JPH0593665A - ダイヤフラム型圧力変換器の製造方法 - Google Patents

ダイヤフラム型圧力変換器の製造方法

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JPH0593665A
JPH0593665A JP3233771A JP23377191A JPH0593665A JP H0593665 A JPH0593665 A JP H0593665A JP 3233771 A JP3233771 A JP 3233771A JP 23377191 A JP23377191 A JP 23377191A JP H0593665 A JPH0593665 A JP H0593665A
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laminated sheet
diaphragms
metal foil
diaphragm
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    • G01L9/0051Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in ohmic resistance
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ダイヤフラムにひずみ計回路を接着して成る
ような複数の独立した圧力変換器を製造するための方
法。 【構成】 積層シート中に一定の配列状態を成して形成
された複数のひずみ計回路が用意され、また複数のひず
み計回路に対応した配列状態にある複数のダイヤフラム
が用意される。複数のひずみ計回路と複数のダイヤフラ
ムとを整列させた後、各々のひずみ計回路がそれぞれの
ダイヤフラムと整列するようにして積層シートが複数の
ダイヤフラムに接着される。最後に、積層シートを切断
することによって独立した個々の圧力変換器が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明はダイヤフラム型圧力変換器に関
するものであって、更に詳しく言えば、かかる圧力変換
器の製造方法に関する。
【0002】ダイヤフラム型圧力変換器は、上部にひず
み計を取付けた柔軟なダイヤフラムから成っている。圧
力が変化するとダイヤフラムが屈曲するが、その屈曲は
ひずみ計によって検出されかつ測定される。このような
圧力変換器の一例は、スタッドリーン(Studlien)の米国
特許第4295116号明細書中に開示されている。ダ
イヤフラム型圧力変換器としては様々な形態のものが以
前から知られており、そして現在では広範囲の用途にお
いて使用されている。
【0003】とは言え、本発明以前においては、それら
の圧力変換器は個別に製造されるのが通例であった。そ
のため、それらは比較的高価であり、従ってそれらの用
途は多少とも限定されていた。その上、ダイヤフラム型
圧力変換器を製造するための従来の方法は多大の労力お
よび時間を必要とするものであったから、ダイヤフラム
型圧力変換器の価格は高いままに維持されていた。
【0004】
【発明の概要】本発明の目的の1つは、所要の時間およ
び労力が少なくて済むようなダイヤフラム型圧力変換器
の製造方法を提供することにある。本発明のもう1つの
目的は、圧力変換器の個別の取扱いを低減させながらバ
ッチ操作によって実施し得るようなダイヤフラム型圧力
変換器の製造方法を提供することにある。本発明の更に
もう1つの目的は、多かれ少なかれ連続的に実施し得る
ようなダイヤフラム型圧力変換器の製造方法を提供する
ことにある。本発明の更にもう1つの目的は、従来の方
法に比べて費用効率が高くかつ経費が少なくて済むよう
なダイヤフラム型圧力変換器の製造方法を提供すること
にある。本発明の更にもう1つの目的は、圧力変換器の
個別の取扱いの多くを排除し得ると共に、必要な製造工
程の多くを同時に実施しかつ(あるいは)自動化し得る
ようなダイヤフラム型圧力変換器の製造方法を提供する
ことにある。
【0005】本発明の実施の一態様に従って一般的に述
べれば、ダイヤフラムにひずみ計回路を接着して成るよ
うな複数の独立した圧力変換器を製造するための方法が
提供される。かかる方法は、(a) 積層シート中に一定の
配列状態を成して形成された複数のひずみ計回路を用意
し、(b) 複数のひずみ計回路に対応した配列状態にある
複数のダイヤフラムを用意し、(c) 積層シートと複数の
ダイヤフラムとを整列させ、(d) 各々のひずみ計回路が
それぞれのダイヤフラムと整列するようにして積層シー
トを複数のダイヤフラムに接着し、次いで(e) 積層シー
トを切断して独立した圧力変換器を得る諸工程から成っ
ている。
【0006】上記およびその他の特徴や利点は、添付の
図面を参照しながら以下の説明を読むことによって自ら
理解されよう。なお、図面全体を通じ、同じ部品は同じ
参照番号によって表わされている。
