JPH0592635U - 圧電振動ジャイロ - Google Patents

圧電振動ジャイロ

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JPH0592635U
JPH0592635U JP064819U JP6481992U JPH0592635U JP H0592635 U JPH0592635 U JP H0592635U JP 064819 U JP064819 U JP 064819U JP 6481992 U JP6481992 U JP 6481992U JP H0592635 U JPH0592635 U JP H0592635U
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JP
Japan
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piezoelectric
columnar
columnar piezoelectric
vibrators
vibrating gyro
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Pending
Application number
JP064819U
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English (en)
Inventor
紀久夫 敦賀
洋 阿部
長幸 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Publication of JPH0592635U publication Critical patent/JPH0592635U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 干渉ノイズ信号を防止することができる高精
度の圧電振動ジャイロを提供することにある。 【構成】 柱状圧電振動子の屈曲モードを利用して駆動
及び検出を行う圧電振動ジャイロにおいて，共振周波数
数の異なる２個の柱状圧電振動子１ａ，１ｂを直交させ
て同一のケース５内に設置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は，カメラ一体型ＶＴＲの手振れ防止や自動車等の移動体及びこれに搭 載される機器の姿勢制御に用いられるジャイロスコープのうち，特に圧電振動子 の超音波振動を用いた圧電振動ジャイロに関する。
【０００２】
【従来の技術】
圧電振動ジャイロは，振動している物体に回転角速度が与えられると，その振 動方向と直角な方向にコリオリ力を生じるという力学現象を利用したジャイロス コープである。一般に直交する二つの異なる方向に振動を励振及び検出可能にし た複合振動系において，一方の振動を励振した状態で振動子を回転させると，前 述のコリオリ力の作用により，この振動方向と直角方向に力が働き，他方の振動 が励振動される。この振動の大きさは，駆動側の振動の大きさ及び回転角速度に 比例するため，駆動電圧を一定にした場合，出力電圧の大きさから回転角速度の 大きさを求めることができる。
【０００３】 例えば，カメラ一体型ＶＴＲにおいて，手振れの大きさを検出して画面のぶれ を補正する場合，光軸と垂直で垂直軸及び光軸と垂直で水平軸の２つの軸の回り の回転角速度を検出する必要がある。従来の圧電振動ジャイロにおいては，柱状 圧電振動子を用い，駆動および検出回路を内臓して金属ケースに封入した圧電振 動ジャイロ２個において、振動子の寸法が同じであって共振周波数が近い２個の 柱状圧電振動子を直交させて配置していた。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の圧電振動ジャイロにおいては，それぞれの振動子の共振周波数 が近いとお互いの振動子の振動が空気中あるいは共通の支持ベースを通り相手に 伝達され，干渉ノイズ信号となってジャイロ特性を劣化させるという問題がある 。
【０００５】 本考案の技術的課題は，干渉ノイズ信号を防止することができる高精度の圧電 振動ジャイロを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、柱状圧電振動子の屈曲モードを利用して駆動及び検出を行う 圧電振動ジャイロにおいて，共振周波数数の異なる２個の柱状圧電振動子を直交 させて同一のシステム内に設置したことを特徴とする圧電振動ジャイロが得られ る。
【０００７】 また、本考案によれば、柱状圧電振動子の屈曲モードを利用して駆動及び検出 を行う圧電振動ジャイロにおいて，共振周波数数の異なる２個の柱状圧電振動子 を直交させて同一のケース内に設置したことを特徴とする圧電振動ジャイロが得 られる。
【０００８】 また、本考案によれば、柱状圧電振動子の屈曲モードを利用して駆動及び検出 を行う圧電振動ジャイロにおいて，共振周波数数の異なる２個の柱状圧電振動子 を直交させて同一の実装基板に設置したことを特徴とする圧電振動ジャイロが得 られる。
【０００９】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
【００１０】 図１は，本考案の１実施例に係る圧電振動ジャイロを示す斜視図である。柱状 圧電振動子１ａが基板２上の定められた位置に配置されている。そして，この柱 状圧電振動子１ａは、屈曲モードの振動を行わせるときにノードとなる部分が基 板２に固定された支持部材３で支持されている。前記基板２上には、柱状圧電振 動子１ａを駆動検出する複数の電子回路部品４が実装されている。これらの基板 ２、柱状圧電振動子１ａおよび電子回路部品４は，金属ケース５の中に収容され いる。これらの電子回路部品４は、リードフレーム６により外部機器に接続され ている。
【００１１】 また、別の柱状圧電振動子１ｂが基板７上に前記柱状圧電振動子１ａと直交し て配置されている。そして，この柱状圧電振動子１ｂは、屈曲モードの振動を行 わせるときにノードとなる部分が基板に固定された支持部材８で支持されている 。前記基板７上には、柱状圧電振動子１ｂを駆動検出する複数の電子回路部品９ が実装されている。これらの基板７、柱状圧電振動子１ｂおよび電子回路部品９ は，前記金属ケース５の中に収容されている。これらの電子回路部品９は、リー ドフレーム６により外部機器に接続されている。
【００１２】 図２は，本考案の他の実施例に係る圧電振動ジャイロを示す斜視図である。図 ２に示すように，２個の柱状圧電振動子１ａ，１ｂが同一の基板１０上の定めら れた位置に互いに直交して配置されいる。そして，これらの柱状圧電振動子１ａ ，１ｂは、屈曲モードの振動を行わせるときにノードとなる部分がそれぞれ基板 １０に固定された支持部材１１，１２で支持されている。
【００１３】 前記基板１０上には、柱状圧電振動子１ａ，１ｂを駆動検出する複数の電子回 路部品１３が実装されている。これらの基板１０、柱状圧電振動子１ａ，１ｂお よび電子回路部品１３は，同一の金属ケース１４の中に収容されている。これら の電子回路部は、リードフレーム１５により外部機器に接続されている。図２に 示す実施例においては、２個の柱状圧電振動子１ａ，１ｂが同一の基板１０上の 定められた位置に互いに直交して配置されいるから、柱状圧電振動子１ａ，１ｂ の直交精度を向上させることができる。
【００１４】 前述したように，同一ケース内に２個の柱状圧電振動子を入れた場合，それぞ れの柱状圧電振動子の共振周波数が近いとお互いの柱状圧電振動子の振動が空気 中あるいは共通の支持ベースを通り相手に伝達され，ノイズ信号となってジャイ ロ特性を劣化させる。
【００１５】 そこで，本考案の実施例では，その対策を，柱状圧電振動子の直径，長さの異 なる２個の柱状圧電振動子を用いて，共振周波数の異なる圧電振動ジャイロを組 み合わせることにより行った。ここで，柱状圧電振動子の共振周波数ｆｒは，振 動子の直径をＤ，長さをＬとして次の数１式で表される。
【００１６】 ｆｒ＝（αm 2 ・Ｄ／８πＬ2 ）・√（Ｅ／ρ）…（数１） 上記数１式中で，αm は定数，Ｅはヤング率，ρは密度である。
【００１７】 本考案の実施例における２個の柱状圧電振動子１ａ，１ｂは、直径がＤａ，Ｄｂ であり、長さがＬａ，Ｌｂであって、Ｄａ≠ＤｂかつＬａ≠Ｌｂであるように設 定して共振周波数が異なるようにしてある。
【００１８】 なお、共振周波数数の異なる２個の柱状圧電振動子１ａ，１ｂは、直交させて 同一のシステム内に設置してもよい。
【００１９】
【考案の効果】
本考案は、干渉ノイズ信号を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の１実施例に係る圧電振動ジャイロを示
す斜視図である。
【図２】本考案の他の実施例に係る圧電振動ジャイロを
示す斜視図である。
【符号の説明】
１ａ，１ｂ 柱状圧電振動子 ２，７，１０ 基板 ３，８，１１，１２ 支持部材 ４，９，１３ 電子回路部品 ５，１４ 金属ケース

