JP5608300B1 - 成形止水材の止水検査装置又は止水検査方法 - Google Patents

成形止水材の止水検査装置又は止水検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡便且つ適切に成形止水材の止水検査を行うことができる検査装置又は検査方法の提供。
【解決手段】 被取付部材の外面に該被取付部材の長手方向と直交するように成形止水材を取り付け、該成形止水材を取り付けた被取付部材を埋設した直方体状のコンクリートブロックを成形し、該埋設した被取付部材の長手方向の一端部を上記コンクリートブロックの一側面において開放すると共に同他端部を上記コンクリートブロックの他側面において開放する構成を有し、該被取付部材の一端部とその周囲の上記コンクリートブロックの一側面を浸水させる貯水部と、該貯水部に給水する給水手段と、該給水手段により上記貯水部に貯まった水を加圧する加圧手段と、上記貯水部に貯まった水の水圧を測定する水圧測定手段とを備えた止水検査装置、又は該止水検査装置を利用した止水検査方法を提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は打設コンクリートと該打設コンクリート内に埋設される部材の外面間に生ずる微細間隙又は隣接するコンクリート二次製品間に生ずる間隙内に介在配置し止水に供する成形止水材の止水状態を検査する装置又は方法に関するものである。
配管用スリーブや型枠用セパレータの如きコンクリート内に埋設される部材の埋設部分には当該部材の外面と打設コンクリート間に構造物の外部から内部に通ずる微細間隙が生じ、又ボックスカルバートやトンネルセグメントの如きコンクリート二次製品の継手部分にも構造物の外部から内部に通ずる間隙が生じ、これら間隙を通じて浸入する雨水や地下水等の浸入水が構造物内部へ到達するのを阻止する成形止水材が種々開発されている。
上記用途に用いる成形止水材の止水検査を行う装置又は方法として、従来は確立したものが存在せず、簡便且つ適切に止水検査を行うことができる検査装置又は検査方法が望まれている。
従来の止水検査装置の一例として、図7・図8に示す装置が既知であり、当該装置は円筒状の被取付部材21の外周面21aに該被取付部材21の長手方向と直交するようにリング状の成形止水材22を二個取り付け、該二個の成形止水材22を取り付けた被取付部材21を埋設した直方体状のコンクリートブロック23を成形し、該埋設した被取付部材21の長手方向の一端部21bを上記コンクリートブロックの一側面23aにおいて開放すると共に同他端部21cを上記コンクリートブロックの他側面23bにおいて開放する構成を有している。
加えて、給水管24を上記コンクリートブロック23の成形時に垂直に埋設し、該給水管24の給水口24aを上記被取付部材21に取り付けられた二個の成形止水材22間における外周面21a上で解放する構成を有している。又図中25は給水管24の給水口24aから供給された水が両脇の上記成形止水材22によって止水され、当該止水されて貯まった水の水圧を測定する水圧測定手段である。
上記従来の止水検査装置にあっては、コンクリートブロック23の成形時に給水管24を埋設するに際し、該給水管24の下端に存する給水口24aの周囲のコンクリートの流動性が悪く、図8に示すように、不自然な脆弱部26又は空隙27を形成してしまう。
よって、本来の被取付部材21及び成形止水材22の埋設状態には存在しない脆弱部26や空隙27から水が侵入することとなり、使用実情に沿った止水状態を検査することができないおそれがある。
本発明は、簡便且つ適切に止水検査を行うことができる検査装置又は検査方法を提供し、もって、従来存しなかった成形止水材の検査の確立を図るため開発されたものである。
