JPH0593567A - 冷凍冷蔵庫の制御装置 - Google Patents

冷凍冷蔵庫の制御装置

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JPH0593567A
JPH0593567A JP25337991A JP25337991A JPH0593567A JP H0593567 A JPH0593567 A JP H0593567A JP 25337991 A JP25337991 A JP 25337991A JP 25337991 A JP25337991 A JP 25337991A JP H0593567 A JPH0593567 A JP H0593567A
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勝己 遠藤
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宗万 前田
Shigeru Mori
茂 森
Hideo Hayashi
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

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  • Defrosting Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 食品を貯蔵する冷凍冷蔵庫において、庫内の
食品の熱負荷の量に応じて霜取り直前のプリクールを行
い、プリクール不足による食品の温度上昇や、プリクー
ルしすぎによる増電をなくす冷凍冷蔵庫の制御装置を提
供することを目的とする。 【構成】 庫内温度検出手段21で庫内温度を検出し、
コンプレッサ運転時間積算タイマ22が設定時間になれ
ば、第1の冷却温度検出手段31で庫内温度が第2の基
準回路25の基準値になってから冷却時間設定タイマ3
2の動作時間内に冷却される低下温度を検出し、このこ
の低下時間と外気温度検出手段30により検出された外
気温度からファジィ推論プロセッサ33で第1のメモリ
34から取り出された制御ルールに基づいてファジィ論
理演算を行い、プリクール時間を決定し、第1のプリク
ール時間設定手段35でプリクール時間を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍冷蔵庫(以下冷蔵
庫と省略する)の霜取り制御において経験則を基にした
制御ルールと、それを構成するファジィ変数のメンバシ
ップ関数とによって霜取り中の庫内温度上昇を最小限に
し、食品への影響をなくすようにする、冷凍冷蔵庫の制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵庫の制御装置は、冷蔵庫の冷凍
室,冷蔵室,野菜室の各室を設定された温度で制御する
ように、ファンモータ,コンプレッサ,電動ダンパを動
作するものである。さらに、霜取りヒータに通電するこ
とにより、冷却器に付着した霜を取り除くものであり、
例えば特公平2−53707号公報、特公平2−631
53号公報に示されている。
【0003】以下、従来の冷凍冷蔵庫の制御装置につい
て図面を参照しながら説明する。図9は、従来の冷凍冷
蔵庫の制御装置のブロック図、図10は従来の冷凍冷蔵
庫の構成を示すものである。1は冷蔵庫本体で、外箱2
と内箱3と両者の空隙に形成されたウレタン発泡断熱材
4により構成され、前面開口部に3つのドア5、6、7
が配設されている。ドア5、6、7はそれぞれ冷蔵庫本
体1の冷凍室8、冷蔵室9、野菜室10の開口部に対応
して配設されている。
【0004】冷凍室8の底板11と冷蔵室9の天板12
に囲まれた区画壁内には冷却器13とその背後に冷却フ
ァン14を有している。また、冷凍室8、冷蔵室9の背
部には、冷却器13からの冷却空気を各室に導入するた
めの通風路15、16が形成されている。17はコンプ
レッサである。18は冷凍室8のドア5の開閉により動
作する冷凍室ドアスイッチであり、19は冷凍室温度セ
ンサであり、そして、20は冷却器13に付着した霜を
取り除く霜取りヒータである。
【0005】また、21は冷凍室温度センサ19の出力
を電気的に変換して出力する庫内温度検出手段であり、
22はコンプレッサの運転時間を積算するコンプレッサ
運転時間積算タイマである。
【0006】23は冷却制御手段である。この冷却制御
手段23は冷却制御を行うものであり、庫内温度検出手
段21の出力が第1の基準回路24の基準値になればコ
ンプレッサ17及び冷却ファン14をONし、第2の基
準回路25の基準値になればOFFするものであり、コ
ンプレッサ運転時間積算タイマ22が設定時間になり霜
取り開始信号を出力すれば、タイマ26で設定される時
