JPH0593479A - 錠装置 - Google Patents

錠装置

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Publication number
JPH0593479A
JPH0593479A JP14501991A JP14501991A JPH0593479A JP H0593479 A JPH0593479 A JP H0593479A JP 14501991 A JP14501991 A JP 14501991A JP 14501991 A JP14501991 A JP 14501991A JP H0593479 A JPH0593479 A JP H0593479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
cylinder shaft
locking
operating plate
rotated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14501991A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohiro Otsuka
清弘 大塚
Toshiyuki Yano
敏幸 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON ROTSUKUSAABISU KK
Original Assignee
NIPPON ROTSUKUSAABISU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON ROTSUKUSAABISU KK filed Critical NIPPON ROTSUKUSAABISU KK
Priority to JP14501991A priority Critical patent/JPH0593479A/ja
Publication of JPH0593479A publication Critical patent/JPH0593479A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動手段により施・解錠操作を行い、手動に
よってもその操作を行なえる錠装置に関し、駆動手段が
故障した場合などでも、手動による施・解錠操作を容易
に行える錠装置の提供を目的とする。 【構成】 差し込まれたキー10で回動されるシリンダ
軸12と、シリンダ軸12で駆動され、施・解錠動作を
行う錠部材14と、シリンダ軸12にフリー状態で支持
され、円弧形状の切り欠き部16が所定角度で形成され
た作動板18と、シリンダ軸12に拘束状態で支持さ
れ、切り欠き部16の円弧内をその円弧角より小さい角
度で揺動自在に配置される突起20が設けられた回転板
22と、施・解錠時には、作動板18を回転させ、切り
欠き部16の端面で突起20をフックして施・解錠位置
まで回転板22を回転させた後、回転前の初期位置へ作
動板18を逆回転する作動板駆動手段24と、を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータ等の駆動手段によ
り施・解錠操作を行い、手動によってもその操作を行な
える錠装置に関する。
【0002】この種の錠装置は扉や戸などに取り付けら
れ、これにより、遠隔操作で施・解錠を行なうことが可
能となる。
【0003】
【従来の技術】モータ等の駆動手段によりシリンダ軸を
駆動し、これにより扉端面からデッドボルトを突出さ
せ、あるいは扉内部へ引き込むことで施・解錠操作を行
なう錠装置が従来より使用されている。
【0004】この錠装置によれば、施・解錠を遠隔操作
で行なうことが可能となるので、適用範囲が広がり、ま
た、工場や倉庫などにおいて錠の施・解錠操作を無人で
行うことが可能となる。
【0005】さらに、多数の扉の施・解錠を一括制御す
ることが可能となるため、集合住宅等の安全管理向上に
も適している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の錠装置ではシリンダ軸の動きが駆動手段と常時干渉
した状態であるので、駆動手段が故障したり、または停
電等で停止した場合には、シリンダ軸がロック状態であ
るため、手動によってもその施・解錠を行えないという
不都合があった。
【0007】また、従来の装置では、デッドボルトが中
途半端に突出した状態で停止してしまうと電気的操作が
不能になってしまった。
【0008】本発明は上記従来の事情に鑑みなされたも