要述すると、本発明に係る成形止水材の止水検査装置は、被取付部材の外面に該被取付部材の長手方向と直交するように成形止水材を取り付け、該成形止水材を取り付けた被取付部材を埋設した直方体状のコンクリートブロックを成形し、該埋設した被取付部材の長手方向の一端部を上記コンクリートブロックの一側面において開放すると共に同他端部を上記コンクリートブロックの他側面において開放する構成を有し、該被取付部材の一端部とその周囲の上記コンクリートブロックの一側面を浸水させる貯水部と、該貯水部に給水する給水手段と、該給水手段により上記貯水部に貯まった水を加圧する加圧手段と、上記貯水部に貯まった水の水圧を測定する水圧測定手段とを備えることにより、上記貯水部内の上記コンクリートブロックの一側面から上記被取付部材の外面に沿う間隙を通じ浸入する侵入水が上記コンクリートブロックの他側面から染み出したか否かによって上記止水材による止水状態を確認すると共に当該止水状態と上記貯水部における水圧との相関関係を確認することができる。
加えて、上記被取付部材の他端部を固定する固定部を備え、該固定部により上記被取付部材が上記貯水部における水圧により上記コンクリートブロックから抜け外れるのを防止する。
又上記コンクリートブロックの上記一側面及び上記他側面以外の四面を金属製の板で覆い、当該コンクリートブロックの崩壊を防止する。
又本発明に係る止水検査方法は以下のA乃至の工程を有することを特徴とする。
A:被取付部材の外面に該被取付部材の長手方向と直交するように成形止水材を取り付ける、
B:上記成形止水材を取り付けた被取付部材を埋設した直方体状のコンクリートブロックを成形し、該埋設した被取付部材の長手方向の一端部を上記コンクリートブロックの一側面において開放すると共に同他端部を上記コンクリートブロックの他側面において開放する、
C:上記被取付部材の他端部を固定し該被取付部材が上記貯水部における水圧により上記コンクリートブロックから抜け外れるのを防止する、
:該被取付部材の一端部とその周囲の上記コンクリートブロックの一側面を浸水させる貯水部と、該貯水部に給水する給水手段と、該給水手段により上記貯水部に貯まった水の水圧を測定する水圧測定手段とを用意し、上記貯水部に上記給水手段により給水する、
:加圧手段を用意し、上記貯水部内に貯まった水を加圧する、
:上記貯水部内の上記コンクリートブロックの一側面から上記被取付部材の外面に沿う間隙を通じ浸入する侵入水が上記コンクリートブロックの他側面から染み出したことを確認できるまで上記加圧手段による加圧を継続する、
:上記侵入水が上記コンクリートブロックの他側面から染み出したか否かによって上記止水材による止水状態を確認すると共に当該止水状態と上記貯水部における水圧との相関関係を確認する。
又上記コンクリートブロックの上記一側面及び上記他側面以外の四面を金属製の板で覆い、当該コンクリートブロックの崩壊を防止する。
本発明に係る成形止水材の止水検査装置又は止水検査方法によれば、容易に成形止水材の使用実態に即した検査を行うことができ、成形止水材の開発に大いに貢献できる。
本発明に係る止水検査装置の斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 貯水部と被取付部材との関係を概示する正面図である。 本発明に係る止水検査装置の他例を示す断面図である。 コンクリートブロックの断面図である。 本発明に係る止水検査方法の工程を概示するフローチャートである。 従来の止水検査装置の斜視図である。 従来の止水検査装置のB−B線断面図である。
以下本発明に係る止水検査装置及び止水検査方法を図1乃至図6に基づき説明する。
≪止水検査装置≫
本発明に係る成形止水材の止水検査装置は図1乃至図3に示すように、基本構造として、被取付部材1及び該被取付部材1に取り付けられた成形止水材2を埋設するコンクリートブロック3と、該コンクリートブロック3を固定し支持する架台4とから成る構成を有している。尚図中5は架台4を構成するC形のチャンネル材であり、該チャンネル材5を縦横に組み合わせボルト締めして架台4を構成する。
加えて、本発明に係る止水検査装置は、被取付部材1の一端部1bとその周囲のコンクリート面(コンクリートブロック3の側面3a)を浸水させる貯水部6と、該貯水部6に給水する水道管と蛇口から成る給水手段7と、該給水手段7により貯水部6に貯まった水の水圧を測定する圧力計から成る水圧測定手段8とを備えている。尚図中9は給水前に貯水部6内に存する空気を排出する空気排出手段であり、図中10は水圧測定手段8と貯水部6とを連通させる連通管である。
又図2に示すように、給水手段7に更に手動式又は電動式のポンプから成る加圧手段15を連設し、貯水部6内の水を加圧する。