間だけコンプレッサ17及び冷却ファン14をONし、
その後霜取り実行信号を霜取り制御手段27に出力す
る。
【0007】ここでタイマ26はコンプレッサ運転時間
積算タイマ22が設定時間となり、かつ庫内温度が第2
の基準回路の基準値に達すれば一定時間出力を行うもの
である。
【0008】そして霜取り制御手段27は霜取り実行信
号が入力されれば、霜取り終了検知手段28が入力され
るまでは霜取りヒータをONし、冷却器13についた霜
を取り除くものである。
【0009】そして、霜取りが終了すれば、霜取り制御
手段27は、冷却制御手段23に霜取り制御終了信号を
出力し、冷却制御手段23は、冷却制御を再開する。
【0010】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の制御
装置について、以下図11のフローチャート図を用いて
その動作を説明する。
【0011】まず、庫内温度検出手段22は冷凍室の温
度検出を行ない、第1の基準回路24の基準値と比較し
(ステップ101)、温度が低ければ、第2の基準回路
25の基準値と比較し(ステップ102)、温度が低け
ればステップ103でコンプレッサ17及び冷却ファン
14をOFFする。また温度が高ければステップ104
でコンプレッサ17がONしているかを判断しOFFで
あればステップ101に戻る。ONであればステップ1
06に進む。
【0012】また、ステップ101で温度が高ければプ
ステップ105でコンプレッサ17及び冷却ファン14
をONし、ステップ106でコンプレッサ運転時間積算
タイマ22がコンプレッサの運転時間を積算する。次
に、ステップ107でコンプレッサ運転時間積算タイマ
22の積算時間が設定時間になったかを判断する。
【0013】そして設定時間になっていなければ、ステ
ップ101に戻り、設定時間になっていればステップ1
08でコンプレッサ運転時間積算タイマ22の積算を停
止し内容を初期化し、庫内温度が第2の基準回路25の
基準値になったかを判断し基準値になっていれば、ステ
ップ109でタイマ26で設定された時間だけコンプレ
ッサ17及び冷却ファン14をONし、ステップ110
でコンプレッサ17及び冷却ファン14をOFFする。
これは、霜取りにより冷蔵庫の庫内の温度が上昇するた
め、予め庫内を通常の温度より冷却する(以後プリクー
ルという)ためである。
【0014】そして、ステップ111で霜取りヒータ2
0をONし、霜取り終了検出手段29により霜取りの終
了を検出するまで霜取りヒータ20をONする(ステッ
プ112)。そして、終了となればステップ113で霜
取りヒータ20をOFFし、ステップ101に戻る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、霜取りの開始前プリクール時間が庫内の
状態(庫内温度,食品の熱負荷量等)によらず一定であ
ったため、庫内の食品が多い場合は既冷却の熱負荷が多
いため霜取り時の庫内の温度上昇が少く、プリクール時
間が長すぎ増電になり、庫内の食品が少ない場合は既冷
却の熱負荷が少ないため霜取り時の庫内の温度上昇が大
きく、プリクール時間が短すぎ庫内の食品の温度が上昇
してしまうという問題点を有していた。
【0016】本発明は上記の問題点を解決するもので、
冷凍室内の食品の熱負荷量に応じた操作量を演算するこ
とにより、キメ細かな除霜前の冷却であるプリクールを
行なうことができる冷凍冷蔵庫の制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の冷凍冷蔵庫の制御装置は、食品を冷凍または
冷蔵し、貯蔵することができる冷凍冷蔵庫において、冷
凍室内に設けられた冷凍室温度センサと、冷凍室温度セ
ンサにより冷凍室内の庫内温度を検出する庫内温度検出
手段と、庫内温度が設定温度に達してから一定時間の間
に低下した温度を検出する冷却温度検出手段と、庫外の
温度を検出する外気温度検出手段と、プリクール時間を
求めるための経験則に基づく制御ルールを記憶するメモ
リと、外気温度検出手段により検出された外気温度と、
冷却温度検出手段により検出された低下温度と、メモリ
から取り出された制御ルールに基づいて、ファジィ論理
演算を行ないプリクール時間を演算するファジィ推論プ
ロセッサと、ファジィ推論プロセッサにより演算された
プリクール時間を設定するプリクール時間設定手段と、
庫内温度検出手段の出力と、プリクール時間設定手段の
出力によりコンプレッサ及び冷却ファンを駆動する冷却
制御手段と、霜取りヒータの通電を制御し、冷却器の温
度を検出し一定温度になれば霜取り終了信号を出力する
霜取り終了検出手段の出力により霜取りを終了する霜取
り制御手段とを備えた構成である。
【0018】また別の構成として、冷凍室内に設けられ
た冷凍室温度センサと、冷凍室温度センサにより冷凍室
