JPH0593130A - 耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物の製造方法

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JPH0593130A
JPH0593130A JP28028091A JP28028091A JPH0593130A JP H0593130 A JPH0593130 A JP H0593130A JP 28028091 A JP28028091 A JP 28028091A JP 28028091 A JP28028091 A JP 28028091A JP H0593130 A JPH0593130 A JP H0593130A
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JP
Japan
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resin composition
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group
ppe
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JP28028091A
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English (en)
Inventor
Kiyoji Takagi
喜代次 高木
Koji Nishida
耕治 西田
Toshio Ito
利夫 伊藤
Shigekazu Oi
重和 大井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリフェニレンエーテレル 2〜60重量%
及び飽和ポリエステル40〜98重量%からなる樹脂組
成物(更に、耐衝撃改良材;耐衝撃改良材と同一分子内
に不飽和基と極性基を併せ持つ化合物;あるいは耐衝撃
改良材、同一分子内に不飽和基と極性基を併せ持つ化合
物及びヒドロキシアルキル化ポリフェニレンエーテルを
それぞれ特定量追加混合することができる)を真空装置
付きベント口を1以上有する混練機を用い各ベント口を
200Torr以下の減圧下に保持しながら溶融混練する製
造方法。 【効果】 耐衝撃性の向上した樹脂組成物が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐衝撃性(特に高速面
衝撃)、耐熱性、耐溶剤性、寸法安定性、及び成形品外
観が優れた熱可塑性樹脂組成物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニレンエーテル(以下、PPE
と略称する)は優れた耐熱性、寸法安定性、非吸湿性及
び電気特性などを有するエンジニアリングプラスチック
スとして知られているが、溶融流動性が悪く成形加工が
困難であり、かつ耐溶剤性、耐衝撃性が劣るという欠点
がある。
【0003】一方、飽和ポリエステルは、成形加工性、
耐溶剤性及び機械的強度が優れたエンジニアリングプラ
スチックスとして、自動車部品や電気・電子機器部品の
分野などで広く使用されている。しかしながら本樹脂
は、成形収縮率及び線膨張率が大きく、また、高温にお
ける剛性の低下が大きいという欠点を有する。これを改
良するため、ガラス繊維などの強化剤を充填する方法が
提案されているが成形品の外観が悪化することから、要
求分野によっては、その使用が制限されるという問題を
有する。
【0004】このため、PPEと飽和ポリエステルの良
好な性質を併せ持ち、望ましくない性質を相補う組成物
が得られれば、利用分野の広い優れた樹脂材料の提供が
可能となり、その工業的意味は非常に大きいものといえ
る。そこで両者の長所を損なわずに欠点を相補った成形
材料を提供する目的で、例えば、両樹脂を単純に溶融混
合した組成物が、特公昭51−21664号、特開昭4
9−50050号、同49−75662号及び同59−
159847号各公報に開示されている。
【0005】しかしながら、このような単純なブレンド
系では、PPEと飽和ポリエステルとは、本質的に相溶
性に乏しいため、この二相構造の界面の接着性は良好で
はなく、この二相は均一かつ微細な形態となり難く、射