ので、その目的は、駆動手段が故障した場合やデッドボ
ルトが中途半端な位置で停止した場合にも、手動による
施・解錠操作を容易に行える錠装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による錠装置は以下のように構成されてい
る。
【0010】第1発明による錠装置は、図1(A)に示
されるようにシリンダ軸12と、シリンダ軸12で駆動
されて施・解錠動作を行なう錠部材14と、シリンダ軸
12にフリー状態で支持される作動板18と、シリンダ
軸12に拘束状態で支持される回転板22と、作動板1
8を駆動する作動板駆動手段24と、を有している。
【0011】シリンダ軸12にはキー10が差し込ま
れ、キー10(またはサムターン)でシリンダ軸12が
回動される。
【0012】作動板18には円弧形状の切り欠き部16
が所定の角度で形成されている。
【0013】また、回転板22には突起20が設けられ
ており、この突起20は、切り欠き部16の円弧内をそ
の円弧角より小さい角度で揺動可能に配置される。
【0014】そして施錠時には、同図(B)に示される
ように作動板駆動手段24で作動板18が左回転され、
切り欠き部16の端面が突起20をフックした状態でさ
らに回転される。これにより、施錠位置まで回転板22
が回転されて錠部材14が施錠状態となる。
【0015】その後、同図(C)のように作動板駆動手
段24により回転前の初期位置へ作動板18は逆回転さ
れる。
【0016】また解錠時には同図(D)に示されるよう
に作動板18が右回転され、切り欠き部16の端部が突
起20をフックした状態でさらに回転される。これによ
り解錠位置まで回転板22が回転されて錠部材14が解
錠状態となる。
【0017】その後、同図(E)のように回転前の初期
位置へ作動板18は逆回転される。
【0018】次に、第2発明による錠装置の構成につい
て説明する。
【0019】錠装置は、図1(A)に示されるようにシ
リンダ軸12と、シリンダ軸12で駆動されて施・解錠
動作を行なう錠部材14と、シリンダ軸12にフリー状
態で支持される作動板18と、シリンダ軸12に拘束状
態で支持される回転板22と、作動板18を駆動する作
動板駆動手段24と、を有している。
【0020】シリンダ軸12にはキー10が差し込ま
れ、キー10(またはサムターン)でシリンダ軸12が
回動される。
【0021】同図(B)からも理解されるように作動板
18には円弧形状の切り欠き部16が約120度の角度
で形成されており、切り欠き部16の円弧内を約90度
の角度で揺動可能に配置される突起20が回転板22に
設けられている。
【0022】そして施錠時には、同図(B)に示される
ように作動板駆動手段24で作動板18が左回転され、
切り欠き部16の端面が突起20をフックした状態でさ
らに90度回転される。これにより、施錠位置まで回転
板22が回転されて錠部材14が施錠状態となる。
【0023】その後、同図(C)のように作動板駆動手
段24により回転前の初期位置へ作動板18は逆回転さ
れる。
【0024】また解錠時には同図(D)に示されるよう
に作動板18が右回転され、切り欠き部16の端部が突
起20をフックした状態でさらに90度回転される。こ
れにより解錠位置まで回転板22が回転されて錠部材1
4が解錠状態となる。
【0025】その後、同図(E)のように回転前の初期
位置へ作動板18は逆回転される。
【0026】次に、第3発明による錠装置の構成につい
て説明する。
【0027】錠装置は、図2(A)に示されるようにシ
リンダ軸12と、シリンダ軸12で駆動されて施・解錠
動作を行なう錠部材14と、シリンダ軸12の近傍位置
へ平行移動自在に配置される作動板18と、シリンダ軸
12に拘束状態で支持される回転板22と、作動板18
を平行移動する作動板移動手段25と、を有している。
【0028】シリンダ軸12にはキー10が差し込ま
れ、キー10(またはサムターン)でシリンダ軸12が
回動される。
【0029】同図(B)からも理解されるように作動板
18には矩形状の切り欠き部16が形成されており、切
り欠き部16内を揺動可能に配置される突起20が回転
板22に設けられている。
【0030】そして施錠時には、同図(B)に示される
ように作動板移動手段25で作動板18が左方向へ移動
され、切り欠き部16の端面が突起20をフックした状
態でさらに移動される。これにより、施錠位置まで回転
板22が回転されて錠部材14が施錠状態となる。
【0031】その後、同図(C)のように作動板駆動手
段25により作動板18は移動前の初期位置へ戻され
