JPH059314Y2 - - Google Patents

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JPH059314Y2
JPH059314Y2 JP1986152090U JP15209086U JPH059314Y2 JP H059314 Y2 JPH059314 Y2 JP H059314Y2 JP 1986152090 U JP1986152090 U JP 1986152090U JP 15209086 U JP15209086 U JP 15209086U JP H059314 Y2 JPH059314 Y2 JP H059314Y2
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plates
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は組立箱体、特に軽量品の収納に適する
組立が容易で、確実なシート素材からの箱体に関
する。ここにシート素材とは、紙、厚紙、合成
紙、ボール紙、段ボール紙を含む素材である。
本考案の組立箱体は菓子、寿司等の食品用の収
納箱として好適である。
〈従来の技術〉 現在、一枚の基板から底面板、側壁板及び蓋板
を連設して設け、これによつて各種家形をした包
装容器を組み立てられているものが知られる(実
開昭58−84919号、実開昭55−145419号)。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記従来の技術はいずれも一枚
の基板から複雑な構造の家形を組み立てるために
構造上包装容器としては不安定なものとなり、運
搬中において不測の開放事故が生じる虞れがあ
り、このために上記実開昭58−84919号のもので
は容器本体1を取手2によつて帯状に囲繞するこ
とによつて確実な帯封をしている。
また、上記従来の包装容器の側壁板は正四角形
のものであつて容器としての機能はあるものの、
建築物としての優雅性や豪華性を現わすことがで
きなかつた。
本案の目的の一つは、帯状の取手のように別部
材を用いることなく、一枚の基板から包装容器と
して形態を変形させず、確実に保持するようにし
た包装容器を提供せんとする。
本案の他の目的は、容器の周囲となる側壁板を
上部に向つて狭くすることにより美しくして容器
としての付加価値をつけた包装容器を提供せんと
する。
〈本案の構成〉 本案は、上記目的に鑑みてなされたものであ
り、その要旨とするところは四角形の底面板A
と、該底面板の上下左右には折線を介して相対す
る4個の側壁板B,C,D,Eを連設し、各隣接
する前記側壁板B,C,D,Eには各折線を介し
て接続する接続板Lを接続し、各接続板Lには前
記側壁板間を通る底面板隅部を頂点とする三角形
及びこの三角形の垂線を含む折線を設け、また相
対する一方の側壁板側B,Cには棟部Kを含む屋
根形の蓋板G,H,Fを連設すると共に、該蓋板
の端部に掛止手段を設け、さらに前記蓋板を連設
した側壁板B,Fの上部側には前記接続板に沿つ
て左右に延設し、先端部に切込m1,m2を設けて
互いに掛止させる掛止片M1,M2を左右に連設し
た一枚の基板を用い、前記各折線で4個の側壁板
を起立し、接続板の折線を折畳み、掛止手段を掛
止させることにより、前記垂線を含む三角形の折
線によつて前記相対する側壁板B,C,D,Eを
上部に向けて狭くし、かつ前記延設した掛止片
M1,M2を各切込m1,m2によつて掛止させたこ
とを特徴とする組立て包装容器にある。
本案は展開図面に基づいて打抜かれ、接着箇
所、嵌合・係止片及び差込・係止片を設けて容易
にかつ確実に組み立てられるようにした六面体上
に屋根構造を備える箱体である。ここに云う六面
体は必ずしも直六面体に限定されず、各面が斜交
することもあるので、組立てられる箱体は通常の
家屋模型のみに限られず、例えば本願実施例2に
示すように箱枕形のような場合も含む。またここ
に屋根と称するのは、通常建築上の屋根を意味
し、次に示すような種類の屋根を含む。例えば、
カマボコ型屋根、片流屋根、切妻屋根、寄棟屋
根、入母屋造り、半切妻、腰屋根、越し屋根、陸
屋根、M形屋根等である。
本案組立箱体の一つの特徴は展開図面の接合箇
所に接着剤の貼着部分(対応箇所を斜線で示す)
を設けるとともに、締付を確実にするため必要な
箇所に一対の嵌合・係止片を設け、これらを交差
させて係止するようにするとか、または溝状穴と
対応する差込・係止片を設けて係止によつて組立
を保全するようにしている。
次に本案をその実施例について添付図面を引用
して説明する。
〈実施例〉 実施例 1 この例は直六面体上に寄棟屋根が設けられるよ
うに設計した組立箱体で、第1図は展開図面、第
2図は組立中の斜視図、第3図は完成斜視図であ
る。
これらの図面において、Aは底面、B,C,
D,Eは側壁、Fは天井、G,Hは主屋根、I,