出成形などの成形加工時の剪断応力を受けたとき、層状
剥離(デラミネーション)を生じ易く、得られた成形品
の外観が悪化したり、二相界面が欠陥部となり、寸法精
度、耐熱性、剛性等の機械的特性及び耐溶剤性等の物理
的特性が優れた組成物は得られない。
【0006】このため、両者の相溶性を改良する技術が
いくつか提案されている。例えば、分子内に(i)炭素
−炭素二重結合又は炭素−炭素三重結合及び(ii)カル
ボン酸、酸無水物、酸アミド、エポキシ基、水酸基等か
ら選ばれる一つ以上の基を併せ持つ化合物を反応させて
得られる変性PPEを用いる方法(特開昭62−257
958号、同63−54427号及び特表昭63−50
0803号各公報等)、アルコキシシリル基変性PPE
を用いる方法(特表昭63−503392号公報)、オ
キサゾリン変性PPEを用いる方法(特開平2−187
453号公報)、ヒドロキシル又はカルボキシル末端停
止ポリスチレンにより変性されたポリエステルを用いる
方法(特開平2−170852号公報)、オキシカルボ
ン酸類を配合する方法(特開平2−129259号公
報)等が開示されている。しかしこれらの方法を用いて
もPPEと飽和ポリステルの両者の相溶性を改良するた
めには不十分の場合が多く、また、得られた組成物の機
械的特性も未だ十分といえず、より一層の改良が望まれ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、PPEと飽
和ポリエステルとの混和性が極めて優れ、両成分が均質
で微細な混合状態を示し、これにより射出成形などの成
形加工時に、剪断応力を受けた場合の層状剥離を抑制
し、得られた成形品の耐熱性と耐衝撃性(特に高速面衝
撃)及び剛性の機械的強度バランスが優れ、かつ成形品
の外観光沢が改良された熱可塑性樹脂組成物の製造方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、PPEと飽和
ポリエステルとを溶融混練するに当り、混練機に設置し
たベント口を減圧下に保持して製造した樹脂組成物が、
耐高速面衝撃性と剛性との物性バランスが優れ、かつ成
形品の外観光沢が良好な組成物となることを見出し、本
発明に到達した。
【0009】すなわち本発明は、(a)PPE2〜60
重量%及び(b)飽和ポリエステル40〜98重量%よ
りなるポリエステル組成物(P)を溶融混練するに当
り、真空装置付ベント口を1以上有する混練機を用い、
各ベント口を200Torr以下の減圧下に保持することを
特徴とする耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物の製造方法であ
る。
【0010】ここで、本発明に使用する樹脂組成物とし
ては、上記ポリエステル組成物(P)100重量部に対
して;(c)耐衝撃改良材1〜70重量部を配合した樹
脂組成物;(c)耐衝撃改良材1〜70重量部及び
(d)同一分子内に不飽和基と極性基を併せ持つ化合物
0.1〜20重量部とを配合した樹脂組成物;あるいは
(c)耐衝撃改良材1〜70重量部、(d)同一分子内
に不飽和基と極性基を併せ持つ化合物及び(e)ヒドロ
キシアルキル化PPE1〜70重量部とを配合した樹脂
組成物を使用することができる。以下、本発明を詳細に
説明する。 <PPE(a)>本発明で使用するPPEは、一般式
(I)
【0011】
【化1】
【0012】(式中、Q1 は各々ハロゲン原子、第一級
若しくは第二級アルキル基、フェニル基、アミノアルキ
ル基、炭化水素オキシ基又はハロ炭化水素オキシ基を表
し、Q2 は各々水素原子、ハロゲン原子、第一級若しく
は第二級アルキル基、フェニル基、ハロアルキル基、炭
化水素オキシ基又はハロ炭化水素オキシ基を表し、mは
10以上の数を表す)で示される構造を有する単独重合
体又は共重合体である。Q1 及びQ2 の第一級アルキル
基の好適な例は、メチル、エチル、n−プロピル、n−
ブチル、n−アミル、イソアミル、2−メチルブチル、
n−ヘキシル、2,3−ジメチルブチル、2−、3−若
しくは4−メチルペンチル又はヘプチルである。第二級
アルキル基の好適な例は、イソプロピル、sec −ブチル
又は1−エチルプロピルである。多くの場合、Q1 はア
ルキル基又はフェニル基、特に炭素数1〜4のアルキル
基であり、Q2 は水素原子である。