内の庫内温度を検出する庫内温度検出手段と、庫内温度
が一定時間の間に低下した温度を検出する冷却温度検出
手段と、庫外の温度を検出する外気温度検出手段と、庫
内温度が設定温度に達してからのプリクール時間を求め
るための経験則に基づく制御ルールを記憶するメモリ
と、外気温度検出手段により検出された外気温度と、冷
却温度検出手段により検出された低下温度と、メモリか
ら取り出された制御ルールに基づいて、ファジィ論理演
算を行ないプリクール時間を演算するファジィ推論プロ
セッサと、ファジィ推論プロセッサにより演算されたプ
リクール時間を、庫内温度が設定温度に達してから設定
するプリクール時間設定手段と、庫内温度検出手段の出
力と、プリクール時間設定手段の出力によりコンプレッ
サ及び冷却ファンを駆動する冷却制御手段と、霜取りヒ
ータの通電を制御し、冷却器の温度を検出し一定温度に
なれば霜取り終了信号を出力する霜取り終了検出手段の
出力により霜取りを終了する霜取り制御手段とを備えた
構成である。
【0019】
【作用】本発明は上記構成により、冷却温度検出手段が
検出した設定温度から一定時間後の低下温度と、外気温
度検出手段により検出した外気温度から、庫内の食品の
熱負荷の量を検出し、メモリ内の制御ルールに基づい
て、ファジィ推論プロセッサがファジィ論理演算を行な
うので、熱負荷量に応じたプリクール時間が求められ
る。したがって、上記により求めた操作量を基に、冷却
制御手段により冷却ファン及びコンプレッサを制御しプ
リクールを行い、その後、霜取り制御手段で、霜取りヒ
ータを制御することにより庫内の霜取りを行なうため、
庫内の食品の熱負荷の量に応じたプリクールを行うこと
ができ、プリクール不足による食品の温度上昇や、プリ
クールしすぎによる増電を防ぐことができる。
【0020】また、コンプレッサ運転時間積算タイマが
設定時間に達した時の温度から一定時間後の低下温度
と、外気温度検出手段により検出した外気温度から、庫
内の食品の熱負荷を検出し、メモリ内の制御ルールに基
づいて、ファジィ推論プロセッサがファジィ論理演算を
行なうで、熱負荷量に応じたプリクール時間が求めら
れ、庫内温度が設定温度に達してからプリクール時間を
設定するので上記に加え、設定温度からのプリクール時
間を0にする事も可能であり、よりきめ細かなプリクー
ルが行えるものである。
【0021】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例の冷凍冷蔵庫の
制御装置について、図面を参照しながら説明する。尚、
従来と同じ部分については詳細な説明を省略する。
【0022】図1は本発明の第1の実施例における冷凍
冷蔵庫の制御装置のブロック図、図2は冷凍冷蔵庫の構
成を示すものである。図3(I)は本発明の第1の実施
例における庫内温度が設定温度に達してから一定時間後
の低下温度に対するファジィ変数のメンバシップ関数を
示すグラフ、図3(II)は本発明の第1の実施例におけ
る外気温度に対するファジィ変数のメンバシップ関数を
示すグラフ、図4は本発明の第1の実施例における動作
を説明するためのフローチャート、図5は本発明の第1
の実施例におけるファジィ推論の手順を説明するための
フローチャートである。
【0023】図1、2において、29は冷蔵庫が設置さ
れている場所の温度を検出する外気温度センサであり、
30は外気温度センサ29の出力を電気的に変換して出
力する外気温度検出手段である。
【0024】31は第1の冷却温度検出手段で、庫内温
度検出手段21、コンプレッサ運転時間積算タイマ2
2、第2の基準回路25、冷却時間設定タイマ32の出
力に接続されており、第1の冷却温度検出手段31の出
力はファジィ推論プロセッサ33に接続されている。こ
の第1の冷却温度検出手段31はコンプレッサ運転時間
積算タイマ22が設定時間になり、庫内温度が第2の基
準回路25の基準値に達してから冷却時間設定タイマ3
2の設定時間だけ庫内を冷却した時の庫内温度を検出す
るものである。34は第1のメモリであり、プリクール
時間を求めるための経験則に基づく制御ルールを記憶す
る。
【0025】ファジィ推論プロセッサ33は、第1の冷
却温度検出手段31と外気温度検出手段30により検出
できる庫内の熱負荷の量を、第1のメモリ34から取り
出された制御ルールに基づいて、ファジィ論理演算を行
ないプリクール時間を演算する。
【0026】この庫内の熱負荷の検出は図6に示すよう
に、庫内の既冷却の熱負荷が小さいときには第2の基準
回路25の基準値から一定時間冷却後の庫内温度の低下
は大きくなり、庫内の既冷却の熱負荷が大きいときには
第2の基準回路25の基準値から一定時間冷却後の庫内
温度の低下は小さくなる。また外気温度が低いときには
庫内温度の低下は大きくなり、外気温度が高いときには