≪被取付部材1及び成形止水材2を埋設したコンクリートブロック3の構成≫
次に本発明に係る止水検査装置の細部構造について説明する。
まず、上記被取付部材1は図示の如く円筒状を呈し、該被取付部材1の外周面(外面)1aの中途部に該被取付部材1の長手方向に直交するように、ゴム(水膨張ゴム、非膨張ゴム)等のシール性を有する材をリング状に成形した成形止水材2を嵌合して取り付ける構成となっている。
そして上記成形止水材2を取り付けた被取付部材1をコンクリートブロック3形成用の型枠内に配し、該型枠を介してコンクリートを打設して養生し、図2に示すように、上記成形止水材2を取り付けた被取付部材1を埋設した構成のコンクリートブロック3を成形する。
又上記コンクリートブロック3は、上記埋設した被取付部材1の長手方向の一端部1bをコンクリートブロック3の一側面3aにおいて開放すると共に同他端部1cを上記コンクリートブロック3の他側面3bにおいて開放する構成、すなわち被取付部材1をコンクリートブロック3の一側面3a側から他側面3b側へ貫通するように埋設する構成を有している。尚被取付部材1の解放された一端部1bには後記する貯水部6から該被取付部材1の筒状内部への水の浸入を防ぐキャップ11が取り付けられている。又被取付部材1の解放された他端部1cには後記する固定部12と係合する環状の押さえ部13が取り付けられている。
又コンクリートブロック3は、本発明に係る止水検査装置の他例である図4・図5に示すように、一側面3a及び他側面3b以外の四面、すなわち上面3c及び下面3dと上記一側面3a及び上記他側面3b以外の側面3e・3fを金属製の板14で覆う構成としても良い。該金属製板14は左右端部に屈曲片14aを有し、隣接する金属製板14の屈曲片14a同士をボルト締めして上記四面を覆う。このように金属製板14でコンクリートブロック3の四面を覆うのは、成形止水材2に用いられている水膨張ゴムが膨張することにより当該コンクリートブロック3にヒビ割れが生じ、ひいては当該コンクリートブロック3が崩壊するのを防止するためである。
≪貯水部6、給水手段7、水圧測定手段8及び加圧手段15の構成≫
図1乃至図4に示すように、上記貯水部6は後記架台4の一方の支持部4Bに形成された矩形状の凹部6´と上記コンクリートブロック3の一側面3aとから成り、上記被取付部材1の一端部1bとその周囲の上記コンクリートブロック3の一側面3aを浸水させる構成となっている。又上記貯水部6の前面6a(コンクリートブロックの一側面3aとの対向面)には後記する給水手段7を受け入れる給水手段受入孔6bを穿設する構成となっている。更に上面6cには後記する水圧測定手段8と連通する連通管10を受け入れる水圧測定手段受入孔6dを穿設する構成となっている。
又給水手段7は上記貯水部6の前面6aに穿設された給水手段受入孔6bを介し該貯水部6と連設する構成となっている。又該給水手段7に更に加圧手段15を連設する構成となっている。
又水圧測定手段8は上記貯水部6の上面6cに穿設された水圧測定手段受入孔6dを介し、連通管10を通じて上記貯水部6内の水圧を測定可能となるように連設されている。尚図2・図4中の17は貯水部6の上面6c側又は下面6e側からの水漏れを防止するパッキンである。
≪架台4の構成≫
図1乃至図4に示すように、架台4はC形のチャンネル材5を縦横に組み合わせボルト締めして構成され、土台部4Aと上記コンクリートブロック3及び上記貯水部6を固定支持する一対の支持部4Bとから成る。
土台部4Aは左右方向に横たわる一対のチャンネル材5と該一対のチャンネル材5上に重ねた前後方向に横たわる一対のチャンネル材5とから成り、これら上下二段のチャンネル材5をボルト締めして構成する。
又一対の支持部4Bは上記土台部4Aの上段のチャンネル材5から対向して立設し、四本のチャンネル材5をロ字状にボルト締めする構成となっている。又該一対の支持部4Bの一方(図2・図4中、左側の支持部4B)には上記貯水部6を構成する矩形状凹部6´を形成する。そして該一対の支持部4B間に上記コンクリートブロック3を挾持した状態で棒状部材16により連結する構成となっている。