【0013】好適なPPEの単独重合体としては、例え
ば、2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル単
位からなるものである。好適な共重合体としては、上記
単位と2,3,6−トリメチル−1,4−フェニレンエ
ーテル単位との組合せからなるランダム共重合体であ
る。多くの好適な、単独重合体又はランダム共重合体
が、特許、文献に記載されている。例えば、分子量、溶
融粘度及び/又は耐衝撃強度等の特性を改良する分子構
成部分を含むPPEも、また好適である。
【0014】ここで使用するPPE(a)は、クロロホ
ルム中で、30℃の固有粘度が0.2〜0.8dl/gであ
るものが好ましい。更に好ましくは、固有粘度が0.2
〜0.5dl/gものであり、とりわけ好ましくは、固有粘
度が0.25〜0.4dl/gのものである。
【0015】固有粘度が0.2dl/g未満では組成物の耐
衝撃性が不足し、0.8dl/g超過では組成物の成形性と
成形品外観に難が生じる。
【0016】〈飽和ポリエステル(b)〉本発明におい
て用いる飽和ポリエステルとしては、種々のポリエステ
ルが使用可能である。
【0017】例えば、その一つとして、通常の方法に従
って、ジカルボン酸又はその低級アルキルエステル、酸
ハライド若しくは酸無水物誘導体と、グルコール又は2
価フェノールとを縮合させて製造する熱可塑性ポリエス
テルが挙げられる。
【0018】このポリエステルを製造するに適した芳香
族又は脂肪族ジカルボン酸の具体例としては、シュウ
酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ス
ベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、テレフタル酸、
イソフタル酸、p,p´−ジカルボキシジフェニルスル
ホン、p−カルボキシフェノキシ酢酸、p−カルボキシ
フェノキシプロピオン酸、p−カルボキシフェノキシ酪
酸、p−カルボキシフェノキシ吉草酸、2,6−ナフタ
リンジカルボン酸又は2,7−ナフタリンジカルボン酸
等あるいはこれらのカルボン酸の混合物が挙げられる。
【0019】またポリエステルの製造に適する脂肪族グ
リコールとしては、炭素数2〜12の直鎖アルキレング
リコール、例えばエチレングリコール、1,3−プロピ
レングリコール、1,4−ブテングリコール、1,6−
ヘキセングリコール、1,12−ドデカメチレングリコ
ール等が例示される。また、芳香族グリコール化合物と
しては、p−キシリレングリコールが例示され、2価フ
ェノールとしては、ピロカテコール、レゾルシノール、
ヒドロキノン又はこれらの化合物のアルキル置換誘導体
が挙げられる。他の適当なグルコールとしては、1,4
−シクロヘキサンジメタノールも挙げられる。
【0020】他の好ましいポリエステルとしては、ラク
トンの開環重合によるポリエステルも挙げられる。例え
ば、ポリピバロラクトン、ポリ(ε−カプロラクトン)
等である。
【0021】また、更に他の好ましいポリエステルとし
ては、溶融状態で液晶を形成するポリマー(Thermotropi
c Liquid Crystal Polymer; TLCP) としてのポリエステ
ルがある。これらの区分に入るポリエステルとしては、
イーストマンコダック社のX7G、ダートコ社のXyday
(ザイダー)、住友化学社のエコノール、セラニーズ社
のベクトラ等が代表的な商品である。
【0022】以上、挙げた飽和ポリエステル(b)の中
でも、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブ
チレンテレフタレート(PBT)、ポリナフタレンテレ
フタレート(PEN)、ポリ(1,4−シクロヘキサン
ジメチレンテレフタレート)(PCT)又は液晶性ポリ
エステル等が本発明の熱可塑性樹脂組成物に好適な飽和
ポリエステルである。
【0023】ここで使用する飽和ポリエステル(b)の
粘度は、フェノール/1,1,2,2−テトラクロルエ
タン=60/40重量%混合液中、20℃で測定した固
有粘度が0.5〜5.0dl/gの範囲が好ましい。更に好
ましくは、1.0〜4.0dl/g、とりわけ好ましくは
2.0〜3.5dl/gである。固有粘度が0.5dl/g未満
であると、耐衝撃性が不足し、5.0dl/g超過では、成
