11のピストンロツド11aに棒状の摺動ブロツ
ク8aを介して左右のガイドロツド8b,8bお
よび横長の摺動ブロツク9が接続される。
上記の構造において、可動バー4が上方に位置
するとき、固定バー1上の下側把持バー6の上に
畳表Tを乗せ、第2流体シリンダ11のピストン
ロツド11aを下向きに押出すと、摺動ブロツク
8a,9がガイドロツド8bと共に下降し、その
際に左右のガイドロツド8b,8bがそれぞれ縦
孔4b,4bを摺動することにより摺動ブロツク
8a,9が前後にぶれることなく制御された姿勢
を保つて下降し、その下降ストロークの下端で摺
動ブロツク9の下縁が下側把持バー6の中央谷部
6bに畳表Tを屈曲状に押込み、この下側把持バ
ー6と摺動ブロツク9との間に畳表Tが挟持され
る。この畳表Tの挟持長さは短く、かつ畳表Tの
左端近くに片寄つているので、イ筋の狂いは下側
把持バー6の凹凸条6a,6bを基準にして手で
容易に修正することができる。そして、上記の畳
表Tがずれないように手で支えながら第1流体シ
リンダ3,3を作動させると、可動バー4が下降
し、これと一体の上側把持バー7の下面が下側把
持バー6の上面との間で畳表Tを全幅にわたつて
正確に挟持する。
上記の実施例において、固定バー1と下側把持
バー6、および可動バー4と上側把持バー7は、
それぞれ一体のものであつてもよい。また、上側
把持バー7の縦孔7cとほぼ同じ大きさの縦孔を
可動バー4内に延長状に設け、かつ上側把持バー
7内の摺動ブロツク9を可動バー4内に延びる薄
板状に形成して可動バー4内の摺動ブロツク8a
およびガイドロツド8b,8bを省略してもよ
い。なお、固定バー6は、畳の表張り機の畳受け
台の一端に固定して畳表の一端の固定用に用いて
もよく、また、前後方向に移動する摺動ブロツク
に固定して畳表の引張り用に用いてもよい。
(考案の効果) この考案によれば、畳表の全幅を挟持する前
に、幅方向の片側の一部を挟持することができる
ので、この段階でイ筋を容易に通すことができ
る。しかも、上記一部を挟持する摺動ブロツクが
可動バーの挟持面を兼ねるものであり、畳表の全
幅を挟持する際に上記の摺動ブロツクを取除く必
要が全く無いので、可動バーを下降させる際に作
業員が畳表を片手で支えてイ筋のずれを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図は第1図の−
線断面図である。 1……固定バー、3……第1流体シリンダ、4
……可動バー、6……下側把持バー、7……上側
把持バー、9……摺動ブロツク、11……第2流
体シリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 畳表の幅よりも長い真直ぐな固定バーの
    上方に左右の第1流体シリンダによつて固定バ
    ーと平行に昇降される可動バーを設け、上記の
    固定バーと可動バーとの間に畳表を挟持するよ
    うにした畳表の把持チヤツクにおいて、可動バ
    ーの片側にこの可動バーを上下に貫通する縦孔
    を設け、この縦孔に摺動ブロツクを上下摺動自
    在に挿入し、この摺動ブロツクの上面に、可動
    バーの上方に立設された第2流体シリンダの下
    向きに突出するピストンロツド下端を接続した
    ことを特徴とする畳表の把持チヤツク。 〔2〕 固定バーの上面と可動バーおよび摺動ブ
    ロツクの下面に互いにかみ合う長さ方向の凹凸
    条が形成されている実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の畳表の把持チヤツク。
JP7358787U 1987-05-15 1987-05-15 Expired - Lifetime JPH059386Y2 (ja)

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JP7358787U JPH059386Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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Publication Number Publication Date
JPS63184832U JPS63184832U (ja) 1988-11-28
JPH059386Y2 true JPH059386Y2 (ja) 1993-03-09

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