る。
【0032】また解錠時には同図(D)に示されるよう
に作動板18が右方向へ移動され、切り欠き部16の端
部が突起20をフックした状態でさらに移動される。こ
れにより解錠位置まで回転板22が回転されて錠部材1
4が解錠状態となる。
【0033】その後、同図(E)のように作動板18は
移動前の初期位置へ逆回転される。
【0034】
【作用】第1発明および第2発明では、施・解錠動作が
行なわれた後に、回転前の初期位置へ作動板18が戻さ
れ、これにより、回転板22の突起20は作動板18に
形成された切り欠き部16内を揺動自在とされる。この
ため、作動板駆動手段24によらず手動でも施・解錠操
作を容易に行うことが可能となる。
【0035】第3発明では、施・解錠動作が行なわれた
後に、移動前の初期位置へ作動板18が戻され、これに
より、回転板22の突起20は作動板18に形成された
切り欠き部16内を揺動自在とされる。このため、作動
板移動手段25によらず手動でも施・解錠操作を容易に
行うことが可能となる。
【0036】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を説明する。
【0037】図3には第1実施例の全体構成が示されて
いる。
【0038】シリンダ軸12にはピニオン30が拘束状
態で支持されており、ピニオン30と噛合するラック3
2がデッドボルト14に形成されている。
【0039】さらにシリンダ軸12には、回転板22が
拘束状態で支持され、作動板18がフリー状態で支持さ
れているほか、作動板18と連動するウォームホイール
34が取り付けられる。
【0040】ウォームホイール34と噛み合うウォーム
36はモータ38で駆動される。
【0041】また解錠時には、シリンダ軸12にキー1
0が差し込まれ、キー10またはサムターンの操作によ
りシリンダ軸12を手動で回動することが可能である。
【0042】図4(A)に示されるように、作動板18
の外周には突片17と円弧形状の切り欠き部16が形成
されている。
【0043】また、回転板22には突起20が設けられ
ており、この突起20が切り欠き部16内へ揺動可能に
配置されている。
【0044】図の実施例において切り欠き部16の角度
は120度とされており、切り欠き部16内へ配置され
た突起20の揺動角度は90度とされている。なお、こ
れらの角度(切り欠き部16の角度,突起20の揺動角
度)は一例として表示されたものであって、120度,
90度等に限定されるわけではない。
【0045】また、作動板18の周囲にはリミットスイ
ッチ40,42,44,46,48が設けられており、
リミットスイッチ40,42に当接する溝21が回転板
22の外周に形成されている。
【0046】次に第1実施例の施錠動作につき説明す
る。
【0047】図4(A)に示されるように、リミットス
イッチ42が溝21を感知した状態で図示しない施錠ス
イッチがONされると、モータ38が駆動されて同図
(B)のように作動板18が左方向へ回転される。
【0048】作動板18は切り欠き部16端面で突起2
0をフックした状態でさらに回転され、これにより回転
板22が同図(C)のように90度回転されて施錠状態
となる。
【0049】このとき、リミットスイッチ40が溝21
を感知して施錠が確認され、また、リミットスイッチ4
6に突片17が接触して感知される。
【0050】突片17の感知がリミットスイッチ46で
行なわれるとモータ38が逆方向に駆動され、同図
(D)のように作動板18のみが右方向へ回転される。
【0051】リミットスイッチ48で突片17の接触が
感知されるとモータ38の駆動が停止され、同図(E)
のように作動板18は回転前の初期位置へ戻される。
【0052】次に解錠動作につき説明する。
【0053】図5(A)に示されるように、リミットス
イッチ40が溝21を感知した状態で図示しない解錠ス
イッチがONされると、モータ38が駆動されて同図
(B)のように作動板18が右方向へ回転される。
【0054】作動板18は切り欠き部16端面で突起2
0をフックした状態でさらに回転され、これにより回転
板22が同図(C)のように90度回転されて解錠状態
となる。
【0055】このとき、リミットスイッチ42が溝21
を感知して解錠が確認され、また、リミットスイッチ4
4に突片17が接触して感知される。
【0056】突片17の感知がリミットスイッチ44で
行なわれるとモータ38が逆方向に駆動され、同図
(D)のように作動板18のみが左方向へ回転される。
【0057】リミットスイッチ48で突片17の接触が