形性に難がある。
【0024】〈耐衝撃改良材(c)〉耐衝撃改良材
(c)としては、エラストマーを用いる。このエラスト
マーの引張弾性率が高すぎると、耐衝撃改良材として、
十分機能しないので、エラストマーの引張弾性率は50
00kg/cm2(ASTM D 882)以下が好ましく、
3500kg/cm2以下であることがより好ましい。エラス
トマーとしては、天然ゴム又はジエン系合成ゴム、例え
ばポリブタジエン、ポリイソプレン又はかかるジエンと
ビニル単量体、例えばスチレンのようなビニル芳香族単
量体との共重合体がある。
【0025】具体的には、スチレン−ブタジエン−スチ
レンの3元共重合体又はその水素化物;ポリブタジエ
ン、ポリクロロブタジエン、例えばネオブレン;イソブ
チレンとブタジエン又はイソプレンとの共重合体;ポリ
イソプレン;エチレンとプロピレンとの共重合体又はブ
タジエンとの共重合体;サイオコールゴム;多硫化ゴ
ム;アクリルゴム;ポリウレンタンゴム;ジエン、例え
ばブタジエン又はイソプレンと各種の単量体、例えばア
ルキル不飽和エステル等との共重合体を挙げることがで
きる。
【0026】また、これらのエラストマーにマレイン
酸、マレイン酸モノメチルエステル、無水マレイン酸、
イタコン酸、イタコン酸モノメチルエステル、無水イタ
コン酸、フマール酸等のα,β−不飽和ジカルボン酸、
又は、エンド−ビシクロ[2.2.1]−5−ヘプテン
−2,3−カルボン酸若しくはこれらの誘導体等の脂環
式カルボン酸をパーオキサイド、電離放射線、紫外線等
を利用して、グラフト重合したものを使用してもよい。
【0027】〈同一分子内に不飽和基と極性基とを併せ
持つ化合物(d)〉本発明で使用する同一分子内に不飽
和基と極性基とを併せ持つ化合物(d)は、不飽和基す
なわち、炭素−炭素二重結合又は炭素−炭素三重結合
と、極性基すなわち、飽和ポリエステル中に含まれるエ
ステル結合、連鎖末端に存在するカルボキシル基若しく
は水酸基と親和性又は化学反応を示す官能基とを同一分
子内に併せ持つ化合物である。前記の官能基としては、
エポキシ基、カルボキシル基、カルボキシル基から誘導
される各種の塩若しくは酸無水物、水酸基、オキサゾリ
ン、アミノ基、ニトリル、エステル、イミド、酸アミド
等が挙げられる。具体的には、グリシジルメタクリレー
ト、グリシジルアクリレート、分子内にエポキシ基とア
クリルアミド基を持つ化合物等が好ましく、より好まし
くは0.07重量%以上のオキシラン酸素を有するエポ
キシ化液状ポリブタジエン又はエチレン結合とグリシジ
ル基を、1重量%以上有する少なくともグリシジルメタ
クリレートの2元共重合体若しくは、エチレンと共重合
し得る第三成分モノマーとの3元共重合体である。
【0028】エポキシ化液状ポリブタジエンは、液状ポ
リブタジエンのエチレン結合に酸素原子を付加させるこ
とによってエポキシ化したものであり、オキシラン酸素
量が0.07重量%以上で分子量は500〜10000
の範囲のものである。
【0029】オキシラン酸素とは、エチレン結合に付加
した酸素を示し、オキシラン酸素量とは、エポキシ化液
状ポリブタジエン中に占めるオキシラン酸素の重量%で
ある。
【0030】エポキシ化液状ポリブタジエンの二重結合
のミクロ構造、すなわち、ビニル基、トランス−1,4
構造及びシス−1,4構造の比率は、いかなるものも本
発明に含まれる。
【0031】本発明で使用するエポキシ化液状ポリブタ
ジエンのオキシラン酸素量は、0.07重量%以上が好
ましい。これを下回ると、耐衝撃強度が不満足となる。
【0032】エチレンと少なくともグリシジルメタクリ
レートに2元共重合体若しくは、これとエチレンと共重
合し得る第三成分モノマーとの3元共重合体を用いるこ
とができる。特にグリシジル基量が1重量%以上のもの
が好ましい。本発明で使用する不飽和基と極性基とを併
せ持つ化合物(d)は、1種類若しくは2種類以上を組
み合わせて使用してもよい。
【0033】〈ヒドロキシアルキル化PPE(e)〉本
発明で使用するヒドロキシアルキル化PPEは、末端フ
ェノール性水酸基に、変性剤によりアルコール性水酸基
を付加したPPEであって、例えば、以下の(A)〜
(E)に示す方法により、PPEと変性剤とを、PPE
を溶解できる有機溶媒の存在下又は非存在下で、塩基性