庫内温度の低下は小さくなるものである。
【0027】また、35はファジィ推論プロセッサ33
により算出されたプリクール時間を設定する第1のプリ
クール時間設定手段35で、その出力は第1の冷却制御
手段36に接続されている。この第1の冷却制御手段3
6は冷却制御を行うものであり、庫内温度検出手段21
の出力が第1の基準回路24の基準値になればコンプレ
ッサ17及び冷却ファン14をONし、第2の基準回路
25の基準値になればOFFするものであり、コンプレ
ッサ運転時間積算タイマ22が設定時間になり霜取り開
始信号を出力すれば、冷却時間設定タイマ32の動作時
と第1のプリクール時間設定手段35で設定される時間
だけコンプレッサ17及び冷却ファン14をONし、そ
の後霜取り実行信号を霜取り制御手段27に出力する。
【0028】そして霜取り制御手段27は霜取り実行信
号が入力されれば、霜取り終了検知手段28が入力され
るまでは霜取りヒータをONし、冷却器13についた霜
を取り除く。
【0029】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の制御
装置について、以下図1から図4を用いてその動作を説
明する。
【0030】ここでステップ101からステップ108
までは従来の冷凍冷蔵庫の制御装置の動作と同じであ
り、ステップ107でコンプレッサ運転時間積算タイマ
22の積算時間が設定時間であると判断すれば、ステッ
プ108で庫内温度が第2の基準回路25の基準値に達
するまで、コンプレッサ17及び冷却ファン14をON
し、庫内を冷却する。
【0031】そして、庫内温度が第2の基準回路25の
基準値になればステップ114に進み冷却時間設定タイ
マ32が動作し、冷却時間設定タイマ32の設定時間に
達したかを判断する。そして設定時間になればステップ
115で第1の冷却温度検出手段で温度低下を演算し出
力する。そしてステップ116で外気温度検出手段30
により外気温度を検出する。
【0032】そして、第1の冷却温度検出手段31によ
り算出された低下温度と外気温度検出手段30により検
出された外気温度はファジィ推論プロセッサ33に入力
され、ファジィ推論プロセッサ33では、予め第1のメ
モリ34に記憶されている制御ルールを取り出して、フ
ァジィ推論によってプリクール時間を算出し、第1のプ
リクール時間設定手段35にプリクール時間を設定する
(ステップ117)。そしてステップ118で設定され
たプリクール時間になるまでコンプレッサ17及び冷却
ファン14をONし、庫内を冷却する。そして、プリク
ールの設定時間になれば従来の冷凍冷蔵庫の制御装置の
動作と同じように、ステップ110でコンプレッサ17
及び冷却ファン14をOFFする。
【0033】そして、ステップ111で霜取りヒータ2
0をONし、霜取り終了検出手段29により霜取りの終
了を検出するまで霜取りヒータ20をONする(ステッ
プ112)。そして、終了となればステップ113で霜
取りヒータ20をOFFし、ステップ101に戻る。
【0034】ここで、冷却器の最適なプリクール時間を
求めるファジィ推論は、下記のような制御ルールを基に
して実行される。
【0035】まずプリクール時間を求めるために、第1
の実施例で採用した制御ルールは次のような9ルールで
ある。例えばルール1:もし温度低下が小さく、外気温
が低ければ、プリクール時間を短くせよ。
【0036】ルール2:もし温度低下が普通で、外気温
が低ければ、プリクール時間を少し短くせよ。 ・ ・ ・ ルール5:もし温度低下が普通で、外気温が中ぐらいな
らば、プリクール時間を普通にせよ。 ・ ・ ・ ルール9:もし温度低下が大きく、外気温が高ければ、
プリクール時間を長くせよ。 等である。
【0037】これは、温度低下が小さくなれば、既冷却
の熱負荷量が多いため霜取り中の庫内温度上昇は少ない
ので、プリクール時間を短くてもよいこと、また外気温
度が高ければ霜取り中の庫内温度上昇が大きいので、プ
リクール時間を長くしなければならないこと、といった
経験から得られたルールである。よって、上記言語ルー
ルは、発明者が数多くの実験データから求めた、最適な
冷却器の霜取り制御におけるプリクールを行なうことが
できるプリクール時間に対する制御ルールであり、これ
を低下温度と外気温度の関係で示すと(表1)のように
なる。
【0038】
【表1】
【0039】(表1)は制御ルールの関係を示す表であ
り、横方向に低下温度Tを3段階(LT=小,MT=
中,ST=大)に分け、縦方向に外気温度Aを3段階
(LA=高,MA=中,SA=低)に分けて配置し、上
記区分された低下温度と外気温度とのおのおの交わった
位置には、その低下温度、外気温度に対応する最適なプ
リクール時間を5段階(VLP=長,LP=少し長、M
