JPH0593662A - 移送ローラの駆動力試験測定装置 - Google Patents

移送ローラの駆動力試験測定装置

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Publication number
JPH0593662A
JPH0593662A JP25397591A JP25397591A JPH0593662A JP H0593662 A JPH0593662 A JP H0593662A JP 25397591 A JP25397591 A JP 25397591A JP 25397591 A JP25397591 A JP 25397591A JP H0593662 A JPH0593662 A JP H0593662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
electric motor
shaft body
rotating shaft
driving force
Prior art date
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Pending
Application number
JP25397591A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiji Chigira
暁司 千木良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
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Publication of JPH0593662A publication Critical patent/JPH0593662A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一端側に測定用のゴムローラ1が取り付けら
れるとともに途中にトルク計11が介装された第1回転軸
体12と、一端側に上記ゴムローラ1に接触する被駆動ロ
ーラ2が取り付けられた第2回転軸体13と、上記第1回
転軸体12の他端側に連結された電動機14と、上記第2回
転軸体13側の回転力を第1回転軸体12側に伝達する伝達
装置15と、上記各ローラ1,2の回転数を検出する回転
計16,17 とから構成した移送ローラの駆動力試験測定装
置である。 【効果】 ゴムローラの駆動力を測定する際に、被駆動
ローラに伝達された回転力を、伝達装置を介して電動機
側の第2回転軸体側に伝達するようにしたので、電動機
の容量を従来の試験測定装置における電動機に比べて、
数分の1に小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば物体を一対のゴ
ムローラにより、挟み込んで、加速・投射する移送ロー
ラの駆動力試験測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼鈑などを所定経路に沿って移送するた
めの搬送装置には、複数個のゴムローラが使用されてお
り、また物体を所定場所に投下する装置においても、こ
の物体を、一対のゴムローラにより挟み込んで、加速・
投射していた。
【0003】従来、このような目的で使用されるゴムロ
ーラの高速回転時における駆動力を、事前に実験的に評
価するための試験測定装置としては、図3に示すような
ものがある。
【0004】すなわち、一端側に測定用のゴムローラ3
1が取り付けられるとともに途中にトルク計41が介装
された第1回転軸体42と、一端側に上記ゴムローラ3
1に接触する鋼製の被駆動ローラ32が取り付けられた
第2回転軸体43と、上記第1回転軸体42の他端側に
連結された駆動用の電動機44と、上記第2回転軸体4
3の他端側に連結された制動機45と、上記各ローラ3
1,32の回転数を検出する回転計46,47とから構
成されていた。
【0005】上記構成により、ゴムローラ31の駆動力
の測定を行う場合、まず電動機44により第1回転軸体
42を介してゴムローラ31を回転させるとともに、こ
の時のトルクと、各回転軸体42,43の回転数を検出
する。
【0006】そして、両回転数からゴムローラ31のす
べり率を計算して、上記トルクとこのすべり率との関係
をグラフに表すことにより、ゴムローラ31の駆動力の
評価を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の試験測定装
置の構成によると、電動機44からゴムローラ41を介
して被駆動ローラ32に伝達された回転力は、最終的に
は、制動機45で吸収されてしまうため、不経済であっ
た。
【0008】そこで、本発明は上記問題を解消し得る移
送ローラの駆動力試験測定装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の移送ローラの駆動力試験測定装置は、一端
側に測定用の移送ローラが取り付けられるとともに途中
にトルク計が介装された第1回転軸体と、一端側に上記
移送ローラに接触する被駆動ローラが取り付けられた第
2回転軸体と、上記第1回転軸体の他端側に連結された
電動機と、上記第2回転軸体側の回転力を第1回転軸体
側に伝達する伝達装置と、上記各ローラの回転数を検出
する回転計とから構成したものである。
【0010】
【作用】上記の構成によると、移送ローラの駆動力を測
定する際に、被駆動ローラに伝達された回転力は、伝達
装置を介して電動機側の第2回転軸体側に伝達されて、
その回転エネルギーが電動機側に戻される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
基づき説明する。本実施例における移送ローラの駆動力
試験測定装置は、図1に示すように、一端側に測定用の
移送ローラである駆動用のゴムローラ(鋼製ローラ1a
の外周面に所定幅(W)のゴム帯1bが巻き付けられた
もの)1が取り付けられるとともに途中にトルク計11
が介装された第1回転軸体12と、この第1回転軸体1
2に平行に設けられるとともに一端側に上記ゴムローラ
1に接触する鋼製の被駆動ローラ2が取り付けられた第
2回転軸体13と、上記第1回転軸体12の他端側に連
結された駆動力付与用の電動機14と、上記第2回転軸
体13側の回転力を第1回転軸体12側に伝達する伝達
装置15と、上記各回転軸体12,13の端部に取り付
けられて各ローラ1,2の回転数を検出する回転計1
6,17とから構成されている。