触媒を用いて50〜200℃の温度で反応させる方法等
により得ることができる。 (A)PPE(I)に、式(IIIA)
【0034】
【化2】
【0035】で示されるグリシドールを反応させ、一般
式(IIA)
【0036】
【化3】
【0037】(式中、Q1 、Q2 及びmは前記と同じ。
nは1〜10の数を表す)で示されるヒドロキシアルキ
ル化PPEを製造する方法(特願平2−45653
号)。 (B)PPE(I)に、一般式(IIIB)
【0038】
【化4】
【0039】(式中、Xはハロゲン原子を表す)で示さ
れるエピハロヒドリン、例えばエピクロルヒドリンを反
応させ、次に得られた末端グリシジル変性PPEを加水
分解し、一般式(IIB)
【0040】
【化5】
【0041】(式中、Q1 、Q2 及びmは前記と同じ)
で示されるヒドロキシアルキル化PPEを製造する方法
(特願平2−45653号)。
【0042】(C)PPE(I)に、一般式(IIIC) X−R1 −OH(IIIC) (式中、R1 は炭素数1〜10のアルキレン基を表す。
Xは前記と同じ)で示されるハロゲン化アルキルアルコ
ール、例えば2−クロルエタノール又は3−クロル−1
−プロパノール等を反応させ、一般式(IIC)
【0043】
【化6】
【0044】(式中、Q1 、Q2 、m及びR1 は前記と
同じ)で示されるヒドロキシアルキル化PPEを製造す
る方法(特願平2−92998号)。 (D)PPE(I)に、一般式(IIID)
【0045】
【化7】
【0046】(式中、R2 は水素原子又は炭素数1〜8
のアルキル基を表す)で示されるアルキレンカーボネー
ト、例えばエチレンカーボネート又はプロピレンカーボ
ネート等を反応させ、一般式(IID)
【0047】
【化8】
【0048】(式中、Q1 、Q2 、m及びR2 は前記と
同じ)で示されるヒドロキシアルキル化PPEを製造す
る方法(特願平2−45655号)。
【0049】(E)PPE(I)に、一般式(IIIE)
【0050】
【化9】
【0051】(式中、R3 は水素原子又は炭素数1〜8
のアルキル基を表す)で示されるアルキレンオキシド、
例えばエチレンオキシド又はプロピレンオキシド等を反
応させ、一般式(IIE)
【0052】
【化10】
【0053】(式中、Q1 、Q2 、m及びR3 は前記と
同じ)で示されるヒドロキシアルキル化PPEを製造す
る方法(特開昭63−128021号公報)。
【0054】なお、ここで、使用する有機溶媒は、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;クロロ
ホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素;クロルベ
ンゼン、ジクロルベンゼン等のハロゲン化芳香族炭化水
素;N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−
2−イミダゾリジノン等の複素環式化合物等である。
【0055】また、塩基性触媒としては、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド等のアルコラート;水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸
化物;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属
炭酸塩等が挙げられる。
【0056】これらの反応に用いるPPEと変性剤の反
応量比は、PPEの末端フェノール性水酸基1モルに対
して、変性剤1〜50モルであり、塩基性触媒の使用量
は、PPE100重量部に対し、0.5〜50重量部で
ある。
【0057】以上の(A)〜(E)に示す方法により得
られるヒドロキシアルキル化PPE(IIA)〜(IIE)の中
で、 本発明においては、 反応活性及び反応性の異なるア
ルコール性水酸基を2個以上有する(IIA)又は(IIB) が
好ましく、(IIA)が特に好ましい。
【0058】〈構成成分の組成比〉以上述べた成分
(a)及び(b)よりなるポリエステル組成物(P)の
組成比は、下記のとおりである。 成分(a):2〜60重量%、好ましくは5〜55重量
%、とりわけ好ましくは、10〜50重量%である。成
分(a)が2重量%未満では、耐熱性が不満足であり、