又上記一対の支持部4Bの他方(図2・図4中、右側の支持部4B)には被取付部材他端部1cを押さえ部13を介して固定する固定部12を備えている。該固定部12により被取付部材1が貯水部6の水圧によってコンクリートブロック3から抜け外れるのを防止する。
尚既述した説明においては、被取付部材1として円筒状部材を用いて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、円柱状部材や断面多角形の柱状部材又は筒状部材等のように、コンクリートブロック3を貫通するように埋設でき成形止水材2を取り付けられる部材であれば、特に形状は限定しない。又被取付部材1の材質も特に限定しない。
又成形止水材2としてリング状に成形したものを例示して説明したが、直線状に成形した成形止水材2を被取付部材1の外面1cに巻着しても良い。又実施に応じて複数の成形止水材2を被取付部材1に取り付けることも任意である。
≪止水検査方法≫
次に図6に基づき、本発明に係る止水検査方法について説明する。
まずは、上記説明した図1乃至図5に示す止水検査装置を構成することにより、図6に示す初期の一部工程を実施する。
すなわち、止水検査装置を構成することにより、被取付部材1に成形止水材2を取り付ける工程S1、被取付部材1(成形止水材2を取り付けた状態)を埋設したコンクリートブロック3を成形する工程S2、該被取付部材1を埋設したコンクリートブロック3を架台4に固定し支持する工程S3を実施する。
その後、給水手段7により貯水部6への給水を開始し給水工程S4を行う。この際に貯水部6への給水に伴い同貯水部6に存する空気が空気排出手段9により排出されつつ同貯水部6に徐々に水が貯まる。次いで貯水部6に貯まった水に加圧手段15により加圧工程S5を行う。
そして、貯水部6に貯まり加圧された水の一部は、コンクリートブロック3のコンクリートと被取付部材1の外面1a間に生ずる僅かな厚みの空隙、つまり被取付部材1の外面1aに沿ってコンクリートブロック3の一側面3aから同他側面3bに通ずる微細間隙に侵入する。
上記微細間隙に侵入した侵入水は被取付部材1の外面1aに沿って同被取付部材1の一端部1b側から同他端部1c側へと徐々に侵入を継続する。そして該侵入水が成形止水材2まで到達すると、該成形止水材2が侵入水を堰き止め止水を行う。
上記成形止水材2が不良である場合、正常であっても上記侵入水による水圧に耐えられなくなった場合には、上記侵入水が成形止水材2を乗り越えて上記微細間隙内を更に進み、被取付部材1の外面1aに沿って他端部1c側に到達し、すなわちコンクリート3の他側面3bに到達して染み出す。このコンクリート3の他側面3bからの侵入水の染み出しを目視により確認する工程が図6のS6である。
該確認工程S6は上記加圧工程5と並行に行い、侵入水の染み出しが確認できなければ、水圧測定手段8により貯水部6の水圧を測定S7し、該貯水部6内の水への加圧工程S5を継続する。
又侵入水の染み出しを確認した場合、水圧測定手段8により貯水部6の水圧を測定する工程S8を経て終了する。
したがって、本発明に係る止水検査方法によれば、簡易構造の上記止水検査装置を構成することにより上記S1乃至S3の工程を実施して成形止水材2の使用状態に沿う状況を適切に再現し、更に上記S4乃至S8の工程によって成形止水材2の止水状態と貯水部6内の水圧との相関関係を容易に確認することでき、検査対象の成形止水材2がどの程度の水圧まで健全に止水効果を保つことができるかを確認することができる。
これにより、成形止水材2の取付予定箇所における雨水や地下水の水圧にどの程度まで耐えうるかを明白に把握できる。又検査結果により成形止水材2の取付予定箇所を適宜選択できる。
本発明に係る成形止水材の止水検査装置又は止水検査方法によれば、容易且つ適切に成形止水材の止水状態をチェックすることができ、どの程度の水圧まで耐えうるかを明確に把握できる。
よって、本発明に係る止水検査装置又は止水検査方法は、確立した止水検査装置又は止水検査方法として採用され得るものであり、ひいては多種多様のコンクリート構造物に用いられる成形止水材の開発に大いに貢献できる。