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 柱状圧電振動子の屈曲モードを利用して
    駆動及び検出を行う圧電振動ジャイロにおいて，共振周
    波数数の異なる２個の柱状圧電振動子を直交させて同一
    のシステム内に設置したことを特徴とする圧電振動ジャ
    イロ。
  2. 【請求項２】 柱状圧電振動子の屈曲モードを利用して
    駆動及び検出を行う圧電振動ジャイロにおいて，共振周
    波数数の異なる２個の柱状圧電振動子を直交させて同一
    のケース内に設置したことを特徴とする圧電振動ジャイ
    ロ。
  3. 【請求項３】 柱状圧電振動子の屈曲モードを利用して
    駆動及び検出を行う圧電振動ジャイロにおいて，共振周
    波数数の異なる２個の柱状圧電振動子を直交させて同一
    の実装基板に設置したことを特徴とする圧電振動ジャイ
    ロ。
JP064819U 1992-03-11 1992-09-17 圧電振動ジャイロ Pending JPH0592635U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP064819U JPH0592635U (ja) 1992-03-11 1992-09-17 圧電振動ジャイロ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1210792 1992-03-11
JP4-12107 1992-03-11
JP064819U JPH0592635U (ja) 1992-03-11 1992-09-17 圧電振動ジャイロ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0592635U true JPH0592635U (ja) 1993-12-17

Family

ID=26347675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP064819U Pending JPH0592635U (ja) 1992-03-11 1992-09-17 圧電振動ジャイロ

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JP (1) JPH0592635U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012018174A (ja) * 2005-03-04 2012-01-26 Sony Corp 振動型ジャイロセンサ

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JPS61114123A (ja) * 1984-11-09 1986-05-31 Hitachi Ltd 振動ジヤイロ
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JPH02306111A (ja) * 1989-05-19 1990-12-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 角速度検出装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980715