60重量%超過では耐溶剤性及び耐衝撃性が不満足であ
る。 成分(b):40〜98重量%、好ましくは45〜95
重量%、とりわけ好ましくは55〜90重量%である。
成分(b)が40重量%未満では、耐溶剤性及び耐衝撃
性が不満足であり、98重量%超過では耐熱剛性が不足
である。
【0059】また成分(c)、(d)及び(e)を配合
する場合の配合組成比は、ポリエステル組成物(P)1
00重量部に対し、外数として加える量が、各々下記の
とおりである。 成分(c):1〜70重量部、好ましくは5〜60重量
部、とりわけ好ましくは、10〜50重量部である。成
分(c)が1重量部未満では、耐衝撃性が不足し、70
重量部超過では耐熱性が不足である。 成分(d):0.1〜20重量部、好ましくは0.2〜
15重量部、とりわけ好ましくは0.5〜10重量部で
ある。成分(d)が0.1重量部未満では耐衝撃性が不
足し、20重量部超過では、成形品外観に難がある。 成分(e);1〜70重量部、好ましくは2〜60重量
部、とりわけ好ましくは5〜40重量部である。成分
(e)が1重量部未満では、耐衝撃性が不足し、70重
量部超過では耐溶剤性及び耐衝撃性が不満足である。
【0060】〈付加的成分〉本発明による耐衝撃性熱可
塑性樹脂組成物には、他の付加的成分を添加することが
できる。例えば、飽和ポリエステルに周知の酸化防止
剤、耐候性改良剤、造核剤、難燃剤等の添加剤を;また
PPEに周知の酸化防止剤、耐候性改良剤、可塑剤、流
動性改良剤等を付加的成分として使用できる。また有機
・無機充填剤、補強剤、特にガラス繊維、マイカ、タル
ク、ワラストナイト、チタン酸カリウム、炭酸カルシウ
ム、シリカ等の添加は剛性、耐熱性、寸法精度等の向上
に有効である。実用のために各種着色剤及びそれらの分
散剤なども周知のものが使用できる。
【0061】〈組成物の製造及び成形法〉本発明の耐衝
撃性熱可塑性樹脂組成物を得るための溶融混練機として
は、熱可塑性樹脂について実用されているベント口を設
けた溶融混練機が適用できる。例えば、一軸又は多軸混
練押出機、ロール、バンバリーミキサー等であってもよ
い。
【0062】ベント口は減圧に保持されければならない
ため、混練機内の樹脂は、ベント口の前段部において少
なくとも一部が溶融し、減圧シールできるようにすべき
である。また、混練機内の樹脂は、ベント口到達以前
に、溶融状態で長時間保持されると、耐衝撃性が低下す
るので、可能な範囲でベント口に到達する直前で溶融す
るのが好ましい。
【0063】ベント口に直結させる真空装置は、ベント
口の減圧度に応じて、その能力を選択すればよく、その
型式等については任意である。
【0064】ベント口の減圧度は200Torr以下に保持
すべきである。200Torrより大きいときは、PPEと
飽和ポリエステルの相溶性が悪くなり(ドメイン分散粒
径:大)、耐衝撃性が不満足となる。好ましくは100
Torr以下であり、特に好ましくは50Torr以下である。
【0065】1つのベント口でもよいが、好ましくは、
複数のベント口を設けて、溶融混練すると、耐衝撃性が
更に良くなる。
【0066】また、混練の順序は、全成分を同時に混練
してもよく、あらかじめ予備混練したブレンド物を用い
て混練してもよい。更に押出機の途中から遂次、各成分
をフィードし、混練してもよい。
【0067】本発明の耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物の成
形加工法は特に限定されるものではなく、熱可塑性樹脂
について一般に用いられている成形法、すなわち射出成
形、中空成形、押出成形、シート成形、熱成形、回転成
形、積層成形、プレス成形等の成形法が適用できる。
【0068】
【実施例】以下、本発明を実施例によって、詳しく説明
する。 実施例1〜2 使用した各成分は次のとおりである。 成分(a)のPPE:日本ポリエーテル(株)にて試作
したポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエー
テル)で30℃におけるクロロホルム中で測定した固有
粘度[η]0.31dl/gを用いた。
【0069】成分(b)の飽和ポリエステル:鐘紡
(株)製ポリブチレンテレフタレート(PBT)(商品
名:PBT128)を用いた。 成分(c)の耐衝撃改良材:シェル社製水素化スチレン
