JPH058493Y2 - - Google Patents

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JPH058493Y2
JPH058493Y2 JP19629186U JP19629186U JPH058493Y2 JP H058493 Y2 JPH058493 Y2 JP H058493Y2 JP 19629186 U JP19629186 U JP 19629186U JP 19629186 U JP19629186 U JP 19629186U JP H058493 Y2 JPH058493 Y2 JP H058493Y2
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conveyor
belt
power transmission
transmission mechanism
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ベルトコンベヤによつて運搬され
る物品を積算計量するコンベヤスケールに関す
る。
〔従来の技術〕
第8図は従来のコンベヤスケールの概略を示
す。駆動プーリ1及び従動プーリ2の間に張られ
たコンベヤベルト3は、往路部分をキヤリヤロー
ラ4,4…で支持され、帰路部分にはテンシヨン
ローラ5が吊下げられて、緊張状態に保たれる。
駆動プーリ1を原動機6によつて駆動すると、ベ
ルト3はキヤリヤローラ4,4…上を従動プーリ
2側から駆動プーリ1側へ走行する。従動プーリ
2側に設けたホツパ7によつてベルト3上に物品
8を供給すると、物品8は連続的にベルト3によ
つて運ばれ、駆動プーリ1側のコンベヤ先端部か
ら送出される。
ここで、キヤリヤローラ4,4…の1つである
計量ローラ4aによつて検出した物品重量と、適
当な手段によつて得たベルト3の走行量とを積算
計9に与え、物品重量をベルト走行量で積分する
と、コンベヤベルト3によつて運ばれた物品8の
重量を知ることができる。ベルト3の移動量の検
出手段としては、或る回転角ごとに信号を発する
回転量検出器10を、駆動プーリ1に結合する方
法、従動プーリ2に結合する方法、駆動プーリ1
とテンシヨンローラ5との間でベルト3に接触し
ている検出ローラ11に結合する方法及び従動プ
ーリ2とテンシヨンローラ5との間でベルト3に
接触している検出ローラ12に結合する方法が存
在する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の従来装置において、コンベヤベルト3が
走行している場合は、ベルト3は絶えず駆動プー
リ1によつて引張られているために、第8図に示
したようにキヤリヤローラ4,4…上に直線状を
なして乗つており、テンシヨンローラ5は下降位
置にある。しかし、ベルト3に物品8を乗せた
まゝ原動機6を停めると、第9図に示すように、
ベルト3はキヤリヤローラ4,4…の間でたる
み、その分だけテンシヨンローラ5が上昇する。
原動機6を停めた瞬間の各部の運動を検討する
と、駆動プーリ1の側ではベルト3は逆方向に移
動し、従動プーリ2の側ではベルト3は正規の方
向に移動し、その結果、駆動プーリ1と検出ロー
ラ11は逆転すると同時に、従動プーリ2と検出
ローラ12は正規の方向に回転する。一般に使用
されている回転量検出器10は、回転方向を識別
する機能を持たぬものが多いので、このように原
動機6の停止後に更にベルト3が移動すると、移
動方向の正逆に関係なく、積算計9は、物品8が
原動機停止後もコンベヤの先端(ベルト3の駆動
プーリ1側の端部)から送出されたかのように積
算動作を営み、その分は計量誤差になる。
次に、原動機6の運転を再開した瞬間の各部の
動作を検討する。ベルト3上の物品8の先端8a
は、停止時にはベルト3がたるむために第9図示
のようにコンベヤ先端よりも後退位置にある。従
つて、駆動プーリ1及び検出ローラ11が回転し
始めても、物品先端8aがコンベヤ先端に到達す
るまでの間は物品の送出が行われないにも拘ら
ず、ベルト移動量検出をこれらの位置で行つてい
れば、積算計9は物品8が送出されたかの如く積
算動作を営むのであり、その分は計量誤差にな
る。また、従動プーリ2及び検出ローラ12は、
実際にコンベヤ先端から物品8の送出が始まつて
も、ベルト3がたるんでいる間は回転を再開せ
