JPH0593787U - ロボットの直線駆動軸位置決め装置 - Google Patents

ロボットの直線駆動軸位置決め装置

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JPH0593787U
JPH0593787U JP7205591U JP7205591U JPH0593787U JP H0593787 U JPH0593787 U JP H0593787U JP 7205591 U JP7205591 U JP 7205591U JP 7205591 U JP7205591 U JP 7205591U JP H0593787 U JPH0593787 U JP H0593787U
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JP
Japan
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stopper
work
joint
robot
hand
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Application number
JP7205591U
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English (en)
Inventor
喜博 日高
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案はロボットの直線駆動位置決め装置に
於て、ワ−ク挿入ミスが生じても近接スイッチで検知
し、ロボットのサ−ボ系に異常が生じないようにして正
常状態に速やかに復帰できるようにしワ−ク挿入を高精
度で行うことを目的としている。 【構成】 ロボットア−ム先端部のヘッドに設けられた
エアシリンダ14,14′のロッドと直線軸の一端を軸
方向に一体動し得るようにジョイント12,12′で連
結するとともに、該ジョイントの前記エアシリンダのロ
ッドの反対側にジョイントに当接する可変ストッパ22
bを設置したものにおいて、前記ジョイントの可変スト
ッパとの当接部に近接スイッチ12b,12b′を設け
てある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はロボットの直線駆動軸の位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロボットの直線駆動軸の位置決め方法としては、サ−ボモ−タ−等でボ −ルねじを回転させ、ボ−ルねじに螺合した回転止めされたナットに被駆動体を 固着し、該サ−ボモ−タ−等の回転角度を制御することによって被駆動体を位置 決めするものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
直線駆動軸の先端に設けた把持装置によりワ−クを把持し、これを穴に嵌合、 挿入するような場合に、挿入作業に失敗すると前述のものでは直線駆動軸があら かじめ定めた位置(挿入完了位置)まで到達しないため、サ−ボモ−タ−に過電 流が流れて温度が上昇するためサ−マルリレ−が働いて非常停止状態となり、ロ ボットを再び動作させるために時間がかかってしまうという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述せる問題点に鑑みてなされたもので、ロボットア−ム先端部のヘ ッドに設けられたエアシリンダのロッドと直線軸の一端を軸方向に一体動し得る ようにジョイントで連結するとともに、該ジョイントの前記エアシリンダのロッ ドの反対側にジョイントに当接する可変ストッパ設置したものにおいて、前記ジ ョイントの可変ストッパとの当接部に近接スイッチを設けたことを特徴とするロ ボットの直線駆動軸位置決め装置としたことを特徴としている。
【0005】
【実施例】
以下、本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。図1乃至図 3において、ロボットア−ム1の先端部に固定されたヘッド2には軸受5,6, 7並びに5′,6′,7′により軸支されるスプライン軸受3,4並びに3′, 4′が一対平行に配設されている。該スプライン軸受4,4′の下端部には同軸 上にプ−リ−8,8′が結合されており、ロボットア−ム1基部側に設けられた 図示省略のパルスモ−タ−のシャフトに結合したプ−リ−とタイミングベルト8 aによって連結されている。