−ブタジエンブロック共重合体(SEBS)(商品名:
クレートンG1652)を用いた。
【0070】成分(d)の同一分子内に不飽和基と極性
基とを併せ持つ化合物:オキシラン酸素量が7.5重量
%で分子量が約1,000であるエポキシ化液状ポリブ
タジエン(アデカアーガス社製、BF−1000)を使
用した。
【0071】成分(e)のヒドロキシアルキル化PP
E:固有粘度[η]0.29dl/gのPPE500gに、
トルエン5リットルを加え、窒素雰囲気下、100℃で
撹拌して完全溶解させた。この溶液に触媒のナトリウム
エトキシド75gをあらかじめ溶解させたエタノール5
00mlを加えた後、グリシドール250gを滴下した。
更に、100℃で5時間撹拌を続けた。反応混合物をメ
タノール25リットル中に注ぎ、生成物のヒドロキシア
ルキル化PPEを沈殿させた。生成物をろ別して、メタ
ノールで2回洗浄後、80℃で減圧加熱乾燥した。
【0072】このヒドロキシアルキル化PPEはその赤
外線吸収スペクトルの3,380cm-1付近に水酸基に由
来する吸収を示した。また、末端基のフェノール性水酸
基の定量を実施したところ、74%が反応し、未反応P
PEを26%含んでいることが判明した。
【0073】なお、PPEの末端フェノール性水酸基の
反応率は、ジャーナル・オブ・アプライド・ポリマー・
サイエンス:アプライド・ポリマー・シンポジウム(Jo
urnal of Applied Polymer Science: Applied Polymer
Symposium)、34巻、(1987年)、103〜117
頁に記載の方法に準じて、反応前後の末端フェノール性
水酸基を定量して計算した。
【0074】表1に示した配合比で上記の各成分をスー
パーミキサーにて十分混合撹拌した。次いでこれを3個
所にベント口を有する、図1に示した(株)日本製鋼所
製TEX44二軸型混練押出機(L/D=40)を用い
て、設定温度230℃、スクリュー回転数350rpm 、
そして各ベント口を表1中に示す減圧条件に保持して溶
融混練し、組成物とした後、ペレット化した。
【0075】上記の樹脂組成物のペレットから、インラ
インスクリュー式射出成形機(東芝機械製作所製IS−
90B型)を用い、シリンダー温度260℃、金型冷却
温度80℃にて射出成形を行い、試験片を作成した。
【0076】なお、射出成形に際しては、その直前まで
減圧乾燥器を用い、0.1mmHg、80℃の条件で48時
間乾燥を行った。また。射出成形された試験片は、成形
直後にデシケータに入れ、23℃にて4〜6日間静置し
た後、評価試験を行い結果を表1に示した。
【0077】なお、各物性値と諸特性は、下記の方法に
より測定した。 (1)曲げ弾性率 ISO R178−1974 Procedure 12(JIS
K 7203)に準じ、インストロン試験機を用い、
測定した。 (2)アイゾット衝撃強度 ISO R180−1969(JIS K 7110)
ノッチ付アイゾット衝撃強度に準じ、東洋精機製作所製
アイゾット衝撃試験機を用いて測定した。 (3)熱変形温度 東洋精機製作所製のHDTテスターを用いて、JIS
K 7207に準じて4.6kg荷重で評価した。 (4)高速面衝撃試験 支持台(穴径2インチ)上に設定した試験片(120mm
×80mm、厚さ2mm)に、荷重センサーであるダート
(径5/8インチ)を11m/sec の速度で衝突させ、試
験片の衝撃荷重における変形破壊挙動を測定し、得られ
た衝撃パターンにおける亀裂発生点までにおいて吸収さ
れた衝撃エネルギーを算出し、材料の衝撃強度とした。
また、破壊した試験片の破損状態は5回測定して、5回
全部が延性破壊を◎、4〜3回延性破壊を○、2〜1回
延性破壊を△、全部脆性破壊を×で示した。なお、測定
雰囲気温度は、23℃であった。
【0078】(5)分散形態 耐溶剤性評価試験片から一部を切り出し、トルエン中に
室温、5秒間浸漬し選択的にPPE粒子を溶解させた
後、日立製作所製、走査型電子顕微鏡S−2400型に
て分散粒径を観察した。
【0079】分散粒径が小さくなるとマトリックス成分
中のドメインであるPPEの分散が微細化し、外観光沢
が良好となり、また混合組成物中の相溶性が改良されて
耐衝撃性も改良されることを示す。
【0080】
【表1】
【0081】実施例3 第2ベント口を閉じ、他のベント口を表1に示す各ベン
