JPH0592682U - 貫通管溶接部の漏洩試験装置 - Google Patents

貫通管溶接部の漏洩試験装置

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JPH0592682U
JPH0592682U JP034113U JP3411392U JPH0592682U JP H0592682 U JPH0592682 U JP H0592682U JP 034113 U JP034113 U JP 034113U JP 3411392 U JP3411392 U JP 3411392U JP H0592682 U JPH0592682 U JP H0592682U
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JP
Japan
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pipe
spacer
end plate
container
leak test
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Pending
Application number
JP034113U
Other languages
English (en)
Inventor
俊二 小林
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々の壁面形状に対応でき、製作コストの低
減および作業能率の向上を可能とする。 【構成】 容器1に溶接により取付けた貫通管11の端
部11aにこれを閉塞するように取付けられる端板17
と、該端板17と容器1の壁面との間に貫通管11およ
び石鹸水の塗られた溶接部12を覆うように介設され、
軸方向に複数に分割された透明材質製の円筒状スペーサ
18と、該スペーサ18内を負圧にする真空ポンプ19
とを備えたことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、原子炉発電所におけるコンクリート製格納容器の貫通管溶接部の漏 洩試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、原子炉格納容器としては、鋼製のものからライナを内面に有するコンク リート製のものに主流が移ってきている。図3に示すようにこのコンクリート製 格納容器1は、鉄筋コンクリートにより円筒状の容器本体2が形成され、この容 器本体2の内面には薄い鋼板製のライナ3が張設されている。
【0003】 この格納容器1内には円筒状のペデスタル4が設けられ、このペデスタル4上 には原子炉圧力容器5が設置される。ペデスタル4の上端部と格納容器1の内壁 との間にはダイヤフラムフロア6が設けられ、このダイヤフラムフロア6を境に 上部ドライウェル7とサプレッションチェンバ8とが上下に形成され、ペデスタ ル4内には下部ドライウェル9が形成される。
【0004】 上記格納容器1には、これを貫通するペネトレーション(貫通管構造)10が 設けられている。このペネトレーション10は貫通管11を格納容器1の側壁に 貫通状態に取付けてなり、貫通管11がライナ3(具体的にはライナ3に補強用 に設けられたインサートプレート)を貫通する部分には漏洩防止のための溶接が 施される。このため、その溶接部12の漏洩試験が義務付けられ、この漏洩試験 に真空箱式の漏洩試験装置が用いられている。
【0005】 この漏洩試験装置による漏洩試験は、先ず溶接部12の表面に石鹸水を塗り、 溶接部12上に真空箱をあてがって真空引きし、溶接部12表面からの空気洩れ による泡の発生の有無を覗き窓から観察するものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の漏洩試験装置にあっては、真空箱が環状の溶接部12に 沿う円弧状に形成され、溶接部12の一部しか覆うことができなかったので、複 数回に分けて試験を実施しなければならず、その都度真空引きを行う必要がある ことと、非試験部が残らないようにラップさせて試験する必要があることから、 時間がかかり作業能率が悪いという問題がある。なお、溶接部全体を覆う真空箱 を形成することも考えられるが、図4に示すように格納容器1に対する貫通管1 1の取付け位置によって貫通管11に対する格納容器1の壁面形状が種々変るた め、この壁面形状に合った真空箱を作製しなければならず、コストがかかる問題 がある。
【0007】 そこで、本考案の目的は、種々の壁面形状に対応でき、コストの低減および作 業能率の向上が図れる貫通管溶接部の漏洩試験装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、容器に溶接により取付けた貫通管の端部 にこれを閉塞するように取付けられる端板と、該端板と容器の壁面との間に貫通 管および石鹸水の塗られた溶接部を覆うように介設され、軸方向に複数に分割さ れた透明材質製の円筒状スペーサと、該スペーサ内を負圧にする真空ポンプとを 備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】
上記構成によれば、端板とスペーサにより貫通管の外周の溶接部全体が覆され るため、真空ポンプでスペーサ内を真空引きすることにより一回で漏洩試験を行 うことができ、作業能率が向上する。また、スペーサが軸方向に複数に分割され ているため、容器の壁面に当接される部分の分割片を種々の壁面形状に合ったも のに形成しておくだけで、種々の壁面形状に対応することができ、コストの低減 が図れる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
【0011】 図1において、1は原子力発電所のコンクリート製格納容器で、鉄筋コンクリ ート製の容器本体2の内面にライナ3を張設して構成されている。この格納容器 1には貫通管11が取付けられ、ライナ3における貫通管11の貫通部は漏洩防 止のために溶接されている。なお、具体的には、貫通管11が取付けられるライ ナ3の部分には補強用として厚肉のインサートプレート13が設けられ、容器本 体2の外壁にはフランジプレート14が設けられている。そして、貫通管11と インサートプレート13およびフランジプレート14との間にはガセットプレー ト15が溶接されている。