Jは寄屋根、Kはうだつ、Lは折込み部(斜線は
接着箇所)、M1,M′1は対応する嵌合・係止片、
m1,m′1は係止孔、M2,M′2は対応する嵌合・係
止片、m2,m′2は係止孔である。N1,N′1は対応
する嵌合・係止片、n1,n′1は係止孔、N2,N′2
対応する嵌合・係止片、n2,n′2は係止孔である。
fは差込み片である。O1,O2は差込係止片、p1
p2は係止溝、p′1,p′2は差込み溝である。これら
の組立順序は次の通りである。
先ず展開図面について、Aは底面とし、周囲の
折線を内側に直角に折り曲げ、側壁B,C,D,
Eを立て、折り込み部Lを内側に折畳み、斜線を
施こした部分は接着剤により互いに対応部分を貼
着する。
次にFをCに対し内側に直角に折り曲げ、fを
遊離させる。M1,M′1を直角に折り、m1,m′1
嵌合、係止させ、同様にしてM2,M′2を直角に
折り、m2,m′2を嵌合、係止させる。これによつ
て、側壁B,Cを固定し、D,Eを抑止する。主
屋根G,K,Hを順次折り曲げ、H端の差込係止
片O1,O2をC,F間折線上の係止溝p′1,p′2に差
し込み片O1,O2を摺動させ、差込み溝p1,p2
係止させる(第2図参照)。
次に寄屋根I,Jを主屋根方向に折り曲げ、頂
片T1,T2をうだつKの両端に接触させ、外側か
ら嵌合・係止片N1,N′1及びN2,N′2を折り曲
げ、夫々の係止孔n1,n′1及びn2,n′2の嵌合によ
り係止させて、組立を完成させる(第3図参照)。
実施例 2 この例は側壁が斜交する六面体にかまぼこ型屋
根を備える箱枕形の組立箱体で、第4図は展開
図、第5図は組立途中の斜視図、第6図は完成斜
視図である。
これらの図面において、Aは底辺、B,Cは長
側壁、D,Eは短側壁、Fはかまぼこ型屋根、
F′は屋根下片であり、Lの斜線部分は折重ね部分
で対応部を接着する。G,G′及びH,H′は夫々
対応する嵌合・係止片で直角に折り曲げ、切込み
g,g′及びh,h′により、夫々D,Eを内側に入
れて嵌合させ、これらを抑止する。I1,I2は挿し
込み片で、係止溝i1,i2を摺動させ対応する溝穴
I′1,I′2により係止される。fは遊離片である。
これらの組立について説明すると、Aを底面と
し側壁B,Cを折り線から略直角に内側に折り曲
げ、D,Eについても同様にする。斜線で示され
る対応部Lを畳み込みながら、接着剤により貼着
する。嵌合・係止片G,G′,H,H′を夫々係止
溝g,g′及びh,h′により嵌合、係止して組立を
確実にする(第5図参照)。かまぼこ型屋根Fを
D,Eの頂部に載せて曲げ、差し込み片I1,I2
側壁C上側の溝穴I′1,I′2に差し込み、切欠き溝
i1,i2に摺動させて係止、固定し、組立を完了す
る(第6図参照)。
〈考案の効果〉 以上述べたように、本考案は単に一枚の基板か
ら底面板、側壁板及び蓋板を設けこれらによつて
各種屋根の包装容器を組み立てるだけのものでは
なく、各隣接する側壁板間に垂線を含む三角形の
折線を設けて折畳むことによつて容器を組み立て
た際に少なくとも相対する側の側壁板が上部に向
つて狭くしているので容器が上部に向つて細く形
勢でき優雅な包装容器が得られる。
また、蓋板を連設した相対する側壁板の上部側
に先端部に切込を設けた接続板を設け、各対する
接続板をそれぞれの切込みによつて掛止するの
で、形くずれしない強固な包装容器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本案組立箱体の第1の態様
を示す図面、第4図乃至第6図は同第2の態様を
示す図面であり、第1図、第4図は各態様の展開
図面、第2図、第5図は組立途中の斜視図、第3
図、第6図は各態様の完成斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四角形の底面板と、該底面板の上下左右には折
    線を介して相対する4個の側壁板を連設し、各隣
    接する前記側壁板には各折線を介して接続する接
    続板を接続し、各接続板には前記側壁板間を通る
    底面板隅部を頂点とする三角形及びこの三角形の
    垂線を含む折線を設け、また相対する一方の側壁
    板側には棟部を含む屋根形の蓋板を連設すると共
    に、該蓋板の端部に掛止手段を設け、さらに前記
    蓋板を連設した側壁板の上部側には前記接続板に
    沿つて左右に延設し、先端部に切込を設けて互い
    に掛止させる掛止片を左右に連設した一枚の基板
    を用い、前記各折線で4個の側壁板を起立し、接
    続板の折線を折畳み、掛止手段を掛止させること
    により、前記垂線を含む三角形の折線によつて前
    記相対する側壁板を上部に向けて狭くし、かつ前
    記延設した掛止片を各切込によつて掛止させたこ
    とを特徴とする組立て包装容器。
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