【0007】
【好適な実施の態様の詳細な説明】本発明の好適な実施
の態様を理解するための予備知識として、また本発明と
先行技術との相違点を明確にするため、ダイヤフラム型
圧力変換器を製造するための典型的な現行方法を図1
A、1Bおよび1Cに関連して説明することにする。
【0008】先ず図1Aについて説明すれば、20にお
いて、厚さ0.0002インチ(0.005mm)のコン
スタンタン箔のロールから箔片が切取られる。これらの
箔片は約10インチ(25.4cm)の長さを有してい
る。次に、22において箔片を約600〜700°F
(316〜371℃)で熱処理することにより、それら
の抵抗率および抵抗の温度係数が安定化される。次に、
24において熱処理済みの箔片がテープでガラス板に固
定される。その後、26において箔片がエポキシ樹脂系
接着剤のごとき接着剤で被覆される。その際には、一定
量の接着剤を箔片上に滴下し、そして箔片を回転させる
ことにより、箔片の表面全域にわたって接着剤が一様な
厚さに広げられる。箔片をガラス板から取外した後、2
8において、箔片aを誘電体隔壁層b、2枚のテフロン
剥離層cおよび2枚の金属板dで挟むことによって堆積
物が形成される。次いで、30において堆積物をプラテ
ンプレス内に配置し、そして熱および圧力を加えて接着
剤を硬化させることにより、箔/誘電体積層シートが形
成される。
【0009】次に図1Bについて説明すれば、上記の堆
積物が分解され、次いで32において箔/誘電体積層シ
ートがテープでガラス板に固定される。次に、34にお
いて積層シートに写真食刻およびエッチング操作を施す
ことにより、積層シートの箔中に複数のひずみ計回路が
形成される。通例、各々の回路は導電性金属線の回路網
から成るブリッジ回路である。エッチング済みの積層シ
ートをガラス板から取外した後、ひずみ計回路中におけ
る欠陥の有無が36において検査される。36において
はまた、それぞれのひずみ計回路の抵抗が許容範囲内に
あることを確認するためにひずみ計回路の電気的試験も
行われる。不良のひずみ計回路にはマークが付けられ
る。
【0010】38においては、綿棒および研摩剤スラリ
ーを用いて個々のひずみ計回路の抵抗が手動的に調整さ
れる。次に、40において個々のひずみ計回路が箔/誘
電体積層シートから手動的に切取られる。
【0011】42においては、ダイヤフラムの上面に手
動的に線をけがくことによって中心が決定される。次
に、44において、ダイヤフラムおよびひずみ計回路に
エポキシ樹脂系接着剤が手動的に塗布される。
【0012】次に図1Cについて説明すれば、46にお
いてひずみ計回路がダイヤフラムと整列した状態で配置
され、次いで48においてひずみ計回路がダイヤフラム
にクランプで固定される。次に、50においてひずみ計
回路およびダイヤフラムを300〜350°F(149
〜177℃)で加熱することにより、接着剤が硬化させ
られる。クランプを取除いた後、52において、綿棒お
よび研摩剤スラリーを用いてひずみ計回路の平衡状態が
手動的に調整される。次いで、54において圧力変換器
を加熱することによって接着剤および箔が安定化され
る。56においてひずみ計回路の平衡状態が再検査さ
れ、そして必要ならば乾燥した綿棒を用いて平衡状態の
再調整が行われる。最後に、58において、ひずみ計回
路の機械的保護および湿気防止のために相似被膜が手動
的に設置される。
【0013】次の図2には、本発明の好適な実施の態様
に基づくダイヤフラム型圧力変換器の製造方法を図解し
たブロック図が示されている。図2に示されるごとく、
好適な実施の態様に基づく方法は次の諸工程から成って
いる。すなわち、工程100において箔/誘電体積層シ
ートが形成される。次の工程102においては、積層シ
ートの箔中に複数のひずみ計回路が形成される。次の工
程104においては、各々のひずみ計回路がそれぞれの
ダイヤフラムと整列するようにして積層シートが複数の
ダイヤフラムに接着される。次の工程106において
は、各々のひずみ計回路のゼロ平衡状態が調整される。
次の工程108においては、各々のひずみ計回路上に保
護用の相似被膜が設置される。最後の工程110におい
ては、積層シートを切断することによって個々の圧力変
換器が分離される。
【0014】更に詳しく述べれば、図3に略示されるご
とく、箔/誘電体積層シートを形成するための工程10
0は次のような諸工程を含むことがある。すなわち、1
12において、厚さ0.0002インチ(0.005m
m)のコンスタンタン箔のロールから10インチ(2
5.4cm)の箔片が切取られる。次に、114において
箔片を熱処理することにより、それらの抵抗率および抵
抗の温度係数が安定化される。この熱処理は、約570
〜750°F±35°F(299〜399℃±19℃)
で約6〜12時間にわたって行われる。次に、116に
おいてポリイミドのごとき誘電体材料から成る支持層ま
たは隔壁層がガラス板上に配置され、そしてテープで固
定される。その後、118において誘電体支持層上に一