1…被取付部材、1a…外面(外周面)、1b…一端部、1c…他端部、2…成形止水材、3…コンクリートブロック、3a…一側面、3b…他側面、3c…上面、3d…下面、3e…側面、3f…側面、4…架台、4A…土台部、4B…支持部、5…チャンネル材、6…貯水部、6a…前面、6b…給水手段受入孔、6c…上面、6d…水圧測定手段受入孔、6e…下面、6´…凹部、7…給水手段、8…水圧測定手段、9…空気排出手段、10…連通管、11…キャップ、12…固定部、13…押さえ部、14…金属製板、14a…屈曲片、15…加圧手段、16…棒状部材、17…パッキン、21…被取付部材、21a…外周面、21b…一端部、21c…他端部、22…成形止水材、23…コンクリートブロック、23a…一側面、23b…他側面、24…給水管、24a…給水口、25…水圧測定手段、26…脆弱部、27…空隙、S1…被取付部材への成形止水材の取付工程、S2…コンクリートブロックの成形工程、S3…コンクリートブロックの固定支持工程、S4…給水工程、S5…加圧工程、S6…侵入水の染み出し確認工程、S7…水圧測定工程、S8…水圧測定工程。

Claims (4)

  1. 取付部材の外面に該被取付部材の長手方向と直交するように成形止水材を取り付け、該成形止水材を取り付けた被取付部材を埋設した直方体状のコンクリートブロックを成形し、該埋設した被取付部材の長手方向の一端部を上記コンクリートブロックの一側面において開放すると共に同他端部を上記コンクリートブロックの他側面において開放する構成を有し、該被取付部材の一端部とその周囲の上記コンクリートブロックの一側面を浸水させる貯水部と、該貯水部に給水する給水手段と、該給水手段により上記貯水部に貯まった水を加圧する加圧手段と、上記貯水部に貯まった水の水圧を測定する水圧測定手段とを備え、上記貯水部内の上記コンクリートブロックの一側面から上記被取付部材の外面に沿う間隙を通じ浸入する侵入水が上記コンクリートブロックの他側面から染み出したか否かによって上記止水材による止水状態を確認すると共に当該止水状態と上記貯水部における水圧との相関関係を確認する成形止水材の止水検査装置において、上記被取付部材の他端部を固定する固定部を備え、該固定部により上記被取付部材が上記貯水部における水圧により上記コンクリートブロックから抜け外れるのを防止することを特徴とする成形止水材の止水検査装置。
  2. 上記コンクリートブロックの上記一側面及び上記他側面以外の四面を金属製の板で覆い、当該コンクリートブロックの崩壊を防止することを特徴とする請求項記載の成形止水材の止水検査装置。
  3. 下のA乃至の工程を有することを特徴とする成形止水材の止水検査方法
    A:被取付部材の外面に該被取付部材の長手方向と直交するように成形止水材を取り付ける、
    B:上記成形止水材を取り付けた被取付部材を埋設した直方体状のコンクリートブロックを成形し、該埋設した被取付部材の長手方向の一端部を上記コンクリートブロックの一側面において開放すると共に同他端部を上記コンクリートブロックの他側面において開放する、
    C:上記被取付部材の他端部を固定し該被取付部材が上記貯水部における水圧により上記コンクリートブロックから抜け外れるのを防止する、
    :該被取付部材の一端部とその周囲の上記コンクリートブロックの一側面を浸水させる貯水部と、該貯水部に給水する給水手段と、該給水手段により上記貯水部に貯まった水の水圧を測定する水圧測定手段とを用意し、上記貯水部に上記給水手段により給水する、
    :加圧手段を用意し、上記貯水部内に貯まった水を加圧する、
    :上記貯水部内の上記コンクリートブロックの一側面から上記被取付部材の外面に沿う間隙を通じ浸入する侵入水が上記コンクリートブロックの他側面から染み出したことを確認できるまで上記加圧手段による加圧を継続する、
    :上記侵入水が上記コンクリートブロックの他側面から染み出したか否かによって上記止水材による止水状態を確認すると共に当該止水状態と上記貯水部における水圧との相関関係を確認する。
  4. 上記コンクリートブロックの上記一側面及び上記他側面以外の四面を金属製の板で覆い、当該コンクリートブロックの崩壊を防止することを特徴とする請求項記載の成形止水材の止水検査方法。
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