ト減圧度に保持した以外は実施例1と同様に行った。結
果を表1に示す。
【0082】比較例1 第1〜3ベント口を表1に示す減圧度に保持した以外は
実施例3と同様に行った。結果を表1に示す。
【0083】実施例4 不飽和基と極性基とを併せ持つ化合物(d)として、同
一分子内にエポキシ基とアクリルアミド基を持つ化合物
(鐘淵化学工業(株)製、カネカレジン「AXE」)を
使用し、ヒドロキシアルキル化PPE(e)を配合せ
ず、表1に示す配合比及び各ベント減圧度で実施例2と
同様に行った。結果を表2に示す。
【0084】
【表2】
【0085】比較例2 第1及び第2ベント口を開放(大気圧)し、第3ベント
口の減圧度を300Torrにした以外は実施例4と同様に
行った。結果を表2に示す。
【0086】実施例5 不飽和基と極性基とを併せ持つ化合物(d)及びヒドロ
キシアルキル化PPE(e)の両方とも配合せず、表3
に示す各ベント口減圧度で実施例4と同様に行った。結
果を表3に示す。
【0087】
【表3】
【0088】実施例6 ポリフェニレンエーテル(a)と飽和ポリエステル
(b)以外は何も配合せず、表3に示す各ベント口減圧
度で実施例5と同様に行った。結果を表3に示す。
【0089】比較例3 第1〜3ベント口を全て開放(大気圧)し、実施例6と
同様に行った。結果を表3に示す。
【0090】
【発明の効果】表1〜表3から明らかなように、本発明
の製造方法による耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物の耐衝撃
性は著しく向上しており、これによって本樹脂組成物は
耐熱性と耐衝撃性及び剛性(曲げ弾性率)の機械的強度
バランスが優れ、かつ、成形品の外観光沢が改良された
材料であり、その用途は広く、工業的に有用な材料とな
りうるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で使用した(株)日本製鋼所製TEX4
4二軸混練押出機の説明図である。
【符号の説明】
1 原料投入ホッパー 2 第1ベント口 3 第2ベント口 4 第3ベント口 5 ダイス 6 モーター 7 混練部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大井 重和 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ポリフェニレンエーテル 2〜6
    0重量%及び(b)飽和ポリエステル 40〜98重量
    %よりなるポリエステル組成物(P)を溶融混練するに
    当り、真空装置付きベント口を1以上有する混練機を用
    い、各ベント口を200Torr以下の減圧下に保持するこ
    とを特徴とする耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1のポリエステル組成物(P)1
    00重量部に対して、(c)対衝撃改良材1〜70重量
    部を配合した樹脂組成物を用いる請求項1の樹脂組成物
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1のポリエステル組成物(P)1
    00重量部に対して、(c)耐衝撃改良材1〜70重量
    部及び(d)同一分子内に不飽和基と極性基を併せ持つ
    化合物0.1〜20重量部を配合した樹脂組成物を用い
    る請求項1の樹脂組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1のポリエステル組成物(P)1
    00重量部に対して、(c)耐衝撃改良材 1〜70重
    量部、(d)同一分子内に不飽和基と極性基を併せ持つ
    化合物0.1〜20重量部及び(e)ヒドロキシアルキ
    ル化ポリフェニレンエーテル 1〜70重量部を配合し
    た樹脂組成物を用いる請求項1の樹脂組成物の製造方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100267588B1 (ko) * 1997-02-18 2000-10-16 야마모토 카즈모토 수지조성물의 제조방법

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