【0006】 前記スプライン軸受3,4並びに3′,4′を貫通して嵌合されたスプライン 軸9,9′の上端部には、軸受10,11並びに10′,11′を介してジョイ ント12,12′が回転自在にかつ該スプライン軸9,9′と一体に上下動でき るように結合している。又、該スプライン軸9,9′は中空となっており、下端 部9a,9a′にハンド等の作業具を取り付けた場合、作業具に作動用の圧縮空 気を送り込むことができるようになっている。
【0007】 一方、ヘッド2の上端部に配設されたブラケット13にはエアシリンダ14, 14′が固定されており、該エアシリンダ14,14′のロッド15,15′が 前記ジョイント12,12′に形成されたフランジ部16,16′に結合されて いる。17,17′は固定用のナットである。ヘッド2の中心部にはその軸が前 記スプライン軸9,9′と軸方向に平行なスリ−ブ18が軸受19,20によっ て軸支されており、該スリ−ブ18上部に固定されたナット21にはストッパシ ャフト22上部に形成されたねじ部22aが螺合している。該ストッパシャフト 22下部はスリ−ブ18に嵌合された直線軸受23によって軸支されている。
【0008】 又、スリ−ブ18下部には同軸上にプ−リ−24が結合していて、ヘッド2に 固定されたサ−ボモ−タ−25のシャフト25aに結合されたプ−リ−26とタ イミングベルト27で連結している。更に、ストッパシャフト22上端部にはス トッパ22bが円盤状に形成されており、該ストッパ22bに前記ジョイント1 2,12′に形成されたドグ12a,12a′が当接し得るように対向している 。
【0009】 又、同じくジョイント12,12′にはストッパ22bに対向する位置に近接 スイッチ12b,12b′が設けられている。
【0010】 又、ヘッド2にはガイドバ−28がストッパシャフト22の軸方向に平行に固 定されており、前記ストッパ22bの端部に形成された溝29が該ガイドバ−2 8に摺動自在に嵌合している。30,31はストッパ22bの上限、下限位置を 検出するリミットスイッチであり、32はストッパ22bの原点位置設定用の近 接センサ−であり、各々ブラケット13の適宜位置に固定配置されている。
【0011】 尚、上述せるスプライン軸9,9′とエアシリンダ14,14′のオフセット 量並びにドグ12a,12a′とストッパシャフト22のオフセット量は極力小 さく設定することが望ましい。
【0012】 次に作用について説明する。サ−ボモ−タ−25によってスリ−ブ18が回転 すれば、ガイドバ−28により回転止めされており、かつスリ−ブ18に固定さ れたナット21に螺合しているねじ部22aを有するストッパシャフト22は上 下方向に摺動するので、かくしてサ−ボモ−タ−25によりストッパ22bの上 下方向の位置決めを行うことができる。
【0013】 該ストッパ22bの位置決めが終った後にエアシリンダ14,14′を作動さ せ、スプライン軸9,9′を下降させるとスプライン軸9,9′と結合したジョ イント12,12′に形成されたドグ12a,12a′がストッパ22bに当接 するので、スプライン軸9,9′の上下方向の位置決めを行うことができる。こ のとき、ドグ12a(12a′)がストッパ22bに当接すると近接スイッチ1 2b(12b′)がONするようになっている。
【0014】 実際の作業を想定してスプライン軸9,9′にハンド33,33′を装着し、 該ハンド33,33′で2種類のワ−ク34,34′を搬送する作業を図4A乃 至Fを参照して説明する。
【0015】 ハンド33′がワ−ク34′の上にくるようにロボットア−ムを移動する。同 時にサ−ボモ−タ−25によりストッパ22bを位置決めする(図4A参照)。
【0016】 ここでエアシリンダ14′を作動しハンド33′を下降させれば、スプライン 軸9′に結合したドグ12a′がストッパ22bに当接してハンド33′は下降 端に位置決めされる。それと同時にハンド33′でワ−ク34′をチャッキング する(図4B参照)。
【0017】 次にエアシリンダ14′を作動しハンド34′を上昇させるとともにサ−ボモ −タ−25によりストッパ22bの次の位置決めを行った後、ハンド33がワ− ク34の上にくるようにロボットア−ムを移動させる。そして、エアシリンダ1 4を作動させハンド33を下降させればスプライン軸9に結合したドグ12aが ストッパ22bに当接してハンド33は下降端に位置決めされる。それと同時に ハンド33でワ−ク34をチャキングする(図4C参照)。
【0018】 次にエアシリンダ14を作動しハンド33を上昇させた後、ワ−ク34′を搬 送する目的の場所の上にくるようにロボットア−ムを移動させる。それと同時に ストッパ22bの次の位置決めを行う(図4D参照)。
【0019】 次にエアシリンダ14′を作動しハンド33′を下降させるとドグ12a′が ストッパ22bに当接しハンド33′が位置決めされる。それと同時にワ−ク3 4′は穴に挿入される。近接スイッチ12b′のON信号によりハンド33′を アンチャックしてワ−ク34′を載置する(図4E参照)。