定量のエポキシ樹脂系接着剤が滴下され、次いで120
においてノッチ付きローラにより接着剤が誘電体支持層
の全面にわたって一様な厚さ(約2ミルまたは0.00
5mm)に広げられる。次に、122において支持層を2
25°F(107℃)で約30分間にわたり炉内加熱す
ることにより、接着剤層から溶剤(アセトン)が除去さ
れる。このようにして接着剤を乾燥すれば、接着剤層の
厚さは約0.4ミル(0.01mm)に減少する。その
後、熱処理済みの箔片が誘電体支持層上に設置される。
その際には、スピンドル上に箔片を巻付け、そして誘電
体支持層上に箔片を広げながら設置すれば、箔片のしわ
や損傷が防止されるから好都合である。
【0015】次に、プラテンプレス内において熱および
圧力を加えることによって箔片および誘電体支持層が接
着される。すなわち、124において、完成後の積層シ
ートにおいて所望の性質および特性を達成するために役
立つ様々な層の間に箔片および誘電体支持層を挟むこと
によって堆積物が形成される。このような堆積物が図4
に示されている。かかる堆積物は、下から上に向かっ
て、熱伝達および平坦化用のアルミニウム板e、堆積物
中の様々な層の分離を容易にしかつ多少の緩衝作用をも
たらす厚さ約2ミル(0.005mm)のテフロン層f、
積層シートに所望の表面特性を付与するためのステンレ
ス鋼板g、もう1枚のテフロン層f、緩衝作用をもたら
しかつ圧力をより均等に分布させる厚さ3/16インチ(5
mm)のシリコーンゴム層h、もう1枚のテフロン層f、
積層シートに所望の表面特性を付与するためのマニラ厚
紙i、もう1枚のテフロン層f、誘電体支持層j、箔片
k、もう1枚のテフロン層f、もう1枚のステンレス鋼
板g、もう1枚のテフロン層f、およびもう1枚のアル
ミニウム板eから成っている。
【0016】126において、かかる堆積物を加熱され
たプラテンプレス内に配置し、そして熱および圧力を加
えることにより、エポキシ樹脂系接着剤が硬化させられ
ると共に、接着剤層の厚さが調節される。その際には、
144psi (9.93×105 N/m2 )の圧力を加えな
がら、堆積物が220°F(104℃)で50分間にわ
たり加熱され、それから360°F(182℃)で10
0分間にわたり加熱される。その後、堆積物から積層シ
ートが取出されるが、その際にはテフロン層fが層の分
離を容易にする。
【0017】次に、こうして得られた箔/誘電体積層シ
ートの品質を試験することができる。かかる試験のため
には、積層シートから幅1インチ(2.54cm)のスト
リップが切取られる。かかる試験の一環として90°剥
離試験が行われることがあるが、これは硬化の完了を確
認すると共に、硬化前における表面処理の適正さを確認
するために役立つ。なお、90°剥離試験は接着の強度
を試験するための標準的な方法であって、90°の角度
で一方の層を他方の層から剥離するために必要な力を測
定するものである。かかる試験の一環としてはまた、接
着剤層の厚さが測定されることもある。
【0018】なお、図5に略示されているごとく、箔/
誘電体積層シートを形成するための工程100は上記の
ごとく箔片毎に行うのではなく連続的に行うことが好ま
しい。すなわち、128において厚さ0.0002イン
チ(0.005mm)のコンスタンタン箔のロールを熱処
理することにより、それの抵抗率および抵抗の温度係数
が安定化される。この熱処理は、箔片に関して上記に記
載された場合と同様にして行えばよい。他方、誘電体材
料から成る支持層または隔壁層がロールとして用意され
る。次に、130において、熱処理済みの箔および誘電
体支持層がそれぞれのロールから供給され、そして連続
的に接着される。その際には、箔と誘電体支持層との間
にエポキシ樹脂系接着剤を供給し、そして箔および誘電
体支持層を1対のローラ間に通して熱および圧力を加え
ることにより、連続した箔/誘電体積層シートが形成さ
れる。こうして得られた箔/誘電体積層シートはロール
状に巻取られる。
【0019】積層シートの箔中に複数のひずみ計回路を
形成するための工程102に先立ち、図6に略示される
ごとく、剛性の枠上に箔/誘電体積層シートを張ること
が好ましい。かかる枠は厚さ60ミル(1.5mm)のテ
キストライト(Textolite) またはアルミニウムから成る
ものであって、内部に約6インチ(15.2cm)×6イ
ンチ(15.2cm)の正方形開口を有している。箔/誘
電体積層シートは両面テープを用いて枠に固定すること
ができる。勿論、この操作は自動化することができる。
かかる枠は、積層シートに触れることなしにそれの加工
を行うことを可能にする。かかる枠はまた、以後の工程
において積層シートを整列させるための基準点をも提供
する。
【0020】箔中に複数のひずみ計回路を形成するため
の工程102は、図7中に132として略示されている
標準的な写真食刻および化学エッチング操作から成るこ
とが好ましい。かかる操作により、箔中に複数のひずみ
計回路が形成される。これらのひずみ計回路は適当な配