感知されるとモータ38の駆動が停止され、同図(E)
のように作動板18は回転前の初期位置へ戻される。
【0058】次に第2実施例について説明する。
【0059】図6には第2実施例の構成が示されてお
り、この実施例では、円弧状の切り欠き部16が形成さ
れたウォームホイール34を作動板18として用いてい
る。
【0060】作動板18の切り欠き部16内には回転板
22のアーム26先端に形成された突起20が嵌め込ま
れている(図6(B)参照)。
【0061】次に第2実施例の施錠動作について説明す
る。
【0062】図7(H)に示されるように、リミットス
イッチ40がアーム26を感知した状態で図示しない施
錠スイッチがONされると、モータ38が駆動されて作
動板18が右回転される。
【0063】作動板18は切り欠き部16端部でアーム
26先端の突起20をフックしながら回転し、これによ
り、図7(A)のように回転板22が90度回転されて
施錠状態となる。
【0064】このとき、リミットスイッチ42がアーム
26を感知して施錠が確認され、また、同図(B)のよ
うに突片17がリミットスイッチ44で感知される。
【0065】突片17の感知がリミットスイッチ44で
行なわれると、モータ38が逆方向に駆動され、作動板
18のみが左方向へ回転される。
【0066】そして、リミットスイッチ48で突片17
が感知されるとモータ38の駆動が停止され、同図
(C),(D)のようにして作動板18は回転前の初期
位置へ戻される。
【0067】次に解錠動作につき説明する。
【0068】同図(C),(G)に示されるように、リ
ミットスイッチ42がアーム26を感知した状態で図示
しない解錠スイッチがONされると、モータ38が駆動
されて作動板18が左方向へ回転される。
【0069】作動板18は切り欠き部16端部でアーム
26先端の突起20をフックしながら回転し、これによ
り回転板22が同図(E)のように90度回転されて解
錠状態となる。
【0070】このとき、リミットスイッチ40が溝21
を感知して解錠が確認され、また、同図(F)のように
突片17がリミットスイッチ46で感知される。
【0071】突片17の感知がリミットスイッチ46で
行なわれるとモータ38が逆方向に駆動され、作動板1
8のみが右方向へ回転される。
【0072】リミットスイッチ48で突片17が感知さ
れるとモータ38の駆動が停止され、同図(H)のよう
に作動板18は回転前の初期位置へ戻される。
【0073】このため、同図(G),(H)に示される
ようにアーム26の動きが拘束されず、手動による施・
解錠操作を容易に行える。
【0074】次に第3実施例について説明する。
【0075】図8には第3実施例の構成が示されてお
り、この実施例では、矩形状の切り欠き部16が形成さ
れた略溝形の作動板18が使用されている。
【0076】作動板18はシリンダ軸12の近傍位置へ
配置され、図示しないモータ、マグネット等により平行
移動される。
【0077】また、回転板22には突起20が設けられ
ており、この突起20が切り欠き部16内へ揺動可能に
配置されている。
【0078】また、作動板18の周囲にはリミットスイ
ッチ40,42,44,46,48が設けられている。
【0079】回転板22の外周にはリミットスイッチ4
0,42に当接する溝21が形成されており、作動板1
8の中央にはリミットスイッチ48に当接する溝19が
形成されている。
【0080】次に第3実施例の施錠動作につき説明す
る。
【0081】図8(A)に示されるように、リミットス
イッチ42が溝21を感知した状態で図示しない施錠ス
イッチがONされると、モータが駆動されて同図(B)
のように作動板18が左方向へ移動される。
【0082】作動板18は切り欠き部16端面で突起2
0をフックした状態で回転され、これにより回転板22
が同図(C)のように90度回転されて施錠状態とな
る。
【0083】このとき、リミットスイッチ40が溝21
を感知して施錠が確認され、また、リミットスイッチ4
6に作動板18の端部が接触して感知される。
【0084】作動板18端部の感知がリミットスイッチ
46で行なわれるとモータが逆方向に駆動され、同図
(D)のように作動板18のみが右方向へ移動される。
【0085】リミットスイッチ48で溝19の接触が感
知されるとモータの駆動が停止され、同図(E)のよう
に作動板18は移動前の初期位置へ戻される。
【0086】次に解錠動作につき説明する。
【0087】図9(A)に示されるように、リミットス
イッチ40が溝21を感知した状態で図示しない解錠ス
イッチがONされると、モータが駆動されて同図(B)
