JPH0592728U - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH0592728U
JPH0592728U JP010997U JP1099793U JPH0592728U JP H0592728 U JPH0592728 U JP H0592728U JP 010997 U JP010997 U JP 010997U JP 1099793 U JP1099793 U JP 1099793U JP H0592728 U JPH0592728 U JP H0592728U
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JP
Japan
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automatic analyzer
display device
arm portion
measurement conditions
switch
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Pending
Application number
JP010997U
Other languages
English (en)
Inventor
孝一 若竹
Original Assignee
株式会社ニッテク
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Publication date
Application filed by 株式会社ニッテク filed Critical 株式会社ニッテク
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Publication of JPH0592728U publication Critical patent/JPH0592728U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人間工学的に作業性・操作性がよく、立った
ままでも測定条件等を容易に入力することができ、ま
た、表示装置の情報も素早く確実に読み取ることができ
る。 【構成】 自動分析装置の制御手段に測定条件等を入力
するスイッチ群および表示装置を、自動分析装置の機構
部よりも上方手前側に配置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、生化学的分析や免疫学的分析を行う自動分析装置に係り、特に、 操作性を大幅に改善した構成が簡易な自動分析装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】
従来より、この種の自動分析装置は種々提案されているが、近年の多くの自動 分析装置にあっては、装置全体が非常に小型化・高性能化しているのが現状であ る。
【0003】 ところで、このような小型化・高性能化された自動分析装置は、一般に、デス ク等の作業台の上に配置されて使用されているのが現状である。
【0004】 しかしながら、従来のこの種の自動分析装置に装備される測定条件等を入力す るスイッチ群やCRTなどの構成された表示装置を、自動分析装置の本体の下方 手前側に配置したものが殆どであつため、測定条件等を入力する毎に椅子に座っ てキィー入力操作をしたり、或は、表示装置に表示された情報をその都度、椅子 に座って目視確認しなければならないため、かかる作業が非常に煩雑であり、立 ったままでこれらの作業を行なおうとする場合には、無理な姿勢を余儀なくされ るため、非常に操作性が悪く、また、疲労が蓄積し易い、という問題を有してい た。
【0005】 この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするとこ ろは、人間工学的に作業性・操作性がよく、座って操作・目視する場合は勿論、 立ったままでも測定条件を容易に入力することができると共に、表示装置の情報 を、椅子に座ったままでも立ったままでも素早く読み取ることができる自動分析 装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案に係る自動分析装置にあっては、自動分 析装置の制御手段に測定条件等を入力するスイッチ群および表示装置を、自動分 析装置の機構部よりも上方手前側に配置したことを特徴とするものである。
【0007】 また、本考案にあっては、自動分析装置の制御手段に測定条件等を入力するス イッチ群および表示装置を、自動分析装置の機構部よりも上方手前側に配置し、 該スイッチ群および表示装置が配設されたアーム部を、任意の位置に回動させ停 止させることができるように構成したことを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面に示す実施例に基づき、この考案を詳細に説明する。
【0009】 図1乃至図6は、この考案の第1実施例に係る自動分析装置Aを示しており、 この実施例に係る自動分析装置Aは、大略的には分析部Vと制御部Wとから構成 されている。
【0010】 分析部Vは、公知の自動分析装置と同様、反応容器1を所定のタイミングで試 料(血清)分注位置a,第1試薬分注位置b,第2試薬分注・撹拌位置c,光学 測定位置d及び洗浄位置e1 乃至e4 まで移送する反応容器移送装置Bと、測定 すべき検体(血清)が所要量収容されたサンプル容器2と、このサンプル容器2 をサンプル吸引位置fまで直線状に移送するサンプル容器移送装置(図示せず) と、このサンプル容器2内の検体を所要量吸引し上記反応容器1に分注するサン プリングピペット3と、上記反応容器1内に測定項目に対応する第1試薬を分注 する第1試薬用ピペット4と、上記反応容器1内に測定項目に対応する第2試薬 を分注する第2試薬用ピペット5と、この第2試薬ピペット5と連動する撹拌装 置(図示せず)と、光学測定装置7と、洗浄装置8と、前記第1及び第2試薬が 収容された試薬ボトル9を第1試薬吸引位置g或は第2試薬吸引位置hへと移送 する試薬装置10と、から構成されている。尚、この分析部Vを構成する各機構 の構成・作用は、公知の自動分析装置と同様であるので、その詳細な説明をここ では省略する。
【0011】 制御部Wは、各機構の駆動を測定項目に対応して制御するCPUと、検体番号 或はシーケンシャル番号を選択する選択スイッチ群13と、指定された検体番号 或はシーケンシャル番号に対応する分析項目を選択する項目スイッチ14と、指 定された検体番号或はシーケンシャル番号と選択された項目の番号等を表示する CRT等で構成されてなる表示装置15と、スタートスイッチ16と、ストップ スイッチ17と、リセットスイッチ18と、測定結果などを打ち出すプリンター 19とから構成されている。尚、前記制御部CPUは、自動分析装置Aの動作制 御と測定信号の演算及び判定等を行い、また、図4中、符号20はメインスイッ チを夫々示している。さらに、途中で上記分析処理を中止等する場合などには、 ストップスイッチ17をオンし、また、再度分析を行なう場合には、リセットス イッチ18をオンさせる。