【0012】また、上記伝達装置15は、第2回転軸体
13の他端部に取り付けられた伝達用ゴムローラ(この
場合も、鋼製ローラ3aの外周面に所定幅(w)のゴム
帯3bが巻き付けられたもの)3と、この伝達用ゴムロ
ーラ3に接触するように上記第1回転軸体12の他端部
に取り付けられた被伝達用ローラ(鋼製ローラ)4とか
ら構成され、しかも上記伝達用ゴムローラ3の外周面に
巻き付けられるゴム帯3bの幅(w)は、駆動用ゴムロ
ーラ1におけるゴム帯1bの幅(W)よりも、充分広く
されており、さらに測定側における両ローラ2,1の外
径比(D1 /D 2 )よりも、伝達側における両ローラ
4,3の外径比(d1 /d2 )の方が小さくなるように
設定されている。ゴム帯幅および各ローラの外径比を上
記のように設定することにより、測定側のゴムローラ1
と被駆動ローラ2との間ですべりが生じることになる。
【0013】なお、電動機14はインバータ制御がされ
ており、回転数が可変にされている。また、両回転軸体
12,13間の距離(L)は、ゴムローラ1の外径(D
1 )と被駆動ローラ2の外径(D2 )との和の1/2よ
りも狭くされており、ゴムローラ1側に弾性圧縮力が生
じるようにされている。すなわち、駆動力が伝達される
ように押圧接触されている。
【0014】上記構成において、ゴムローラ1の駆動力
を測定する場合、電動機14により第1回転軸体12を
介してゴムローラ1を回転させて、被駆動ローラ2を互
いの接触力、すなわち摩擦力により回転させる。
【0015】そして、この時、トルク計11によりゴム
ローラ1に作用しているトルク(T)を測定するととも
に、各回転計16,17により、各ローラ1,2の回転
数(N1,2 )を測定し、下記式により、すべり率
(S)を計算する。
【0016】 S=(N1 ×D1 −N2 ×D2 )/(N1 ×D1 )・・・ そして、上記トルク(T)とすべり率(S)との関係
を、図2に示すように、グラフに描き、駆動力の評価を
行う。
【0017】ところで、上記駆動力の測定の最中におい
ては、ゴムローラ1から被駆動ローラ2を経て、第2回
転軸体13に伝わった回転力は、伝達用ローラ3および
被伝達用ローラ4を介して第1回転軸体14側に伝達さ
れて、その回転エネルギーが電動機14側に戻されるた
め、第1回転軸体12を回転させる電動機14の容量が
少なくて済む。
【0018】ところで、上記実施例においては、測定用
の移送ローラをゴムローラとして説明したが、例えば合
成樹脂製のローラ、または空気入りゴムタイヤの駆動力
を測定する場合にも適用し得る。
【0019】また、上記実施例においては、伝達装置と
して、ゴムローラおよび鋼製ローラを使用したが、例え
ばベルト、または歯車などを使用した伝達装置を使用し
てもよい。
【0020】さらに、上記試験測定装置は、移送ローラ
の制動力の評価を行うための試験に適用することもでき
る。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、移
送ローラの駆動力を測定する際に、被駆動ローラに伝達
された回転力を、伝達装置を介して電動機側の第2回転
軸体側に伝達するようにしたので、電動機の容量を従来
の試験測定装置における電動機に比べて、数分の1に小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における試験測定装置の概略
構成を示す模式図である。
【図2】同実施例における試験測定装置により得られた
トルクとすべり率との関係を示すグラフである。
【図3】従来例における試験測定装置の概略構成を示す
模式図である。
【符号の説明】
1 ゴムローラ 2 被駆動ローラ 3 伝達用ローラ 4 被伝達用ローラ 11 トルク計 12 第1回転軸体 13 第2回転軸体 14 電動機 15 伝達装置 16,17 回転計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側に測定用の移送ローラが取り付けら
    れるとともに途中にトルク計が介装された第1回転軸体
    と、一端側に上記移送ローラに接触する被駆動ローラが
    取り付けられた第2回転軸体と、上記第1回転軸体の他
    端側に連結された電動機と、上記第2回転軸体側の回転
    力を第1回転軸体側に伝達する伝達装置と、上記各ロー
    ラの回転数を検出する回転計とから構成したことを特徴
    とする移送ローラの駆動力試験測定装置。
JP25397591A 1991-10-02 1991-10-02 移送ローラの駆動力試験測定装置 Pending JPH0593662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25397591A JPH0593662A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 移送ローラの駆動力試験測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25397591A JPH0593662A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 移送ローラの駆動力試験測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0593662A true JPH0593662A (ja) 1993-04-16

Family

ID=17258534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25397591A Pending JPH0593662A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 移送ローラの駆動力試験測定装置

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JP (1) JPH0593662A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104697693A (zh) * 2015-03-23 2015-06-10 东北大学 一种托辊旋转阻力测量装置
KR101529712B1 (ko) * 2013-10-04 2015-06-17 (주)보령기계 롤러 회전 토크 측정 장치 및 방법

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