のように作動板18が右方向へ移動される。
【0088】作動板18は切り欠き部16端部で突起2
0をフックした状態でさらに移動され、これにより回転
板22が同図(C)のように90度回転されて解錠状態
となる。
【0089】このとき、リミットスイッチ42が溝21
を感知して解錠が確認され、また、リミットスイッチ4
4に作動板18端部が接触して感知される。
【0090】作動板18端部の感知がリミットスイッチ
44で行なわれるとモータが逆方向に駆動され、同図
(D)のように作動板18のみが左方向へ移動される。
【0091】リミットスイッチ48で溝19の接触が感
知されるとモータの駆動が停止され、同図(E)のよう
に作動板18は移動前の初期位置へ戻される。
【0092】以上説明したように本実施例によれば、モ
ータ38により施・解錠が行なわれた後に作動板18の
みが初期位置へ戻され、これにより、回転板22の突起
20は切り欠き部16内を揺動可能となるので、たとえ
モータ等の駆動手段やギヤ等の動力伝達手段が故障して
も、キー10またはサムターンを用いた手動による施・
解錠操作を容易に行える。
【0093】また、デッドボルト14が中途半端な位置
で停止し、施錠状態、解錠状態のいずれをもリミットス
イッチ40,42が感知しない場合であっても、回転板
22は施錠位置または解錠位置まで作動板18で回転さ
れ、その後、作動板はもとの初期位置へ戻されるので、
手動による施・解錠操作を容易に行なえる。
【0094】また、リミットスイッチ40,42により
解錠または施錠の完了が感知されるので、施・解錠の確
認を容易かつ確実に行なえ、また遠隔確認も可能とな
る。
【0095】また、施・解錠が行なわれる際には、解錠
または施錠の状態が確認された上でモータ38が駆動さ
れるので、故障のおそれが少ない。
【0096】さらに、作動板18および回転板22を介
してシリンダ軸12をモータ38で直接駆動させる構造
であるので、部品点数が少なく、このため、装置のコン
パクト化が図れ、狭いスペースにも設置できる。
【0097】図10,図11には第4実施例が示されて
いる。
【0098】第4実施例は後付けタイプの錠装置50を
示したもので、錠装置50は錠本体52とサムターン5
4とアタッチメント56とを有している。
【0099】錠本体52は前述した第1実施例ないし第
3実施例のいずれかと同様な構成とされており、それ自
体で独立して作動する。
【0100】錠本体52には図示しないモータ等へ電源
を供給する電源ケーブル58が取り付けられており、錠
本体52は固定用ビス60でアタッチメント56へ固定
される。
【0101】錠本体52およびアタッチメント56を貫
通するサムターン54は図示しないシリンダ軸へ連結さ
れる。
【0102】図12〜図15では既設の錠62への錠装
置50の取り付け手順が説明されている。
【0103】すなわち、図12のように既設の錠62へ
取り付けられている既設のサムターン64が図13のよ
うに取り外され、サムターン取付部66には図14,図
15のようにアタッチメント56が螺挿されて錠装置5
0が取り付けられる。
【0104】図示されるように錠装置50の取り付け角
度は上下左右斜めの任意にとることができるので、限ら
れた狭いスペースへも取り付けることができる。
【0105】また、取り付けの際には既設のサムターン
64を取り外し、アタッチメント56を螺挿するだけで
よいので、既設の錠やドア等に加工を施すことなくきわ
めて簡単にその作業を行える。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転板の動きが作動板により拘束されることがないので、
モータ等の駆動手段や歯車等の動力伝達手段が故障した
場合であっても、手動による施・解錠操作を容易に行な
える。
【0107】また、デッドボルトが中途半端な位置で停
止し、施錠状態、解錠状態のいずれをもリミットスイッ
チが感知しない場合であっても、回転板は施錠位置また
は解錠位置まで作動板で回転され、その後、作動板はも
との初期位置へ戻されるので、手動による施・解錠操作
を容易に行なえる。
【0108】また、簡単な構造であり、部品点数が少な
いので、装置のコンパクト化が図れ、狭いスペースにも
設置可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明および第2発明の原理説明図である。
【図2】第3発明の原理説明図である。
【図3】第1実施例の全体構成説明図である。
【図4】第1実施例の施錠動作説明図である。
【図5】第1実施例の解錠動作説明図である。