列状態を成して配置されている。エッチング操作は積層
シートを枠に取付けた後に行われるから、ひずみ計回路
は枠に対して正確な位置に形成されており、従って下記
のごとくにしてそれらをダイヤフラムに接着することが
容易となる。次に、134において、積層シート上に形
成されたひずみ計回路の拡大目視検査を行うことによ
り、回路の線間における金属の残留あるいは回路の線中
における金属の不足のごとき機械的欠陥の有無が調べら
れる。また、ひずみ計回路の抵抗が製造許容差の範囲内
にあることを確認するための電気的試験も行われる。不
良のひずみ計回路にはマークが付けられる。
【0021】複数のダイヤフラムに積層シートを接着す
るための工程104においては、図7中に136として
略示されているごとく、箔/誘電体積層シート上におけ
るひずみ計回路の位置に合わせてダイヤフラムを収容し
かつ保持するための開口を持ったトレーが用意される。
かかるトレーは積層シート上の全てのひずみ計回路位置
に対応した開口を有しているが、(上記のごとき検査お
よび試験によって判明した)不良のひずみ計回路に対応
する開口にはダイヤフラムが装着されない。
【0022】次に、138においてダイヤフラムにエポ
キシ樹脂系接着剤が塗布される。所望ならば、箔/誘電
体積層シートの誘電体側にも接着剤が塗布される。接着
剤の塗布は手動的に行うこともできるが、パッド印刷操
作によって行うことが好ましい。パッド印刷操作におい
ては、複数のダイヤフラムに対応したパターンを成して
配列されたくぼみをエッチングによって形成したプラス
チック型板上に接着剤が塗布される。なお、上記のくぼ
みは約0.001インチ(0.0025cm)の深さを有
している。スキージーローラによって過剰の接着剤を除
去すれば、型板上に接着剤の島が残される。かかる型板
上に軟質のシリコーンゴムパッドを押付けてから取除く
と、上記のごときパターンを維持しながらくぼみ内の接
着剤がパッドに付着する。次いで、複数のダイヤフラム
上にパッドを押し当てれば、ダイヤフラムに接着剤が転
写される。かかる接着剤としては、積層工程において使
用されたものと同種のエポキシ樹脂系接着剤を使用する
ことができる。その後、接着剤で被覆された箔/誘電体
積層シートおよびダイヤフラムを約225°F(107
℃)で約30分間にわたって加熱することにより、接着
剤から溶剤が除去される。次に、140において、各々
のひずみ計回路が各々のダイヤフラムの中心に位置する
ように整列した状態で箔/誘電体積層シートがダイヤフ
ラム上に配置される。枠およびトレーはこのような位置
合せを容易にすると共に、位置合せおよび接着の自動化
をも可能にする。箔/誘電体積層シートの箔上にテフロ
ン層fが配置され、テフロン層f上に厚さ3/16インチ
(4.76mm)のシリコーンゴム層hが配置され、次い
でシリコーンゴム層h上にもう1枚のテフロン層fが配
置される。テフロン層fは後の層分離を容易にし、また
3枚の層はいずれも圧力を均等化するための緩衝作用を
もたらす。次に、熱伝達を向上させかつ圧力を一様に加
えるため、142においてかかる集合体がアルミニウム
板eの間に挟まれる。その後、図9に略示されるごと
く、144において集合体をプラテンプレス内に配置
し、そして加圧下で加熱することにより、箔/誘電体積
層シートがダイヤフラムに接着される。その際には、4
0psi (2.76×105 N/m2 )の圧力を加えなが
ら、集合体が220°F(104℃)で100分間にわ
たり加熱され、それから360°F(182℃)で12
0分間にわたり加熱される。
【0023】あるいはまた、ダイヤフラムおよび積層シ
ートを工具200内に装着することもできる。かかる工
具200は、圧力を加えて積層シートをダイヤフラムに
密着させることにより、所望の接着剤層厚さをもって適
正な接着を達成するために役立つものである。このよう
な工具200は図8および8Aに示されている。次い
で、工具200の全体を上記のごとくにして加熱するこ
とにより、接着剤を硬化させることができる。工具20
0の使用は、インライン炉の使用を可能にすることによ
って連続プロセスの実現を容易にする。
【0024】工具200は、複数の六角ソケット204
を内部に機械加工したブロック202を含んでいる。ソ
ケット204は、積層シート上に形成された複数のひず
み計回路に対応したパターンを成して配列されている。
板206は、それの四隅に配置されたボルト208およ
び蝶ナット210により、ブロック202上に締付ける
ことができる。板206の下側には緩衝パッド212が
設置されている。ブロック202の下側には、マニホル
ド216を有する底板214が固定されている。柔軟な
銅製の蛇腹管218により、マニホルド216は各々の
ソケットと連結されている。その結果、工具200が加
熱されるとダイヤフラムに接着力が加えられることにな
る。すなわち、工具200の加熱によってマニホルド2
16内の空気が膨張すると、蛇腹管218が伸長し、そ