【0012】 16は格納容器1内壁のライナ3(具体的には、インサートプレート13)と 貫通管11との間に形成された環状の溶接部12の漏洩試験を行うための装置で ある。この漏洩試験装置16は、ライナ3より突出した貫通管11の端部11a にこれを閉塞するように取付けられる端板17と、この端板17と格納容器1の 壁面との間に貫通管11および石鹸水の塗られた溶接部12を覆うように介設さ れ、軸方向に複数に分割された透明材質製の円筒状スペーサ18と、このスペー サ18内を負圧にする真空ポンプ19とから主に構成されている。
【0013】 上記端板17は貫通管11の外径よりも大きい直径の円板状に形成され、中央 部には貫通管11の端部11aに嵌挿される栓体20が一体形成されている。こ の栓体2には貫通管11との間をシールするシール部材としてOリング21が取 付けられている。上記端板17はボルト22により貫通管11の端部11aに取 付けられる。
【0014】 上記スペーサ18はアクリル等の透明な合成樹脂により貫通管11の外径より も大きい内径の円筒状に形成され、実施例では3個の分割片18a〜18cに分 割されている。特に、端板側の分割片18aと中央の分割片18bの両端部およ びライナ側の分割片18cの一端部は図2に示すように端板17と平行に形成さ れ、ライナ側分割片18cの他端部18xは格納容器1の壁面形状に対応して形 成されている。また、分割片18の端部には端板17との間、ライナ3との間お よび分割片同士の間をシールするシール部材としてOリング23が取付けられて いる。端板側分割片18aにはスペーサ18内を真空引きするための真空ポンプ 19が吸引管24を介して接続されている。
【0015】 以上の構成からなる漏洩試験装置16を用いて漏洩試験を実施する場合には、 先ず溶接部12の全周表面に石鹸水を塗り、端板17をこれとライナ3との間に スペーサ18を介在させた状態でボルト22により貫通管11の端部11aに取 付ける。次いで、真空ポンプ19によりスペーサ18内を真空引きすると、スペ ーサ18内が負圧になることにより溶接部12に漏洩部がある場合にはその部分 からの空気洩れにより石鹸水に泡が発生する。溶接部12の空気洩れの有無は透 明材質製のスペーサ18を通して観察される。
【0016】 この様に貫通管11の端部11aにこれを閉塞するように取付けられる端板1 7と、この端板17とライナ3との間に貫通管11の外周を覆うように介設され るスペーサ18により溶接部12の全体が覆われるため、従来の円弧状真空箱と 違って、一回で試験を行うことができ、作業能率が向上する。また、スペーサ1 8が軸方向に複数に分割されているため、ライナ側分割片18cの端部18xを 種々の壁面形状に合ったものに形成して用意しておくことにより、ライナ側分割 片18cを取替えるだけで種々の壁面形状に対応することができ、コストの低減 が図れる。更に、端板側分割片18aや中央分割片18bのように両端部の平行 な分割片を種々の長さのものに形成して用意しておくことにより、スペーサ18 の長さを貫通管11の突出長さに対応して調整することができる。
【0017】 なお、前記実施例では、スペーサ18を3個の分割片18a〜18cに分割し たが、その個数は限定されず、2個であってもよい。また、シール部材としてO リング21,23を使用したが、ゴム製パッキンであってもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上要するに本考案によれば、端板とスペーサにより貫通管の外周の溶接部全 体が覆されるため、真空ポンプでスペーサ内を真空引きすることにより一回で漏 洩試験を行うことができ、作業能率の向上が図れると共に、スペーサが軸方向に 複数に分割されているため、容器の壁面に当接される部分の分割片を種々の壁面 形状に合ったものに形成しておくだけで、種々の壁面形状に対応することができ 、コストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る貫通管溶接部の漏洩試験装置の一
実施例を示す断面図である。
【図2】図1のA−A方向から見た平面図である。
【図3】コンクリート製格納容器の断面図である。
【図4】貫通管に対する格納容器の壁面形状を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 容器(格納容器) 11 貫通管 12 溶接部 17 端板 18 スペーサ 19 真空ポンプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器に溶接により取付けた貫通管の端部
    にこれを閉塞するように取付けられる端板と、該端板と
    容器の壁面との間に貫通管および石鹸水の塗られた溶接
    部を覆うように介設され、軸方向に複数に分割された透
    明材質製の円筒状スペーサと、該スペーサ内を負圧にす
    る真空ポンプとを備えたことを特徴とする貫通管溶接部
    の漏洩試験装置。
JP034113U 1992-05-22 1992-05-22 貫通管溶接部の漏洩試験装置 Pending JPH0592682U (ja)

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JP034113U JPH0592682U (ja) 1992-05-22 1992-05-22 貫通管溶接部の漏洩試験装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012127766A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Ihi Corp 配管貫通溶接部真空箱試験方法及び装置
JP2013170671A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Toshiba Corp 壁面貫通部閉塞装置およびその閉塞方法
JP5608300B1 (ja) * 2014-04-08 2014-10-15 株式会社信明産業 成形止水材の止水検査装置又は止水検査方法

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