P=中,SP=少し短、VSP=短)に配置している。
【0040】また、上記言語ルールは図1の第1のメモ
リ31の内に記憶する場合には次のようなルール則で記
憶されている。本実施例で採用した制御ルールは9個で
ある。
【0041】 ルール1:IF T is ST and A is SA THEN P is VSP ルール2:IF T is MT and A is SA THEN P is SP ・ ・ ルール5:IF T is MT and A is MA THEN P is MP ・ ・ ルール9:IF T is LT and A is LA THEN P is VLP 前記制御ルール1、ルール2・・・ルール9のルール
は、低下温度T,外気温度A,プリクール時間Pを(表
1)のように段階的に決めているので、キメ細かな制御
を行なう場合には、低下温度T,外気温度Aの各段階の
中間における実測の低下温度,外気温度では、制御ルー
ルの前件部(IF部)をどの程度満たしているかの度合
いを算出して、その度合いに応じたプリクール時間を推
定する必要がある。そのため、本実施例では度合いを低
下温度T,外気温度Aに対するファジィ変数のメンバシ
ップ関数を利用して算出する。
【0042】図3(I)は、低下温度Tに対するファジ
ィ変数ST,MT,LTのメンバシップ関数μST
(t),μMT(t),μLT(t)を示したものであ
り、図3(II)は、外気温度Aに対するファジィ変数S
A,MA,LAのメンバシップ関数μSA(a)、μM
A(a)、μLA(a)を示したものである。ファジィ
推論プロセッサ33で実行するファジィ推論は制御ルー
ル1、ルール2・・・ルール9と図3(I),(II)の
メンバシップ関数とを用いてファジィ論理演算を行なっ
て操作量の演算を行なう。
【0043】以下、図5のフローチャートをもとに、図
4のステップ118であるファジィ推論の手順を説明す
る。
【0044】ステップ120では、ファジィ推論プロセ
ッサ33によって低下温度t0と外気温度a0に対するフ
ァジィ変数のメンバシップ関数を用いて、低下温度t0
と外気温度a0におけるメンバシップ値(図中ではM値
と表示)の算出を行なう。
【0045】ステップ121では、得られた低下温度t
0と外気温度a0に対するファジィ変数のメンバシップ値
が9個の各ルールの前件部をどの程度満たしているかの
度合いを下記のように合成法で算出する。
【0046】図中では、低下温度に対するファジィ変数
をα、外気温に対するファジィ変数をβで示している。
【0047】 ルール1:h1=μST(t0)∩μSA(a0) =MIN{μST(t0),μSA(a0)} −−−(1) ルール2:h2=μMT(t0)∩μSA(a0) =MIN{μMT(t0),μSA(a0)} −−−(2) ・・・ (1)式は、前記t0が低下温度Tに対する領域STに
入り、かつ前記a0が外気温度Aに対する領域SAに入
るという命題は、t0がLTに入る割合とa0がLSに入
る割合のうち小さい値としての割合で成立すること、す
なわちルール1の前件部は、h1の割合で成立すること
を表わしている。同様に(2)式のルール2の場合、前
件部はそれぞれh2の割合で成立することを表わしてい
る。
【0048】ステップ122では、制御ルールの実行部
のメンバシップ関数によって、低下温度t0と外気温度
a0におけるプリクール時間を下記のようにして求め
る。プリクール時間pt0は、一点化法のひとつである
高さ法を用いて、各制御ルールの前件部の成立する割合
h1,h2,・・・h9の加重平均の値として、(数
1)に示すように算出する。
【0049】
【数1】
【0050】これにより、プリクール時間pt0が求ま
る。従って、この実施例では、制御パラメータとして低
下温度及び外気温度を使用しているため、キメ細かい制
御が可能である。また、制御ルールが人間の経験則から
成り立っているため、最適なプリクール時間で冷却器の
霜取り制御におけるプリクールができる。 (実施例2)以下本発明の第2の実施例の冷凍冷蔵庫の
制御装置について、図面を参照しながら説明する。尚、
従来及び第1の実施例と同じ部分については詳細な説明
を省略する。
【0051】図7は本発明の第2の実施例における冷凍
冷蔵庫の制御装置のブロック図、8は本発明の第2の実
施例における動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0052】尚、第2の実施例における冷凍冷蔵庫の構
成は第1の実施例における構成と同じものである。
【0053】37は第2の冷却温度検出手段で、庫内温
度検出手段21、冷却時間設定タイマ32の出力に接続
されており、第2の冷却温度検出手段37の出力はファ
ジィ推論プロセッサ33に接続されている。
【0054】また、冷却時間設定タイマ32はコンプレ