れによりダイヤフラムが上方に押上げられて積層シート
およびパッド212に押付けられるのである。
【0025】この時点において、箔/誘電体積層シート
を(たとえば打抜きにより)切断して個々のダイヤフラ
ムを分離することができる。その場合には、ベルトサン
ダを用いてへりのトリミングを行うことにより、圧力変
換器から余分の支持材料を除去すればよい。とは言え、
かかる切断工程はもっと後の時点で実施することが好ま
しい。なぜなら、分離されない状態の圧力変換器につい
て追加の加工工程を実施する方が好都合だからである。
【0026】再び図9について説明すれば、148にお
いてダイヤフラムを約400°F(204℃)で約4時
間にわたり加熱することにより、接着剤の安定化および
硬化が達成される。なお、かかる追加の安定化工程はひ
ずみ計回路の端子を酸化することがあり、従って(たと
えば標準的な切除手段を用いた)研摩によって接触部か
ら酸化物を除去することが必要な場合もある。
【0027】各々のひずみ計回路のゼロ平衡状態を調整
するための工程106においては、先ず最初に、各々の
ひずみ計回路のゼロ平衡状態が測定されかつ記録され
る。ゼロ平衡調整に先立ち、各々の圧力変換器に数回に
わたって過負荷を加えることにより、接着部における応
力の発生および除去が繰返される。これは、ひずみ計回
路の寿命期間内において広範囲の圧力下で起こる平衡状
態のずれを低減させるために役立つ。たとえば、圧力変
換器に対してそれの定格圧力の200%に等しい圧力を
6回にわたって加えればよい。これは自動的に行うこと
ができる。過負荷を加えた後、各々のひずみ計回路のゼ
ロ平衡状態が再び測定されかつ記録されるが、これもま
た自動的に行うことができる。次いで、ドレメル(Dreme
l)工具上において綿棒および研摩剤粉末を使用しながら
ひずみ計回路を機械的に研摩することにより、ひずみ計
回路の抵抗を手動的に調整することができる。かかる目
的のためには、ブラッソ(Brasso)と呼ばれる商品から溶
剤を除去して得られる研摩剤が好適であることが判明し
ている。かかる調整操作に際しては、ひずみ計回路の出
力電圧が監視される。ゼロ平衡調整の完了後、圧力変換
器を400°F(204℃)で約12時間にわたり再び
加熱することによって最終的な硬化が達成され、次いで
それらのゼロ平衡状態が再び検査される。
【0028】工程106のゼロ平衡調整は、図9中に1
50として略示されるごとく、ひずみ計回路のゼロ平衡
状態を測定した後、レーザを用いてひずみ計回路のトリ
ミングを行うことによってゼロ平衡状態を調整すること
から成るのが好ましい。レーザの使用は、レーザトリミ
ング作業に先立ち、ひずみ計回路をダイヤフラムに固定
する接着剤を完全に硬化させかつ安定化するために役立
つ。従って、レーザトリミング作業後に追加の加熱工程
を行う必要はない。更にまた、レーザの使用はプロセス
の自動化を容易にする。なお、所望のゼロ平衡状態が得
られるまでひずみ計回路のトリミングを継続するように
レーザをコンピュータで制御することもできる。
【0029】相似被膜を設置するための工程108は、
図9中に152として略示されるごとく、ひずみ計回路
上に相似被膜をスクリーン印刷することから成るのが好
ましい。かかる相似被膜は、ひずみ計回路を湿気および
損傷から保護するために役立つエポキシ樹脂またはその
他の物質から成っていればよい。なお、スクリーン印刷
パターンは個々のひずみ計回路の接触部が被覆されない
ように設計される。前述のごとく、積層シート全体にわ
たり相似被膜を設置して全てのひずみ計回路を一度に被
覆するため、積層シートはまだ切断されていないことが
好ましい。かかるスクリーン印刷操作はプロセスの自動
化を容易にする。次いで、必要ならば、相似被膜を炉内
において硬化させることができる。
【0030】圧力変換器を分離するための工程110
は、図9中に154として示されるごとく、残りの製造
工程が完了した後に行うことが好ましい。とは言え、前
述のごとく、ひずみ計回路がダイヤフラムに接着された
直後においてそれを行うこともできる。かかる分離工程
は積層シートを切断することから成るのが好ましいが、
それは簡単な打抜き操作によって行うことができる。
【0031】次の図10は本発明の方法を図解した流れ
図である。本発明の方法は、箔、ポリイミドフィルム、
接着剤、ダイヤフラムおよび相似被膜材料を用いて開始
される。箔を熱処理し、かつポリイミドフィルムに接着
剤を塗布した後、接着および硬化によって積層シートが
形成される。かかる積層シート中に、写真食刻およびエ
ッチング操作によってひずみ計回路が形成される。次い
で、ひずみ計回路の検査および試験が行われる。ダイヤ
フラムに接着剤を塗布し、かつダイヤフラム上にひずみ
計回路を配置した後、ダイヤフラムに対するひずみ計回
路の接着および硬化が行われる。ひずみ計回路の目視検
査および電気的試験が行われ、次いでゼロ平衡状態の調
整が行われる。最後に、相似被膜が設置される。