【0012】 このように構成された制御部Wの各スイッチ群13,14,16,17および 表示装置15は、自動分析装置本体11の上部から手前側に突設されたアーム部 12の手前側傾斜面12aに並設されて配置されており、このため、作業者が立 ったままの状態でも各スイッチ群13,14,16,17を容易に操作すること ができ、しかも、作業者の目の位置からそれ程離れていない位置に表示装置15 が配置されているので、、立ったままの状態でも表示装置15に表示された情報 を素早く確実に読み取ることができる。
【0013】 また、上記アーム部12は、上記分析部Vの上部を覆うように突設されている ため、検査室内の塵埃が分析部Vに落下して試料・試薬内に混入するのを有効に 防止することができ、開閉カバー等も不要となるので、構成をより簡易化するこ とができる。
【0014】 さらに、上記アーム部12は、図4において仮想線で示されているように、ヒ ンジを介して上方へ回動自在に取り付けられており、メンテナンスのときには、 上記アーム部12を上方へ回動することで、例えば、ポンプ類や電装部品等の点 検・交換作業が装置の前面側から容易に行なうことができるように構成されてい る。
【0015】 図7乃至図11は、本考案の第2実施例に係る自動分析装置Aを示しており、 この実施例に係る自動分析装置Aでは、アーム部22の前面部を、前記第1実施 例とは異なり、垂直に形成し、この垂直面部22aに上記制御部の各スイッチ群 13,14,16,17および表示装置15を配設するとともに、該アーム部2 2を、任意の位置に回動させ停止させることができるように構成した他は、他の 構成・作用は、前記第1実施例の自動分析装置と同様であるので、図面には第1 実施例と同一の符号を付して、その詳細な説明をここでは省略する。
【0016】 即ち、上記アーム部22は、その両端部22b,22bが自動分析装置本体1 1の逆L字状に形成された両側壁23,23の上部に、軸24を介して回転自在 に軸支されている。
【0017】 また、自動分析装置本体11の両側壁23,23の上部には、半円状のギア部 25が形成されていると共に、上記アーム部22の両端部22b,22bの内側 には、上記ギア部25と噛合するバネストッパ体26が配設されており、該バネ ストッパ体26は、上記アーム部22の上下方向回動時には、ギア山に押圧され て弾性変形して、上記アーム部22の回動を許容し、該アーム部22を、任意の 位置に停止させた時には、原形状に復元してギア山間に係合し、該停止位置にア ーム部22を保持するように構成されている。勿論、この考案では、上記アーム 部22を任意の位置に回動させ停止させることができる機構であれば公知の各種 機構を適用することができ、例えば、上記アーム部の両端部の内側或は自動分析 装置本体の両側壁の上部の一方にスプリングで付勢された係合突起を配設し、他 方にこの係合突起と係合する孔を所定間隔毎に開設することで、上記アーム部を 任意の位置に回動させ停止させてもよい。
【0018】 この実施例に係る自動分析装置Aは、以上のように構成されているので、図1 1に示すように、作業者が椅子に座って作業する場合であっても、或は、立った まま作業する場合であっても、その姿勢や身長に対応させた位置にアーム部22 を回動させて停止させることができるので、スイッチ操作や表示の確認を楽な姿 勢で無理なく行なうことができる、という効果が得られる。
【0019】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように、制御手段に測定条件等を入力するスイッチ 群および表示装置を、自動分析装置を構成する各分析手段が配設された位置より 上方手前側に配置したので、人間工学的に作業性・操作性がよく、立ったままで も測定条件を容易に入力することができると共に、表示装置の情報も素早く読み 取ることができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例に係る自動分析装置の全
体構成を示す斜視図である。
【図2】同自動分析装置の平面図である。
【図3】同自動分析装置の正面図である。
【図4】同自動分析装置の右側面図である。
【図5】同自動分析装置のスイッチパネルの一例を示す
正面図である。
【図6】同自動分析装置の制御部の構成例を示すフロー
チャートである。
【図7】この考案の第2実施例に係る自動分析装置の全
体構成を示す斜視図である。
【図8】同自動分析装置のアーム部を上方に回動した状
態を示す斜視図である。
【図9】同自動分析装置の右側面図である。
【図10】同自動分析装置の正面図である。
【図11】同自動分析装置のアーム部を作業者の姿勢に
合わせて上方に回動した状態を示す説明図である。
【符合の説明】
A 自動分析装置 1 反応容器 2 サンプル容器 7 光学測定装置 10 試薬装置 12,22 アーム部 13 選択スイッチ群 14 項目スイッチ 15 表示装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動分析装置の制御手段に測定条件等を
    入力するスイッチ群および表示装置を、自動分析装置の
    機構部よりも上方手前側に配置したことを特徴とする自
    動分析装置。
  2. 【請求項2】 自動分析装置の制御手段に測定条件等を
    入力するスイッチ群および表示装置を、自動分析装置の
    機構部よりも上方手前側に配置し、該スイッチ群および
    表示装置が配設されたアーム部を、任意の位置に回動さ
    せ停止させることができるように構成したことを特徴と
    する自動分析装置。
JP010997U 1992-03-17 1993-02-19 自動分析装置 Pending JPH0592728U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP010997U JPH0592728U (ja) 1992-03-17 1993-02-19 自動分析装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2786192 1992-03-17
JP4-27861 1992-03-17
JP010997U JPH0592728U (ja) 1992-03-17 1993-02-19 自動分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0592728U true JPH0592728U (ja) 1993-12-17

Family

ID=26346360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP010997U Pending JPH0592728U (ja) 1992-03-17 1993-02-19 自動分析装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09127120A (ja) * 1995-10-26 1997-05-16 Kdk Corp 分析装置

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