【図6】第2実施例の構成説明図である。
【図7】第2実施例の動作説明図である。
【図8】第3実施例の施錠動作説明図である。
【図9】第3実施例の解錠動作説明図である。
【図10】第4実施例の構成を示す正面図である。
【図11】第4実施例の構成を示す側面図である。
【図12】錠装置の取り付け手順を説明する概要図(そ
の1)である。
【図13】錠装置の取り付け手順を説明する概要図(そ
の2)である。
【図14】後付けされた錠装置の取り付け例を示す概要
図(その1)である。
【図15】後付けされた錠装置の取り付け例を示す概要
図(その2)である。
【符号の説明】
10 キー 12 シリンダ軸 14 デッドボルト 16 切り欠き部 18 作動板 20 突起 22 回転板 24 作動板駆動手段 26 アーム 30 ピニオン 32 ラック 34 ウォームホイール 36 ウォーム 38 モータ 40,42,44,46,48 リミットスイッチ 50 錠装置 52 錠本体 54 サムターン 56 アタッチメント 58 電源ケーブル 60 固定用ビス 62 既設の錠 64 サムターン 66 サムターン取付部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差し込まれたキー(10)で回動される
    シリンダ軸(12)と、 シリンダ軸(12)で駆動され、施・解錠動作を行う錠
    部材(14)と、 シリンダ軸(12)にフリー状態で支持され、円弧形状
    の切り欠き部(16)が所定角度で形成された作動板
    (18)と、 シリンダ軸(12)に拘束状態で支持され、切り欠き部
    (16)の円弧内をその円弧角より小さい角度で揺動自
    在に配置される突起(20)が設けられた回転板(2
    2)と、 施・解錠時には、作動板(18)を回転させ、切り欠き
    部(16)の端面で突起(20)をフックして施・解錠
    位置まで回転板(22)を回転させた後、回転前の初期
    位置へ作動板(18)を逆回転する作動板駆動手段(2
    4)と、 を有する、ことを特徴とする錠装置。
  2. 【請求項2】 差し込まれたキー(10)で回動される
    シリンダ軸(12)と、 シリンダ軸(12)で駆動され、施・解錠動作を行う錠
    部材(14)と、 シリンダ軸(12)にフリー状態で支持され、円弧形状
    の切り欠き部(16)が略120度の角度で形成された
    作動板(18)と、 シリンダ軸(12)に拘束状態で支持され、切り欠き部
    (16)の円弧内を略90度の角度で揺動自在に配置さ
    れる突起(20)が設けられた回転板(22)と、 施・解錠時には、作動板(18)を回転させ、切り欠き
    部(16)の端面で突起(20)をフックして施・解錠
    位置まで回転板(22)を回転させた後、回転前の初期
    位置へ作動板(18)を逆回転する作動板駆動手段(2
    4)と、 を有する、ことを特徴とする錠装置。
  3. 【請求項3】 差し込まれたキー(10)で回動される
    シリンダ軸(12)と、 シリンダ軸(12)で駆動され、施・解錠動作を行う錠
    部材(14)と、 シリンダ軸(12)の近傍位置へ平行移動自在に配置さ
    れ、切り欠き部(16)が形成された作動板(18)
    と、 シリンダ軸(12)に拘束状態で支持され、切り欠き部
    (16)内を揺動自在に配置される突起(20)が設け
    られた回転板(22)と、 施・解錠時には、切り欠き部(16)の端面で突起(2
    0)をフックさせた状態で作動板(18)を平行移動
    し、施・解錠位置まで回転板(22)を回転させた後、
    移動前の初期位置へ作動板(18)を戻す作動板移動手
    段(25)と、 を有する、ことを特徴とする錠装置。
JP14501991A 1991-06-17 1991-06-17 錠装置 Pending JPH0593479A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020172794A (ja) * 2019-04-11 2020-10-22 株式会社ビットキー 施解錠制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020172794A (ja) * 2019-04-11 2020-10-22 株式会社ビットキー 施解錠制御装置

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