【0032】本発明の方法に従えば、これらの工程は連
続プロセスを成して実施し得るのであって、それにより
自動化が可能となる。
【0033】上記の説明に基づけば、本発明の様々な目
的が達成されると共に、その他の有利な結果も得られる
ことが理解されよう。
【0034】本発明の範囲から逸脱することなしに上記
の実施の態様に様々な変更を加えることができるから、
本明細書中に記載されかつ添付の図面中に図示された全
ての事項は制限的なものでなく例示的なものと解すべき
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1A、1Bおよび1Cはダイヤフラム型圧力
変換器を製造するための典型的な現行方法を示す概略流
れ図である。
【図2】本発明の原理に基づくダイヤフラム型圧力変換
器の製造方法を示すブロック図である。
【図3】箔/誘電体積層シートを形成するための工程に
関する第1の実施の態様を示す概略流れ図である。
【図4】箔/誘電体積層シートを形成するための工程に
関する第1の実施の態様において使用される堆積物の拡
大断面図である。
【図5】箔/誘電体積層シートを形成するための工程に
関する第2の実施の態様を示す概略流れ図である。
【図6】箔/誘電体積層シートを枠に取付けるための工
程を示す概略流れ図である。
【図7】箔/誘電体積層シートを接着するための工程を
示す、本発明方法の一部分の概略流れ図である。
【図8】図8はひずみ計回路をダイヤフラムに接着する
際に使用すべき工具の平面図であり、また図8Aは線8
A−8Aに関する該工具の断面図である。
【図9】ひずみ計回路のゼロ平衡状態を調整し、相似被
膜を設置し、次いで圧力変換器を分離するための工程を
示す、本発明方法の一部分の概略流れ図である。
【図10】本発明方法の総合流れ図である。
【符号の説明】
e アルミニウム板 f テフロン層 g ステンレス鋼板 h シリコーンゴム層 i マニラ厚紙 j 誘電体支持層 k 箔片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイヤフラム型圧力変換器を製造するための典
型的な現行方法を示す概略流れ図である。
【図2】ダイヤフラム型圧力変換器を製造するための典
型的な現行方法を示す概略流れ図である。
【図3】ダイヤフラム型圧力変換器を製造するための典
型的な現行方法を示す概略流れ図である。
【図4】本発明の原理に基づくダイヤフラム型圧力変換
器の製造方法を示すブロック図である。
【図5】箔/誘電体積層シートを形成するための工程に
関する第1の実施の態様を示す概略流れ図である。
【図6】箔/誘電体積層シートを形成するための工程に
関する第1の実施の態様において使用される堆積物の拡
大断面図である。
【図7】箔/誘電体積層シートを形成するための工程に
関する第2の実施の態様を示す概略流れ図である。
【図8】箔/誘電体積層シートを枠に取付けるための工
程を示す概略流れ図である。
【図9】箔/誘電体積層シートを接着するための工程を
示す、本発明方法の一部分の概略流れ図である。
【図10】ひずみ計回路をダイヤフラムに接着する際に
使用すべき工具の平面図である。
【図11】図10の工具の線8A−8Aに関する断面図
である。
【図12】ひずみ計回路のゼロ平衡状態を調整し、相似
被膜を設置し、次いで圧力変換器を分離するための工程
を示す、本発明方法の一部分の概略流れ図である。
【図13】本発明方法の総合流れ図である。
【符号の説明】 e アルミニウム板 f テフロン層 g ステンレス鋼板 h シリコーンゴム層 i マニラ厚紙 j 誘電体支持層 k 箔片
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図4】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤフラムにひずみ計回路を接着して
    成るような複数の独立した圧力変換器を製造するための
    方法において、(a) 積層シート中に一定の配列状態を成
    して形成された複数のひずみ計回路を用意し、(b) 前記
    複数のひずみ計回路に対応した配列状態にある複数のダ
    イヤフラムを用意し、(c) 前記ひずみ計回路と前記ダイ
    ヤフラムとを整列させ、(d) 各々のひずみ計回路がそれ
    ぞれのダイヤフラムと整列するようにして前記積層シー
    トを前記複数のダイヤフラムに接着し、次いで(e) 前記
    積層シートを切断して独立した個々の圧力変換器を得る
    諸工程から成ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 積層シート中に形成された複数のひずみ
    計回路を用意する前記工程が、金属箔と誘電体支持材料
    とから成る積層シートを形成し、次いで写真食刻および
    エッチング操作によって前記積層シート中にひずみ計回