サ運転時間積算タイマ22の出力に接続されており、コ
ンプレッサ運転時間積算タイマ22が設定時間になれ
ば、冷却時間設定タイマ32が動作し、第2の冷却温度
検出手段37はコンプレッサ17及び冷却ファンを動作
させ、庫内を冷却し、の冷却時間設定タイマ32の設定
時間のあいだの庫内温度の低下を検出するものである。
38は第2のメモリであり、庫内温度が設定温度に達し
てからのプリクール時間を求めるための経験則に基づく
制御ルールを記憶する。
【0055】ファジィ推論プロセッサ33は、第2の冷
却温度検出手段37と外気温度検出手段30により検出
できる庫内の熱負荷量を、第2のメモリ38から取り出
された制御ルールに基づいて、ファジィ論理演算を行な
いプリクール時間を演算する。
【0056】この庫内の熱負荷の検出は第1の実施例の
図6に示すように、庫内の既冷却の熱負荷が小さいとき
には一定時間冷却後の庫内温度の低下は大きくなり、庫
内の既冷却の熱負荷が大きいときには一定時間冷却後の
庫内温度の低下は小さくなる。また外気温度が低いとき
には庫内温度の低下は大きくなり、外気温度が高いとき
には庫内温度の低下は小さくなるものである。
【0057】また、39はプリクール時間を設定する第
2のプリクール時間設定手段で、ファジィ推論プロセッ
サ33と、第2の基準回路25に接続されており、ファ
ジィ推論プロセッサ33により算出されたプリクール時
間を庫内温度が第2の基準回路25の基準値に達した後
に出力する。その出力は第2の冷却制御手段40に接続
されている。また第2のプリクール時間設定手段39は
冷却時間設定手段32が動作中に庫内温度が第2の基準
回路25以下になった場合は、ファジィ推論プロセッサ
33が算出したプリクール時間と庫内温度が第2の基準
回路25の基準値以下になってからの時間の差を補正し
て出力するものである。
【0058】この第2の冷却制御手段40は冷却制御を
行うものであり、庫内温度検出手段21の出力が第1の
基準回路24の基準値になればコンプレッサ17及び冷
却ファン14をONし、第2の基準回路25の値になれ
ばOFFするものであり、コンプレッサ運転時間積算タ
イマ22が設定時間になり霜取り開始信号を出力すれ
ば、庫内温度が第2の基準回路25の基準値となった後
第2のプリクール時間設定手段39で設定される時間だ
けコンプレッサ17及び冷却ファン14をONし、その
後霜取り実行信号を霜取り制御手段27に出力する。
【0059】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の制御
装置について、以下図1から図4を用いてその動作を説
明する。
【0060】ここでステップ101からステップ107
までは従来の冷凍冷蔵庫の制御装置の動作と同じであ
る。
【0061】そして、ステップ107でコンプレッサ運
転時間積算タイマ22の積算時間が設定時間であると判
断すれば、ステップ130に進み冷却時間設定タイマ3
2が動作し、設定時間に達するまで、コンプレッサ17
及び冷却ファン14をONし、庫内を冷却する。
【0062】そして、設定時間になればステップ131
で第2の冷却温度検出手段37で温度低下を演算し出力
する。そしてステップ132で外気温度検出手段30に
より外気温度を検出する。
【0063】そして、第2の冷却温度検出手段37によ
り算出された低下温度と外気温度検出手段30により検
出された外気温度はファジィ推論プロセッサ33に入力
され、ファジィ推論プロセッサ33では、予め第2のメ
モリ38に記憶されている制御ルールを取り出して、フ
ァジィ推論によってプリクール時間を算出し、第2のプ
リクール時間設定手段39にプリクール時間を設定する
(ステップ133)。そしてステップ134で庫内温度
が第2の基準回路25の基準値に達したかを判断し、基
準値に達していればステップ135に進み、第2のプリ
クール時間設定手段39はステップ133で設定された
プリクール時間を冷却制御手段40に出力する。ここ
で、冷却時間設定手段32が動作中に庫内温度が第2の
基準回路25以下になった場合は、ファジィ推論プロセ
ッサ33が算出したプリクール時間と庫内温度が第2の
基準回路25の基準値以下になってからの時間の差を補
正して出力する。
【0064】そして第2の冷却制御手段40は設定され
たプリクール時間になるまでコンプレッサ17及び冷却
ファン14をONし、庫内を冷却する。そして、プリク
ールの設定時間になれば従来の冷凍冷蔵庫の制御装置の
動作と同じように、ステップ110でコンプレッサ17
及び冷却ファン14をOFFする。
【0065】そして、ステップ111で霜取りヒータ2
0をONし、霜取り終了検出手段29により霜取りの終
了を検出するまで霜取りヒータ20をONする(ステッ
プ112)。そして、終了となればステップ113で霜