ず、第8図示のようにベルト3が緊張してから回
転し始める。従つて、ベルト移動量検出を従動プ
ーリ2または検出ローラ12の位置で行つている
場合は、これらが回転し始めるまでの間にコンベ
ヤ先端から送出された分が計量誤差となる。
コンベヤの運転開始時と運転停止時との計量誤
差を綜合して、1回のコンベヤ運転の際に発生す
る計量誤差を考察すると、ベルト移動量検出を従
動プーリ2または検出ローラ12の位置で行つて
いる場合は、運転開始時と運転停止時の誤差は相
殺し合うので、綜合誤差は比較的に小さい。しか
し、ベルト移動量検出を駆動プーリ1または検出
ローラ11の位置で行つている場合は、運転開始
時と運転停止時の誤差は相加されるので、綜合誤
差は大きなものとなり、特に運転、停止を頻繁に
くり返した際の累計値における誤差は非常に大き
なものになる。
この考案は、上述のような原因による計量誤差
を完全に除くことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 この考案によるベルト移動量検出は、コンベヤ
ベルトの帰路中に存在するテンシヨンローラより
前方の、駆動プーリまたは検出ローラによつて行
う。これらの駆動プーリまたは検出ローラは、軸
接手状その他適当な構造の動力伝達機構を経由し
て回転量検出器に結合されるが、上記動力伝達機
構は極めて大きな背〓を有する点にこの考案の特
徴がある。
〔作用〕
上述の装置においては、ベルト移動量の検出を
テンシヨンローラより前方の位置で行つているた
めに、コンベヤの運転を停止すると動力伝達機構
の入力側は或る量だけ逆回転する。しかし、その
逆回転量は動力伝達機構の背〓の量より十分小さ
いので、回転量検出器へは伝達されないから、こ
れによつて運転停止時に起こる計量誤差を除くこ
とができる。
また、コンベヤの運転を開始した際は、上述の
背〓の存在により、動力伝達機構の入力側が上述
の逆回転量だけ回転した後でないと、その回転が
回転量検出器へ伝達されない。その結果、丁度コ
ンベヤの先端から物品の送出が始まつた時点で、
回転量検出器が回転し始めることになるために、
運転開始時に起こる計量誤差を除くことができ
る。
このようにして、毎回の送出量を正確に表示す
ることが可能になるばかりでなく、コンベヤの運
転、停止をくり返した際の累計量をも正確に表示
することが可能になる。
〔実施例〕
第1図において、第8図及び第9図と同様に、
1は駆動プーリ、2は従動プーリ、3はコンベヤ
ベルト、4はキヤリヤローラ、4aは計量ロー
ラ、5はテンシヨンローラ、6はギヤードモータ
のような原動機、7はホツパ、8は被輸送物品、
9は積算計、10は回転量検出器、11は駆動プ
ーリ1とテンシヨンローラ5との間でベルト3に
接触する検出ローラである。なお、原動機6は、
スプロケツト13、チエーン14及びスプロケツ
ト15を経て、駆動プーリ1に結合されている。
第1図における16は、検出ローラ11と回転
量検出器10との間に設けた動力伝達機構であつ
て、その詳細を第2図に示す。検出ローラ11の
軸11aと回転量検出器10の軸10aとは同一
軸線上に配置され、それぞれの軸10a,11a
には円盤17,18が固定されている。第3図に
示すように、円盤18には軸11aを中心とする
円弧状の窓18aが穿設され、円盤17に設けた
ピン17aは窓18a内へ伸延している。
上述の装置において、ベルト3が正規の方向に
移動して、第3図に示すように矢印19方向に円
盤18が回転するときは、ピン17aは窓18a
の一端18bに接触した状態で従動回転し、その
回転は円盤17を経て回転量検出器10の軸10
aに伝達される。
コンベヤの運転停止時のベルト3の逆方向移動
により、検出ローラ11が角度θだけ逆転する
と、第4図に示すように窓18aの一端18bは
ピン17aをとり残したまゝ、角度θだけ逆転す
る。よつて、この逆転は回転量検出器10へは伝
達されない。
第4図に示すような停止状態からコンベヤの運
転を再開すると、検出ローラ11が角度θだけ正
転した後に窓端18bがピン17aに接触し、そ
の回転が回転量検出器10へ伝達されるようにな
る。そして、この時点で物品の先端8a(第9図
参照)が丁度コンベヤの先端に到達して、物品の
送出が始まる。従つて、検出ローラ11が回転し
始めても、コンベヤ先端からの物品の送出が始ま