    路を形成する両工程から成る請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ひずみ計回路を形成する前記工程が、前
    記写真食刻およびエッチング操作に先立って前記積層シ
    ートを枠に取付けることを含む請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記積層シートを形成する前記工程が、
    金属箔のロールを用意し、誘電体支持材料のロールを用
    意し、次いで前記金属箔と前記誘電体支持材料との間に
    接着剤を供給しながら前記金属箔と前記誘電体支持材料
    とを連続的に接着して連続した積層シートを形成するこ
    とから成る請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 積層シート中に形成された複数のひずみ
    計回路を用意する前記工程が前記積層シートを枠に取付
    けることを含み、複数のダイヤフラムを用意する前記工
    程が前記複数のダイヤフラムをトレー内に装着すること
    から成り、かつ前記積層シートと前記複数のダイヤフラ
    ムとを整列させる前記工程が前記枠と前記トレーとを整
    列させることから成る請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ひずみ計回路のゼロ平衡状態を調整
    する工程が追加包含される請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ひずみ計回路の少なくとも一部分上
    に相似被膜を設置する工程が追加包含される請求項1記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 前記相似被膜がスクリーン印刷操作によ
    って設置される請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 相似被膜を設置する前記工程が前記積層
    シートを切断して圧力変換器を分離する前記工程に先立
    って行われる請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記積層シートを切断する前記工程が
    打抜きによって行われる請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 レーザを用いて回路構成要素のトリミ
    ングを行うことによって前記ひずみ計回路のゼロ平衡状
    態を調整する工程が追加包含される請求項1記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 ダイヤフラムにひずみ計回路を接着し
    て成るような圧力変換器の製造方法において、一定の配
    列状態にある複数のひずみ計回路を含む積層シートおよ
    び前記複数のひずみ計回路に対応した配列状態にある複
    数のダイヤフラムを各々のひずみ計回路がそれぞれのダ
    イヤフラムと整列するようにして接着する工程を含むこ
    とを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 前記積層シートを前記複数のダイヤフ
    ラムに接着する前記工程が、前記積層シートを枠に取付
    け、前記複数のダイヤフラムをトレー内に装着し、次い
    で前記枠と前記トレーとを整列させることによって前記
    複数のひずみ計回路を前記複数のダイヤフラムと整列さ
    せることを含む請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 スクリーン印刷によって前記積層シー
    ト中の前記複数のひずみ計回路上に相似被膜を設置する
    工程が追加包含される請求項12記載の方法。
  15. 【請求項15】 ダイヤフラムにひずみ計回路を接着し
    て成るような圧力変換器の製造方法において、(a) 金属
    箔/誘電体積層シートを形成し、(b) 前記積層シート中
    の金属箔にエッチングを施すことにより、一定の配列状
    態にある複数のひずみ計回路を形成し、(c) 前記積層シ
    ート中に形成された前記複数のひずみ計回路に対応した
    配列状態を成すように複数のダイヤフラムを配置し、
    (d) 前記積層シートと前記複数のダイヤフラムとを整列
    させ、(e) 各々のひずみ計回路がそれぞれのダイヤフラ
    ムと整列するようにして前記積層シートを前記複数のダ
    イヤフラムに接着し、次いで(f) 前記積層シートを切断
    して圧力変換器を分離する諸工程から成ることを特徴と
    する方法。
  16. 【請求項16】 前記エッチング工程に先立って前記積
    層シートを枠に取付ける工程が追加包含される請求項1
    5記載の方法。
  17. 【請求項17】 複数のダイヤフラムを配置する前記工