取りヒータ20をOFFし、ステップ101に戻る。
【0066】ここで、冷却器の最適なプリクール時間を
求めるファジィ推論は、下記のような制御ルールを基に
して実行される。
【0067】まずプリクール時間を求めるために、第2
の実施例で採用した制御ルールは第1の実施例と同じで
ある。
【0068】従って、この実施例では、制御パラメータ
としてコンプレッサ運転時間積算タイマ22が設定時間
になってから一定時間後の低下温度及び外気温度を使用
しているため、プリクール時間を0から可変する事がで
きよりキメ細かい制御が可能であり、最適なプリクール
時間で冷却器の霜取り制御におけるプリクールができ
る。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明は、食品を冷凍また
は冷蔵し、貯蔵することができる冷凍冷蔵庫において、
冷凍室内に設けられた冷凍室温度センサと、冷凍室温度
センサにより冷凍室内の庫内温度を電気的に変換して出
力する庫内温度検出手段と、コンプレッサの運転時間を
積算し、運転時間が設定時間に達すれば信号を出力する
コンプレッサ運転時間積算タイマと、コンプレッサ運転
時間積算タイマの信号により庫内温度が設定温度に達し
てから一定時間の間に低下した温度を検出する冷却温度
検出手段と、庫外の温度を検出する外気温度検出手段
と、霜取り前の冷却時間を求めるための経験則に基づく
制御ルールを記憶するメモリと、外気温度検出手段によ
り検出された外気温度と、冷却温度検出手段により検出
された低下温度と、メモリから取り出された制御ルール
に基づいて、ファジィ論理演算を行ない霜取り前の冷却
時間を演算するファジィ推論プロセッサと、ファジィ推
論プロセッサにより演算された霜取り前の冷却時間を設
定するプリクール時間設定手段と、庫内温度検出手段の
出力と、プリクール時間設定手段の出力によりコンプレ
ッサ及び冷却ファンを駆動する冷却制御手段と、霜取り
ヒータの通電を制御し、冷却器の温度を検出し一定温度
になれば霜取り終了信号を出力する霜取り終了検出手段
の出力により霜取りを終了する霜取り制御手段とを備え
たものであるから熱負荷量に応じたプリクール時間が求
められるため、庫内の食品の熱負荷の量に応じたプリク
ールを行うことができ、プリクール不足による食品の温
度上昇や、プリクールしすぎによる増電を防ぐことがで
きる。。
【0070】また別の構成とした、食品を冷凍または冷
蔵し、貯蔵することができる冷凍冷蔵庫において、冷凍
室内に設けられた冷凍室温度センサと、冷凍室温度セン
サにより冷凍室内の庫内温度を電気的に変換して出力す
る庫内温度検出手段と、コンプレッサの運転時間を積算
し、運転時間が設定時間に達すれば信号を出力するコン
プレッサ運転時間積算タイマと、コンプレッサ運転時間
積算タイマの信号により庫内温度が一定時間の間に低下
した温度を検出する冷却温度検出手段と、庫外の温度を
検出する外気温度検出手段と、霜取り前の冷却時間を求
めるための経験則に基づく制御ルールを記憶するメモリ
と、外気温度検出手段により検出された外気温度と、冷
却温度検出手段により検出された低下温度と、メモリか
ら取り出された制御ルールに基づいて、ファジィ論理演
算を行ない霜取り前における、庫内温度が設定温度に達
してからの冷却時間を演算するファジィ推論プロセッサ
と、ファジィ推論プロセッサにより演算された霜取り前
の冷却時間を庫内温度が設定温度に達してから設定する
プリクール時間設定手段と、庫内温度検出手段の出力
と、プリクール時間設定手段の出力によりコンプレッサ
及び冷却ファン駆動する冷却制御手段と、霜取りヒータ
の通電を制御し、冷却器の温度を検出し一定温度になれ
ば霜取り終了信号を出力する霜取り終了検出手段の出力
により霜取りを終了する霜取り制御手段とを備えたもの
であるからプリクール時間を0から変化することが可能
であり、熱負荷量に応じたプリクール時間の幅が大きく
なり、より一層の庫内の食品の熱負荷の量に応じたプリ
クールを行うことができ、プリクール不足による食品の
温度上昇や、プリクールしすぎによる増電を防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す冷凍冷蔵庫の制御
装置のブロック図
【図2】同実施例における冷凍冷蔵庫の構成図
【図3】(I)は同実施例における低下温度に対するフ
ァジィ変数のメンバシップ関数を示すグラフ (II)は同実施例における外気温度に対するファジィ変
数のメンバシップ関数を示すグラフ
【図4】同実施例における動作を説明するためのフロー
チャート
【図5】同実施例におけるファジィ推論の手順を説明す
るためのフローチャート
【図6】同実施例における低下温度と庫内負荷の関係を
示す図
【図7】本発明の第2の実施例を示す冷凍冷蔵庫の制御
装置のブロック図
【図8】同実施例における動作を説明するためのフロー