るまでの間は、その回転量検出器10へ伝達され
ない。
このように、コンベヤの運転を停止した際及び
開始した際の物品送出を伴わない検出ローラ11
の回転が、積算計9の動作に関与しなくなる結
果、これらに起因する計量誤差を完全に除くこと
ができる。回転量検出器10は動力伝達機構16
を介して駆動プーリ1に取付けてもよい。
第5図に示す実施例では、回転量検出器10の
軸10aにはスプロケツト20を有する動力伝達
機構21が設けられ、そのスプロケツト20は、
駆動プーリ1の軸に設けたスプロケツト22にチ
エーン23で結合されている。動力伝達機構21
は、第6図及び第7図に示すように、回転量検出
器10の軸10aに円盤24が固定され、軸10
a端に固定された抑え板25と円盤24との間に
はスプロケツト20が回転可能に支持されてい
る。スプロケツト20は円弧状の窓20aを有
し、円盤24に突設したピン24aは窓20a内
に位置する。
第5図乃至第7図に示す実施例における円弧状
窓20a及びピン24aの作用は、第1図乃至第
4図の実施例で説明した円弧状窓18a及びピン
17aの作用と全く同じである故、説明を省略す
る。この実施例においても、前述の実施例と同様
に、コンベヤを停止した際及び運転開始した際の
計量誤差を除くことができる。
なお、この実施例におけるスプロケツト20
は、原動機6の軸に設けたスプロケツトにチエー
ンで結合してもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によるときは、コンベ
ヤの運転を停止する際及び始動する際に起こる計
量誤差を完全に除いて、輸送量を正確に計測する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施したコンベヤスケール
の説明図、第2図は同実施例における動力伝達機
構の断面図、第3図は第2図におけるA−A線に
沿う断面図、第4図はコンベヤの運転停止時にお
ける第3図と同様部分の断面図、第5図はこの考
案を実施した他のコンベヤスケールの説明図、第
6図は同実施例における動力伝達機構の縦断側面
図、第7図は同動力伝達機構の正面図、第8図及
び第9図はそれぞれ従来のコンベヤスケールの運
転状態及び停止状態の説明図である。 1……駆動プーリ、3……コンベヤベルト、5
……テンシヨンプーリ、10……回転量検出器、
11……検出ローラ、16及び21……動力伝達
機構、18a及び20a……円弧状窓、17a及
び24a……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンベヤベルトの駆動プーリ、または上記コン
    ベヤベルトの帰路に設けたテンシヨンプーリと上
    記駆動プーリとの間で上記コンベヤベルトに接触
    している走行検出ローラに、動力伝達機構を介し
    て回転量検出器を結合してなり、上記動力伝達機
    構はコンベヤの停止の瞬間に起こる上記コンベヤ
    ベルトの逆方向移動量よりも十分大きな量の背〓
    を有することを特徴とするコンベヤスケールにお
    けるベルト移動量検出装置。
JP19629186U 1986-12-19 1986-12-19 Expired - Lifetime JPH058493Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19629186U JPH058493Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

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JP19629186U JPH058493Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

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Publication Number Publication Date
JPS6399235U JPS6399235U (ja) 1988-06-27
JPH058493Y2 true JPH058493Y2 (ja) 1993-03-03

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