【0020】 次にエアシリンダ14′を作動させ、ハンド33′を上昇させると共にストッ パ22bの次の位置決めを行った後、ハンド33をワ−ク34を搬送する目的の 場所の上にくるようにロボットア−ムを移動させる。ここでエアシリンダ14を 作動し、ハンド33を下降させるとドグ12aがストッパ22bに当接しハンド 33が位置決めされる。それと同時にワ−ク33は穴に挿入される。近接スイッ チ12bのON信号によりハンド33をアンチャックしてワ−ク34を載置する (図4F参照)。
【0021】 ワ−ク34(34′)が穴に確実に挿入されなかった場合には、近接スイッチ1 2b(12b′)はONにならないため、ワ−ク挿入作業開始から一定時間経過 しても近接スイッチ12b(12b′)のON信号が得られない場合はシ−ケン ス的にロボットや周辺機構を一時停止させ、人手により挿入ミスワ−クを除去す る。
【0022】
【考案の効果】
以上の如く、本考案ではロボットア−ム先端部のヘッドに設けられたエアシリ ンダのロッドと直線軸の一端を軸方向に一体動し得るようにジョイントで連結す るとともに、該ジョイントの前記エアシリンダのロッドの反対側にジョイントに 当接する可変ストッパ設置したものにおいて、前記ジョイントの可変ストッパと の当接部に近接スイッチを設けたことを特徴とするロボットの直線駆動軸位置決 め装置としたので、ワ−ク挿入ミスが生じてもロボットのサ−ボ系に異常が生じ ずに近接スイッチで直接的に挿入ミスを検知できるため、速やかに正常状態に復 帰できる。
【0023】 又、近接スイッチの位置繰り返し精度が通常0.01mm度と高いので薄物ワ− クや挿入位置精度が要求される場合も有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の一部切断側面図である。
【図2】装置全体の正面図である。
【図3】図2の上面図である。
【図4】A〜Fは動作説明図である。
【符号の説明】
1 ロボットア−ム 2 ヘッド 9 スプライン軸 9′ スプライン軸 12 ジョイント 12′ ジョイント 12b 近接スイッチ 12b′ 近接スイッチ 22 ストッパシャフト 22b ストッパ 25 サ−ボモ−タ−

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットア−ム先端部のヘッドに設けら
    れたエアシリンダのロッドと直線軸の一端を軸方向に一
    体動し得るようにジョイントで連結するとともに、該ジ
    ョイントの前記エアシリンダのロッドの反対側にジョイ
    ントに当接する可変ストッパ設置したものにおいて、前
    記ジョイントの可変ストッパとの当接部に近接スイッチ
    を設けたことを特徴とするロボットの直線駆動軸位置決
    め装置。
JP7205591U 1991-08-13 1991-08-13 ロボットの直線駆動軸位置決め装置 Pending JPH0593787U (ja)

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JP7205591U JPH0593787U (ja) 1991-08-13 1991-08-13 ロボットの直線駆動軸位置決め装置

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JPH0593787U true JPH0593787U (ja) 1993-12-21

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JP7205591U Pending JPH0593787U (ja) 1991-08-13 1991-08-13 ロボットの直線駆動軸位置決め装置

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JP (1) JPH0593787U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58186583A (ja) * 1982-04-23 1983-10-31 市光エンジニアリング株式会社 ロボツト装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58186583A (ja) * 1982-04-23 1983-10-31 市光エンジニアリング株式会社 ロボツト装置

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