チャート
【図9】従来の冷凍冷蔵庫の制御装置のブロック図
【図10】従来の冷凍冷蔵庫の構成図
【図11】従来例における動作を説明するためのフロー
チャート
【符号の説明】
19 冷凍室温度センサ 21 庫内温度検出手段 22 コンプレッサ運転時間積算タイマ 25 第2の基準回路 27 霜取り制御手段 28 霜取り終了検出手段 29 外気温度センサ 30 外気温度検出手段 31 第1の冷却温度検出手段 32 冷却時間設定手段 33 ファジィ推論プロセッサ 34 第1のメモリ 35 第1のプリクール時間設定手段 36 第1の冷却制御手段 37 第2の冷却温度検出手段 38 第2のメモリ 39 第2のプリクール時間設定手段 40 第2の冷却制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 秀雄 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を冷凍または冷蔵し、貯蔵すること
    ができる冷凍冷蔵庫において、冷凍室内に設けられた冷
    凍室温度センサと、前記冷凍室温度センサにより冷凍室
    内の庫内温度を電気的に変換して出力する庫内温度検出
    手段と、コンプレッサの運転時間を積算し、運転時間が
    設定時間に達すれば信号を出力するコンプレッサ運転時
    間積算タイマと、前記コンプレッサ運転時間積算タイマ
    の信号により庫内温度が設定温度に達してから一定時間
    の間に低下した温度を検出する冷却温度検出手段と、庫
    外の温度を検出する外気温度検出手段と、霜取り前の冷
    却時間を求めるための経験則に基づく制御ルールを記憶
    するメモリと、前記外気温度検出手段により検出された
    外気温度と、前記冷却温度検出手段により検出された低
    下温度と、前記メモリから取り出された制御ルールに基
    づいて、ファジィ論理演算を行ない霜取り前の冷却時間
    を演算するファジィ推論プロセッサと、前記ファジィ推
    論プロセッサにより演算された霜取り前の冷却時間を設
    定するプリクール時間設定手段と、前記庫内温度検出手
    段の出力と、プリクール時間設定手段の出力によりコン
    プレッサ及び冷却ファンを駆動する冷却制御手段と、霜
    取りヒータの通電を制御し、冷却器の温度を検出し一定
    温度になれば霜取り終了信号を出力する霜取り終了検出
    手段の出力により霜取りを終了する霜取り制御手段とを
    備えることを特徴とする冷凍冷蔵庫の制御装置。
  2. 【請求項2】 食品を冷凍または冷蔵し、貯蔵すること
    ができる冷凍冷蔵庫において、冷凍室内に設けられた冷
    凍室温度センサと、前記冷凍室温度センサにより冷凍室
    内の庫内温度を電気的に変換して出力する庫内温度検出
    手段と、コンプレッサの運転時間を積算し、運転時間が
    設定時間に達すれば信号を出力するコンプレッサ運転時
    間積算タイマと、前記コンプレッサ運転時間積算タイマ
    の信号により庫内温度が一定時間の間に低下した温度を
    検出する冷却温度検出手段と、庫外の温度を検出する外
    気温度検出手段と、霜取り前の冷却時間を求めるための
    経験則に基づく制御ルールを記憶するメモリと、前記外
    気温度検出手段により検出された外気温度と、前記冷却
    温度検出手段により検出された低下温度と、前記メモリ
    から取り出された制御ルールに基づいて、ファジィ論理
    演算を行ない霜取り前における、庫内温度が設定温度に
    達してからの冷却時間を演算するファジィ推論プロセッ
    サと、前記ファジィ推論プロセッサにより演算された霜
    取り前の冷却時間を庫内温度が設定温度に達してから出
    力するプリクール時間設定手段と、前記庫内温度検出手
    段の出力と、プリクール時間設定手段の出力によりコン
    プレッサ及び冷却ファンを駆動する冷却制御手段と、霜
    取りヒータの通電を制御し、冷却器の温度を検出し一定
    温度になれば霜取り終了信号を出力する霜取り終了検出
    手段の出力により霜取りを終了する霜取り制御手段とを
    備えることを特徴とする冷凍冷蔵庫の制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006063591A2 (en) * 2004-12-16 2006-06-22 Danfoss A/S A method for controlling temperature in a refrigeration system
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