    程が前記積層シート中に形成された前記複数のひずみ計
    回路の位置に対応した位置を有するトレー内に複数のダ
    イヤフラムを装着することから成り、かつ前記積層シー
    トと前記複数のダイヤフラムとを整列させる前記工程が
    前記枠と前記トレーとを整列させることから成る請求項
    16記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記積層シート中に形成された各々の
    ひずみ計回路を検査し、そして検査に合格したひずみ計
    回路に対応する前記トレー内の位置のみにダイヤフラム
    を装着する工程が追加包含される請求項17記載の方
    法。
  19. 【請求項19】 各々のひずみ計回路の一部分上に相似
    被膜を設置する工程が追加包含される請求項15記載の
    方法。
  20. 【請求項20】 各々のひずみ計回路上に少なくとも数
    個の接触部を未被覆状態で残しながら、スクリーン印刷
    によって前記相似被膜が設置される請求項19記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 金属箔/誘電体積層シートを形成する
    前記工程が、誘電体材料の層を用意し、金属箔の層を用
    意し、前記金属箔に熱処理を施してそれの抵抗率を安定
    化し、前記誘電体材料の層および前記金属箔の層の少な
    くとも一方に接着剤の層を塗布し、次いで熱および圧力
    を加えることによって前記誘電体の層と前記金属箔の層
    とを接着する諸工程から成る請求項15記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記金属箔に熱処理を施してそれの抵
    抗率を安定化する前記工程が、ロール状の前記金属箔を
    熱処理することから成る請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 金属箔/誘電体積層シートを形成する
    前記工程が、金属箔のロールを用意し、誘電体支持材料
    のロールを用意し、次いで前記金属箔と前記誘電体支持
    材料との間に接着剤を供給しながら前記金属箔と前記誘
    電体支持材料とを連続的に接着して連続した積層シート
    を形成することから成る請求項15記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記積層シート中の金属箔にエッチン
    グを施す前記工程が写真食刻操作によって行われる請求
    項15記載の方法。
  25. 【請求項25】 ダイヤフラムにひずみ計回路を接着し
    て成るような圧力変換器の製造方法において、(a) 連続
    した金属箔/誘電体積層シートを形成し、(b) 前記積層
    シートの断片を枠に取付け、(c) 前記積層シート中の金
    属箔にエッチングを施すことにより、一定の配列状態に
    ある複数のひずみ計回路を形成し、(d) 前記複数のひず
    み計回路の位置に対応した位置を有するトレーを用意
    し、そして前記トレー内に複数のダイヤフラムを装着
    し、(e) 前記枠と前記トレーとを整列させることによっ
    て各々のひずみ計回路を対応するダイヤフラムと整列さ
    せ、(f) 前記積層シートを前記複数のダイヤフラムに接
    着し、次いで(g) 前記積層シートを切断して圧力変換器
    を分離する諸工程から成ることを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 各々のひずみ計回路の電気的性質を監
    視し、そしてレーザを用いてひずみ計回路の自動的なト
    リミングを行うことによって前記複数のひずみ計回路の
    電気的性質を調整する工程が追加包含される請求項25
    記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記積層シート中に形成された前記複
    数のひずみ計回路を試験して不良のひずみ計回路を選別
    する工程が追加包含されると共に、不良のひずみ計回路
    に対応した前記トレー内の位置にはダイヤフラムが装着
    されない請求項25記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記切断工程に先立って各々のひずみ
    計回路の一部分上に相似被膜をスクリーン印刷する工程
    が追加包含される請求項25記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記積層シートが打抜きによって切断
    される請求項25記載の方法。
  30. 【請求項30】 各々の工程が自動化される請求項25
    記載の方法。
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